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  • F1日本GP フリー走行3回目ハイライト動画:アントネッリが週末最速でトップ

    F1日本GP フリー走行3回目ハイライト動画:アントネッリが週末最速でトップ

    キミ・アントネッリが、鈴鹿サーキットで行われた2026年F1日本GPフリー走行3回目でトップタイムを記録した。メルセデスはジョージ・ラッセルが2番手に続き、予選を前に最も強い位置につけた。

    セッション終盤にかけてタイムは大きく更新されていき、アントネッリはこの週末ここまでの最速となる1分29秒362をマーク。ラッセルに0.254秒差をつけ、3番手のシャルル・ルクレールには0.8秒以上の差を築いた。

    アントネッリが週末最速でトップ
    メルセデスは最終プラクティスで再びタイムシートの頂点に立った。アントネッリがトップ、ラッセルが2番手に入り、チームとして予選へ向けて万全の流れを作った。

    アントネッリの1分29秒362は、この週末ここまでで最速のラップとなった。メルセデス勢の1-2という結果は、鈴鹿での一発の速さを改めて印象づける内容だった。

    ルクレール3番手 ピアストリも上位に
    フェラーリではシャルル・ルクレールが3番手に入り、トップ3を確保した。ただしアントネッリとの差は8分の1秒ではなく、0.8秒以上と小さくはなかった。

    マクラーレンではオスカー・ピアストリが4番手につけ、引き続き上位圏を維持した。一方でチームメイトのランド・ノリスは、ERS(エンジン回生システム)のトラブルによりセッションのかなりの時間を失った。それでも6番手に食い込んだが、走行距離の面では予選前に不利な状況となった。

    アウディが好調 ハースにはヒヤリとする場面
    アウディはニコ・ヒュルケンベルグが7番手、ガブリエル・ボルトレトが9番手に入り、予選へ向けて好材料を手にした。2台そろってトップ10圏内に入ったことで、鈴鹿での競争力を示す内容となった。

    一方、ハースF1チームのオリバー・ベアマンはスプーン立ち上がりでコースをややワイドに使い、大きく姿勢を乱す場面があった。それでもスピンは回避し、危ういシーンを何とか切り抜けている。

    予選はこのあと15時にスタートする。最終プラクティスを終えた時点では、メルセデスがポールポジション争いの中心にいると言えそうだ。

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  • 2026年F1日本GPガイド 鈴鹿サーキット攻略の重要データと見どころ

    2026年F1日本GPガイド 鈴鹿サーキット攻略の重要データと見どころ

    2026年F1第3戦日本GPが、三重県・鈴鹿サーキットで開催される。今季は開幕2戦を終えた段階でメルセデスが連続ワンツーを達成し、勢力図にも大きな変化が見られる中で迎える重要な一戦となる。

    決勝は3月29日に53周で争われる。高速かつテクニカルなレイアウトを持つ鈴鹿は、ドライバーの技量とマシンバランスが問われるサーキットであり、2026年の新レギュレーション下ではさらに難易度が増している。

    ■ 鈴鹿サーキット 基本データ
    ・初開催:1987年
    ・コース全長:5.807km
    ・ラップレコード:1分30秒965(アンドレア・キミ・アントネッリ/2025年)
    ・最多ポール:ミハエル・シューマッハ(8回)
    ・最多優勝:ミハエル・シューマッハ(6勝)
    ・特徴:F1唯一の8の字レイアウト
    ・1コーナーまでの距離:342m
    ・2025年のオーバーテイク数:28回
    ・セーフティカー確率:50%
    ・VSC確率:33%
    ・ピットロス:約23.75秒

    鈴鹿サーキット

    ■ ドライバー視点 鈴鹿の攻略ポイント
    元F1ドライバーのジョリオン・パーマーは、鈴鹿の本質を「流れ」と表現する。

    「特に第1セクターは流れが重要だ。1コーナーを抜けると明確な基準点はなく、2〜7コーナーの“S字”は完全に感覚頼りになる。グリップを感じながら限界ギリギリでバランスを取る必要がある」

    「デグナーはミスを誘発するコーナーだ。1つ目で速すぎると2つ目で止まれなくなる」

    「スプーンの2つ目は特に難しい。早くアクセルを踏みたくなるが、早すぎると外に膨らんでタイムを失う」

    「130Rは簡単だが、その後のシケインはブレーキングが重要になる」

    高速区間とテクニカルセクションが交錯する鈴鹿では、わずかなミスが大きなタイムロスにつながる。

    ■ 近年の支配 フェルスタッペンの連勝記録
    直近の日本GPではマックス・フェルスタッペンが圧倒的な強さを見せている。

    ■直近ポールポジション
    ・2025年:フェルスタッペン
    ・2024年:フェルスタッペン
    ・2023年:フェルスタッペン
    ・2022年:フェルスタッペン
    ・2019年:ベッテル

    ■直近優勝
    ・2025年:フェルスタッペン
    ・2024年:フェルスタッペン
    ・2023年:フェルスタッペン
    ・2022年:フェルスタッペン
    ・2019年:ボッタス

