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  • トロロッソ・ホンダ、全チームで最多の合計324周を走破

    トロロッソ・ホンダ、全チームで最多の合計324周を走破

    トロロッソ・ホンダは、4日間のF1バルセロナ合同テストで全チームで最多となる合計324周を走破。新シーズンにむけて好調なスタートを切った。

    2015年にマクラーレンのワークスパートナーとしてF1に復帰したホンダだが、その後の3年間では信頼性とパフォーマンス不足が露呈。マクラーレン側はホンダに辛辣な言葉を浴びせ続け、2017年限りでパートナーシップを解消した。

    2018年のF1世界選手権にむけてホンダはトロロッソとの新たなパートナーシップを開始。マクラーレンとの3年間で多くの報道がなされ、特に昨年のプレシーズンテストでは信頼性トラブルが続発したことから、特にホンダの2018年F1パワーユニット『RA618H』には懐疑的な目も含めて多くの注目が集まった

    今週スタートしたプレシーズンテストでは、ホンダのF1パワーユニットは保守的なモードではあるものの、全日程をトラブルフリーで走行を重ね、最終日にはピエール・ガスリーがこの日のドライバーのなかで最多となる147周を走破。これはホンダがF1に復帰して以来、1日での最多の周回数となる。

    トロロッソ・ホンダの2018年F1マシン『STR13』はメルセデスの新車『W09』よりも合計で18周多い324周を走破。同じく注目の対象となったマクラーレンより64周を多く走り込んでいる。ピエール・ガスリーも全ドライバーで最多となる229周を走り込んだ。

    ピエール・ガスリーは「今日は本当にポジティブな一日だった」とコメント。「エンジンの信頼性は素晴らしい。レース距離の2倍以上にあたる147周という走行の間、全く問題は起きなかった。これを継続できればと願っている。また、クルマのフィーリングもよく、マシンとエンジンともに満足している」と新車STR13とホンダのF1パワーユニットをポジティブに語る。

    スムーズなスタートはトロロッソ、特にホンダ陣営に良い雰囲気を作り出している。また、昨シーズン後半から途中参戦したピエール・ガスリーとブレンドン・ハートレーという経験の浅いドライバーラインナップに貴重な走行経験をもたらすことになった。

    トロロッソのテクニカルディレクターを務めるジェームス・キーは「彼らは仕事をするには本当に良い二人だし、彼らはすぐに行動を開始することを望んでいる。彼らはレース週末のことを心配せず、自分自身、そして、我々と一緒にクルマを改善することに時間を費やしがっている」とコメント。

    「我々の走行距離を伸ばしていこうという計画はうまくいった。また、ホンダにとっても素晴らしいテストになったと思う。彼らは、自分たちの開発と、我々との共同作業の両方で多くの準備を行い、新型のエンジンをここに持ち込んでくれた」

    「このテストでパワーユニット側の問題が全く起きなかったというのは素晴らしい結果だし、これまで我々が行ってきたウインターテストでは初めての経験だ。おそらくホンダにとって今日の147周という走行距離は、2014年のF1復帰以降の最長の記録ではないかと思う。そのおかげで実質3日間のテストを効果的に行うことができたし、これは素晴らしい成果だ」とホンダを称えた。

    ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治は「ガスリー選手の堅実な走りもあり、4日間で最多の合計147周を走行し、チームにとってはとても生産的な一日になりました」とコメント。

    「ドライコンディションでのパワーユニット機能確認とセッティングの熟成に加え、ロングランを行い、レースに向けて有用なデータを得ることもできました。今日でテスト1が終了となりますが、4日間、予定していたスケジュールをトラブルフリーでほぼ消化できたことに満足しています」

    「また、レッドブル・トロロッソ・ホンダにとって大切な最初のテストを、いいかたちで終えることができました。この後は休む間もなく来週のテスト2に向けた準備を始めますが、万全の体制で臨みたいと考えています」

    2018年 F1バルセロナ合同テスト 4日間の合計周回数

    チーム 周回数
    トロロッソ・ホンダ 324
    メルセデス 306
    フェラーリ 298
    ザウアー 283
    ウィリアムズ 276
    ルノー 273
    マクラーレン 260
    レッドブル 209
    ハース 187
    フォース・インディア 166

