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  • 佐藤琢磨、今季最上位となる5位入賞 「ベストではないが良い結果」

    佐藤琢磨、今季最上位となる5位入賞 「ベストではないが良い結果」

    佐藤琢磨は、インディカー第7戦デトロイトの決勝レースを今季ベストリザルトとなる5位でフィニッシュした。

    7番グリッドからスタートした佐藤琢磨(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)は、オープニングラップでウィル・パワー(チーム・ペンスキー)を抜いて6番手に浮上する。

    ライアン・ハンターレイ(アンドレッティ・オートスポーツ)を抜いて5番手に浮上した佐藤琢磨は、3ストップ戦略のロバート・ウィケンズ(シュミット・ピーターソン)がピットインしたことで4番手に浮上する。

    その後、全ドライバーのなかで唯一ブラックタイヤでのスタートを選択したチームメイトのグラハム・レイホールに抜かれた佐藤琢磨は、21周目に1回目のピットストップを行ってレッドからブラックにタイヤを交換。13番手でコースに復帰する。

    26周目に9番手、29周目に7位まで順位を上げていた佐藤琢磨は、45周目に最後のピットストップを行って7番手でコースに復帰。47周目にグラハム・レイホールがリタイアしたことで6番手に順位を上げる。

    サンティノ・フェルッチ(デイル・コイン・レーシング)による2度目のフルコースイエローが解除された残り10周で、佐藤琢磨はエド・ジョーンズ(チップ・ガナッシ)を攻略して5番手に順位を上げ、今シーズン最高位でのフィニッシュを果たした。

    「僕たちにとってベストな一日ではありませんでしたが、少なくとも良い結果です」と佐藤琢磨はコメント。

    「去年、チームは結果を収めていた(グラハム・レイホールが連勝)ので、もちろん、僕たちは高い期待を抱いていましたが、少し苦しんでいましたし、初日には技術的なトラブルにも見舞われました。本当にうまく巻き返せたと思います」

    「もう路面にはラバーがうまく乗っています。明日はかなり競争的な予選になると思ってますし、良いクルマに仕上げられることを願っています」

    今回のレースで合計ポイントを130ポイントとした佐藤琢磨は、ドライバーズランキングで15位から12位にアップ。トップはアレキサンダー・ロッシ(アンドレッティ・オートスポーツ)の276ポイントとなっている。

    関連:【インディカー】 第7戦 デトロイト 結果:ディクソンが優勝、佐藤琢磨5位

  • 【インディカー】 第7戦 デトロイト 結果:ディクソンが優勝、佐藤琢磨5位

    【インディカー】 第7戦 デトロイト 結果:ディクソンが優勝、佐藤琢磨5位

    2018年のインディカー・シリーズ 第7戦 デトロイトGPの決勝レースが6月2日(土)に行われ、スコット・ディクソンが優勝。佐藤琢磨は5位入賞を果たした。

    近年のインディカー・シリーズは、インディ500を終えた翌週にアメリカ自動車業界の首都デトロイトの近郊、デトロイトリバーに浮かぶベル・アイルに特設される公園内の道路を使った全長2.34マイルのストリートコースで第7戦・第8戦が土曜・日曜にダブルヘッダーで開催されるのが恒例となっている。

    70周のレース。優勝は2番グリッドからスタートしたスコット・ディクソン(チップ・ガナッシ)。2ストップ戦略を採用したディクソンは第3スティントで首位に立って意向は盤石のレースでトップでチェッカー。今季初勝利を挙げた。通算42勝はマリオ・アンドレッティと並び歴代3位タイとなった。

    2位はライハン・ハンターレイ(アンドレッティ・オートスポーツ)。5番グリッドからレッドタイヤの第1スティントを短くする3ストップ戦略で順位を上げて2位フィニッシュを果たした。3位にはアレキサンダー・ロッシ、4位にはポールポジションからスタートしたマリオ・アンドレッティが続いた。

    佐藤琢磨(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)は7番グリッドからスタート。2回目のリスタートでエド・ジョーンズを攻略して5番手に順位を上げ、今シーズン最高位でのフィニッシュを果たした。6位のエド・ジョーンズまでトップ6をホンダエンジンが占めた。

