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  • 角田裕毅のセッティングが波紋 F1王者フェルスタッペンとの“謎の1秒差”

    角田裕毅のセッティングが波紋 F1王者フェルスタッペンとの“謎の1秒差”

    角田裕毅はブラジルGPで最後尾近くのポジションに沈み、完走したドライバーの中で最下位となった。同じレッドブルF1のRB21を操るF1王者マックス・フェルスタッペンは、ピットレーンスタートから表彰台を獲得しており、両者の間に生まれた“1秒近い差”が注目を集めている。

    その背景について、インディカーのアレクサンダー・ロッシが自身のポッドキャストで詳細に語った。

    F1TVのオンボード映像を両者で切り替えながら追ったロッシは、「同じマシンに見えるのに、なぜここまで差が出るのか理解できなかった」と驚きを示している。

    角田裕毅とフェルスタッペンのオンボードは“同じ挙動”だった
    ロッシはブラジルGPをF1TVのオンボードで徹底的に追跡し、角田裕毅とフェルスタッペンのラップを比較していたという。

    「角田のオンボードを見ると、フロントは鋭くなく、マシンの動きが落ち着いていなかった。マックスの車も同じように見えた。どちらも決して良いバランスじゃなかった。それなのにマックスはほぼ1秒速かった。あれは理解できなかった」

    RB21は2人の手の中で“似たように難しい挙動”を見せていたにもかかわらず、結果は大きく分かれた。ロッシはその点を「不可思議」と表現し、純粋にドライバーの違い以上の何かがあるように感じたと語った。

    角田裕毅のフィードバックがレッドブルF1を動かし、波紋に
    ブラジルGP週末は、レッドブルF1が苦戦した予選が大きな転換点となった。

    フェルスタッペンは16番手、角田裕毅は19番手。フェルスタッペンはスプリントで4番手に入ったが、マシンの挙動に不満を口にし続けていた。

    ここで重要な役割を果たしたのが、角田裕毅のフィードバックだった。

    角田裕毅はスプリントに向けて大幅にセッティングを変更し、ピットレーンスタートを選択。その結果、「このほうが良い」と感じた点をチームへ伝えていた。

    ロッシによれば、その感触を受けてフェルスタッペンが予選に向けて“角田裕毅のセッティング”を採用したという。

    「おそらくリカルド以来、チームメイトのセットアップを取り入れたのは初めてじゃないか。結果的にマックスはキャリアで初めて“純粋なペース不足”でQ1敗退した」

    この判断が、レッドブルF1に大きな波紋を生んだ。

    角田裕毅 レッドブル F1

    角田仕様を外した後、フェルスタッペンは覚醒した
    予選Q1敗退後、フェルスタッペンはパルクフェルメを破ってセットアップを変更。ピットレーンスタートとなったが、決勝では一転してパフォーマンスを取り戻し、怒涛の追い上げで表彰台まで届いた。

    ただし、ロッシの目に映ったRB21は依然として完璧ではなかったという。

    「フロントは鋭くないし、パワーダウンも安定しているようには見えなかった。それでもマックスはすべてを引き出した。角田のオンボードも似たように見えたのに、結果は最後尾。やっぱり不思議だった」

    同じように難しいマシンを操りながら、フェルスタッペンは結果を最大化し、角田裕毅はペース不足に苦しんだままだった。

    “謎の1秒差”がレッドブルF1に突きつけた課題
    ロッシの指摘は、RB21の問題が両者に共通していながら、なぜか最終的な成果に大きな隔たりが生まれたという点にある。

    角田裕毅のフィードバックがセッティングに影響を与え、フェルスタッペンが苦しんだことは事実として興味深い。一方でフェルスタッペンは、その難しいマシンでも結果を出し切った。

    オンボードからは“両方とも良くないRB21”。しかし最終順位はまったく異なる。

    ロッシが「理解できなかった」と語った“謎の1秒差”。これはレッドブルF1にとっても今後見逃せないテーマとなりそうだ。

  • 角田裕毅の放出は決定済?レーシングブルズF1はローソン&リンドブラッドへ

    角田裕毅の放出は決定済?レーシングブルズF1はローソン&リンドブラッドへ

    角田裕毅の2026年シートが“すでに決まっている”との報道が浮上した。ドイツのAuto Motor und Sport(AMuS)は、レッドブルがレーシングブルズF1の来季ラインアップについて内々に結論を出し、リアム・ローソンとアービッド・リンドブラッドのコンビを軸に進めていると伝えている。

    レッドブルはこれまで「最終決定はシーズン終了後」と説明してきたが、これは表向きの姿勢にすぎず、内部ではすでに明確な方針が共有されているという。

    背景には、角田裕毅のモチベーション低下を避け、終盤戦での得点力を維持したい狙いがあるとみられている。

    2026年RBは“ローソン&リンドブラッド”が内定的とされる構図
    AMuSによれば、レッドブルは2026年のレーシングブルズについて ローソン&リンドブラッド案を内部でほぼ固めた状態 にある。

    アイザック・ハジャーのレッドブル昇格は既定路線とされ、その後任としてF2で評価を高めるアービッド・リンドブラッドがRBに加入する流れも“自然なステップ”とみられている。残る1席を争ってきたのが角田裕毅とリアム・ローソンだが、後半戦のパフォーマンスがローソン優位となり、議論はローソン起用へ傾いたという。

    “未定”と公表する理由:角田裕毅の得点力を維持
    レッドブルが表向き「結論はまだ」と繰り返す理由について、AMuSは、角田裕毅に早期通告するとモチベーションが落ち、終盤の得点が失われるリスクを避けたいからだと分析する。

