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  • MotoGP | 第2戦 アルゼンチンGP:A.ドヴィツィオーゾが初日首位

    MotoGP | 第2戦 アルゼンチンGP:A.ドヴィツィオーゾが初日首位

    MotoGP 第2戦アルゼンチンGPのフリー走行が3月29日(金)にアウトドロモ・テルマス・デ・リオ・オンドで行われ、アンドレア・ドヴィツィオーゾ(ドゥカティ)が今季初のトップタイムをマークした。

    気温25度、路面温度32度のドライコンディションの中、アンドレア・ドヴィツィーゾは1分39秒181をマーク。昨年10月の第15戦日本GP以来となる初日総合1番手に進出した。

    2番手には0.009秒差でジャック・ミラー(プラマック)、3番手には0.164秒差でマーベリック・ビニャーレス(ヤマハSRT)、カル・クラッチロー(LCR・ホンダ)とファビオ・クアルタラロ(ヤマハ)がトップ5入り。

    バレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)は0.260秒差の6番手、アレックス・リンス(スズキ)が7番手。以下、マルク・マルケス(ホンダ)、フランコ・モルビデリ(アマハSRT)が続いた。

    中上貴晶(LCR・ホンダ)は0.448秒差の10番手。アンドレア・イアンノーネ(アルリリア)が11番手、ホルヘ・ロレンソ(ホンダ)は0.978秒差の21番手だった。

    2019年 MotoGP 第2戦 カタールGP フリー走行2回目

    Pos. No. Rider Team Time
    1 4 アンドレア・ドヴィツィオーゾ ミッション・ウィナウ・ドゥカティ 1分39秒181
    2 43 ジャック・ミラー アルマ・プラマック・レーシング 1分39秒190
    3 12 マーベリック・ビニャーレス モンスターエナジー・ヤマハMotoGP 1分39秒345
    4 35 カル・クラッチロー LCRホンダ・カストロール 1分39秒346
    5 20 ファビオ・クアルタラロ ペトロナス・ヤマハSRT 1分39秒357
    6 46 バレンティーノ・.ロッシ モンスターエナジー・ヤマハMotoGP 1分39秒441
    7 42 アレックス・リンス チーム・スズキ・エクスター 1分39秒451
    8 93 マルク・マルケス レプソル・ホンダ・チーム 1分39秒497
    9 21 フランコ・モルビデリ ペトロナス・ヤマハSRT 1分39秒503
    10 30 中上貴晶 LCRホンダ・イデミツ 1分39秒629
    11 29 アンドレア・イアンノーネ アプリリア・レーシング・チーム・グレシーニ 1分39秒654
    12 41 アレイシ・エスパルガロ アプリリア・レーシング・チーム・グレシーニ 1分39秒697
    13 9 ダニロ・ペトルッチ ミッション・ウィナウ・ドゥカティ 1分39秒740
    14 63 フランセスコ・バグナイア アルマ・プラマック・レーシング 1分39秒799
    15 36 ジョアン・ミル チーム・スズキ・エクスター 1分39秒946
    16 44 ポル・エスパルガロ レッドブルKTMファクトリー・レーシング 1分39秒951
    17 5 ヨハン・ザルコ レッドブルKTMファクトリー・レーシング 1分39秒956
    18 17 カレル・アブラハム レアーレ・アビンティア・レーシング 1分39秒995
    19 88 ミゲール・オリベイラ レッドブルKTMテック3 1分40秒006
    20 53 ティト・ラバット レアーレ・アビンティア・レーシング 1分40秒110
    21 99 ホルヘ・ロレンソ レプソル・ホンダ・チーム 1分40秒159
    22 55 ハフィス・シャーリン レッドブルKTMテック3 1分40秒752
  • MotoGP | ホンダ:第2戦 アルゼンチンGP プレビュー

    MotoGP | ホンダ:第2戦 アルゼンチンGP プレビュー

    2019年のMotoGP 第2戦 アルゼンチンGPが、3月29日(金)~31日(日)までの3日間、アルゼンチンの首都ブエノスアイレスの北東約1,200kmに位置するアウトドローモ・テルマス・デ・リオ・オンドで行われる。当地での開催は今年で6回目となる。

    テルマス・デ・リオ・オンドは、サンティアゴ・デル・エステロ州の州都サンティアゴ・デル・エステロから約65kmに位置し、温泉が出ることから、アルゼンチン国内ではスパリゾート地として知られている。また、このサーキットからはアンデス山脈の雄大な景色を望むことができる。

    アウトドローモ・テルマス・デ・リオ・オンドが完成したのは2008年。その後、13年に大幅な改修が行われ、同年8月には初の世界選手権となる世界ツーリングカー選手権(WTCC、現WTCR)が開催された。そして、翌年の14年4月には、ロードレース世界選手権(WGP)が初めて開催された。

    初開催の14年の決勝日は5万2,749人(3日間の合計で12万5,961人)。15年は5万234人(同合計で13万360人)。16年は5万1,535人(同合計で13万6,969人)、17年は6万1,223人(同合計で16万7,398人)、18年は6万3,305人(3日間:17万1,604人)と観客数は着実に増加している。

    テルマス・デ・リオ・オンドは人口2万5,000人の小さな街だが、アルゼンチンGPには毎年大勢のファンが詰めかけ、この国の一大イベントの一つに成長し、地元の経済発展に寄与している。

    そのため、ファンはもちろんのこと、レース関係者にとっても宿泊施設などを確保するのが非常に難しい大会の一つ。宿泊施設を確保できないファンたちが夜を徹してお祭り騒ぎを楽しむイベントとなっている。

    アウトドローモ・テルマス・デ・リオ・オンドは、ほぼ平坦な土地に作られた一周4.806kmのコースで、メインストレートが1.076kmと長く、中高速コーナーが続くシンプルなレイアウトとなっている。

    アルゼンチンGPのスタートは、ブエノスアイレス郊外のアウトドローモ・オスカル・ガルベスで1961年に初めて開催され、99年まで断続的に計10回開催された。テルマス・デ・リオ・オンドに舞台を移してから今年で6年目となり、アルゼンチンGPは通算16回目の開催となる。

    テルマス・デ・リオ・オンドに舞台を移した過去5年間では、3年連続(通算5回)チャンピオンのマルク・マルケス(Repsol Honda Team)が、予選では14年から17年まで、4年連続でポールポジション(PP)を獲得している。昨年は不安定な天候の中で6番手と初めてPPを逃したが、コース攻略という点では、ライバルを圧倒してきた。

    決勝でも、14年、16年は優勝したが、15年は他車と接触して転倒リタイア、17年も転倒リタイアに終わっている。いずれも優勝争い、もしくはトップを快走していながらの転倒という悔しい結果だった。そして昨年は、混乱したスタート進行の中で、スタート方法に違反があったとしてライドスルーのペナルティーを科せられた。そのため、ほぼ最後尾となる19番手までポジションを下げたあと、すばらしい追い上げをみせて5番手まで浮上したが、他車との接触でタイムが加算されるペナルティーで18位、ノーポイントという悔しい結果だった。

