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  • 角田裕毅 F1サンパウロGPで露呈した「レッドブルが2026年に残せない理由」

    角田裕毅 F1サンパウロGPで露呈した「レッドブルが2026年に残せない理由」

    レッドブル・レーシングのマックス・フェルスタッペンが、F1サンパウロGPの予選でまさかのQ1敗退を喫した。その背景には、角田裕毅のセットアップを参考にしたマシン変更があったと報じられている。

    角田裕毅の実験的フィードバックがフェルスタッペンの走りを崩し、結果的に両者が予選で姿を消すという異例の展開に。チームの判断ミス以上に、レッドブルが2026年に角田を残留させられない理由が浮き彫りになった週末となった。

    フェルスタッペンと角田裕毅、19年ぶりのダブルQ1敗退
    レッドブル・レーシングの2台がそろってQ1で姿を消すのは、実に2006年日本GP以来のことだった。フェルスタッペンは16番手、角田裕毅は19台中最下位。スプリントでクラッシュしたガブリエル・ボルトレトを除き、実質的に最後尾で終えている。

    この結果により、フェルスタッペンはタイトル防衛の望みを絶たれ、チーム代表ヘルムート・マルコも「もう諦めるしかない」と語った。スプリントを制したランド・ノリスがチャンピオンシップリードをさらに広げる一方で、レッドブルは完全に迷走していた。

    角田裕毅の“実験的セットアップ”が引き金に
    英記者アダム・クーパーによると、角田裕毅はスプリントでピットレーンスタートを選び、「ソフト寄りかつ車高を高めた」実験的なセットアップをテストしていた。

    「この方向性が一定の効果を見せたため、マックス・フェルスタッペンも同様のセッティングで予選と決勝に臨むことになった」とクーパーは伝えている。

    しかし、その判断が裏目に出た。オランダ紙『De Telegraaf』によれば、フェルスタッペンは車の挙動に「まったく反応がない」と不満を訴え、予選後には「何も理解できない」「グリップがゼロだ」と語ったという。

    “経験”が裏目に出た角田裕毅の週末
    レッドブルは、従来のデータ主導型アプローチから、ドライバーのフィードバックをより重視する方向に舵を切っていた。ホルヘ・ピエロ記者は「レッドブルは最近、数字よりドライバーの感覚を信じるようになっている。だが今回はそれが完全に逆効果となった」と指摘する。

    角田裕毅の助言がマシンの挙動悪化を招き、フェルスタッペンの不振につながったと見られている。結果的に、角田裕毅の経験値はチームの成果に結びつかず、「実績ある開発ドライバー」としての評価にも陰りが見え始めた。

    ハジャーとローソンが勢い、角田裕毅に厳しい現実
    アイザック・・ハジャーは予選で5番手につけ、リアム・ローソンも安定したパフォーマンスを続けている。対照的に角田裕毅は、フェルスタッペンとともに後方に沈み、週末を通じてグリップ不足と不安定な挙動に苦しんだ。

    両チーム(レッドブルおよびレーシングブルズ)は、まだ2026年のラインアップを正式発表していない。しかし今回の結果を受け、角田裕毅がシートを維持する可能性は極めて低くなった。

    角田裕毅 レッドブル・レーシング ブラジルグランプリ

    2026年に向けた決定的メッセージ
    サンパウロの週末は、フェルスタッペンのタイトル争いが終わっただけでなく、角田裕毅にとってもキャリアの転機となった。

    レッドブルが重視するのは「経験」ではなく「確実な方向性」。そして、その信頼を失ったドライバーに未来はない。角田裕毅の助言が裏目に出た今回の週末は、2026年のレッドブル体制から彼の名が消える決定的なきっかけになるかもしれない。

  • 角田裕毅 F1サンパウロGP決勝「本当に何もかもうまくいかなかった」

    角田裕毅 F1サンパウロGP決勝「本当に何もかもうまくいかなかった」

    角田裕毅(レッドブル・レーシング)は、F1サンパウロGP決勝を17位で終えた。

    17番グリッドからスタートした角田裕毅は、序盤にランス・ストロール(アストンマーティン)と接触して10秒のタイムペナルティを受けたうえ、その処理手順にも不備があり、さらに10秒の追加ペナルティが科されるなど厳しい展開に見舞われた。

    中盤以降も思うようにペースを上げられず、2度のピットストップを経てノーポイントでの完走となった。週末を通してグリップ不足とマシンバランスに苦しんだ角田裕毅は、レース後、淡々とした口調で複雑な心境を語った。

    角田裕毅(レッドブル・レーシング) ブラジルグランプリ

    今日は接触とペナルティが続きました。どんな一日でしたか?
    うーん、わからないですね。残念です。接触のことも正直気づいていなくて、何が起きたのかもよくわからないです。かなり離れていたと思うけど、そうじゃなかったみたいです。彼(ストロール)には申し訳ないです。それ以外は……それだけです。

    週末全体を振り返ると?
    本当に残念です。週末を通して、何もかもうまくいかなかったです。何かがうまくいくと、別のところがダメになる感じで、全体としては最悪の週末のひとつでした。理由はわからないけど、とにかくグリップが全然なくて苦しみました。それだけです。

