タグ: レーシングブルズ

  • レーシングブルズF1 若手育成の極意 パーメインが語る「失敗を許す文化」

    レーシングブルズF1 若手育成の極意 パーメインが語る「失敗を許す文化」

    レーシングブルズF1のアラン・パーメインは、チームがこれまで数多くの若手ドライバーを育て上げてきた背景には、結果だけを求めるのではなく、失敗を受け入れながら成長を支える文化があると語った。

    セバスチャン・ベッテルやダニエル・リカルド、カルロス・サインツJr.、ピエール・ガスリー、アレクサンダー・アルボン、そして現在のアイザック・ハジャーやアービッド・リンドブラッドへと続く育成の系譜について、その哲学を明かしている。

    若手育成に「近道」はない
    RacingNews365の独占インタビューで、アラン・パーメインは若手ドライバーを成功へ導く秘訣について、「単純な答えはない」と語った。

    「とても複雑なことだ。重要なのは彼らを支えることだ。彼らは必ずミスをするし、間違いも犯す」

    「F1は信じられないほど難しいカテゴリーだ。F3やF2を経てF1へやって来るが、その前にもF4など多くのステップを踏んできている」

    「どれも小さなステップだが、F1は一気に大きな飛躍になる。だから彼らを支えることが重要なんだ。苦しい時期は必ず訪れる。その時に助け、支え、潰してはいけない」

    パーメインは、若手が最初から完璧である必要はないと強調する。

    「困難があることも、ミスをすることも受け入れる。そして最初から完璧にできないことも受け入れる。ただ助け、支えていくことだ」

    「才能のあるドライバーなら、その経験から学び、同じミスを繰り返さず、毎週少しずつ成長していく」

    アービッド・リンドブラッド(ビザ・キャッシュアップ・RB・フォーミュラワン・チーム)

    プレッシャーの少ない環境が成長を後押し
    この哲学は長年にわたり成果を上げてきた。セバスチャン・ベッテル、ダニエル・リカルド、カルロス・サインツJr.、ピエール・ガスリー、アレクサンダー・アルボン、そして現在のアイザック・ハジャーはいずれもレーシングブルズ(旧トロロッソ/アルファタウリ)で経験を積み、その後もF1でキャリアを築いている。

    彼らに共通するのは、優勝争いをするトップチームほどの重圧を背負うことなく、経験を積み重ねる時間が与えられたことだ。

    30年以上にわたりベネトン、ルノー、ロータス、アルピーヌでキャリアを積み、2024年からレーシングブルズに加わったパーメインは、その環境こそがチーム最大の強みだと説明する。

    「もちろん私はレッドブル・レーシングで働いたことはないが、ここには非常に大きなサポートがあると言える。ルーキーに優しいチームだと言われるなら、それが私たちの提供できるものだ」

    「もうひとつは、ここではプレッシャーが比較的少ないことだ。期待値も違う。トップ4チームならQ3進出が当然で、毎週ポイントを獲得することが求められる」

    「私たちがQ3へ進み、毎週ポイントを獲得できれば素晴らしい結果だ。今は非常に良い流れにある」

    「でもトップチームならQ1敗退は大惨事になる。もちろん私たちにとっても良いことではないが、その程度でドライバーを責め立てることはない」

    失敗を責めず学びにつなげる文化
    パーメインは、ミスを責めるのではなく、その原因を分析して次につなげることが若手育成には欠かせないと語る。

    「何が起きたのか、なぜ起きたのかを分析し、次はチームもドライバーももっと良い仕事ができるようにする」

    「私たちは失敗を責めることはしない。そこから学ぼうとする。おそらく、それが違いなのだろう」

    レーシングブルズは20年以上にわたりF1屈指の育成チームとして数多くの才能を送り出してきた。リンドブラッドも急速な成長を見せており、「失敗を許し、成長を支える」という哲学は、次世代のスターを生み出す原動力であり続けそうだ。

  • レーシングブルズ F1バルセロナ・カタルーニャGPで特別サッカーウェア

    レーシングブルズ F1バルセロナ・カタルーニャGPで特別サッカーウェア

    サッカー大国が世界の舞台に立つなか、F1はバルセロナに到着する。バルセロナは、美しきゲームへの愛が深く根づいた都市だ。

    ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズ・フォーミュラワン・チームは、この1レース週末に、F1とサッカーが共有する情熱、アイデンティティ、コミュニティを、特別なリバリーと専用チームウェア・コレクションで祝う。