    関連:F1バルセロナ合同テスト最終日 結果:ルイス・ハミルトンが最速タイム

  • ホンダF1 「トラブルフリーで4日間のスケジュールをほぼ消化できた」

    ホンダF1 「トラブルフリーで4日間のスケジュールをほぼ消化できた」

    ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治が、トロロッソ・ホンダのF1バルセロナ合同テスト最終日とこれまでの4日間を振り返った。

    テスト最終日はウエットでスタート。午前中はインターミディエイトタイヤが中心での走行だったが、昼頃から気温は上がり、コンディションはドライへと変わった。

    テストを担当したピエール・ガスリーはロングランも含めトータル147周を周回。大きなアクシデントやトラブルもなく、テスト前半の最終日を締めくった。

    トロロッソ・ホンダは4日間合計で全チーム最多となる324周を走行。ピエール・ガスリーがこの日走行した147周はホンダがF1に復帰して以降、1日での最多の周回数となる。

    ホンダF1の田辺豊治は「朝方までの雨により、ウエットコンディションで始まったテスト4日目ですが、徐々に状況が改善し、昼ごろからドライ走行が可能になりました。これまでよりも気温が上昇し、4日目にしてようやくテストに適したコンディションで走行することができたという印象です」とコメント。

    「ガスリー選手の堅実な走りもあり、4日間で最多の合計147周を走行し、チームにとってはとても生産的な一日になりました。ドライコンディションでのパワーユニット機能確認とセッティングの熟成に加え、ロングランを行い、レースに向けて有用なデータを得ることもできました」

    「今日でテスト1が終了となりますが、4日間、予定していたスケジュールをトラブルフリーでほぼ消化できたことに満足しています。また、レッドブル・トロロッソ・ホンダにとって大切な最初のテストを、いいかたちで終えることができました」

    「この後は休む間もなく来週のテスト2に向けた準備を始めますが、万全の体制で臨みたいと考えています」

    テスト後半は、3月6日(火)から9日(金)までの4日間、今回と同じスペイン・バルセロナのカタルニア・サーキットで行われる。

    本田技研工業 ホンダF1関連:F1バルセロナ合同テスト最終日 結果:ルイス・ハミルトンが最速タイム

  • トロロッソ 「ホンダのF1パワーユニットはルノーに肉薄している」

    トロロッソ 「ホンダのF1パワーユニットはルノーに肉薄している」

    トロロッソは、ホンダのF1パワーユニットのパフォーマンスは昨年のサプライヤーであるルノーに肉薄していると考えており、2018年中盤の早い段階でそのギャップもなくなると考えている。

    今年、マクラーレンとトロロッソはF1パワーユニットを交換。現状ではルノーのF1パワーユニットはメルセデスとフェラーリに次ぐ3番手のパフォーマンスだと考えており、マクラーレンはコンストラクターズ9位から飛躍を遂げると考えられている。

    しかし、トロロッソのテクニカルディレクターを務めるジェームス・キーは、今回のプレシーズンテストでのホンダのF1 パワーユニットのパフォーマンスは嬉しい驚きだし、ホンダとルノーの馬力の差は、これまで報じられていたよりも近づいていると語る。

    「今年、ルノーが何をしてきたかはわからないが、ルノーの昨年の位置、少なくとも目にしている数値では良い感触を得ている。異なるダイナモの数値なので慎重に扱わなければならないが、そこまで離れていはない」とジェームス・キーは Sky Sports News にコメント。

    「実際、去年示唆されていたほどではない。おそらくシーズン終了時点でルノーにかなり近づいていた。それに彼らは今年進歩を果たしているし、それは励みになっている」

    ホンダは、マクラーレンとの3年間のパートナーシップで信頼性とパフォーマンス不足が露呈し、最終的にマクラーレンはホンダとのパートナーシップ解消を決断している。

    だが、ジェームス・キーは、ホンダが昨年のシーズン終了までに果たした進展を楽観的に捉えており、ルノーの差は埋められると考えている。

    「昨年のホンダから目にしたものは良好だった。シーズン前半はあらゆる困難に見舞われたが、それでも彼らにはパワーユニットの開発を進める能力があったし、シーズン終了までに向上していたのは間違いのないことだ」

    「その傾向は今年も続いているし、その傾向が続いている限り、彼らがシーズン中盤もしくは後半までにルノーにチャレンジできない理由はない。我々もそれを望んでいる」

    ジェームス・キーは、トロロッソがホンダと採っているアプローチはすでに成果を挙げていると考えている。

    「我々は彼らと心から協力したいと思っていた。我々のチーム代表(フランツ・トスト)は彼らのことを良く知っており、私も彼らと過去に仕事をしたことがあるので、我々は彼らと非常に友好的な関係を築き、うまく理解できると感じていた。これまではまさにそうなっている」

