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  • 2019年F1カレンダーが最終承認 … 日本GPは10月13日開催

    2019年F1カレンダーが最終承認 … 日本GPは10月13日開催

    FIA(国際自動車連盟))は、2019年のF1カレンダーを承認。2019年のF1カレンダーは21戦で開催される。

    12月5日(水)にサンクトペテルブルクでFIA 世界モータースポーツ評議会が開催され、2019年のFIA F1世界選手権の開催日程が正式決定。10月に公表された暫定版から変化はなく。21戦のスケジュールが発表された。

    2019年のF1世界選手権は、今年と同じ21戦で争われる。3月17日にオーストラリアGPで開幕。12月1日にアブダビGPで最終戦を迎える。日本GPは10月13日に第17戦として鈴鹿サーキットで開催される。

    2019年 F1カレンダー
    第1戦 3月17日 オーストラリア (メルボルン)
    第2戦 3月31日 バーレーン (サヒール)
    第3戦 4月14日 中国 (上海)
    第4戦 4月28日 アゼルバイジャン (バクー)
    第5戦 5月12日 スペイン (バルセロナ)
    第6戦 5月26日 モナコ (モンテカルロ)
    第7戦 6月9日 カナダ (モントリオール)
    第8戦 6月23日 フランス (ルキャステレ)
    第9戦 6月30日 オーストリア (シュピールベルク)
    第10戦 7月14日 イギリス (シルバーストン)
    第11戦 7月28日 ドイツ (ホッケンハイム)
    第12戦 8月4日 ハンガリー (ブダペスト)
    第13戦 9月1日 ベルギー (スパ ・フランコルシャン)
    第14戦 9月8日 イタリア (モンツァ)
    第15戦 9月22日 シンガポール (マリーナ・ベイ)
    第16戦 9月29日 ロシア (ソチ)
    第17戦 10月13日 日本 (鈴鹿)
    第18戦 10月27日 メキシコ (メキシコシティ)
    第19戦 11月3日 アメリカ (オースティン)
    第20戦 11月17日 ブラジル (サンパウロ)
    第21戦 12月1日 アラブ首長国連邦 (アブダビ)

  • 2018年 MotoGP 日本グランプリ:ツインリンクもてぎ 3日間の入場者数

    2018年 MotoGP 日本グランプリ:ツインリンクもてぎ 3日間の入場者数

    ツインリンクもてぎは、2018年 ロードレース世界選手権 第16戦 日本グランプリの3日間の入賞者数を発表。昨年を上回る3日間で9万6.425人がサーキットに足を運んだ。

    初日こそ雨に見舞われたが、以降は好天に恵まれた2018年のMotoGP 日本グランプリ。決勝日は5万5.225人がサーキットを訪れ、3日間合計でも昨年を上回った。

    2011年に東日本大震災が起こった際には過去最低の観客数を記録したが、それ以降、サーキットを訪れる人の数は増えており、今年まで増加傾向は続いている。

    2018年の日本グランプリは、昨年同様、マルク・マルケス(ホンダ)と総合2位につけるアンドレア・ドヴィツィオーゾ(ドゥカティ)との一騎打ちとなり、ラスト2周となった23周目の10コーナーでドヴィツィオーゾが転倒したことで、マルケスの3年連続5回目のチャンピオンが決まった。

    MotoGP 日本グランプリ 観客数推移

      合計 決勝日
    2017年 96,425 55,225
    2017年 89,501 52,439
    2016年 88,472 52,216
    2015年 85,403 50,985
    2014年 70,271 42,856
    2013年 61,097 40,233
    2012年 59,438 37,459
    2011年 53,212 33,096
    2010年 64,823 40,113
    2009年 65,332 41,533
    2008年 87,315 57,865
    2007年 90,314 57,617
    2006年 96,400 63,195
    2005年 96,050 69,015
    2004年 94,703 –
    2003年 80,238 56,008

    関連:
    ・2018年 F1日本グランプリ | 鈴鹿サーキット 3日間の入場者数
    ・2018年 WEC 富士6時間レース | 富士スピードウェイ 3日間の入場者数

  • MotoGP | ホンダ 第16戦 日本GP 決勝レポート

    MotoGP | ホンダ 第16戦 日本GP 決勝レポート

    マルク・マルケス(Repsol Honda Team)のタイトル王手で迎えたMotoGP 第16戦 日本GPは、昨年同様、マルケスと総合2位につけるアンドレア・ドヴィツィオーゾ(ドゥカティ)との一騎打ちとなり、ラスト2周となった23周目の10コーナーでドヴィツィオーゾが転倒したことで、マルケスの3年連続5回目のチャンピオンが決まった。

    今大会は、マルケスのタイトル獲得にストップを掛けたいドヴィツィオーゾが、ポールポジションスタートから先頭に立った。一方、予選6番手から好スタートを切ったマルケスは、オープニングラップで2番手に浮上、ドヴィツィオーゾをピタリとマークした。

    その後、マルケスが一度トップに立つが、ドヴィツィオーゾがすぐに抜き返す。しかし、ラスト7周となった18周目に1分45秒台へとペースを上げたマルケスが、21周目にドヴィツィオーゾを抜いて首位に浮上。マルケスに先着するのがタイトル阻止の条件となるドヴィツィオーゾだが、10コーナーのブレ-キングで転倒を喫し、チャンピオン争いに決着がついた。ドヴィツィオーゾの転倒でタイトルが決定したマルケスですが、アラゴンGP、タイGPに続く3連勝と今季8勝目を挙げて、タイトル獲得に華を添えた。

    その後方では、カル・クラッチロー(LCR Honda CASTROL)とアレックス・リンス(スズキ)のし烈な2位争いが繰り広げられ、クラッチローがリンスの追撃を振り切って2位でフィニッシュ。今季3回目の表彰台に立った。

    ダニ・ペドロサ(Repsol Honda Team)は、予選11番手から8位争いを繰り広げ8位でフィニッシュ。表彰台には立てなかったが、日本のファンの声援に応え、熱い走りを見せた。

    フランコ・モルビデリ(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)が11位。ホームGPを迎えた中上貴晶(LCR Honda IDEMITSU)は、スタート直後にコースアウト、オープニングラップ22番手と厳しいレースとなったが、追い上げて15位。トーマス・ルティ(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)は20位でチェッカーを受けた。

