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  • マクラーレン、誤解を生むほど極端だったF1日本GPのタイヤ選択

    マクラーレン、誤解を生むほど極端だったF1日本GPのタイヤ選択

    マクラーレンのF1日本GPでのタイヤ選択は、ノミネートの最終期限を逃したのではないかとの憶測を生むほど極端なものだった。

    ピレリは、鈴鹿サーキットにミディアム(白)、ソフト(黄)、スーパーソフト(赤)という3種類のコンパウンドを選択。大部分のチームは7~10セットとスーパーソフトに比重を置き、ミディアムは1~2セットに抑えていた。

    しかし、マクラーレンはスーパーソフトを4セットしか選ばず、ミディアムを4セット、ソフトを5セットという極端なタイヤ選択をとっていた。

    実際、フェルナンド・アロンソは予選前にスーパーソフトを走らせることができず、マクラーレンはFIAが設定した14週間前のノミネート期限を逃したため、ピレリのデフォルトの選定を適用されたとの噂が流れた。

    マクラーレンはそれを否定したが、実際には起こったことを隠そうとしているのではないかとの陰謀論は止まらなかった。

    しかし、FIA(国際自動車連盟)のF1レースディレクターを務めるチャーリー・ホワイティグは、期限を逃したチームはおらず、そのようなリスクがある場合は、事前に警告していただろうと述べた。

    「誰かが遅れたとは知らされていない。いずれにしろ、それはずっと前のことだ」とチャーリー・ホワイティングはコメント。

    「我々は通常行うことは、前日に選定されていなければ、すぐに連絡し、『タイヤ選択をしなければならないことを忘れないでください』と伝える。だが、彼らは正しく守っていた」

    マクラーレンのスポーティングディレクターを務めるジル・ド・フェランは、日本GPでのタイヤ選択はチームが硬い方のタイヤを好んでいるからに過ぎないと述べた。

    「今年の早い段階で我々のクルマは硬いコンパウンドの方がうまく機能しているという一般的な理解があった」とジル・ド・フェランはコメント。

    「特に非常にGフォースが高く、コーナーの連続が多いタイプのトラックでは、それがより適した選択になる」

    「かなり率直に言えば、我々は間違っていた。我々は週末全体お最適ではないチョイスに対処することに費やしていた。それだけのことだ。意図的な選択だった」

  • ホンダF1 「新スペックPUのオシレーションはある程度想定内だった」

    ホンダF1 「新スペックPUのオシレーションはある程度想定内だった」

    ホンダF1の副テクニカルディレクター務める本橋正充が、F1日本GPで実戦投入した通称“スペック3”版パワーユニットについて語った。

    ホンダは、前戦ロシアGPで投入し、いくつかの課題が見えてきた新仕様のパワーユニット(PU)を、さらなる調整を進めた上で日本GPに投入。ロシアGP初日のフリー走行後、PUの調整にすぐさま取り掛かったかたちだが、ロシアGPと日本GPは連続週で開催されるため、インターバルはわずか1週間しかなかった。

    「ロシアで入れて、初日走らせて下ろしましたが、これはある程度想定していたことです」と本橋正充は Honda Racing F1 に公式サイトで語った。

    「ドライバビリティなど、トラックサイドでやるべきチューニング項目が多岐にわたるということが実際に走らせてみて分かり、このまま走らせるより、以前のスペックの方が(ロシアGPでの)パフォーマンスは、ドライバビリティ含め向上できるという判断でした」

    「問題が出たわけではないのですが、最後の詰めを完全にはやり切れない部分があったので、すぐにHRD SakuraとHRD MKでテストに取り掛かり、短い時間で効果的に調整ができました」

    実際に走らせてみないと分からない部分、PU調整の難しさを具体的に質問された本橋正充は「やはりF1ですから、セッティングもギリギリを狙って行ったりすると、そこから少し外れただけで、想定外とはいかないまでもドライバーから違和感などのインプレッションが出ます」とコメント。

    「どの辺が一番パフォーマンスを発揮できるのかという最終の詰めは、トラックで実際にドライバーとともに確認すべき項目なので、そこはちゃんとやらないとレースでは使えません」

    「また、一例ですが、オシレーション(共振)について、ある程度想定内でしたが、思ったより少し大きかったなというのもありました。また、キャリブレーションもまだ詰めが必要でした。キャリブレーションとは、一言でいえばより燃焼を安定させて維持するように調整することです。シフト時などPUは相当な過渡的な動きをするので、そういうところでの燃焼の安定性などを図るチューニングが必要になります」

