タグ: レッドブル

  • レッドブルF1代表 「給油の復活はF1の問題の解決策にはならない」

    レッドブルF1代表 「給油の復活はF1の問題の解決策にはならない」

    レッドブルのF1チーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、給油を復活させても今のF1が抱えている問題の解決策にはならないと考えている。

    過去5年間、そして、今年の8戦を終えた段階でもメルセデスがF1を完全に支配しており、多くの人々は2021年のF1レギュレーションの大幅な変更に先立って、F1をどのように盛り上げるべきかを考えている。

    バルテリ・ボッタスの元スポンサーだったウィリフ・グループの代表を務めるアンティ・アーニオ・ウィフリは、ピットストップに給油を復活させることがF1に役立つとフィンランドのメディアに語った。

    「クルマがまったく同じスピードで走っていればオーバーテイクはもちろん非常に困難だ」とアンティ・アーニオ・ウィフリはコメント。

    「それについて何かすべきだ。私は給油を復活させてほしい」

    ハースF1チームのロマン・グロージャンは、F1を改善してレースをもっと厳しいものにする方法のひとつとしてレース中の給油を復活させることを挙げている。

    「レース中の給油が復活すれば、スタート時に100kgも燃料を積んで走る必要はなくなるし、30~40kgくらいでよくなる。そうすれば、少なくとも1周あたり2~3秒は速く走ることができるだろうし、もっと大変になるだろう」

    しかし、レッドブルのクリスチャン・ホーナーは、そのような考え方には同意しない。

    「我々がまだ給油をしていた頃のレースを見返してみてほしい。そのなかには我々が見てきたなかでも最も退屈なレースもあった」とクリスチャン・ホーナーは Speed Week にコメント。

    「戦略はクルマに入れる燃料の量によって決定される。それがショーに何かの影響を与えるとは思わない」

    メルセデスのF1チーム代表トト・ヴォルフは、F1はどのような対策が良い影響を与えるかについてもっと詳しく調べていくべきだと語る。

    「給油はある程度のエンターテインメントと不確定要素をもたらす。またレーススタート時のクルマもはるかに軽くなるので、ドライバーはもっと激しくプッシュできる」

    「だが、最善の決定を下すためには我々はすべてを注意深く分析する必要がある」

  • アレクサンダー・アルボン 「レッドブルのホームで良い結果を出したい」

    アレクサンダー・アルボン 「レッドブルのホームで良い結果を出したい」

    トロロッソ・ホンダのアレクサンダー・アルボンが、レッドブルのホームレースとなる2019年のF1世界選手権 第9戦 F1オーストリアGPへの意気込みを語った。

    舞台となるレッドブル・リンクは、その名の通り、レッドブルが所有するサーキット。かつてグランプリを開催していたA1リンクをレッドブルが改修した。そのため、レッドブルとトロロッソのドライバーにとってホームレースとなる。

    美しい山間部にある2本のメインストレートと大半が鋭いコーナーで構成されるレッドブル・リンクは、異彩を放つ特性を持ったサーキット。丘陵地帯のため、高低差が大きく、ストレートにはいずれもうねりが施されている。また、急な上り坂や、ストレートも多いため、パワー依存が最も大きいサーキットでもある。

    「去年、ここでのF2ではどちらのレースも5位でフィニッシュだったので平均的な週末だった。コーナーがとても少ないトラックだし、そのほとんどが高速だ。だから、全てのコーナーがとても重要にある」とアレクサンダー・アルボンは語る。

    「すべてを本当に正しくまとめなければならないという意味でテクニカルなトラックだ。高低差の変化が大きい複雑なトラックだし、簡単ではないけど、それによって良いレースになる。オーバーテイクのチャンスはたくさんある。特にダウンヒルのセクションはブレーキを正しく行えればオーバーテイクができる。ここの3つのロングストレートはスリップストリーム効果が本当に大きい。トラックのリズムは、ロングストート、タイトコーナー、ロングストレート、タイトコーナーだし、それが良いレースを生み出す。ダーティエアーにはまらずに前のクルマに十分に近づくことができるからね。ダーティエアーにしり込みすることなく、良い戦ができる」