    近年はポール・トゥ・ウインの傾向が強く、予選結果が決勝の行方を大きく左右するサーキットとなっている。

    ■ タイヤ戦略 カギは新舗装とグレイニング
    ピレリは今週末、最も硬いレンジであるC1〜C3を投入する。

    「高速コーナーと方向転換の連続により、このコースはタイヤにとって最も厳しい部類に入る」

    「新舗装はグリップが低く、特にソフトタイヤではグレイニングが発生する可能性がある」

    「C1が十分なグリップを発揮し、C3が安定すれば全コンパウンドが戦略に関与する」

    「気温が低ければ熱劣化は抑えられ、1ストップ戦略も現実的になる」

    舗装が第2・第3セクターまで拡張されたことで、タイヤの挙動は例年以上に不確定要素が大きい。金曜日の走行が戦略判断の鍵を握る。

    日本グランプリ

    ■ 勢力図 メルセデス優勢も接戦必至
    開幕2戦を制したメルセデスが今週末も中心となる。

    ジョージ・ラッセルがランキング首位に立ち、アンドレア・キミ・アントネッリが中国GPで初優勝を飾るなど、勢いは明らかだ。

    一方でフェラーリも接近しており、上海で初表彰台を獲得したルイス・ハミルトンは鈴鹿5勝の実績を持つ。

    マクラーレンは中国GPで両車DNSと苦戦し、レッドブルもフェルスタッペンのリタイアなど不安を抱える。勢力は流動的であり、鈴鹿がその分岐点となる可能性が高い。

    また、ハースF1チームがランキング4番手につけるなど中団争いも激化。レーシングブルズやアルピーヌ、アウディも含め、ポイント争いは接近している。

    ■ 歴史的名場面 1989年セナ vs プロスト
    鈴鹿といえば、1989年のタイトル決戦が象徴的だ。

    アイルトン・セナとアラン・プロストは130Rからシケインにかけて接触。プロストはその場でリタイアし、セナは一度は優勝するもシケイン不通過により失格となった。

    この一件はF1史に残る最大級の論争のひとつとして語り継がれている。

    2026年仕様のマシンと新たな戦略要素が加わる中、鈴鹿は再びドラマの舞台となる。予選でのわずかな差、そしてエネルギーマネジメントが勝敗を分ける週末となりそうだ。

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  • F1日本GP フリー走行3回目 アントネッリ最速 メルセデス0.8秒差の独走態勢

    F1日本GP フリー走行3回目 アントネッリ最速 メルセデス0.8秒差の独走態勢

    鈴鹿サーキットで行われた2026年F1第3戦日本GPのフリー走行3回目は、メルセデス勢が他を圧倒する形で終了した。

    ジョージ・ラッセルとアンドレア・キミ・アントネッリが引き続き高いパフォーマンスを維持し、アントネッリが最速タイムを記録。予選に向けて“2強対決”の構図が色濃くなっている。

    天候の安定したコンディションの中、各チームは予選シミュレーションを中心に最終調整を進めた。信頼性やセットアップに課題を抱えるチームも多く、勢力図の差が明確に表れたセッションとなった。

