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  • ミック・ドゥーハンの息子、レッドブルのプログラムでF1を目指す

    ミック・ドゥーハンの息子、レッドブルのプログラムでF1を目指す

    1994年から1998年までロードレース世界選手権(WGP)500ccクラスで5年連続チャンピオンを獲得したミック・ドゥーハンの息子ジャック・ドゥーハンが、レッドブルのジュニアプログラムでF1への道を目指している。

    15歳のジャック・トゥーハンは、父親とは異なり四輪への道を選択。2016年にレッドブルのジュニアプログラムに加入し、今年は各国のF4に参戦し、ルーキータイトルを獲得した。

    ジャック・トゥーハンは、来年にでもF3にステップアップを果たしてキャリアを進めていきたいと語る。

    「シーズンは難しいスタートになったけど、ルーキークラスで勝つことができて本当に嬉しい。チームメイトのデニス(ハウガー)との戦いはタフだったけど、全体的に素晴らしい経験だった」とジャック・ドゥーハンは Speed Week に語った。

    「もう1年F4で過ごす可能性はあるけど、来年はF3に転向するかもしれない。それが今後数年間での目標だ」

    現状、レッドブルのジュニアプログラムはF1の資格のある若手ドライバーがおらず、有望株のダニエル・ティクトゥムはヨーロッパF3選手権のタイトル争いでミハエル・シューマッハの息子ミック・シューマッハに敗れている。

  • MotoGP | ホンダ 第15戦 タイGP 決勝レポート

    MotoGP | ホンダ 第15戦 タイGP 決勝レポート

    初開催となったMotoGP タイGPは、今季5度目のポールポジション(PP)を獲得したマルク・マルケス(Repsol Honda Team)が、アンドレア・ドヴィツィオーゾ(ドゥカティ)との最終ラップの攻防を制し、今季7勝目を達成。総合2位で今大会2位のドヴィツィオーゾとの差を77点とし、3年連続5度目のタイトル獲得に王手をかけた。

    PPから好スタートを切ったマルケスは、ホールショットを奪うと4周目までトップを快走。その後、5周目にバレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)、11周目にはドヴィツィオーゾが首位に立った。マルケスもドヴィツィオーゾに続き、ロッシをかわして2番手へ。その2人を追うロッシの3人がトップグループを形成した。

    わずかの差でカル・クラッチロー(LCR Honda CASTROL)、マーベリック・ビニャーレス(ヤマハ)、ヨハン・ザルコ(ヤマハ)、アレックス・リンス(スズキ)、そしてダニ・ペドロサ(Repsol Honda Team)が続き、トップグループは一時、8台まで膨れあがった。

    しかし、終盤はドヴィツィオーゾとマルケスの一騎打ちとなり、マルケスは何度も首位を奪うが、すかさずドヴィツィオーゾが抜き返すという大接戦。迎えた26周目、最終ラップで前に出たマルケスをドヴィツィオーゾが最終コーナーで逆転。しかし、クロスラインで立ち上がったマルケスが再逆転し、サーキットに集まった10万人の大観衆から大きな歓声と拍手が送られた。

    マルケスは、これまで最高峰クラスで4回のタイトルを獲得。そのうち2回は日本GPでタイトルを決めている。今年は、日本GPでの3度目のタイトル決定に期待が寄せられる。

    予選5番手からトップグループに加わり、前半4番手を走行したクラッチローは、終盤にかけてややペースを落とし7位。トップ集団に加わったペドロサは、16周目の5コーナーで転倒を喫し、リタイアに終わった。

    予選13番手からシングルフィニッシュが期待されたフランコ・モルビデリ(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)は、暑さの中でブレーキが思うように機能せず14位、チームメートのトーマス・ルティは20位。中上貴晶(LCR Honda IDEMITSU)は、序盤3周目の最終コーナーで転倒。再スタートを切って22位だった。

    マルク・マルケス(MotoGP 優勝)
    「今日はとてもうれしいです。このようなかたちでドビ(ドヴィツィオーゾ)を破ったのは初めてです。僕たちはほとんど同じペースだったので、僕の戦略はギャップを広げるためにアタックすることでした。そして最終ラップまでバトルすることを避けること。でもドビのペースはとてもよく、僕はフロントタイヤに苦戦していたので、それはできませんでした。その代りにタイヤをうまく使い、彼についていきました。正直、最終ラップへ入るときはあまり自信がありませんでした。なぜならこれまで彼との一対一のバトルで何度も負けていたからです。でも今回は役割が逆転しました。僕はドビのスタイルを使い、ドビはマルケススタイルでした。それがうまくいき最終コーナーで彼をオーバーテイクできました。すべてのライダーを平等に応援してくれるタイのすべてのファンの前でこのようなレースができて素晴らしい気分です。このスポーツがとても楽しく、レースウイークを通していい気分でした。彼らに本当に感謝しています。最初のマッチボールは日本になります。Hondaにとって唯一のホームグランプリなので最も重要なレースです。もちろん僕たちもベストを尽くしますが、もしそれが可能でなければ、目標はどこかでタイトル獲得を達成することです」

    カル・クラッチロー(MotoGP 7位)
    「今日は素晴らしいレースでした。数周ですが、トップグループで戦うことができていいショーになりました。残念ながら前のライダーたちのペースをキープすることはできませんでした。ベストを尽くしましたが、15周走ったところでリアタイヤがかなり消耗したのを感じました。フロントタイヤのグリップのよさがリアに影響し、うまくグリップをマネジメントすることができませんでした。チームは戦闘的なマシンを僕に準備するためにいい仕事をしてくれました。レースを完走することはチャンピオンシップにおいて重要なことです。しかし、今回は、今シーズンの中では最悪なフィニッシュの一つになりました。以前、トップと6秒差で表彰台に立ったことがあるのですが、今日はトップと6秒差で7位というリザルトだったからです。でも、今はこれからの3連戦が楽しみです。日本はHondaのホームレースです。ベストを尽くします。もてぎは僕と相性がいいと思います」

