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  • F1オーストリアGP スプリントSQ2:角田裕毅は14番手でノックアウト

    F1オーストリアGP スプリントSQ2:角田裕毅は14番手でノックアウト

    2024年F1第11戦オーストリアGPのスプリント予選SQ2が行われ、RBの角田裕毅は14番手で敗退した。

    10分間のSQ2セッションでは5台が脱落。タイヤは全車新品ミディアムの使用が義務付けられた。トラックエボリューションに賭けた半数のマシンが3分を切ってからコースインして1アタックに賭けた。

    2024年 F1オーストリアGP スプリント予選SQ2 順位・ラップタイム

    1.マックス・フェルスタッペン(レッドブル) – 1分05秒186
    2.ジョージ・ラッセル(メルセデス) – 1分05秒325
    3.オスカー・ピアストリ(マクラーレン) – 1分05秒379
    4.カルロス・サインツJr.(フェラーリ) – 1分05秒435
    5.シャルル・ルクレール(フェラーリ) – 1分05秒526
    6.ルイス・ハミルトン(メルセデス) – 1分05秒539
    7.ランド・ノリス(マクラーレン) – 1分05秒561
    8.セルジオ・ペレス(レッドブル) – 1分05秒612
    9.エステバン・オコン(アルピーヌ) – 1分05秒686
    10.ピエール・ガスリー(アルピーヌ) – 1分05秒757

    11.ケビン・マグヌッセン(ハース) – 1分05秒806
    12.ランス・ストロール(アストンマーティン) – 1分05秒847
    13.フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン) – 1分05秒878
    14.角田裕毅(RB) – 1分05秒960
    15.ローガン・サージェント(ウィリアムズ) – No Time

    16.ダニエル・リカルド(RB) –  
    17.ニコ・ヒュルケンベルグ(ハース) –  
    18.バルテリ・ボッタス(ザウバー) –  
    19.アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ) –  
    20.周冠宇(ザウバー) –  

  • 角田裕毅 F1オーストリアGPを9番手発進 フェルスタッペンがFP首位

    角田裕毅 F1オーストリアGPを9番手発進 フェルスタッペンがFP首位

    2024年のF1世界選手権 第11戦 オーストリアGPのフリー走行1回目が6月28日(金)にレッドブルリンクで行われ、マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)トップタイムをマークした。

    60分間しかプラクティスタイムがないオーストリアGPで開始30分が経過した頃にフェルスタッペンはコース上でストップ。赤旗中断となったが、セッション再開後にフェルスタッペンはすぐに走行に戻ったことから大きな問題はなかった。

    マックス・フェルスタッペンは1分05秒685秒を記録してタイムシートのトップに立った。一方、チームメイトのセルジオ・ペレスは12番手と勢いをつけることはできなかった。

    2番手には0.276秒差でマクラーレンのオスカー・ピアストリ。チームメイトのランド・ノリスはアタックラップのセクター2でコースオフを喫して13番手だったが、セクター1では区間ベストをマークしており、今週末はマクラーレンが強そうだ。

    3番手にはシャルル・ルクレール、4番手にはカルロス・サインツJr.とスクーデリア・フェラーリの2台が続き、ある程度の競争力はみせている。

    しかし、5番手のルイス・ハミルトン(メルセデス)はこのセッションでハードタイヤしか使っておらず、ジョージ・ラッセルも8番手につけていることから、フェラーリとのバトルが期待される。

    2024年F1 オーストリアグランプリ

    6番手にはアルピーヌF1のエステバン・オコンがミッドフィールドのトップに立った。チームメイトのピエール・ガスリーは11番手。

    7番手にはアストンンマーティンのランス・ストロール。チームメイトのフェルナンド・アロンソは10番手。

    そして、9番手にはRBの角田裕毅がトップから0.894秒差でトップ10入り。RBは前戦でアップグレードを機能させることができず、2台でパーツを分けて評価にあたった。ダニエル・リカルドが16番手だったことから、角田裕毅サイドのセットアップが正解だったかもしれない。