  • F1サンパウロGP 決勝:ランド・ノリス今季7勝目 角田裕毅はペナルティに泣く

    F1サンパウロGP 決勝:ランド・ノリス今季7勝目 角田裕毅はペナルティに泣く

    2025年F1第21戦サンパウロGP決勝は、マクラーレンのランド・ノリスが今季7勝目を挙げ、ドライバーズ選手権でさらにリードを広げた。2位にはメルセデスのキミ・アントネッリ、そしてピットレーンスタートから怒涛の追い上げを見せたマックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)が3位に入った。

    序盤は波乱の展開となった。ポールポジションからスタートしたノリスは危なげない走りで首位をキープする一方、母国レースに挑んだガブリエル・ボルトレト(ザウバー)がバリアにクラッシュし、早々にセーフティカーが導入された。

    再スタート後も混乱は続き、オスカー・ピアストリ(マクラーレン)がブレーキングでロックし、アントネッリに接触。さらにその勢いでシャルル・ルクレール(フェラーリ)にも衝突し、ルクレールはダメージによりリタイアを余儀なくされた。ピアストリにはこの件で10秒加算ペナルティが科された。

    その後も戦略が分かれる展開となる中、フェルスタッペンは序盤のパンクから驚異的なリカバリーを見せ、レース後半には表彰台圏内にまで浮上。終盤、アントネッリとの間で手に汗握る2位争いを展開したが、わずかの差でアントネッリがキャリア初の2位フィニッシュを達成した。ノリスは10秒のマージンを築き、完璧な週末を締めくくった。

    4位にはメルセデスのジョージ・ラッセル、5位にはピアストリが続き、ペナルティがなければさらなる上位も狙えた内容だった。

    レーシングブルズ勢がダブル入賞、ハースも健闘
    ハースF1チームのオリバー・ベアマンが6位と健闘を見せ、チームに貴重なポイントをもたらした。レーシングブルズの2人も続き、リアム・ローソンが7位、アイザック・ハジャーが8位でフィニッシュ。最終ラップには両者の軽い接触があったが、スチュワードは「調査不要」と判断した。

    9位にはニコ・ヒュルケンベルグ(ザウバー)、10位にはピエール・ガスリー(アルピーヌ)が入り、最後のポイントを獲得。アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)は惜しくも11位でポイント圏外に終わった。

    アルボンの後方にはエステバン・オコン(ハース)、カルロス・サインツJr.(ウィリアムズ)が続き、フェルナンド・アロンソとランス・ストロール(ともにアストンマーティン)はそれぞれ14位と16位。間にはフランコ・コラピント(アルピーヌ)が15位で挟まれる形となった。

    角田裕毅(レッドブル・レーシング)はトラブルの多い一日となり、2度の10秒ペナルティを受けて最下位完走。最初のペナルティの履行ミスにより追加の10秒が科された。

    フェラーリ勢は2台とも完走できず。ルクレールはピアストリとの接触でリタイア、ルイス・ハミルトンは序盤の接触でフロアを損傷し、ピットでマシンを降りた。ハミルトンにも10秒ペナルティが科されており、チームにとっては“悪夢のサンパウロ”となった。

    ボルトレトはスタート直後、ストロールとの接触でクラッシュし母国GPをリタイア。スタンドを埋めたファンの前で無念の結末を迎えた。

    ノリスの独走、そしてアントネッリの台頭
    今回の勝利でノリスはドライバーズ選手権首位をさらに拡大。シーズン7勝目、かつブラジルGPではスプリントと決勝を制する完全勝利を達成した。

    一方、18歳のルーキー、キミ・アントネッリはキャリア初の2位を記録し、将来性を改めて示した。彼の落ち着きと守備力は、終盤のフェルスタッペンとの攻防で光った。

    フェルスタッペンはピットレーンスタートと序盤のパンクにもかかわらず、怒涛の追い上げで3位表彰台を獲得。セットアップ変更の賭けは功を奏したが、チャンピオンシップ争いではノリスとの差が広がり、逆転には厳しい状況となっている。

    マクラーレンはピアストリの速さも相まって、コンストラクターズ争いでも優位を維持。対してレッドブルは角田裕毅のノーポイントにより苦しい週末となった。

    今後の焦点:ラスベガスでの再戦
    次戦は2週間後のラスベガスGP。ナイトレースでの一発勝負となり、フェルスタッペンが巻き返しを図るか、ノリスが王手をかけるかが注目される。また、アントネッリの勢いが本物であることを証明する舞台にもなりそうだ。

    ブラジルグランプリ 2025年のF1世界選手権

    2025年F1サンパウロGP 決勝 順位・結果

    1.ランド・ノリス(マクラーレン)
    2.アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)
    3.マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
    4.ジョージ・ラッセル(メルセデス)
    5.オスカー・ピアストリ(マクラーレン)
    6.オリバー・ベアマン(ハース)
    7.リアム・ローソン(レーシングブルズ)
    8.アイザック・ハジャー(レーシングブルズ)
    9.ニコ・ヒュルケンベルグ(ザウバー)
    10.ピエール・ガスリー(アルピーヌ)
    11.アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)
    12.エステバン・オコン(ハース)
    13.カルロス・サインツJr.(ウィリアムズ)
    14.フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)
    15.フランコ・コラピント(アルピーヌ)
    16.ランス・ストロール(アストンマーティン)
    17.角田裕毅(レッドブル)
    DNF.ルイス・ハミルトン(フェラーリ)
    DNF.シャルル・ルクレール(フェラーリ)
    DNF.ガブリエル・ボルトレト(ザウバー)

