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  • 最終スティントを終えた小林可夢偉 「勝つときの24時間は長い」

    最終スティントを終えた小林可夢偉 「勝つときの24時間は長い」

    トヨタ7号車をドライブした小林可夢偉が、2019年のル・マン24時間レースの最後の担当スティントを終了。あとは勝利を見守るだけとなり、“勝つときの24時間は長い”と語った。

    トップを走行した小林可夢偉は、最後の走行を担当するホセ・マリア・ロペスにバトンタッチ。だが、本来ならもう少し走る予定だったと明かした。

    「本当はもうちょっと行く予定だったんですけど、肩ベルトがHANSから落ちているという謎のいちゃもんをつけられて、強制的に入らないといけなくなりました。でも、ズレてなかったんですよね。だから、ちょっとイラっとしてます」と小林可夢偉はコメント。

    「見守るしかないんでね。早めに入ったのも戦略には全然影響ないんで、どっちにしろ余った分のを早めに入っただけなんで、これで行けば、何もなければ、大丈夫だと思うんですけど。まだ行っても1時間40分くらいあるんで、落ち着いて最後まで見守りたいと思います」

    「勝つときの24時間は長いなと思います」

    優勝すれば、小林可夢偉は、関谷正徳、荒聖治、中嶋一貴に次いで、日本人としては4人目のル・マン24時間のウィナーとなる。

    関連:2019年 ル・マン24時間レース | 無料Webライブ配信

  • 小林可夢偉 「2017年の記録更新を狙っていた」 / ル・マン24時間レース

    小林可夢偉 「2017年の記録更新を狙っていた」 / ル・マン24時間レース

    小林可夢偉は、ル・マン24時間レースの予選2回目に記録したタイムでトヨタ TS050 HYBRID 7号車にポールポジションをもたらした。

    小林可夢偉は、6月12日(木)に行われたル・マン24時間レースの予選2回目の開始早々にが3分15秒497というタイムを記録。彼にとって2度目、トヨタにとっては通算5度目となるポールポジションをもたした。

    小林可夢偉は、2017年のル・マン24時間レースの予選で3分14秒791を記録してコースレコードタイムを打ち立てている。

    「再びポールポジションが獲得出来て本当に嬉しく思っています」と小林可夢偉はコメント。

    「2017年の記録更新を狙っていたのですが、それは上手くいきませんでした。路面コンディションやコースの混雑状況は今日より2年前の方が良かったと思います」

    「ただ、ル・マンでポールポジションを獲得することはやはり気分が良いものです。既に気持ちは切り替わり、日曜日の決勝での結果を出すため全力を尽くします」

    関連:ル・マン24時間レース | トヨタ7号車がポールポジション獲得!

  • ル・マン24時間レース | トヨタ7号車がポールポジション獲得!

    ル・マン24時間レース | トヨタ7号車がポールポジション獲得!

    2019年のル・マン24時間レースの予選2回目と予選3回目が6月13日(木)にサルト・サーキットで行われ、トヨタ TS050 HYBRIDの7号車がポールポジションを獲得。8号車も2番手に続き、トヨタがフロントローを独占した。

    ル・マン24時間レースは、3回の予選セッションが行われ、それら予選3セッション中の最速ラップタイムで決勝のスターティンググリッドが決定する。

    3回の予選で最速タイムを記録したのはトヨタ 7号車(小林可夢偉/マイク・コンウェイ/ホセ・マリア・ロペス)。3分15秒497をマークしてポールポジションを獲得。2番手にも3分15秒908でトヨタ 8号車(セバスチャン・ブエミ/中嶋一貴/フェルナンド・アロンソ)が続き、トヨタがフロントローを独占した。

    LMP2クラスはグラフ・レーシング39号車、LM-GTE Proクラスは95号車アストンマーチンがポールポジションを獲得。LM-GTE Amクラスは、星野敏が参戦するデンプシー・プロトンの88号車がポールポジションを獲得した。