    F1日本GP初日から、ブレンドン・ハートレーは順調に走行を続けたが、ピエール・ガスリーはいくつかのトラブルに見舞われ、満足に走行することはできなかった。しかし、予選では2人は最高のパフォーマンスを発揮し、6番手と7番手というチーム全体としては今季最高の結果を獲得した。

    鈴鹿サーキットは、単なるパワーサーキットではなく、マシン全体の性能が現れる難しいコースだ。昨年まで、ホンダにとっても地元とはいえ得意なコースとは言えなかった。

    「昨年までと違うのは、今年になって信頼性が上がって、PU自体の懐が広くなったというのか、使用領域が広くなったというのか、それによりいろいろなトライができたり、セッティングの幅が広がったりという面があるので、そういう意味でもだいぶ向上はしていると思います」と本橋正充コメント。

    「とはいえ鈴鹿はやはり難度の高いコースです。長いストレートもあり、S字とかデグナーとか、ほんの少しスロットルを戻すところもあって、それに応じたエネルギーマネージメントやドライバビリティには気を使います。燃費も厳しいコースなので、それも含めて調整し、(ドライバーにとって必要なときに)きちんとトルクを出して上げるというのは特に気を使うところですね」

    「予選については、ロシアで新仕様の効果が確認でき、車体もよくなってきていたので、Q3にはいけるという気持ちはありましたが、コンディションの変化が難しい予選でしたから、ドライバーやチームがいい仕事をしてくれた結果ですし、PUも短い時間でSakuraとMKでテストや調整をやってくれた成果だと思います」

    迎えた決勝レース。序盤、ポジションを守り、好ペースで走行したピエール・ガスリーだったが、結果的にタイヤ交換のタイミングが悪く、タイヤ戦略とタイヤの状態がマッチせずにペースを上げられず、惜しくも入賞を逃すこととなった。

  • ピエール・ガスリー 「ホンダの“スペック3”にはまだポテンシャルがある」

    ピエール・ガスリー 「ホンダの“スペック3”にはまだポテンシャルがある」

    トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーは、ホンダは本来であれば“スペック3”パワーユニットをテストするためにもっと多くの時間を望んでいたとし、鈴鹿で示したパフォーマンスよりも多くのポテンシャルがあると語る。

    ホンダは、キャリブレーションやマッピングの調整不足などによってF1ロシアGPでの実戦投入を見送っていた“スペック3”エンジンを母国グランプリである日本GPまでに間に合わせてレースを戦った。

    しかし、ピエール・ガスリーのパワーユニットにはまだキャリブレーションの問題が発生しており、週末を通して悩まされることになった。また、FP2では燃料システムにトラブルが発生してわずか10周しか走れなかったことも事態を複雑化した。

    「FP2ではショートランをやれなかったし、本格的にロングランもできなかったので、望んでいたほどエンジンをプッシュすることができなかった。FP3でも、おそらくFP2で見つけられていたはずの問題がいくつか発生したし、FP3でやれたはずの予選セッティングができなかった」

    「本来ならもっと予選にむけての準備ができたはずだ。わずかな遅れが生じてしまった。今週末はクリーンな週末を過ごすことが重要だったけど、そうはならなかったし、最終的に予選と決勝には少し走行不足で挑むことになった」

    さらに追い打ちをかけるようにスタート直線には事前に承認されていたはずのパワーユニットセッティグをFIAから却下され、パワーとドライバビリティに問題が発生した。

    「ベストなキャリブレーションではなかった」とピエール・ガスリーは語る。

    「パワーに影響しただけでなく、レースでの信頼性にも影響するものだった。だから、レースにむけて大きな懸念があった」

    「僕たちはそれを変更できるかどうかを尋ねて、当初、彼らは受け入れていた。その後、戻すように言われたので、昨日セッティングに戻さなければならなかった。パワーが少し下がったし、ドライバビリティもベストではなかった」

    この変更により、ピエール・ガスリーは“スペック3”エンジンのフルパワーにアクセスすることができなくなった」

    「新しいパワーユニットだし、僕たちはまだ全てを機能させる方法を理解する必要がある。彼らは導入をかなり早めた。理想的にはダイナモでテストするためにもっと多くの時間を望んでいた」