    「我々はホンダが必要としている自由を与えようとしている。基本的に我々は彼らがどんどん仕事を進めていける機会を与えたいと考えている。彼らはそれに感謝していると思う」

  • ブレンドン・ハートレー 「ホンダとトロロッソのパートナーシップは完璧」

    ブレンドン・ハートレー 「ホンダとトロロッソのパートナーシップは完璧」

    トロロッソ・ホンダのブレンドン・ハートレーは、今のところホンダのF1パワーユニットにはマクラーレンが過去3年間で耐えてきたような多難の兆候はないと語る。

    2015年にマクラーレンのワークスパートナーとしてF1に復帰したホンダだが、その後の3年間では信頼性とパフォーマンス不足が露呈。マクラーレン側はホンダに辛辣な言葉を浴びせ続け、2017年限りでパートナーシップを解消した。

    2018年のF1世界選手権にむけて、ホンダはトロロッソとの新たなパートナーシップを開始。エンジンの初始動、シェイクダウンを順調に終え、今週スタートしたプレシーズンテストでは、ホンダのF1パワーユニットはトラブルフリーで走行を重ねており、3日目を終了した時点でトロロッソ・ホンダの2018年F1マシン『STR13』はメルセデスの新車『W09』と同じ177周を走行している。

    トロロッソのチーム代表フランツ・トストは「まず第一に、ホンダは去年皆が言っていたほど悪くはなかった」と Speed Week にコメント。「その上、彼らは冬の間に非常に懸命に仕事をしてきた」

    トロロッソ・ホンダのドライバーを務めるブレンドン・ハートレーも「すべてはパーフェクトに進んでいる」と El Mundo Deportivo にコメント。

    「僕たちはホンダのサポートを受けることができてとても満足している。これまでのところ、パフォーマンスは非常に良好だ。僕たちはエンジンと楽観性について非常に楽観的だ」

    「まだアップデートの途中ではあるけど、僕たちは何よりも信頼性に焦点を当てているし、今のところはすべてが順調だ」

    トロロッソ・ホンダが好調な滑り出しを見せる一方で、ルノーにF1パワーユニットを切り替えたマクラーレンはバルセロナで信頼性トラブルに見舞われている。

    ブレンドン・ハートレーは「ホンダのエンジンは、去年ルノーから得ていたものよりも優れている」とコメント。

    「自動車メーカーから直接エンジンの供給を受ける唯一のチームであることはトロロッソにとって素晴らしい機会だ」

    最後にフェルナンド・アロンソのトヨタとのル・マン24時間レースへの挑戦について質問されたブレンドン・ハートレーは「勝つチャンスはあると思うよ」とコメント。

    2度のWECチャンピオンであるブレンドン・ハートレーは「でも、真実を伝えれば、現在ではLMP1チームが数多く存在しているし、そのすべてが非常に急速に成長している。すべてが非常に拮抗する可能性がある」と付け加えた。

    トロロッソ・ホンダ ブレンドン・ハートレー

  • ホンダのF1パワーユニット、ライバル勢と同等の信頼性を確保

    ホンダのF1パワーユニット、ライバル勢と同等の信頼性を確保

    ホンダの2018年型F1パワーユニット「RA618H」は、これまでのプレシーズンテストでライバル勢と同様の信頼性を確保している。

    F1バルセロナ合同テスト3日目は、降雪と豪雨によってご破算になったが、トロロッソ・ホンダは3日間で177周、823.935kmを走破。周回数と走行距離はメルセデスのワークスチームとまったく同じ数値となっている。

    昨年、ホンダの新型パワーユニットは1回目のプレシーズンテストでトラブルが続発。マクラーレン・ホンダは最初の2日間で69周しか走行できなかった。

    そのプレシーズンテストが引き金となり、マクラーレンはホンダとのパートナーシップを解消してルノーと契約。ホンダF1はトロロッソにF1パワーユニットを供給することになった。

    今年のカタロニア・サーキットは、低い気温に見舞われており、例年よりも周回数は少ない。それでもトロロッソ・ホンダは初日に93周、2日目に82周、3日目に2種と合計で177周を走行。昨年末からスタートした新たなパートナーシップとしては好調なスタートといえる。