    2019年 ル・マン24時間レース 総合結果

    順位 No. ドライバー名 チーム/車種 ベストタイム
    1 7 小林可夢偉
    マイク・コンウェイ
    ホセ・マリア・ロペス
    ブレンドン・ハートレー
    TOYOTA GAZOO Racing/
    トヨタ TS050 HYBRID
    3’15.497
    2 8 中嶋一貴
    セバスチャン・ブエミ
    フェルナンド・アロンソ
    ブレンドン・ハートレー
    TOYOTA GAZOO Racing/
    トヨタ TS050 HYBRID
    3’15.908
    3 17 ステファン・サラザン
    イゴール・オルトツェフ
    セルゲイ・シロトキン
    SMPレーシング/
    BRエンジニアリングBR1・AER
    3’16.159
    4 3 ナタナエル・ベルトン
    トーマス・ローレン
    グスタボ・メネゼス
    レベリオン・レーシング/
    レベリオンR13・ギブソン
    3’16.404
    5 11 ミカエル・アレシン
    ヴィタリー・ペトロフ
    ストフェル・バンドーン
    SMPレーシング/
    BRエンジニアリングBR1・AER
    3’16.665
    6 1 ニール・ジャニ
    アンドレ・ロッテラー
    ブルーノ・セナ
    レベリオン・レーシング/
    レベリオンR13・ギブソン
    3’16.810
    7 10 ヘンリク・ヘドマン
    ベン・ハンリー
    レンジャー・ヴァン・デル・ザンデ
    ドラゴンスピード/
    BRエンジニアリングBR1・ギブソン
    3’20.200
    8 4 オリバー・ウェッブ
    トム・ディルマン
    パオロ・ルバーティ
    バイコレス・レーシング・チーム/
    エンソ・CLM P1/01・ギブソン
    3’23.109
  • WEC | トヨタ 第6戦 セブリング1000マイル 決勝レポート

    WEC | トヨタ 第6戦 セブリング1000マイル 決勝レポート

    FIA 世界耐久選手権(WEC)2018-2019年スーパーシーズン第6戦 セブリング1000マイルレースの決勝レースが3月15日(金)に行われ、TOYOTA GAZOO RacingのTS050 HYBRIDがシーズン5度目となる1-2フィニッシュを果たした。

    中嶋一貴、セバスチャン・ブエミ、フェルナンド・アロンソの3名が駆るTS050 HYBRID 8号車が、フロリダの熱狂的なモータースポーツファンの見守る中、8時間で終わることとなったレースのチェッカーフラッグを先頭で受けた。今シーズンの3勝目を挙げると共に、ドライバーズタイトル争いでのリードを15点へと拡げた。

    小林可夢偉、マイク・コンウェイ、ホセ・マリア・ロペスの7号車はレース中盤、接触による修復を強いられたが、8号車に続く2位でフィニッシュ。チームに取っては今シーズン5度目となる1-2フィニッシュを達成しまた。小林可夢偉はレース中、1分41秒800の最速ラップタイムをマークし、前日、フェルナンド・アロンソが予選でマークしたコースレコードに続き、新たにセブリングでの歴史に名を残すこととなった。

    チームに取って初めてとなるセブリングでのレースは、強い日差しと、28度というやや暑い気温の下で開始された。ポールポジションの8号車はブエミがステアリングを握り、序盤からレースをリード。これを2番手につけたロペスの7号車が追い、プレッシャーをかけ続けた。

    その展開のまま2時間を迎えようかというあたりで降雨があり、SMPの17号車が激しくクラッシュ。フルコースイエローに続き、破損したタイヤバリアの修復のために、セーフティカーが導入された。これで一旦レースは仕切り直しとなったが、15分ほどのセーフティカーランを経ての再開後は、7号車の小林が8号車のアロンソを僅差で追う展開に。