    「本当にクールなエリアにある素晴らしいトラックだ。山に囲まれていて緑がたくさんあって大好きだ。レッドブル・ファミリーの一員として僕たちにとってホームレースになるので、良い結果を出したいし、週末にわたって僕たち4人のレッドブル・ドライバーが参加する多くのアクティビティが計画されていると思う」

    「シーズン最初の連戦の2レース目だ。連戦は大好きだし、レースから次のレースに直行できるのは好ましいことだ。2連戦の2レース目はFP1が違いを生むし、10日前ではなく、数日前にクルマを運転しているので、すぐに良いリズムを感じることができる。ずっと運転しっぱなしのような気分になるけど、ドライバーが不満を言うことは決してないよ!」

    関連:2019年 F1オーストリアGP テレビ放送時間&タイムスケジュール

  • 「ピエール・ガスリーはレッドブル内でテストカー扱い」と同郷ドライバー

    「ピエール・ガスリーはレッドブル内でテストカー扱い」と同郷ドライバー

    元F1ドライバーのミハエル・ブリークモレンは、ピエール・ガスリーはもはやレッドブル・ホンダ内で孤立していると語る。

    トロロッソ・ホンダで素晴らしいシーズンを送ったピエール・ガスリーは、今年、レニエル・リカルドの後任としてレッドブル・レーシングへの昇格。しかし、8戦を終えて3ポイントしか獲得できておらず、ベストリザルは5位。周囲からの圧力は高まっている。

    ピエール・ガスリーと同じフランス出身のミハエル・ブリークモレンは、もはやガスリーはレッドブルで走るに値しないと語る。

    「ガスリーはもうシートに相応しくない」とミハエル・ブリークモレンは主張。

    「彼はもはや無防備だ。何度も何度も『そうだね、でも、こうするしなければならない、ああする必要がある』と言っているが、もう彼はテストカー扱いだ」

    「そのようなドライバーは望まない。実際にマックスを助け、挑戦できる卓越したドライバーを望むものだ」

    10位で終えたフランスGPは、ピエール・ガスリーがレッドブルへの準備ができていない確認となったかと質問されたミハエル・ブリークモレンは「大目に見てやっていたが、もうそれも終わりだ。彼は実力が伴っていない。マックスのレベルではない」と語った。

  • トロロッソ代表 「クビアトにはレッドブルに再昇格できるペースがある」

    トロロッソ代表 「クビアトにはレッドブルに再昇格できるペースがある」

    トロロッソ・ホンダのF1チーム代表を務めるフランス・トストは、ダニール・クビアトにはレッドブル・ホンダに昇格するに相応しいペースがあると称賛する。

    2014年にトロロッソでF1デビューを果たし、翌年すぐにレッドブルに昇格したダニール・クビアト。しかし、そこから結果を出すことができず、2016年にトロロッソに降格し、その1年後にはレッドブルのプログラムから完全に外された。

    その後、ダニール・クビアトは1年間フェラーリのシミュレータードライバーを務めあげて今シーズンからトロロッソに復帰。以前とは異なり、一貫性のあるパフォーマンスを示している。

    フランツ・トストは「将来、それがどのように具現化していくか見てみよう」とコメント。

    「ダニールがレッドブルのようなトップチームに戻ることができれば私は満足だ。彼にはペースがあると思っているからね。環境が正しければ、彼はとても良いパフォーマンスを発揮できるドライバーだ」