    フランコ・モルビデリ(MotoGP 14位)
    「とても難しいレースでした。最初からトップスピードに苦しみ、集団の中では思ったように深くブレーキができませんでした。ポイント圏内に戻るのも難しいレースでしたが、なんとか貴重な2ポイントを獲得しました」

    トーマス・ルティ(MotoGP 20位)
    「序盤に大きなミスをしてしまい、それで自分のレースが滅茶苦茶になってしまったのが残念です。1周目の3コーナーで危ない瞬間がありました。ブレーキングのコントロールできず、芝生に入ってしまい、最後尾になってしまいました。その後、中上の転倒を避けるために6秒落としてしまいました。こうして僕のレースは終わってしまい、あとはとにかく走り続け、マシンをもっと理解することにつとめました。このような暑いコンディションではいいトレーニングになりました」

    中上貴晶(MotoGP 22位)
    「スタートして3周目の最終コーナーで転んでしまいました。完全に自分のミスです。いつもより、ちょっと突っ込みすぎてしまい、ブレーキを握ったままマシンを倒し込んだときに、路面のバンプにのってフロントから転びました。今日はタイヤの選択に悩みましたが、ミシュランのエンジニアのアドバイスもあり、最終的に前後ハードをチョイスしました。フリー、予選でもハードはちょっとフィーリングがよくなかったのですが、タイヤライフを考えればハードしかありませんでした。日本GP前のレースとしては残念な結果に終わりましたが、気持ちを切り替えてもてぎに挑みたいです」

    ダニ・ペドロサ(MotoGP リタイア)
    「今日は、表彰台争いができるチャンスだったので、この結果はとても残念でした。一生懸命プッシュして、前に近付いているときにフロントから転倒してしまいました。バンプに当たり、セーブできませんでした。今日はスタートがレースに大きく影響しました。最初はクラッチに問題があり、そのすぐあとには、(ジャック)ミラーがインに入ってきて、2人ではらんでしまったからです。今日は、みんなハードリアを使わざるを得なかったので、最初の3周は、タイヤを温めるのに苦労しましたし、グリップがあまりありませんでした。速いリズムをつかむのに少し時間がかかりました。ポジティブなことは、そのあと力強いレースができて、トップグループに近付いたことです。いいチャンスがあったのですが、転倒で終わりました。次のレースではもっとうまくいくことを願っています」

  • MotoGP | ドゥカティ 第15戦 タイGP 決勝レポート

    MotoGP | ドゥカティ 第15戦 タイGP 決勝レポート

    2018 MotoGP 第15戦のタイGPが10月7日にブリラムのチャーン・インターナショナル・サーキットで開催された。決勝レースには100,000人以上の熱狂的なファンが詰めかけた(ウィークエンドでは延べ222,535人の観客を動員)。ドゥカティ・チームのアンドレア・ドヴィツィオーゾは、エキサイティングな走りで2位表彰台を獲得した。ウィナーのマルク・マルケス(ホンダ)とは最終ラップの最終コーナーまで激しバトルを繰り広げた。チェッカー時点のふたりの差は0.115秒にすぎなかった。

    チームメイトのホルヘ・ロレンソは、金曜日のフリー走行第2セッションでハイサイドにクラッシュ。右足首と左手首の負傷により今回のレースは欠場し、日本GPでの復帰を目指す。

    予選3番手のドヴィツィオーゾは、フロントローから力強いスタート。4周目まで3位を走行し、5周目にはバレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)とともにマルケスをオーバーテイクして2位にポジションを上げた。

    11周目にはロッシを攻略して首位に。その後は、マルケスと抜きつ抜かれつのバトルを演じながらも、最終ラップまでトップをキープ。しかし、ターン5でオーバーテイクを許したドヴィツィオーゾは、最終コーナーのブレーキングで勇気溢れる最後のアタックに賭けたものの、再び首位の座は奪えなかった。

    ドヴィツィオーゾにとっては、今季7度目、8月に開催されたチェコGPから数えると5戦連続の表彰台フィニッシュとなる。

    今回のリザルトにより、ドヴィツィオーゾはランキング3位のロッシとのポイント差を22ポイントに拡げることに成功した。

    第16戦の日本GPは、10月19日~21日にツインリンクもてぎで開催される。

    アンドレア・ドヴィツィオーゾ(Ducati MotoGPチーム #04) 2位
    「最終コーナーで優勝のチャンスを失ったが、今回の2位フィニッシュには大いに満足している。ほとんど首位を走っていたので、マルケスの走りを観察して、長所と短所を見極めることができなかった。ターン5では、マルケスがパスするのを阻止しようと試みた少しグリップを失った。それでもなんとかマシンをコントロールして、最終コーナーでは、ギリギリで仕掛けることができたものの、オーバーテイクできるほど接近していなかった。残念なのは確かだが、昨年はこのようなレイアウトのサーキットで優勝争いすることは考えられなかったので、同じ2位でもアラゴンより嬉しい。特にレース毎に進歩しているという手応えがあることに満足感を覚えている。エンジニアと一丸になって、いつも新しいアイデアを模索している。良い仕事ができているので、どのレースでも優勝争いに絡めている」