    近郊で強い雨が降り始めたが、雨雲はコースを避けて路面はドライのまま。暗くなっていく中でもTS050 HYBRID同士によるバトルが続いた。レースが半分の距離を過ぎたとき、8号車の中嶋は数秒差で7号車のコンウェイを抑えての走行。3位のレベリオンには3周差がついていた。

    しかし、4時間半を過ぎたところで、ロペスの駆る7号車がGTクラスの車両と軽く接触。この影響で7号車はエンジンカバー及び車両後部のボディパーツ交換を強いられ、4分間のタイムロス。7号車は首位の8号車から1周遅れとなり、2台のTS050 HYBRIDの首位争いはここで終わることとなった。

    これにより8号車は充分なマージンを持っての首位走行に。ブエミは難しいことで有名なセブリングのコース上での混雑を、大きなリスクを負うことなくかわしながら首位をキープ。7号車も諦めることなくハイペースでの周回を重ね、3位以下との差を更に広げていった。

    終盤の3時間、2台のTS050 HYBRIDは、ドライバーにも車両にも厳しいセブリングのコースで高い信頼性を示し、ノートラブルで周回を重ねていった。しかし、レースが残り30分ほどとなったところで、コース上では雨が降り始め、最後の試練が待っていた。

    チェッカーまであと僅かというところで、雨脚は強さを増していき、2台のTS050 HYBRIDは残り20分あたりで同時にピットインし、ウェットタイヤへと交換。しかし、コンディションは更に悪化し、チームは再度のピットインを決断。最後まで着実に走り切るべく、共にエクストリームウェットタイヤへと交換しコースへ復帰した。

    残り12分というところで、LMP2クラスの車両がクラッシュを喫し、セーフティカーが導入。その後も雨脚は弱まることなく、セーフティカー先導のまま、最後のステアリングを託された8号車の中嶋がトップでチェッカー。7号車のコンウェイがこれに続き、TOYOTA GAZOO Racingは1-2フィニッシュでセブリングのレースを制した。

    2018年から2019年にかけて戦われているWECのスーパーシーズンは残り2戦となった。TOYOTA GAZOO Racingはチームポイントにおいて2位に53点差で5月4日(土)に決勝が行われるスパ・フランコルシャン6時間レースへ挑む。チームはこのレースで、最終戦を待たずしてのチーム選手権タイトル獲得を狙う。

    TS050 HYBRID 7号車 (小林可夢偉、マイク・コンウェイ、ホセ・マリア・ロペス):
    決勝: 2位、 252周、ピットストップ 13回、スターティンググリッド:2番手、最速ラップ(1分41秒800)

    TS050 HYBRID 8号車 (中嶋一貴、セバスチャン・ブエミ、フェルナンド・アロンソ):
    決勝: 1位、 253周、ピットストップ 13回、スターティンググリッド:1番手、最速ラップ(1分42秒360)

    村田久武 TOYOTA GAZOO Racing WECチーム代表:
    TOYOTA GAZOO Racing、そしてTS050 HYBRIDが初開催のセブリング1000マイルレースで優勝出来て大変うれしいです。初めてのセブリングは挑戦し甲斐のサーキットでしたが、全てのチームメンバーがこの地でのレースに適応し、懸命に努力をしてきたことが報われました。最高の結果を成し遂げたチームと共に、このフロリダに集まってくれた多くの情熱的な耐久レースファンの皆様に感謝します。また明日も当地で米国の12時間耐久レースが行われます。ワクワクするレースになるでしょうから、ファンの皆様にはそちらも楽しんで頂ければと思います。

    小林可夢偉(7号車):
    8号車は勝利に値する素晴らしい走りでした。我々も懸命に首位を争いましたが、接触でその権利を失ってしまいました。後半戦、逆転が難しいことは分かっていましたが、最後までプッシュを続けました。諦めないことが肝心です。チームとしては、1-2フィニッシュを果たせたことは最高の結果です。これはチームクルー皆の努力によるもので、本当に感謝しています。