    サッカー文化を取り入れたVCARB 03の特別リバリー
    VCARB 03のリバリーは、サッカー文化の視覚言語からインスピレーションを得ている。あわせて展開されるチームウェア・コレクションは、レトロと現代のサッカーシャツの精神を取り入れたものだ。

    特注のVCARB FCクレストは、チェッカーフラッグと3つの星を組み合わせている。これは大会の3つの開催国に敬意を表すとともに、VCARBにとってF1参戦3年目であることを示している。

    鋭いジオメトリー、角張った形状、大胆なコントラストによって、レースデー、マッチデー、そして日常のストリートウェアにも響く独自の美学が作り出されている。

    リアム・ローソンとアービッド・リンドブラッドが登場
    キャンペーンには、VCARBのドライバーであるリアム・ローソンとアービッド・リンドブラッドが登場する。舞台はサーキットの外にも広がり、VCARB FCバルセロナ・ジャージがサッカー・ファッション文化の中に自然に存在する世界を作り出している。

    クリエイティブは、美しきゲームの生命線であるグラスルーツ・フットボールから着想を得ている。世界中のサッカーを支える本物らしさ、創造性、コミュニティを捉えたものだ。

    若手クリエイター3人がプロジェクトに参加
    このキャンペーンは、新進クリエイティブ人材を支援するVCARBの取り組みをさらに強固にするものでもある。チームのクリエイター・プラットフォームから、ファッションデザイナーのハッティ・クロウザー、グラフィックデザイナーのフローレンス・バーンズ、フォトグラファーのエズラ・アレクサンダーという3人のクリエイターが参加した。

    ハッティは、引き伸ばされたタイポグラフィ、反復するラインワーク、断片化されたトラックマーキングを用いて、VCARB FCの限定スカーフをデザインした。フローレンスは、ブランドスタンプやチームのガレージに使われる物理的なタッチポイントを含む、VCARB FCの主要ビジュアルを制作した。エズラは撮影の舞台裏コンテンツを収めている。

    3人はバルセロナでチームに合流し、それぞれのクリエイティブな視点を通じてVCARB FCを体験する。

    ビザ・キャッシュアップ・RB・フォーミュラワン・チーム

    バイエル「F1とサッカーの交差点を祝う」
    「F1とサッカーは、信じられないほど情熱的なコミュニティを持つ2つのグローバルスポーツであり、アイデンティティ、創造性、文化という共通感覚によって結ばれている」とVCARBのCEOであるピーター・バイエルはコメント。

    「VCARB FCによって、我々はそのクロスオーバーを祝福し、両スポーツのエネルギーをひとつにしている」

    「また、このようなキャンペーンの形成に新進の才能が関われる機会を提供できることも誇りに思う。彼らは新鮮な視点をもたらし、F1の世界における境界を押し広げ続けてくれる」

    ファン文化を走行とチームウェアに反映
    ブロックのグローバル・パートナーシップ責任者であるザック・アシュリーは、今回のコラボレーションについて次のように述べた。

    「このコラボレーションは、キャッシュアップとのパートナーシップで最初に開発されたコンセプトを発展させたものであり、ファンダムとカルチャーに対する共通のビジョンをトラック上で形にするものだ」

    「スポーツにおける2つの最大級の舞台が、地球上で最もサッカーに熱狂する都市のひとつで交差する。そのような瞬間には、それ以上のものが求められる」

    「VCARBとともに、我々はファンダムを普遍的なものにしている要素、つまりコミュニティを祝いたかった。特別リバリーとマッチデーに着想を得たジャージは、そのエネルギーへのラブレターだ。スピード、所属意識、共有された情熱、そしてキャッシュアップ・ビザ・カードは、すべてのファンがその一部を手にするためのものだ」