    「コンマ数秒の話だ。僕たちにそれがあったら、たぶんロマン(グロージャン)にもう少し近づいて、もっと戦えていただろう」

    「でも、見通しはとても良いと思う。まだ改善すべきことはいくつかあるけど、最初のステップとして、エンジンの働かせ方を模索して発見できたと思うので、そこには良いポテシャルがあると思う」

    7番グリッドからスタートしたピエール・ガスリーだが、レースではタイヤのブリスターに苦しみ、最終的に11位でフィニッシュ。あと一歩のところで入賞に届かなかった。

    レース後、ピエール・ガスリーは、チームが採ったタイヤ戦略に不満を示した。

    中古のスーパーソフトで29周を走ったピエール・ガスリーは「僕たちが第1スティントをなぜあんなに長く走ったのかあまり分っていない」とコメント。

    「僕たちは4~5台にアンダーカットされた」

    その時点までピエール・ガスリーは、ハースのロマン・グロージャンの後ろの7番手を走行していた。しかし、ピットストップ直前にペースを落としていたピエール・ガスリーは、13番手でコースに復帰。いくつかオーバーテイクを見せて10番手まで順位を上げていたが、残り3周でカルロス・サインツ(ルノー)に抜かれて最後のポイントポジションを失った。

    「正直、それについては話したくない」とピエール・ガスリーはやや感情的に語った。

    「僕たちはレースを半分で7番手にいたけど、ピットストップ後に12~13番手に落ちたと思う」

    「ソフトタイヤを装着したので、いくつかオーバーテイクを楽しむことはできたけど、残り10~15周でソフトタイヤにかなりのブリスターが発生していたし、リアタイヤがブロック状になっていて、ストレートではバイブレーションによって見ることさえ難しかった」

    「最終的に残り20周はとにかく生き残ろうとしていたけど、とても難しかった」

    「とにかく残念だ。昨日はあれほど良い予選ができていたし、今日、ホンダのホームレースでチームとホンダにポイントをプレゼントできれば素晴らしかっただろう」

  • ホンダF1 「FIAがPUセッティング変更を却下したことに驚いている」

    ホンダF1 「FIAがPUセッティング変更を却下したことに驚いている」

    ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治は、F1日本GPのスタート直前に承認されていたパワーユニット(PU)のセッティング変更をFIA(国際自動車連盟)が却下したことに“驚いている”と語った。

    フリー走行3回目で、ピエール・ガスリーの“スペック3”エンジンにはギアをシフトアップした際にオシレーション(共振)の問題が発生しており、ホンダはそれに対応するために予選後にPUのセッティング変更を申請した。

    FIAは、F1日本GPの決勝に先立ち、日曜日のお昼に“Post shift ignition retard settings”の変更を承認。FIAの技術代表ジョー・バウアーの承認を受けたことは、公式文書にも記されていた。

    だが、ホンダはスタート直前のグリッドでそれを元に戻すように伝えられた。FIAはホンダの変更が申請されたものと異なると判断して、以前のセッティングに戻すよう指示したと考えられてるが、ホンダはその理由がわからないとしている。

    結果、ピエール・ガスリーはシフトアップのタイミングを変えなければならなったが、ホンダはそれによってエンジンのパフォーマンスを制限する変更ではないとし、FIAが当初の決定を覆した理由についてより多くの情報を求めていると語った。

    ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治は「我々はFIAにパルクフェルメの変更を申請しました」とコメント。

    「彼らはそれを承認しました。それが彼らが文書を発行した理由です」

    「彼らがなぜ決定を変えたのか、誰によって変更されたのが正確に理解する必要があります。彼らはイエスと言っていたので驚いています。突然、彼らはグリッド上でノーと言ってきました」

    「FIAの決定を尊重する必要があるので、我々はそれを使用しませんでした」

    田辺豊治は、変更による影響が“大きいか小さいかを判断するのは難しい”としつつも、当初、FIAはホンダがパフォーマンス差別要員を導入しようとしていたわけではないことを理解していたと語った。

    決勝ではポイント獲得はならなかったが、ホンダの“スペック3”エンジンの効果もあり、F1日本GPの予選では、ブレンドン・ハートレーが6番グリッド、ピエール・ガスリーが7番グリッドを獲得している。