  • MotoGP | ヤマハ 第15戦 タイGP 決勝レポート

    MotoGP | ヤマハ 第15戦 タイGP 決勝レポート

    初開催のMotoGP タイGPを迎え、ブリラムのグリッドは緊張と興奮に包まれていた。Movistar Yamaha MotoGPのマーベリック・ビニャーレスとバレンティーノ・ロッシは26ラップのレースで終始トップグループでバトルし、ビニャーレスが3位表彰台、ロッシが4位を獲得した。

    ビニャーレスは4番グリッドからスタート後、大勢が競り合うなかで6番手へ後退。そこからすぐさま挽回を開始し、3ラップ目にヨハン・ザルコをパスして5番手、さらにトップグループを追ってペースを上げていった。

    トップ5がわずかに後続を引き離し、11ラップ目に前の3台が激しいバトルを展開する間にビニャーレスも一気に接近。しかしこれは同時に、後方グループからの追撃ももたらすこととなった。

    プレッシャーと戦いながら果敢に攻め続けるビニャーレス。トップ3が再びアドバンテージを広げようというところで素早くC・クラッチロー(ホンダ)をパスし、ロッシの後方4番手へ。残り6ラップでロッシをパスして3番手に上がり、さらにトップ2を追って行った。最後の3ラップはバトルが激しさを増し、ビニャーレスはA・ドビツィオーゾ(ドゥカティ)、M・マルケス(ホンダ)の背後にぴったりとついていた。しかし最終的にはわずかに届かず、トップから0.270秒差、2位から0.155秒差で3位を獲得した。

    一方のロッシは2番グリッドからポジションを維持して第1コーナーへ。序盤からアタックを開始してマルケスにプレッシャーをかけ、とくに第4セクションでは激しく攻め立てた。マルケスも懸命にロッシの追撃を振り払おうとするが成功せず、ついには5ラップ目、ここまでハイペースをキープし続けたロッシがトップに浮上した。

    11ラップ目、ドビツィオーゾとマルケスに抜かれて3番手に後退。残り7ラップではビニャーレスが追いつき、その1ラップ後には先行されたが、その後もテールにぴったりとついて逆転を狙う。ところが最終ラップの最終コーナーで離されてチャンスを逸し、トップから1.564秒差の4番手でチェッカーを受けた。

    この結果、シリーズポイントではロッシがトップに99ポイント差、2位に22ポイント差のランキング3位。ビニャーレスはランキング4位に浮上し、26ポイント差でロッシを追う。ヤマハはコンストラクターズ・ランキングでトップから88ポイント差の3位。Movistar Yamaha MotoGPはトップに40ポイント差、2位に6ポイント差でチーム・ランキング3位につけている。

    Monster Yamaha Tech3のヨハン・ザルコは初開催となったタイGPで5位獲得と健闘した。グリッド3列目から絶好のスタートで飛び出してトップグループに加わったあと、一時順位を落としたが、最終ラップで5位を奪い返してトップ・サテライトを獲得した。

    チームメイトのハフィス・シャーリンも同様に大活躍を見せた。18番グリッドからスタートして徐々にペースをつかむと、前を行くライダーたちを次々にパス。そしてゴールラインまで好調を維持してルーキー勢トップの12位でチェッカーを受け、貴重な4ポイントも手中にした。

    次回、第16戦は10月19日~21日、ツインリンクもてぎで開催される。

    Movistar Yamaha MotoGP
    マーベリック・ビニャーレス (3位)
    「思っていたより、決勝ではいい走りができました。序盤でクラッチローとバトルし、バレンティーノとも少し競り合い、その後も好調に走れました。このところ苦しい状況が続いていたので、今回はトップにここまで接近し、表彰台を獲得できたことに満足しています。今週末の私たちの仕事がよい方向へ進んだ結果なので本当にうれしく感じていますし、暑く、滑りやすい難しいコンディションのなかで、このようないい戦いができたことを評価したいと思います。マシンについては、ブレーキングでフロントを信頼できたことがよかったと思うので、次回以降もこれを維持できるよう努力を続けます。日本でもまた同じことができれば、確かに問題を克服できたことになるでしょう。安定性、精確性、集中力が大切です」

    バレンティーノ・ロッシ (4位)
    「私たちはこのウイークのなかで大幅に進化することができました。残念ながら表彰台には届きませんでしたが、それでも少なくとも、前の数戦よりは格段にいいレースができたと思います。すべてのセッションで常に上位をキープし、フロントローからスタートし、ハイレベルなバトルを展開することができました。大きな成果を得ることができたと思いますが、実際にはそれではまだ足りませんでした。ライバルたちのほうがもうちょっと速かったわけですから、今回のことはコースが私たちを後押ししてくれたせいなのか、あるいは本当に私たちが成長した結果なのかを、しっかり考えておく必要があるでしょう」

    マッシモ・メレガリ (チーム・ディレクター)
    「ビニャーレス選手とロッシ選手がそろってトップグループで戦う姿にワクワクしていました。2月のテストでも、またこのところの数戦でもかなり苦戦を強いられてきただけに、今回このような好成績を獲得できたことをとてもうれしく思います。チーム一丸となってよい仕事をし、困難を克服してきたのです。結果的にビニャーレス選手が3位、ロッシ選手が4位となったわけですが、ふたりそろって表彰台に上っていたとしたら、もっとよかったのですけれど…。いずれにしても、よい方向へと踏み出すことができたので、自信を持って次からの3連戦に臨めるでしょう。その1回目が日本GPで、ヤマハのホームレースとして非常に重要な一戦です。今回の勢いを維持できるようベストを尽くします」