  • 角田裕毅は17位 … F1サンパウロGP 決勝 結果・タイムシート

    角田裕毅は17位 … F1サンパウロGP 決勝 結果・タイムシート

    2025年F1サンパウロGP 決勝の結果・タイムシート。11月9日(日)にインテルラゴス・サーキットで2025年のF1世界選手権 第21戦 ブラジルグランプリの決勝レースが行われた。

    優勝はランド・ノリス(マクラーレン)。2位にアンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)、3位にマックス・フェルスタッペン(レッドブル)が続いた。角田裕毅(レッドブル)は完走中最下位となる17位でレースを終えた。

    ■ ノリスがサンパウロで完勝、今季7勝目
    スタートから主導権を握ったランド・ノリスが危なげないレース運びでトップチェッカー。中盤はタイヤマネジメントを優先しつつも終盤まで盤石のペースを維持し、選手権リーダーとして価値ある連勝を飾った。

    ■ ルーキー・アントネッリ、自己最高2位で2度目の表彰台
    アンドレア・キミ・アントネッリはソフト→ミディアムの戦略で終盤に猛追を受けるも、要所の電池(ERS)運用とブレーキ管理で凌ぎ切り、ベストリザルトとなる2位フィニッシュ。冷静な防御で評価をさらに高めた。

    ■ フェルスタッペン、ピットレーン発進から3位表彰台
    マックス・フェルスタッペンはピットレーンスタートながら、柔軟なタイヤ選択とアウトラップの強さでポジションを巻き返し、終盤はアントネッリを猛追。届かなかったものの3位を確保し、タイトル望みを「かろうじて」繋いだ。

    ■ メルセデスの綱渡り、ラッセルはブレーキ温存でP4死守
    ジョージ・ラッセルはブレーキ温度と摩耗をコントロールする「リフト&コースト」を続けながらも表彰台争いに踏みとどまり、オスカー・ピアストリの圧力を受けつつ4位を守り切った。チームとしてはアントネッリ2位とのダブル上位入賞。

    ■ 中団戦線:ハース躍進&レーシングブルズW入賞
    オリバー・ベアマンが6位の好走でポイント量産。レーシングブルズはリアム・ローソン7位、アイザック・ハジャー8位のダブル入賞を達成し、ミッドフィールド争いで貴重なポイントを積み上げた。

    ■ 角田裕毅:接触・ペナルティが響き17位
    角田裕毅は序盤の接触と10秒ペナルティ、さらに手続き不履行による追加10秒で大きく後退。中盤以降は追い上げるもポイント圏外の17位フィニッシュにとどまった。

    2025年F1サンパウロGP 決勝 結果・タイムシート

    順位 No ドライバー チーム GAP INT POS PIT
    1 4 ランド・ノリス マクラーレン     - 0 2
    2 12 アンドレア・キミ・アントネッリ メルセデス 10.388 10.388 - 0 2
    3 1 マックス・フェルスタッペン レッドブル 10.750 0.362 ↑ 16 3
    4 63 ジョージ・ラッセル メルセデス 15.267 4.517 ↑ 2 2
    5 81 オスカー・ピアストリ マクラーレン 15.749 0.482 ↓ 1 2
    6 87 オリバー・ベアマン ハース 29.630 13.881 ↑ 2 2
    7 55 リアム・ローソン レーシングブルズ 52.642 23.012 - 0 1
    8 6 アイザック・ハジャー レーシングブルズ 52.873 0.2341 ↓ 3 2
    9 27 ニコ・ヒュルケンベルグ ザウバー 53.324 0.451 ↑ 1 3
    10 10 ピエール・ガスリー アルピーヌ 53.914 0.590 ↓ 1 1
    11 23 アレクサンダー・アルボン ウィリアムズ 54.184 0.270 ↑ 1 2
    12 31 エステバン・オコン ハース 54.696 0.512 ↑ 8 2
    13 30 カルロス・サインツJr. ウィリアムズ 55.420 0.724 ↑ 2 2
    14 14 フェルナンド・アロンソ アストンマーティン 55.766 0.346 ↓ 3 2
    15 43 フランコ・コラピント アルピーヌ 57.777 2.011 ↑ 1 2
    16 18 ランス・ストロール アストンマーティン 58.247 0.470 ↓ 2 2
    17 22 角田裕毅 レッドブル 69.176 10.929 - 0 3
    DNF 44 ルイス・ハミルトン フェラーリ 34L 34L ↓ 5 4
    DNF 16 シャルル・ルクレール フェラーリ 66L 32L ↓ 16  
    DNF 98 ガブリエル・ボルトレト ザウバー     ↓ 2  
  • F1サンパウロGP 展開:ノリス優勝 フェルスタッペンがピットレーンから3位