    全マシンで唯一ブラックタイヤでのスタートを選択したグラハム・レイホール(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)は一時4番手まで順位を上げていたが、47周目にターン13の縁石でコントロールを乱してウォールにクラッシュしてリタイア。1回目のフルコースイエローとなった。

    今大会がインディカーデビューとなったハースF1の開発ドライバーを務めるサンティノ・フェルッチ(デイル・コイン・レーシング)は残り15周でチャーリー・キンボール(カーリン)に追突されるカタチでクラッシュでレースを終えた。

    2018 インディカー 第7戦 デトロイト 決勝 結果

    Pos No Driver Team  
    1 9 スコット・ディクソン Chip Ganassi Racing H
    2 28 ライアン・ハンターレイ Andretti Autosport H
    3 27 アレキサンダー・ロッシ Andretti Autosport H
    4 98 マルコ・アンドレッティ Andretti Autosport H
    5 30 佐藤琢磨 Rahal Letterman Lanigan Racing H
    6 10 エド・ジョーンズ Chip Ganassi Racing H
    7 12 ウィル・パワー Team Penske C
    8 6 ロバート・ウィッケンズ Schmidt Peterson Motorsports H
    9 1 ジョセフ・ニューガーデン Team Penske C
    10 21 スペンサー・ピゴット Ed Carpenter Racing C
    11 5 ジェームス・ヒンチクリフ Schmidt Peterson Motorsports H
    12 26 ザック・ビーチ Andretti Autosport H
    13 18 セバスチャン・ブルデー Dale Coyne Racing H
    14 14 トニー・カナーン AJ Foyt Racing C
    15 4 マテウス・レイスト AJ Foyt Racing C
    16 20 ジョーダン・キング Ed Carpenter Racing C
    17 22 シモン・パジェノー Team Penske C
    18 88 ギャリー・チャペス Harding Racing C
    19 23 チャーリー・キンボール Carlin C
    20 59 マックス・チルトン Carlin C
    21 32 レネ・ビンダー Juncos Racing C
    22 19 サンティノ・フェルッチ Dale Coyne Racing H
    23 15 グラハム・レイホール Rahal Letterman Lanigan Racing H
  • 【インディカー】 第7戦 デトロイト 予選:M.アンドレッティがポール

    【インディカー】 第7戦 デトロイト 予選:M.アンドレッティがポール

    インディカー 第7戦 デトロイトの予選が2日(土)に行われ、マルコ・アンドレッティがポールポジションを獲得。佐藤琢磨は7番グリッドを獲得した。

    近年のインディカー・シリーズでは、メモリアルデイにインディアナポリス500(インディ500)を終えた翌週には、アメリカ自動車業界の首都デトロイトの近郊、デトロイトリバーに浮かぶベル・アイルに特設される公園内の道路を使った全長2.34マイルのストリートコースでダブルヘッダーを開催するのが恒例となっている。

    今回の予選はロードコースの典型的な3ラウンドのノックアウト方式ではなく、2グループに分けた12分ずつのセッションで実施。最速タイムを記録したグループが奇数グリッドを獲得する。

    ポールポジションを獲得したのはマルコ・アンドレッティ(アンドレッティ・オートスポーツ)。グループ2で予選に挑んだマルコ・アンドレッティは1分14秒8514をマークし、2013年のポコノ以来となるポールポジションを獲得した。
    2番グリッドにはグループ1で最速タイムを獲得したスコット・ディクソンが並ぶ。

    佐藤琢磨(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)はグループ2で4番手タイムを記録。4列目7番グリッドから決勝をスタート。8番グリッドには昨年のデトロイトのダブルヘッダーレースを連勝したチームメイトのグラハム・レイホールが並ぶ。