    Monster Yamaha Tech3
    ヨハン・ザルコ (5位)
    「このコースが大好きです。2月のテストのときはとても好調だったものの、このレースウイーク中はなかなかペースが上がらず苦労しましたが、決勝は自分が思っていたほど調子は悪くありませんでした。そしてレースを楽しみ、上位についていくことができました。でも加速ではどうしてもライバルたちにかなわなかったので、ブレーキングで抜こうとしましたが、ビニャーレスとのバトル中にミスをしてポジションダウン。それでもペースよく追い上げることができ、激しくプッシュしてクラッチローをパス。次にペドロサが転倒するなど少しずつ順位を取り戻していったのです。このように非常に厳しい戦いでしたし、私にとってはともても難しいレースだったのですが、彼らにとっても同様なのだと思います。そして最後にリンスに追いついてバトルになったときには、打ち勝つ自信があったけれども、同時に決してミスをしないよう集中しました。最終的には彼が第9コーナーでわずかにはらみ、そこでインに入って5位に上がりました。ウイナーとの差もそれほど離れていないし、サテライト勢トップを獲得できたので、とても満足しています」

    ハフィス・シャーリン (12位)
    「またポイント圏内に戻ってくることができてとてもハッピーです。ウイーク初日のフリープラクティス第1セッションから昨日の予選まで、常に18番手でした。だから自分自身に少しがっかりしていたのです。でも決してあきらめたりせずにチームとともにハードワークを続けるなかで、彼らも僕を信じてくれました。僕にとってはチームからの信頼が、とても重要なことなのです。決勝序盤でマシンがオーバーヒートし、オイルの温度が上昇して十分なパワーが出なくなってしまいました。この状況を受け止めて対処方法を考えた結果、私はスリップストリームを使わないことを決めました。マシンが熱くなり過ぎていたからです。初めに中上をパス。次にモルビデリにも届くと思ったので追いかけてパスし、そのあともリズムをキープして走り切ることができました。次回以降もまた、モルビデリとのポイント差を縮めていくためにベストを尽くします。今回は2ポイント近づくことができましたが、あと5戦残っているので、毎回、彼の前でゴールできるようがんばります。マシンがよく走ってくれて、正しいタイヤチョイスができて、すべてがよい方向へ進み始めています。今は心からハッピーです」

    エルベ・ポンシャラル (チーム・マネジャー)
    「何というすばらしいレースでしょう! Monster Yamaha Tech3については、どこまで期待してよいかわからない状態でした。コンディション、路面温度の高さ、タイヤチョイスなど多くの不安要素が、おそらく誰にもあったと思います。ザルコ選手は勇敢にもフロントにミディアムを履くことを決断し、最終的にはこれが報われました。ラップタイムは最後まで落ちることはありませんでした。絶好のスタートから上位グループについていきましたが、不運にも第1コーナーでビニャーレス選手と接触してトップグループから離されてしまいました。ここからはゆっくりと、ペドロサ選手、リンス選手とともに少しずつ挽回していきました。そのあとペドロサ選手が転倒してクラッチロー選手がスローダウン。最後はラストラップでリンス選手をパスできるかどうかというところでしたが、ザルコ選手はそれを成し遂げたのです。5位は本当に見事な成績です。上位との差もわずかですし、ヤマハが3位、4位、5位を獲得して私たちはファクトリーライダーのすぐ後ろ。このようなことはもう長い間、経験していません。ザルコ選手、クラッチロー選手、ペトルッチ選手によるベストサテライトの戦いも激しさを増しています。このところ非常に厳しい状況が続いていただけに、今回の好成績を非常にうれしく感じています。このようなことがライダーをポジティブにしてくれるのです。だからザルコ選手は、ポジティブな気持ちで次の日本GPまでの時間を過ごすことができるでしょう。一方、シャーリン選手はスタートで出遅れてしまいましたが、見事なリカバリーを見せてくれました。そのラップタイムの速さには驚かされました。タイヤはトップライダーと同様のハード/ハードで、それをしっかりと使いこなしていました。そして多くのライバルをパスしていったのですが、イアンノーネ選手にだけはわずかに届きませんでした。今日のレースは、シーズンのなかでも最高のものだったと思います。ミサノとアラゴンでは苦戦し、私たちも希望を失いかけましたが、彼自身が不安を取り除いてくれたのです。彼は常に多くのことを学び、体調もしっかり管理しています。マシンにまったく問題がない状態だったとしたら、イアンノーネ選手の前に出ることも可能だったかもしれません。最後に、ふたりのライダーとMonster Yamaha Tech3のクルーを祝福します。1週間のブレイクのあと日本へ向かいますが、幸せな気持ちのまま荷造りを楽しみ、次もまたエキサイティングなウイークを過ごしたいと思います」

  • MotoGP | スズキ 第15戦 タイGP 決勝レポート

    MotoGP | スズキ 第15戦 タイGP 決勝レポート

    初開催となったブリラム、チャン・インターナショナルサーキットで行われたMotoGP タイGP決勝は、激しい気温の上昇により、ライダーは暑さとの戦いを強いられ、またタイヤ選択が大きな鍵を握ることとなった。

    10万人を超える熱狂的ファンに見守られる中、午後2時に決勝がスタート。26周の熱く、厳しいレースが幕を開けた。

    2列目グリッドからスタートしたアンドレア・イアンノーネは、一斉に1コーナーに飛び込もうとする集団の中で行き場を失ってコースアウトし、後方4列目からスタートしたチームメイトのアレックス・リンスの前に入って、チームスズキエクスターライダーは9番手、10番手に。

