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  • ホンダF1、2018年にむけて外部コンサルタントとの提携を強化

    ホンダF1、2018年にむけて外部コンサルタントとの提携を強化

    ホンダは、2018年にむけて外部コンサルタントとの提携を強化。また2018年仕様のF1エンジンに問題があった場合は今季型をバックアップとして使用していくという。

    ホンダは、2017年シーズンにむけてF1エンジンの設計を一新したが、プレシーズンテストではオイルシステムの問題に見舞われ、パフォーマンスを追求するまでに多くの問題に対処することになった。

    3年間にわたるマクラーレンとのパートナーシップを解消し、2018年からトロ・ロッソにF1エンジンを供給するホンダは、2018年にむけて現在のコンセプトを進化されており、新バージョンのエンジンがテストで信頼性を証明できなかった場合には、開幕戦で2017年仕様を使用するというオプションを持つことができる。

    今年までホンダのF1プロジェクト総責任者を務めた長谷川祐介は「同じコンセプトを継続することは大きな助けになります」と Autosport にコメント。

    「我々にはさらなるパフォーマンスと信頼性が必要です。シーズンのこの段階でそれははるかに向上しています」

    「来年の完全な仕様は確定していませんが、少なくとも我々には現行エンジンというバックアッププランがあります。ですので、来年は順調にシーズンのスタートを切ることが出来ると確信しています」

    「我々は去年から今年でエンジンコンセプトを変更しました。それが我々にとって必要なアップデートだったことは間違いありません。我々は正しい方向に進んだと考えています」

    「最大の問題は2017年の冬季テストまでにエンジンを完成させることができなかったことです。良いことも試しましたが、完成されるまでにはもっと時間が必要でした」

    2018年にむけてホンダはF1の運営体制を変更。長谷川祐介が務めたF1プロジェクト総責任者のポジションは配置され、現場の指揮に専念するテクニカル・ディレクターを設置し、田辺豊治が就任。さくらでのエンジン開発は浅木泰昭が指揮をとる。

    長谷川祐介は、ホンダのエンジンコンセプトはライバルに追いつけると確信していると語る。

    「我々はコンペティターとほぼ同じコンセプトを採用しているので、他に追いつけない理由はありません」と長谷川祐介は述べた。

    2017年、ホンダは素早い改善をもたらすために、どの企業かは明かさないものの、外部のコンサルタントからのインプットを利用した。

    ホンダは2018年もそれらのパートナーシップを継続し、さらに強化していくことを予定している。

    「我々は他のパートナーと多くのコラボレーションを開始しました。パートナーに関しては、通常、開示することはありません」と長谷川祐介はコメント。

    「我々はそのプロジェクトから結果を確認できています」

    「我々はそれらのコラボレーションを継続していきます。打ち切る理由はありません。コラボレーションをさらに強化していく必要があります」

    「大部分の人々は、ホンダが自分たちだけでそれをやろうと考えていると思います。ですが、それは正しくありません。我々は外部のリソースを歓迎していますし、実際にそうしています」

    「もちろん、言葉の壁、地理的な壁、アイテムの違いなど、いくつか制限や障害がありますし、簡単な仕事ではありません」

    「我々は国内のパフォーマンスを最大限にする必要があります。外部リソースを得ることに異論はありません。当然のことながら、それは増加しています」

    ホンダとトロ・ロッソのマシン開発においては、すでにレッドブルがレッドブル・テクノロジー社を通して協力体制を築いている。

  • ホンダ、インディカーのエンジンのハイブリッド化に反対

    ホンダ、インディカーのエンジンのハイブリッド化に反対

    ホンダは、F1型のハイブリッド要素が将来的なインディカーのエンッジンの一部になることを望んでいないと語る。

    インディカーは2013年にダブルターボのレイアウトを義務化。それ以降、2.2リッター V6ツインターボエンジンを採用している。

    今年、現在のエンジンサプライヤーであるホンダとシボレーはインディカーとの契約を複数年延長。

    両者は長期的なインディカーの将来を定義するエンジン仕様について議論を行っている。

    Honda Performance Development(HPD)のレースチームのプリンシパルを務めるアラン・ミラーは、インディカーのハイブリッド化について「それは我々が好むものではない」と Autosport にコメント。