    しかし、上記のように特にアルピーヌが競争力をつけており、セルジオ・ペレスとランド・ノリスが本来の走りをすれば、RBはポイント争いはまだ難しいかもしれない。

    F1オーストリアGPは、このあと23時30分(現地時間16時30分)からスプリント予選が行われる。

    2024年 F1オーストリアGP フリー走行1回目 順位・ラップタイム

    順位 No ドライバー チーム タイム GAP LAP
    1 1 マックス・フェルスタッペン レッドブル 1分05秒685   28
    2 81 オスカー・ピアストリ マクラーレン 1分05秒961 0.276 32
    3 16 シャルル・ルクレール フェラーリ 1分06秒055 0.370 31
    4 55 カルロス・サインツJr. フェラーリ 1分06秒128 0.443 31
    5 44 ルイス・ハミルトン メルセデス 1分06秒254 0.569 29
    6 31 エステバン・オコン アルピーヌ 1分06秒297 0.612 30
    7 18 ランス・ストロール アストンマーティン 1分06秒394 0.699 27
    8 63 ジョージ・ラッセル メルセデス 1分06秒386 0.701 32
    9 22 角田裕毅 RB 1分06秒579 0.894 30
    10 14 フェルナンド・アロンソ アストンマーティン 1分06秒603 0.917 30
    11 10 ピエール・ガスリー アルピーヌ 1分06秒734 1.049 28
    12 11 セルジオ・ペレス レッドブル 1分06秒783 1.098 24
    13 4 ランド・ノリス マクラーレン 1分06秒880 1.195 30
    14 24 周冠宇 ザウバー 1分06秒919 1.234 28
    15 77 バルテリ・ボッタス ザウバー 1分06秒925 1.240 29
    16 3 ダニエル・リカルド RB 1分06秒962 1.277 31
    17 27 ニコ・ヒュルケンベルグ ハース 1分06秒966 1.281 31
    18 20 ケビン・マグヌッセン ハース 1分06秒995 1.310 28
    19 2 ローガン・サージェント ウィリアムズ 1分07秒145 1.460 31
    20 23 アレクサンダー・アルボン ウィリアムズ 1分07秒259 1.574 29
  • 角田裕毅 「2026年にホンダF1を相手に戦うならばエキサイティング」

    角田裕毅 「2026年にホンダF1を相手に戦うならばエキサイティング」

    角田裕毅は、2026年にホンダF1がライバルになるとしてもハッピーであり、彼らと競争することはエキサイティングなことだと語る。

    2025年限りでホンダF1はレッドブルへのパワーユニット供給を終了し、2026年からはアストンマーティンにワークスパートナーとしてパワーユニットを供給する。

    アストンマーティンは、ホンダのF1パワーユニットを搭載する初年度となる2026年もフェルナンド・アロンソとランス・ストロールが残留することが契約上は決定している。

    現在、2025年にRBに残留することが決定している角田裕毅は、2026年にこのままレッドブルファミリーの残るにしても、他チームに移籍するにしても、ホンダ以外のF1パワーユニットでアストンマーティン・ホンダと戦うことになる。

    そして、ジュニアカテゴリーの頃からホンダのサポートを受けてきた角田裕毅にとって、ホンダと働かないことは初めてとなる。

    F1オーストリアGPの木曜記者会見に出席した角田裕毅は「2026年。絶対とは言い切れませんが…わかりませんけど」と前置きいた上で次のように語った。

    「彼らがライバルになるなら興味深いですね。倒さなければならない最強のライバルになります」

    「そのような状況でも僕はハッピーですし、彼らと競争できることはエキサイティングだと思います。実際、彼らが良いエンジンを持っていることは分かっていますしね」

    「まあ、どうなるかは決して分かりません」

    「僕が彼らのマシンをドライブするなら、それはそれでいいことです。でも、今のところ…彼らはアストンに移籍して、まだ僕がレッドブル・ファミリーの一員でいるならば、それはそれでエキサイティングだと思います」