    イアンノーネは必死でトップグループについていこうと粘るも、タイヤが消耗するに従いペースを維持できず、セカンドグループでバトルを続け、11番手でゴール。リンスは徐々に前をオーバーテイクしながら、レース中盤にトップグループに追いつき、グループの最後尾を走行。虎視眈々とポジションアップを狙い、残り10 周で5番手に。しかし、最終ラップにオーバーテイクを許し、6位でレースを終えた。

    アレックス・リンス (6位)
    「後方からのスタートだったから、とにかくトップからのギャップが広がらないように、最初から全開でプッシュしたんだ。でも前のライダー達と激しくバトルしたせいで、タイムもロスしちゃったし、タイヤも消耗しちゃったね。結果トップグループには追いつくことができなかったけど、後ろも離れていたので、少なくても5位か6位ではフィニッシュできると分かり、落ち着いて走ったよ。最後にひとつポジションを落としてしまったことは残念だったけど、今日のコンディションではこの結果はそんなに悪くないと思うんだ。ここ数レースは比較的順調に行っているし、次戦は僕にとってもチームにとってもとても大切な日本GPだから、この良い流れで、ぜひとも良いウィークにしたいね。」

    アンドレア・イアンノーネ (11位)
    「今日は本当にスタートが悪くて、最初の数周でかなりポジションダウンしちゃったんだ。週末良いペースで走れていただけに本当に残念だけど、とにかくスタートの失敗で全てを台無しにしてしまったよ。なんとか最後までセカンドグループに留まることはできたけど、ブレーキングでオーバーテイクするのは不可能だった。次の日本GPに行くのを心から楽しみにしているよ。どんなレース展開になるかは全く想像もつかないけど、少なくとも僕らのマシンとは相性の良いサーキットだし、僕らも今かなり良い状態だと思うから、きっと良いパフォーマンスを見せることができると思うよ。」

    河内 健 (テクニカルマネージャー)
    「前戦のアラゴンのレースが非常に良い結果だっただけに、今日のレースは残念な結果に終わったと言わざるを得ません。アレックスは最後までトップの見える位置でレースができたので、その点ではポジティブだったのですが、スタートポジションが悪かったこと、そしてレース序盤で良いポジションにいれなかったことが、この接戦ではハンデとなってしまったと思います。あとは最後にポジションをひとつ落としてしまったことも残念でした。アンドレアはこの週末ずっと良いペースだったのですが、スタートを失敗して序盤にポジションを下げてしまったので、そこからリカバリーするのが難しかったようです。全体には厳しいレースでしたが、次は私達スズキのホームレースとなる日本GPもてぎなので、今日の結果をしっかり反省し、また表彰台争いに戻れるよう全力を尽くしたいと思います。」

    ダビデ・ブリビオ (チームマネージャー)
    「予想通りかなり厳しいレースになりましたが、アレックスはうまくレースをマネージメントしたと思います。しかし後方のグリッドからスタートしたために、序盤に他のライダー達よりプッシュしなくてはならず、そのためにタイヤを消耗させてしまいました。しかしそれでも彼は積極的にオーバーテイクし、トップ6でゴールすることができたので、予選ポジションを考えれば上出来だったと言えるでしょう。アンドレアはスタートを失敗してしまったせいで、それを取り戻そうと、序盤にタイヤに負担を掛けすぎてしまいました。トップグループから大きく離されることはなかったものの、追いつくことは不可能で、11位という悔しい結果となってしまいました。今日のレースは難しいレースになることを覚悟していたので、この結果を踏まえつつ、気持ちを切り替えて次戦の日本GPに挑みたいと思います。」

  • MotoGP 第15戦 タイGP 結果 | マルク・マルケスがポール・トゥ・ウィン

    MotoGP 第15戦 タイGP 結果 | マルク・マルケスがポール・トゥ・ウィン

    MotoGP 第15戦 タイGPの決勝レースが10月7日(日)にチャーン・インターナショナル・サーキットで行われ、マルク・マルケスが今季7勝目を挙げた。

    気温32度、路面温度49度のドライコンディションの中、ポールポジションからスタートしたポイントリーダーのマルク・マルケスはゴールラインまで繰り広げられた優勝に競り勝ち、2戦連続7勝目。今季3度目のポール・トゥ・フィニッシュ、最高峰クラスで42勝目、キャリア通算68勝目を挙げた。

    2位には0.115秒差で、アンドレア・ドヴィツィオーゾが入り今季7度目の表彰台を獲得。3位にはマーベリック・ビニャーレス(モビスター・ヤマハ)が入り、第9戦ドイツGP以来今季4度目の表彰台を獲得した。

    以下、バレンティーノ・ロッシ、ヨハン・ザルコ、アレックス・リンス、カル・クラッチロー、アルバロ・バウティスタ、ダニロ・ペトルッチ、ジャック・ミラーがトップ10入り。

    14番グリッドの中上貴晶(LCR・ホンダ)は、3ラップ目に今季12度目の転倒を喫したが、レースに復帰して2周遅れで完走した。

    残り4戦100ポイントのタイトル争いとなったチャンピオンシップは、総合1位マルク・マルケスと総合2位アンドレア・ドヴィツィオーゾのギャップが72ポイント差から77ポイント差に拡大。