    「F1ではパフォーマンスが決定的な要因だ。ドライバーがパフォーマンスをもたらしているならが、彼を連れ戻さない理由はあるだろうか?」

    「現在のダニールははるかに成熟している。彼はかなり技術的な面を理解している」とフランツ・トストはコメント。

    「皆さんが知っているように、昨年、彼はフェラーリでシミュレーターで仕事をしていた。彼はそこで多くのことを学んだと思うし、すべてが良い方向に進んでいる」

    F1フランスGPの週末には、レッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコが、ダニール・クビアトのマネージャーを務めるニコラス・トッドと話し合っており、結果の出ていないピエール・ガスリーと交代を検討しているとの噂が広まった。

    しかし、ヘルムート・マルコはこの噂を否定。ピエール・ガスリーは今シーズン終了までレッドブル・ホンダで走ると語っている。

    「噂は正しくはない。先週はニコ・ヒュルケンベルグとの交代で、今はダニール・クビアトだ」とヘルムート・マルコは Motorsport-Magazin にコメント。

    「私は多くの人と話をする。彼の父親であるジャンとも話をした」

    「今シーズンはピエールと一緒に終える計画だ」

  • レッドブル、ピエール・ガスリーのパフォーマンスに不満

    レッドブル、ピエール・ガスリーのパフォーマンスに不満

    レッドブル・ホンダのF1チーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、最近のレースで結果を出していないピエール・ガスリーへの不満をF1フランスGP後のチームリリースで示している。

    序盤からマックス・フェルスタッペンのペースに匹敵できていないピエール・ガスリーは、F1フランスGPでも予選で再び0.775秒差をつけられ、決勝でも11位でフィニッシュ。ダニエル・リカルドの降格によってかろうじて1ポイントを獲得した。

    マックス・フェルスタッペンは予選4番手、決勝でも4位入賞とメルセデスとフェラーリに挑戦こそできていないが、トップ3チームのドライバーとしての仕事を果たしている。しかし、ピエール・ガスリーは求められる最低限である6位に定期的に入ることができていない。

    これまで幾度となくピエール・ガスリーを擁護してきたクリスチャン・ホーナーだが「ポイント圏外の11位完走にはフラストレーションを感じる。隠れた問題がないことを確実にするために、彼のマシンのすべてチェックしていくつもりだ」とガスリーのパフォーマンスに言及。

    「残念ながら、ハードタイヤでのピエールはペースがなく、ポジションを落とした」

    ピエール・ガスリーは、期待外れな結果はFP3と予選の間にRB15に施された変更に根差していること示唆する。

    「FP3は良かった。予選からとても苦戦していたし、レースでも同じだった」とピエール・ガスリーは Motorsport Wee にコメント。

    「グリップが低かった理由を確認するために分析しる必要があるのは明らかだ。クルマをこのように感じたことはない。FP3の後に行ったことのせいなのは明らかだ」

    「かなりのグリップ力の低下。スライドするだけです。現時点では答えがありません。

    「理解するためにチームと分析するつもりだけど、現時点では答えはない。ホームでこのようなパフォーマンスしか示せなかったことに落胆している。でも、最大の問題はクルマの何が間違っているのかを理解することだ」

    「全力で走っているけど、どんなところでもスライドしている。理解しなければならない」

  • ホンダF1 特集 | レッドブルとの提携発表から1年

    ホンダF1 特集 | レッドブルとの提携発表から1年

    2018年6月19日にホンダF1がレッドブルへのPU供給を発表してから1年が経ちました。これまでの歩みを、ホンダF1のマネージングディレクターを務める山本雅史が振り返った。

    2018年6月19日、ホンダF1の歴史に新たな1ページが追加された。トロロッソを新たなパートナーとして迎えた新シーズンが順調に進み、2019年からはアストンマーティン・レッドブル・レーシングへもパワーユニット(PU)を供給することを正式に発表したのが、この6月19日だった。

    合意に至るまでの経緯を語るには、トロロッソとの関係がスタートした2017年9月まで遡らなければならない。ほどなくして、新設されたテクニカルディレクターに田辺豊治が就任し、チームの再構築を行ったのも、山本雅史 ホンダF1マネージングディレクターが将来的な2チーム供給の可能性を見据えてのことだった。