    こうして過去5大会で圧倒的なスピードを見せてきたマルケスだけに、今年は3年ぶり3回目の大会制覇の期待が寄せられる。開幕戦カタールGPでは、優勝争いを繰り広げての2位。今大会も、優勝を目指すことはもちろんだが、表彰台獲得を目標に戦う。

    チームメートでRepsol Honda Teamで2戦目を迎えるホルヘ・ロレンソ(Repsol Honda Team)は、今季初表彰台、初優勝に挑む。ロレンソは、ウインターシーズンのトレーニング中に左手を負傷、そのために2月のマレーシアテストをキャンセル、2月下旬のカタールテストだけで開幕戦カタールGPに挑んだ。初日は快調なスタートを切ったが、2日目のフリー走行で転倒を喫し、その影響で予選グリッドは15番手、決勝は後方グリッドから追い上げて13位でフィニッシュした。ロレンソは、ウインターテストで負傷した左手に加え、開幕戦カタールGPの転倒でろっ骨を痛めたが、この2週間のインターバルで、左手とろっ骨は順調に回復した。アルゼンチンGPでは、14年大会の3位以来となる2度目の表彰台獲得を目指す。

    昨年の大会を制しているカル・クラッチロー(LCR Honda CASTROL)が、開幕戦カタールGPからの2戦連続表彰台と大会2連覇に挑む。クラッチローは、昨年10月のオーストラリアGPのケガのために、ウインターテストは十分ではなかったが、RC213Vのセットアップが順調に進み、開幕戦カタールGPでは3位でフィニッシュ。カタールGP初表彰台を獲得して絶好のシーズンのスタートを切った。今大会はシーズンを通して得意とするサーキットの一つ。今年はHondaライダーとして6年目のシーズンとなるが、15年の3位、17年の3位、昨年の優勝に続き、アルゼンチンGP4回目の表彰台獲得を目指す。

    MotoGPクラスで2年目のシーズンを迎える中上貴晶(LCR Honda IDEMITSU)は、開幕戦カタールGPで9位でフィニッシュ。順調なスタートを切った。今年は、ウインターテストから好調で、開幕戦の目標はトップ10入りすることだった。予選ではベストグリッドとなる9番手につけ、決勝でもトップグループを視野に9位でフィニッシュした。昨年の最終戦バレンシアGPでベストリザルトの6位でフィニッシュ。以来、スペインのバレンシアとヘレス、年明けのマレーシアとカタールテストでつねにトップ10入りを果たしてきた。昨年のアルゼンチンGPでは、MotoGPクラス初ポイント獲得となる13位でフィニッシュ。今年は2戦連続シングルフィニッシュとベストリザルト獲得に挑む。

    マルク・マルケス(MotoGP 総合2位)
    「カタールGPでは、いいスタートを切って、最後までバトルすることができました。アルゼンチンGPでも、いいレースをして、なるべくたくさんのポイントを獲得することが目標になります。カタールGPが終わってから、アルゼンチンGPまで2週間のインターバルがありました。この2週間の間には、モトクロスのトレーニングに戻ることができました。体調もよくなっています。今回のレースは自信があります」

    カル・クラッチロー(MotoGP 総合3位)
    「優勝したことがあるサーキットは、得意なサーキットだと思われがちですが、それほど単純ではありません。アルゼンチンのサーキットは好きですが、昨年は普通とは違う状況でした。スタートの混乱とその後のペナルティーなどがなければ、マルクが勝っていたと思います。昨年のレースでは、MotoGPではなにが起きるか分からないということが証明されました。気持ちを新たにし、先入観を持たずアルゼンチンに向かいたいです。そして、さらにポイントを獲得したいと思います。すべてのレースで優勝を目指しています。今回もベストを尽くします」

    中上貴晶(MotoGP 総合9位)
    「カタールGPが終わり、すぐにスペインへ移動しました。アルゼンチンGPに向けて、バルセロナで一生懸命トレーニングをしました。昨年のアルゼンチンGPでは、MotoGPクラスで初ポイントを獲得しました。また、チームメートのカル・クラッチローがそのレースで優勝しました。すばらしい思い出があります。好きなサーキットです。僕のライディングスタイルに合うレイアウトです。カタールGPはすばらしいレースになりました。今大会もとても楽しみにしています。トップ10に入れるようにがんばります。もしかしたらトップ6かトップ7争いができるかもしれません。それが今週末の目標です」

    ホルヘ・ロレンソ(MotoGP 総合13位)
    「カタールでは、思っていたような結果を出すことができませんでしたが、ポテンシャルの高さを見せることはできたと思います。アルゼンチンではさらにマシンを改善できればと思います。2週間の休みの間は、手首と、ろっ骨の回復に専念しました。 手首はかなりよくなり、ろっ骨もかなり痛みが取れました。これまでアルゼンチンはあまりいい結果を残していません。しかし、今年はHondaが新たなチャンスを与えてくれると感じています」

  • MotoGP | ヤマハ:第2戦 アルゼンチンGP プレビュー

    MotoGP | ヤマハ:第2戦 アルゼンチンGP プレビュー

    Monster Energy Yamaha MotoGP、アルゼンチンGPに戦略あり
    Monster Energy Yamaha MotoGPのバレンティーノ・ロッシとマーベリック・ビニャーレスは今週末、Termas de Río Hondo Circuitで第2戦アルゼンチンGPを迎える。

    開幕戦のカタールGPでは、グリッド14番手からのスタートにもかかわらずウイナーにわずか0.6秒差まで迫る大健闘を見せたバレンティーノ・ロッシ。

    このときの激しいバトルでレースへの情熱がより一層、燃えあがっており、今回もまたトップ争いへのチャレンジを目指している。

    バレンティーノ・ロッシは中南米でも大人気。サーキットに詰めかける大勢のファンに2年ぶりの表彰台をプレゼントしたいところ。過去には2015年に優勝、2016年と2017年は2位を獲得しているが、昨年はハーフウエット、ハーフドライの難しいコンディションに苦戦した。

    一方のマーベリック・ビニャーレスはカタールでは思うような結果を残すことができなかったが、良い思い出のあるここアルゼンチンで好調を取り戻すべく士気を高めている。

    2年前にはここでシーズン2勝目を達成。昨年は苦しみながらも5位に入って貴重なポイントを持ち帰っている。今年は再び表彰台の頂点に立つことが最大の目標だ。

    Termas de Río Hondo Circuitは全長4.8km。MotoGPを開催するようになったのは2014年からだが、その2年前に改修工事が行われ、中南米で最も近代的で最も安全なサーキットに生まれ変わっている。高速コーナー(左コーナー5、右コーナー9)と1,076mのロングストレートを持つレイアウトがエキサイティングなオーバーテイクを可能にし、アルゼンチンのファンを魅了する。

    PETRONAS Yamaha Sepang Racing Team、南アメリカでの戦いに向けて
    カタールのロサイル・インターナショナル・サーキットで開幕戦を終えたMotoGP World Championshipは今週末、地球の裏側へ移動して第2戦を迎える。舞台はアルゼンチンのTermas de Río Hondo Circuit。PETRONAS Yamaha Sepang Racing Teamのフランコ・モルビデリとファビオ・クアルタラロは、初戦で発揮した好調ぶりをそのままに自信を持って臨む。