    次戦日本GPは、ツインリンクもてぎで19日に初日、21日に決勝レースが行われる。

    2018年 MotoGP 第15戦 タイGP 決勝 結果

    順位 No. Rider Team
    1 93 マルク・マルケス レプソル・ホンダ・チーム
    2 4 アンドレア・ドヴィツィオーゾ ドゥカティ・チーム
    3 25 マーベリック・ビニャーレス モビスター・ヤマハ MotoGP
    4 46 バレンティーノ・ロッシ モビスター・ヤマハ MotoGP
    5 5 ヨハン・ザルコ モンスター・ヤマハ・テック3
    6 42 アレックス・リンス チーム・スズキ・エクスター
    7 35 カル・クラッチロー LCR・ホンダ・カストロール
    8 19 アルバロ・バウティスタ アンヘル・ニエト・チーム
    9 9 ダニロ・ペトルッチ アルマ・プラマック・レーシング
    10 43 ジャック・ミラー アルマ・プラマック・レーシング
    11 29 アンドレア・イアンノーネ チーム・スズキ・エクスター
    12 55 ハフィス・シャーリン モンスター・ヤマハ・テック3
    13 41 アレイシ・エスパルガロ アプリリア・レーシング・チーム・グレシーニ
    14 21 フランコ・モルビデリ エストレージャ・ガルシア・0,0・マーク・VDS
    15 38 ブラッドリー・スミス レッドブル・KTM・ファクトリー・レーシング
    16 45 スコット・レディング アプリリア・レーシング・チーム・グレシーニ
    17 17 カレル・アブラハム アンヘル・ニエト・チーム
    18 10 ザビエル・シメオン レアーレ・アビンティア・レーシング
    19 81 ジョルディ・トーレス レアーレ・アビンティア・レーシング
    20 12 トーマス・ルティ エストレージャ・ガルシア・0,0・マーク・VDS
    21 44 ポル・エスパルガロ レッドブル・KTM・ファクトリー・レーシング
    22 30 中上貴晶 LCR・ホンダ・イデミツ
      26 ダニ・ペドロサ レプソル・ホンダ・チーム
  • MotoGP 第15戦 タイGP 予選 | マルク・マルケスがポールポジション

    MotoGP 第15戦 タイGP 予選 | マルク・マルケスがポールポジション

    MotoGP 第15戦 タイGPの公式予選が10月6日(土)にチャーン・インターナショナル・サーキットで行われ、マルク・マルケス(レプソル・ホンダ)がポールポジションを獲得した。

    気温31度、路面温度50度のドライコンディションの中、マルク・マルケスは1分30秒863をマーク。20113年から始まった予選方式で初めて公式予選1を突破したライダーがポールポジションを獲得した。

    2番手には0.011秒差でバレンティーノ・ロッシ(モビスター・ヤマハ)が入り、第10戦チェコGP以来、今季4度目の1列目に進出。3番手には0.139秒差でアンドレア・ドビツィオーゾ(ドゥカティ)が入り、2戦連続5度目の1列目を確保した。

    以下、マーベリック・ビニャーレス、カル・クラッチロー、アンドレア・イアンノーネ、ダニ・ペドロサ、ヨハン・ザルコ、ダニロ・ペトルッチ、ジャック・ミラーがトップ10入り。

    中上貴晶(LCR・ホンダ)は、公式予選1で4番手。明日の決勝レースを5列目14番グリッドから迎える。

    2018年 MotoGP 第15戦 タイGP 予選 結果

    順位 No. Rider Team Time
    1 93 マルク・マルケス レプソル・ホンダ・チーム 1分30秒088
    2 46 バレンティーノ・ロッシ モビスター・ヤマハ MotoGP 1分30秒099
    3 4 アンドレア・ドヴィツィオーゾ ドゥカティ・チーム 1分30秒227
    4 25 マーベリック・ビニャーレス モビスター・ヤマハ MotoGP 1分30秒328
    5 35 カル・クラッチロー LCR・ホンダ・カストロール 1分30秒356
    6 29 アンドレア・イアンノーネ チーム・スズキ・エクスター 1分30秒419
    7 26 ダニ・ペドロサ レプソル・ホンダ・チーム 1分30秒458
    8 5 ヨハン・ザルコ モンスター・ヤマハ・テック3 1分30秒471
    9 9 ダニロ・ペトルッチ アルマ・プラマック・レーシング 1分30秒599
    10 43 ジャック・ミラー アルマ・プラマック・レーシング 1分30秒660
    11 42 アレックス・リンス チーム・スズキ・エクスター 1分30秒738
    12 19 アルバロ・バウティスタ アンヘル・ニエト・チーム 1分30秒976
    13 21 フランコ・モルビデリ エストレージャ・ガルシア・0,0・マーク・VDS 1分30秒923
    14 30 中上貴晶 LCR・ホンダ・イデミツ 1分30秒995
    15 38 ブラッドリー・スミス レッドブル・KTM・ファクトリー・レーシング 1分31秒207
    16 41 アレイシ・エスパルガロ アプリリア・レーシング・チーム・グレシーニ 1分31秒243
    17 17 カレル・アブラハム アンヘル・ニエト・チーム 1分31秒374
    18 55 ハフィス・シャーリン モンスター・ヤマハ・テック3 1分31秒389
    19 44 ポル・エスパルガロ レッドブル・KTM・ファクトリー・レーシング 1分31秒399
    20 10 ザビエル・シメオン レアーレ・アビンティア・レーシング 1分31秒686
    21 81 ジョルディ・トーレス レアーレ・アビンティア・レーシング 1分31秒819
    22 12 トーマス・ルティ エストレージャ・ガルシア・0,0・マーク・VDS 1分31秒830
    23 45 スコット・レディング アプリリア・レーシング・チーム・グレシーニ 1分31秒835
  • MotoGP | ホルヘ・ロレンソが転倒による負傷でタイGPを欠場