    「それに完全な別れでは決してないですからね」

    角田裕毅

  • 角田裕毅 F1オーストリアGP展望「アップグレード不発の答えは出てない」

    角田裕毅 F1オーストリアGP展望「アップグレード不発の答えは出てない」

    角田裕毅が、2024年F1第11戦オーストリアGPの木曜記者会見に出席して、週末にむけての展望を語った。

    RB F1チームは、先週末のバルセロナで大規模なアップグレードを投入したが、角田裕毅とダニエル・リカルドはマシンの感触に満足しているにも関わらず、それが結果に反映されないという奇妙な状況に陥った。

    RBのCEOであるビーター・バイエルは、シミュレーターでの数値がアップグレードパッケージのセットアップのスウィートスポットを「騙している可能性がある」と述べ、今週末も原因を解明することに取り組んでいると語っている。

    その件について質問された角田裕毅は「今週中に明確な説明ができればいいんですけどね。当然チームはその問題を懸命に掘り下げています」とコメント。

    「レース後のデータでは、まだ僕たちが見たかったものが見えていますが、どういうわけかパフォーマンスが良くありませんでした。いくつか原因がありそうですが、明確な答えはまだ出ていません」

    「それは僕たちにとってもちょっとしたミステリーで、セットアップ面でもっとうまくやれたはずのことがいくつかあるのは明らかです。でも、以前のレースと比較して、なぜあれほど多くのロスがあったのか、まだ説明がつきません」

    F1オーストリアGPはスプリントフォーマットで開催されるため、フリープラクティスは60分間しかない。それでもRBは、新旧スペックのバック・トゥ・バック テストを含め、2台のマシンでパーツの評価を予定している。

    「スプリント予選レースがあることはわかっていますけど、チームとして全車テストすることは確実です」と角田裕毅はコメント。

    「クルマを比較しながら、できるだけ早く答えを知りたいです。古いとか新しいとか、そういうことではないんです」

    「今週も新しいパーツをいくつか投入しています。そのどれもが混在していますが、今週末には完成するはずです。何が原因だったのか、そして今後どのような方向に進むべきなのか、答えはわかっています。

    角田裕毅 オーストリアグランプリ

    2023年、レッドブルリンクで開催されたF1イベントは、1000件を超える“トラックリミット”違反、ペナルティの嵐、レース後の結果遅延や抗議などにより、茶番劇と化した。

    F1統括団体であるFIA(国際自動車連盟)とトラックオーナーのレッドブルは、トラックリミットの混乱への対策として、最大のトラブルスポットであるターン9とターン10の縁石の反対側に、一時的なグラベルストリップが追加した。

    この変更について角田裕毅は「良い変更ですが、モンツァの2番目のシケインのように、砂利がレーストラックに入ってきてパンクの可能性が高くなるようなことがなければいいんですけど…それだけですかね。でも、うまくいくことを願っています」とコメント。

    また、パンクだけの問題か、先行車がコースオフして砂利が舞うことで気が散ることはないか、またグリップの変化など、グラベルについてさらに詳しく説明を求められた角田裕毅は「特に予選では。誰かが砂利の上を走ったり、砂利がコースに入ってきたりすると、次のコーナーで確実に影響が出ますし、最終コーナーは依然として高速コーナーなので、リアグリップがしっかりしている必要があります。だから、そこが唯一の懸念点だと思います」とコメント。

    「また、砂利がフロアにダメージを与える可能性もあります。モンツァとこことではスピードがかなり違うので、そんなことは起こらないかもしれませんが、もしそうなったら、あのグラベルを避けるのはかなり難しいですね」

  • 角田裕毅が違和感のアップグレードに「騙されている可能性」とRB F1幹部

    角田裕毅が違和感のアップグレードに「騙されている可能性」とRB F1幹部

    RB・フォーミュラワン・チームは、F1スペインGPでアップグレードが間違ったセットアップの方向に進んでしまった原因を解明するために時間との戦いに挑んでいる。

    RBのCEO、ピーター・バイエルは、F1チームがバルセロナでのアップグレードが機能している証拠を持っているが、マシンのセットアップのスイートスポットに関しては「騙されている」かもしれないと語った。