    マルク・マルケス(MotoGP 1位)
    「本当にとてもいい気持ちです。夢が実現したとか、それ以上で、夢の中にいるような感覚です。チーム、HondaとHRCの人たち、家族、そしてスタッフと、ここで一緒に分かち合えるということも、とても特別なものです。このシーズンはすばらしいシーズンだったので、アラゴン以来、このタイトル獲得を夢見てきました。それが目前にあったからです。でもそのあと、それでは自分のスタイルになっていないと気がつきました。さらにモチベーションを高める必要があったので、最初の勝負の場となるもてぎで、勝ってタイトルを決めるという目標を定めました。その目標を達成する場としてもてぎはチャレンジングなサーキットでしたが、自分はプレッシャーのもとにあるほど、マシンに乗っていて心地よく感じるような気がします。今日のレースは自分が想定していた通りになりました。いいスタートができるように準備していたので、すぐに数人をパスできました。1周目の終盤には2位になり、そのあとはアンドレアの後ろにつくことができ、そのままついて行きました。自分のほうが若干余裕があると感じていたので、最終ラップより前に仕掛けようと考えていました。アンドレアはハードにプッシュしていて、ミスをしてしまいました。彼は表彰台にいて当然だったので、とても残念です。表彰台についていえば、ダニも今季少なくとも一度は獲得するに値すると思っています。フィニッシュラインを通過したとき、喜びが爆発しました。周りの人たちが、今回のレベル7の企画をしてくれていたのですが、僕は事前に何も知らされていませんでした。きっと、あのようなゲームでたくさん遊んできたからなのだと思います。これからこの7度目のタイトル獲得のお祝いをして、残りの3レースを楽しみたいと思います」

    カル・クラッチロー(MotoGP 2位)
    「今日はみんないいバトルを見ることができたと思います。Hondaのホームレースでこの結果を出せてうれしいです。チームはすばらしい仕事をしてくれました。ドヴィ(ドヴィツィオーゾ)がペースを落とし続けたので、後ろのみんなが追いついてきたことが問題でしたが、この状況ですばらしい仕事ができたと思います。リアタイヤの左側のグリップに少し苦しんでいたので、レース終盤のためにタイヤをセーブして、リンスを押さえ続けました。僕がしなければならないことはそれだけでした。そしてドヴィが転倒し、僕が2位になったので、最終的にはとてもうれしいです。今回は非常にうまく走っています。最近はいい結果をいくつか出していますし、次のフィリップアイランドへ強い意気込みで向かうことができます。もちろんタイトルを獲得したマルクにはおめでとうと言いたいです。彼はすばらしいシーズンにしました」

    ダニ・ペドロサ(MotoGP 8位)
    「今日のレースは期待していたようなパフォーマンスにたどり着けず、とても残念です。マシンに完ぺきなフィーリングがなく、かなり苦戦しました。このサーキットはとても好きなところなので残念です。とにかくこのような状況でも、できる限りがんばらなければなりません。マルクにはおめでとうと言いたいです。彼の成し遂げたことはすごいことです。彼は今シーズンどこでも強く、ほとんどミスもせず、常にポイントを獲得してきました。彼は前進し続けるライダーです。チームもすばらしい仕事をしたと思います」

    フランコ・モルビデリ(MotoGP 11位)
    「このサーキットではレースウイークを通して苦戦しました。残念ながら昨日は予選でマシンを壊してしまいましたが、レースではようやく速く走ることができました。いいペースを維持してトップ10に近いところでフィニッシュすることができました。加速ポイントが多く、難しいサーキットだったのでとてもうれしいです」

    中上貴晶(MotoGP 15位)
    「スタートは4列目でしたが、混戦の中でも、まずまずうまく切れて1~2コーナーはクリアできました。しかし、3コーナーから4コーナーでの接触でハンドルがひっかかり、立て直したのですがコースアウト。そこで順位を落として、レースを厳しいものにしてしまいました。できる限りプッシュしたのですが、悔しい結果に終わりました。今回はブレーキの問題も朝のウォームアップランで解決し、タイヤ選択も問題なく追い上げて行ける状況だったので悔しいです。多くの声援に応えることができず申し訳ない気持ちです。残り3戦、準備をしっかりして結果を残せるように挑みます」

    トーマス・ルティ(MotoGP 20位)
    「レース序盤からすでに問題があり、マシンの感覚をつかむことが全くできませんでした。スタートでは、しっかりと反応して加速できたことはよかったのですが、その後、リアのグリップに苦労して、タイヤに熱を入れることができず、前方に引き離されてしまいました。レースの中盤でリズムがよくなってきましたが、それでは遅すぎました」

  • MotoGP | ドゥカティ 第16戦 日本GP 決勝レポート

    MotoGP | ドゥカティ 第16戦 日本GP 決勝レポート

    2018 MotoGP 第16戦の日本GPが10月21日にツインリンクもてぎで開催された。ドゥカティ・チームのアンドレア・ドヴィツィオーゾにとっては、不運なレースとなった。ポールポジションからスタートしたドヴィツィオーゾは、そのままトップを走行するが、レース終盤の20周目にマルク・マルケス(ホンダ)にオーバーテイクを許す展開となる。その後はマルケスと接近戦を演じるが、残り2周のターン10でデスモセディチGPのフロントがグリップを失ってクラッシュ。レースには復帰したものの、18位でチェッカーを受けた。

    左手首の負傷により日本GPを欠場したホルヘ・ロレンソは、本日、チームに合流した後、検査のためにヨーロッパへ出発することを決定した。タイGPのクラッシュで負傷した左手首に痛みがまだ残っているため、今後数日間で詳しい検査を行う予定だ。ロレンソは、2週間後に開催されるマレーシアGPでの復帰を目指す。1週間後にフィリップアイランドで開催されるオーストラリアGPには、今日のレースで5位に入ったアルバロ・バウティスタがロレンソの代役としてファクトリー・チームから参戦する。ドゥカティ・チームは、この件に関して協力してくれた、アンヘル・ニエト・チームと代表のホルヘ・マルティネス “アスパー”、そしてバウティスタに感謝の意を表明している。

    アンドレア・ドヴィツィオーゾ(Ducati MotoGPチーム #04) 18位
    「今日のレースは、絶対に勝ちたかったので本当にがっかりしている。しかし、全体として見れば、僕たちは非常に速かったし、戦闘力も示すことができたので、ポジティブな週末だったと思う。素晴らしいレースができたが、マルケスに対するアドバンテージを生み出すことができなかった。マルケスを祝福したい。彼は今年、タイトルを獲得するにふさわしい走りをした。クラッシュについては残念だった。決して無理をしすぎたわけではなかったが、マルケスにアタックするためにベストな方法でコーナーを抜けようとしたときに、わずかなミスを犯してしまった。その代償は大きかった」