    MotoGP | ホルヘ・ロレンソが転倒による負傷でタイGPを欠場

    ドゥカティ・チームは10月6日(土)、MotoGP 第15戦 タイGPのフリー走行2回目で転倒を喫して、左手首と右足首を負傷したホルヘ・ロレンソが決勝レースを含む2日目以降のセッションを欠場することを発表した。

    ホルヘ・ロレンソはチームのホスピタリティでメディアデブリーフィングを行い、ブリーラム市内の病院で受けた精密検査の結果、左手首の橈骨(とうこつ)にひびが入っていることを明かし、リスクを回避することを説明した。

    ホルヘ・ロレンソは、2週間後にツインリンクもてぎで開催される第16戦日本GPでの復帰に向けて治療とリハビリに専念する。

  • MotoGP | ホンダ 第15戦 タイGP 初日レポート

    MotoGP | ホンダ 第15戦 タイGP 初日レポート

    初開催となったMotoGP タイGPのフリー走行は、終日、青空が広がり、最高気温30℃、路面温度が54度を記録する、熱帯地方特有の厳しいコンディションの中で行われた。タイGPが開催されるチャーン・インターナショナル・サーキットは、2月に3日間の公式テストが行われており、各チームともに2月のデータを基に走行を開始、厳しい条件の中で、トップから1秒差に17台という大接戦となった。

    その中でカル・クラッチロー(LCR Honda CASTROL)が、2台のRC213Vをフルに活用、異なるセットアップに取り組みながら、3番手と上々のスタートを切った。2月の公式テストのベストタイムにはとどかなかったが、フィーリングはよく、セットアップも順調に進み、土曜日の予選、そして日曜日の決勝に向けて手応えをアピールした。

    2月のテストで1分30秒台で連続ラップを刻んでいるマルク・マルケス(Repsol Honda Team)が、順調にセットアップを進めた。FP1、FP2の総合タイムでは4番手だったが、今大会も1セッション1セットのタイヤで連続走行を行い、ベストタイムは4番手だが、内容では今大会もポールポジションを狙えるものだった。今大会の結果では、タイトルに王手がかかるマルケス。「コース上では走ることに集中する」とコメントしている通り、着実にセットアップを進めた。

    2月の公式テストでトップタイムをマークしているダニ・ペドロサ(Repsol Honda Team)は8番手。FP1、FP2とタイヤテストに集中し、着実に前進した。前戦アラゴンGPでは、表彰台争いに加わり5位でフィニッシュ。今季初の表彰台獲得の期待が膨らむ。

    後半に入って調子を上げているフランコ・モルビデリ(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)が12番手。ウインターテストのときに比べ、確実に成長していることを感じ取る一日になり、今季3回目のQ2進出に闘志を燃やす。

    ウインターテストで10番手につけた中上貴晶(LCR Honda IDEMITSU)が、FP1で8番手、FP2で13番手へとポジションを落としたが、大接戦の中で順調にセットアップを進めた。2月のテストとは、コンディションが違うためにタイヤテストに集中、土曜日は2戦連続4回目のQ2進出に挑む。

    14戦を終えてノーポイントのトーマス・ルティ(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)は22番手。今大会もポイント獲得を目標に全力で挑む。

    カル・クラッチロー(MotoGP 3番手)
    カル・クラッチロー 「2月にここでテストを行ったときよりも路面コンディションが悪いように感じました。しばらく使われていなかったせいかもしれません。それ以外では、フィーリングもよく、マシンもうまく機能しました。今日は2つのセッティングを試しました。一つはいつものマシンで、もう一つはテストを行ったときのマシンです。いつものマシンの方が感触がよかったように感じます。明日も引き続き一生懸命がんばらなければなりません。残念ながら僕たちのタイムはトップ10に残るためには十分ではないので、明日の午前中のFP3で、またがんばらなければなりません。しかし、全体的にマシンはフィーリングはよく、チームはいい仕事をしています。ホルヘが転倒するというアクシデントがありましたが、無事であることを願っています。大きな転倒でした。決して見たいと思うようなものではありません。とにかく、自分の仕事に集中しなければなりません。そして、できる限りベストな仕事をして、トップ5でフィニッシュできるようにがんばります」

    マルク・マルケス(MotoGP 4番手)
    「今日はマシンのフィーリングがよかったです。暑い一日でしたが、耐えられない暑さではありませんでした。今大会もこれまでと同じように取り組み、タイヤやマシン、電気系のセットアップ、そして路面コンディションを理解するために周回しました。もちろんプッシュしましたが、セットアップのプランを頭においてのプッシュでした。午前中は少し滑りやすい路面でしたが、一日を通してよくなっていきました。ラップタイムはテストの時より遅いですが、これはテストの時と違うリアタイヤを使っているためだと思います。そのため基本的にセットアップをそれに合わせる必要があります。とにかく、ここまでいい仕事をしています。レースペースは快適です。明日は自分のポジションがもっとクリアになると思います」

    ダニ・ペドロサ(MotoGP 8番手)
    「今日はタイヤや路面コンディションを理解するために一生懸命取り組みました。路面コンディションは、FP1よりFP2と徐々によくなりました。グリップとトラクション、そして耐久性のベストな妥協点を見つけることが重要になってくるので、ミシュランが持ってきたいくつかのタイヤのスペックを試しました。明日も引き続きこれに取り組まなければなりませんが、今のところいい仕事ができていると思います。徐々に感触はよくなっています。引き続き前進していかなければなりません」