    2018 インディカー 第7戦 デトロイト 予選 結果

    Pos No Driver Team   Time Stage
    1 98 マルコ・アンドレッティ Andretti Autosport H 1:14.8514 Group2
    2 9 スコット・ディクソン Chip Ganassi Racing H 1:15.4186 Group1
    3 6 ロバート・ウィッケンズ Schmidt Peterson Motorsports H 1:15.3267 Group2
    4 27 アレキサンダー・ロッシ Andretti Autosport H 1:15.4946 Group1
    5 28 ライアン・ハンターレイ Andretti Autosport H 1:15.3351 Group2
    6 12 ウィル・パワー Team Penske C 1:15.7210 Group1
    7 30 佐藤琢磨 Rahal Letterman Lanigan Racing H 1:15.3920 Group2
    8 15 グラハム・レイホール Rahal Letterman Lanigan Racing H 1:15.8273 Group1
    9 5 ジェームス・ヒンチクリフ Schmidt Peterson Motorsports H 1:15.5402 Group2
    10 59 マックス・チルトン Carlin C 1:16.0396 Group1
    11 10 エド・ジョーンズ Chip Ganassi Racing H 1:16.8876 Group2
    12 21 スペンサー・ピゴット Ed Carpenter Racing C 1:16.1430 Group1
    13 22 シモン・パジェノー Team Penske C 1:16.0099 Group2
    14 1 ジョセフ・ニューガーデン Team Penske C 1:16.1923 Group1
    15 14 トニー・カナーン AJ Foyt Racing C 1:16.0740 Group2
    16 26 ザック・ビーチ Andretti Autosport H 1:16.3157 Group1
    17 18 セバスチャン・ブルデー Dale Coyne Racing H 1:16.2205 Group2
    18 19 サンティノ・フェルッチ Dale Coyne Racing H 1:16.7531 Group1
    19 88 ギャリー・チャペス Harding Racing C 1:16.2311 Group2
    20 20 ジョーダン・キング Ed Carpenter Racing C 1:16.9075 Group1
    21 4 マテウス・レイスト AJ Foyt Racing C 1:16.4182 Group2
    22 23 チャーリー・キンボール Carlin C 1:17.2067 Group1
    23 32 レネ・ビンダー Juncos Racing C 1:18.6108 Group2
  • 【インディカー】 佐藤琢磨、デトロイトGPの初日は13番手

    【インディカー】 佐藤琢磨、デトロイトGPの初日は13番手

    佐藤琢磨は、インディカー 第7戦 デトロイトの初日のプラクティスを13番手で終えた。

    ベル・アイル・パークの特設コースでデトロイトGPの初日プラクティスが行なわれ、レイホール・レターマン・ラニガン・レーシングの佐藤琢磨はFP1で1分18秒6781を記録して12番手になったのに続き、FP2では1分17秒1359のタイムで13番手につけ、1日の総合成績では13番手となった。

    明日は午前中にレース1の予選を行なった後、午後にはレース1の決勝レースが実施される。

    佐藤琢磨
    「今日はいい部分と悪い部分が少しずつ混じった1日でした。一部、ポジティブなものも見つけましたが、ほとんどの時間はブレーキやそのほかの問題に苦しみ、いずれも完全には解決できませんでした。残念ながら順調と感じられたことはなかったというのが、今日の結果でした。少なくとも、これまで僕たちはデトロイトでコンペティティブだったので、予選でどのように状況を好転できるかを見てみることにしましょう」

  • 【インディ500】 佐藤琢磨 「不運なアクシデント。よけきれなかった」

    【インディ500】 佐藤琢磨 「不運なアクシデント。よけきれなかった」

    佐藤琢磨は、第102回 インディ500の決勝レースで、序盤で遅いマシンと接触し、リタイア32位に終わった。

    1911年に第1回目のレースが行なわれ、今年が102回目の開催となったインディアナポリス500マイルは、最高気温が32℃に達し、路面の温度は50℃を超える過酷なコンディションで争われ、チーム・ペンスキーのウィル・パワーが11回目の挑戦で初優勝を飾った。

    佐藤琢磨(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)は、16番手グリッドからスタートし、1回目のピットストップには33周を終えたところで入った。

    暑さ対策としてマシン・セッティングに変更を加え、終盤のバトルに向けて徐々にマシンを向上させて行く、ベテランらしい戦いで上位進出、さらには優勝争いを、と考えていた佐藤琢磨だったが、46周でのリタイアとなった。周回遅れのマシンがコーナーの中でバランスを崩し、大きく減速してレーシングラインに戻って来たため、佐藤琢磨は行き場を失って追突した。