    F1サンパウロGP 展開:ノリス優勝 フェルスタッペンがピットレーンから3位

    マクラーレンのランド・ノリスがサンパウロで“パーフェクト・ウィークエンド”を達成。スプリント&予選ダブルポールから決勝まで首位を譲らず、今季7勝目を飾った。

    終盤はアンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)とピットレーンスタートのマックス・フェルスタッペン(レッドブル)が白熱のP2争い。チェッカーはノリス→アントネッリ→フェルスタッペンの順となった。

    選手権の行方にも大きな影響。ノリスはオスカー・ピアストリに対しポイント差を一気に24へ拡大。フェラーリはダブルDNFで痛恨、メルセデスは2位・4位で大量得点、レーシングブルズはダブル入賞で中団の主役に躍り出た。

    スタート~セーフティカー:序盤から波乱
    オープニングラップでガブリエル・ボルトレト(ザウバー)がT10でバリアにヒットしセーフティカー。ルイス・ハミルトン(フェラーリ)はスタート直後の接触でフロントウイングを破損し最後尾へ後退。レースはノリス—アントネッリ—ルクレール—ピアストリ—ハジャー—ラッセル—ローソン…のオーダーで再開へ。

    再開直後の混乱:ピアストリの突入、ルクレールはまさかの脱落
    リスタートでピアストリがT1で強気の突入。アントネッリと接触し、その余波でシャルル・ルクレール(フェラーリ)が足回りを壊してストップ。のちにピアストリには10秒ペナルティ。ここで隊列が崩れ、上位はマクラーレン1-2の形に。

    中盤の戦略:ミディアム最有力、フェルスタッペンは“変則二段構え”
    この日の“当たりコンパウンド”はミディアム。ハードは伸びず、ソフトはスティント管理が鍵。フェルスタッペンは序盤にスローパンクチャーで早めのピットを強いられたが、その後のミディアム→終盤ソフトの“二段ロケット”で猛追態勢に。
    31周目、ノリスが先にソフトへ。中盤は各車がアンダーカット/オーバーカットを応酬しつつも、ノリスは常に“安全圏”をキープ。

    勝負どころ①:P3争い—フェルスタッペンvsラッセル
    60周過ぎ、タイヤとブレーキを労るジョージ・ラッセル(メルセデス)に対し、フェルスタッペンがDRS圏内で圧力。63周目、T1外からオーバーテイクを決めてP3浮上。ここからターゲットはアントネッリとなる。

    勝負どころ②:P2攻防—“ミディアムの意地”と“ソフトの牙”
    68周目、フェルスタッペンがついにアントネッリの背後へ。だがメルセデスのルーキーは巧みなERS運用とクリーンなトラクションでT1/T4を死守。70~71周にかけてもDRSを許しつつ決定打は与えず。最終的にアントネッリが0.3秒差でP2をつかみ、自身ベストリザルト&2度目の表彰台を獲得。ノリスは10.4秒先で悠々とチェッカー。

    角田裕毅のレース:ペナルティに泣く苦戦の一日
    角田裕毅(レッドブル)は再開局面での接触やペナルティ処理の不備も重なりリズムを欠く展開。2度目の10秒加算も科され、流れを取り戻せず17位フィニッシュ。セットアップの是非や作業手順の再点検など、課題を持ち帰るレースになった。

    表彰台の言葉:クールダウンルームから表彰台まで
    ランド・ノリス(マクラーレン)
    「最高の週末だ。ブラジルで勝ててうれしいし、ファンもトラックも素晴らしい。外野の雑音は無視して、僕たちはサーキットの内外でやるべきことをやり続けるだけ」

    アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)
    「(終盤は)すごくストレスフルだった。マックスが新しいタイヤで迫ってきていたからね。最後はリズムをつかんでペースを上げた。乱流の中は追うのが難しいはずだから、そこを生かして守り切れた」

    マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
    「ピットレーンから表彰台? 正直、予想していなかった。パンクもあったしね。それでも“諦めない”のが僕たち。DRSトレインで一筋縄ではいかなかったけど、最終的にトップと10秒差まで来られたのは素晴らしい結果だ」