    現在レッドブルはコンストラクターズ2位争いの真っただ中にあり、フェルスタッペンの大量得点だけでなく、角田裕毅の“追加ポイント”もランキングを左右する重要な要素になっている。

    角田裕毅 レッドブル F1

    ローソン評価の急上昇と“スピード最優先”の姿勢
    サンパウロGPで激しいP7争いを制したローソンは、接近戦での強さが改めて評価を押し上げた。一方で角田裕毅はプレッシャー下での安定性に課題が残ると見られ、流れはローソンへと傾いた。

    レーシングブルズ代表アラン・パーメインは一時「経験は重要だ」と語ったものの、続けて 「最優先されるのはスピードだ」 と述べ、最終判断が純粋な速さであることを明確にした。

    レッドブル内部でも、近年の昇格見送りの流れや評価傾向を踏まえると、ローソンの評価が急上昇するのは自然な展開と見られている。

    メキースの“友情”では覆らないチーム競争力の原則
    レーシングブルズ代表ローラン・メキースは角田裕毅を「友人」と表現するほどの関係だが、最終判断はあくまで競争力を基準に下される。報道では、メキースが個人的に葛藤していたとしても、チーム全体の戦略を優先して角田裕毅を手放す可能性が高いと伝えられている。

    また他チームに空席がない現状を考えると、角田裕毅が2027年までF1に戻れない可能性にも言及されている。

    総合すると、“ローソン&リンドブラッド”は極めて理にかなった判断
    ハジャー昇格の流れ、リンドブラッドの育成ステップ、ローソンの後半戦でのパフォーマンス、そしてレッドブルの“スピード最優先”方針──こうした要素を総合すると、報じられた内容は論理性が高い。

    さらに角田裕毅の得点力維持という現実的な理由も加わり、レッドブルが内部で2026年RBの体制をすでに固めている可能性は非常に高い と見られる。公式発表はアブダビ最終戦後になる見通しで、角田裕毅はキャリア最大の岐路に立ち続けている。

  • 角田裕毅 レッドブルF1の判断待たず“崖っぷち” 2026年居場所なしとの見方

    角田裕毅 レッドブルF1の判断待たず“崖っぷち” 2026年居場所なしとの見方

    角田裕毅の2026年の去就は依然として不透明で、レッドブル内外の選択肢が急速に狭まりつつある。

    本来であればメキシコGP後に去就が決まるはずだったが、レッドブルはフェルスタッペンのタイトル争いへの集中を優先。さらにチームはコンストラクターズ2位確保のため、シーズン終盤まで結論先送りの姿勢を取っている。

    一方で、2025年末で契約が切れる角田裕毅の成績は伸び悩んでおり、陣営の評価も厳しさを増している。元レッドブルF1ドライバーのロバート・ドーンボスは「2026年にレッドブルでもレーシングブルズでも走らない」と断言し、インディカー転向の可能性まで示唆した。

    角田裕毅の2026年が決まらない理由
    角田裕毅は2025年シーズン、19戦で獲得25ポイントにとどまり、ミルトンキーンズの本隊では期待された成果を挙げられていないとされている。

    原文によれば、レッドブルは「テクニカルフィードバックやレースクラフトが期待値を下回っている」と感じており、かねて否定的だったクリスチャン・ホーナーの評価が「正しかったと学びつつある」とも指摘されている。

    また、チーム代表オリバー・ミンツラッフは2026年ラインナップに強い影響力を持つため、ヘルムート・マルコやローラン・メキースも単独で決められない状況。
    一連の決定遅延は、角田裕毅にとってポジティブにもネガティブにも働く可能性がある。

    ドーンボス「角田裕毅はレッドブルを去る。レーシングブルズ復帰も“有り得ない”」
    ドーンボスはポッドキャスト『The Pit Talk』で、角田裕毅のブラジルGP最下位フィニッシュを例に挙げながら厳しい評価を下した。

    「マックスが前にいて、チームメイトがどんどん先に行ってしまい、最終的に1分9秒も遅れてゴールした。それは本当に痛い」

    「デブリーフの雰囲気を想像してみてほしい。スキップしたくなるだろう、それほどだ」

    そしてドーンボスは断言する。

    「チームはシーズン末まで彼と共に走るしかない。でも来年のシートは彼にはないと“保証できる”。それは確実に起きることだ」

    「そして彼は別の場所を探さなくてはならない。レーシングブルズに戻ることもない。あのチームは“若い才能に翼を授ける場”だから、そこに戻す意味がない」

    さらに、「ホンダがアストンマーティンで彼をテストドライバーにする可能性はあるかもしれないが、ホンダ自身も『ここまでキャリアを支えたので、あとは自力で証明すべき』と言ってきた。次の選択肢はインディカーだろう」と語り、角田裕毅の“レッドブル離脱”を既定路線とみなしている。

    角田裕毅 レッドブル F1

    レーシングブルズの事情が示す“完全消滅とは言えない”可能性
    ただし、レーシングブルズ側の状況を見ると、角田裕毅が完全に候補外とは言い切れない。チームはリアム・ローソンとアービッド・リンドブラッドの2026年起用を中心に検討しているが、アラン・パーメイン代表は経験を重視する姿勢を持ち、複数年のF1経験を持つ角田裕毅を評価する可能性も残されている。

    それでも、2025年の成績不振やローソンの復調が、角田裕毅にとって逆風となっているのは間違いない。育成枠としての役割と、チームの競争力確保という目的の間で板挟みになっているのが現在のレーシングブルズだ。