    インディカー・シリーズは休む間も無く次週はミシガン州デトロイトのストリートコースでダブルへッダーを開催する。

    「ジェイムズ・デイビソンはスピードが上げられずに苦しんでおり、全速力で走っている私との速度差が大きかったため、彼のマシンを避けることができませんでした」と佐藤琢磨はコメント。

    「彼の存在に気づいてアクセルを戻し、ブレーキまで踏んだのですが、間に合いませんでした。あのようなエアポケットに入ってしまっては空気抵抗がなく、一気に吸い寄せられてしまうのです。どちらにとっても不運なアクシデントでした。私としてはチームとファン、そしてサポーターに対して申し訳なく感じています」

    「あの時は16番手を走っていたのですが、ロバート・ウィッケンズ(シュミット・ピーターソン・モータースポーツ)とともに集団の先頭へと追いついて行っていたんです。彼がデイビソンに追いつき、横に並んだのが見えました。おそらくあの時、デイビソンはマシンをコントロールし切れない状況になっており、アクセルを戻したけれどレーシングラインから外れてしまったんです。彼は大きく減速し、こちらは全力で走っていたため、そのスピード差は非常に大きく、よけきれなかったんです。本当に残念です」

    「次のデトロイトは昨年レイホール・レターマン・ラニガン・レーシングがダブルへダーの2戦両方で勝ったサーキットですから、今年もいい走りができることと期待をしています。今回のレースから気持ちを早く切り替えて、デトロイト、そしてシーズンの中盤戦以降に臨みたいと思います」

  • 第102回 インディ500 決勝:佐藤琢磨、クラッシュによりリタイア

    第102回 インディ500 決勝:佐藤琢磨、クラッシュによりリタイア

    佐藤琢磨は、第102回インディ500のレースをクラッシュによりリタイアで終えた。

    5月27日(日)、伝統のインディ500の決勝が開催された。前回大会のウィナーとして今大会に挑んだ佐藤琢磨(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)は序盤はほぼその順位をキープして走行を重ねていた。

    しかし、47周目。佐藤琢磨はターン3とターン4の間でジェームス・デイビソン(Foyt with Byrd / Hollinger / Belardi)をインから抜こうとしてアンダーステアになり、追突する形でクラッシュ。リタイアでレースを終えることになった。

    佐藤琢磨は「目の前の空気が変化し、コントロールを失ってクラッシュを回避できなかった」と語っている。

    この事故により、レースで最初のセーフティカーが導入された。

  • ホンダF1 田辺豊治TD、佐藤琢磨とのインディ500制覇を語る

    ホンダF1 田辺豊治TD、佐藤琢磨とのインディ500制覇を語る

    ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治が、昨年、佐藤琢磨とともに優勝を成し遂げたインディ500について語った。

    昨年、今回と同じ週末にインディアナポリスとモナコで開催された2つの偉大なレース、インディ500とモナコGPは、これまでにない注目を集めた。

    なぜなら、フェルナンド・アロンソがインディ500でデビューを飾ったことで、F1とインディがさらに結び付けて語られるようになったからだ。

    昨年はHonda Performance Development(HPD)の一員としてインディ500に臨んでいたホンダF1 テクニカルディレクター、田辺豊治は「インディ500はインディカー・シリーズの1戦ですが、他のレースとはまったく違いますし、ただのレースではないのです」とコメント。

    「1993年に私がインディカー・プロジェクトを始めた時には、インディ500の偉大さを感覚としてよく理解できていませんでした。しかし、2014年に再び自身が担当となりインディ500で優勝したときには、その凄さを思い知らされました」

    「例えば、一般のファンの皆さんに2000年のインディカー・シリーズの年間チャンピオンについて聞いても多くの人は答えられないと思うのですが、2000年のインディ500の勝者が誰だったかについてはみんなよく覚えているのです」