    特別リバリーは、バルセロナ・カタルーニャ・サーキットで初めて走行する。大胆なデザインは、ドライバーのレーシングスーツやチームキットにも反映される。

    バルセロナの1週末、サッカーとF1は同じ言語を話すことになる。

    VCARB FC レプリカ・バルセロナ・コレクションは、現在レッドブル・ショップで購入可能となっている。

  • レーシングブルズF1 “Bチーム批判”に反論「規則順守に多大な労力」

    レーシングブルズF1 “Bチーム批判”に反論「規則順守に多大な労力」

    2026年F1シーズンを巡り、レッドブル陣営の“2チーム体制”をめぐる議論が再び激しさを増している。

    マクラーレンCEOのザク・ブラウンは、レッドブル・レーシングとレーシングブルズの関係性について、F1の競技的公平性に疑問を呈する書簡をFIA会長モハメド・ビン・スライエムに送付。その中で、チーム間の協力体制や人材移動の在り方に問題提起を行った。

    ザク・ブラウンがFIAに問題提起
    ブラウンは以前から、レッドブルGmbHがレッドブル・レーシングとレーシングブルズの2チームを所有している現状に批判的な立場を取ってきた。

    今月に入りブラウンは、レーシングブルズの行動が結果的にレッドブル・レーシングを利する形となり、F1のスポーツとしての整合性を損なっている可能性があると主張。さらに、ローラン・メキースが昨年7月にクリスチャン・ホーナー解任後、レーシングブルズから即座にレッドブル・レーシング代表へ移行した件も問題視した。

    通常、ライバルチーム間での人材移籍には長期間の“ガーデニング休暇”が設けられるケースが多く、ブラウンはFIA側とこのテーマについて協議したい意向を示している。

    パーマネ「我々はルールを非常に厳格に守っている」
    これに対し、レーシングブルズのアラン・パーメインは、レッドブルとの関係性にメリットがあることは認めつつも、技術規則を厳格に順守していると強調した。

    「我々が恩恵を受けているかと言われれば、オーストリアのレッドブル・コーポレート・プロジェクト・グループの一員であることの恩恵は確かに感じている」とアラン・パーメインはメディアに語った。

    「ただ、レッドブル・レーシングとの関係は非常に明確なカスタマー・サプライヤー関係だ。サスペンションやギアボックス、その他テクニカルレギュレーションで許可されたコンポーネントを供給してもらっているだけで、我々はその規則を非常に厳格に守っている」

    “独立系”との違いも説明
    パーマネは、かつてエンストン拠点のチームで長年働いてきた経験を引き合いに出し、“姉妹チーム”との提携関係がある現在との違いについても言及した。

    「実際のところ、そうした関係が一切ないチームで働いた経験もあるし、現在のような関係性を持つチームで働いた経験もある。その中で感じるのは、規則を順守するために非常に多くの作業が必要だということだ」とパーメインは語る。

    「本来なら別の分野に使えるはずの労力を、我々はレギュレーション順守の確認に費やしている。だから、現在の我々の運営方法に問題があるとは思っていない」

    F1の“Bチーム問題”は再燃へ
    今回のブラウンの動きは、F1で長年くすぶり続けてきた“Bチーム問題”を再び表面化させる形となった。

    2026年F1レギュレーション導入で各チームの開発競争が激化する中、技術提携や人材共有の在り方は今後さらに敏感なテーマとなる可能性が高い。

    特にレッドブル陣営は、レッドブル・レーシングとレーシングブルズの距離感が常に議論の対象となっており、ザク・ブラウンの問題提起がFIAの将来的なルール見直し議論につながるかにも注目が集まっている。

  • レーシングブルズF1に罰金 CDS不備でローソン車両の赤旗回避できず

    レーシングブルズF1に罰金 CDS不備でローソン車両の赤旗回避できず

    リアム・ローソン(レーシングブルズ)は、2026年F1カナダGPのFP1でマシントラブルによりコース上にストップし、セッションは赤旗中断となった。この件についてFIAは調査を行い、レーシングブルズに3万ユーロ(約555万円)の罰金を科した。

    ただし、そのうち2万ユーロ(約370万円)は今後12か月以内に同様の違反がないことを条件に執行猶予となるため、実際にチームが支払う金額は1万ユーロ(約185万円)となる。

    FIA(国際自動車連盟)は、クラッチ解除システムが規則どおりに機能していれば、赤旗ではなくバーチャルセーフティカーで対応できた可能性があったとして、この問題を「重大」と位置づけた。

    ローソン車両のCDSが作動せず赤旗に発展
    FP1でローソンはパワーステアリングの喪失を報告し、第1シケインでコースオフ。その後、第2シケインを抜けた先でマシンを停止させた。当初はバーチャルセーフティカーで対応されていたが、マーシャルによる回収作業が難航し、最終的に赤旗へと切り替えられた。