    開幕戦では多くの時間帯でトップグループに加わる活躍を見せ、11位を獲得したフランコ・モルビデリ。アルゼンチンのサーキットとの相性は良く、2017シーズンにはMoto2で優勝、MotoGPにステップアップした昨年は2ポイントを手中にしている。

    一方のファビオ・クアルタラロはMotoGPデビュー戦となった前回、Q2でスピードをアピールしてルーキーとしては2008年以来最高の5位を獲得する快挙。しかし決勝ではグリッド上でのアクシデントによりピット・スタートとなり、最後尾からの追撃を強いられることに。厳しい状況のなか懸命の走りで16位まで挽回したファビオ・クアルタラロは、ポイント獲得こそならなかったもののファステストラップで速さをアピールした。ここアルゼンチンでは2015年にMoto3で6位に入っており、今回は最高峰クラスでポイント・ゲットを目指す。

    MotoGP決勝は現地時間の午後3時にスタート予定。

    Monster Energy Yamaha MotoGP
    バレンティーノ・ロッシ
    「カタールの決勝はエンジョイできましたが、今はもう次のアルゼンチンだけに集中しています。気になっているのは第一にコース・コンディション、その次に天候。どちらもとても重要な要素なので、とにかく良い状況に恵まれるよう願うばかりです。昨年はハーフウエット、ハーフドライという非常に難しいコンディションのなかで、スリック・タイヤで水たまりの上を走らなければなりませんでした。このようなことは2度と繰り返したくありません。1年間の成長を確かめながら、ベストを尽くして表彰台を目指したいと思っています」

    マーベリック・ビニャーレス
    「カタールではウイークを通じて良い仕事ができましたが、残念ながら結果につなげることができませんでした。チームのみんながとてもよく頑張ってくれているので、今度こそ恩返ししたいと思います。一戦一戦、一日一日、成長することが今シーズンの目標。ここアルゼンチンでもハードワークに取り組んで、決勝では最初から最後まで上位につけ、勝利をめざしていきます。可能性は十分あると思っています」

    マッシモ・メレガリ (チーム・ディレクター)
    「前回のカタールでは期待通りの成績をあげることができませんでした。私たちはこの経験から多くのことを学び、今まで以上にハードな仕事に取り組むようになりました。アルゼンチンまで道のりは長くてちょっと大変ですが、一旦、到着してしまえばいつもエンジョイできます。地元のファンがとても情熱的なので、彼らのためにも良いレースをしたいと思うのです。昨年の予想外のドラマについては、観客の皆さんは間違いなく楽しんでくれたと思いますが、私たちとしてはやはり、完全なウエットか完全なドライになるよう願っています。コースは私たちのマシンに合っていますし、ふたりのライダーも気に入っているようです。今回もまたエキサイティングなレースをお見せできるよう、そして好成績を獲得できるよう期待しています」

    PETRONAS Yamaha Sepang Racing Team
    フランコ・モルビデリ
    「第1戦から第2戦のインターバルの間によく休養をとることができたので、体力は十分に回復しています。エネルギーを充填し、万全の状態でアルゼンチンGPを迎えることができそうです。大好きなコースですし、アルゼンチンのファンの熱い応援も楽しみ。以前に圧倒的勝利をおさめたことのある場所なので、とても良い印象を持っています。前回のカタールでは、テストのときもレースウイーク中もベース・セッティングがしっかり出来ていましたが、それが今回も同様に機能してくれるかどうかが気になるところ。MotoGPでは様々な要素が揃わなければ好成績をあげることはできないので、失敗から学び、真のポテンシャルを発揮し、前回以上の順位を獲得することが目標です」

    ファビオ・クアルタラロ
    「ハード・トレーニングに励んだり、カタールのレースの分析をしたりして過ごしていました。これは第2戦に臨むために、とても重要なことだと思っています。MotoGPデビューでトップ10入りは期待していませんでしたし、ましてや、どのセッションでもトップ5など考えもしませんでした。ウイーク中はずっと好調で良いペースをキープできていたのです。しかしピットレーンからのスタートとなってしまったため、レース序盤からタイヤを消耗してしまいました。この経験をここアルゼンチンで生かさなければならないし、シーズンを通して改善し続けていかなければならない、とても重要なことだと考えています。Termas de Río Hondo Circuitは路面が少しバンピーですが、コース幅の広いコーナーが気に入っています。MotoGPではテストをしていないのでフリープラクティスが初走行になるわけですが、慎重さを維持しながらも、同時にできるだけ早くコースを覚えてキーポイントを見つけたいと思っています」

  • MotoGP | スズキ:開幕戦 カタールGP 決勝レポート

    MotoGP | スズキ:開幕戦 カタールGP 決勝レポート

    長いシーズンオフが終わり、世界中の多くの期待に包まれ開幕した2019年MotoGPオープニングラウンドのカタールGPは、前日までの不安定なコンディションから一転し、好コンディションでスタート。共に素晴らしいスタートを切ったチームスズキエクスターライダーのアレックス・リンスとジョアン・ミルは、レース終盤まで続いた長く厳しいバトルの末、リンス4位、ミル8位と揃ってトップ10フィニッシュ。トップ15台のタイムはMotoGPクラス史上に残るほどの接戦で、トップ5台はわずか0.6秒内でチェッカーを受ける。

    アレックス・リンスはオープニングラップを9番手で終えるが、その後、積極的にオーバーテイクを繰り返し、4周目にはトップに立つ。しかしトップグループはレース中盤まで9台が絡み、トップ争いは熾烈に。リンスは最終ラップまでタイヤをうまくマネージメントして最後までトップ5圏内で走行を続けるも、わずか0.1秒差で表彰台を逃す、悔しい4位でレースを終えた。

    MotoGPデビューレースとなったジョアン・ミルは素晴らしいスタートを切り、オープニングラップに7番手までジャンプアップ。ルーキーながらトップライダーと互角に競り合いを繰り返し、序盤4番手まで順位を上げるが、終盤にいくつかポジションを落として8位でゴール。しかし新人らしからぬアグレッシブな走りは周りに強烈な印象を与えると共に、トップグループで走行したことでミルは多くの収穫を得て次戦に臨むこととなった。

    河内健 テクニカルマネージャー
    「良いレースでしたが、同時に非常に悔しいレースでもありました。しかしアレックスの昨シーズンからの成長が確認できたことはとても嬉しいです。アレックスにはまだマシンの方でリカバーできる面が色々とあることがこのレースで分かりましたので、そこは申し訳ない気持ちでいっぱいですが、我々もこれからまだまだ開発を続け、早くトップに立ちたいと思っています。一方、ジョアンはデビューレースをいきなりトップグループで走行し、最終的に8位でゴールという、期待以上の結果を残してくれました。今日は満点のレースだったと思います。このようにふたりのライダーで今後も競い合って、1日も早くトップに立てるようにこれからも努力を続けていきたいと思います。」