    逆にマクラーレンは、初日にホイールナットのトラブルで51周、2日目にはエキゾーストの問題によって37周の走行に留まっており、5チームが走らなかった3日目に11周を走行してなんとかハースの走行距離を抜いている。

    他のエンジンメーカーのパワーユニットにも信頼性のトラブルは発生していないが、ホンダはほぼライバルの供給チームと同じ周回数を重ねることができている。ただし、メルセデス、フェラーリ、ルノーともにワークスチームを含めて3チームに供給しており、データ収集という点ではホンダの不利は変わらない。

    トロロッソ・ホンダ STR13をドライブしたブレンドン・ハートレーは「エンジンのドライバビリティーは、僕が今まで乗ったF1マシンの中でも最高レベル」とホンダのF1パワーユニットを絶賛。ピエール・ガスリーも「マシンは低速、中速、高速それぞれのコーナーで安定感がある」と述べている。

    トロロッソ・ホンダはまだ全開走行を行っていない。ホンダの2018年型F1パワーユニット「RA618H」は、コンセプトを一新した昨年とは異なり、前年モデルの進化版。昨年末にはパフォーマンスも向上しており、全開走行時の信頼性とパフォーマンス、そして、今後の開発に期待がかかる。

    F1バルセロナ合同テスト (3日間終了時点)

    チーム 周回数 距離
    フェラーリ 178周 828.59km
    メルセデス 177周 823.935km
    トロロッソ・ホンダ 177周 823.935km
    ウィリアムズ 175周 814.625km
    レッドブル 174周 809.970km
    ルノー 164周 763.420km
    ザウバー 145周 674.975km
    フォース・インディア 101周 470.155km
    マクラーレン 99周 460.845km
    ハース 91周 423.605km
  • トロロッソ・ホンダ:第1回 F1バルセロナ合同テスト 3日目レポート

    トロロッソ・ホンダ:第1回 F1バルセロナ合同テスト 3日目レポート

    トロロッソ・ホンダは、悪天候に見舞われたF1バルセロナ合同テスト3日目にブレンドン・ハートレーが午後に2周のみの走行で終了した。

    スペイン・バルセロナでのテスト3日目、前日に降り始めた雪は、未明から朝にかけてその強さを増し、同地ではとても稀な積雪状態となった。除雪やコースコンディションの整備のため、予定の午前9時には開始されず、シグナルブルーとなったのは正午。その後も、雪は雨に変わったものの気温は上がらず、テストを実施するには厳しいコンディションが続いた。

    トロロッソ・ホンダは、走行の準備をして、コンディション回復を待った。コンディションは好転しなかったが、午後4時前に3日目のテストを担当するブレンドン・ハートレーがピットアウト。1周してピットに戻る。そして午後5時40分に再度コースインし1周を走行。結局、テスト3日目はこの2周のみの走行となった。

    テストは3月1日(木)までの4日間と、3月6日(火)から9日(金)までの4日間、計8日間が行われる予定。最終日はピエール・ガスリーが走行を担当する。

    ブレンドン・ハートレー
    「再舗装されて滑りやすい路面の影響と、このような低温のコンディションでは、十分にグリップを得られる温度までタイヤを温めることはほとんどできませんでした。今日はメルボルンへ向けた準備として2~3の項目を試しましたが、いくつか新しいパーツを投入できたことはよかったと思います。また、レース時にグリッドにつくまでの作業フローの確認や、ステアリングホイール交換の練習などを行い、有用なデータを得ることもできました。ドライコンディションでの走行ができなかったのは残念ですが、きっと次回のテストで実現すると思っています。ここまで、ドライバビリティーは素晴らしく、信頼性にも問題なくきていますので、いいスタートが切れていると感じます」

    ジェームズ・キー (トロロッソ テクニカルディレクター)
    「午前は雪が積もり気温は0℃以下、午後は大雨で路面に水が溜まるというコンディションでした。数周のみ走行して少し確認を行いましたが、通常のテストが行えるようなコンディションではありませんでした。その分、ガレージで走行以外のテストに時間を割くなど、この状況でできることに取り組みました。ブレンドンとチームにとっては走行距離を失ってしまうかたちとなりましたが、天候はだれにもコントロールできませんし、みんなが同じ状況です。1日目、2日目の午後、そして今日と、コンディションによって走行が制限されてしまったので、残りのテスト期間ですべきことが多く残っています。目標をまっすぐに見据え、できるだけばん回できるように取り組んでいきます」