    「新体制のトップとして田辺さんを迎えて新たなスタートを切ったとき、我々の目標はまず一歩前進することでした。マクラーレン時代の経験もあり、トロロッソとはとにかくいいコミュニケーションを取ることを目指したんです。そのときには、将来的なレッドブルとの契約の可能性も見据えていました」と山本雅史は振り返る。

    「ヘルムート・マルコ博士とは、サーキット外でよく話すようになっていたんです。トロロッソとの合意が発表されたあとからですが、空港で話したり、夕食をともにしたりして、お互いについてさまざまな内容を話していました」

    トロロッソへの供給が発表されたのは17年のシーズン終盤だったので、開幕までのタイトなスケジュールの中で、開発になるべく多くの時間を割くことが重要だった。山本雅史はその先に訪れる、ホンダ PUの性能評価のタイミングを認識していた。

    「2017年のシンガポールGPというタイミングで決まったために開発の開始は遅いタイミングとなったので、今年とは違い、昨年のトロロッソはホンダエンジンに合わせたシャシーを開発することができませんでした」

    「こうした事情もあって、ホンダとレッドブルの間では、2018年のカナダGPでPUの性能評価を行おうということになっていました。ということで、最初から締切が決まっていたんです」

    18年のシーズン序盤、ピエール・ガスリーが第2戦バーレーンGPで4位、第6戦モナコGPで7位となるなど好結果を残し、レッドブルのホンダファミリー入りが実現することになった。

    「今シーズン開始時は、トロロッソと迎える2シーズン目が本当に楽しみでしたし、レッドブルと組むことになって彼らのシャシーと我々のPUがどんな成果を残せるのかも楽しみでした。2019年のレッドブルとトロロッソの2チーム体制に向けた開発は、昨年の正式発表のあと、すぐに開始しました」

    「トロロッソのみに供給していた際にはチームと一緒に開発を進めていましたが、レッドブルが加わることになったことで、やり方を変えました。レッドブル、トロロッソはそれぞれ独立したチームですが、彼らにはレッドブルテクノロジーという技術部門を司る会社があるので、彼らと開発に関する話を進めるかたちになったんです」

    「ホンダとしてはレッドブルとトロロッソのどちらか向けにPUを開発しているわけではないので、一つの仕様のPUを作り、それをレッドブルテクノロジーがチーム間のバランスを取るようになっています」

    トロロッソとの1年目は、ハンガリーGPでもトップ6入りするなどの結果を残しつつ、ホンダにとって15年のF1復帰以来初めてとなる2チーム体制に向けて多くの学習とチャレンジを行う期間でもあった。

    「田辺さんは4台のマシンを問題なく安定して走らせるための要ですから、とても重要な役割を担っており、ここまで非常にうまくやってくれています」

    「レッドブルとの連携が決まってから、田辺さんの下にそれぞれのチームを担当するチーフエンジニアを置こうと考えました。トロロッソに本橋さん、レッドブルはデビッド・ジョージさんが務めてくれています。この体制はとてもうまくいっていると思っていて、満足しています」

    体制強化を行ったことで、プレシーズンから期待は高まったが、それはレッドブルとホンダに向けての期待だけではなかった。

    「正直に言って、本当に楽しみで仕方なかったです。レッドブルは豊富なリソースを持ったとてもレベルの高いチームですので、非常にわくわくしていましたし、トロロッソとは2年目でホンダ PU向けに開発したマシンで初めて戦うことになるわけですから、どんなシーズンになるのかも楽しみにしていました」

    「今シーズンについては、多くのメディアに対してなるべく早く表彰台に立ちたいですし、モナコまでには勝ちたいと話していました」

    「開幕戦のオーストラリアでは、2008年以来11年ぶりの表彰台となり、本当にうれしかったですね。ホンダのメンバーは、ここからさらに前に進めるという自信を深めたと思います」