    マイク・コンウェイ(7号車):
    また1-2フィニッシュを達成できたことはチームに取って良い結果です。我々はレースを通してプッシュを続け、前半戦では良い首位争いが出来ました。その中では何度も接触ぎりぎりでの走りを強いられました。最後は非常に難しいコンディションになり、特にコンクリート舗装の場所では、まるで氷の上を走っているかのようでした。今日の結果はちょっと残念ですが、まだスパとルマンが残っているので、プッシュを続けます。

    ホセ・マリア・ロペス(7号車):
    8号車に祝福を送ります。7号車のチームメイトの走りも素晴らしかったです。私自身は、コース上の混雑に苦しみ、とても厳しいレースになってしまいました。首位を走るセブ(セバスチャン・ブエミ:8号車)を捕まえようとアタックしましたが、GTカーの動きを読み誤りました。不運でしたが、レースで戦っていればこういうことはたまに起こりえます。幸いにも車両のダメージはそれほど大きくなく、2位でレースを完走することが出来ました。この厳しいレースを2位でフィニッシュ出来たことに満足しています。

    中嶋一貴(8号車):
    大変なレースだっただけに、セブリングで勝つことが出来て最高です。外部からは簡単なレースに見えたかも知れませんが、私は最初の担当走行時からコース上の混雑に苦しめられました。最後に再びステアリングを握ったとき、やるべきことは分かっていました。リスクを負うことなく、着実に最後まで走り切るということです。ドライコンディションでのTS050 HYBRIDには満足していましたが、終盤、雨が降ってきてからは大変でした。視界が悪く、路面グリップも信じられないほど低下しました。それだけに、無事にチェッカーフラッグを受けられて本当に良かったです。

    セバスチャン・ブエミ(8号車):
    長く待ち望んだ表彰台の真ん中に再び上がることが出来て本当に嬉しいです。コースの混雑を処理するのが本当に難しいレースでした。私の最初の担当走行時は、追ってくるホセがとても速く、首位をキープするためにプッシュしなくてはなりませんでした。彼らとの差を広げたかったのですが、彼らが接触を喫するまでは10秒以内の僅差での争いでした。私はリスクを最小限に抑えて、冷静な走行に努めました。7号車が接触を喫したあと我々は楽になり、最後まで問題なく走り切ることが出来ました。

    フェルナンド・アロンソ(8号車):
    我々にとって良い一日となりました。この非常に難しいサーキットでのレースへ向け、我々は多くのテストをこなし、準備をしてきました。好感触でレースウィークを迎え、特にポールポジションを獲得出来たことで、力強いレースが出来るという自信もありました。我々はリスクを最小限に抑えながらレースをリードし続けました。最後の降雨はとても心配でしたが、一貴があの難コンディションの中で素晴らしい仕事をしてくれて、セブリングという、耐久レースにとって伝統のコースで勝利を挙げることが出来ました。

    WEC 第6戦 セブリング1000マイル 決勝結果(LMP1クラス:完走)

    順位 No. ドライバー名 チーム/車種 周回 ベストタイム
    1 8 中嶋一貴
    セバスチャン・ブエミ
    フェルナンド・アロンソ
    TOYOTA GAZOO Racing/
    トヨタ TS050 HYBRID
    253 1:42.360
    2 7 小林可夢偉
    マイク・コンウェイ
    ホセ・マリア・ロペス
    TOYOTA GAZOO Racing/
    トヨタ TS050 HYBRID
    252 1:41.800
    3 11 ミカエル・アレシン
    ヴィタリー・ペトロフ
    ブレンドン・ハートレー
    SMPレーシング/
    BRエンジニアリングBR1・AER
    242 1:44.929
    4 3 ナタナエル・ベルトン
    トーマス・ローレン
    グスタボ・メネゼス
    レベリオン・レーシング/
    レベリオンR13・ギブソン
    237 1:44.077
  • 小林可夢偉、デイトナ24時間制覇 「誰1人と欠けてはこの優勝は無かった」