    アントネッリ最速 メルセデスが完全支配
    セッション終盤、アンドレア・キミ・アントネッリが1分29秒362を記録しトップに立った。

    チームメイトのジョージ・ラッセルに0.254秒差をつけており、両者ともほぼ同条件でのアタックだったことから、純粋な速さでの優位が証明された。

    3番手のシャルル・ルクレールは0.867秒遅れと大きく離され、メルセデスの優位は明確。唯一、1秒以内に入った非メルセデス勢がルクレールのみという状況だった。

    トト・ヴォルフは次のように語った。

    「今回のパフォーマンスには少し驚いている。マシンはとても良かった。特にエス字とコーナーでの改善が大きい」

    「2人が競い合っているのを見るのは素晴らしい」

    フェラーリ追走も差は大きく ハミルトン苦戦続く
    フェラーリはマクラーレンを上回り“第2勢力”の位置につけたが、メルセデスとの差は依然として大きい。

    シャルル・ルクレールは3番手につけたものの、トップからは約0.8秒遅れ。ルイス・ハミルトンは終盤に5番手まで順位を上げたが、それでも1秒以上の差を抱えている。

    鈴鹿で4勝を誇るハミルトンだが、依然としてマシンから最大限のパフォーマンスを引き出しきれていない状況だ。

    マクラーレンに再び信頼性の影 ノリスが大幅ロス
    マクラーレンは速さを見せつつも、信頼性問題に悩まされ続けている。

    ランド・ノリスはバッテリー問題によりセッションの大半を失い、走行開始は残り24分という遅れたタイミングとなった。

    前日には油圧トラブルにも見舞われており、走行不足が深刻な状況。決勝でのペースには期待が持たれる一方で、予選では不利な立場に置かれる可能性が高い。

    一方、オスカー・ピアストリは4番手を記録したが、メルセデス勢からは1秒遅れと、前日の勢いはやや後退した。

    アウディが存在感 トップ10に2台進出
    アウディは信頼性問題を抱えながらも、予選前に好パフォーマンスを披露した。

    ニコ・ヒュルケンベルグが7番手、ガブリエル・ボルトレトがトップ10入りを果たし、2台揃って上位に食い込んだ。

    今季はこれまで決勝で1台しかスタートできていない状況だが、信頼性が確保されれば競争力は十分であることを示した形だ。

    マッティア・ビノットはジョナサン・ウィートリーの後任を探していることも明かしており、体制面でも動きが続いている。

    レッドブル苦戦 フェルスタッペン苛立ち
    レッドブルは依然として苦しい状況が続いている。

    マックス・フェルスタッペンは7番手に沈み、トップからは1.5秒差。無線ではシフトについて「ひどい」と不満を爆発させる場面もあった。

    前戦中国GPに続き、ドライバビリティへの不満は解消されておらず、予選・決勝に向けても課題が残る。

    ハース好調維持 ベアマンはスピンも速さ示す
    ハースF1チームは引き続き好調を維持している。

    オリバー・ベアマンはターン14でスピンを喫したものの、大きなダメージなく走行を継続。チーム代表の小松礼雄は「少し攻めすぎただけ」と冷静に振り返った。

    ヒュルケンベルグの5番手タイムにも影響を与える場面はあったが、チーム全体としては高い競争力を示している。

    予選は“メルセデス対決”の様相へ
    FP3の結果から、ポールポジション争いはメルセデスの2台による一騎打ちとなる可能性が高い。

    フェラーリとマクラーレンが2列目争いを繰り広げる構図の中、アウディやハースがどこまで食い込めるかも注目ポイントとなる。

    予選に最も満足して臨むチームは明らかにメルセデスだが、その優位がどこまで続くのか。鈴鹿の一発勝負が、その真価を問うことになる。

    日本グランプリ

    2026年F1日本GP フリー走行3回目 結果

    1.アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス) – 1分29秒362(18周)
    2.ジョージ・ラッセル(メルセデス) – 1分29秒616(17周)
    3.シャルル・ルクレール(フェラーリ) – 1分30秒229(20周)
    4.オスカー・ピアストリ(マクラーレン) – 1分30秒364(19周)
    5.ルイス・ハミルトン(フェラーリ) – 1分30秒383(23周)
    6.ランド・ノリス(マクラーレン) – 1分30秒600(13周)
    7.ニコ・ヒュルケンベルグ(アウディ) – 1分30秒658(21周)
    8.マックス・フェルスタッペン(レッドブル) – 1分30秒910(22周)
    9.ガブリエル・ボルトレト(アウディ) – 1分31秒000(21周)
    10.ピエール・ガスリー(アルピーヌ) – 1分31秒082(20周)
    11.アイザック・ハジャー(レッドブル) – 1分31秒094(21周)
    12.リアム・ローソン(レーシングブルズ) – 1分31秒097(21周)
    13.アービッド・リンドブラッド(レーシングブルズ) – 1分31秒288(17周)
    14.エステバン・オコン(ハース) – 1分31秒326(22周)
    15.オリバー・ベアマン(ハース) – 1分31秒558(18周)
    16.アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ) – 1分31秒733(20周)
    17.カルロス・サインツJr.(ウィリアムズ) – 1分31秒829(25周)
    18.フランコ・コラピント(アルピーヌ) – 1分31秒854(26周)
    19.バルテリ・ボッタス(キャデラック) – 1分32秒503(20周)
    20.セルジオ・ペレス(キャデラック) – 1分32秒540(18周)
    21.ランス・ストロール(アストンマーティン) – 1分33秒485(19周)
    22.フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン) – 1分33秒529(14周)

  • F1日本GP フリー走行3回目 結果・タイムシート アントネッリが最速

    F1日本GP フリー走行3回目 結果・タイムシート アントネッリが最速

    2026年F1日本GP フリー走行3回目の結果・タイムシート。3月28日(土)に鈴鹿サーキットで2026年のF1世界選手権 第3戦 日本グランプリのフリープラクティスが行われた。

    トップタイムを記録したのはアンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)。2番手にジョージ・ラッセル(メルセデス)、3番手にシャルル・ルクレール(フェラーリ)が続いた。アストンマーティン・ホンダは、ランス・ストロールが21番手、フェルナンド・アロンソが22番手だった

    ■ メルセデスが圧倒的優位 FP3で他を大きく引き離す
    アントネッリがトップ、ラッセルも続きワンツー体制。3番手ルクレールは0.867秒差と大きく離され、メルセデスが頭ひとつ抜けた存在となった。

    ■ ポール争いは“メルセデス内戦”の様相
    他チームが僅差で並ぶ中、メルセデスだけが別次元の速さ。予選はアントネッリとラッセルによる一騎打ちの可能性が高まっている。

    ■ フェラーリとマクラーレンは接戦も差は歴然
    ハミルトンはピアストリに0.019秒差、ヒュルケンベルグとノリスも僅差と中団上位は拮抗。ただしトップとの差は依然大きい。

    ■ ハミルトンは5番手浮上も1秒差の壁
    セッション終盤にタイムを伸ばし5番手へ。しかし首位からは1秒以上遅れ、マシンの完成度にはまだ課題が残る。

    ■ フェルスタッペン苦戦 セットアップに不満爆発
    無線で「ひどい」と不満を吐露し、さらに放送できない発言も飛び出す状況。7番手ながらトップから1.5秒差と厳しい内容となった。

    ■ ベアマンがスピン ソフトアタック不発
    ターン14でスピンしタイヤをフラットスポット。ミディアムに戻したことで、ソフトでの代表的タイムを記録できずに終わった。

    ■ アウディ勢が存在感 ヒュルケンベルグ5番手
    ヒュルケンベルグが5番手、ボルトレトもトップ10入り。安定した速さを見せ、予選でも上位争いに加わる可能性を示した。

    ■ ノリスはトラブルから挽回も出遅れ
    バッテリー問題で走行が遅れたが終盤に走行再開。ただし周回不足が響き、十分なアタック準備ができたとは言い難い。

    ■ アントネッリが絶好調 週末通して安定感
    初優勝後の週末でも速さと安定感を維持。ラッセルと互角以上の走りで、チーム内対決の主役として存在感を強めている。

    日本グランプリ

    F1日本グランプリ フリー走行3回目 結果・タイムシート

    順位 No ドライバー チーム タイム GAP LAP
    1 12 アンドレア・キミ・アントネッリ メルセデス 1分29秒362   18
    2 63 ジョージ・ラッセル メルセデス 1分29秒616 0.254 17
    3 16 シャルル・ルクレール フェラーリ 1分30秒229 0.867 20
    4 81 オスカー・ピアストリ マクラーレン 1分30秒364 1.002 19
    5 44 ルイス・ハミルトン フェラーリ 1分30秒383 1.021 23
    6 1 ランド・ノリス マクラーレン 1分30秒600 1.238 13
    7 27 ニコ・ヒュルケンベルグ アウディ 1分30秒658 1.296 21
    8 3 マックス・フェルスタッペン レッドブル 1分30秒910 1.548 22
    9 98 ガブリエル・ボルトレト アウディ 1分31秒000 1.638 21
    10 10 ピエール・ガスリー アルピーヌ 1分31秒082 1.720 20
    11 6 アイザック・ハジャー レッドブル 1分31秒094 1.732 21
    12 30 リアム・ローソン レーシングブルズ 1分31秒097 1.735 21
    13 41 アービッド・リンドブラッド レーシングブルズ 1分31秒288 1.926 17
    14 31 エステバン・オコン ハース 1分31秒326 1.064 22
    15 87 オリバー・ベアマン ハース 1分31秒558 2.196 18
    16 23 アレクサンダー・アルボン ウィリアムズ 1分31秒733 2.371 20
    17 55 カルロス・サインツJr. ウィリアムズ 1分31秒829 2.397 25
    18 43 フランコ・コラピント アルピーヌ 1分31秒854 2.467 26
    19 77 バルテリ・ボッタス キャデラック 1分32秒503 3.141 20
    20 11 セルジオ・ペレス キャデラック 1分32秒540 3.178 18
    21 18 ランス・ストロール アストンマーティン 1分33秒485 4.123 19
    22 14 フェルナンド・アロンソ アストンマーティン 1分33秒529 4.167 14
  • F1日本GP FP3展開 メルセデス圧倒 アントネッリ最速で“独走態勢”へ