    FIAの調査では、ローソンのVCARB 03に搭載されていたCDS(クラッチ解除システム)が規則どおりに作動しなかったことが問題視された。CDSは、エンジンが停止した状態でマシンを動かせるようクラッチを解除するための装置だが、今回のケースではマーシャルが作動させてもクラッチが解除されず、マシンを移動できなかった。

    油圧漏れが発端、CDSの二重用途にもFIAが懸念
    FIA文書によると、今回のトラブルはジョイントの破損による油圧漏れが原因で発生した。チーム側は、同車のCDSが本来のクラッチ解除機能に加え、アンチストールシステムにも関係する二重の役割を担っていると説明した。

    スチュワードは、この設計についてFIA技術代表が懸念を示したことも明らかにしている。さらに、レーシングブルズは2025年にもCDSシステムの設計について警告を受けていたとされ、今回の判断ではその経緯も重く見られた。

    ローソンはマーシャル対応にも疑問を提示
    一方で、ローソンはスチュワードに対し、現場での対応について2点の懸念を示した。ひとつは、自身の指示や一般的な手順に反して、マーシャルが停止中のマシンを押そうとしたこと。もうひとつは、CDSを作動させようとしたマーシャルが、実際にはCDSボタンではなくオンボードカメラのボタンを押そうとしていたことだった。

    FIAはこの点について、シングルシーター回収仕様に関する明確な文書を配布しているとしつつも、文書だけでは不十分であり、主催者側による実地訓練の補強が必要だと認めた。

    スプリント予選欠場にもつながった痛いトラブル
    この一件は、レーシングブルズにとって罰金だけでなく競技面でも大きな痛手となった。ローソンのマシンはスプリント予選までに修復が間に合わず、同セッションを欠場。FP1でマーモットと接触して大きな損傷を負ったウィリアムズのアレックス・アルボンとともに、スプリント予選に出走できなかった。

    ローソンのトラブルは単なるマシン停止にとどまらず、回収手順、CDS設計、マーシャル訓練という複数の問題を浮き彫りにした。FIAが「重大」と表現した背景には、赤旗中断そのものだけでなく、本来なら短時間で処理できたはずのインシデントが、システム不備によってセッション全体に影響を及ぼしたという判断がある。

    【関連】
    ・リアム・ローソンがF1カナダGPスプリント予選欠場 アルボンに続き2台目

  • レーシングブルズF1 休止期間で巻き返し「短期で2段階アップグレード投入」

    レーシングブルズF1 休止期間で巻き返し「短期で2段階アップグレード投入」

    シーズン序盤を終えた段階で、レーシングブルズF1のチーム代表アラン・パーメインは、開幕数戦の評価と今後の開発方針について詳細に語った。中東ラウンド中止によって生まれた異例の“空白期間”を、チームは開発と体制見直しの機会として活用している。

    パーメインは、この期間を単なる休息ではなく「開発・運用・人員」の三位一体での立て直しと位置づけており、マイアミ以降の巻き返しに向けた重要な転換点であることを強調した。

    短期集中アップグレードとシャシー作業の前倒し
    パーメインは、今後の開発計画について明確なロードマップを示した。

    「いくつかの開発が進行中だ。バーレーンに持ち込む予定だったアップグレードはマイアミに投入し、さらにモントリオールにも別のアップデートを予定している。結果的に短期間での連続投入になる。一度導入してすぐ次に置き換える形になるが、すべてを同時に持ち込むことも、モントリオール分を前倒しすることもできない」

    「日本からの機材輸送が戻ったことで、シャシーに関する予定外の作業も実施している。本来はフライアウェイ連戦後に行う予定だったものだ。いくつかの部門は想定以上に負荷がかかっていたため、レースチームには休養も取るよう促している」

    「この期間はマシンを完全な状態で組み上げ、設計部門が実車を確認できる貴重な機会でもある。シーズン中はほとんど工場に戻らないため、これまでできなかった作業を進めている。中止されたレースが再開催されれば終盤は非常に忙しくなるため、今のうちに休養も確保したい」