    田辺豊治 (ホンダF1 テクニカルディレクター)
    「正直に言って、バルセロナでの降雪は驚きでした。開幕前にサーキット走行ができる非常に限られたチャンスですので、丸一日走行できなかったことは大変残念です。ただ、どのチームにとっても状況は同じです。それでも、走行できない間も、データ解析やレースでグリッドに着く際のプロシージャー確認等をToro Rossoと一緒に行い、レースに向けて有意義に時間を使うことができました。明日も雨の予報が出ていますが、気温は上昇するようです。少しでも走行を行い、いいかたちで今年の第1回目のテストを締めくくれればと考えています」

    本田技研工業 ホンダF1
    関連:【動画】 F1バルセロナ合同テスト3日目 ダイジェスト

  • 【動画】 F1バルセロナ合同テスト3日目 ダイジェスト

    【動画】 F1バルセロナ合同テスト3日目 ダイジェスト

    2018年のF1合同テストが28日(水)に3日目を迎え、悪天候のなかでセッションは決行されたが、タイムを計測したのはフェルナンド・アロンソ(マクラーレン)のみ。トロロッソ・ホンダのブレンドン・ハートレーを含め、走行したマシンも5台のみという一日となった。

    ヨーロッパの大寒波の影響でスペイン・バルセロナにも雪が降った。カタロニア・サーキットのコース外は雪に覆われ、セッション開始10分前にはメディカルヘリコプターが飛べないことで赤旗中断。スタートは延期された。

    雪は雨へと変わり、最終的に現地時間12時にグリーンフラッグが振られてセッションは開始。しかし、豪雨となり、フェラーリは早々にこの日は走行を行わないことを決定した。

    セッション開始から50分が経過して、ようやくフェルナンド・アロンソ(マクラーレン)が最初にインスタレーションラップを実施。続いてダニエル・リカルド(レッドブル)がコースに出るもスピンして2回目の走行でグラベルにはまり、サイドポッドにデブリが確認されたため、レッドブルは作業を終了した。以降、マーカス・エリクソン(ザウバー)、ロバート・クビサ(ウィリアムズ)、ブレンドン・ハートレーがインタレーションラップを行うも1周だけでガレージに戻った。

    そして、残り5分でフェルナンド・アロンソとブレンドン・ハートレーがコースへ出て、アロンソがようやく2分21秒268というタイムを記録。ハートレーはタイムを記録せずにガレージへ戻った。その後、残り3分でフェルンド・アロンソが再びコースイン。チェッカーフラッグが振られた後にタイムを更新。2分18秒545がこの日のベストタイムとなった。フェルナンド・アロンソは11周を走行。全マシンの周回数は16周だった。

    第1回バルセロナ合同テストは3月1日(木)に最終日を迎える。

    2018年 F1バルセロナテスト 3日目 タイム結果

    順位 ドライバー チーム ベストタイム 周回
    1 フェルナンド・アロンソ マクラーレン 2分18秒545 11
    2 ダニエル・リカルド レッドブル No Time 2
    3 ブレンドン・ハートレー トロ・ロッソ No Time 2
    4 ロバート・クビサ ウィリアムズ No Time 1
    5 マーカス・エリクソン ザウバー No Time 1
    6 キミ・ライコネン フェラーリ No Time 0
    7 セルジオ・ペレス フォース・インディア No Time 0
    8 ニコ・ヒュルケンベルグ ルノー No Time 0
    9 ランス・ストロール ウィリアムズ No Time 0
    10 ロマン・グロージャン ハース No Time 0
    11 ルイス・ハミルトン メルセデス No Time 0

    F1 カタロニア・サーキット

  • ホンダF1 「トロロッソと協力して時間を有効に活用することができた」

    ホンダF1 「トロロッソと協力して時間を有効に活用することができた」

    トロロッソ・ホンダは、悪天候となったF1バルセロナテスト3日目にブレンドン・ハートレーが2周のインスタレーションラップをするに留まったが、それでもホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治は“時間を有効に活用することができた”と作業を振り返る。