    アストンマーティンの道も閉ざされる
    もう一つの可能性として噂されたアストンマーティンも、2026年リザーブドライバーにジェイク・クロフォードを起用したことで完全に消滅した。ホンダがパワーユニット供給を行うことから角田裕毅の関与が予想されていたが、その可能性は断たれた形となっている。

    F1でのシートを改めて見渡しても、2026年に空席はほとんど存在せず、角田裕毅の選択肢は極めて限られている。インディカー転向という案も浮上しているが、一度北米に渡ったドライバーがF1に戻る例は非常に少なく、事実上F1キャリアの終わりに近い含意を持つ。

    迫られる“最後の3戦”:キャリアを左右する決定的局面へ
    残された3戦でどれだけ結果を残せるかが、角田裕毅の未来を左右する。レッドブルF1残留の可能性は低く、レーシングブルズ復帰も容易ではない。アストンマーティンや他チームへの移籍も事実上不可能な中、角田裕毅が今シーズン最後のレースでどれほど巻き返せるかが、2026年以降のキャリアを大きく決めることになる。

  • 角田裕毅の判断保留 レッドブルF1の“内部政治”と“ホンダの後ろ盾”が交錯

    角田裕毅の判断保留 レッドブルF1の“内部政治”と“ホンダの後ろ盾”が交錯

    レッドブルが角田裕毅の将来に関して決断を先延ばしにしている状況について、フアン・パブロ・モントーヤはレッドブル内部の政治的要素が影響していると語った。序盤わずか2戦でリアム・ローソンに代わり角田裕毅がレッドブルへ昇格した時点で、彼がシーズン末に向けて正念場を迎えることは明らかだった。

    ローソンが十分に実力を示す時間が与えられなかった一方、角田裕毅にはフロントランナーのマシンで19戦の機会が与えられた。

    しかし、レッドブルは現在も2022年から続くマシン哲学を維持しており、その中で角田裕毅が“同じツール”を得られていないと認めている。この点がパフォーマンスに影響している可能性が示唆されている。近戦では改善を見せているものの、依然として安定性は課題のままだ。

    角田裕毅を巡るレッドブルF1の迷走とモントーヤの見解
    一方で、レーシングブルズにおけるハジャーのルーキーとしての活躍が光り、角田裕毅はファエンツァへ戻る、あるいはF1シートを失う可能性すらある。モントーヤは自身のポッドキャスト「MontoyAS」で次のように語った。

    「政治による小さなチャンスがあると思う。ここで深くは話したくないが、話は白黒はっきりしていない。こう言えば十分だろう。もし決断をヘルムートがしていたら、角田が残れる確率は90%で“ない”。」

    「だが今は状況が少し変わってきている。今はより政治的なんだ。レッドブル・オーストリアは、チームで起こることをより管理したいように見える。」

    「だから決断の下し方や物事の進み方が少し変わるだろう。特に3つのシートがあるからだ。」

    「リンドブラッドは確実に昇格する。残るのは角田が去るのか、ローソンが去るのか。その2択が理論上のプランだ。」

    モントーヤは、ホンダ・レーシングの渡辺康治社長が角田裕毅の立場に関してレッドブルと話す意向を示した点にも触れ、ホンダが依然として重要な役割を持っていることを示唆した。パワーユニット供給は2025年で終了するものの、ホンダはレッドブルの成功に大きく貢献してきた。

    さらにモントーヤは角田裕毅の評価について、次のように述べている。

    「ローソンができたこと、そしてこれまでレッドブルのマシンに乗った全員ができたことと比べれば、角田は良い仕事をしている。理想的ではないが、彼は改善している。だからもう1年与えれば、物事を整えていけると思う。」

    「だから彼を外すのは論理的ではない。そしてローソンもハジャーもポイントを取っている。」

    リンドブラッド昇格のためにレーシングブルズ側で調整すべきではないかという質問について、モントーヤは次のように答えた。

    「ヘルムートが100%決められない状況では、すべては明確ではない。」

    「外から見れば、ヘルムートを外して4人の結果だけを見ると、全員が残るに値する。」

    「ただ、政治が多い。角田にはレッドブル内に強力な政治的つながりがあり、それが彼を守る可能性がある。」

    「そして他の全員にもまだチャンスがある。もし誰かを外すなら、おそらく角田だ。」

    角田裕毅 レッドブル F1

    レッドブルF1の意思決定が“政治化”しつつある現実
    モントーヤの発言から浮かび上がるのは、レッドブルにおける意思決定構造がすでに転換点を迎えているという事実である。従来のようにヘルムート・マルコがすべてを決める体制ではなくなり、オーストリア本社の経営判断がより強くドライバー選定に関与している。

    この変化は、成績だけでは決まらない“政治的シート争い”の時代に入ったことを意味している。特に角田裕毅の去就は、純粋なパフォーマンスだけでなく、ホンダとの関係、マーケティング価値、将来のブランド戦略など複数の要素を踏まえて判断される段階に入っている。

    リンドブラッド昇格が既定路線になったことで枠組みはさらに複雑化し、残された3席を巡る争いは、角田裕毅、リアム・ローソン、アイザック・ハジャーの実力だけでなく、チームの政治的事情や本社方針の影響も受けざるを得ない構造となった。

    一方で、ホンダ・レーシングの後ろ盾は角田裕毅にとって依然として重要な支えとなる。しかしそれでも最終的な評価は成績が伴ってこそ意味を持つ。ローソンとハジャーが終盤に結果を重ねれば重ねるほど、角田裕毅にも安定した力を示す必要性が増していく。