    「我々は現在の小排気量のV6ツインターボというエンジンのアーキテクチャを好んでおり、同じようなレイアウトを維持したい」

    「ハイブリッドのユニットを搭載したいという願望はないし、マーケティング的な理由もない。それは議論として挙がってはいるが、我々はその方向に進むとは思っていない」

    近年、インディカーはコスト削減に着手しており、その動きのなかで2018年からユニバーサルエアロキットが採用される。

    アラン・ミラーは、同じような構成のエンジンを維持していくことが、インディカーの目標にとっては重要だと考えている。

    「最終的に、シリーズの目的は、何とかコストを抑えながら、超高速マシンによる素晴らしいレースを作り出すことだと思う」

    ホンダは、2017年に強力なエンジンを造ったと考えているが、ここ数年はそれを効果的なエアロパッケージと組み合わせることに苦戦している。

    しかし、2016年はわずか2勝だったが、今年は17戦中で7勝を挙げている。

    シボレーのドライバーのなかには、2018年にインディカーが標準化されたエアロキットに切り替えることで、ホンダがシーズン開幕時に優位に立つと考えているものもいる。

    しかし、アラン・ミラーは2社のエンジンメーカー間のギャップについての話については重要視していないと語る。

    「正直、この3年間のマニュファクチャラー・エアロキットで相対的なエンジンパフォーマンスを評価することは本当に難しかった」

    「方程式で空力の影響を排除するのは非常に難しい。だが、我々が作った方程式では、今年の初め、あるいは2016年のインディ500以降は小さなステップだったと言える」

    「今シーズン中にそのギャップは解消されたと思っている。2018年にシボレーとの間にギャップがあったとしても、それは大きなものではないと思う」

    「我々の前提としては、ギャップはないと仮定しており、冬の間の仕事はできるだけゲインを得ることにある。それがこのような競争的な状況で採ることができる唯一のアプローチだ」

    「エアロの相違がなくなったことで、すべてが同じになる。エンジン、つまり、パワー、トルク、ドライバビリティ、そして、調整できる量の限界になかでチームが生み出せる差にかかってくる」

  • ホンダ、2018年 SUPER GTの体制発表を東京オートサロン2018で実施

    ホンダ、2018年 SUPER GTの体制発表を東京オートサロン2018で実施

    ホンダは、1月12日(金)に2018年のSUPER GTの体制発表を東京オートサロン2018で実施する。

    本田技研工業は、2018年1月12日(金)から14日(日)まで千葉県の幕張メッセにて開催される「東京オートサロン2018」において、四輪車、二輪車、モータースポーツ競技車両を出展し、さまざまなカスタマイズの可能性を提案するとともに、モビリティーの楽しさやモータースポーツの魅力を伝えていく。

    四輪車は、東京モーターショーで先行公開した来年発表予定の「CR-V」や、来春マイナーモデルチェンジ予定の「JADE RS(ジェイド アールエス)」をベースにしたコンセプトモデルに加え、しなやかで上質な乗り味を求めたコンプリートカーブランド「Modulo X(モデューロ エックス)」シリーズとして12月14日(木)に発表した「FREED Modulo X (フリード モデューロ エックス)」、12月21日(木)に発表した「N-ONE RS(エヌワン アールエス)」などの新型モデルを展示する。

    モータースポーツ競技車両は、第101回インディ500にて、佐藤琢磨(Andretti Autosport)が日本人初の優勝を遂げたマシン「Dallara DW12」や、7月に販売を開始した「NSX GT3」、FIMロードレース世界選手権MotoGPクラス参戦マシン「RC213V」などを展示する。