    RBは先週末のスペイングGPで、フロアのアップデート、リアウィングの新設計、エンジンカバーの再設計など、数多くのアップグレードをVCARB01に導入した。

    しかし、角田裕毅とダニエル・リカルドはQ1に進出できず、それぞれ17番手と18番手となった。

    レースでも状況は変わらず、リカルドは15位、角田裕毅はマシントラブルを報告した後、19位に沈んだ。

    リカルドは、マシンの中では実際に快適に感じていたが、前の週末と比べてパフォーマンスが劣っていたのは特に不可解だったと語った。

    RB・フォーミュラワン・チームのCEOであるピーター・バイエルによれば、アップグレードが機能しているという証拠はあるが、チームを誤ったセットアップの方向に導いた可能性があるという。

    「データは明確で、アップグレードが機能していることを示している」とバイエルはORFに語った。

    「しかし、レースエンジニアは私に『これらのアップグレードがあなたを騙している可能性がある』と説明した」

    「つまり、マシンの最適なポイントを見つけたつもりでも、実際にはマシンが示す場所ではないということだ」

    「我々は少し舞い上がってしまっていた。これかそこをら分析する」

    「これらのマシンはピラミッドのように機能しており、頂上を見つける必要がある。シミュレーションモデルは、自分が頂上にいると信じさせるが、実際にはそうではない」

    「グロックナー山(オーストリア最高峰)の頂上に立っているつもりでも、実際にはその隣に立っているようなものだ。今週末はまさにそんな感じだった」

    角田裕毅 RB・フォーミュラワン・チーム

    ピーター・バイエルは、レッドブル・リンクでのFP1でバック・トゥ・バック・テストを行うかどうかはまだ明らかにしていないが、オーストリアがスプリントウィークエンドであるという事実は、適切なセットアップの方向性を迅速に見つけなければならないというプレッシャーがかかることを意味していると語った。

    「スペックを元に戻すことは確かに選択肢の一つだ」とバイエルは語った。「おそらく、我々はマシンの1台でそれを実行するだろう。」

    「オーストリアはスプリントウィークエンドになるので、何が起こったのかをすぐに調べなければならない」

    「つまり、最初のプラクティスセッションで実際に何をすべきかを把握しておかなければならない」

    「プレッシャーもそれに比例して高まっている。誰もがすでに来週末に向けて全力で取り組んでいる」

  • 角田裕毅 2025年のRB F1のチームメイトはリアム・ローソンで内定?

    角田裕毅 2025年のRB F1のチームメイトはリアム・ローソンで内定?

    リアム・ローソンは、2025年にレッドブルのジュニアチームであるRBでダニエル・リカルドを追い出し、角田裕毅のチームメイトとして起用される見通しだ。

    現在のドライバー市場の「シリーシーズン」において、多くの契約や最終期限に関連する重要な日付が6月末頃であることが明らかになった。

    「来週に向けて準備はできている」とザウバーのドライバーであるバルテリ・ボッタスは緊張した面持ちで語った。

    「具体的な日付は一つあるが、それがいつになるかは言えない。でも、多くのことが決まるだろう。」

    いくつかの契約期限は今週末のオーストリアGPと重なる可能性があるが、1週間後のシルバーストーンでのレース中にさらに多くのことが明らかになるだろう。

    「シルバーストーンは狂気じみたものになるだろう」と来季ハースF1チームのシートを獲得する見込みのオリバー・ベアマンは予想する。「いろいろなことが起こるだろう」

    パフォーマンスの芳しくないRBドライバーのダニエル・リカルドは、先週末のバルセロナで、2024年以降のファエンツァを拠点とするチームでの自分の立場について不安を感じていると認めた。

    「厳しい」とリカルドは語った。「決断の背景にある理由は一つではないからね。非常に多くのことが関係している。非常に負担が大きいこともある」

    リカルドにとって、そうした要因の1つは、チームオーナーのレッドブルがリザーブドライバーのリアム・ローソン(22歳)に2025年のフルレースシートを提供できない場合、彼は他のチームと自由に契約できるということだ。