    ダビデ・ブリビオ チームマネージャー
    「アレックスは序盤から終盤までレースを通してトップ争いをし、素晴らしいパフォーマンスを見せてくれました。我々のマシンがストレートのスピードで苦戦したためにアレックスにとっては苦しい展開だったと思いますが、それを考慮すると、彼は本当に最後まで全力を出し切って頑張ってくれたのだと思います。このような我々のマシンとあまり相性の良くないサーキットで今日のような結果で終えることができたことは、チームにとってもポジティブな要素と言えるでしょう。ジョアンに関しては、デビューレースなので単独で走行せず、集団の中で走行して色々なことを学んで欲しいと願っていたのですが、まさかそれがいきなりトップ集団で学ぶことになるとは予想外でした。学ぶだけでなく、トップライダーを相手に勇敢にバトルする姿も見せ、期待以上のパフォーマンスを見せてくれ、今後が楽しみです。」

    アレックス・リンス
    「僕たちチームにとっては素晴らしいシーズン開幕になったよ。まさにシーズンオフのチームの努力が形になって現れたという感じだね。レースペースがそれほど速くなかったから、何度もトップに立って後ろを引き離そうとトライしたんだけど、ストレートでドビツィオーゾ(ドゥカティ)とマルケス(ホンダ)に抜かれてしまい、その繰り返しだった。カタールは僕たちのマシンには厳しいサーキットだと覚悟していたから、今日の結果には満足しているよ。」

    ジョアン・ミル
    「今日のレースには大満足だよ。FP4の良いペースをレースでもキープすることができたし、トップグループで走ることができたから、速いライダーの走りから多くのことを学ぶことができた。今の自分にはそれが最も大事なことだから、本当に勉強になったし、興味深かったよ。終盤にタイヤのグリップが落ちてからはプッシュを続けることができなくなってしまい残念だったけど、デビューレースとしては合格だったと思う。今日のようなレースがいつもできるように努力しつつ、レース毎に成長していきたいと思っているよ。」

  • MotoGP | ドゥカティ:開幕戦 カタールGP 決勝レポート

    MotoGP | ドゥカティ:開幕戦 カタールGP 決勝レポート

    2019年 MotoGPシーズンの幕開けを告げるカタールGPが、3月10日にロサイル・インターナショナル・サーキットで開催された。Mission Winnowドゥカティ・チームのアンドレア・ドヴィツィオーゾは、昨年に続いてマルク・マルケス(ホンダ)の追撃をかわし、わずか0.023秒差でドゥカティ移籍後12勝目となる見事な勝利を収めた。ドヴィツィオーゾは、ロサイルで5年連続して表彰台を獲得している。

    ドヴィツィオーゾは、フロント・ローからスタート。すぐさま先頭に立つと、マルケスやアレックス・リンス(スズキ)らと激しいバトルを展開、最後の数周は後続を引き離しにかかった。マルケスは最終ラップの最終コーナーで最後のアタックを仕掛けたが、ドヴィツィオーゾがクロスラインで抜き返してトップチェッカーを受けた。

    チームメイトのダニーロ・ペトルッチは、理想的とは言えない3列目からレースをスタートしたが、ポジションを挽回して手堅いレース展開を見せた。一時は3番手まで順位を上げたが、その後若干ペースを落として6位でフィニッシュした。優勝したドヴィツィオーゾとの差はわずか2秒にすぎなかった。

    アンドレア・ドヴィツィオーゾ(Mission Winnowドゥカティ・チーム #04) 1位
    「優勝できて本当に嬉しい。テストを終了した段階では、これほど速く走れるとは期待していなかった。作業に集中することで、各セッションでマシンの戦闘力を上げることができた。レースでは、終盤に勝負をかけられるようにタイヤを温存する戦略を採ったが、レースではほとんどトップを走行していたのでそう簡単には行かなかったし、ライバルの走りを観察することもできなかった。マルケスは、いつもどおり100パーセントで挑んできたので、こちらも限界までプッシュせざるを得なくなった。マシンの長所である加速力とトップスピードを活かすことができたとはいえ、コーナリングスピードをさらに向上させる必要がある。今年は速いライダーが多いので、得意ではないサーキットでポイントのロスを最小限に抑えることが大切だ。しっかりと地に足を付けて、今の方向性で作業を続けたい」

    ダニーロ・ペトルッチ(Mission Winnowドゥカティ・チーム #09) 6位
    「チャンピオンシップに向けて貴重なポイントを獲得できたので、6位でもポジティブに捉えたい。スタート順位は理想的とは言えなかったが、レースペースがそれほど速くなかったので、素早くポジションを上げることができた。オーバーテイクとハードブレーキングに課題が残っている。温度低下が早いと予想したので、フロント、リアともにソフトタイヤを装着したが、今考えるとその選択はギャンブルだったかもしれない。またストレート・スピードがいつものように速くなかった。チャンピオンシップはまだ始まったばかりだ。もっと上に行ける自信がある」

    クラウディオ・ドメニカーリ(ドゥカティ・モーター・ホールディングCEO)
    「非常にエキサイティングなレースだった。ドヴィツィオーゾは素晴らしいの一言に尽きる。昨年に続いて開幕戦を制し、昨年のバレンシアから連勝を続けている。冬の間にチーム全体がしっかりと仕事をしていたことの証明だ。デスモセディチは、さらに戦闘力を増したものの、手強いライバルが目白押しで、まだ開幕戦が終わったにすぎない。この先も集中力を維持し、ハードワークを続ける必要がある。いずれにしても、ドゥカティには戦闘力があると言い切れるだろう」

    ルイジ・ダッリーニャ(ドゥカティコルセ・ゼネラルマネージャー)
    「これ以上ない最高のシーズンをスタートさせることができた。ドヴィツィオーゾの巧みなレース展開は尊敬に値する。一切ミスを犯さず、タイヤを労り、最終コーナーまで状況をコントロールしていた。彼は、どこでカードを切ればよいのか良く分かっていた。冬の間もカタールの開幕戦に備えてハードワークを続けてきたスタッフ全員に感謝したい。次のレースでは、ふたりのライダーがともに主役になれるよう、今後も努力を続けたい」

    第2戦のアルゼンチンGPは、3月31日にアウトドローモ・テルマス・デ・リオ・オンドで開催される。

  • MotoGP | ホンダ:開幕戦 カタールGP 決勝レポート

    MotoGP | ホンダ:開幕戦 カタールGP 決勝レポート

    2019年のMotoGP 開幕戦カタールGPは、22周で決勝レースが行われ、マルク・マルケス(Repsol Honda Team)が、0.023秒差の2位でフィニッシュ。14年以来の開幕Vは逃したが、2年連続での開幕戦表彰台獲得となり、順調なシーズンのスタートとなった。

    今大会は、スタートからゴールまで大集団の戦いとなり、中盤以降は8台がトップグループを形成。

    終盤はマルケス、カル・クラッチロー(LCR Honda CASTROL)、アンドレア・ドヴィツィオーゾ(ドゥカティ)、アレックス・リンス(スズキ)、バレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)による5台の優勝争いとなり、マルケスは2位でチェッカーを受けた。

    しかし、ロサイル・インターナショナル・サーキットは、マルク・マルケスがシーズンを通して苦手とするサーキットの一つ。そのロサイルで好バトルを繰り広げての表彰台獲得に満面の笑みだった。マルケスは、昨年12月に脱臼癖のついた左肩の手術を行った。そのため、ウインターテストは、マレーシア、カタールともに、肩の回復を確認しながらメニューに取り組んだ。開幕戦では、100%の状態ではなかったが、パフォーマンスの向上した19年型RC213Vで優勝争いに挑み、ファンを喜ばせた。