  • MotoGP | スズキ 第16戦 日本GP 決勝レポート

    MotoGP | スズキ 第16戦 日本GP 決勝レポート

    好天に恵まれたツインリンクもてぎにて開催されたMotoGP 日本グランプリには、55,000人を超える熱狂的なモータースポーツファンが詰めかけた。

    24周で行われる決勝レースに向けて、チームスズキエクスターのライダーは揃って前後にミディアムコンパウンドのタイヤをチョイス。2列目と3列目という好位置からのスタートで、アレックス・リンスは1周目には5番手につける。

    2人のライダーはファーステストラップを記録する勢いで、すぐにトップ集団に加わる。

    そして、残り10周の時点で4番手、5番手の好ポジションに位置するものの、残念ながら、アンドレア・イアンノーネは10コーナーにて転倒。怪我がなかったのが幸いだったが戦列を離れてしまう。一方、リンスは表彰台獲得を目指して、カル・クラッチロー(ホンダ)の攻略にかかる。

    そして残り2周となった23周目。2番手を走行していたアンドレア・ドビツィオーゾ(ドゥカティ)が転倒したことにより、リンスは3番手にポジションアップ。2番手にあと少しと迫りつつ3位でチェッカーフラッグを受けた。

    また、シルバン・ギントーリはレースを完走し、来季の開発に向けた有効なデータを収集することに貢献した。

    河内健 (テクニカルマネージャー)
    「とても良いレースでした。アンドレアの転倒は残念です。彼に完璧なマシンを用意してあげられず申し訳ない気持ちです。ただ、転倒するまでの彼のパフォーマンスはとても良いものでした。また、アレックスも非常に良いパフォーマンスを見せてくれました。表彰台を獲得しただけでなく、2位獲得を目指してトライしてくれました。私たちはこの結果を本社から応援に駆けつけてくれた社長、社員の皆さん、そして多くのファンの前で見せることが出来たことを嬉しく思っています。この調子を続けていけるように引き続き頑張っていきます。」

    ダビデ・ブリビオ (チームマネージャー)
    「もちろん、今日の結果はとても嬉しいです。2人ともとても速かったですし、トップグループからも離されていませんでした。不幸にも、2人が4番手と5番手で走行しているときにアンドレアが転倒してしまいましたが、その後、アレックスがクラッチローとの距離を詰めていきましたね。ドビツィオーゾの転倒によって表彰台を獲得出来たのはラッキーだったとも言えるでしょう。しかし、私はペースの良さに注目して欲しいです。とても速く、トップからもそれほど離されないでレースを終えることが出来たことに満足しています。我々はまだ改善出来ることが分かっていますので、さらにハードに作業をしていくことを続けていきます。今日はスズキから社長とともに多くのエンジニアも応援に駆けつけてくれました。チームスタッフも含め、感謝の気持ちで一杯です。彼らの母国であるもてぎで表彰台を獲得出来たことはとても喜ばしいことです。」

    アレックス・リンス (3位)
    「僕にとってもチームにとってもとてもハッピーな気分だよ。なんといってもここはスズキにとってのホームレースだから尚更だね。僕たちは素晴らしいレースをしたよ。スタートも上手くいったし、レースペースも良かったんだ。ドビツィオーゾがクラッシュした後、状況をみるとクラッチローを追うにはちょっと離れすぎていると思ったんだ。でも、僕はやっぱり挑んでいくことを決めたんだ。ただ、彼のブレーキングはとてもハードだったから抜くまでには至らなかった。でも、3位を獲得出来たんだから結果には満足しているよ。僕はまだまだ勉強中だから、速いライダー達と戦うことをとても楽しんでいるんだ。最終戦まで表彰台をもっと獲得出来るように頑張るよ。」

    アンドレア・イアンノーネ (DNF)
    「不運にもあまり良いスタートが切れなかった。でも、すぐに順位を挽回してハードに攻めたよ。そうしたらリアから振動を感じるようになってブレーキングが安定しなくなったんだ。でも、なんとかそれをコントロールしながら攻め続けた。しかし10コーナーのブレーキングでフロントを失ってしまったんだ。すべてをこのレースに捧げるつもりで挑んだから、表彰台獲得は可能だったと思う。ただ、不運にもこういったことは起こってしまうんだ。もう、フィリップアイランドに向けて楽観的にいこうと思っているよ。あそこは本当に僕の好きなコースだからね。」

    シルバン・ギントーリ (21位)
    「開発ライダーからすると、とても忙しい週末になることを望んでいたんだ。たくさんのことを試さないとならなかったからね。メインとなる狙いは新しい試みのどこが一番強みになるかを判断すること。現行のレースバイクはすでにとてもいいレベルにあるんだ。アンドレアとアレックスが今日のレースで見せたようにね。その上で来年用のバイクにあと少しの余裕があればより強みになるからね。その任務に関しては上手くいったと思うよ。チームの頑張りと成果にとても満足しているよ。まだ、いくつかのテストが残っているけど、それが更なる前進に向けてとても重要なものになるんだ。」

  • MotoGP | ヤマハ 第16戦 日本GP 決勝レポート

    MotoGP | ヤマハ 第16戦 日本GP 決勝レポート

    Movistar Yamaha MotoGPのバレンティーノ・ロッシはツインリンクもてぎでファイティング・スピリットを発揮。4位でチェッカーを受けて貴重なチャンピオンシップ・ポイントを獲得し、シリーズポイントでランキング2位に近づいている。一方のマーベリック・ビニャーレスは序盤で出遅れたが、7位まで挽回してランキング4位をキープ。シーズンのあと3戦で、ランキング2位浮上の可能性も残している。

    ロッシはグリッド9番手から絶好のスタートを切り、オープニングラップで5番手に浮上。A・リンス(スズキ)とバトルしたあと前の4台を逃すまいと、2ラップ目でパスに成功した。1分46秒052のファステストラップを記録し、1秒以上あった差を半分まで詰めると次のラップではトップグループに接近。すぐさま第11コーナーでJ・ミラー(ドゥカティ)をパスして4番手に浮上した。この時点で表彰台争いまではあと0.6秒。しかしここからがなかなか縮まらなかった。

