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  • 小林可夢偉、GP2初優勝

    小林可夢偉、GP2初優勝

    23日(日)、F1のサポートレースとして開催されたGP2マレーシアGPで、小林可夢偉が初優勝を果たした。

    トヨタF1チームのサードドライバーである小林可夢偉は、今季GP2にフランスの名門DAMSから参戦。この日、セパン・インターナショナル・サーキットで、午前中、F1の前に開催されたGP2アジアシリーズで、小林可夢偉が見事、初優勝を遂げた。

  • 小林可夢偉 ヘルメット (2008年)

    小林可夢偉 ヘルメット (2008年)

    2008年、トヨタのサードドライバーとしてF1ドライバーとなった小林可夢偉(かむい)のヘルメット。F1昇格に伴い、ヘルメットのデザインもグレードアップ。なにより特徴的なのはヘルメット上部の“可夢偉”の文字だろう。ラインのグラフィックはより立体的に、より複雑になった。カラーリングもイエローをはずし、綺麗なレッドのパープルを生かしたグラデーションが印象的だ。

    小林可夢偉 ヘルメット (正面) 小林可夢偉 ヘルメット (上部)


    小林可夢偉 ヘルメット (2007年)
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  • 小林可夢偉:インタビュー

    小林可夢偉:インタビュー

    F1ドライバーになった感想は?
    「F1のサードドライバーになれて非常に楽しみにしている反面、やらなくてはいけないことがたくさんあるのも分かっている。シングルシーターフォーミュラレースに参戦するためにヨーロッパに移ってからは、F1ドライバーになることをずっと夢見て来た。今、自分がF1ドライバーだと言えるのがとても感慨深い。チームの誰もが素晴らしいF1カーを仕上げようと思っているし、今年それを達成するために一生懸命努力している。」

    チームの印象は?
    「チームに対する印象は非常に良い。皆大変なプロフェッショナルであり、ハードに働いている。誰もが成功する決意に溢れており、そのチームの一員になれるのは嬉しい。このようなプロフェッショナルなチームに加わることが出来て光栄だ。」

    12月のテストはどうでしたか?
    「テストは順調で、レースカーで走った2日間には満足している。最後にF1 カーをテストしてから約1年経っていたので、全てのシステムに慣れ、強大なパワーやグリップに慣れるのに良い機会だった。テストカーの手応えは良く、問題は無かった。2日間で200周以上こなしたので、かなりハードで集中しなければならなかったが、今年のテストに向けて良い準備になったはずだ。

    サードドライバーとしての役割をどう思いますか?
    「私の役割は可能な限りF1カーを進化させ、チームに貢献することだ。F1では開発には終わりがなく、勝ち続けるためには常に進化し続けなければならないので、サードドライバーの役割は非常に重要だと思っている。」

    F1車両のどこがそんなに特別なのですか?
    「GP2に似ているが更に優れている。全てが極限まで突き詰められており、F1カーをドライブするというのは特別な経験であった。F1カーの限界、グリップの限界、集中力の限界で走るというのはとても厳しく、高いレベルでのパフォーマンスが要求される。」

    GP2でレースするのは楽しみですか?
    「GP2はレベルが高い選手権で、初めて本当に大きく力があるレーシングカーでレースを戦うことになるので、とても楽しみだ。F3と比べると、GP2の方が馬力もグリップも高いので、私にとっては大きな違いとなる。私にとっては最初のシーズンのチャレンジだが、他のドライバーと対等に競争し成功したいと思っている。」

    F1に到達するためにどれだけ苦労してきましたか?
    「私は9歳の時からレースを始め、それからずっとF1ドライバーになるためだけでなく、出来るだけのものを達成しようと努力を続けてきた。レースのキャリアを始めた時は、F1についてなんて考えてもいなかった。とにかくそれぞれのレースで勝つことだけを望んでいた。その時点での私の状況からはF1という世界は遙か遠いものであり、将来に関してあまり考えたことはなかった。それぞれのレースに勝利することが私の目標であったが、ヨーロッパでシングルシーターフォーミュラのレースを初めてから、F1への夢が始まった。F1ドライバーになるためには、懸命な努力と、強い意志が必要だ。」