    小林可夢偉、デイトナ24時間制覇 「誰1人と欠けてはこの優勝は無かった」

    小林可夢偉は、2019年のデイトナ24時間レースにウェイン・テイラー・レーシングから参戦。デイトナ初参戦にして優勝を手にした。

    小林可夢偉は、今年のデイトナ24時間レースにウェイン・テイラー・レーシングから初参戦。フェルナンド・アロンソ、ジョーダン・テイラー、レンジャー・バン・デル・ザンともにコニカミノルタ・キャデラック DPi-V.Rの10号車を走らせた。

    中盤から雨が降る難しいコンディションとなったが、小林可夢偉は担当したスティントでしっかりと自分の仕事をこなし、コニカミノルタ・キャデラック DPi-V.Rの10号車は見事優勝。

    世界三大耐久レースのひとつであるデイトナ24時間での日本人ドライバーの優勝は、1992年に日産・R91CPで優勝した星野一義、長谷見昌弘、鈴木利男に次いで2回目、4人目の快挙となる。

    小林可夢偉は、デイトナ24時間レース優勝の喜び、チーム、そしてチームメイトのドライバーに感謝の言葉を述べた。

    「勝ったーーー!!! 言葉ではとても表せないぐらい厳しいレースでしたが本当にこの難しいレースを勝てた事にチームのみんな、そしてチームメイトのドライバーに心から感謝。 誰1人と欠けてはこの優勝は無かったと思います」

    「アメリカの3大レースでもあるデイトナ24時間で初参戦で勝てるのは夢にも思ってなかったし、このチャンス強行ながら限られた短い時間で本当に失敗ゼロ。 自分なりに自分を追い込んでしっかり期待に応えれる努力を最大限にしてミス1度も無く最高の結果を得られた事に今まで沢山のレース経験、人生経験を沢山の方に教えてくれた事にも感謝」

    「これからももっとこんなチャレンジを沢山させてもらえるように努力を重ね、海外のチームからオファー来る世界的なドライバーなれるように頑張ります」

    「F1のワールドチャンピオンでは無いけど期待に応えれるドライバーにしっかりなるのも人生として最高な生き方だと心から思えた瞬間でした」

    「みんなありがとう」

    関連:デイトナ24時間レース 結果 | アロンソ&可夢偉の10号車が優勝!

  • デイトナ24時間レース 結果 | アロンソ&可夢偉の10号車が優勝!

    デイトナ24時間レース 結果 | アロンソ&可夢偉の10号車が優勝!

    2019年のデイトナ24時間レースが1月26日(土)から行われ、フェルナンド・アロンソと小林可夢偉が走らるウェイン・テイラー・レーシングのコニカミノルタ・キャデラック DPi-V.Rの10号車が優勝を飾った。

    ル・マン24時間レース、デイトナ24時間レースとともに世界3大耐久レースに数えられる伝統のデイトナ24時間レース。ロレックスが冠スポンサーを務め、ロレックス24時間とも呼ばれるレースは、ウィナーに「コスモグラフ・デイトナ」の特別仕様が送られる。

    今年のデイトナ24時間レースは悪天候によってコースオフ、クラッシュが続出し、フルコースイエローは実に16回、残り2時間で2回目の赤旗中断になるなど、まさに“カオス”と言える展開。デイトナ24時間が赤旗中断となるのは15年ぶりとなる。

    レースはキャデラック、アキュラ、マツダによるバトルでスタート。しかし、ポールポジションからスタートしたマツダ77号車は3位を走行していたレースが7時間に差し掛かろうとしたところでマシンから出火してストップ無念のリタイア。55号車も脱落する。

    10時間が経過しようとするなか、デイトナ・インターナショナル・スピードウェイには雨が降り始めた。雨は悪化し、レースオフィシャルは残り7時間13分の時点で赤旗中断と宣言。およそ1時間45分の中断を経てレースは再開。