    序盤戦の評価と“開発遅れ”の代償
    シーズン序盤については、パフォーマンス以上の結果を引き出せたと評価した。

    「自画自賛はあまりしないが、いい仕事ができたと思う。上海ではスプリントと決勝の両方でポイントを獲得できたし、実際の速さ以上の結果だった。鈴鹿でも同様で、マシンから最大限を引き出してポイントにつなげることができた」

    「ただし、昨年中に開発を進めていたライバルに対しては、その代償を払っている。我々はシーズン終盤に開発を集中させたため、現時点では少し後手に回っている。ただ、今後投入するアップグレードでミッドフィールド上位に近づけるはずだ」

    RBFPTパワーユニットの現状と最適化
    新パワーユニットについては、基本性能に手応えを示しつつ、運用面での改善余地に言及した。

    「パワーユニットは非常にうまく機能している。走行するたびに学びがあり、毎回重要なデータを得ている。パワートレインのエンジニアが我々のエンジニアリング部門に常駐していることも強みで、密接に連携しながら理解を深めている」

    「この休止期間はこれまでの取り組みを見直す良い機会だ。マイアミ以降に向けて、パワーユニットの運用方法にいくつか変更が入る可能性がある。PUとシャシーの両方から最大限のパフォーマンスを引き出すため、連携を強化している」

    ビザ・キャッシュアップ・RB・フォーミュラワン・チーム(レーシングブルズ)

    レギュレーション議論と“バランス”の難しさ
    2026年レギュレーションを巡る議論については、簡単ではない問題だと強調した。

    「簡単な話ではない。ドライバーの意見には耳を傾ける必要があるし、ファンにも2つの層がいる。新しいレースを好む人もいれば、そうでない人もいる。現地で観ると非常にエキサイティングだが、適切なバランスを見つける必要がある」

    「今後数週間で複数の会議が予定されており、マイアミに向けてどの変更パッケージを採用するか決定することになる。主な焦点は2つあり、予選をよりフラットアウトでドライバー主導にすること、そして過去の事例を検証して接近速度をどう抑えるかだ」

    「ただし、接近速度を下げる手段は存在するものの、それはオーバーテイクに影響を及ぼす可能性があるため、ショーとしての側面を損なわないよう慎重に判断しなければならない」

    今回のコメントからは、レーシングブルズが単なるアップグレード投入だけでなく、運用・体制・レギュレーション適応のすべてを見直す局面にあることが明確に浮かび上がる。特に短期連続アップデートとPU運用の最適化は、ミッドフィールド争いの序列を左右する重要な要素となりそうだ。

  • レーシングブルズ F1日本GP限定レーシングスーツ公開 赤白“チェリー仕様”

    レーシングブルズ F1日本GP限定レーシングスーツ公開 赤白“チェリー仕様”

    レーシングブルズは、2026年F1日本GPに向けて、日本限定デザインのレーシングスーツを公開した。

    今回発表されたレーシングスーツは、レッドブル・エナジードリンク「チェリーエディション」と連動した特別仕様で、赤と白を基調とした大胆なカラーリングが特徴だ。

    リアム・ローソンとアービッド・リンドブラッドが鈴鹿サーキットで着用するこのレーシングスーツは、クリーンなホワイトベースにレッドのアクセントを効かせたデザインとなっており、通常のチームスーツとは異なる日本GP限定のビジュアルに仕上げられている。スタジオでのビジュアルでは、赤いライティングと布の演出により、スーツの立体感と存在感がより強調されている。

    さらに、左足に配置された「HUGO」のロゴや赤の一部グラフィックには、筆で描いたような表現が取り入れられており、日本文化を意識したディテールがさりげなく反映されている。

    F1マシンには、書道家・青柳美扇による筆致が取り入れられており、「日本」「チェリーエディション」「翼をさずける」といった文字が配置されている。力強く流れるような筆使いは、スピード感とエネルギーを視覚的に表現し、“日本文化×F1”を象徴するデザインとなっている。

    この日本GP限定スーツは、VCARB03のスペシャルリバリーとともに週末を彩る重要な要素となり、レーシングブルズのブランドイメージを強く印象づける仕上がりとなっている。