    昨年10月のオーストラリアGPで右足首を負傷し、今年2月のマレーシアテストから復帰したカル・クラッチローは、予選6番手からトップグループに加わり、3位でフィニッシュした。最終ラップのリンス、そしてロッシとの厳しい戦いは、マルケスとドヴィツィオーゾとの優勝争い同様、手に汗を握るものだった。これまでカタールGPでは4位が最高位だったクラッチローだが、ケガからの復帰戦、そしてシーズンの開幕戦で表彰台に立ち、スタッフとともに喜びを爆発させた。クラッチローは、復帰に向けて厳しいリハビリを続けてきた。右足首はまだ完全ではなく、リアブレーキの操作に支障がある状態だったが、RC213Vのパフォーマンスを存分に引き出し、表彰台獲得を果たした。

    最高峰クラスでのベストグリッドとなる9番手から決勝に挑んだ中上貴晶(LCR Honda IDEMITSU)が、9位でチェッカーを受け、開幕戦の目標だったトップ10フィニッシュを果たした。今大会、好調な走りをみせた中上は、オープニングラップで5番手に浮上した。そのあと、他者との接触を避けるためポジションを落とす。中盤には、ジャック・ミラー(ドゥカティ)とのバトルでペースを落とし、一時は11番手までポジションを落としたが、終盤は9番手までポジションを上げる好走をみせた。

    Repsol Honda Teamのデビュー戦となったホルヘ・ロレンソは、フリー走行と予選の転倒の影響で思うようにペースを上げられず、苦しい戦いとなったが、終盤に追い上げをみせ、13位でフィニッシュした。序盤の混戦の中で19番手までポジションを落としたロレンソだが、痛みをこらえながら熱走をみせ、ポイントを獲得。スタンドにつめかけたファンから大きな拍手が送られた。

    マルク・マルケス(MotoGP 2位)
    「昨年と全く同じような展開でした。一生懸命プッシュしましたが、オーバーテイクをするには、どうしてもハードブレーキングが必要となり、その結果、大きくはらんでしまってラインをキープできませんでした。そのため、ややペースを抑えて終盤に優勝を狙うことにしました。優勝はできませんでしたが、20ポイント獲得できたことはとてもうれしいです。カタールはいつも苦戦するサーキットなので、今週末は一生懸命取り組みました。いろいろ調整していったら、今度はブレーキングでいつものようにプッシュできなくなりました。それでも、完走してポイントをたくさん獲得できたのでうれしいです」

    カル・クラッチロー(MotoGP 3位)
    「表彰台を獲得したことはもちろんのこと、MotoGPのレースに戻ってこられて、とてもうれしいです。LCR Honda CASTROLチームはすばらしい仕事をしてくれました。開幕前にこのサーキットで行われたテストは僕にとっては少し時間の無駄に感じましたが、今週末は一生懸命取り組みました。難しいレースウイークでした。ウォームアップを終えたときには、まさか表彰台に上がれるとは考えもしませんでした。レースでは自分の持っているカードを使いました。フィーリングはよかったです。レースがスタートしてからは、マルケスも僕と同じような戦略で、リアタイヤをセーブしていました。すばらしいシーズンのスタートになりました。MotoGPクラスは、どのレースも常にバトルが繰り広げられています。その中で戦い、表彰台を獲得できたことはうれしいです。ケガをしたときには、ここに戻ってこられるかどうかも分からない状態だったので、本当に夢のようです」

    中上貴晶(MotoGP 9位)
    「今日はいいスタートを切ることができました。9番グリッドというアドバンテージを生かし、オープニングラップは5番手までポジションを上げることができました。今日はリアにソフトを選択したので序盤からアグレッシブに行こうと決めていました。しかし、ミルと接触しそうになり、それを避けたときに4台に抜かれ、その後のレース序盤にはミラーにブロックされて、トップグループとの間にギャップが開いてしまいました。今日は一時11番手までポジションを落としてしまいましたが、ペースを取り戻し9位までばん回しました。トップグループとの差も7秒で、トップグループを視野に入れて戦えたことで、いろいろ勉強になりました。今大会はウイークを通してトップ10内で走ることができました。それが大きな自信になり、これまで課題だった序盤のペースも改善することができました。次戦アルゼンチンは、Hondaマシンとの相性はいいと思うので、もっといいレースができると確信しています。今大会も応援してくれたファン、そしてスポンサーに感謝したいです」

    ホルヘ・ロレンソ(MotoGP 13位)
    「今日は、思っていたような結果にはなりませんでしたが、ポジティブなことはたくさんありました。昨日の転倒は、身体に大きなダメージがあり、特に肩を痛めました。そのため、いろいろできないことがありました。転倒以降は、レースウイークをスタートしたときよりも走りが遅くなりました。序盤は少し問題があって、3秒か4秒ロスしましたが、高いポテンシャルがあることは間違いありません。あの転倒がなければ力強い走りができたと思います」

  • MotoGP | ヤマハ:開幕戦 カタールGP 決勝レポート

    MotoGP | ヤマハ:開幕戦 カタールGP 決勝レポート

    Monster Energy Yamaha MotoGP、ドーハで5位と7位
    Monster Energy Yamaha MotoGPのバレンティーノ・ロッシが22ラップを全力でプッシュし、予選グリッドから9つ順位を上げて5位を獲得。チームメイトのマーベリック・ビニャーレスは終盤で離されて7位となった。

    バレンティーノ・ロッシはグリッド14番手からスタートしたが、ファビオ・クアルタラロがピットレーンからのスタートとなっていたため、第1コーナー進入時点で13番手。オープニングラップのなかでもうひとつ上げ、そのあと続いてF・バニャイア(ドゥカティ)とA・エスパルガロ(アプリリア)をパスしてトップ10に浮上した。

    追撃はさらに続き、まず中上貴晶(ホンダ)をとらえ、次にトップグループに加わるべくチームメイトのマーベリック・ビニャーレスを追って行く。しかし残り10ラップ目にフランコ・モルビデリに抜かれると、レース終盤戦のためにタイヤの温存が重要であることを十分に承知しながらもバレンティーノ・ロッシは身体を伏せて懸命のプッシュ。そして2ラップ後、スリップストリームを利用して第1コーナー進入で抜き返すことに成功した。

    これがきっかけとなって、さらにペースを上げたバレンティーノ・ロッシは15ラップ目でマーベリック・ビニャーレスをパス。さらにyッヨアン・ミル(スズキ)とダニロ・ペトルッチ(ドゥカティ)を抜き去り、ついには5番手まで浮上した。1分55秒台のハイペースで周回を続けるも、これ以上のポジションアップはならず、そのまま5位でチェッカー。トップとの差は0.6秒だった。

    一方のマーベリック・ビニャーレスはポールポジションからスタート後、第1コーナーで6番手へ後退。懸命にリズムをつかもうとするなかで、さらにふたつ下げて8番手となった。ここから挽回を開始すると4ラップ目には中上をとらえ、さらにカル・クラッチロー(ホンダ)に照準。しかしすぐさま勝負をかけることはせず、タイヤの温存を図りながら次のチャンスを待つことにした。