    F1日本GP FP3展開 メルセデス圧倒 アントネッリ最速で“独走態勢”へ

    キミ・アントネッリ(メルセデス)が、2026年F1日本GPのフリー走行3回目でトップタイムを記録した。鈴鹿サーキットで行われた予選前最後の60分で、アントネッリは1分29秒362をマークし、チームメイトのジョージ・ラッセルに0.254秒差をつけて首位に立った。

    メルセデス勢の速さは際立っており、3番手のシャルル・ルクレール(フェラーリ)はアントネッリから0.867秒差。予選を前にした最終調整のセッションで、メルセデスが他を大きく引き離す構図となった。

    序盤は静かな立ち上がり ルクレールとハミルトンが先に基準タイム
    土曜午前の1時間セッションは、各車がすぐに本格走行へ入る展開とはならず、多くのマシンがコースに姿を見せたのは開始から15分近くが経過してからだった。

    序盤はルイス・ハミルトン(フェラーリ)がピレリのソフトタイヤで最初の基準タイムを記録。その後、チームメイトのシャルル・ルクレールが1分31秒018でわずかに上回った。

    ノリスはERSトラブルで走行制限
    一方で、ランド・ノリス(マクラーレン)は金曜から続く技術的な問題に見舞われた。ERS(エネルギー回生システム)のトラブルにより、残り25分を切るまでガレージに留まり、走行は大きく制限された。

    ようやくコースインしたノリスの最初のアタックは11番手。最終的には6番手まで順位を上げたが、トップのアントネッリからは1.2秒差をつけられた。

    アントネッリとラッセルが首位争い
    セッション開始20分を前に、アントネッリが最初に1分31秒の壁を破る1分30秒418を記録し、一気にトップへ浮上した。この時点でルクレールに0.6秒差をつけたが、ルクレールもすぐに差を0.1秒強まで縮めた。

    ラッセルは最初のランで3番手につけ、130Rでのトラフィックにはヒュルケンベルグとボッタスが不満を示す場面もあった。セッション中盤にはルクレールが1分30秒229で首位に立ち、アントネッリは次のアタックで更新できず。ラッセルもその間に2台の間へ割って入り、メルセデス勢はともに最終セクターでルクレールよりタイムを失っていた。

    それでも残り30分を前に、アントネッリが今週末初の1分29秒台となる1分29秒929を記録。その直後にラッセルがさらに0.011秒上回ったが、アントネッリがすぐさま1分29秒362を叩き出して再逆転し、そのままFP3最速でセッションを終えた。

    ルクレールが3番手 “ベスト・オブ・ザ・レスト”
    チェッカー時点でルクレールが3番手を守り、トップから0.867秒差で“メルセデス以外の最上位”となった。4番手はオスカー・ピアストリ(マクラーレン)、5番手はハミルトンだった。

    トップ10の残る顔ぶれは、6番手ノリス、7番手ニコ・ヒュルケンベルグ(アウディ)、8番手マックス・フェルスタッペン(レッドブル)、9番手ガブリエル・ボルトレト(アウディ)、10番手ピエール・ガスリー(アルピーヌ)となった。

    後方ではベアマンがスピン ペレスは最終シケインでコースオフ
    11番手はアイザック・ハジャー(レッドブル)で、リアム・ローソン、アービッド・リンドブラッドの2台を上回った。ハース勢はエステバン・オコンがオリバー・ベアマンの前でフィニッシュ。ベアマンはスプーンカーブ立ち上がりで大きく姿勢を乱してスピンしたが、接触は免れた。

    16番手はアレクサンダー・アルボンで、チームメイトのカルロス・サインツJr.が続いた。18番手はフランコ・コラピント、19番手はバルテリ・ボッタス。セルジオ・ペレスは最終シケインで小さくグラベルへ飛び出し、20番手に終わった。

    最後尾はアストンマーティン勢で、ランス・ストロールとフェルナンド・アロンソがともにトップから4秒以上遅れる厳しい内容となった。

    2026年F1日本GP フリー走行3回目 結果

    1.アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス) – 1分29秒362(18周)
    2.ジョージ・ラッセル(メルセデス) – 1分29秒616(17周)
    3.シャルル・ルクレール(フェラーリ) – 1分30秒229(20周)
    4.オスカー・ピアストリ(マクラーレン) – 1分30秒364(19周)
    5.ルイス・ハミルトン(フェラーリ) – 1分30秒383(23周)
    6.ランド・ノリス(マクラーレン) – 1分30秒600(13周)
    7.ニコ・ヒュルケンベルグ(アウディ) – 1分30秒658(21周)
    8.マックス・フェルスタッペン(レッドブル) – 1分30秒910(22周)
    9.ガブリエル・ボルトレト(アウディ) – 1分31秒000(21周)
    10.ピエール・ガスリー(アルピーヌ) – 1分31秒082(20周)
    11.アイザック・ハジャー(レッドブル) – 1分31秒094(21周)
    12.リアム・ローソン(レーシングブルズ) – 1分31秒097(21周)
    13.アービッド・リンドブラッド(レーシングブルズ) – 1分31秒288(17周)
    14.エステバン・オコン(ハース) – 1分31秒326(22周)
    15.オリバー・ベアマン(ハース) – 1分31秒558(18周)
    16.アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ) – 1分31秒733(20周)
    17.カルロス・サインツJr.(ウィリアムズ) – 1分31秒829(25周)
    18.フランコ・コラピント(アルピーヌ) – 1分31秒854(26周)
    19.バルテリ・ボッタス(キャデラック) – 1分32秒503(20周)
    20.セルジオ・ペレス(キャデラック) – 1分32秒540(18周)
    21.ランス・ストロール(アストンマーティン) – 1分33秒485(19周)
    22.フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン) – 1分33秒529(14周)