    チーム別トピック:明暗分かれた中団戦線
    ■ マクラーレン:ノリス優勝、ピアストリは10秒ペナルティを抱えつつも5位。選手権でノリスが主導権を強化。

    ■ メルセデス:アントネッリ2位、ラッセル4位。ブレーキ管理に苦しみつつも高効率で大量得点。

    ■ レッドブル:フェルスタッペンがピットレーンスタートから3位。角田裕毅は17位でノーポイント。

    ■ レーシングブルズ:リアム・ローソン7位、アイザック・ハジャー8位のダブル入賞。堅実なワンストップ勢がポイントを拾う。

    ■ ハースF1チーム:オリバー・ベアマンが見事6位。スタート直後の混乱を巧みにさばき、ピット作業の遅れも挽回。

    ■ アルピーヌ:ピエール・ガスリー10位入賞。フランコ・コラピントは15位完走。

    ■ ザウバー:ニコ・ヒュルケンベルグ9位。ボルトレトは無念のリタイア。

    ■ ウィリアムズ:アレクサンダー・アルボン11位、カルロス・サインツJr.13位。

    ■ アストンマーティン:フェルナンド・アロンソ14位、ランス・ストロール16位。

    ■ フェラーリ:ハミルトン&ルクレールは接触・損傷の連鎖でダブルDNF。

    ブラジルグランプリ

    レースの要点(時系列ダイジェスト)
    ■ Lap1-4:ボルトレトがT10でクラッシュ、SC。ハミルトンはフロントウイング損傷で最後尾へ。

    ■ Lap6-7:再開直後にピアストリがアントネッリへダイブ。巻き添えでルクレールが足回り破損→DNF。VSC介入。

    ■ Lap16-18:ピアストリに10秒ペナルティ通達。ノリスはDRS圏外に逃げ、主導権を確立。

    ■ Lap31:ノリスがソフトへ。以後、上位は二度目のピットタイミングとタイヤ差の綱引きに。

    ■ Lap55:フェルスタッペンがソフトへ。終盤の猛追プランが発動。

    ■ Lap60-63:フェルスタッペンがラッセルを攻略してP3。ターゲットをアントネッリへ変更。

    ■ Lap68-71:P2攻防が白熱。ERS配分とトラクションで上回ったアントネッリが0.3秒差で死守。ノリスは10.4秒先でフィニッシュ。

    選手権トピック
    ■ ノリスが選手権リードを24点に拡大。
    ■ フェルスタッペンは“望みをつなぐ”表彰台。
    ■ コンストラクターズはメルセデスが反攻、フェラーリはダブルDNFで打撃。

  • F1サンパウロGP決勝 スターティンググリッド:角田裕毅は17番グリッド

    F1サンパウロGP決勝 スターティンググリッド:角田裕毅は17番グリッド

    2025年F1 サンパウロGP 決勝のスターティンググリッドをFIA(国際自動車連盟)が発表した。グリッド最前列には2年連続でマクラーレン勢が名を連ね、週末を通して圧倒的な速さを見せている。

    ポールポジションはマクラーレンのランド・ノリス。スプリントに続き、ブラジルで2度目のポールを獲得した。フロントロウ2番手にはメルセデスのキミ・アントネッリが並び、フェラーリのシャルル・ルクレールが3番手から続く。

    マクラーレンのオスカー・ピアストリは4番手にとどまり、やや悔しい位置からのスタートとなる。その後方5番手にはレーシングブルズのアイザック・ハジャー、6番手にはメルセデスのジョージ・ラッセル、7番手には同じくレーシングブルズのリアム・ローソンが続く。8番手オリバー・ベアマン(ハースF1チーム)、9番手ピエール・ガスリー(アルピーヌ)、10番手ニコ・ヒュルケンベルグ(ザウバー)がトップ10を締めくくった。

    11番手にはフェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)、12番手にアレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)、13番手にルイス・ハミルトン(フェラーリ)。14番手ランス・ストロール(アストンマーティン)、15番手カルロス・サインツJr.(ウィリアムズ)が続く。

    マックス・フェルスタッペンはピットレーンからのスタートとなり、厳しいレースを強いられる。彼は2021年のロシアGP以来となるQ1敗退を喫している。

    フェルスタッペンは16番手に終わったが、レッドブルは彼のRB21のパワーユニットコンポーネントを交換し、さらにセットアップの変更を行うことを選択した。これらはパルクフェルメ下で実施されたため、ペナルティとしてピットレーンスタートとなった。

    ハースのエステバン・オコンも同様に、当初17番グリッドからスタートする予定だったが、ピットレーンからのスタートとなる。

    その結果、角田裕毅(レッドブル・レーシング)は17番グリッドからスタートする。

    2025年F1サンパウロGP 決勝 スターティンググリッド

    Grid No ドライバー チーム 予選
    1 4 ランド・ノリス マクラーレン 1 (-)
    2 12 アンドレア・キミ・アントネッリ メルセデス 2 (-)
    3 16 シャルル・ルクレール フェラーリ 3 (-)
    4 81 オスカー・ピアストリ マクラーレン 4 (-)
    5 6 アイザック・ハジャー レーシングブルズ 5 (-)
    6 63 ジョージ・ラッセル メルセデス 6 (-)
    7 55 リアム・ローソン レーシングブルズ 7 (-)
    8 87 オリバー・ベアマン ハース 8 (-)
    9 10 ピエール・ガスリー アルピーヌ 9 (-)
    10 27 ニコ・ヒュルケンベルグ ザウバー 10 (-)
    11 14 フェルナンド・アロンソ アストンマーティン 11 (-)
    12 23 アレクサンダー・アルボン ウィリアムズ 12 (-)
    13 44 ルイス・ハミルトン フェラーリ 13 (-)
    14 18 ランス・ストロール アストンマーティン 14 (-)
    15 30 カルロス・サインツJr. ウィリアムズ 15 (-)
    16 43 フランコ・コラピント アルピーヌ 18 (↑2)
    17 22 角田裕毅 レッドブル 19 (↑2)
    18 98 ガブリエル・ボルトレト ザウバー 20 (↑2)
    Pit Lane 1 マックス・フェルスタッペン レッドブル 16
    Pit Lane 31 エステバン・オコン ハース 17
  • F1サンパウロGP 予選11番手以下コメント:レッドブル2台がQ1敗退の波乱