    ビザ・キャッシュアップ・RB・フォーミュラワン・チーム 日本グランプリレーシング・ブルズ F1 日本GP

  • レーシングブルズF1 渋谷109に特別リバリー登場 X投稿キャンペーンも開催

    レーシングブルズF1 渋谷109に特別リバリー登場 X投稿キャンペーンも開催

    レーシングブルズは2026年F1日本GPに向けた特別企画の一環として、スペシャルリバリー仕様のマシンを東京・渋谷に展示するイベントを実施している。

    会場はSHIBUYA109渋谷店の店頭イベントスペースで、本日3月23日10時から18時まで一般公開される。今回の展示は、レッドブルの新商品「チェリーエディション」のプロモーションと連動したもので、都内で実車リバリーを間近に見られる貴重な機会となっている。

    渋谷で“スペシャルリバリー”を一般公開
    会場では、レーシングブルズの日本GP限定スペシャルリバリーが施されたマシンが展示されている。

    渋谷スクランブル交差点すぐ近くという立地もあり、多くの来場者の注目を集めることが予想される。

    また、会場では「チェリーエディション」の先行サンプリングも予定されており、F1と都市型プロモーションを融合させた体験型イベントとなっている。

    SNS投稿で限定グッズが当たる
    今回のイベントでは、来場者参加型のXキャンペーンも同時開催されている。

    スペシャルリバリーを撮影し、「#さくらんぼ味のレッドブル」「#スペシャルリバリー」のハッシュタグを付けて投稿することで、抽選で日本GP限定デザイングッズが当たる。

    渋谷という情報発信力の高いエリアを活用することで、リアルイベントとSNS拡散を組み合わせたプロモーションとなっている。

    日本GP開幕を目前に控え、レーシングブルズは都市型イベントを通じてファンとの接点を広げている。

    ビザ・キャッシュアップ・RB・フォーミュラワン・チーム 日本グランプリ

  • レーシングブルズF1 レッドブルを上回るPU活用 最高速で防御力発揮

    レーシングブルズF1 レッドブルを上回るPU活用 最高速で防御力発揮

    シーズン開幕2戦を経て、2026年F1におけるひとつの重要な傾向が浮かび上がってきた。バーレーンテストの時点で示唆されていた通り、レッドブル・フォード製パワーユニットの特性、そしてその活用方法において、チーム間で明確な差が生まれている。

    その中で特に注目すべきは、レーシングブルズのVCARB 03だ。メルボルンと上海の両戦で、このマシンは「抜きにくいクルマ」として際立った存在となっている。

    最高速を武器にした“抜かせないマシン”
    開幕戦オーストラリアGPでは、オリバー・ベアマンがアービッド・リンドブラッドの背後に長時間留まりながら、最後までオーバーテイクの糸口を見いだせなかった。この事実が、VCARB 03の防御力を象徴している。

    その理由の一つが、レッドブル・フォードのパワーユニットの特性だ。このPUはストレート終盤においても高いトップスピードを維持する傾向があり、他チームのようなデレーティング(出力低下)が比較的少ない。

    つまり、単なる最高速の数値だけでなく、「ストレート後半で失速しない」ことが、バトルにおいて大きな武器になっている。

    特にメルボルンのようにエネルギー回生が限られるサーキットでは、この特性が顕著に現れる。追い抜こうとする側はバッテリーを多く消費する必要があり、その結果、次の区間で逆に脆弱になるリスクを抱えることになる。

    その状況において、レーシングブルズは高いトップスピードを維持することで、防御側として優位に立っていた。

    電動エネルギー依存度で変わる勢力図
    一方で上海のように長いストレートと十分なエネルギー回生が可能なサーキットでは、この優位性はやや薄れる。

    バッテリーの蓄積と放出がしやすい環境では、他チームも攻撃のためのエネルギーを確保できるため、トップスピードの差だけでは決定的な武器にならない。

    それでもレーシングブルズは、予選では依然としてミッドフィールド最上位に位置するパフォーマンスを発揮しており、PU特性の活用が結果に直結していることは明らかだ。

    ただし決勝では、ハースのような優れたシャシーを持つチームに対してロングランでやや劣る傾向も見られた。

    ビザ・キャッシュアップ・RB・フォーミュラワン・チーム

    レッドブルとの違いは“使い方”にあり
    興味深いのは、同じパワーユニットを使用するレッドブルとの差だ。

    レッドブルRB22は空力面や重量面に課題を抱えており、特に約15〜20kgのオーバーウェイトがパフォーマンスに影響しているとされる。その結果、PUのポテンシャルを最大限に引き出せていない。