    そして終盤戦を迎えるとふたつのセクションでベストタイムを記録するなどペースを上げ、ついにはトップグループに接近。このあとバレンティーノ・ロッシに抜かれるも、残り3ラップと2ラップでは自己ベストを更新しながら前との1.3秒差を縮めようと最後まで懸命の走り。しかしとうとう追いつくことはできず、トップから2.481秒差の7位でゴールラインを通過した。

    次回は3週間後の3月29日~31日、アルゼンチンのTermas de Rio Hondo で行われる。

    PETRONAS Yamaha Sepang Racing Team、デビュー戦でポイント獲得
    ロサイル・インターナショナル・サーキットで行われた2019シーズン開幕戦でマレーシアのチームとして初めてMotoGP参戦を果たした。

    フランコ・モルビデリが11位に入り、ポイントを獲得した。フランコ・モルビデリのチームメイトのファビオ・クアルタラロはグリッド上でのミスによってピット・スタートとなっていたが、ここから挽回して16位でゴール。ポイント獲得はならなかったが、自身のMotoGPデビュー戦で印象的な走りを見せた。

    ファビオ・クアルタラロは予選5位を獲得してグリッド2列目に並んでいたが、ウォームアップラップ開始直前にエンジンをストールさせてしまったためピットレーンからのスタートを強いられた。ここから懸命の挽回を図り、3ラップ目には1分55秒039のファステスト・ラップを記録するなど好調ぶりを見せ、最後尾から16位へ上げてチェッカーを受けた。 フランコ・モルビデリは第1戦を終えてランキング11位。ファビオ・クアルタラロは次回3月31日に行われる第2戦アルゼンチンGPで再度ポイント獲得を目指す。

    Monster Energy Yamaha MotoGP
    バレンティーノ・ロッシ (5位)
    「昨日から今日にかけて、セッティング変更を行うためチーム全員がハードワーク。また決勝のためのいくつかの調整も行いました。その結果、良い仕事ができ、良いレースができて満足しています。マシンのフィーリングもとても良くなっていて、後方からの挽回をエンジョイすることができました。そして5位まで上がり、しかもトップにコンマ6秒差まで近づくことができたのですから悪くないと思います。私たちはこのサーキットでいつも好成績を残してきました。今回は表彰台獲得を目指すも、それには及びませんでした。このあともハードワークを続けていきます」

    マーベリック・ビニャーレス (7位)
    「スタートでウイリーしてしまい、フルスロットルを維持することができずラインを外してしまいました。レース中盤でも1分55秒台前半が出ており、単独走行ならこのようなハイペースをキープできるのですが、他のライダーの後ろに近づくとリアが十分にグリップしてくれなくてオーバーテイクが難しくなるのです。チームも私自身も改善、改良を追求するためにハードワークを続けなければなりません。どこを改善すべきかがわかったことが今日の収穫。そしてそのことがとても重要だと思っています」

    マッシモ・メレガリ (チーム・ディレクター)
    「昨日の予選が終わったあとは、バレンティーノのフィーリングを上げられるようなマシンを作るためにチーム全員で懸命に仕事に取り組みました。結果的に彼が本当に頑張ってくれて、大集団のカオスを潜り抜けて5位を獲得することができました。グリッド14番手からここまで挽回し、しかもトップにコンマ6秒差まで近づいたことは非常に大きな成果です。一方、マーベリックはポールポジションを獲得しながら、それを生かすことができませんでした。中盤から終盤のリズムはとても良かったのですが、誰かの後方についたときにリアタイヤが十分に機能してくれませんでした。こうしたことがなぜ起こるのか、これから原因を探っていきます。開幕戦にチームとして期待した成績には届きませんでしたが、今後の課題を提示してくれました。もう一度チーム一丸となって、このレースから学び、次につなげたいと思います」

    PETRONAS Yamaha Sepang Racing Team
    フランコ・モルビデリ (11位)
    「今日のレースはふたつのパートに分かれていたと思います。前半は、スタートは悪かったけれども全体にうまくできていました。序盤の遅れをすぐに挽回し、トップグループについて行きながらタイヤもしっかり制御できていたからです。リアタイヤについては、他の多くがミディアムだったのに私はソフト・コンパウンドを選んでいて、これは失敗でした。何とか最後までもたせようと必死でしたが、レース後半はグループについて行けなくなってしまったのです。ペース自体は良かったし、チームの仕事も順調でウイークを通じて好調を維持できていただけに残念です。次のアルゼンチンに向けてしっかり集中していきます」

    ファビオ・クアルタラロ (16位)
    「スタート前にミスをしてしまいました。とても残念です。でもこのようなミスがシーズンの中ほどで出るよりは、この初戦での経験で良かったとも思っています。すぐにでも挽回していきたかったのですが、1ラップ目はタイヤが冷たかったので、とくにブレーキングに集中しながら、冷静に、慎重にタイヤが暖まるのを待たなければなりませんでした。徐々にリズムが出てきて、そこからようやくプッシュすることができたのです。終盤はまた少し苦戦したところもありましたが、振り返ってみれば、テストから始まり今日まで、このサーキットでの仕事はとても順調で満足です。MotoGP初戦を経験してわかったことは、Moto2やMoto3とは違ってオーバーテイクが非常に難しいということです。その他にも今日はとてもたくさんのことを学ぶことができました。チームのサポートに心から感謝。次のレースがとても楽しみです」

    ウィルコ・ズィーレンベルグ (チーム・マネジャー)
    「チームのみんなの、オフシーズンからここまでの素晴らしい仕事ぶりに感謝します。今日の決勝まで、すべてが非常に順調でした。ファビオ(クアルタラロ)はグリッドでエンジンをストールさせてしまいピットレーンからのスタートとなりました。これは残念ながら、小さなミスが大きな代償につながるものでしたが、彼はそのあとも決してあきらめずに力強い走りで挽回し、16位を獲得してくれました。モルビデリはスタート後の1ラップで8番手から12番手へ後退してしまいましたが、そこからハードプッシュで挽回。この間もタイヤの消耗に気を遣いながら走行していましたが、15ラップ以降はタイヤの左側の劣化が激しくなりペースが上がらなくなってしまいました。11位と16位の結果はチームとしての期待には届きませんでしたが、この非常にハイレベルなMotoGPという世界と、今日の難しいコンディションを考えれば、自分たちの仕事を誇りに思ってもよいのかもしれません」

    辻幸一 (ヤマハ MS統括部 統括部長)
    「あらためて、レースの難しさと最後まで諦めない気持ちの大切さ教えられたカタールGPの決勝でした。初日から好調でポールポジションからスタートしたビニャーレス選手は、決勝レースでは自分のペースを上手くつかむことができずに7位でチェッカー。一方、ロッシ選手はこの週末中はマシンのバランスを上手く見つけられず14番手からのスタートとなりましたが、良いマシンを提供すべく最後までデータを分析したチームスタッフの努力を無駄にしないよう、あきらめずに走りきり、表彰台こそ逃しはしたものの5位でチェッカーを受けることができました。次回はアルゼンチンGPとなります。皆様のご期待に応えることができるようチーム・スタッフ一同一丸となってがんばりますので引き続きご支援、ご声援のほどよろしくお願いいたします」