    ラップタイム1分46秒台を切ることができないまま、10ラップ目と11ラップ目でスズキ勢に先行を許す。15ラップ目にはA・イアンノーネ(スズキ)が転倒したため再び5番手に上がったが、リンスとの差はすでに2秒以上に広がっていたため、これを追うことより後方集団に気持ちを集中した。最後の5ラップではヨハン・ザルコとA・バウティスタ(ドゥカティ)が迫ってきたが、ふたりのバトルがロッシに時間を与える間に完璧な方法で対処。最後の2ラップでA・ドビツィオーゾ(ドゥカティ)が転倒したため、ロッシは4番手に上がってチェッカーを受けた。

    一方のビニャーレスはスタートで出遅れてグリッド7番手から10番手へ後退。1分46秒台中盤のペースではバウティスタの追撃を抑えることはできなかったが、11ラップ目のミラーの転倒によってひとつ順位を上げ、さらに4ラップ後にはイアンノーネの転倒でもうひとつ挽回して9番手につけた。

    このあと徐々に調子を取り戻して1分46秒台前半へペースアップ。19ラップ目からはD・ペドロサ(ホンダ)と何度か順位を入れ替え、20ラップ目で抜き去り8番手に浮上した。その次のバウティスタとザルコは2秒以上離れており追いつくのは難しかったため、着実なポイント・ゲットに目標を切り替えてゴールを目指す。その後のドビツィオーゾの離脱により7位となり、トップから13.330秒差でチェッカーを受けた。

    ロッシはランキング3位をキープして、2位との差は9ポイント。ビニャーレスはロッシから30ポイント差のランキング4位につけている。ヤマハはコンストラクターズ・ランキングでトップから100ポイント差のランキング3位。Movistar Yamaha MotoGPはチーム・ランキングトップから51ポイント差のランキング2位。

    ヤマハは、2018MotoGP World Championshipのタイトルを決定したマルク・マルケス選手とRepsol Honda Teamに祝福を贈る。

    Movistar Yamaha MotoGPは1週間後の10月26日~28日、フィリップアイランド・サーキットで行われる第17戦オーストラリアGPに照準を定めている。

    ザルコが6位獲得と健闘。シャーリンもトップ10入りを果たす
    Motul Grand Prix of JapanをフロントローからスタートしたMonster Yamaha Tech3のヨハン・ザルコは、1周目を7番手まで下げてしまうが、ここからハイペースで追い上げを見せ、最終的には6位でチェッカーを受けた。

    ザルコのチームメイトのハフィス・シャーリンも見事なレース展開。グリッド6列目からスタート後、1ラップ目を終えた時点で18番手に浮上する。ここからひとつずつ着実に順位を上げて10位を獲得した。これでルーキー・オブ・ザ・イヤーのライバルにあと4ポイント差と近づいた。

    中須賀が14位でフィニッシュしポイント獲得
    決勝レースが行われる日曜日は、午前に20分間のウォームアップ走行が行われ、ここでマシンを確かめた中須賀克行は、午後2時から始まる24周のレースに向けて気持ちを集中させていく。まずはスタートを決めること。そしてそのスタートでどれだけ前に行けるかが、結果を導き出すための重要なファクターだった。

    そしてそのスタートは「すごく良かったというほどではないけれど、悲観的になるほどでもなかった」と語る通り、オープニングラップは予選グリッドと同じ20番手だった。その後、A・エスパルガロ(アプリリア)の後退で中須賀は19番手に、さらにJ・ミラーやK・アブラハム(ともにドゥカティ)、そしてA・イアンノーネ(スズキ)の脱落で15周目には15番手に浮上。23周目にはA・ドヴィツィオーゾ(ドゥカティ)の転倒で14番手に。

    中須賀の後方にはレース序盤から中上貴晶(ホンダ)が付けていたが、しっかりと抑えて14位でチェッカー受け、シリーズポイント2点を獲得した。

    Movistar Yamaha MotoGP
    バレンティーノ・ロッシ (4位)
    「4位は悪くない結果です。午前中のウォームアップ・セッションで一歩、前進することができマシンに良いフィーリングを持って臨むことができたことは大きな成果です。決勝でも好調を確信して表彰台を目標にスタート。しかし、ライバルたちのほうが少し速かったようです。最後まであきらめずに戦い続け、ミスをしないように気持ちを集中しながら、いいペースでレースを終えることができました」

    マーベリック・ビニャーレス (7位)
    「さまざまなセッティングを試してみましたが、スピードを得られないまま終わってしまいました。決勝前にもセッティング変更を行ったのですが、うまく機能しませんでした。前回のブリラムで使用した方向性を維持し、それがここでも機能してくれるかどうかを確かめたかったのですが、結果的にそのようにはなりませんでした。次のフィリップアイランドでは、しっかりとレースウイークを組み立てていけるように努力したいと思います。集中力を持って作業に取り組み、ベストを尽くします」

    マッシモ・メレガリ (チーム・ディレクター)
    「まず始めに、マルク・マルケスとRepsol Honda Teamのチャンピオン獲得を祝福したいと思います。一方、わたしたちのほうは非常に厳しい状況でした。バレンティーノはウォームアップ・セッションで前進が見られ、決勝も完璧なスタートを切って序盤から上位につけることができました。しかし残念ながら、トップ争いに加わるにはわずかに力が足りませんでした。マーベリックのほうは、マシン・セッティングでリスクを賭けて臨んだのですが、期待とは異なる結果になりました。しかしバレンティーノとマーベリックは依然としてランキング2位と3位の候補なので、次のオーストラリアでまた課題に取り組み、好成績を目指していきます」

    Monster Yamaha Tech3
    ヨハン・ザルコ (6位)
    「いいレースだったと言いたいですね。私自身の体力とポテンシャル、そしてマシンのパフォーマンスをすべて出し切ることができました。ただ、好スタートを切ったあと最初の4つのコーナーで大きく順位を下げてしまったことは残念でなりません。行き場所がなくなってしまって良い位置がとれず、最初の10ラップが最も難しい状況でした。後半はペースが上がり、マシンのフィーリングも良くなってきて、トップグループにはかなわなかったものの十分な速さを発揮できました。イアンノーネ(スズキ)とドビツィオーゾ(ドゥカティ)が転倒し、その後方ではロッシのペースが上がらないようだったので、最終ラップで彼を抜こうと準備を整えていたのですが、バウティスタ(ドゥカティ)が上がってきて、終盤で抜かれてしまいました。そしてその間にバレンティーノとの差が広がってしまい、4位浮上のチャンスを失いました。それでも今日の結果には満足するべきでしょう。チャンピオンシップは常に変動していて、カル(ドゥカティ)が2位と健闘したことでトップ・サテライトの争いにも大きく影響してきそうです」