    「パフォーマンスという点では満足しています」と田辺豊治はコメント。

    「シフト後のオシレーション(共振)、いくつか低回転数でのトルクデリバリーの可能性もあるので、これからデータを評価し、次のレースにむけて改善していきます」

  • マクラーレン:ポイント争いには絡めず / F1日本GP

    マクラーレン:ポイント争いには絡めず / F1日本GP

    マクラーレンは、F1日本GPの決勝レースで、フェルナンド・アロンソが14位、ストフェル・バンドーンが15位だった。

    ジル・ド・フェラン (スポーティングディレクター)
    「低いスターティングポジション、フェルナンドのペナルティ、我々がノーポイントだったという事実にも関わらず、今日はそれでもポジティブだったと言える。ストフェルは第1スティントで少し苦しんだが、すぐに前のマシンとの戦いに自分自身を押し上げ、力強くフィニッシュした」

    「フェルナンドは見事な1周目を見せ、レースを通して力強いペースを発揮し、いつもの比類ないレースクラフトを示した。何ができただろうと考えならがここに座っているが、それでも、我々の前でスタートした数台を打ち負かすことができたことを考えれば、良い気持ちで帰路に着くことができる。加えて、再び我々のレースペースは予選よりも強かった。素晴らしい日本のファンがオーバーテイク満載のエキサイティングな日本GPを楽しんだことを嬉しく思う。2019年に鈴鹿に戻ってくるのが待ち切れない」

    フェルナンド・アロンソ (14位)
    「結果はイマイチだったけど、今日はこのトラックを走ることを楽しんだ。1周目はかなり良かったし、激しかった。特にS字ではインサイドとアウドサイドで互いにオーバーテイクをして、いくつか順位を取り戻すことができた。最後の数周はウィリアムズ勢と古いタイヤに苦しんでいた(マーカス)エリクソンとも良いバトルができたし、僕たちは少し戦っていた。週末ずっと僕たちは全然遅かったけど、最終的には楽しいレースだった。残念ながら、レース前半に受けた5秒ペナルティによっていくつか順位を落とすことになってしまった。いずれにしろ、僕たちはポイントには手が届かなかったので大きなドラマではなかったけど、スチュワードの決定を理解するのは難しい。ストロールが横切ってきたとき、彼は僕のことが見えていなかったと言っているし、僕にはどこにも行き場がなくて、コース外に出ていたからね」

    ストフェル・バンドーン (15位)
    「僕たちにとって素晴らしいレースではなかった。序盤はかなり難しかったし、速いクルマに抵抗できる可能性はほぼなかった。ストレートでは多かれ少なかれパッセンジャーだった。少なくともレースは終盤に向かて少し良くなっていったし、ペースで数台のマシンを倒すことができた。タイヤデグラデーションはあったけど、僕たちは長く持たせることができたし、1ストップ戦略を機能させて、何台かをキャッチアップすることができたし、他のクルマを抑えることができた。今日はそれがたいだい最大限だったと思う」

    関連:2018年 F1日本GP 決勝レース ハイライト動画

  • F1 日本GP 決勝 | ピレリ タイヤ戦略解説

    F1 日本GP 決勝 | ピレリ タイヤ戦略解説

    ピレリが、2018年のF1世界選手権 第17戦 日本GP 決勝でのタイヤ戦略を振り返った。

    1ストップ戦略を採ったルイス・ハミルトンが、首位の座を譲ることなく優勝し、メルセデスのワンツーフィニッシュをもたらしまた。メルセデスの両ドライバーは、ともにソフト-ミディアムと繋ぐ1ストップ戦略を採ったが、トップ5のドライバーの中には異なる1ストップ戦略が見られた。

    レッドブルのダニエル・リカルドは、メルセデスと同一の戦略を採り、予選のトラブルによる15番グリッドのスタートから4位を獲得した。

    特筆すべきポジションアップを見せたもう一人のドライバーは、フェラーリのセバスチャン・ベッテルだった。ベッテルは、レーシング・インシデントによって一旦は後方へ沈んだが、スーパーソフト-ソフトと繋ぐ1ストップ戦略で6位フィニッシュを果たした。

    タイヤへの負荷が大きい鈴鹿サーキットでの決勝は、昨日までの変わりやすい天候とは対照的に高温のコンディションとなったことから、スタート前には戦略に関して多くの疑問符が投げかけられていた。結果的には、序盤のセーフティーカー導入にも助けられ、大半のドライバーが1ストッパーとなった。