  • 2026年F1日本GP 金曜プラクティス 全ドライバーコメント

    2026年F1日本GP 金曜プラクティス 全ドライバーコメント

    2026年F1日本GPの金曜プラクティスは、マクラーレンのオスカー・ピアストリがフリー走行2回目でトップタイムを記録して終えた。

    メルセデス勢のアンドレア・キミ・アントネッリとジョージ・ラッセルが続き、ランド・ノリスが4番手。フェラーリ勢も上位につけた一方で、レッドブル・レーシングはマックス・フェルスタッペンが10番手、アイザック・ハジャーが15番手と苦しい滑り出しになった。

    鈴鹿では各車とも2026年F1マシン特有のエネルギーマネジメントや高速域でのバランスに対応しながら周回を重ね、初日の走行を通じて手応えと課題の両方を口にした。

    1番手:オスカー・ピアストリ(マクラーレン)
    「全体的に見て、僕たちにとってはまずまずの一日だった。特に2回目のプラクティスでは良い進歩があったと感じていて、それは励みになっている。フィーリングもポジティブで、有益なデータを集めることができたことで、しっかりとしたポジションにいると思う。まだやるべきことはあるし、特にメルセデスのようなライバルがとても速いのも明らかだ。ただ、僕たちは自分たちのパフォーマンスに集中している。今日の進歩を土台にして、この勢いを維持し、さらに競争力を高めていきたい」

    2番手:アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)
    「ここ鈴鹿での金曜日はまずまずだった。予定していたプログラムをすべてこなし、3種類すべてのコンパウンドでデータを収集することができた。達成できたことには満足しているが、まだやるべきことはある。特にマクラーレンはとても速く見えたし、他の何台かもそれほど離れていない。W17のフィーリングは良いが、風の変化やタイヤ温度が低い状況では、ラップをまとめるのが難しかった。だからこそバランスの改善が一晩での課題になるし、それができればポール争いに加われるはずだ。ここはオーバーテイクが難しいサーキットだから、それは重要になる。明日どうなるか見てみよう」

    3番手:ジョージ・ラッセル(メルセデス)
    「鈴鹿に戻ってこられて嬉しい。素晴らしいサーキットで、ドライビングの面でも常にチャレンジングだ。この新しいマシンがここでどう振る舞うのか、そして相対的なペースについて多くの議論があった。シングルラップではいくつかのコーナー進入で少し遅れている部分があるが、エスセクションは依然として非常に難しく、バックストレートの途中で達するスピードはこれまでで最も速いレベルだ。それはとても興味深いし、良いことだと思う。全体的には良い金曜日だったが、マクラーレンの速さには少し驚いた。ただ、それが本物でない理由はない。明日彼らに挑むには、まだやるべきことがある。幸い改善できるポイントはいくつかあるので、夜のうちに取り組みたい。予選で自分たちの位置が分かるだろう」

    4番手:ランド・ノリス(マクラーレン)
    「難しい一日だった。必要な周回数をこなせなかった。FP2の序盤は1周ずつしか走れず、午前中もエアロ作業が多かったから、走れた内容はあまり参考にならないものだった。このサーキットでは周回を重ねて自信をつけ、セットアップを詰めていきたいのに、今はロングランもなく連続走行も限られていて、2〜3歩遅れている状態だ。それでも最後にいくつかまとめることができて、少しは学べた。望んでいたほどではないけどね。今夜はリセットして、得られたデータを分析し、問題を修正して、明日は意味のある周回を重ねて流れを取り戻したい」

    5番手:シャルル・ルクレール(フェラーリ)
    「チームとしては、ここ2戦に比べると少し難しい一日だったが、まだ週末の初日だ。現時点ではレースペースは悪くないと思うが、トップとの差はまだかなりある。今後は明日の予選パフォーマンス向上に集中していく」

    6番手:ルイス・ハミルトン(フェラーリ)
    「少し難しい一日だった。クルマのフィーリング自体は悪くないが、現状では少しペースが足りていないし、バランスも理想的な状態ではない。今夜しっかり作業してセットアップを改善し、明日に向けて前進したい。デプロイメントなど改善できる部分もあるし、すべてをうまくまとめられれば、もっとパフォーマンスを引き出せるはずだ」

    7番手:ニコ・ヒュルケンベルグ(アウディ)
    「2回ともクリーンなセッションで、プログラムをすべて完了し、良いベースを築けた。クルマは適切なウィンドウに入っている感触があり、ポジティブなスタートだ。中団は非常に接近していて、最初の2戦よりもさらに差が小さいように見える。かなり競争が激しくなるだろう。今夜すべてを見直し、明日に向けて良い基盤の上で組み立てていく」

    8番手:アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)
    「これで金曜日は終了だ。ここ2戦よりはポジティブな一日だったと思う。もちろん明日はこれより少し落ちる可能性があるのは現実的に見ているが、少なくともクルマのフィーリングは良くなっている。いくつかの問題を修正できたし、セットアップ面でもFP2で興味深い方向性を見つけた。少しずつ前進していて、正しい方向に進んでいる」

    9番手:オリバー・ベアマン(ハースF1チーム)
    「良い一日だった。全体の差は非常に小さく、この中団争いはいつも通りだ。レーシングブルズも良いし、ウィリアムズやアウディもいる。これが僕たちの通常の戦いだ。だから明日に向けてラップタイムを見つけたい。ここは昨年オーバーテイクがとても難しく、最も少ないレースの一つだった。ただ新レギュレーションではチャンスは増えるはずだが、それでも予選が最優先になる」