    また、1月12日(金)10:30より会場内Hondaブースにおいて、2018年シリーズにおけるSUPER GTの体制発表を行う。執行役員 ブランド・コミュニケーション本部長 森山 克英、モータースポーツ部 部長 山本 雅史が登壇予定。

    2018年のホンダのドライバーラインナップには元F1ドライバーのジェンソン・バトンが加わることが明らかになっており、バトンを含めどのドライバーがどのチームのマシンに乗るかことになるかは注目だ。

  • ホンダ、新型インサイトのプロトタイプをデトロイトショーで世界初公開

    ホンダ、新型インサイトのプロトタイプをデトロイトショーで世界初公開

    ホンダは、新型インサイトのプロトタイプモデルをデトロイトモーターショーで世界初公開する。

    今回、プロトタイプモデルを公開する新型インサイト(INSIGHT)は、1999年に米国で初のハイブリッドモデルとして発売された初代、2009年に登場した2代目に続き、3代目となるハイブリッド専用モデル。

    インサイトは、ホンダのセダンラインアップにおいて「シビック(CIVIC)」の上位に位置付けられる5人乗りセダンとして開発され、スタイリッシュなデザインと、革新的な2モーターハイブリッドシステム「SPORT HYBRID(スポーツ ハイブリッド)i-MMD」を採用する。

    新型インサイトは、米国・インディアナ工場で生産され、2018年夏に米国での発売を予定している。

    2018年北米国際自動車ショー(デトロイトモーターショー)は、米国・デトロイトで2018年1月14日(日)~1月28日(日)に開催される。

  • ホンダ、鈴鹿8耐と全日本ロードレース選手権へのワークス参戦を決定

    ホンダ、鈴鹿8耐と全日本ロードレース選手権へのワークス参戦を決定

    本田技研工業は、2018年シーズンのMFJ全日本ロードレース選手権(JRR)のJSB1000クラスと、FIM 世界耐久選手権 鈴鹿8時間耐久ロードレース(鈴鹿8耐)にワークスチーム「Team HRC」として参戦することを決定した。

    ホンダがワークスチームとしてJRR JSB1000クラスおよび鈴鹿8耐に参戦するのは2008年以来、10年ぶりとなる。CBR1000RRをベースとしたワークスマシンを投入し、HRCライダーの高橋巧がJSB1000クラス2連覇と同時に、鈴鹿8耐での優勝を目指す。

    ホンダは『コーポレートスローガンである「The Power of Dreams」のもと、モータースポーツ活動の発展に寄与することで、お客様と喜びの共有を目指してまいります』と声明で述べた。

    森山克英 (本田技研工業株式会社 執行役員 ブランド・コミュニケーション本部長)
    「Hondaワークスチームで参戦し、頂点を目指しチャレンジすると共に、ライダー、チームの人材育成にもつなげていきたいと思います。これからも、モータースポーツファンの皆様のご期待に応えられるように頑張ってまいりますので、Hondaチームへのご声援をよろしくお願いします」

    野村欣滋 (株式会社ホンダ・レーシング 代表取締役社長)
    「国内ロードレースの最高峰クラスであり、2018年は全9戦中、13レース※3が開催され、ますます激しい争いが見込まれるJRR JSB1000クラスと、鈴鹿8耐という厳しいレースに、ワークスチームとして10年ぶりに参戦します。Team HRCはチャレンジャーとして、一丸となって勝利を目指してまいります。皆様のご声援をよろしくお願いします」

    TEAM HRC

  • 本田宗一郎の息子(本田博俊)、フェルナンド・アロンソの不遇に同情

    本田宗一郎の息子(本田博俊)、フェルナンド・アロンソの不遇に同情

    本田技研工業の創業者である本田宗一郎の長男で、無限(現M-TEC)の創業者である本田博俊が、マクラーレン・ホンダの不遇の3年間を過ごしたフェルナンド・アロンソへの同情を語った。