    リアム・ローソンがアウディ傘下のザウバーと交渉しているという噂が突然浮上したのは偶然ではない。

    角田裕毅 リアム・ローソン F1

    しかし、レッドブルのチームコンサルタントであるヘルムート・マルコは、リアム・ローソンが来年RBでリカルドに代わって角田裕毅のチームメイトになるだろうと示唆した。

    「株主は、これがジュニアチームであることを明らかにしており、我々はそれに応じて行動しなければならない」とヘルムート・マルコはオーストリアGPを前にKleine Zeitung に語った。

    「ダニエルの目標は、彼が並外れたパフォーマンスを見せればレッドブル・レーシングに加わるだろうということだった」とマルコは説明した。「そのシートは現在セルジオ・ペレスのものなので、その計画はもう有効ではない」

    RBのラインナップについては、マルコは「すぐに若いドライバーを投入する必要がある。それがリアム・ローソンだ」と語った。

    また、ヘルムート・マルコはRBがバルセロナで導入した大幅なアップグレードについても懸念を表明した。

    「彼らのマシンは実際にパフォーマンス面でクラッシュした。大幅なグレードダウンだった」とマルコはSpeed WeeKに語った。

  • 角田裕毅 F1スペインGPのマシンは「間違いなく何かがおかしかった」

    角田裕毅 F1スペインGPのマシンは「間違いなく何かがおかしかった」

    角田裕毅は、F1スペインGPのRBマシンは「間違いなく何かがおかしかった」と語った。

    ここまでシーズンのスター選手の一人であり、VCARB01とともに下位のポイント獲得に貢献してきた角田裕毅は、RBが大規模アップグレードを投入したバルセロナオではチームメイトのダニエル・リカルドほど快適には感じなかったとと語った。

    「タフなレースでした。苦戦しました」と角田裕毅はレース後に語った。

    「マシンのハンドリングは決して簡単ではなく、いつもほど快適ではありませんでした」

    「少なくともステアリングに関しては解決できましたが、車内の感覚がおかしかったので、完全に直ったのかどうかはわかりません」

    「ペースはまったくなく、バランスも何もかもで苦労しました。間違いなく何かがおかしかったのです」

    「予選ではバランスは良かったのですが、あまりにもスライドしすぎて、ダウンフォースをあまり感じられませんでした」

    このような奇妙な週末を受けて、RBのテクニカルディレクターをジョディ・エギントンは、まずは異常がないか確認することが第一歩だと述べた。

    「パルクフェルメからマシンを降ろしたら、よく調べて、何か明らかな問題がないか確認する必要がある」とジョディ・エギントンは語った。

    角田裕毅 F1

  • RB・F1のアップグレードは「まだ元に戻す必要はない」とリカルド

    RB・F1のアップグレードは「まだ元に戻す必要はない」とリカルド

    F1スペインGPでの苦戦をきっかけに、RB・フォーミュラワン・チームはアップグレードについて多くの疑問を抱えている。だが、ダニエル・リカルドはバルセロナでの「本当に奇妙な」パフォーマンス低下について調査中であるため、チームのアップグレードを元に戻す必要はないと語った。

    RBはバルセロナに、新しいリアウィング、改良されたサイドポッドとエンジンカバー、再設計されたフロアを含む、精巧なアップグレードパッケージを持ち込んだ。

    チームは、これらのアップデートにより、最近アストンマーティンを抜いてF1の熾烈な中団グループでVCARB01が最前線に留まることを期待していた。しかし、その代わりにチームは競争力を失い、リカルドとチームメイトの角田裕毅は予選Q1で敗退した。

    それぞれ17番手と18番手からスタートした角田とリカルドは、レースでもインパクトを与えることができず、リカルドは15位でフィニッシュし、アルピーヌの最終ポイント獲得者エステバン・オコン(10位)に30秒差をつけられた。

    RBは、なぜ週末がこれほど衝撃的な結果となったのか、いまだに答えを追い求めており、シミュレーションツールによって誤った方向に導かれたのか、あるいはバルセロナの週末を通して変化する状況に合わせてパッケージを最適化しなかったのかという疑問が浮上している。