    最終的に角田裕毅の2026年の行き先は、ホンダ・レーシングの存在、レッドブル本社の意図、若手2人の終盤戦でのパフォーマンス、そして自身の結果が折り重なる形で決まっていく。チームが判断を急がない一方で、角田裕毅にとっては一戦一戦がキャリアを左右する緊張感に満ちた時間となる。

  • 角田裕毅 F1キャリア崖っぷち報道「今やレッドブルにとって“無関係な存在”」

    角田裕毅 F1キャリア崖っぷち報道「今やレッドブルにとって“無関係な存在”」

    レッドブルが2025年末にドライバーを最低1名入れ替える見通しの中、角田裕毅の将来に厳しい評価が相次いでいる。

    英テレグラフ紙コラムニストで元F1デザイナーのゲイリー・アンダーソンは、角田裕毅が「キャリアで必死になりすぎてレッドブルの開発に寄与できていない」と指摘し、事実上“戦力外”との見方を示した。

    2026年のF1シーズンはすでに16枠が決定済み。レッドブル系4席のうち、アイザック・ハジャー昇格とアービッド・リンドブラッドのレーシングブルズ入りが濃厚で、残る1席を巡って角田裕毅とリアム・ローソンが争う構図となっている。

    レッドブル内で続く“1席争い”の行方
    レッドブルは2025年末に最低1名を放出する見通しで、傘下のレーシングブルズまで含めると4席のうち複数が入れ替わる可能性が高い。

    2026年の20席のうち16席がすでに埋まり、アルピーヌではジャック・ドゥーハンがフランコ・コラピントにシートを奪われて離脱。アイザック・ハジャーは“素晴らしいルーキーシーズン”を経てレッドブル昇格が確実視され、アービッド・リンドブラッドはレーシングブルズ入りがほぼ既定路線だ。

    この結果、残る1席を角田裕毅とリアム・ローソンが争う格好になっている。

    角田裕毅とローソンの比較データが示すもの
    ■ 主要指標の比較(ローソン/角田裕毅)
    ・ポイント:36/25
    ・選手権順位:14位/17位
    ・最高リザルト:5位/6位
    ・Q3進出回数:7回/6回
    ・予選最高位:3番手/6番手

    これらの数字を見る限り、ローソンが一歩リードしている構図が明確になっている。

    アンダーソンの辛辣評価「角田裕毅は開発に寄与できていない」
    ゲイリー・アンダーソンはテレグラフ紙のコラムで、角田裕毅が“必死になりすぎて”マシン開発に必要なフィードバックを提供できていないと主張した。

    角田裕毅は「キャリアのために走っており、自信を失っている」とし、毎セッションの焦点が「マシンを良くすることではなく、後方に沈まないこと」になっていると説明した。

    さらにアンダーソンは、角田裕毅が「半分はタイムを出そうとしてオーバードライブし、残り半分は慎重になりすぎて遅い」と述べ、こうした状態ではマシンの微妙な変化を感じ取ることができず「生産的なセットアップ提案は不可能だ」と断じた。

    ブラジルGPで角田裕毅は17番手スタート・17位フィニッシュ。ランス・ストロールとの接触による10秒ペナルティをレッドブルが正しく運用できず、二重ペナルティのような形になったことも指摘されている。

    アンダーソンは「この問題は自然に消えることはない」「2026年の新規定下ではさらに深刻になる」と警告し、「チームは有用なフィードバックを必要としている」と強調した。

    角田裕毅 レッドブル F1

    “逃げ道”だったアストンマーティンも消滅
    レッドブルが角田裕毅に“猶予”を与えているように見える一方で、その判断時期が他チームの空席締切と重なり、移籍先の可能性は急速に狭まっている。

    アルピーヌとキャデラックの空席はすでに埋まり、キャデラックはバルテリ・ボッタスとセルジオ・ペレスを獲得。ペレスは「角田裕毅の苦戦が、自分の評価を逆に高めた」と皮肉めいたコメントも残している。

    さらに2026年からホンダPUを受けるアストンマーティンはジェイク・クロフォードをリザーブに指名。ホンダ支援による“救済ルート”も事実上消滅した。

    分析:角田裕毅の評価急落は構造的問題——決め手を欠いた一年
    角田裕毅に対する評価がここまで厳しくなった背景には、2025年が“勝負の年”であるにもかかわらず、要所でアピールを欠いた構造的要因がある。

    (1)ローソンとの直接比較で劣勢
    特にレッドブルが重視する「予選力」で遅れをとり、数字上の説得力が不足した。

    (2)2026年市場の特殊性
    新レギュレーション導入により各チームが継続性を重視し、2025年夏の時点で大多数のシートが埋まった。

    (3)ホンダ支援の影響力低下
    アストンの若手起用方針により、従来の“ホンダルート”は実質消滅。

    (4)フィードバック能力への疑念
    アンダーソンの指摘は技術的本質を突いており、開発ドライバーとしての価値が下がっている。

    角田裕毅に残された現実的シナリオ
    ■ レッドブル残留(可能性:低)
    ローソン、ハジャー、リンドブラッドの台頭に押される。

    ■ 他カテゴリー転向(可能性:中〜高)
    WEC、SF、FEなど。他からの逆指名は困難な市場状況。

    ■ アブダビ最終戦での“奇跡的逆転”(可能性:極低)
    とはいえ、F1では1レースで流れが変わる例も存在する。

  • 角田裕毅、F1損害額ランキングで2位に転落 ボルトレトの5億超大破が影響

    角田裕毅、F1損害額ランキングで2位に転落 ボルトレトの5億超大破が影響

    角田裕毅(レッドブル・レーシング)は、2025年の“デストラクターズ選手権”でシーズン2位に後退した。サンパウロGP週末でフロントウイングを破損したものの大きな損傷には至らず、累計損害額は290万ユーロにとどまっている。