    田辺豊治は1年前、HPDのシニア・マネージャーとしてインディ500の会場にいた。米国のHPDは、F1プロジェクトで言うところのミルトン・キーンズ拠点と同じ位置づけだが、彼は昨年までのHPDでも、現在と同じように世界でホンダのプレゼンスを上げるための努力を重ねてきた。そしてそのための最善の方法が、レースに勝つことだった。

    ホンダが過去13年間で11勝を挙げているインディ500は、田辺にとってもホンダにとっても特別なレース。そして昨年の佐藤琢磨の優勝により、インディ500は日本にとっても特別なレースになった。

    「インディカー・シリーズに参戦した日本人ドライバーは今まで何人かいましたが、インディ500で勝った日本人ドライバーは昨年の琢磨選手までいませんでした」と田辺豊治は語る。

    「琢磨選手の勝利は、それまでの他のドライバーの勝利とは違いました。日本でとても大きなインパクトがあったのです。日本におけるモータースポーツの人気向上に繋がったと思います」

    「昨年の勝利の後、日本や米国の知人から、沢山の祝福のメッセージが届いたのには驚きました」

    佐藤琢磨とホンダには深い結びつきがあります。彼は鈴鹿サーキットのレーシング・スクールを卒業すると、その後F1にステップアップしジョーダン、BAR、スーパーアグリなどのチームでキャリアを積んだ。

    田辺豊治は2004年と2005年にジェンソン・バトンのチーフ・エンジニアで、同時期には長谷川祐介がチームメイトの佐藤琢磨のエンジニアだった。田辺豊治と佐藤琢磨はインディカー・シリーズの前に、既にF1で同じチームで仕事をしていた。

    「私たちはF1時代からの旧知の仲です。2013年にHPDに異動になった私は、ロングビーチのレースで琢磨選手と再開し、彼はそのレースで優勝しました」

    「インディ500で琢磨選手が優勝に向けて戦っている姿を、特別な思いで見ていました。また、プラクティス、そしてレース中にも他のマシンのHondaエンジンに不具合が続いていたので、最後の数周は本当にハラハラしながら見ていました」

    昨年のインディ500でに周囲の注目は、彼以外のホンダのドライバーに集まっていた。しかし実際のタイトル争いは、佐藤琢磨とインディ500で3度の優勝を誇るシボレーのカストロネベスとの戦いになった。

    「カストロネベスはインディカー・シリーズのトップ・ドライバーですし、インディ500でもとても強いので脅威でした。しかし、最後の2~3周のところでカストロネベスはオーバーテイクに失敗し琢磨選手との距離が広がったので、彼の勝利を確信しました」

    佐藤琢磨の優勝によって、ホンダは過去14年間での12勝目を手にした。ホンダと繋がりが強い日本人ドライバーが優勝により、その勝利はさらに特別なものになった。

    シーズン中で最も走行距離が短い市街地サーキットのモナコとスーパー・スピードウエイを500マイルに渡って走るインディ500だが、一般に想像されるよりも多くの共通点がある。

    HPDでの仕事について、田辺豊治は「日本とアメリカで、レースエンジンのキーとなるテクノロジーに関して情報の交換をしています。それぞれのパーツはそれぞれの拠点で開発をしているものの、ターボチャージャーやダイレクト・インジェクター、燃焼装置などに関しては、インディカーで使用しているものと、F1や日本のSUPER GTの間で、比較的類似したスペックのものを使用しています」と語る。

    つまり、これまでのさまざまな分野での田辺豊治の経験が、現在のF1プロジェクトでの仕事に繋がっている。インディ500で勝利した経験を、今週のモナコGPや今後のホンダ F1プロジェクトの成功に繋げるためにレースに取り組んでいる。

    「F1に限らず、ホンダがレースに参戦する時には、常に勝利を目指しています。冷静に現状を見つめることも大切ですが、勝利を目指して進化を続けることも大切なのです」

    トロロッソ・ホンダはモナコでのポイント獲得に全力を傾けるが、決勝が終わると田辺豊治も米国でのレースの行方を気に掛けることだろう。

    「インディ500も観戦すると思います。昨年に比べるとホンダのマシンは競争力がないようにも感じますが、インディ500は長いレースなので最後まで何が起きるかわかりません」