    今週末オーストリアで3連戦の2戦目が開催される中、RBチームは事態を好転させる時間が限られているが、ダニエル・リカルドはバルセロナでのアップデートをまだマシンから取り外す必要はないと感じている。

    「その誘惑に駆られるのはおそらくあと72時間くらいだと思う」とリカルドは言う。「それでも確信が持てなかったり、明確な答えが出なかったりした場合は、『わかった。とりあえず戻してみようか』と言うかもしれない」

    「でも今はまだ、そこまでする必要はないと思っている。すべてをテーブルに並べて、それでもまだ同じ状況なら、それは問題になるだろう」

    RB・フォーミュラワン・チーム

    リカルドにとって最も不可解なのは、彼は実際にマシンにかなり満足しており、彼と彼のチームが利用可能なマシンパッケージで多くのことをやり残したとは思わなかったことだ。

    「ここまで大きく順位を落とすなんて、本当に奇病な週末だった」とリカルドは説明した。

    「予選では悪い感じはしなかった。デブリーフフィングで裕毅と僕は良いラップができたと感じていたし、バランスも悪くないと感じていた」

    「単純に負荷が足りなかったと思うし、新しいパッケージからすべてを引き出せていないと思う」

    「正直、レースでは良い感触があった。結果には満足しているけど、15位という結果は決して喜ぶべきものではない」

    「レースの記録やフィードバックはたくさんある。今後48~72時間で検討すべきことがたくさんある」

    角田裕毅はリカルドからさらに25秒遅れの19位でフィニッシュし、ウィリアムズの苦戦が続くロガン・サージェントに次ぐ19位となったが、レース中に自分のマシンに根本的な問題があることを感じていた。

    「序盤から明らかな問題があり、特に2回目のスティントではそれが少し影響していたのは確かです」と角田裕毅は語った。

    「ステアリングに関しては少なくとも解決できたけど、車内の感覚がおかしかったので完全に直ったかどうかはわかりません」

    「ペースがまったく出ず、バランスに苦戦します。すべてにおいてですね。間違いなく何かがおかしかった」

    「予選ではバランスは良かったけど、とにかくスライドしすぎていて、ダウンフォースをあまり感じられませんでした」

  • 角田裕毅 F1スペインGP総括「全セッションでペースが上がらず」とRB代表

    角田裕毅 F1スペインGP総括「全セッションでペースが上がらず」とRB代表

    角田裕毅が19位という結果に終わった2024年F1第10戦スペインGPの週末について、ビザ・キャッシュアップRBのチーム代表を務めるローラン・メキース、テクニカルディレクターのジョディ・エギントンが振り返った。

    RBは、バルセロナに大規模なアップグレードパッケージを投入。しかし、初日のFP1で新型リアウイングのDRSに不具合が発生して旧スペックに戻さざるを得なくなったことから妥協を強いられることになった。

    ミッドフィールドのライバルが競争力を上げるなか、RBはすべてのセッションでトップ10に入ることができず、予選では、角田裕毅が17番、ダニエル・リカルドが18番手と低迷。

    決勝では、2ストップ戦略のダニエル・リカルドが15位、3ストップ戦略を採用した角田裕毅は、ピットレーンのスピード違反も相まって19位でレースを終えることになった。

    「我々は、ファクトリーにいる全員が懸命に設計・製造したアップグレードに大きな期待を寄せてここに来た。しかし、残念ながらフリー走行の開始直後から、すべてのセッションでペースが上がらなかった」とRB F1のチーム代表を務めるローラン・メキースはコメント。

    「この週末が我々にとって不運だったことは否定しようがない。ギャップは非常に小さかったが、競争力がないという事実を言い訳にするつもりはない。スタートポジションを考えると、雨やセーフティカーなど、何か特別な状況が発生しなければならなかったが、レース展開は直線的であり、両ドライバーはベストを尽くしたが、スペインでは成果を残すことが出来なかった」

    「ポジティブな面を見れば、2台のマシンで多くのテストを行い、可能な限り多くのデータを収集することができた。今、我々チーム全員は、レッドブル・リンクで再びコースに復帰するまでのわずかな期間で進歩を遂げるべく、厳しいテストに直面している」