    しかし、ガブリエル・ボルトレトがスプリントでの大破と決勝での接触により週末だけで5億円超の損害を発生させ、ランキングで一気に首位へ浮上。これにより角田裕毅の順位が逆転される形となった。

    ブラジルGPでの大破がボルトレトの首位浮上を決定づける
    サンパウロでは週末を通してクラッシュが相次ぎ、特にスプリントのオープニングコーナーで発生したボルトレトの大事故が最大の注目点となった。
    サウバーのマシンは強烈な衝撃でバリアにヒットし大破。さらに決勝でも1周目に接触を喫したことで、週末単体の損害額が急増した。

    その結果、ボルトレトの今季累計は310万ユーロ(約5億2,700万円)まで上昇し、角田裕毅を抜いて“デストラクターズ選手権”の不名誉な首位に立った。

    角田裕毅は290万ユーロで2位にとどまる
    角田裕毅はサンパウロでフロントウイングを破損したものの、シャシーやサイドポッドに大きなダメージはなく、累計損害額は290万ユーロ(約4億9,300万円)にとどまっている。
    ただし、これまでランキングトップだった反動もあり、ボルトレトの“週末だけで5億円超”という異例の急増によって順位を明け渡す結果となった。

    記事では角田裕毅について「フロントウイングの損傷によりシーズン合計が290万ユーロに到達した」と明記されており、今季は中小規模の接触が積み重なって総額が膨らんだ様子がうかがえる。

    ドライバーズ首位ノリスも3位に ランキングは“意外な顔ぶれ”
    興味深いのは、現在ドライバーズ選手権の首位に立つランド・ノリスが230万ユーロ(約3億9,100万円)で3位にいる点だ。
    ノリスはサウジアラビアとカナダで大クラッシュを喫しており、パフォーマンス上位でありながら損害額も多いという対照的なシーズンとなっている。

    また、わずか6戦のみの出場であるジャック・ドゥーハンが5位に入っているのは、日本での大規模事故が影響しているためだ。

    一方、最も損害額が少ないのはマックス・フェルスタッペンで、年間わずか20万ユーロ(約3,400万円)。マイアミ、オーストリア、ブラジルで軽微な接触はあったものの、トップドライバーらしい安定性が数字に表れている。

    角田裕毅 F1 デストラクターズ選手権

    2025年“デストラクターズ選手権”トップ10(ブラジルGP時点)
    ■ 1位 ガブリエル・ボルトレト 310万ユーロ(約5億2,700万円)
    ■ 2位 角田裕毅 290万ユーロ(約4億9,300万円)
    ■ 3位 ランド・ノリス 230万ユーロ(約3億9,100万円)
    ■ 4位 ランス・ストロール 210万ユーロ(約3億5,700万円)
    ■ 5位 ジャック・ドゥーハン 190万ユーロ(約3億2,300万円)
    ■ 6位 シャルル・ルクレール 170万ユーロ(約2億8,900万円)
    ■ 7位 オスカー・ピアストリ 160万ユーロ(約2億7,200万円)
    ■ 8位 アイザック・ハジャー 150万ユーロ(約2億5,500万円)
    ■ 9位 フランコ・コラピント 140万ユーロ(約2億3,800万円)
    ■ 10位 リアム・ローソン 140万ユーロ(約2億3,800万円)

    コストキャップ時代では“壊さないこと”も実力の一部
    2021年から導入されたコストキャップにより、クラッシュによる損傷はそのまま開発計画に影響し、それが競争力に直結する。

    特に中団チームではスペアパーツの不足が発生しやすく、1度の大破で数戦分のアップデートが犠牲になるケースも珍しくない。

    ボルトレトのサンパウロでの大破は、サウバーにとって財政的・戦略的に大きな痛手となる可能性が高い。

    一方で角田裕毅は、これ以上損害額が膨らむとレッドブルの戦略に影響を及ぼす可能性もあり、残りのレースでのリスク管理がより重要となる。

  • 角田裕毅 レーシングブルズF1復帰に光明 パーメイン代表「経験は常に重要」

    角田裕毅 レーシングブルズF1復帰に光明 パーメイン代表「経験は常に重要」

    レーシングブルズのリアム・ローソンとレッドブルの角田裕毅は、2025年シーズン終盤の3戦を前に、来季のF1シートを懸けた熾烈な競争を続けている。だが、チーム代表アラン・パーメインの発言が、角田裕毅に有利な流れを示唆している。

    角田裕毅は2025年3月にローソンの後任としてレッドブル・レーシングに昇格したものの、期待された成績を残せず苦戦。一方のローソンはレーシングブルズに復帰してから立て直し、ここまで36ポイントを獲得している。

    ブラジルGPではアイザック・ハジャーを抑えて7位入賞し、コンストラクターズ争いで貴重なポイントを積み上げた。

    「経験あるドライバーを常に求めている」パーメイン発言の真意
    アラン・パーメイン代表は『RacingNews365』の取材に対し、2026年のドライバー決定時期について「アブダビGPの翌月曜まで分からないかもしれない」と語りつつも、経験の重要性を強調した。