    ハフィス・シャーリン (10位)
    「トップ10に入ることができてとてもうれしいです。これは自分に課した目標で、今回で2度目の達成となりました。チームとともにハードワークを続けてきて、このような成績を獲得することができたので、素晴らしい仕事をしてくれたチームのみんなに心から感謝しています。またここに来ている家族をはじめ、いつも私をサポートしてくれるすべての人にもお礼を言いたいです。次のフィリップアイランドでもベストを尽くします。簡単なことではありませんが、好調をキープして臨み、さらにその次の私のホームレースにつなげたいと思います」

    エルベ・ポンシャラル (チーム・マネジャー)
    「もてぎではいつも決勝でさまざまなハプニングが起こります。はっきり言えば、私たちはザルコ選手のスタートを予測していませんでした。ライバルと軽い接触があり、フロントローの優位性を十分に生かすことができなかったのです。大きく順位を下げたあとは、前のライダーをパスすることがミッションとなりました。ところが、ザルコ選手は後半でリズムを取り戻してロッシ選手に近づいていったのです。残り4ラップで0.4秒差まで追い上げましたが、残念ながらバウティスタ選手に抜かれてしまいました。非常に厳しいレースでしたが、ザルコ選手はベストを尽くし、シーズン序盤と同じようなすばらしい走りを見せてくれました。私たちも今日は本当にうれしいです。一方、ルーキートップを獲得したシャーリン選手の走りにも満足しています。スタートはあまりよくなかったため、序盤にポジションを下げてしまいました。パスは簡単ではないので、慎重に自分のペースを守るよう事前に話してあったのですが、彼はその言葉通りに走ってくれました。そして上位との差を詰め、前のライダーをパスしていきました。ラップタイムも非常に速く、ザルコ選手、ロッシ選手と同等、あるいはそれ以上のペースで走って最終的にトップ10を獲得。チームとしてこの活躍を誇りに思います。ミスはなく、すべてのラップで多くのことを学びました。モルビデリ選手が最終ラップの最終セクションでスミス選手をパスしたため、1ポイントだけ詰めたことになりますが、あと3戦を残して4ポイント差まで近づいているので、今後の展開が楽しみです」

    YAMALUBE YAMAHA FACTORY RACING
    中須賀克行 (14位)
    「全日本でもですが、ピットサインは周回数など必要最低限の提示をお願いしていて、それは今回も同じでしたが、なぜかラスト10周となったところで後ろにいるのが中上選手だと知らせてきました。気を抜くなとか、そういった意味があったのだと思いますが、余計に力が入ってしまいました(笑)。でも、中上選手を抑えることができたし、14位でポイントも獲得できたので、レースはよかったと思います。いや、スタートからレース序盤でアブラハム選手を攻略できていたら、もう少し違う展開だったかもしれません。ちょっと悔やまれるところです。しかし、開発ライダーとしてはロッシ選手やビニャーレス選手がマシンに対して指摘していることがリアルにわかったので、残り3戦、彼らの望むパーツを届けたいですね。そして、今大会でライバルメーカーがチャンピオンを決めましたが、2週間後の全日本JSB1000では自分がYAMAHAをチャンピオンに導きます」

    船沿広道監督 (技術本部MS開発部 モトGPグループ主査)
    「中須賀選手が怪我することなく3日間を走り終えたことに安堵しています。そして完走して、14位に入れたことでポイントを獲得できたこともうれしく思います。今大会では、これまでテストしてきたものを再確認するというのがメインでしたが、新たな課題も見つかっているので、今後はその部分の改善はもちろん、今大会で得られたデータを見つめ直して今後のマシン作りに反映していきます。ファクトリーチームのライダーたちと一緒のレースを走れるというのは、彼らが何を要求しているのかがリアルに把握することができるので、とても有意義な3日間となりました。中須賀選手はこれからも開発を継続してもらいますが、全日本のJSB1000では、ぜひチャンピオンを獲ってもらいたいと思っています」

  • MotoGP | マルク・マルケスが2018年の年間チャンピオンを獲得!

    MotoGP | マルク・マルケスが2018年の年間チャンピオンを獲得!

    MotoGP 第16戦 日本GPの決勝レースが10月21日(日)にツインリンクもてぎで行われ、マルク・マルケス(レプソル・ホンダ)が優勝。3年連続、5度目のMotoGPチャンピオンを獲得した。

    快晴のもとで行われた日本GPの決勝レースは、タイトルを争うマルク・マルケスとアンドレア・ドヴィツィオーゾ(ドゥカティ)によるバトルが展開された。マルケスはドヴィツィオーゾに2ポイント差をつければタイトル確定という状況。

    しかし、残り2周で2番手を走行していたアンドレア・ドヴィツィオーゾが転倒。マルク・マルケスがホンダの母国グランプリでチェッカーを受け、MotoGPチャンピン3連覇を達成。最高峰クラスで自身5度目のタイトルを獲得した。