    10番手:マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)
    「今日は真逆の状態を経験して、一つの極端からもう一つの極端に移った。それがラップタイムに影響した。セッション間でいくつか変更を加えたが、一つを解決しようとすると別の問題が出てきて、かなり難しかった。問題がどこから来ているのか、もっと理解する必要がある。バランスとグリップが不足していて、特にセクター1や中高速域でなぜこれほど遅れているのかを理解しないといけない。一晩で取り組むが、簡単に解決できる問題ではないと思う」

    日本グランプリ

    11番手:エステバン・オコン(ハースF1チーム)
    「全体的にポジティブな一日だった。FP1とFP2でやりたいことはすべて試すことができ、良いスタートになった。明日に向けてさらに改善できる余地がある。このサーキットを走るのは純粋に楽しいし、F1カーで走れるのは最高だ」

    12番手:リアム・ローソン(レーシングブルズ)
    「鈴鹿に戻ってこられて嬉しいし、とても楽しい一日だった。今年の新しいクルマは昨年とはかなり違う感覚だ。FP1とFP2の間で変更を加え、高速域での問題に対処しようとした結果、バランスは改善され多くのことを学べた。予選に向けて最適なウィンドウに入れられる良い状態にあると思う。かなり接戦になるだろうし、まだすべてはこれからだ」

    13番手:カルロス・サインツJr.(ウィリアムズ)
    「今日はクルマからすべてを引き出すのが難しかったが、FP2のショートランではまずまずのペースがあった。1周の速さでは競争力があるように見えるが、高燃料時のレースペースには苦しんでいる。今夜はセットアップを見直してパフォーマンスを引き出し、予選前に進歩できるようにしたい」

    14番手:ピエール・ガスリー(アルピーヌ)
    「全体的に見て簡単な一日ではなかった。FP1ではバランスに苦しんだが、FP2ではまずまず改善できた。ただクルマのフィーリングはまだ理想には達していないので、明日に向けてさらに見つける必要がある。特にトップ3チームの後ろは非常に接近していて、P7からP15までがコンマ数秒差だ。少しの改善が結果に大きく影響するので、今夜も作業を続けて明日はより良くしたい」

    15番手:アイザック・ハジャー(レッドブル・レーシング)
    「今日はベストな一日ではなかった。両セッションともバランスとグリップに苦しみ、思うようにラップをまとめられなかった。FP2ではフィーリングは改善したが、ラップタイムはむしろ離れてしまった。まだ理想的な状態ではないが、明日に向けて立て直し、予選ではより良い状態にできると思う」

    16番手:ガブリエル・ボルトレト(アウディ)
    「FP1は順調だったが、FP2の序盤で問題を確認し、早く復帰するために予防的にギアボックス交換を行う判断をした。そのためガレージで時間を失ったが、チームは素晴らしい仕事でクルマを仕上げ、セッション終盤にコースへ戻してくれた。みんなの努力に感謝したい。それでもいくつか周回して有益なデータを得ることができたので、それを活かして明日の最終プラクティスと予選に向けて進めていく」

    17番手:フランコ・コラピント(アルピーヌ)
    「全体的には難しいプラクティスデーだったが、多くを学べた一日でもあった。鈴鹿は初めてで、この伝説的なコースをF1カーで走るのは本当に素晴らしい経験だった。周回を重ねるごとに自信をつけていき、FP1の終盤には良い状態になったが、特に高速域ではまだ完全な自信はなかった。FP2でも同様で、いくつか修正すべき点がある。明日の予選ではより良い、競争力のある状態で臨めるようにしたい」

    18番手:バルテリ・ボッタス(キャデラックF1チーム)
    「まず第一に、大好きなサーキットでまた走れるのは楽しい。僕の側のガレージでは、今季ここまでで最も良い一日だった。問題が一切なく、パフォーマンスとセットアップに集中できた。今週のアップグレードでダウンフォースと安定性が少し向上したと感じていて、進歩が見えるという意味で自信につながる。トップチームとの差はまだあるが、方向性は正しいし、改善すべき点も明確だ。明日がどうなるか見てみよう」

    19番手:フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)
    ※リリースなし

    20番手:セルジオ・ペレス(キャデラックF1チーム)
    「今朝はプログラムの大部分をこなし、クルマのバランスも良かった。ただアルボンとの接触で終盤の走行を逃し、それが午後にも影響した。午後は出遅れた上に、走行した際にはエネルギーデプロイメントの問題も発生し、多くのラップタイムを失った。スムーズな一日ではなかったので結論を出すのは難しいが、ボッタスのデータも参考にして、明日はクリーンな一日にしたい」

    21番手:ランス・ストロール(アストンマーティン)
    「鈴鹿に戻ってくるのはいつも楽しい。特別なサーキットで、雰囲気も素晴らしい。予定していたランプログラムはすべてこなせたので、データを見て明日に向けて何を学べるか確認する。特に高速コーナーでは改善すべきポイントがある」

    22番手:アービッド・リンドブラッド(レーシングブルズ)
    「今日は少し不運な一日だった。FP2でギアボックスの問題があり、走行できなかった。FP1ではリアムと似たセットアップから始めたが、同じ課題があり、改善のため同じ方向に進めたところ、彼の方が良いフィーリングを得ていたので、それは明日に向けてポジティブだ。コース自体はとても楽しく、特に予選ではグリップが上がるのが楽しみだ。現時点で自分たちの位置を判断するのは難しいが、中団は非常に接近している。チームと協力してQ3進出を目指したい」

    FP1走行:ジャック・クロフォード(アストンマーティン)
    「鈴鹿でコースに出られてとても良かった。ここを走るのは初めてだったが、シミュレーターでの準備がすぐにペースを掴むのに役立った。AMR26の貴重なデータ収集でチームに貢献できたことにも満足しているし、これまで走った中でも最も楽しいサーキットの一つだと思う」