    「新しいエンジンと空力レギュレーションが導入される2026年に向けて、経験豊富なドライバーは常に重要だと思っている。ウィリアムズのように、カルロス・サインツとアレクサンダー・アルボンという非常に経験のあるドライバーを揃えているチームが好例だ」とアラン・パーメインは語った。

    「もちろんスピードこそ最も重要だが、経験は常にものを言う。我々のドライバーに不満があるわけではないが、経験の価値は絶対に無視できない。速さを持ち合わせたうえでの経験、それが来年の助けになるだろう」

    このコメントは、2026年に向けてアービッド・リンドブラッドを起用する方針が強まる中で、経験豊富な角田裕毅をチームに戻す可能性を示唆するものと受け止められている。

    角田裕毅とローソン、数字が語る実績の差
    角田裕毅は2021年のF1デビュー以来、111戦に出場(108戦スタート)し、通算119ポイントを獲得してきた。一方のリアム・ローソンは2023年以降32戦に出走し、通算42ポイントにとどまる。経験値では角田裕毅が大きく上回っており、アラン・パーメインの「経験重視」発言は彼の立場を後押しする可能性が高い。

    レッドブルのモータースポーツアドバイザーであるヘルムート・マルコは当初、2025年メキシコGPの後にレッドブルおよびレーシングブルズのラインアップを決定する意向を示していた。しかしチームは決定を延期し、最終戦アブダビGP(12月5〜7日)後に最終判断を下す見込みだ。

    角田裕毅 レーシングブルズ/ビザ・キャッシュアップ・RB・フォーミュラワン・チーム

    両者の未来を左右する最終3戦
    2025年のコンストラクターズ争いは、レッドブル・レーシングがメルセデスと2位を争う状況にあり(現時点で32ポイント差)、レーシングブルズも6位をかけてアストンマーティンやハースと接戦を繰り広げている。

    レーシングブルズはここまで82ポイントを獲得し、内訳はアイザック・ハジャーが43ポイント、リアム・ローソンが36ポイント、そして角田裕毅がレッドブル昇格前に稼いだ3ポイントだ。こうした状況のなかで、アラン・パーメインの発言が「経験重視=角田裕毅優勢」の示唆と解釈されるのも無理はない。

    2026年にF1へ昇格予定のアービッド・リンドブラッドが加わることで、チーム内のバランスを取るうえでも経験豊富なドライバーの存在が重要になる。アラン・パーメインの「経験は常に重要だ」という言葉は、角田裕毅のキャリアを左右する一言となるかもしれない。

  • 角田裕毅 F1サンパウロGP“沈黙の無線” 「P3と聞いた瞬間に声が消えた」

    角田裕毅 F1サンパウロGP“沈黙の無線” 「P3と聞いた瞬間に声が消えた」

    F1サンパウロGPで最下位に沈んだ角田裕毅に、またも厳しい視線が注がれている。

    この週末はレッドブルの来季ラインアップ争いにおける重要レースと位置付けられていたが、結果はQ1敗退×2、決勝は2度の10秒ペナルティ、さらにラジオでも“印象的な沈黙”が残された。

    そしてレッドブル・レーシングのマックス・フェルスタッペンがピットレーンスタートからまさかの3位表彰台を掴んだことで、両者の明暗は決定的なものとなった。

    角田裕毅が“P3”を聞いて絶句 Inside Track Podcastで明かされた無線
    ポッドキャスト『Inside Track』に出演したジャーナリストのマーク・マジェンディは、レース後の角田裕毅の無線について次のように語った。

    「ひどい瞬間があった。レース後の無線で、角田が『マックスは何位?』と聞いたんだ。

    『P3だよ』と言われた瞬間、完全に沈黙した。本当に“陰鬱”な沈黙だった。あの瞬間は彼に同情したよ」

    角田裕毅は今、グリッド上で最も大きなプレッシャーを背負うドライバーのひとりだ。レッドブルは来季のフェルスタッペンのチームメイトを未定としており、昇格候補の筆頭はレーシングブルズで結果を出し続けているアイザック・ハジャーと見られている。

    サンパウロGPは逆転アピールの重要な場面だったが、残念ながらそうはならなかった。

    Q1敗退×2、最下位フィニッシュ ペナルティも重なり“最悪の週末”に
    角田裕毅はスプリント予選・本予選ともにQ1で敗退し、決勝でもランス・ストロールとの接触により10秒ペナルティを受けた。

    マジェンディはその点についてもこう指摘している。

    「ストロールとの件は、10秒ペナルティでも仕方がなかったと思う。あれは明らかだった」

    さらに、決勝中の10秒ストップペナルティ実行時にもトラブルが発生。ローラン・メキース代表の説明によれば、ペナルティ執行中に“誰かが車に触れた”ため、角田裕毅は再度ピットに入り直す羽目になった。

    「本来なら10秒間は絶対に触れてはいけない。昔ながらのストップウォッチで“10秒経過”を数える場面だ。その前に誰かが触れてしまったため、やり直しになった」

    その結果、角田裕毅はランド・ノリスから1分10秒差という厳しいフィニッシュに。レーシングブルズ勢がポイントを獲得した一方で、自身は最後尾という構図になり、評価には大きな影響を残した。