    2015年に3度目のワールドチャンピオン獲得への期待を胸にフェラーリからマクラーレン・ホンダに加入したフェルナンド・アロンソだが、ホンダの信頼性とパフォーマンス不足によってこの3シーズンで優勝はおろか、表彰台に上がることもできなかった。

    マクラーレンは、今シーズン限りでホンダとのパートナーシップを解消し、2018年からルノーにパワーユニットを変更することを決定。フェルナンド・アロンソがホンダと決別するようにマクラーレンに働きかけたとの噂もある。

    フランスの L’Equipe の取材に応じた本田博俊(75歳)は「アロンソは、若く、知的で、魅力的な男だ」とコメント。

    「彼が大きな失望を抱えている理由は容易に理解することができる」

    無限時代、本田博俊はホンダのF1撤退の後をついで1992年からF1に参戦し、フットワーク、ロータス、リジェ、ジョーダンへエンジンを供給。また、童夢と組んでF1参戦を計画し、テストカー童夢・F105を開発。カート時代より支援してきた中野信治のF1デビューをバックアップしている。

    「プロスポーツ選手の寿命はとても短い。彼のキャリアで非常に重要な3年間を失うことはストレスだ。だが、それは私のせいではない。ホンダに言ってくれ!」と本田博俊は述べた。

    それに先立ち、ホンダはF1の運営体制を変更。この2年間、F1プロジェクト総責任者を務めてきた長谷川祐介をF1プロジェクトから外し、技術開発とレース現場指揮監督の責任を担ってきた同ポジションを廃止。開発とレース・テスト現場それぞれが、よりスピーディーに業務を遂行できる体制へと進化させるべく、現場の指揮に専念するテクニカル・ディレクターを新たに設置。F1、CARTなどのレース現場の第一線で活躍してきた田辺豊治を初代テクニカルディレクターに任命した。

    「ひとつだけ確信していることがある。日本人にはF1で戦うという文化がある。我々は非常に礼儀正しいかもしれないが、戦うことができる」と本田博俊コメント。

    また、1991年に84歳で亡くなった父の本田宗一郎について「私の父は本当の戦士だったし、2番になることを嫌っていた」とコメント。

    「彼が亡くなる少し前、(アイルトン)セナがもはや勝つことができなくなっていたとき、私の父は病院のベッドから文句を言っていた」

  • ホンダF1、田辺豊治のテクニカルディレクター就任を発表

    ホンダF1、田辺豊治のテクニカルディレクター就任を発表

    ホンダF1は、2018年シーズンに先駆けて田辺豊治が新たに設置されたテクニカルディレクターに就任し、現場の指揮を行うことを発表。F1の運営体制を変更し、これまで技術開発とレース現場指揮監督の責任を担ってきたF1プロジェクト総責任者のポジションを廃止することを発表した。

    2015年にマクラーレンのパートナーとしてF1復帰したホンダだが、今シーズン限りで3シーズンのパートナーシップを解消し、2018年からはトロ・ロッソにF1パワーユニットを供給することが決定している。

    2015年以降、ホンダは、F1プロジェクト総責任者が技術開発とレース現場指揮監督の責任を担ってきたが、今後は開発とレース・テスト現場それぞれが、よりスピーディーに業務を遂行できる体制へと進化。現場の指揮に専念するテクニカル・ディレクターを新たに設置し、初代テクニカル・ディレクターには田辺豊治が就任する。

    田辺豊治(57歳)は1984年に本田技研工業に入社。入社直後の1年間を除き、常にF1、CARTなどのレース現場の第一線で活躍している。

    ホンダF1の第2期となる1990~92年にはマクラーレン・ホンダでゲルハルト・ベルガーの担当エンジニアに就任。1993年から2003年までインディカーのエンジン開発やレースエンジニアを務めた後、ホンダF1の第3期となる2003年からはB・A・Rホンダでジェンソン・バトンのチーフエンジニアに就任。2008年にはF1開発責任者を務めた。ホンダがF1から撤退して以降は本田技術研究所で量産エンジン開発を担当し、2013年からはHPD シニア・マネージャー 兼 レースチーム チーフエンジニアを務めていた。