    しかし、雨は降り続け、コースオフやクラッシュが続出。イエローフラッグ、フルコースイエローが何度も提示される展開となった。ここでアキュラ6号差にトラブルが発生。ピットでの作業でタイムロスして後退し、勝負はキャデラック10号車、キャデラック31号車、そして、アキュラ7号車の3台による優勝争いとなる。

    残り3時間の時点でフェリペ・ナッセがドライブするアクション・エクスプレス・レーシングのキャデラック DPi-V.Rの31号車が、コニカミノルタ・キャデラック DPi-V.Rの10号車を抜いてトップに浮上。ここで10号車はフェルナンド・アロンソにドライバーを交代する。

    フェルナンド・アロンソは、それぞれのスティントですべてトップを奪うレース巧者ぶりを発揮。そして、残り2時間に差し掛かろうとしたときに31号車のフェリペ・ナッセが大きくコースオフ。アロンソの10号車がトップに浮上したところで雨が強くなって2度目の赤旗中断となる。

    だが、天候の回復の見込みがなく、レースは残り10分40秒で赤旗のままチェッカー。ウェイン・テイラー・レーシングのコニカミノルタ・キャデラック DPi-V.Rの10号車(フェルナンド・アロンソ/小林可夢偉/ジョーダン・テイラー/レンジャー・バン・デル・ザン)が優勝となった。

    2位にはアクション・エクスプレス・レーシングのキャデラック DPi-V.Rの31号車(フェリペ・ナッセ/ピポ・デラーニ/エリック・カラン)、3位にはアキュラ・ペンスキーの7号車(アレクサンダー・ロッシ/エリオ・カルトロネベス/リッキー・テイラー)が続いた。

    今年から新設されたLMP2クラスではドラゴンスピード18号車、GTLMクラスはBMW Team RLLのBMW M8 GTE 25号車、GTDクラスはGRT Grasser Racing Teamのランボルギーニ・ウラカン GT3 11号車が優勝した。

    昨年限りでF1キャリアにピリオドを打ち、世界3大レースでの“3冠”を目指すフェルナンド・アロンソは、F1モナコGPとル・マン24時間レースでの“2冠”に加え、世界3大耐久レースでも“2冠”を達成した。

    デイトナ24時間レース初挑戦となった小林可夢偉も担当したスティントでリードを守り、速いラップを記録するなど際立った走りをみせ、初挑戦で優勝という幸運を手にした。

    デイトナ24時間レース2019 Daytona242019 Rolex24

  • 小林可夢偉、デイトナ24時間レースでの優勝を期待

    小林可夢偉、デイトナ24時間レースでの優勝を期待

    小林可夢偉は、フェルナンド・アロンソとともにウェイン・テイラー・レーシングから参戦するデイトナ24時間レースで優勝を期待できると語る。

    小林可夢偉は、今年のデイトナ24時間レースにウェイン・テイラー・レーシングから初参戦。フェルナンド・アロンソ、ジョーダン・テイラー、レンジャー・バン・デル・ザンともにコニカミノルタ・キャデラック DPi-V.Rの10号車を走らせる。

    デイトナ24時間レースの公式テスト「ロアービフォア24」で初めてキャデラック DPi-V.Rを走らせた小林可夢偉は、チームには優勝を目指せる競争力があると考えている。

    「予想通り、チームは非常にうまく連携していたと思います。僕たちは自分たちがやらなければならないことをわかっています」と小林可夢偉はコメント。

    「僕たち全員がこの種のレースのための十分な経験を持っています。お互いにスピードを挙げるために自分たちの経験を合わせて協力していくだけです」

    「さらに強くなって戻るためにいくつかやるべき宿題はあります。24時間レースまでまだ改善の余地はあります。僕たちの期待は勝つことです」

    「ここにいられることを本当に嬉しく思っていますし、このチームで走ることを非常に誇りに思っています。僕たちは楽しんでいますし、お互いを良く知っているので、うまくコミュニケーションが取れていると思います」