    一方でレーシングブルズは、その特性をより効果的に活用しており、結果として直線での強さが際立っている。

    実際、上海ではリアム・ローソンが7位入賞を果たし、アイザック・ハジャーのレッドブル勢を上回る結果となった。ハジャーは序盤のスピンがあったものの、セーフティカーによって戦略的に復帰していた。

    PU性能よりもシャシーが差を生む現状
    ただし、これは単純に「レーシングブルズの方が速い」という話ではない。

    現状、レッドブル陣営が直面している課題は、純粋なパワーユニット性能というよりも、シャシーやパッケージングに起因する部分が大きい。

    実際、フェラーリやハースと比較しても、パワーユニットそのものが決定的な差を生んでいるわけではなく、全体のバランスが勝負を分けている。

    レッドブル・フォードにとって初の自社製PUであることを考えれば、まだ改善の余地は大きい。しかし現時点では、そのポテンシャルをより引き出しているのはレーシングブルズであることは間違いない。

  • レーシングブルズF1 日本GP特別リバリー展開 都内出没&Xキャンペーン

    レーシングブルズF1 日本GP特別リバリー展開 都内出没&Xキャンペーン

    レーシングブルズは2026年F1日本GPに向け、特別仕様のマシンリバリーを投入し、連動した大型プロモーションを展開する。

    レッドブルの新商品「チェリーエディション」の発売に合わせた企画で、東京・名古屋を中心に実車展示やサンプリング、SNSキャンペーンが実施される。今回の施策は「最速へのエナジー。」をテーマに掲げ、F1と都市カルチャーを融合させた体験型イベントとして展開される。

    日本GP限定リバリーでXキャンペーンを展開
    レーシングブルズは、日本GP限定のスペシャルリバリーを施したF1マシンを公開し、これを軸としたXキャンペーンを開始する。

    参加方法は2種類用意されており、スペシャルリバリーを撮影して投稿する形式と、対象投稿を引用リポストする形式のいずれかで応募可能となる。

    投稿には「#さくらんぼ味のレッドブル」「#スペシャルリバリー」のハッシュタグが必要で、抽選で限定デザイングッズが当たる。

    写真投稿では長袖ジップ、リポストではシャツがそれぞれ15名に用意されている。

    レーシングブルズ(ビザ・キャッシュアップ・RB・フォーミュラワン・チーム) F1 日本グランプリ

    渋谷・原宿など都市部で実車展示
    スペシャルリバリーは、横浜〜東京エリアを皮切りに都市部へ出現する予定となっている。

    3月23日には渋谷・SHIBUYA109で展示イベントを実施し、翌24日には原宿のWeWorkアイスバーグでも公開される。

    いずれの会場でもチェリーエディションの先行サンプリングが予定されており、F1ファン以外にも訴求する内容となっている。

    さらに、3月25日には東名高速の足柄サービスエリアでも展示が行われ、名古屋へ向かう流れを演出する。

    名古屋ではF1体験イベントも開催
    日本GP期間中の3月26日から29日にかけては、名古屋駅のJRゲートタワーで大規模イベントを実施する。

    会場ではスペシャルリバリーの展示に加え、実物大レプリカを使用したピットストップ体験など、F1の世界観を体感できるコンテンツが用意される。

    都市を横断する形で展開される今回のプロモーションは、日本GPの盛り上げとともに、ブランド訴求を強く意識した取り組みとなっている。

  • レーシングブルズF1 日本GP特別リバリー公開 桜着想の和デザイン採用

    レーシングブルズF1 日本GP特別リバリー公開 桜着想の和デザイン採用

    ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チームは、日本GPを前に東京で開催された「レッドブル・トーキョー・ドリフト」で、レッドブルの新しいスプリングエディション缶に着想を得た特別リバリーとチームキットを公開した。イベントにはリアム・ローソンとアービッド・リンドブラッドが登場し、レッドブルのアスリートたちとともに新デザインを披露した。

    今回の特別仕様は、日本の書道家・青柳美扇とのコラボレーションによって制作された。マシンはチームの伝統的なカラーをベースに、白、赤、銀の大胆な配色へと再構成。

    チームキットにも特注の書と力強い筆致が取り入れられ、日本のカルチャーとレッドブル・スプリングエディションの世界観を融合させた週末限定の装いとなった。

    東京の夜を彩った特別発表
    レッドブル・トーキョー・ドリフトは、500台を超える厳選されたカスタムカー、DJセット、迫力あるドリフトパフォーマンスが集結する、日本のカーカルチャーを祝うナイトイベントとして開催された。