  • MotoGP | 開幕戦カタールGP 結果:アンドレア・ドヴィツィオーゾが優勝

    MotoGP | 開幕戦カタールGP 結果:アンドレア・ドヴィツィオーゾが優勝

    2019年シーズンのMotoGPの開幕戦となるカタールGPが3月10日(日)にドーハ郊外にあるロサイル・インターナショナル・サーキットで行われ、アンドレア・ドヴィツィオーゾ(ドゥカティ)が優勝した。

    ナイトレースとして開催されるカタールGP。気温18度、路面温度19度のドライコンディションで現地時間20時にレースはスタート。2番グリッドからスタートしたアンドレア・ドヴィツィオーゾがホールショットを奪う。

    2番手にはジャック・ミラー、3番手にマルク・マルケス(ホンダ)、4番手にはカル・クラッチロー(LCR・ホンダ)、そして、5番手には中上貴晶(LCR・ホンダ)が浮上。ポールポジションのマーベリック・ビニャーレスはオープニングラップで6番手まで後退する。

    3周目にジャック・ミラーが失速して後退。マルケスが2番手、クラッチローが3番手、中上は7番手まで順位を落とす。5周目にはアレックス・リンスがマルケスを抜いて2番手に浮上。チームメイトでルーキーのジョアン・ミルも4番手まで順位を上げる。そこにダニロ・ペトルッチ(ドゥカティ)が加わり、目まぐるしく順位を入れ替えながるレースは展開する。

    後半には上記の6台にバレンティーノ・ロッシとマーベリック・ビニャーレスのヤマハ勢を加えて8台が先頭グループを形成。ストレートのドゥカティとホンダ、コーナーリングのスズキとヤマハという図式で終盤にむけて走行を続ける。

    残り4周、アレックス・リンスが1コーナーで痛恨のミスで4番手に後退。残り2周でドヴィツィオーゾのミスをついてマルケスがトップに浮上。

    しかし、ドヴィツィオーゾがストレートでマルケスを抜き返してファイナルラップを迎える。レースは最終ラップまでバトルを展開。最終コーナーでマルケスが仕掛けるもドヴィツォーズが抜き返してトップでフィニッシュ。開幕戦を制した。

    3位にはカル・クラッチローが入り表彰台を獲得。以下、アレックス・リンス、バレンティーノ・ロッシ、ダニエル・ペトルッチ、マーベリック・ビニャーレス、ジョアン・ミルと続き、中上貴晶がドラコンディションでは初のシングルフィニッシュとなる9位でフィニッシュした。

    2019年 MotoGP 開幕戦 カタールGP 決勝結果

    Pos. No. Rider Team
    1 4 アンドレア・ドヴィツィオーゾ ミッション・ウィナウ・ドゥカティ
    2 93 マルク・マルケス レプソル・ホンダ・チーム
    3 35 カル・クラッチロー LCRホンダ・カストロール
    4 42 アレックス・リンス チーム・スズキ・エクスター
    5 9 ダニロ・ペトルッチ ミッション・ウィナウ・ドゥカティ
    6 46 バレンティーノ・.ロッシ モンスターエナジー・ヤマハMotoGP
    7 12 マーベリック・ビニャーレス モンスターエナジー・ヤマハMotoGP
    8 36 ジョアン・ミル チーム・スズキ・エクスター
    9 30 中上貴晶 LCRホンダ・イデミツ
    10 41 アレイシ・エスパルガロ アプリリア・レーシング・チーム・グレシーニ
    11 21 フランコ・モルビデリ ペトロナス・ヤマハSRT
    12 44 ポル・エスパルガロ レッドブルKTMファクトリー・レーシング
    13 99 ホルヘ・ロレンソ レプソル・ホンダ・チーム
    14 29 アンドレア・イアンノーネ アプリリア・レーシング・チーム・グレシーニ
    15 5 ヨハン・ザルコ レッドブルKTMファクトリー・レーシング
    16 20 ファビオ・クアルタラロ ペトロナス・ヤマハSRT
    17 88 ミゲール・オリベイラ レッドブルKTMテック3
    18 17 カレル・アブラハム レアーレ・アビンティア・レーシング
    19 53 ティト・ラバット レアーレ・アビンティア・レーシング
    20 55 ハフィス・シャーリン レッドブルKTMテック3
      38 ブラッドリー・スミス アプリリア・ファクトリー・レーシング
      43 ジャック・ミラー アルマ・プラマック・レーシング
      63 フランセスコ・バグナイア アルマ・プラマック・レーシング
  • Moto3 | 開幕戦カタールGP 結果:鳥羽海渡が日本人初優勝!

    Moto3 | 開幕戦カタールGP 結果:鳥羽海渡が日本人初優勝!

    Moto3 開幕戦カタールGPの決勝レースが3月10日(日)にロサイル・インターナショナル・サーキットで行われ、自己最高位の1列目3番グリッドからスタート鳥羽海渡が僅少さで優勝争いを制し、通算37戦目で初優勝。軽量級では小山知良が2007年6月の第7戦カタルーニャGP以来12年ぶりとなる優勝、Moto3となってからは日本人初優勝を挙げ、ポイントリーダーに飛び出した。

    気温21度。路面温度23度のドライコンディションの中、13人が優勝争いを展開。2番グリッドのロレンソォ・ダッラ・ポルタが0.053秒差の2位に入り、2年連続して表彰台を獲得すれば、ウォームアップ走行で週末3度目の1番手に進出したポールポジションのアロン・カネトは、0.174秒差の3位表彰台。

    20番グリッドのマルコス・ラミレス、8番グリッドのチェレスティーノ・ヴィエッティ、10番グリッドのラウール・フェルナンデェス、5番グリッドのニッコロ・アントネッリがトップ8入り。

    11番グリッドのロマーノ・フェナティは、4番手走行中の15ラップ目、残り4ラップにコースアウトの警告を受け、まだ必要でないロングラップペナルティを実行して11番手に後退。9位でゴールすれば、14番グリッドのヤコブ・コーンフィールは10位。

    レギュラーライダーのデビュー戦となった15番グリッドの小椋藍は、で0.956秒差の11位に進出。13番グリッドの真崎一輝と19番グリッドの鈴木竜生は、4ラップ目の6コーナーで後方から接触を受けて転倒。真崎は最後まで走り抜いて19位。鈴木はリタイア。代役参戦となった25番グリッドの山中琉聖は20位。22番グリッドの佐々木歩夢は、1ラップ目の6コーナーで多重クラッシュに巻き込まれる形で転倒リタイアを強いられた。

    次戦アルゼンチンGPは、アウトドロモ・テルマス・デ・リオ・オンドで3週間後の29日に初日、31日に決勝レースが開催。日本とアルゼンチンの時差は12時間。4月1日00時0分に決勝レースがスタートする。

    鳥羽海渡Kaito Toba

  • MotoGP | ヤマハ:開幕戦 カタールGP 予選レポート

    MotoGP | ヤマハ:開幕戦 カタールGP 予選レポート

    マーベリック・ビニャーレスがポールポジションから決勝スタート
    ロサイル・インターナショナル・サーキットでのウイーク2日目、Monster Energy Yamaha MotoGPのマーベリック・ビニャーレスがQ2セッションで好調ぶりをアピールしてポールポジションを獲得。チームメイトのバレンティーノ・ロッシは全力を尽くすもQ2に進むことができず、14番手からのスタートが決定した。