    ヨーロッパには大寒波が押し寄せており、カタロニア・サーキットの位置するスペイン・バルセロナも28日(水)には朝から雪が降り、サーキット周辺には雪が積もった。

    テスト3日目を迎えたカタロニア・サーキットには午前中に雪が舞い、メディカルヘリコプターが飛ぶことができなかったためセッション開始は3時間の遅れ。その後も雪は激しい雨に変わったため、走行するマシンはほとんどいなかった。

    トロロッソ・ホンダは、走行を実施した5チームのなかのひとつ。ブレンドン・ハートレーは午後に2回のインスタレーションラップを行い、開幕戦にむけたパーツをテスト。トロロッソ・ホンダ STR13のドライバビリティと信頼性を称賛している。

    走行以外の時間にもトロロッソ・ホンダは、レーススタートのシミュレート、いくつかの手順のチェック、ステアリングホイールの変更などを実施するなど時間を有効活用。開幕戦にむけた準備を進めた。

    ホンダF1の田辺豊治は「バルセロナで雪が降るなど予想していませんでした!」とコメント。

    「今日、貴重な走行時間を失ったことは残念ですが、全チームで状況は同じです」

    「それでも我々はトロロッソのエンジニアたちと協力し、データを分析し、レースグリッド手順を実施するなど時間を有効に活用しました」

    「明日の天気予報はもっと雨が降るとのことですが、気温は上がるようなので、今年最初のテストをもっと多くのラップを走り込んで終えられることを期待しています」

    トロロッソのテクニカルディレクターを務めるジェームス・キーは「午前中は降雪と氷点下、午後は豪雨と洪水・・・我々は少し調査的な作業のために数周を走ったが、明らかに本格的な走行のためにはまったっく実用的ではなかった」とコメント。

    「もともと予定していたガレージ内でスタティックテストをするために時間を使うことができたし、それでも一日を利用することができた。今日、多くのマイレージを重ねられなかったのはブレンドンとチームにとって残念だが、それは全員にとっても同じことであり、誰も天候をコントロールすることはできない」

    「今日のトリッキーな一日と初日と2日目の午後のコンディションで走行時間を失ったことで、残りのテスト日で取り戻すためにやらなければならないことはたくさんある。ただちに優先順位をつけて、最善の方法で失ったものを埋め合わせていくつもりだ」

    本田技研工業 ホンダF1関連:F1バルセロナテスト3日目:悪天候のなか決行もタイム計測はアロンソのみ

  • ブレンドン・ハートレー 「ドライビバリティも信頼性も申し分ない」

    ブレンドン・ハートレー 「ドライビバリティも信頼性も申し分ない」

    トロロッソ・ホンダのブレンドン・ハートレーは、悪天候となったF1バルセロナ合同テスト3日目に2度のインスタレーションラップを実施。ホンダのF1パワーユニットを搭載したSTR13のドライバビリティと信頼性を評価し、走行ができないなかでもガレージ内での作業で有益なデータを得ることができたと述べた。

    テスト3日目を迎えたカタロニア・サーキットには雪が舞い、メディカルヘリコプターが飛ぶことができなかったためセッション開始は3時間の遅れ。その後も雪は激しい雨に変わったため、走行するマシンはほとんどいなかった。

    トロロッソ・ホンダは、走行を実施した5チームのなかのひとつ。ブレンドン・ハートレーは午後に2回のインスタレーションラップを行い、開幕戦にむけたパーツをテスト。トロロッソ・ホンダ STR13のドライバビリティと信頼性を称賛した。

    「新しい路面とこのような寒いコンディションによって今日はタイヤに熱を入れることはほとんどできなかった」とブレンドン・ハートレーはコメント。

    「僕たちはメルセデスの準備のためにクルマにいくつかのアイテムをテストできたし、いくつかのパーツを検証できたのは良いことだ」

    「他にもレーススタートのシミュレート、いくつかの手順のチェック、ステアリングホイールの変更などを実施して、有益なデータをまとめることができた」

    「ドライでまったく走行できなかったことはちょっと悩ましかったけど、次のテストではその埋め合わせができると確信している。これまでのところ、クルマのドライバビリティは素晴らしいし、信頼性も申し分ない。シーズンにむけて良いスタートが切れたと思う」