    TDPはあなたにとってどのように貢献してきましたか?
    「私は14歳の時に日本でTDPに加わり、その後、1年だけフォーミュラトヨタを戦って、ヨーロッパへと渡った。それからTDPはたくさんの支援と応援をしてくれた。英語の授業や、ドライビングやフィードバックの改善など、多くの面で助けとなった。TDPには本当に感謝している。今シーズンF1に私と中嶋一貴の2人のTDP出身ドライバーを輩出しているので、その成果は出ていると思う。」

    なぜパリに住んでいるのですか? パリのどこが好きなのですか?
    「パリは大企業のビジネスマン、芸術家、デザイナーなどの有名な人が集まっていて、街に独特の雰囲気をかもし出している。パリで時間を過ごすのは魅力的だし、住むのは楽しい。まだフランス語が話せないのが残念だか、それでもパリでの生活を楽しんでいる。」

    オフの時間には何をしていますか?
    「普段は毎日トレーニングをしている。後は洗濯をしたり、主婦のような生活をしている。体を鍛えるためにジムに通ったり走ったりしている。パリ周辺の公園やセーヌ川周辺を走っているが、素晴らしい景観の場所がたくさんあるので、走るのには最高の街だ。」

  • トヨタ、2008年サードドライバーに小林可夢偉を起用

    トヨタ、2008年サードドライバーに小林可夢偉を起用

    トヨタモータースポーツ有限会社(TMG)は、トヨタ・ヤング・ドライバーズ・プログラム(TDP)のドライバーである小林可夢偉が、パナソニック・トヨタ・レーシングのサードドライバーとして2008年、F1にステップアップすることを発表した。

    21歳の小林可夢偉は、2001年よりトヨタと関わりを持ち、2002年にエッソ・フォーミュラトヨタシリーズにおいて初めてフォーミュラカーレースに参戦。日本のジュニアレーシングで名前を知られるようになった後、ヨーロッパのフォーミュラレースで着実に成長して来た。

    TDPドライバーとして、2004年にヨーロッパへと渡り、2年間フォーミュラルノー2.0シリーズのユーロカップとイタリア選手権に参戦。2005年に、過去1人しか達成していないダブルタイトルを獲得した。

    F3シリーズへとステップアップを果たした小林可夢偉は、F3ユーロシリーズに2年間に渡って参戦。実力を発揮し、パナソニック・トヨタ・レーシングのサードドライバーに必要なスピードと資質を全て持っているドライバーであることを証明した。

    TMG会長 兼 チーム代表 山科忠
    「小林可夢偉がチーム入りすることを大変嬉しく思う。彼は昨年の冬にF1カーのテストを行い、将来F1をドライブ出来るポテンシャルを持っていることを示した。その後、1年の間にF3ユーロシリーズで更なる経験を積んで来ており、我々は彼がF1に挑戦出来る準備が整ったと判断した。そしてまた、TDPがこのような成果を生み出し、F1を目指す有望な若者ドライバーをサポートして来ていることは大変喜ばしいことだ」

    小林可夢偉
    「TDPは私のキャリアにおいて非常に大きな支援をしてくれた。そのサポートにとても感謝している。パナソニック・トヨタ・レーシングのサードドライバーというポジションは私にとって素晴らしい挑戦であり、F1ドライバーになれるということにとても興奮している。レースを始めた時からF1に進むことを夢見て来た。チームのテストには昨年の冬に初めて参加し、順調にこなすことが出来たが、まだF1について学ぶべきことがあり、定期的に更に多くのテストに参加出来ることは私にとって素晴らしい経験になるだろう。シーズンを通して開発に大きく関わるので、サードドライバーの役割は非常に重要だ。まずは、チームが前進するための手助けに集中して行きたい」