    ピレリは、ルノーとともに鈴鹿に留まり、火曜日と水曜日の2日間、2019年型タイヤの開発テストを行う予定となっている。

    マリオ・イゾラ (ピレリカーレーシング責任者)
    「昨日までよりも大幅に気温が上昇したことで、非常に厳しいこのサーキットでのレースに新たなチャレンジが加わりました。特にレース終盤が厳しい展開となりましたが、ドライバーのアクションに妥協は無く、多くの印象的な闘いが展開されました。序盤のセーフティーカー導入もあって、大半のドライバーが1ストッパーとなりました。また、全3種類のコンパウンドによる長いスティントが見られました。多くのドライバーが、フリー走行であまり使用されなかったミディアムタイヤでフィニッシュしました」

    2018年 F1日本GP ピレリ2018年 F1日本GP タイヤヒストリーピットストップ戦略
    「ルイス・ハミルトンが、我々が予測した最速の1ストップ戦略で優勝しました。ソフトでスタートしたハミルトンは、24周目にミディアムへ交換しました。レース終了間際、フェラーリのセバスチャン・ベッテルがソフトタイヤでファステストラップを記録しました。このタイムは、昨年のタイムより約0.8秒速いものでした」

    関連:2018年 F1日本GP 決勝レース ハイライト動画

  • マーカス・エリクソン、シャルル・ルクレールに追突を謝罪

    マーカス・エリクソン、シャルル・ルクレールに追突を謝罪

    ザウバーのマーカス・エリクソンは、F1日本GPの決勝でチームメイトのシャルル・ルクレールに追突してしまったことを謝罪したと語った。

    予選Q1でのクラッシュによって最後尾スタートとなったマーカス・エリクソンだったが、10番グリッドからスタートして序盤の数周で順位を落としたシャルル・ルクレールの背後まで順位を上げていた。

    だが、セーフティカー後のリスタートを控えて全車が群れを成していた最終シケインでマーカス・エリクソンはシャルル・ルクレールに追突。幸いにも大きなダメージはなく、両者はその後もレースを続行した。

    「恐ろしい瞬間だった!」とマーカス・エリクソンは振り返る。「全員がちょうどそこで立ち止まっていてちょっと変な感じだったし、僕たちはほぼ静止状態だった。タイヤが冷えていてクルマを止めることができなかった。彼と軽く接触してしまい、僕たちは小さなダメージを負った。それほど酷くなかったの幸いだったけど、理想的ではなかった」

    「後でシャルルと話をしたけど、彼もほぼ同じことを言っていた。全員が止まりかけていた、前のクルマにぶつかりそうだったってね」

    マーカス・エリクソンは、予選でのクラッシュがなければ、ポイントを獲得できるポテンシャルはあったと悔やむ。

    「ペースがあったのは確かだし、予選でシャルルと同じように10番手あたりにいるべきだったので、間違いなくフラストレーションを感じている。予選で起こったことにはとてもフラストレーションを感じている」とマーカス・エリクソンはコメント。

    「もし、もう少し高い位置からスタートできていれば、ポイントがそこにあったのは確かだ。フラストレーションを感じているけど、ポジティブに受け止めたいし、そうするつもりだ」

    「良い午後だったと思う。このようなトラックでの20番手スタートは難しい午後になることはわかっていた。ペースはとても強かったし、僕たちが強いことは金曜日にわかっていた。ロングランではベスト・オブ・ザ・レストだったと思う。でも、レース序盤にウィリアムズとマクラーレンを容易にオーバーテイクできたのは驚きだった」

    「セーフティカー中にミディアムに交換するという賭けにでたし、最後まで走ることが目標で、それが重要なことはわかっていたけど、タイヤマネジメントは僕の強みのひとつだし、本当にうまくタイヤを労わることができたと思う」

    「そのパフォーマンスにはかなり満足しているし、上位勢の数台に問題が起これば、ポイント圏内にいられたかもしれない。かなり良い結果だったと思う」

    「僕たちはポイント圏内に戻る必要がある。ロシアでは僕たち二人は本当に力強いパフォーマンスを発揮できていたけど、ここではどちらもポイントを獲得できなかった。でも、実際に戦えるペースはあった。オースティンでっは、クリーンな予選ができていれば、ポイントを争えると確信している」

    関連:F1日本GP 結果 | ルイス・ハミルトンがポール・トゥ・ウィン!