    角田裕毅 F1

    ヘルムート・マルコ「ラップタイムは悪くなかったが…」
    レッドブルのヘルムート・マルコはコラムで角田裕毅について次のように記している。

    「角田裕毅のマシンはRB21のセットアップ学習のため、元の仕様のまま走らせていた。角田裕毅は速かった。しかし10秒ペナルティが2度あってはどうにもならない。

    レース中のラップタイム自体は悪くなかったが、プラクティスでは良くなかった」

    レッドブルが角田裕毅に課していた役割――フェルスタッペンのセットアップ比較対象――はこなしたものの、結果として評価にはつながらなかった格好だ。

    2026年シート争いは「残り3戦」 角田裕毅は残留へ正念場
    角田裕毅には、2026年の去就を左右する残り3戦が残されている。

    しかし、ブラジルでの“無線の沈黙”、最下位、そしてレーシングブルズがポイント圏で戦った事実は、非常に重い。

    現時点で2026年の未確定シートはレッドブル系3枠のみ。

    その中で結果を出しているのはリアム・ローソンとアイザック・ハジャーであり、角田裕毅は苦しい立場に置かれている。

    フェルスタッペンP3、角田裕毅は沈黙——“象徴的な瞬間”が示す立場の厳しさ
    この日の無線の沈黙は、サンパウロGPでの角田裕毅の置かれた状況を象徴するシーンとなった。

    フェルスタッペンはピットレーンスタートから表彰台。レーシングブルズの2台はポイント獲得。その一方で、角田裕毅はQ1敗退×2と最下位、ペナルティの連続。

    レッドブルが判断を下すまで残された時間は少なく、求められるのは“結果”のみだ。角田裕毅にとって、次の3戦はキャリアの分岐点と言っていいだろう。

  • 2026年F1ドライバーラインナップ確定状況:残るは角田裕毅らレッドブル系3枠

    2026年F1ドライバーラインナップ確定状況:残るは角田裕毅らレッドブル系3枠

    2026年のF1グリッドは、アルピーヌがフランコ・コラピントの残留を発表したことでほぼ出揃った。

    残る不確定要素はレッドブル系チームの3席のみ。角田裕毅(レッドブル・レーシング)は昇格1年目の評価が注目されており、トップチームに残留できるかが焦点だ。姉妹チームのレーシングブルズでもリアム・ローソン、アイザック・ハジャーらが控え、レッドブル陣営内でのシート争いが激化している。

    マクラーレン
    マクラーレン
    ■ ランド・ノリス
    ■ オスカー・ピアストリ

    2026年もマクラーレンは安定の布陣を維持。ノリスとピアストリの両ドライバーは長期契約を結んでおり、将来を担うエースコンビとしてチームの中心に据えられている。近年の急成長とともに、チャンピオン争いに挑む体制が整いつつある。

    フェラーリ
    スクーデリア・フェラーリ
    ■ シャルル・ルクレール
    ■ ルイス・ハミルトン

    ルクレールは2024年に複数年契約を更新し、2029年までの長期体制を確立。ハミルトンは2025年から加入し、最低2年契約でチームを牽引している。経験と速さを兼ね備えたコンビで、名門フェラーリが再び王座奪還を狙う。

    レッドブル・レーシング
    レッドブル・レーシング
    ■ マックス・フェルスタッペン
    ■ 未定

    フェルスタッペンは2028年まで契約下にあり、チームの絶対的エースとして君臨する。一方で、チームメイトの座は依然として空席。角田裕毅の残留か、それとも他候補の抜擢か。レッドブルは慎重に決断の時を見極めている。

    メルセデス
    メルセデスAMG・ペトロナス・モータースポーツ
    ■ ジョージ・ラッセル
    ■ アンドレア・キミ・アントネッリ

    ラッセルは2026年までの契約延長が発表され、柔軟な契約形態を維持。19歳のアントネッリはデビューシーズンで速さと冷静さを見せ、メルセデスの未来を担う逸材として高い評価を得ている。若手と経験のバランスが取れた布陣だ。

    アストンマーティン
    アストンマーティン・コグニザント・フォーミュラワンチーム / ホンダ
    ■ フェルナンド・アロンソ
    ■ ランス・ストロール

    2026年からホンダ製パワーユニットを搭載し、ワークス体制に移行するアストンマーティン。アロンソとストロールのペアは4年連続で続投し、熟成されたチームワークで新時代を迎える。エイドリアン・ニューウェイらの加入も追い風となる。

    アルピーヌ
    アルピーヌF1チーム
    ■ ピエール・ガスリー
    ■ フランコ・コラピント

    ガスリーは2024年に複数年契約を結び、中団グループで安定した走りを見せている。コラピントはチーム内競争を勝ち抜き、2年目のF1シーズンに挑む。南米市場を見据えたスポンサー支援も追い風に、アルピーヌは再建を進める。

    ハースF1チーム
    ハースF1チーム
    ■ エステバン・オコン
    ■ オリバー・ベアマン

    2025年に結成された新コンビが来季も継続。経験豊富なオコンと将来有望なベアマンの安定したペアで2年目のシーズンを迎える。両者とも2026年までの契約を結んでおり、チーム再建と開発の安定化を目指す。

    レーシングブルズ
    レーシングブルズ / ビザ・キャッシュアップ・RB・フォーミュラワン・チーム
    ■ 未定
    ■ 未定

    2026年に向け、レーシングブルズはまだ正式発表がない。2025年のシーズンで飛躍したアイザック・ハジャーに加え、リアム・ローソンも堅実な走りを続けている。さらにF2で活躍するアービッド・リンドブラッドが控え、次世代の登竜門として注目が集まる。2026年の陣容発表が待たれる。

    ウィリアムズ
    ウィリアムズ・レーシング
    ■ カルロス・サインツJr.
    ■ アレクサンダー・アルボン

    ウィリアムズは2024年に複数年契約でサインツを獲得し、経験とリーダーシップを注入。アルボンは引き続きチームの安定要素として残留し、両者の相乗効果で中団上位を狙う。