    なお、2016年からF1プロジェクト総責任者を務めていた長谷川祐介は、2018年1月1日付で本田技術研究所の主席研究員となる。

    本田技研工業株式会社の執行役員 ブランド・コミュニケーション本部長を務める森山克英は「これまで、F1プロジェクト総責任者が担っていた技術開発とレース現場指揮監督の責任範囲を分離し、開発とレース・テスト現場それぞれが、よりスピーディーに業務を遂行できる体制へと進化させます」とコメント。

    「開発現場とレース現場が各々の役割をしっかり果たすことで、トロ・ロッソホンダが上位争いをする姿を一日でも早くお見せできるよう挑戦を続けてまいります。引き続き皆さまの応援をよろしくお願いします」

  • ホンダF1、長谷川祐介の退任を発表・・・F1運営体制を変更

    ホンダF1、長谷川祐介の退任を発表・・・F1運営体制を変更

    ホンダは、2018年のF1世界選手権におけるスクーデリア・トロ・ロッソとの新たなパートナーシップのスタートに向け、F1の運営体制を変更することを発表した。

    新体制では、HRD Sakuraを担当する執行役員が研究開発をリードするとともに、レース・テスト運営も統括する一方、現場の指揮に専念するテクニカル・ディレクターを新たに設置。初代テクニカル・ディレクターには田辺豊治が就任し、F1プロジェクト総責任者のポジションは廃止となる。

    2015年にマクラーレンのパートナーとしてF1復帰を果たしたホンダは、新井泰久が初代F1プロジェクト総責任者に就任。翌2016年のシーズン開幕前に長谷川祐介が同ポジションを引き継いだ。

    ホンダは、今シーズン限りでマクラーレンとのパートナーシップを解消。2018年からはトロ・ロッソにF1パワーユニットを供給する。

    2018年シーズに先立ち、ホンダはサクラのエンジン開発とレースオペレーションの両方を担当していたF1プロジェクト総責任者のポジションを廃止。技術開発とレース現場指揮監督の責任範囲を分離し、現場の指揮に専念するテクニカル・ディレクターを新たに設置。過去にゲルハルト・ベルガーのエンジニアやジェンソン・バトンのチーフエンジニアなどを担当してきた田辺豊治がその役職に就く。

    2016年シーズンからホンダのF1プロジェクト総責任者を務めてきた長谷川祐介は、本田技術研究所の主席研究員に就任する。

    森山克英 (本田技研工業株式会社 執行役員 ブランド・コミュニケーション本部長)
    「これまで、F1プロジェクト総責任者が担っていた技術開発とレース現場指揮監督の責任範囲を分離し、開発とレース・テスト現場それぞれが、よりスピーディーに業務を遂行できる体制へと進化させます。開発現場とレース現場が各々の役割をしっかり果たすことで、トロ・ロッソホンダが上位争いをする姿を一日でも早くお見せできるよう挑戦を続けてまいります。引き続き皆さまの応援をよろしくお願いします」

    田辺豊治 略歴

    1984年 本田技研工業(株)入社
    1990~92年 McLaren Hondaチーム ゲルハルト・ベルガー担当エンジニア
    1993~03年 IndyCar エンジン研究、レースエンジニア
    2003年 B・A・R Hondaチーム ジェンソン・バトン担当チーフエンジニア
    2004~05年 B・A・R Hondaチーム ジェンソン・バトン担当チーフエンジニア
    兼Hondaレース・テストマネージャー
    2006~07年 Honda Racing F1 Team ジェンソン・バトン担当チーフエンジニア
    兼Hondaレース・テストマネージャー
    2008年 (株)本田技術研究所 F1開発責任者
    2009~13年 (株)本田技術研究所 量産エンジン開発
    2013~17年 HPD シニア・マネージャー 兼 レースチーム チーフエンジニア
  • 【WTCC】 ホンダ:逆転での両タイトル獲得に望み / 第9戦マカオ