  • 2018年 F1日本グランプリ | 鈴鹿サーキット 3日間の入場者数

    2018年 F1日本グランプリ | 鈴鹿サーキット 3日間の入場者数

    鈴鹿サーキットは、2018年 F1日本グランプリの入場者数を発表。3日間で16万5000人が来場し、6年ぶりに前年の来場者数を上回った。

    金曜日と土曜日は雨が降ったものの、日曜日は快晴のコンディションで行われた2018年のF1日本GP。決勝日の来場者数は8万1000人を記録。昨年よりも13000人多いファンが鈴鹿サーキットを訪れた。

    金曜日の来場者数は3万1000人(+5000人)、予選が行われた土曜日は5万3000人(+10000人)といずれも昨年を上回り、3日間で昨年よりも2万8000人多い、16万5000人の動員を記録。ホンダがF1復帰した2015年を上回った。

    鈴鹿でのグランプリは、2006年には36万人を超え、決勝日だけでも16万1000人を動員していたが、過去数年は落ち込み、昨年は過去最低となる13万7000人まで減少していた。

    しかし、鈴鹿サーキットにおける30回目の記念大会となる今年の日本GPでは、特別チケットや様々なイベントを企画。また、ホンダがタイトルスポンサーを務め「2018 FIA F1世界選手権シリーズ 第17戦 Honda日本グランプリレース」の名称で開催された。

    ホンダは、昨年末でマクラーレンとのパートナーシップを終了し、今年からトロロッソとのパートナーシップを開始。険悪な関係だったマクラーレン・ホンダとは異なり、友好的なイメージのトロロッソ・ホンダはファンも多く、スタンドの多くがトロロッソ・ホンダのチームカラーであるブルーに染まった。

    鈴鹿サーキットは、2021年までF1日本GPの開催契約を延長。また、ホンダは2019年からトロロッソに加え、レッドブル・レーシングへのパワーユニット供給が決定している。

    F1日本グランプリ 観客数の推移

      3日間 フリー走行 予選日 決勝日
    2018年 165,000 3,1000 53,000 81,000
    2017年 137,000 26,000 43,000 68,000
    2016年 145,000 27,000 46,000 72,000
    2015年 165,000 30.000 54,000 81,000
    2014年 150,000 30,000 48,000 72,000
    2013年 171,000 33,000 52,000 86,000
    2012年 208,000 41,000 63,000 103,000
    2011年 199,000 34,000 63,000 102,000
    2010年 190,000 33,000 61,000 96,000
    2009年 210,000 31,000 78,000 101,000
    2008年 ※1 213,000 37,000 71,000 100,000
    2007年 ※1 282,000 52,000 90,000 140,000
    2006年 361,000 57,000 143,000 161,000
    2005年 320,000 54,000 110,000 156,000
    2004年 210,000 54,000 0 ※2 156,000
    2003年 329,000 54,000 120,000 155,000
    2002年 326,000 53,000 118,000 155,000
    2001年 310,000 50,000 110,000 150,000
    2000年 318,000 52,000 115,000 151,000
    1999年 318,000 52,000 120,000 146,000
    1998年 318,000 50,000 120,000 148,000
    1997年 317,000 65,000 112,000 140,000
    1996年 303,000 54,000 110,000 139,000
    1995年 330,000 60,000 125,000 145,000
    1994年 357,000 67,000 135,000 155,000
    1993年 350,000 67,000 132,000 151,000
    1992年 332,000 56,000 126,000 150,000
    1991年 337,000 69,000 120,000 148,000
    1990年 316,000 60,000 115,000 141,000
    1989年 283,000 51,000 100,000 132,000
    1988年 233.000 37,000 75,000 121,000
    1987年 225,000 36,000 74,000 112,000

    ※1 富士スピードウェイ
    ※2 台風により土曜日のセッションが全てキャンセル

    関連:2018年 F1日本GP 決勝レース | ハイライト動画

  • ルノー:1ポイント獲得で予選ペースに課題 / F1日本GP

    ルノー:1ポイント獲得で予選ペースに課題 / F1日本GP

    ルノーは、F1日本GPの決勝レースで、カルロス・サインツが10位入賞。ニコ・ヒュルケンベルグはリタイアでレースを終えた。

    シリル・アビテブール (チームプリンシパル)
    「今日はチームにとって重要な結果だ。ソチの後、開発のこの段階で我々のレースペースが競争的であるというさらなる証拠だ。また、レッドブル・レーシングが鈴鹿のようなパワーセイシティブの高いトラックで2位を争ったことで、パワーユニッヨがレースコンディションで素晴らしい結果を達成する能力があることも示された」