    「トラックは、特にバンクがかなり素晴らしいですね。僕はいつも新しいものを求めていますし、それがモータースポーツのエキサイティングな部分です。このトラックはそのような種類のひとつですね」

  • 小林可夢偉、デイトナ24時間レース参戦は電話一本で決定

    小林可夢偉、デイトナ24時間レース参戦は電話一本で決定

    ウェイン・テイラー・レーシングのチームオーナーを務めるウェイン・テイラーが、小林可夢偉のデイトナ24時間レース参戦の交渉についての裏話を披露した。

    小林可夢偉は、今年のデイトナ24時間レースにウェイン・テイラー・レーシングから初参戦。フェルナンド・アロンソ、ジョーダン・テイラー、レンジャー・バン・デル・ザンともにコニカミノルタ・キャデラック DPi-V.Rの10号車を走らせる。

    ウェイン・テイラーは「我々は参戦可能なドライバーを研究し、ラップタイムのアベレージを比較していた。そして、小林可夢偉に出くわした」とウェイン・テイラーはコメント。

    「それで、ある晩、私は自宅で彼に電話をかけた。彼の国の時間で午前3時くらいだったので受話器を置いた。すると彼がすぐにコールバックしてくれた。彼にデイトナで我々のために走りたいかを尋ねると、彼は『Yes, very much.』と言ってくれた。電話一本で取引は成立した」

    小林可夢偉はインディアナポリスのウェイン・テイラー・レーシングのワークショップでシート合わせを実施した。

    「彼はスーパースターであり、分別のある男だ」とウェイン・テイラーはコメント。

    「今回のテストの後、彼は日本のコニカ・ミノルタの本社に行くことになっている。それは大事なことだ」

    F1で5シーズンを戦った小林可夢偉は、その後、トヨタからFIA 世界耐久選手権(WEC)に参戦。過去3年間のル・マン24時間レースで2度の総合2位を獲得している。

    チームのブラックとブルーのレーシングスーツを着用して、メディアデーに参加した小林可夢偉は、1月4日から開始となるIMSA公式テスト「Roar Before the Rolex 24」を前に今年のデイトナ24時間レースへの意気込みを語った。

    「アメリカでスポーツカーのレースをすることは僕にとって良い機会です」と小林可夢偉はコメント。

    「米国には異なるタイプのスポーツカーレーシングがあると思っていますし、かなり興味深いものになるでしょう。ウェイン・テイラー・レーシングが米国でベストチームのひとつであることはわかっていますし、加入できることを本当に嬉しく思っています」

    「フェルナンドのことはF1時代から知っていますし、ヨーロッパでのスポーツカーではチームメイトです。彼は速いし、優秀です。ワールドチャンピオンですからね。24時間レースにむけて良いパッケージだと思います」

    「キャデラックはここでかなり強いですが、もちろん、ドライバーラインナップはおそらく僕たちにとって最強の部分だと思っています」

  • フェルナンド・アロンソと小林可夢偉、デイトナ24時間でタッグ結成!

    フェルナンド・アロンソと小林可夢偉、デイトナ24時間でタッグ結成!

    フェルナンド・アロンソと小林可夢偉が、来年1月に開催されるデイトナ24時間レースにウェイン・テイラー・レーシングから参戦することが発表された。二人はコニカミノルタ・キャデラック 10号車でタッグを組む。

    トヨタでのFIA 世界耐久選手権(WEC)では別のクルマを走らせる二人の元F1ドライバーが、2017年のデイトナを制したキャデラックの10号車でデイトナ24時間レースで共闘することになった。

    2度のF1ワールドチャンピオンであるフェルナンド・アロンソは先週末のアブダビGPで17年間のF1キャリアに終止符を打った。昨年はマクラーレンのCEOを務めるザク・ブラウンがオーナーを務めるユナイテッド・オートスポーツから参戦しており、アロンソにとっては2度目のデイトナ24時間レース挑戦となる。