    その後、スペインGPで再び表彰台、モナコではタイムペナルティーを科されたものの終始2番手を走行するなど、残す目標は頂点のみ。しかし、山本雅史は短期間でそこに到達するのは大きなチャレンジであることも理解している。

    「もちろん、我々は勝つためにレースをしています。ただ、正直なところ、メルセデスはすべての領域で進化しています。我々も向上していますが、彼らも同じく向上してるので、勝利を手にするのは本当にたいへんだと思っています」

    「でも、ポジティブな面に目を向ければ、レッドブルとの1年目のシーズンでとても安定した成績を残せているともいえます。もちろん、マックス(フェルスタッペン)のドライビングがすごいこともありますが、初年度でコンスタントに結果を残せているわけです。これはいいことだと捉えていますし、このまま継続していけば、今季どこかで勝てるチャンスはあるのではと思っています」

    レッドブルへの供給を発表してから1年の節目を迎えた今週末も、新たなスペックのPUを投入するなど、成功に向けた、たゆまぬ努力が続いている。

    「トータルではここまで順調だと思っています。特にコミュニケーションの面ではうまくやれていますし、PUの開発についてはレッドブルとホンダで決めたプランに沿って進められています。レッドブルからパワーはどれだけでも欲しいといつも言われていますけどね(笑)」

    残りのシーズンで勝利が訪れるか確実ではないが、すべてが適切に機能しており、1年前に予想していた通りの進歩を果たしている。これからどんな成果が見られるのか、期待は高まっている。

  • レッドブル 「ベッテルはフェラーリのプレッシャーに対処できていない」

    レッドブル 「ベッテルはフェラーリのプレッシャーに対処できていない」

    レッドブルのF1チーム代表クリスチャン・ホーナーは、セバスチャン・ベッテルがフェラーリで走ることに対するプレッシャーによって実力を発揮できていないと考えており、F1を引退するとの噂も事実かもしれないと語る。

    F1フランスGPの予選で、セバスチャン・ベッテルは精彩を欠き、7番グリッドに沈んだ。クリスチャン・ホーナーは、かつでベッテルがレッドブルで見せていたような輝きを発揮することができていないと語る。

    「我々と一緒にいたとき、グランプリをリードしているときのセバスチャンはまるでメトロノームのようだった。そのようなポジションにいるときの彼はいつも強かった」とクリスチャン・ホーナーは Press Association Sport にコメント。

    「最近の彼は明らかに多くのプレッシャーを感じているように見える。まるで圧力鍋のような環境のフェラーリの期待に応えようとしている」

    「人から最大限を引き出すには適切な環境を提供する必要がある。それはかなり重要なことだ」

    セバスチャン・ベッテルは今シーズンまでレースに勝っておらず、今年のタイトル候補に再浮上するためには結果を出す必要がある。

    セバスチャン・ベッテルのF1引退の噂について質問されたクリスチャン・ホーナーは「彼は非常に主体性のある人間だ」とコメント。

    「彼はF1の歴史のファンだ。誰もがそうであるように、自分がやっていることを楽しんでいるときははるかにうまくやれるものだ」

    「我々がレッドブルで過ごした年月はいつも非常に楽しいものだった。手強いライバルと激しく戦っていたときでさえ、そこには常に楽しめる要素があった」

  • レッドブル、ル・マン24時間レースへの関与を否定せず

    レッドブル、ル・マン24時間レースへの関与を否定せず

    レッドブルのF1チーム代表クリスチャン・ホーナーは、レッドブルが将来的にル・マン24時間レースに関与する可能性があることを示唆した。

    レッドブルF1チームのタイトルスポンサーを務めるアストンマーティンは、エイドリアン・ニューウェイが設計を手掛けたヴァルキリーでWECの新たな“ハイパーカー”カテゴリーに参戦することを発表している。