    2位にはカル・クラッチロー(LCR・ホンダ)、3位にはアレックス・リンス(スズキ)が入り、表彰台を獲得した。

    日本人ドライバーでは、中須賀克行(ヤマハ・ファクトリー・レーシング)が13位、中上貴晶(LCR・ホンダ)が14位でレースをフィニッシュした。

    2018年 MotoGP 第16戦 日本GP 決勝 結果

    順位 No. Rider Team
    1 93 マルク・マルケス レプソル・ホンダ・チーム
    2 35 カル・クラッチロー LCR・ホンダ・カストロール
    3 42 アレックス・リンス チーム・スズキ・エクスター
    4 46 バレンティーノ・ロッシ モビスター・ヤマハ MotoGP
    5 19 アルバロ・バウティスタ アンヘル・ニエト・チーム
    6 5 ヨハン・ザルコ モンスター・ヤマハ・テック3
    7 25 マーベリック・ビニャーレス モビスター・ヤマハ MotoGP
    8 26 ダニ・ペドロサ レプソル・ホンダ・チーム
    9 9 ダニロ・ペトルッチ アルマ・プラマック・レーシング
    10 55 ハフィス・シャーリン モンスター・ヤマハ・テック3
    11 21 フランコ・モルビデリ エストレージャ・ガルシア・0,0・マーク・VDS
    12 38 ブラッドリー・スミス レッドブル・KTM・ファクトリー・レーシング
    13 44 ポル・エスパルガロ レッドブル・KTM・ファクトリー・レーシング
    14 89 中須賀克行 ヤマルーブ・ヤマハ・ファクトリー・レーシング
    15 30 中上貴晶 LCR・ホンダ・イデミツ
    16 10 ザビエル・シメオン レアーレ・アビンティア・レーシング
    17 81 ジョルディ・トーレス レアーレ・アビンティア・レーシング
    18 4 アンドレア・ドヴィツィオーゾ ドゥカティ・チーム
    19 45 スコット・レディング アプリリア・レーシング・チーム・グレシーニ
    20 12 トーマス・ルティ エストレージャ・ガルシア・0,0・マーク・VDS
    21 50 シルバン・ギュントーリ チーム・スズキ・エクスター
    22 29 アンドレア・イアンノーネ チーム・スズキ・エクスター
    23 17 カレル・アブラハム アンヘル・ニエト・チーム
    24 43 ジャック・ミラー アルマ・プラマック・レーシング
    25 41 アレイシ・エスパルガロ アプリリア・レーシング・チーム・グレシーニ
  • MotoGP | ホンダ 第16戦 日本GP 予選レポート

    MotoGP | ホンダ 第16戦 日本GP 予選レポート

    MotoGP 第16戦 日本GPの予選は、最高気温20℃、路面温度31℃の中で行われ、カル・クラッチロー(LCR Honda CASTROL)が4番手、タイトル王手のマルク・マルケス(Repsol Honda Team)は、FP4の転倒が影響して6番手だった。

    初日2番手のクラッチローは2日目も好調で、フリー走行で総合2番手につけてQ2進出を果たすと、大接戦の中で4番グリッドを獲得した。

    この日は、ポールポジション(PP)から6番手のマルケスまで、わずか0.299秒差の厳しい戦い。その中でクラッチローは、惜しくもフロントローは逃したが、今季2勝目と3度目の表彰台獲得に向けて好グリッドを獲得した。

    初日4番手スタートのマルケスは、FP3で4番手。決勝に向けてセットアップを進めながら確実にQ2進出を果たした。そして、決勝を想定したロングランに挑んだFP4では、好タイムで連続ラップを刻むが、1分45秒台で5周目に入った8コーナーでフロントから転倒。その転倒でマシンの修復が間に合わず、セカンドマシンで挑むことになったQ2では、異なるセットアップのマシンのために完ぺきなアタックができず、6番手となった。

    しかし、決勝に向けてすばらしいラップを刻んでいるだけに、決勝では優勝候補の一角。2年ぶり2度目の日本GP制覇へ期待が膨らむ。決勝で、マルケスが総合2位のアンドレア・ドヴィツィオーゾに先着するか、順位で上回れなくても今大会で2ポイント以上差を詰められなければ、3年連続5度目の最高峰クラスタイトルが決まる。

    ダニ・ペドロサ(Repsol Honda Team)は、大接戦の中で11番手につけた。前戦タイGPでは予選7番手からスタートしたが、転倒リタイアとなっただけに、日本GPでの上位進出に期待がかかる。

    ホームGPを迎えた中上貴晶(LCR Honda IDEMITSU)は、フリー走行で総合16番手。そのため総合11番手以下のQ1から予選に挑むことになった。このセッションで中上は2番手タイムをマーク、今季4度目のQ2進出を果たし、12番グリッドを獲得した。中上も前戦タイGPでは転倒再スタートでノーポイントに終わっているだけに、母国GPでの奮起に期待が高まる。

    フランコ・モルビデリ(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)はQ1で転倒を喫し17番グリッドが確定。チームメートで初ポイント獲得を目指すトーマス・ルティは23番手。ともに追い上げのレースに挑む。

    カル・クラッチロー(MotoGP 4番手)
    「今日のペースには満足しています。チームはパッケージを改善して戦闘的にするために一生懸命仕事をしてきました。それが結果に反映されました。でも予選のポジションは残念です。最終コーナーでミスをしてしまい、フロントローを獲得するためのアドバンテージを得ることができませんでした。フロントローを獲得していれば、明日のレースではとても役に立ったと思います。レースウイークを通してすばらしいペースがあり、快適です。明日に向けて自信があります。どんなレースができるのかとても楽しみです」

    マルク・マルケス(MotoGP 6番手)
    「FP4では、とても強く安定していましたが、転倒してしまいました。セカンドマシンはかなり違うセットアップになっていて、あまり好きではありませんでした。でもセットアップを変更する時間がなかったので、少し苦戦すると思いながら予選をスタートしました。でも2列目までのグリッドを獲得するという目標は変わりませんでした。明日に向けていいレースペースはあるので、それはうれしいです。いいスタートを切って、1周目を走り終えたときにどこにいるのか様子を見たいです。それ以降はがんばってうまくレースを戦いたいです。目標は表彰台です。もし可能であれば優勝争いがしたいです」

    ダニ・ペドロサ(MotoGP 11番手)
    「今週末は予選をもっとよくしたいと思っていましたが、うまくいきませんでした。残念です。なぜなら、このサーキットではいいスターティングポジションがとても重要だからです。最初の数周はオーバーテイクがいつも難しいですが、リカバーしなければなりません。いいタイヤの選択をして、うまくスタートし、それからはどんな選択があるのか様子をみたいです」

    中上貴晶(MotoGP 12番手)
    「FP4では2台のマシンのセットアップを詰めていたのですが、いいフォーリングをつかむことができませんでした。でもQ1ではまとめることができてQ2に進めました。このことは素直に喜びたいと思います。大事なのは決勝なので、Q2で出たブレーキの問題を解決して、さらにマシンを詰めて、集中して戦い抜きたいです」

    フランコ・モルビデリ(MotoGP 17番手)
    「FP4はとても難しくてかなり苦戦しましたが、全体的にはかなりいい日になりました。予選ではハードタイヤを使って、ブレーキングをよくしようとしましたが、エッジグリップが足りず、12コーナーでフロントから転んでしまいました。最後の速いラップをフィニッシュできなくて残念でした。スターティングポジションはそれほど悪くありません。明日のレースでマシンがもっとよくなるようにいくつか調整したいと思います」

    トーマス・ルティ(MotoGP 23番手)
    「少しラップタイムがよくなりましたが、十分ではありません。23番手となり残念です。もっと大きく前進したいと思っていました。今日の問題の一つは、2つのマシンの感触が違ったことです。なにが起きたのか分析しなければなりません。予選では、コーナー出口でマシンが思うようにコントロールできないように感じました。一歩前進してもっとレースで走りやすいマシンにしなければなりません」