    ホンダは今週末二つの偉大なレースを戦う唯一のマニュファクチャラーになる。しかし、モナコとインディアナポリスのレースを続けて観戦するのは田辺豊治ひとりだけではないはずだ。

  • 【インディ500】 佐藤琢磨、決勝に意気込み 「準備はできている」

    【インディ500】 佐藤琢磨、決勝に意気込み 「準備はできている」

    佐藤琢磨は、第102回インディ500の決勝前最後のプラクティス“カーブデー”を6番手で終えた。

    1時間の練習走行では、全33台が決勝レース用のセッティングを施してコースに入り、ドラフティングを利用しながらレースを想定した練習走行を行った。

    カーブデーとは“カーブレーション・デー”の略であり、かつて決勝前にカーブレーター(キャブレター)を調整できる最後の時間であったためにこの名がついている。

    佐藤琢磨(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)は224.083mhpを記録して6番手で最後のプラクティスを終えた。

    「今日のカーブデイは比較的短いセッションでした」と佐藤琢磨はコメント。

    「僕たちは走行プランを消化し、様々なことをチェックしました。トラフィックのなかではそれなりに満足できました」

    「まだそこに取り組む必要がありますが、もうレースデイは近づいています」

    「僕たちは準備はできていると思っています」

    1911年に始まった世界で最も長い歴史を誇るインディ500は、5月の第4週目のメモリアルデイ=戦没者記念日の週末に開催されるのが恒例。今年は5月27日(日)に決勝レースが行われる。スタートは現時間12時19分(日本時間29日1時19分)。

    前回大会のウィナーである佐藤琢磨は6列目16番グリッドからレースをスタートする。

  • 第102回 インディ500 カーブデー:T.カナーンがトップ、佐藤琢磨6番手

    第102回 インディ500 カーブデー:T.カナーンがトップ、佐藤琢磨6番手

    第102回 インディ500の決勝前の最後の練習走行となる“カーブデー”が25日(金)にインディアナポリス・モーター・スピードウェイで行われ、トニー・カナーン(A.J.フォイト)がトップスピードを記録。佐藤琢磨(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)は6番手で終えた。

    1時間の練習走行では、全33台が決勝レース用のセッティングを施してコースに入り、ドラフティングを利用しながらレースを想定した練習走行を行った。

    カーブデーとは“カーブレーション・デー”の略であり、かつて決勝前にカーブレーター(キャブレター)を調整できる最後の時間であったためにこの名がついた。

    トップスピードはトニー・カナーン(A.J.フォイト)の227.791mph。2番手にはスコット・ディクソン(チップ・ガナッシ)、3番手にはマルコ・アンドレッティ(アンドレッティ・オートスポーツ)が続いた。

    佐藤琢磨(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)は224.083mhpで6番手で最後のプラクティスを終えた。

    1911年に始まった世界で最も長い歴史を誇るインディ500は、5月の第4週目のメモリアルデイ=戦没者記念日の週末に開催されるのが恒例。今年は5月27日(日)に決勝レースが行われる。

    ポールポジションからスタートするのはエド・カーペンター(エド・カーペンター・レーシング)。フロントローには2番グリッドにシモン・パジェノー、3番グリッドにウィル・パワーとペンスキー勢が並ぶ。佐藤琢磨は6列目16番グリッドからスタートする。