    ブレンドン・ハートレー トロロッソ・ホンダ関連:F1バルセロナテスト3日目:悪天候のなか決行もタイム計測はアロンソのみ

  • トロロッソ・ホンダ:第1回 F1バルセロナ合同テスト 2日目レポート

    トロロッソ・ホンダ:第1回 F1バルセロナ合同テスト 2日目レポート

    トロロッソ・ホンダは、F1バルセロナ合同テスト2日目にピエール・ガスリーが走行を担当。低温で厳しいコンディションの中、ロングランも含めトータル82周、順調に周回を重ねた。

    スペイン・バルセロナでのテスト2日目は、前日よりもさらに気温が下がり、午前の気温が0度という寒さの中で行われた。シーズンオフに再舗装されたカタロニア・サーキットの路面と低い気温によって、タイヤのグリップレベルは非常に低い状況となった。

    トロロッソ・ホンダは、ピエール・ガスリーが2日目の走行を担当。午前は5回のインアウトにとどまったが、正午を過ぎて20周の連続走行を行うなど、厳しいコンディションの中で精力的に周回を重ね、トータル82周を走行し、多くのテストプログラムを消化した。

    テストは3月1日(木)までの4日間と、3月6日(火)から9日(金)までの4日間、計8日間が行われる予定となっている。

    ピエール・ガスリー
    「かなり厳しいコンディションだったので、予定よりも走り込むことはできなかった。午後には、初めてF1マシンを雪の中で走らせるというとても珍しい経験もした。ただ、いい走りをできたタイミングもあったし、マシンとエンジンに対する理解を深めることができている。いくつか興味深いテストもできて、全体的には満足のいく一日だった。初走行の感触としてはポジティブで、マシンは低速、中速、高速それぞれのコーナーで安定感がある。まだすべきことはたくさんあるが、いい方向へ向かっていると思う。これまで予選シミュレーションやプッシュしたラップを行っておらず、走行距離を伸ばすことを目指して取り組んでおり、天候によってプラン変更を強いられながらも、今のところ目的は果たせている。午前中はあまり走行できなかったが、全体的にはコース上で使える時間を最大限に活用し、このコンディションでのベストを尽くせたと思う」

    ジェームズ・キー (スクーデリア・トロロッソ テクニカルディレクター)
    「今日はピエールの初走行だった。昨日同様にかなり寒いコンディションで、残念ながら低気温とグリップレベルの低さによって走行時間は限られてしまった。他のチームも同じ状況とはいえ、フラストレーションのたまる一日だった。そんな中、ピエールは本当にいい仕事をしていた。走り出しから安定し、マシンの感触やコースコンディション、タイヤのウォームアップなど、今日のような気温では判断が難しい事柄を、うまく感じ取ってくれた。今日の走行で、マシンのフィーリングとタイヤの反応について自信と理解を深めてくれたと思う。走行時間が限られた中で、ピエールは周回数を伸ばしてくれた。午後にはシャシーに関連する小さな問題があり、やや後れを取った。これは大きなトラブルではないものの、解決に少し時間がかかってしまった。一方でパワーユニットは今日も終始とてもスムーズに機能していた。今日はテスト項目の中でも最重要視しているものをいくつか試せたし、マシンの挙動についてもより多くを学習できた。これにより、マシンのセットアップの方向性や、今後のテストで試せることが分かり、さらに前進できると思う。これまでも話してきた通り、走行距離を伸ばすことが最優先事項であり、現時点ではあまりパフォーマンスレベルに重きを置いていないい。来週のテストで細部を詰められるよう、引き続き取り組んでいく」

    田辺豊治 (ホンダF1 テクニカルディレクター)
    「昨晩は少し雪がちらつき、今日も朝から終日気温が低い中でのテスト2日目となり、マシンにとっては厳しいコンディションでの走行でした。そのような中、長めの走行も含めて周回を重ね、テストプログラムを消化することができました。チームは足回りのセッティングや空力の基礎データ収集などを行い、一方パワーユニット(PU)側では昨日に続き機能確認を中心にプログラムを進めています。テスト初走行となったガスリー選手は、タイヤのグリップが足りない状況でもアクシデントなく多くの周回を重ね、素晴らしい仕事をしてくれたと思います。初日から続く予想外に低い気温と路面温度の影響はあるものの、本日は82周の走行ができました。昨日に続き大きな問題もなくテスト2日目を終えられたことはよかったです。明日以降も今日までのいい流れを引き継ぎ、しっかりと走行を重ねたいと思います」

    トロロッソ・ホンダ F1関連:F1バルセロナテスト2日目 結果:セバスチャン・ベッテルがトップタイム