    F1サンパウロGP 予選11番手以下コメント:レッドブル2台がQ1敗退の波乱

    2025年F1サンパウロGPの予選で11番手以下だったドライバーのコメント。11月8日(土)にインテルラゴス・サーキットで2025年のF1世界選手権 第21戦 ブラジルグランプリのスプリントと予選が行われた。

    後方勢では、王者レッドブルの苦戦が際立った。マックス・フェルスタッペンがまさかのQ1敗退となる16番手、角田裕毅も19番手に沈み、チームとしては2006年以来のダブルQ1敗退という屈辱的な結果に。両者ともマシンバランスの不安定さを訴えており、セットアップ変更が裏目に出た形だ。

    一方、フェラーリのルイス・ハミルトンは13番手と振るわず、ウィリアムズ勢のアレクサンダー・アルボン(12番手)とカルロス・サインツJr.(15番手)の間に挟まれる形でミッドフィールドに埋もれた。アストンマーティンのフェルナンド・アロンソ(11番手)は惜しくもQ3進出を逃したが、決勝ではポイント圏を狙える位置にいる。チームメイトのランス・ストロール(14番手)も中団グループ内での奮闘が求められる。最後尾には母国での大クラッシュから奇跡的に無事だったガブリエル・ボルトレト(20番手)が並び、アルピーヌのフランコ・コラピント(18番手)とともに、後方からの追い上げを誓う。

    11番手:フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)
    「今日は少し入り混じった一日だった。今朝のスプリントはうまくいって、良いポイントを取れた。赤旗で全員がミディアムに替えたのは少し不運だった。もしそうでなければ、もっと良い結果になっていたと思う。予選はさらに難しく、ソフトタイヤで本当にプッシュする自信が持てなかった。それでもP11だから、明日はクリーンにレースを運べばポイント争いに加われる。何ができるか見てみよう」

    12番手:アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)
    「全体として、スプリントは僕たちにとって良いものではなかった。ポイントは狙えなかったので、不必要なリスクは取りたくなかった。終盤のアクシデントで破片を拾ってしまい、その後、予選までにクルマを間に合わせるため急いで作業する必要があった。新しいフロアから古いものに戻さなければならず、パフォーマンスを少し失ったと思う。ガビ[ボルトレト]が無事で本当に良かった。予選はかなりトリッキーだった。いくつか良い変更を入れて、クルマを前進させることはできたと思うけど、それが結果に現れていない。まだ求めているバランスは得られておらず、そのせいでタイヤを傷めてしまっている。スプリントでも同じことが起きたから、そこを見直してレースペースをより理解する必要がある。今のミッドフィールドは本当に僅差だからね」

    13番手:ルイス・ハミルトン(フェラーリ)
    「最終戦で両方の選手権を成し遂げたWECの仲間たちにおめでとう。ここブラジルでも今日は良い立ち上がりだった。スプリントでは多くのポジションを取り戻して、再びポイントに戻ることができた。スプリントの後、ストレートと高速コーナーで助けになる変更を施したけれど、残念ながら予選Q2ではリアタイヤを適正なウィンドウに入れられず、それが響いてしまった。それでも、今日はすでに見たように、このサーキットでは多くのことが起こり得る。全力を尽くして、明日は強い戦いを見せたい」

    14番手:ランス・ストロール(アストンマーティン)
    「今日はP14での予選となった。Q1は感触が良く、最後にクリーンなラップをまとめられて、クルマのバランスも良かった。だけどQ2はグリップに苦しみ、Q1で感じていたレベルのグリップを得られなかった。なぜそうなったかを解析して、明日に向けて巻き返したい。チャンスが巡ってくることを願って、その時にポジションを上げたい」

    15番手:カルロス・サインツJr.(ウィリアムズ)
    「今週末はクルマからパフォーマンスを見つけ出すのが大変だ。こういう長いコーナーが続くタイプのサーキットでは僕たちは苦しんでいて、セットアップをいろいろ試してきたけれど、まだ満足できる形が見つかっておらず、クルマに快適さを感じられていない。明日はグリッドの並びが普段と少し違うはずだから、戦略で何とかポイントに入れるようにしたい。決勝についてはいつも楽観的に考えているから、最後まで戦い続ける」

    角田裕毅 ブラジルグランプリ

    16番手:マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
    「今日のスプリントは良し悪しが混在していた。スタートは良くて1つ順位を上げられたけど、それが精一杯だった。赤旗が出てからは、前のクルマたちに付いていけず、路面の濡れた場所にも苦しめられた。スプリントの感触はスプリント予選の時と似たものだったから、そう考えるとP4は最大限だったと思う。スプリントと予選の間にパフォーマンスを上げるためにかなりの変更を加えたけれど、グリップもトラクションもなく、滑り回る状況で本当に抑えて走らざるを得なかった。なぜ今日ここまでパフォーマンスが悪かったのか理解に苦しんでいるし、この週末を通して直面している問題をまず理解する必要がある。とても厳しい週末で、予想していなかった状況だが、明日どうなるか見てみよう」