    【WTCC】 ホンダ:逆転での両タイトル獲得に望み / 第9戦マカオ

    世界ツーリングカー選手権(WTCC)第9戦マカオ大会のメインレースが、11月19日(日)に行われた。

    Castrol Honda World Touring Car Teamは、予選2番手のノルベルト・ミケリスがフロントローを獲得、エステバン・エステバン・グエリエリは5番手。道上龍(Honda Racing Team J.A.S.)は7番手からレースに挑んだ。

    前日のオープニングレースで大きなダメージを受けたノルベルト・ミケリスとエステバン・グエリエリのマシンは、チームの懸命な作業によって修復が完了。無事にグリッドにつくことができた。

    前日からの雨でウエットコンディションとなったレースは、セーフティカー先導によるスタートに。2周に渡るセーフィティカー先導のあと、レースが始まった。ノルベルト・ミケリスはポジションを守ったまま、リスボアベントを通過。エステバン・グエリエリも好ダッシュで4番手にポジションをアップする。道上龍は開始早々に隙を突かれ、後続にパスされて11番手に後退した。

    トップを追うノルベルト・ミケリスだが、その差はなかなか縮まらず、2番手をキープ。エステバン・グエリエリは5秒以上あった3番手との差を徐々に詰めていく。道上龍は7周目にポジションを一つ上げるが、8周目にリスボアでガードレールに接触し、15番手にダウン。9周目にはエステバン・グエリエリがリスボアベントで前車をパスし、3番手に上がった。

    最終的に、ノルベルト・ミケリスは2番手を死守してフィニッシュ。エステバン・グエリエリは最終ラップに後続に抜き返され、4位でレースを終えた。道上龍は15位で完走を果たした。

    マカオ大会を終え、ホンダはマニュファクチャラーズランキングでトップとの差を12.5ポイントに縮め、ドライバーズチャンピオンシップでもノルベルト・ミケリスがトップとの差を6.5ポイントに縮めた。チームは逆転での両タイトル獲得を狙い、最終戦に挑む。

    シーズン最終戦となる第10戦カタール大会は、11月30日(木)~12月1日(金)の2日間にわたって、カタール・ドーハで開催される。

    ノルベルト・ミケリス (2位)
    「2位は、ドライバーズチャンピオンシップ争いにとって非常に重要な結果です。これで、トップと6.5ポイントというわずかな差で最終戦に挑めます。チームによる懸命な作業がなければ、これは実現できませんでした。徹夜の作業で2台のマシンを仕上げてくれた彼らに感謝しています。ウエットの難しい状況で、早い段階にトップを狙うトライを試してみましたが、このコンディションの中ではプッシュする自信がありませんでした。エステバン(グエリエリ)は途中3番手になり、安全なギャップを作る手助けをしてくれました。大きな助けになり、感謝しています」

    エステバン・グエリエリ (4位)
    「Hondaで4レースを戦い、そのすべてでトップ6に入ることができました。私は満足のいく仕事ができたと思います。まずは、徹夜でマシンを修復してくれたチームに感謝しなければなりません。私は3位に上がることができましたが、そのときはミケリス選手にぶつからないようにしなければならなかったので、かなり大変な状況でした。しかし、彼の2位というポジションを守ることができたと思います。最終的にはファイナルラップで表彰台を失いましたが、重要だったマニュファクチャラーズ、そしてチャンピオンシップのポイントには影響しないので、十分に貢献できたと思います。この結果に非常に満足しています」