    2018年 インディ500 カーブデイ 結果

    P No Driver Team   Spped
    1 14 トニー・カナーン AJ Foyt Racing C 227.791
    2 9 スコット・ディクソン Chip Ganassi Racing H 225.684
    3 98 マルコ・アンドレッティ Andretti Herta Autosport with Curb-Agajanian H 225.220
    4 18 セバスチャン・ブルデー Dale Coyne Racing with Vasser-Sullivan H 224.815
    5 23 チャーリー・キンボール Carlin C 224.712
    6 30 佐藤琢磨 Rahal Letterman Lanigan Racing H 224.083
    7 12 ウィル・パワー Team Penske C 223.942
    8 13 ダニカ・パトリック Ed Carpenter Racing C 223.653
    9 21 スペンサー・ピゴット Ed Carpenter Racing C 223.584
    10 10 エド・ジョーンズ Chip Ganassi Racing H 223.556
    11 64 オリオール・セルビア Scuderia Corsa with RLL H 223.537
    12 24 セージ・カラム Dreyer & Rainbold Racing C 223.278
    13 33 ジェームス・デイビソン Foyt with Byrd / Hollinger / Belardi C 223.241
    14 20 エド・カーペンター Ed Carpenter Racing C 223.219
    15 1 ジョセフ・ニューガーデン Team Penske C 223.186
    16 60 ジャック・ハーベイ Meyer Shank Racing with SPM H 223.098
    17 3 エリオ・カストロネベス Team Penske C 222.913
    18 29 カルロス・ムニョス Andretti Autosport H 222.802
    19 7 ジェイ・ハワード Schmidt Peterson Motorsports H 222.705
    20 22 シモン・パジェノー Team Penske C 222.589
    21 15 グラハム・レイホール Rahal Letterman Lanigan Racing H 222.526
    22 32 カイル・カイザー Juncos Racing C 222.384
    23 26 ザック・ビーチ Andretti Autosport H 222.090
    24 66 JR.ヒルデブランド Dreyer & Rainbold Racing C 222.027
    25 88 ギャリー・チャペス Harding Racing C 221.961
    26 28 ライアン・ハンターレイ Andretti Autosport H 221.916
    27 6 ロバート・ウィッケンズ Schmidt Peterson Motorsports H 221.821
    28 4 マテウス・レイスト AJ Foyt Racing C 221.799
    29 25 ステファン・ウィルソン Andretti Autosport H 221.763
    30 19 ザカリー・クラマン・デ・メロ Dale Coyne Racing H 221.572
    31 59 マックス・チルトン Carlin C 221.441
    32 27 アレキサンダー・ロッシ Andretti Autosport H 221.374
    33 17 コナー・デイリー Dale Coyne Racing dba Thom Burns Racing H 219.707
  • 【インディ500】 佐藤琢磨、予選16番手 「一貫性を見い出せたと思う」

    【インディ500】 佐藤琢磨、予選16番手 「一貫性を見い出せたと思う」

    佐藤琢磨は、第102回インディ500の予選を16番手で終えた。3台が横に並ぶ決勝では6列目からのスタートとなる。

    前日の予選1日目は29番手と厳しい一日となった佐藤琢磨だったが、2日目にむけてクルマを改善。平均226.557mph(226.856mph – 226.637mph – 226.468mph – 226.268mph)をマーク。6列目16番グリッドからスタートすることが決定した。

    「僕たちはある程度の一貫性を見い出せたと思います」と佐藤琢磨はコメント。

    「トップスピードを上げることを目指し、それはまだ納得のいくレベルのものを獲得できていませんが、安定した走行を可能とするマシンにすることはできていました。チームのエンジニアたちは、本当にハードに働いています」

    「ドライバー3人は昨日苦しい戦いを強いられていましたが、今日、安定した走りをついに実現できたのはうれしいですね。今日、私たちが学び取ったものは本当に大きいと思います。大きな前進ができました」

    「予選は終了し、これからは決勝レースに集中した、今日までとはまったく異なる戦いが始まります。明日のプラクティスのあとには、金曜日のファイナルプラクティスまでの間にマシンに作業を行う時間もあります。レースではトラフィックの中で速く、安定感のあるマシンが強いです。暑さの中でのレースとなれば、タイヤの摩耗にも悩まされる戦いにもなるはずです。そうした戦いになったときに強いマシンを作る、そこが重要だと考えています」

    3台体制のレイホール・レターマン・ラニガン・レーシングは、佐藤琢磨は16番グリッド、オリオール・セルビアが26番グリッド、グラハム・レイホールは30番グリッドからのスタートとなる。

    「これから僕たちは完全に異なるシナリオでレースカーに集中していきます。月曜日からカーブデイまでにレースカーに取り組む時間はあります。トラフィックのなかでクルマは本当に強くなければなりませんし、一貫性も重要です」

    「暑いレースになれば、レースの最後は全員がタイヤのデグラデーションに苦労します。そこが僕たちが取り組むべきひとつだと思っています」

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