  • F1日本GP初日 ピレリ総括「再舗装で摩耗減 1ストップ濃厚」

    F1日本GP初日 ピレリ総括「再舗装で摩耗減 1ストップ濃厚」

    オスカー・ピアストリ(マクラーレン)が、2026年F1日本GP金曜のフリー走行2回目で最速タイムを記録した。ピアストリはC3タイヤで1分30秒133をマークし、キミ・アントネッリとジョージ・ラッセルのメルセデス勢を抑えてトップで初日を終えた。

    午前のフリー走行1回目ではジョージ・ラッセルが1分31秒666で首位に立っており、鈴鹿では金曜2セッションを通じてメルセデスとマクラーレンが主導権を争う構図となった。

    一方で、ピレリは路面再舗装の影響もあってデグラデーションは抑えられていると分析しており、決勝は1ストップ戦略が有力視されている。

    ラッセルが午前最速 ピアストリが午後に最速更新
    金曜午前のフリー走行1回目は好天のもとで行われ、日差しの影響で路面温度は最終的に38度前後まで上昇した。セッションではC1、C2、C3の全3種類のコンパウンドが使用され、多くのドライバーは序盤にショートランを行ったあと、ロングランに重点を移した。

    現時点では、決勝でも3種類すべてのコンパウンドが使用されると見られている。最終的にトップタイムを記録したのはジョージ・ラッセルで、1分31秒666をマーク。これは2025年の金曜午前最速タイムより約3.1秒遅い数字だった。

    午後のフリー走行2回目も再び穏やかな天候となり、気温は約22度、路面温度は再び38度前後まで上昇した。このセッションでも全3種類のコンパウンドが使用されたが、最速となったのはオスカー・ピアストリだった。C3タイヤで1分30秒133を記録し、その直後にキミ・アントネッリ、ジョージ・ラッセルが続いた。

    ピアストリ、アントネッリ、ラッセルの3人はC2とC3のみを使用した。一方で、レッドブルの2台に加え、カルロス・サインツJr.、ニコ・ヒュルケンベルグ、ピエール・ガスリー、セルジオ・ペレスは午後のセッションでC1も使用した。

    予選は土曜日の現地時間15時に予定されており、天候は金曜と同様になる見通しとなっている。

    ピレリ「戦略はほぼ確実に1ストップになる」
    ピレリのチーフエンジニアを務めるシモーネ・ベラは、鈴鹿の路面状況とタイヤの挙動について次のように説明した。

    「すでによく知られているように、今年は鈴鹿サーキットの最終2セクターの再舗装が完了した。新しいアスファルトは、2025年に敷設された路面全体と比べてより滑らかだが、それでも十分なグリップを提供している。この粗さの低下が、ここまでタイヤのデグラデーションを抑える助けになっており、グレイニングも今のところ大きな影響は与えていない」

    「したがって、3種類すべてのコンパウンドを使ってレース戦略を組み立てることができるが、戦略はほぼ確実に1ストップになるだろう。ソフトはより大きなグリップをもたらす一方で、ここまでロングランの本数が限られているため、各チームが持っているデータは最も少ない選択肢でもある。さらに、決勝日は路面の進化が進み、気温も今日より10度前後低くなると予想されており、それも戦略選択において重要な役割を果たすことになる」

    「各チームの判断の中で興味深いのは、マクラーレンだけが今日ハードを試さなかったことだ。これは特異な選択であり、おそらく日曜日に向けてC1を2セット温存し、中立化が起きた場合にフレッシュな1セットを使えるようにする狙いかもしれない」

    「一方で、最も硬いコンパウンドに関するフィードバックは、その日のうちにセットを使った他のすべてのチームから得られており、その結果は非常に良好だった。したがって、パフォーマンスを損なうことなく安定したオープニングスティントを実現できる選択肢として、レーススタート用タイヤの候補のひとつになる可能性がある」

    日本グランプリ

    再舗装の効果が戦略を左右する週末へ
    鈴鹿の最終2セクター再舗装は、単にラップタイムだけでなく、決勝戦略にも大きな影響を及ぼしそうだ。現時点ではタイヤの摩耗もグレイニングも抑えられており、各チームは複数の1ストップ案を成立させられる状況にある。

    その中で、ハードを温存したマクラーレンの選択は予選と決勝を見据えた布石として注目される。金曜の時点ではピアストリが最速で終えたが、メルセデスとの差は極めて小さく、土曜の予選ではタイヤの使い方と一発のまとめ方が結果を大きく左右することになりそうだ。

  • F1日本GP金曜7万5000人で記録更新 角田裕毅シート喪失でも前年比125%

    F1日本GP金曜7万5000人で記録更新 角田裕毅シート喪失でも前年比125%

    2026年F1日本GPが開幕した3月27日(金)、鈴鹿サーキットの入場者数は7万5000人を記録した。2025年の金曜日は6万人だったことから、今年は昨年比125%となり、F1日本GPの金曜日として記録更新となった。

    昨年の日本GPは3日間合計で25万5000人を集め、内訳は金曜日が6万人、予選日の土曜日が9万1000人、決勝の日曜日が11万5000人だった。

    今年はその初日を大きく上回るスタートとなり、日本GPへの注目度の高さを改めて示す結果となった。なお、走行が行われなかった前日の木曜日(メディアデー)にも2万5000人が来場しており、週末開幕前から高い関心が集まっていたことがうかがえる。

    今季は角田裕毅のレースシート喪失や、アストンマーティン・ホンダの不振といった話題もあるなかでの開催となった。2026年はパワーユニットや空力コンセプトが大きく見直された新レギュレーション初年度であり、シリーズは大きな転換期を迎えている。そうした状況下でも、鈴鹿サーキットには多くのファンが詰めかけた。