    アウディ
    アウディ
    ■ ニコ・ヒュルケンベルグ
    ■ ガブリエル・ボルトレト

    ザウバーから完全移行するアウディF1は、熟練のヒュルケンベルグと若きボルトレトの組み合わせ。両者とも長期契約下にあり、開発と経験の融合でデビューイヤーを迎える。

    キャデラックF1チーム
    キャデラックF1チーム
    ■ セルジオ・ペレス
    ■ バルテリ・ボッタス

    新規参入のキャデラックF1チームは、ベテランのペレスとボッタスを起用。500戦以上の経験を誇るコンビで、初年度から確実なポイント獲得を狙う。アメリカ系ワークスとしての存在感にも期待が高まる。

    レッドブル陣営の“3席バトル”が最後の焦点
    2026年グリッドは実質的に固まりつつあり、最後に残るのはレッドブルとレーシングブルズの計3席。特に注目されるのは、角田裕毅とリアム・ローソンの去就だ。

    角田裕毅は今季レッドブル・レーシングに昇格したが、パフォーマンス面では苦戦が続き、再び姉妹チームに戻る可能性も報じられている。一方、ローソンはレーシングブルズで着実にポイントを積み重ね、評価を急上昇させている。

    さらに若手のアイザック・ハジャー、そしてF2で注目を集めるアービッド・リンドブラッドも控えており、レッドブル育成プログラムの内部競争は過熱の一途をたどる。

    2026年の新時代に向け、残るピースは「誰がレッドブルのもう一台を駆るのか」。その答えが、来シーズンのF1シーンを大きく左右することになるだろう。

  • 角田裕毅“失速” 「ホンダのために残す義理はない」ローソンがF1残留へ前進

    角田裕毅“失速” 「ホンダのために残す義理はない」ローソンがF1残留へ前進

    角田裕毅(レッドブル・レーシング)は、今季中盤以降のパフォーマンス低下によって厳しい立場に置かれている。日本GPでリアム・ローソンの代役として復帰したものの、期待された上積みを示せず、チーム内外で評価が揺らいでいる。

    一方で、ローソンは安定した走りでポイントを重ね、来季のF1残留に向けて優位に立つ状況だ。専門家からも「ホンダのために日本人ドライバーを残す義理はない」との厳しい見方が出ており、レーシングブルズのシート争いは残り3戦で決定的な局面を迎えている。

    ハジャー昇格確実、リンドブラッド起用で角田は窮地
    2026年のF1ドライバー市場では、残り3席のうち2席をレーシングブルズが握っている。レッドブル陣営ではアイザック・ハジャーの本隊昇格が既定路線とされ、アービッド・リンドブラッドのF1デビューも濃厚視されている。

    その結果、チームのもう1席は経験を重視してリアム・ローソンが継続起用されるとの見方が強まっており、角田は事実上の“押し出し”に直面している。

    専門家「ホンダのために残す義理はない」
    サンパウロGPの週末、Sky Sportsの番組でカールン・チャンドックとジェイミー・チャドウィックが両者の状況を分析した。

    チャドウィックは「リアムも強いわ。ときどき接触などがあるけど、それでもF1に残る価値がある。ジュニアチームで素晴らしい仕事をしている」と評価。

    これに対してチャンドックはより踏み込んだ見解を示した。
    「もしリンドブラッドをルーキーとして起用するなら、チームには安定感のあるドライバーが必要だ。角田は今年自信を失っているし、ホンダとの関係も終わる。もうホンダのために日本人ドライバーを残す義理はない。ローソンは十分な仕事をしている」

    この発言が物語るように、レッドブルとホンダの提携終了を前提とした人事戦略が動き始めている。

    角田は結果で存在感を示せるか
    角田の今季最高位はアゼルバイジャンGPでの6位。だがその際もローソンが直後でチェッカーを受けており、直接的な比較では上回れていない。

    対するローソンは、シーズン序盤の短期降格を経ても安定した走りでポイントを積み重ね、ハジャーとほぼ互角のペースを維持している。復調ぶりを示した走りは、チーム代表アラン・パーメインにとって「もう1年走らせる価値がある」と判断させる材料になりつつある。

    角田裕毅 ホンダ F1 レッドブル

    2026年F1ドライバーラインアップ(現時点)
    ■ レッドブル・レーシング:マックス・フェルスタッペン/未定
    ■ レーシングブルズ:未定/未定
    ■ フェラーリ:シャルル・ルクレール/ルイス・ハミルトン
    ■ メルセデス:ジョージ・ラッセル/アンドレア・キミ・アントネッリ
    ■ マクラーレン:ランド・ノリス/オスカー・ピアストリ
    ■ ウィリアムズ:アレクサンダー・アルボン/カルロス・サインツJr.
    ■ アルピーヌ:ピエール・ガスリー/フランコ・コラピント
    ■ アストンマーティン:フェルナンド・アロンソ/ランス・ストロール
    ■ ハースF1チーム:エステバン・オコン/オリバー・ベアマン
    ■ ザウバー:ニコ・ヒュルケンベルグ/ガブリエル・ボルトレト
    ■ キャデラックF1チーム:バルテリ・ボッタス/セルジオ・ペレス

    最終決断は残り3戦で
    2026年の発表を控え、レーシングブルズのシート争いは佳境を迎えている。

    チームが「経験の安定」を取るのか、「新世代育成」に振り切るのか。角田裕毅に残された時間はわずか3戦。結果で再び信頼を勝ち取れるかが、すべてを決める鍵となる。