  • MotoGP | ヤマハ 第16戦 日本GP 予選レポート

    MotoGP | ヤマハ 第16戦 日本GP 予選レポート

    ヤマハは、MotoGP 第16戦 日本GPの予選で、ヨハン・ザルコが2番手フロントローと好調ぶりを披露。マーベリック・ビニャーレスは予選7番手、バレンティーノ・ロッシは9番手でグリッド3列目から決勝をスタート

    Movistar Yamaha MotoGPのマーベリック・ビニャーレスとバレンティーノ・ロッシは、グリッド上位を目指してQ2に臨んだが、それぞれ7番手と9番手となった。

    ビニャーレスは早々にピットを離れ、後続との距離を保ってアタックを開始。すぐさまロッシに続く2番手に浮上した。2回目のトライでは各セクションでタイムを更新していったが、残り7分弱でピットインした際には7番手まで順位を下げていた。

    素早くコースに復帰すると再びアタックを行うも、次のトライではタイムを短縮できず、7ラップ目となる最終ラップにすべてを賭けて臨む。結果、トップに0.550秒差と迫る1分45秒140にタイムを更新して6番手に浮上。しかしチェッカー後に1台が上回り、ビニャーレスは7番手でセッションを終了した。

    チームメイトのロッシは、クリアスペースを求めてビニャーレスのさらに前でピットアウト。最初のアタックで暫定トップに立ち、2ラップ目にはさらにタイムを更新した。しかしライバルたちもペースを上げるなかで5番手に後退し、7分強を残してピットインを行った。

    素早く作業を終えてコースに復帰した時点で、タイムアタックのために残されたチャンスはあと2ラップ。身体を伏せて懸命にトライするもトップから0.675秒差の1分45秒265で、グリッド9番手からのスタートが決定した。

    ザルコが2番手フロントローと予選で好調ぶりを披露
    Monster Yamaha Tech3 Teamのヨハン・ザルコは、フリープラクティス第3セッションで前日のタイムを0.346秒、更新して3位をキープ。予選セッションでは0.068秒の僅差でポールポジションを逃し、グリッド2番手から決勝をスタートすることとなった。

    一方、チームメイトのハフィス・シャーリンはフリープラクティス第3セッションで前日までのタイムを1.147秒も更新。Q1では1分45秒767を記録してQ2進出を目指したが、0.019秒差で届かなかった。明日の決勝はグリッド6列目からポイント獲得を目指す。

    中須賀はFP4で転倒し、予選20番手
    金曜日のフリープラクティス第1、第2セッションを経て、土曜日はフリープラクティス第3、第4セッション、そしてQ1、Q2が行われた。フリープラクティス第3セッションの上位10台がQ2に進んでタイムアタックを行いポールポジションからグリッドか決定。フリープラクティス第3セッションの11番手以下がQ1でタイムアタックを行い、上位2台がQ2に進出。13番グリッド以下はQ1のタイム順となる。なお、フリープラクティス第4セッションはQ1、Q2に向けたフリー走行だ。

    土曜日は総じて好天に恵まれ、フリープラクティス第3セッションは気温20℃、路面温度25度というコンディションで行われた。ここでトップ10に入ればQ2に直接進出となるが、中須賀克行は最終的に1分46秒341で14番手。しかし「マシンのフィーリングはいい」と語っており、Q1で上位2台に入りQ2進出を目指した。だが、フリープラクティス第4セッションの第5コーナーで中須賀は転倒してしまい、身体にダメージはなかったが、セッティングの出ていたマシンは損傷してしまう。もう一台のマシンで中須賀は出走したが、ポジションアップを果たすことができずQ1で10番手。総合では7列目20番グリッドからのスタートとなった。

    Movistar Yamaha MotoGP
    マーベリック・ビニャーレス (予選7番手/1分45秒140)
    「私たちは今、来年のために何かを学ぼうとしているところなので、グリッド7番手は悪くない結果です。とは言え、期待通りというものでもありません。昨日のフリープラクティス第1セッションを終えた時点では、トップに近づいてフロントローを獲得できるのではないかと考えていましたが、おもにブレーキングで状況が思わしくなく、明日までに何とか解決したいと思っています。この問題を解決できれば、トップ争いに加わっていきたいですね。気持ちを集中し、あと一歩、前進できるようがんばります。実際のところ、このコースでこれほどのトラクションが得られるとは考えていなかったので、その点には満足しています」

    バレンティーノ・ロッシ (予選9番手/1分45秒265)
    「ペース自体は昨日より良くなっていると思います。同じようなレベルのライダーが5人くらいいるので、決勝ではいろいろな展開が考えられ、その行方は想像がつきません。予選でもっと上へ行ければ良かったのですが、リアタイヤに少し問題があり、もしそんなことがなければ、グリッド2列目は確実だったと思っています。それが本来のポテンシャルだからです。明日までにいくつかの部分を改善したいと思っています。ポジションアップを目指してトライあるのみです」

    マッシモ・メレガリ (チーム・ディレクター)
    「フリープラクティス第3セッションと第4セッションでドライ・コンディションに恵まれ、昨日の第2セッションで失った時間を埋め合わせることができました。昨日の結果を受けて、今日はいくつかの解決策を準備していたのですが、午前中のセッションではすべてを解決するには至らず、午後の第4セッションでも引き続き作業を行うことになりました。そのなかでトラクションが向上し、マーベリックもバレンティーノも順調にQ2をスタートすることができたので期待が高まりました。しかし、バレンティーノは十分に力を出し切れないまま、ふたりとも3列目からのスタートとなってしまいました。明日のウォームアップ・セッションでは、また新しいセッティングを試すつもりです。タイヤについてはまだ決めかねていて、明日を待ちたいと思っています」

    Monster Yamaha Tech3
    ヨハン・ザルコ (予選2番手/1分44秒658)
    「すばらしいラップタイムを記録することができました! 最後のシケインで3速から2速へ落とすときにちょっと手間取ってしまい、あそこでコンマ数秒遅れたためポールポジションを逃したのだと思います。いずれにしても、今日の予選にはとても満足しています。今回はフリープラクティス第1セッションから好調でしたが、今日もまた、好調ぶりをアピールできたと思います。このコースが大好きなので、全力でプッシュしていくことができるのです。すべてにおいて、非常にうまくいっています。明日の決勝では好スタートを決め、できればレースをリードし、オープニングラップからマシンをしっかり乗りこなすことが大切になると思っています」