    今年はレーシングブルズがこの場で特別リバリーを初公開。会場ではリアム・ローソンとアービッド・リンドブラッドが新しいチームキットを着用してステージに登壇し、公開前後に限定Q&Aにも参加した。

    さらに、マイク・ウィデットことマッド・マイクがドリフト仕様のレッドブル・ミニを操り、カバーを引き剥がして特別リバリー車を披露する演出も行われた。会場のファンとライブ配信の視聴者は、レッドブルらしい高揚感ある発表の瞬間を見届けた。

    レーシングブルズ 日本グランプリ

    桜と書道をモチーフにしたデザイン
    今回のデザインは、日本の伝統文化を強く意識したものとなった。チームキットの前後には「ギブ・ユー・ウィーイングス」の書が大胆に配され、両サイドには力強い筆のストロークが走る。

    青柳美扇は次のように語った。

    「書道は一筆の中に動きを宿すものです。それは、レースが決定的な瞬間にスピードを捉えることとよく似ています。私は桜と日本の文化から着想を得て、力強く、優雅で、そしてマシンの上で生きているように感じられるデザインを生み出しました」

    ピーター・バイエルが語る狙い
    レーシングブルズのCEOであるピーター・バイエルは、今回の特別リバリーについて、若いファンやF1を形作る文化との接点を広げる試みだと説明した。

    「チームとして、我々は常に若いファンや、このスポーツを形作るカルチャーとつながる方法を探している。この特別リバリーとチームキットのクリエイティブの方向性は、レッドブル・スプリングエディション缶から始まった。そして青柳美扇とともに、その大胆なデザインをサーキットにふさわしい、本当にユニークなものへと変換した」

    「東京で、レッドブル・トーキョー・ドリフトに集まった情熱的なファンの前でそれを発表できたことは、我々のチームにとってこの瞬間をさらに特別なものにしている」

    ビザ・キャッシュアップ・RB・フォーミュラワン・チーム 日本グランプリ

    角田裕毅らレッドブル勢も登壇
    イベントにはリアム・ローソンとアービッド・リンドブラッドに加え、マッド・マイク、角田裕毅、岩佐歩夢、ヒロヤ・ミノワ、勝田貴元らレッドブルのアスリートも登壇し、ファンに“ウィーイングス”を届けた。

    東京市内展示から鈴鹿へ
    レーシングブルズのレッドブル・スプリングエディション・リバリーは、3月22日に東京の街を走行し、目黒川や東京タワーなどの象徴的なスポットを巡る予定となっている。日本の桜が、その季節感を演出する背景となる。

    さらに3月23日には、SHIBUYA109渋谷の入口イベントスペースで車両展示を実施。都心でこの特別リバリーを間近に見られる貴重な機会となる。

    そして翌週の日本GPでは、鈴鹿サーキットでこの特別リバリーが初めて本格的に走行する。大胆なデザインはドライバーのレーシングスーツやチームキットにも反映されるほか、青柳美扇もパドックに登場し、チームガレージへのペインティングやファン向けの特別書道パフォーマンスを行う予定だ。

    レーシングブルズ / ビザ・キャッシュアップ・RB・フォーミュラワン・チーム

    関連情報
    レッドブル・スプリングエディションをモチーフにしたレプリカのチームキットは、鈴鹿を前にレッドブルショップで販売が始まっている。

    レッドブル・スプリングエディションは、チェリーの味わいにアーモンドと桜の花のニュアンスを加えた限定商品で、世界の一部市場で展開されている。

    青柳美扇は、大規模なライブ書道パフォーマンスや緻密な作品で国際的に知られる書道家で、2020年には国立競技場の開場記念行事にも参加した。

    ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チームは2006年からF1に参戦するレッドブル傘下のチームで、若手ドライバーの育成拠点としての役割も担っている。拠点はイタリア・ファエンツァとイギリス・ミルトンキーンズに置かれ、F1アカデミーにも参戦している。

    レッドブルは世界178か国で展開され、2025年には139億缶超を販売した。250ml缶には80mgのカフェインが含まれている。