    「カルロスは強烈な走りを見せ、最後のポイントのために決して弱まることはなかった。一方、ニコは残念なことにリタイアしなければならなかった。何を修正する必要があるかは明らかであり、それは予選ペースを改善することだ。7番手や14番手との間でスタートするのに小さな差が大きな役割を果たすことがわかった。我々が絶対的にそれを解決する必要があり、我々により適したサーキットでは本来いるべき場所にクルマを戻す必要がある」

    カルロス・サインツ (10位)
    「今日はとても楽しかったし、チームとして非常にポジティブなレースだった。ポイント圏内に迫るにはまずまずのスタートだったし、最後に数台をオーバーテイクしなければならなかった。ここでの1ポイントは13番手からスタートで達成できる最高の結果だし、僕たちにとってとても素晴らしいリザルトだ。チームは全てのことをとてもうまく実行した。戦略、ピットストップなどすべてがうまくいった。今週末は戦いになることはわかっていたし、ポイントを獲得できたことには大きな価値がある。最終4レースではこれを足場にしていく必要がある」

    ニコ・ヒュルケンベルグ (リタイア)
    「今日はミディアムタイヤで16番グリッドからスタートするという違った戦略を試した。僕たちは柔らかい方のタイヤで他と比べてかなりのペースを示すことができていたけど、始まる前から僕たちのスタート位置からでは難しいバトルになりそうだった。ミディアムをもう少し長く持たせることができると考えていた。その後、残念なことにピットストップ後にリアに違和感を感じてクルマをリタイアさせなければならなかった。今日僕はノーポイントではあったけど、カルロスとチームは素晴らしいレースをしたし、チャンピオンシップバトルの重要なタイミングでの良い努力だった。シーズンが終わるまでに僕たちにはハードワークが待ち受けていることはわかっているけど、僕たちはまだ懸命に戦っている」

    関連:2018年 F1日本GP 決勝レース ハイライト動画

  • ザウバー:ノーポイントもペースに手応え / F1日本GP

    ザウバー:ノーポイントもペースに手応え / F1日本GP

    ザウバーは、F1日本GPの決勝レースで、マーカス・エリクソンが12位完走。シャルル・ルクレールはリタイアでレースを終えた。

    フレデリック・バスール (チームプリンシパル)
    「厳しい一日だった。シャルルのレースはケビン・マグヌッセンとのインシデントによって妥協を強いられた。非常に危険な動きだったし、その後、シャルルのクルマはかなりのダメージを負った。我々はピットストップでノーズを交換しなければならなかった」

    「彼はポジションを取り戻すために良い仕事をしていたが、最終的にメカニカルトラブルによってレースからリタイアしなければならなかった。マーカスは良いパフォーマンスを発揮した。20番手からスタートし、12位でフィニッシュしたのは堅実な仕事であり、彼はタイヤをうまく管理していた。全体的に我々には良いペースがあることを確認できたし、アメリカでポイントを獲得する次のチャンスを楽しみしている」

    マーカス・エリクソン (12位)
    「難しいレースになることはわかっていたけど、20番グリッドというスターティングポジションを考えれば、12位フィニッシュは満足できる結果だった。僕たちには良いペースがあったし、クルマの感触もかなり良かった。レースの大部分を同じセットのタイヤで走ったので、多くのタイヤマネジメントが求められた。ポイントは可能だったかもしれないので、もっと良いポジションからレースをスタートできなかったのが悔しい。それでも、ポジティブな一日だったし、オースティンでの次のチャンスを楽しみにしている」

    シャルル・ルクレール (リタイア)
    「僕たちが望んだようなエンディングではなかったけど、楽しいレースだった。スタートは慌ただしかった。周りの数台と戦っていたけど、最終的にバックオフしなければならなかった。そこでいくつかポジションを失ってしまったけど、レース後半にそれらを取り戻すためにハードに戦った。2周目にインシデントに巻き込まれた。その直後にピットストップを行って、ノーズを交換した。早い段階でピットストップをするのは理想的ではないことはわかっていたけど、ポイントを争うチャンスを得るためにはそうせざるを得なかった。その後はかなり順調に進んでいた。いくつかポジションを取り戻すことができていたけど、残念ながら、クルマのメカニカルな問題によってレースからリタイアしなければならなかった。レースをフィニッシュできなかったのは残念だけど、次のレースではまたポイントを争えることを期待しているし、楽しみにしている」

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