    17番手:エステバン・オコン(ハースF1チーム)
    「チームとして答えを見つけるためにできる限りのことをしている。今日はとても運転が難しく、バランスに欠けていたので残念なセッションになった。努力が足りないわけではないし、原因を必ず突き止めて本来の位置に戻せると信じている。スプリントはサバイバルレースだった。こういう時はコース上に留まって完走すれば普段はポジションを拾えるものだけど、今日は本当に厳しかった」

    18番手:フランコ・コラピント(アルピーヌ)
    「まずはクルマを修理して、予選までにコースへ戻してくれたチームに心から感謝したい。素晴らしい努力で、本当に感謝している。スプリントではトリッキーなコンディションの中で上手く走れていたけど、前方のマシンの一台が水を巻き上げて、そこから雪だるま式の影響が起きた。ペイントに触れた瞬間、クルマのコントロールを失ってしまったのは残念だった。いいバトルができていたし、そこまでの段階では競争力もまずまずだったからね。予選では週末の序盤に乗っていたクルマと比べて感触がかなり違っていて、全体的に快適さがなく、他のセッションで見せていたパフォーマンスを発揮できなかった。ピエールがこの週末ずっと強さを見せているのは本当に良いことだし、スプリントのポイント獲得とQ3進出は、チームのハードワークに対する良い報いになったと思う。ここに速さがあるのは明らかだから、なぜ自分が同じフィーリングを得られなかったのかを理解する必要がある」

    19番手:角田裕毅(レッドブル)
    「今日はフラストレーションの溜まる一日でした。僕たちは予選前にチームのための重要なデータを得る目的でスプリントに別のアプローチを試し、ピットレーンスタートを選びました。そのため多くのポジションを取り戻すのは難しかったですが、そこで得たデータは予選に向けて貴重なものでした。スプリントと予選の間にいくつか変更を行い、僕のガレージ側では前進を感じましたし、スプリントで感じていた制限のいくつかは解消できましたが、その結果として別の問題が出てしまいました。グリップ不足が問題で、特にこのコンディションではセクター1でタイヤをうまく作動させることができませんでした。後方からのスタートになりますが、明日はベストを尽くしてオーバーテイクを重ね、順位を上げられるように頑張ります」

    20番手:ガブリエル・ボルトレト(ザウバー)
    「今日はあの事故から無傷で逃れられて幸運で、恵まれていると感じている。とても大きなクラッシュだったけれど、自分の足で立っていられるという事実は、今のクルマがどれだけ堅牢に作られているかだけでなく、ここ数年で安全面がどれほど進歩したかを物語っている。メカニックのみんなには、予選に間に合わせるために全力を尽くしてくれたことに感謝したい。スプリントの後、短い時間でゼロからクルマを組み直してくれて、ほぼ時間内に仕上がるところまでいった。母国グランプリで初めての予選を走れなかったのは当然残念だけど、ニコがQ3に進んだことが示すように、僕らのクルマにはこの週末を構築できるだけの競争力があると本当に感じている。まだ明日のレースがある。とにかくクルマに乗って、ベストを尽くして、走りを楽しみたい」

  • 角田裕毅 フェルスタッペンQ1敗退に反論「僕のセットアップのせいじゃない」

    角田裕毅 フェルスタッペンQ1敗退に反論「僕のセットアップのせいじゃない」

    レッドブル・レーシングの角田裕毅は、チームメイトのマックス・フェルスタッペンがまさかのQ1敗退を喫した件について、「僕のセットアップが原因ではない」と語った。

    サンパウロGP予選ではフェルスタッペンが16番手、角田裕毅は19番手でQ1敗退。レッドブルにとっては2006年以来となるダブルQ1落ちという屈辱の結果となった。

    フェルスタッペンはスプリントを4位で終えたものの、週末を通じてRB21のグリップ不足を訴えており、一方の角田裕毅はピットレーンスタートから13位まで挽回していた。角田裕毅のマシンにはスプリント前に複数の変更が施され、その一部はフェルスタッペンの予選セットアップにも反映されたという。

    角田裕毅はその点について次のように語った。

    「スプリントレースに向けていくつか変更を加えて、それでクルマの改善につながる手がかりが得られたと思っていました。マックスの方でも、僕が使っていたセットアップの一部を取り入れた部分があったと思います。でも、僕のセットアップが悪かったとは思いません。セットアップ自体は問題なかったです」

    「本当に大事なのはタイヤをうまく機能させることなんです。僕たちのガレージではスプリントのあとに変更したパーツで確実に改善を感じました。ただ、別の問題が出てしまって、それがかなり大きかったようです。せっかくのチャンスを最大限に活かせなかったのは残念ですね」

    レッドブルの“実験的アプローチ”が裏目に
    レッドブルは角田裕毅側のマシンを中心に週末を通してセットアップ変更を試みており、その結果をフェルスタッペン側にも反映させていた。だが予選では、その調整が裏目に出た形となった。特にタイヤの発熱とグリップのバランスを見誤ったことで、両車ともペースを発揮できず、インテルラゴス特有の路面変化にも対応しきれなかった。

    フェルスタッペンは予選後、「この週末は全体的に厳しい」と苦言を呈しており、角田裕毅も「問題は1つではない」と語っている。セットアップの方向性が正しかったのか、それとも構造的なマシン特性の問題なのか、チームとしての検証が急務だ。