    フランコ・モルビデリ(MotoGP 12番手)
    「ここではタイヤのチョイスが4つあり、レースへ向けて正しい選択をすることが重要になってくるので、タイヤのパフォーマンスをチェックすることにかなり時間を費やしました。また、プレシーズンのときに比べていろいろ改善させることができたので、全体的にいい日でした。テストで走った経験があるので、より自由に走ることができました」

    中上貴晶(MotoGP 13番手)
    「FP1が8番手だったので、13番手までポジションを落としたのは残念でした。しかし、タイムがすごく接近しているので、ミスをせず、明日のFP3ではしっかりまとめてQ2に進出したいです。今日はトップ10までが0.3秒差。トップから1秒差に16台という接戦。ワンミスが決定的にタイムに影響するので、しっかりチャンスをいかしたいです。今日の課題は3コーナー。ライン取りが難しく、ここでちょっとタイムをロスしています。ウインターテストより、全体的にタイムが遅いので、明日はまだまだ上がることが予想されます。しっかりデータをチェックして明日に備えたいです」

    トーマス・ルティ(MotoGP 22番手)
    「FP2でタイムを更新したのはよかったのですが、同じポジションだったことに少しフラストレーションがたまりました。午後はマシンの感触がかなりよくなりました。明日の予選でまた前進できるように引き続きがんばります。今日はかなり走り込みましたが、もっと速くなる必要があります。FP2は本当に暑くて、こういうコンディションになったら、ライダーにとってもタイヤにとっても厳しいレースになると思います」

  • MotoGP 第15戦 タイGP | アンドレア・ドヴィツィオーゾが初日総合1番手

    MotoGP 第15戦 タイGP | アンドレア・ドヴィツィオーゾが初日総合1番手

    MotoGP 第15戦タイGPのフリー走行が10月5日(金)にチャーン・インターナショナル・サーキットで行われ、アンドレア・ドヴィツィオーゾ(ドゥカティ)がトップタイムをマークした。

    気温30度、路面温度54度のドライコンディションの中、アンドレア・ドヴィツィオーゾは1分31秒090を記録して、今季19度目のトップタイムをマーク。第13戦サンマリノ&リビエラ・ディ・リミニGP以来今季6度目の初日総合1番手に進出した。

    2番手には0.031秒差でマーベリック・ビニャーレス(モビスター・ヤマハ)。3番手には、0.074秒差でカル・クラッチロー(LCR・ホンダ)が入った。

    マルク・マルケス(レプソル・ホンダ)は、上位陣で唯一タイヤを履き替えずに0.098秒差の4番手。以下、ダニロ・ペトルッチ、アンドレア・イアンノーネ、アルバロ・バウティスタ、ダニ・ペドロサ、バレンティーノ・ロッシ、ヨハン・ザルコがトップ10入り。

    フリー走行1で8番手だった中上貴晶は、0.624秒差の13番手。フリー走行1で17番手のホルヘ・ロレンソは、3コーナーで今季6度目の転倒を喫して、0.937秒差の16番手だった。

    2018年 MotoGP 第15戦 タイGP フリー走行2回目 結果

    順位 No. Rider Team Time
    1 4 アンドレア・ドヴィツィオーゾ ドゥカティ・チーム 1分31秒090
    2 25 マーベリック・ビニャーレス モビスター・ヤマハ MotoGP 1分31秒121
    3 35 カル・クラッチロー LCR・ホンダ・カストロール 1分31秒164
    4 93 マルク・マルケス レプソル・ホンダ・チーム 1分31秒188
    5 9 ダニロ・ペトルッチ アルマ・プラマック・レーシング 1分31秒238
    6 29 アンドレア・イアンノーネ チーム・スズキ・エクスター 1分31秒256
    7 19 アルバロ・バウティスタ アンヘル・ニエト・チーム 1分31秒378
    8 26 ダニ・ペドロサ レプソル・ホンダ・チーム 1分31秒385
    9 46 バレンティーノ・ロッシ モビスター・ヤマハ MotoGP 1分31秒398
    10 5 ヨハン・ザルコ モンスター・ヤマハ・テック3 1分31秒421
    11 43 ジャック・ミラー アルマ・プラマック・レーシング 1分31秒486
    12 21 フランコ・モルビデリ エストレージャ・ガルシア・0,0・マーク・VDS 1分31秒647
    13 30 中上貴晶 LCR・ホンダ・イデミツ 1分31秒714
    14 38 ブラッドリー・スミス レッドブル・KTM・ファクトリー・レーシング 1分31秒841
    15 42 アレックス・リンス チーム・スズキ・エクスター 1分31秒929
    16 99 ホルヘ・ロレンソ ドゥカティ・チーム 1分32秒027
    17 41 アレイシ・エスパルガロ アプリリア・レーシング・チーム・グレシーニ 1分32秒067
    18 55 ハフィス・シャーリン モンスター・ヤマハ・テック3 1分32秒177
    19 17 カレル・アブラハム アンヘル・ニエト・チーム 1分32秒403
    20 44 ポル・エスパルガロ レッドブル・KTM・ファクトリー・レーシング 1分32秒475
    21 45 スコット・レディング アプリリア・レーシング・チーム・グレシーニ 1分32秒650
    22 12 トーマス・ルティ エストレージャ・ガルシア・0,0・マーク・VDS 1分32秒661
    23 10 ザビエル・シメオン レアーレ・アビンティア・レーシング 1分32秒989
    24 81 ジョルディ・トーレス レアーレ・アビンティア・レーシング 1分33秒503