    「デイトナでロレックス24時間でコニカミノルタ・キャデラック・チーム、そして、ウェインテイラー・レーシングと一緒にレースに参戦できることをとても嬉しく思っている」とフェルナンド・アロンソはコメント。

    「間違いなくアメリカと世界のモータースポーツで最も偉大なレースのひとつだ。アメリカに戻るのはいつも特別なことだ。素晴らしい週末を通してファンが作り出す雰囲気はユニークだ。楽しんでファンを笑顔にさせたいし、勝利をかけて戦えることを本当に願っている」

    「去年、このトラックだけでなく、スポーツカープロトタイプの両方で耐久レースでデビューした。ブレーキ問題で表彰台に上がる望みが絶たれた後、さらに多くのことを望んでいた。F1とWECの両方を戦った激しい1年を終え、2019年を楽しみにしているし、世界で最も重要なレースを制覇したいと思っている。ハングリー精神と欲望に満ち溢れているし、来シーズンの初レース、そして、コニカミノルタ・キャデラックのチームメイトと一緒にコース上で戦うことが待ち切れない」

    デイトナ24時間レース初挑戦となる小林可夢偉は「まずはじめに今回伝統あるデイトナ24時間レースに参戦するチャンスを作ってくださったコニカミノルタ・キャデラックDPi-V.Rチームとチームオーナーのウェイン・テイラーに感謝いたします」とコメント。

    「デイトナ24時間レースは世界的に有名な耐久レースのひとつでもあり、そのレースに2017年に優勝している強豪チームからデビューできることに興奮しています。僕にとっては初めての北米シリーズのレースにもなりますし、コニカミノルタ・キャデラック DPi-V.Rチームの一員としていいレースができるのを楽しみにしています。みなさま応援よろしくお願いいたします」

    チームオーナーのウェイン・テイラーは「まず、ウェイン・テイラー・レーシングを再びサポートしてくれるコニカ・ミノルタに感謝しなければならない。そして、ジョーダンとレンジャーのチームメイトとしてフェルナンド・アロンソと小林可夢偉が加わることにとても興奮している」とコメント。

    「フェルナンドと小林は、F1だけでなく、現在のスポーツカードライバーとして、ワールドクラスのドライビングタレントを兼ね備えた一流ドライバーだ。すべてをまとめるのに長い時間がかかったし、実現してくれた皆さんに感謝したい」

    「フェルナンドは昨年のデイトナを走っている。可夢偉にとっては初めてとなるが、スーパースタードライバーなのですぐに理解できるだろう。二人のドライバーを非常に効率的かつ首尾よく我々のプログラムに統合させる計画を立てている。これを実現できたことを本当に嬉しく思っている。デイトナに着くのが待ち切れない」

    デイトナ24時間レースは、1月26日・27日にデイトナ・インターナショナル・スピードウェイで開催される。

  • トヨタのWECドライバー、公道マリオカートを満喫

    トヨタのWECドライバー、公道マリオカートを満喫

    トヨタからFIA 世界耐久選手権(WEC)に参戦する豪華ドライバー陣が11月20日(火)に東京で公道マリオカートで「マリカー」を楽しんだ。

    先週末に開催された上海6時間レースでは、7号車が優勝、8号車が2位で続き、2戦連続で1-2フィニッシュを達成。2018年のWECシリーズ戦を最高の形で締めくくった。

    ドライバーたちは、11月25日(日)に富士スピードウェイで開催される「トヨタ ガズーレーシング フェスティバル 2018」に向けて日本に帰国。束の間のオフを利用して東京でマリカーを楽しんだようだ。

    各ドライバーのInstagramには小林可夢偉、マイク・コンウェイ、ホセ・マリア・ロペス、中嶋一貴、セバスチャン・ブエミ、フェルナンド・アロンソとジェームス・ロシターという豪華ドライバー陣がコスチュームに身を包んでマリカーを楽しんでいる画像が投稿されている。

    マリカー