    ハフィス・シャーリン (予選16番手/1分45秒765)
    「フリープラクティス第4セッションとQ1でいい仕事ができました。あとちょっと、というところまで近づくことができたのです。予選では少しナーバスになってしまって、わずかの差でQ2進出のチャンスを逃してしまいましたが、チームとともにがんばってきたおかげでリズムを取り戻すことができ満足しています。ペースもとてもいいので、明日はきっといい日になると信じています。そのためにも、タイヤについては賢い選択をしなければなりません。7番手から15番手までが非常に接近しているので、好スタートを決めて集団について行くことができればポイント獲得も可能だと思います。素晴らしいマシンを用意してくれたチームのみんなに心から感謝しています。このあともハードワークを続けながらモチベーションを維持し、私自身がもっと自信を高めていくことが必要になるでしょう」

    YAMALUBE YAMAHA FACTORY RACING
    中須賀克行 (予選20番手/1分46秒441)
    「FP4の第5コーナーで転倒してしまいましたが、幸い身体にダメージはありませんでした。しかし、開発ライダーとしていちばんやってはいけないことをしてしまって、スタッフには申し訳ない気持ちです。実は前を走っていた選手を抜いたら第5コーナーでいきなり視界が開けて、よし行こうと思ったら、ちょっと行きすぎて転倒してしまったという状況です。しかし、マシンも僕自身もいい形で仕上がってきているので、明日のレースでは、難しいことは承知の上でシングルフィニッシュしたいですね。精一杯がんばるので応援してください」

    船沿広通監督 (技術本部MS開発部 モトGPグループ主査)
    「今日、土曜日の走行ですべてのテスト項目を終えました。マシンを2台用意し、これまでのテスト走行で得られたデータを再確認することができました。中須賀選手はFP4で転倒してしまいましたが、実はこのマシンが中須賀選手の気に入っていた方で、Q1にはもう一台のマシンで出走しましたが、思うほどにタイムは詰められませんでした。ただ、もうすでに中須賀選手の好みに合わせたマシンが仕上がりつつあるので、明日の決勝レースでは気持ち良く走ってもらいたいと思います」

  • MotoGP 日本GP 予選 | アンドレア・ドヴィツィオーゾがポールポジション

    MotoGP 日本GP 予選 | アンドレア・ドヴィツィオーゾがポールポジション

    MotoGP 第16戦日本GPの公式予選た10月20日(土)にツインリンクもてぎで行われ、アンドレア・ドヴィツィオーゾ(ドゥカティ)がポールポジションを獲得した。

    気温20度、路面温度29度のドライコンディションの中、アンドレア・ドヴィツィオーゾは1分44秒590をマーク。第10戦チェコGP以来今季2度目、最高峰クラスで7度目、当地で14年以来4年ぶり4度目、キャリア通算20度目のポールポジションを獲得した。

    2番手には0.068秒差でヨハン・ザルコ(ヤマハ・ハッテ3)が続き、第5戦フランスGP以来今季5度目の1列目を獲得。3番手には0.137秒差でジャック・ミラー(アルマ・プラマック)が入り、第13戦サンマリノGP以来今季3度目の1列目に進出した。

    2列目にはカル・クラッチロー(LCR・ホンダ)、アンドレア・イアンノーネ(スズキ)、マルク・マルケス(レプソル・ホンダ)、3列目にはマーベリック・ビニャーレス(モビスター・ヤマハ)、アレックス・リンス(スズキ)、バレンティーノ・ロッシ(モビスター・ヤマハ)が並ぶ。

    中上貴晶(LCR・ホンダ))は、公式予選1で2番手を獲得して公式予選2に進出し12番グリッドを獲得。中須賀克行(ヤマハ・ファクトリー・レーシング)は20番グリッドから決勝をスタートする。

    2018年 MotoGP 第16戦 日本GP 公式予選 結果

    順位 No. Rider Team Time
    1 4 アンドレア・ドヴィツィオーゾ ドゥカティ・チーム 1分44秒590
    2 5 ヨハン・ザルコ モンスター・ヤマハ・テック3 1分44秒658
    3 43 ジャック・ミラー アルマ・プラマック・レーシング 1分44秒727
    4 35 カル・クラッチロー LCR・ホンダ・カストロール 1分44秒820
    5 29 アンドレア・イアンノーネ チーム・スズキ・エクスター 1分44秒832
    6 93 マルク・マルケス レプソル・ホンダ・チーム 1分44秒889
    7 25 マーベリック・ビニャーレス モビスター・ヤマハ MotoGP 1分45秒140
    8 42 アレックス・リンス チーム・スズキ・エクスター 1分45秒225
    9 46 バレンティーノ・ロッシ モビスター・ヤマハ MotoGP 1分45秒265
    10 19 アルバロ・バウティスタ アンヘル・ニエト・チーム 1分45秒396
    11 26 ダニ・ペドロサ レプソル・ホンダ・チーム 1分45秒519
    12 30 中上貴晶 LCR・ホンダ・イデミツ 1分45秒168
    13 38 ブラッドリー・スミス レッドブル・KTM・ファクトリー・レーシング 1分45秒722
    14 44 ポル・エスパルガロ レッドブル・KTM・ファクトリー・レーシング 1分45秒742
    15 9 ダニロ・ペトルッチ アルマ・プラマック・レーシング 1分45秒759
    16 55 ハフィス・シャーリン モンスター・ヤマハ・テック3 1分45秒765
    17 21 フランコ・モルビデリ エストレージャ・ガルシア・0,0・マーク・VDS 1分45秒969
    18 17 カレル・アブラハム アンヘル・ニエト・チーム 1分46秒072
    19 41 アレイシ・エスパルガロ アプリリア・レーシング・チーム・グレシーニ 1分46秒183
    20 89 中須賀克行 ヤマルーブ・ヤマハ・ファクトリー・レーシング 1分46秒441
    21 45 スコット・レディング アプリリア・レーシング・チーム・グレシーニ 1分46秒571
    22 10 ザビエル・シメオン レアーレ・アビンティア・レーシング 1分46秒573
    23 12 トーマス・ルティ エストレージャ・ガルシア・0,0・マーク・VDS 1分46秒817
    24 50 シルバン・ギュントーリ チーム・スズキ・エクスター 1分47秒106
    25 81 ジョルディ・トーレス レアーレ・アビンティア・レーシング 1分47秒147