    週末はこのあと予選日、決勝日と続く。初日から7万5000人を集めた今年の日本GPが、3日間合計でどこまで数字を伸ばすかにも注目が集まる。

    鈴鹿サーキット 2026年 角田裕毅

    F1日本グランプリ 観客数の推移

      3日間 フリー走行 予選日 決勝日
    2025年 255,000 60,000 91,000 115,000
    2024年 229,000 50,000 77,000 102,000
    2023年 220,000 42,000 79,000 101,000
    2022年 200,000 38,000 68,000 94,000
    2019年 122,000 33,000 0 ※2 8.9000
    2018年 165,000 31,000 53,000 81,000
    2017年 137,000 26,000 43,000 68,000
    2016年 145,000 27,000 46,000 72,000
    2015年 165,000 30.000 54,000 81,000
    2014年 150,000 30,000 48,000 72,000
    2013年 171,000 33,000 52,000 86,000
    2012年 208,000 41,000 63,000 103,000
    2011年 199,000 34,000 63,000 102,000
    2010年 190,000 33,000 61,000 96,000
    2009年 210,000 31,000 78,000 101,000
    2008年 ※1 213,000 37,000 71,000 100,000
    2007年 ※1 282,000 52,000 90,000 140,000
    2006年 361,000 57,000 143,000 161,000
    2005年 320,000 54,000 110,000 156,000
    2004年 210,000 54,000 0 ※2 156,000
    2003年 329,000 54,000 120,000 155,000
    2002年 326,000 53,000 118,000 155,000
    2001年 310,000 50,000 110,000 150,000
    2000年 318,000 52,000 115,000 151,000
    1999年 318,000 52,000 120,000 146,000
    1998年 318,000 50,000 120,000 148,000
    1997年 317,000 65,000 112,000 140,000
    1996年 303,000 54,000 110,000 139,000
    1995年 330,000 60,000 125,000 145,000
    1994年 357,000 67,000 135,000 155,000
    1993年 350,000 67,000 132,000 151,000
    1992年 332,000 56,000 126,000 150,000
    1991年 337,000 69,000 120,000 148,000
    1990年 316,000 60,000 115,000 141,000
    1989年 283,000 51,000 100,000 132,000
    1988年 233.000 37,000 75,000 121,000
    1987年 225,000 36,000 74,000 112,000

    ※1 富士スピードウェイ
    ※2 台風により土曜日のセッションが全てキャンセル

  • F1日本GP フリー走行2回目ハイライト動画:ピアストリ首位 メルセデスを圧倒

    F1日本GP フリー走行2回目ハイライト動画:ピアストリ首位 メルセデスを圧倒

    オスカー・ピアストリ(マクラーレン)が、2026年F1日本GPのフリー走行2回目でトップタイムを記録した。鈴鹿サーキットで行われた金曜午後のセッションで、ピアストリはピレリのソフトタイヤで1分30秒133をマークし、キミ・アントネッリとジョージ・ラッセルのメルセデス勢を上回った。

    ピアストリはアントネッリに0.092秒差、ラッセルにはさらにコンマ1秒差をつけてセッションを締めくくった。

    一方、ランド・ノリスは油圧漏れの確認のため1時間のセッション前半を走れず、チームメイトから0.5秒差の位置にとどまった。トップ6はシャルル・ルクレールとルイス・ハミルトンのフェラーリ勢までが占めた。

    一方、ランド・ノリスは油圧漏れの確認のため1時間のセッション前半を走れず、チームメイトから0.5秒差の位置にとどまった。トップ6はシャルル・ルクレールとルイス・ハミルトンのフェラーリ勢までが占めた。

    セッション序盤は各車がミディアムタイヤを中心に走行を開始するなか、ルクレールがいち早くトップタイムを記録。しかし路面コンディションの向上とともにソフトタイヤでのアタックが本格化すると、ピアストリが一気にタイムを更新して首位に浮上した。メルセデス勢も安定した速さを見せたが、最終的にはマクラーレンが一歩前に出る形となった。

    その一方で、セッションはトラブルやインシデントも目立った。アレクサンダー・アルボンは走行中に一時マシンを止める場面があり、フランコ・コラピントとマックス・フェルスタッペンの事案は審議対象に。また、セルジオ・ペレスやガブリエル・ボルトレトらも十分な走行を行えず、各チームにとって課題と収穫が入り混じる金曜となった。

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  • F1日本GP フリー走行1回目 ハイライト動画:ラッセル最速でメルセデス1-2

    F1日本GP フリー走行1回目 ハイライト動画:ラッセル最速でメルセデス1-2

    ジョージ・ラッセル(メルセデス)が、2026年F1日本GPのフリー走行1回目でトップタイムを記録した。メルセデスは開幕からの好調を鈴鹿でも維持し、アンドレア・キミ・アントネッリが2番手に続く1-2発進となった。

    ラッセルは鈴鹿サーキットで行われた60分間のセッションで、ピレリのソフトタイヤを履いて1分31秒666を記録。アントネッリに0.025秒差をつけ、セッション最速で初日の走行を終えた。

    メルセデスが鈴鹿でも速さを披露
    2026年シーズン序盤で強さを見せているメルセデスは、日本GPのFP1でもその勢いを維持した。ラッセルとアントネッリがタイムシートの上位を占め、鈴鹿でも有力候補であることを示した。

    その後方には、ディフェンディングチャンピオンのランド・ノリス、そしてチームメイトのオスカー・ピアストリが続いた。さらにフェラーリのシャルル・ルクレールとルイス・ハミルトンがトップ6を構成し、上位勢はメルセデス、マクラーレン、フェラーリの3チームが中心となる形となった。

    アルボンとペレスが接触
    セッション終盤の最終シケインでは、アレクサンダー・アルボンのウィリアムズとセルジオ・ペレスのキャデラックが接触する場面もあった。

    このインシデントについては、セッション後に審議対象となる見通しとなった。FP1はメルセデスの1-2で幕を開けた一方で、週末の先行きを占ううえでも波乱の火種を残す内容となった。

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