    「今シーズンは非常に長いので、厳しい週末が待ち受けているだろう。このことはもう忘れて、気を落とさずに、数日のうちにオーストリアで再び戦うために、前を向いて集中しなければならない」

    角田裕毅 RB・フォーミュラワン・チーム F1 スペインGP

    テクニカルディレクターを務めるジョディ・エギントンは「予選ポジションからポイント獲得は難しいだろうと分かっていたので、レースでチャンスがあれば、何か違うことを試す準備も必要だったが、残念ながらチャンスはなかった」とコメント。

    「ダニエルのペースとミディアムコンパウンドでのデグラデーションは妥当で、アロンソ、ストロール、ボッタスを含む前方のグループに追いつくことができた。しかし、2回目のピットストップ直後にブルーフラッグが提示され、その影響でタイムロスを余儀なくされたため、しばらくの間、この集団から遅れてしまった。ペースは遜色なかったが、この集団に追いつくことはできなかった」

    「裕毅はマシンのバランスに満足しておらず、メカニックたちはツールやフラップの調整などを通じて改善を試みたが、難しい状況だった。パルクフェルメを出たところでマシンの状態をじっくり見直して、何か明らかな原因が見つかるかどうか確認する必要がある」

    「今週末のレース全体を見渡して、来週末のオーストリアに向けて、バルセロナで期待していたほどのパフォーマンスを発揮できなかった理由や、今シーズンこれまでのパフォーマンスの水準と比較して、より詳細に理解するための分析を数多く行う必要がある。そして、オーストリアに向けての準備にこの分析結果を反映させていく」

  • 角田裕毅に見せ場なく…2024年F1スペインGP決勝ハイライト動画

    角田裕毅に見せ場なく…2024年F1スペインGP決勝ハイライト動画

    2024年F1 スペインGP 決勝のハイライト動画。6月22日(土)にカタルーニャ・サーキットで2024年のF1世界選手権 第10戦 スペイングランプリの決勝レースが行われ、角田裕毅(RB)は見せ場を作ることなく19位でレースを終えた。

    レースは、4番グリッドからスタートしたジョージ・ラッセルが、1コーナーでマックス・フェルスタッペンとランド・ノリスをアウトサイドから抜き去る素晴らしいパッシングを見せてエキサイティングなグランプリを予感させた。

    しかし、3周目にマックス・フェルスタッペンがリードを奪うとそこからは独走。第1スティントで7秒のリードを築くと、最後はランド・ノリスの猛追を受けたが、2秒のリードを保ってチェッカー。今シーズン7勝目、通算61勝目を挙げた。

    2位はランド・ノリス。ミディアムタイヤでの第2スティントでは、ジョージ・ラッセルとホイール・トゥ・ホイールの激しいバトルを展開した。

    3位にはルイス・ハミルトンが続き、今季初表彰台を獲得。序盤にはカルロス・サインツJr.とホイールを接触させる激しいバトルをみせた。

    5位と6位でフィニッシュしたシャルル・ルクレールとカルロス・サインツJr.はオープニングラップで接触を伴う激しいバトル。ルクレールが「チームの指示を無視した」と批判すると、サインツは「ルクレールは文句が多い」とレース後に舌戦を繰り広げることになった。

    角田裕毅にとっては厳しい週末となった。RBはバルセロナに大規模なアップデートを投入したが、初日にDRSに不具合が発生して新型リアウイングを使えない状況となり、アップグレードパッケージは妥協を強いられた。

    スタートで順位を上げた角田裕毅だが、ソフト-ミディアム-ハード-ソフトという3ストップ戦略でも状況を打破することはできず、ピットレーンでのスピード違反による5秒ペナルティも重なり、15位でフィニッシュしたダニエル・リカルドの後方の19位でフィニッシュ。

    「とてもタフなレースでした。マシンをハンドリングするのが難しく、いつものようなフィーリングを得ることができませんでした。なにかがうまくいっていないので、原因を分析してオーストリアではもっと力を発揮できるようになって戻ってきたいと思います」と角田裕毅は語った。

    動画の公開は終了しました