    Monster Energy Yamaha MotoGPのマーベリック・ビニャーレスは、シーズン開幕戦をポールポジションからスタートすることとなった。チームメイトのバレンティーノ・ロッシも強風と寒さのなかで奮闘したが、Q2セッションに進むことができずグリッド14番手となっている。

    マーベリック・ビニャーレスは前方のクリアスペースを確保してからQ2セッションをスタート。この作戦が功を奏し、最初のトライでいきなりトップに浮上すると後続に0.741秒もの差をつけた。これがただの幸運ではないことを証明するように、その後もタイムを更新し、セッション前半はトップの座を脅かされることはなかった。

    素早いピットストップのあと、5分半を残してまたもクリアスペースを維持してコースイン。この頃には全体のペースも上がっており多くのライダーがセクションごとのタイムを更新していたが、マーベリック・ビニャーレスもすぐさま反応してさらに0.298秒も短縮する1分53秒546をマークした。このタイムで2番手に0.198秒差をつけてポールポジションが決定し、2019シーズン開幕戦を絶好の位置からスタートすることとなった。

    一方のバレンティーノ・ロッシは、強風と寒さに見舞われたフリープラクティス第3セッションで前日の第1セッションのタイムを更新することができずQ1に挑戦。15分間のセッションを早々にスタートしたものの大勢に行く手を阻まれてなかなかペースが上がらなかったが、ひとたびクリアスペースを見つけると11番手から7番手へとジャンプアップした。

    残り6分でピットに戻り、前後タイヤを新品に交換して2度目の走行へ。一時5番手につけたあと6番手へ後退していたが、最終ラップのトライで0.290秒を短縮。1分54秒537で4番手に浮上してグリッド14番手を獲得した。

    PETRONAS Yamaha Sepang Racing Teamは決勝2列目と3列目からスタート
    ファビオ・クアルタラロとフランコ・モルビデリは予選セッションを順調に走行し、それぞれグリッド2列目と3列目を獲得。PETRONAS Yamaha Sepang Racing Teamのピットにはこの日、F1で5度のチャンピオンに輝いたルイス・ハミルトンが訪れており、チームスタッフの動きや技術的な指示や作業を興味深く見つめていた。

    PETRONAS Yamaha SRTのふたりのライダーは、Q2進出を目指してフリープラクティス第3セッションに臨み、見事それを達成。その後のフリープラクティス第4セッションでは決勝用セッティングに集中的に取り組んだ。

    予選セッション開始前にはルイス・ハミルトンがふたりをピットに訪ね、PETRONASの3選手がレースについての考えを語り合ったり、ヘルメットを交換するなどつかの間のなごみの時間。予選が始まるとハミルトンはそのままピットに留まり、フランコ・モルビデリとファビオ・クアルタラロのチャレンジを見守った。

    Q2セッションではMotoGPデビューのファビオ・クアルタラロが7ラップ目に1分53秒946を記録して5番手獲得の大健闘。この結果、ルーキーとしては2008年以来のベストリザルトを手にすることとなった。一方のフランコ・モルビデリは最終ラップで1分54秒236を記録して8番手。 明日は現地時間、午後3時40分からウォームアップ・セッションが行われ、午後8時に決勝がスタート。いよいよPETRONAS Yamaha Sepang Racing Teamの長年の夢が叶う瞬間が訪れる。

    Monster Energy Yamaha MotoGP
    マーベリック・ビニャーレス (予選1番手/1分53秒546)
    「とても驚いています。みんながこんなに速く走るとは思っていませんでした。私たちのマシンも少しずつ良くなってきていますが、これで十分というわけではなくて、まだ課題が残っています。とくに最終コーナー立ち上がりについては改善が必要です。明日までにそれができれば決勝でもいい戦いができるはずなので、恐れることなく全力でプッシュしていきます。チームが素晴らしいマシンを用意してくれたので、今度は私がプッシュしてゆく番です。序盤は5~6台のトップグループになるはずですが、最後がどうなるかは現時点でまったく予想がつきません。今晩、作戦を考えるつもりですが、とにかくベストを尽くすということが最優先だと思っています」

    バレンティーノ・ロッシ (予選14番手/1分54秒537)
    「問題があり、難しい状況です。フロントのフィーリングが良くなく、タイヤの劣化も激しいのでペースを上げることができないのです。このままでは決勝も厳しい戦いになってしまうので、何か対策を見つけなければなりません」

    マッシモ・メレガリ (チーム・ディレクター)
    「まずマーベリックを祝福したいと思います。今日のようにコース・コンディションが難しいなかでのポールポジション獲得は、本当に素晴らしいことです。昨日からずっと懸命に頑張ってきたことの成果と言えるでしょう。また私たちチームにとっては、ポールポジションの位置だけでなく彼のペースの強さも重要です。明日の決勝でもトップを走ってくれることを期待しています。バレンティーノについては、どこに問題があるのかを探し出さなければなりません。ペースを上げるだけの確かなフィーリングやチャンスを与えてあげられなかったのはなぜなのか、明日のウォームアップ・セッションのなかで見つけていきます。決勝のシグナルが消えるまでに必ず答を出します」

    PETRONAS Yamaha Sepang Racing Team
    ファビオ・クアルタラロ (予選5番手/1分53秒946)
    「Q2はとても気持ちよく走ることができ、2回目の走行では確かに限界ぎりぎりまで迫っていました。1分54秒台の壁を破れたことがうれしく、明日の決勝でもバトルに加わっていきたいと思っています。決勝用のセッティングもしっかり仕上がっており、ハイペースで走ることができているので、ここまでの自分たちの仕事に満足です。上位陣はペースがよく非常に速いので、決勝はハイペースの戦いになるでしょう。私も彼らについて行って、しっかり最後まで走り切ることを目標にしています。以前からファンだったF1チャンピオンに会えてとてもハッピーでした。とくにヘルメットを交換したことは最高にうれしい出来事。F1シリーズが大好で、一戦もかかさずみることにしているのです。ルイス・ハミルトンは素晴らしいドライバー。今シーズンの活躍を祈ります」

    フランコ・モルビデリ (予選8番手/1分54秒236)
    「Q2はとても順調でした。決勝のためには前の3列に入ることが重要でした。マシンのセッティングについては非常に満足しており、あとは決勝で使用するタイヤを決定するだけで良さそうです。目標はトップグループにできるだけ長くついて行くこと。そのあとはどんな展開になるか状況を見守ります。ピットのなかでF1チャンピオンのルイス・ハミルトンと会えたことは、とてもうれしい経験でした。彼は非常に謙虚な素晴らしい人物でした。私もF1の舞台に彼を訪ねてみたいと思っています」

    ルイス・ハミルトン
    「最高に楽しい夜を過ごしました。MotoGPを見ることが本当に大好きなのです。ライダーたちのバイクの上でのパフォーマンスを心から賞賛します。私をここへ連れてきてくれたPETRONASに感謝しています」