    道上龍 (15位)
    「今日は、昨日のドライからウエットになり、難しいレースでした。フォーメーションラップから、水溜りやわだちがあちこちにあり、どのラインを取ればいいかを探りながらのレースでした。セーフティカーがいなくなった直後、慎重に行き過ぎて4つポジションを落としてしまいました。徐々に状況を把握していき、最終コーナーの手前で前のクルマを抜いたのですが、直後にリスボアでガードレールにヒットしてしまい、そのままエスケープゾーンにコースアウトしてしまいました。あとは最後まで走りきるのが精一杯でした。22年前、F3のデビューレースでこのコースを走ったことがあったのですが、ウエットでも結果を残せなかったのは残念です。次戦のカタールも初めてのコースであり、初めてのナイトレースですが、チャンピオン争いに貢献できるよう、がんばりたいと思います」

    古川隆一 (Honda Civic WTCC 開発プロジェクトリーダー)
    「ウエットコンディションになってしまったのが残念でした。ドライでレースができれば、スタートでもラップペースでもかなりアドバンテージがあると思っていましたが、それが活かせず終わってしまいました。ミケリス選手については、もちろん優勝を狙ってはいましたが、チャンピオンシップを考慮するとあまりリスクは負えないと判断し、レースの状況を見て、2位でしっかりポイントを重ねる戦略としました。今回のマカオは、道上選手の表彰台があり、これでミケリス選手の優勝があれば満足のいく結果だったのですが、それは叶いませんでした。しかし、このような特殊なコースでも、マシンの速さを示すことができたことはよかったと思っています。そして、両チャンピオンシップのポイント差も大きく縮めることができました。最終戦には、エンジンのアップデートと新フロアなどシャシー側にも新たなアイテムを投入して、全力でタイトル奪還を狙います」

  • 【MotoGP】 ホンダ、チーム代表リビオ・スッポの退任を発表

    【MotoGP】 ホンダ、チーム代表リビオ・スッポの退任を発表

    ホンダ・レーシング(HRC)は、これまでレプソル・ホンダ・チームプリンシパル(チーム代表)を務めてきたリビオ・スッポが2017年シーズンを最後に退任することを発表した。

    リビオ・スッポは2010年にコミュニケーションならびにマーケティング・ディレクターとしてHRCに入社。13年からはチーム代表も兼任し、マーケティングに加え、チーム、そしてライダーの育成とさまざまな分野で活躍してきた。

    HRCは「リビオ・スッポ氏のこれまでのチームへの献身と情熱に深く感謝を述べるとともに、これからのますますのご活躍を祈念しております」と声明で述べた。

    桒田哲宏 (HRC取締役 レース運営室室長)
    「8年間にわたってHRCで実りの多い歳月を過ごされたリビオ氏が、退任することを決断しました。我々は、これまでに成し遂げた成果の中で彼が果たしてくれた大きな貢献に、心から感謝を述べたいと思います。すばらしい多くの時間、そしてときに厳しい瞬間を共有することができました。彼が絶え間なく注ぎ込んだエネルギーと情熱は、本当に驚くべきものでした。彼がHRCを去ることは非常に残念ですが、これからもますます活躍し、キャリア、そして私生活で充実した時間を過ごせることを願っています」

    リビオ・スッポ (チーム代表 / コミュニケーション&マーケティング・ディレクター)
    「HRCでこれまで働いてきた8年間は、言葉では語りつくせないほどの体験でした。プロフェッショナルとしても一人の人間としても、本当にすばらしい時間が過ごせたからです。HRCが私を誘ってくれたことには、今でも感謝しています。しかし、MotoGPの世界で22シーズンを過ごし、そろそろ新しいことにチャレンジするときが来たと感じました。私はチームを去りますが、HRCは来年も手強いチームであり続けるでしょう。マルケスとペドロサが非常に強いライダーで、それを支えるチームは常に強力なマシン、体制を用意しレースに臨んでいるからです。これまで、HRCで過ごしてきた歳月のことは忘れません。最後にもう一度、一緒に働いたチーム、そしてHRCの皆さまに、こんなに刺激的な時間を過ごさせてくれて、ありがとうと言いたいです」