    角田裕毅 レッドブル・レーシング

    タイトル争いへの影響とチームの再構築
    この結果により、フェルスタッペンのタイトル争いにも暗雲が立ち込める。ポイントリーダーのランド・ノリスとの差は再び広がり、レッドブルにとっては今季でもっとも厳しい週末のひとつになった。ローラン・メキース代表の下で試行錯誤が続く中、角田裕毅とフェルスタッペンの両者が別々の方向で開発テストを行っている点も注目に値する。

    角田裕毅の言葉通り、「タイヤをどう機能させるか」がこのマシンの根本課題であり、それを克服できるかどうかが残り3戦の鍵を握る。レッドブルが再び一枚岩となって反撃に転じられるか、サンパウロの失敗はその試金石となりそうだ。

  • 角田裕毅 フェルスタッペンの“テスト役”もレッドブルF1惨敗「別の大きな問題」

    角田裕毅 フェルスタッペンの“テスト役”もレッドブルF1惨敗「別の大きな問題」

    2025年F1サンパウロGP予選で、レッドブル・レーシングの2台がそろってQ1敗退という波乱の展開となった。その中で角田裕毅は、マックス・フェルスタッペンのマシンが自身のセットアップを採用していたことを明かした。

    「マシンの感触は明らかに良くなったんですけど、別の問題が出てきていて、それがかなり大きなもののように思います」と角田裕毅は語った。

    フェルスタッペンと角田裕毅は、ともに反応の鈍いRB21に苦戦。フェルスタッペンは最速ラップを出すために「控えめに走らざるを得なかった」と明かしており、そのパフォーマンス不足は深刻で、両者ともQ1で敗退。フェルスタッペンは16番手、角田裕毅は18番手でセッションを終えた。

    予選後に取材を受けた角田裕毅は、フェルスタッペンが自身と同じセットアップを使っていたのか問われると、次のように説明した。

    「そうです。いくつか変更しなければならない部分がありました。スプリントのあと、マシンを良くしようということでいくつかのことを変えたんです。彼も僕が使っていたパーツのいくつかを採用しました」

    しかし角田裕毅は、このセットアップがQ1敗退の原因だったとは考えていないと強調した。

    「いえ、自分のセットアップを責めるつもりはありません。セットアップ自体は悪くなかったと思いますし、それが一番大事なことです。タイヤをきちんと機能させることができたと思います」

    「僕たちのガレージ側では、スプリント以降に変更したパーツの面でいくつか良いステップを踏めました。マシンの感触は明らかに良くなったんですけど、別の問題が出てきていて、それがかなり大きなもののように思います」

    角田裕毅 レッドブル・レーシング

    スプリントで“テスト役”として異なる仕様を担当
    この週末、角田裕毅はスプリント予選を前にマシンのリアウイングとサスペンションを変更。チームはその結果パルクフェルメ規定に違反し、スプリントをピットレーンからスタートした。これは、フェルスタッペンの苦戦を受けてマシン特性の比較データを取るための“テスト役”としての決断だった。

    「メインの目的はいいデータを取ることでした。今回のレースでは、マシン全体のパフォーマンスを良くするために違うアプローチを試しました」と角田裕毅は振り返る。

    メキース代表「リスクを取った結果、逆方向に振れてしまった」
    チーム代表のローラン・メキースも、この週末のアプローチについて次のように語った。

    「我々はこの週末、初日からマシンに満足していなかった。勝てる状態ではなかったが、そのすぐ後ろのグループと戦えるポジションにはいた。そこで予選前にリスクを取って、マシンを少しでも良い状態に戻せないかと試した。だが結果的に逆方向へ振れてしまった。リスクを取ればこういう代償を払うこともある」

    「我々のスタイルは常に大胆。それが痛みを伴うこともある」ともメキースは付け加えた。

  • 角田裕毅 F1サンパウロGP予選「チームとして何かを間違えたかもしれない」

    角田裕毅 F1サンパウロGP予選「チームとして何かを間違えたかもしれない」

    レッドブル・レーシングの角田裕毅は、2025年F1サンパウロGP予選で再び苦しい結果に終わった。19番手でQ1での早期敗退となり、チームメイトのマックス・フェルスタッペンも同様に脱落。週末を通してグリップ不足に悩まされる展開となった。

    角田裕毅は、スプリント後にいくつかの調整を行ったものの、根本的な改善には至らなかったと語った。低温コンディション下でのタイヤのウォームアップに苦戦し、特にセクター1でグリップを得られなかったという。

    今日はまた厳しいセッションになりましたね。どう展開していったのでしょうか? 現状、マシンには何が足りないと感じていますか?
    グリップですね。特にこの寒いコンディションでは驚くほどグリップがなくて、特にセクター1ではタイヤが全く準備できていませんでした。正直、何が起きているのか考え直す必要があります。全然ダメでした。

    スプリントのあとに何か変更は加えられましたか? マックスもQ1で苦しんでいましたが。
    いくつか変更を加えて、少しは良くなったと感じました。それはポジティブでしたけど、残念ながらチームとして何かを間違えたのかもしれません。

    角田裕毅(レッドブル・レーシング) ブラジルグランプリ F1