    「ル・マンに行って状況がどうなっているか見てきた。私は20年間そこにいたわけではないからね」とクリスチャン・ホーナーは Ouest-France にコメント。

    だが、ここまでレッドブルはアストンマーティンのル・マン プログラムへの関与に範囲については沈黙を保っている。

    クリスチャン・ホーナーは「手短な訪問に過ぎなかったが、しばらく会っていなかった人々と再び繋がることができた」とコメント。

    「主にアストンマーティンのプログラムになるだろう。まずはクルマを完成させる必要がある」

    レッドブルがル・マン24時間レースに関与した場合、レッドブル・レーシングのF1ドライバーがル・マンに参戦する可能性があるとの憶測が生まれている。

    マックス・フェルスタッペンは、アストンマーティンとの参戦について議論していないとしつつも、いくつかル・マン24時間レースに参戦することに魅力を感じていると認める。

    「いつかル・マンに出るという願望はある。それが実現するかどうかはわからないけどね」とマックス・フェルスタッペンはコメント。

    「僕が好きなのはカテゴリー内でたくさんの種類のクルマがトラフィックなどを抜けながら走るところだ。特に夜は好きだね。運転するのは素晴らしいことだということがわかる」

    「オンラインでやったことはあるけどね! とても楽しい。十分に夜間の運転はできなかったけどね」

    F1に参戦しながらル・マン時間レースに参戦することはできるかと質問されたマックス・フェルスタッペンは、2015年にポルシェから参戦して勝利を挙げたニコ・ヒュルケンベルグを例に挙げた。

    「日程が衝突しなければね。ニコ(ヒュルケンベルグ)がそれをやって、勝ったのを見ているよね」とマックス・フェルスタッペンはコメント。

    「もちろん、僕はいつも勝ちたいけど、幸運もある。本当に長くてクレイジーなレースだ。多くのことが起こり得る」

  • レッドブル 「ホンダのスペック3が大きな増加でないことはわかっていた」

    レッドブル 「ホンダのスペック3が大きな増加でないことはわかっていた」

    レッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、F1フランスGPの予選結果について、ホンダの“スペック3”が予選パフォーマンスという点では大幅な増加ではないことはあらかじめわかっていたと主張する。

    ホンダは、F1フランスGPに“スペック3”エンジンを投入。前回のスペック2が信頼性の改善だったのに対し、スペック3はパフォーマンスに焦点をあてて、内燃エンジンとターボチャージャーがアップグレードされた。

    しかし、レッドブル・ホンダは、予選で苦戦を強いられ、マックス・フェルスタッペンは後方との差わずか0.009秒差で4番グリッドを獲得。ピエール・ガスリーは9番グリッドとなった。

    この結果を受け、ヘルムート・マルコは「通常、我々はストレートで失っている。とりわけフェラーリに対してはね。また、我々はセクター3でメルセデスに対してかなり失っている」とコメント。

    「我々は違いを把握している。我々はスペック3がパフォーマンスの特別な向上ではないことを事前にわかっていた。だが、レースではそのアドバンテージを得られるのは確かだ。少なくともマックスはフェラーリについていけると思う」

    「いつものように今回もメルセデスがトップだ。それは彼らがより多くのダウンフォースで走っているためだ。したがって、メルセデスに対してはストレートで稼がなければならない」

    レッドブル・ホンダのF1チーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーも、マックス・フェルスタッペンはクルマから最大限を引き出したと納得している。

    「サーキットはQ1からQ3までにかなり進化した。マックス(フェルスタッペン)はクルマから可能な限りのものを引き出したと思うし、今日の彼はとても良い仕事をした。彼はミディアムタイヤでQ3進出を果たし、明日のレースに向けて2列目4番グリッドを獲得した」とクリスチャン・ホーナーはコメント。

    「ピエール(ガスリー)にとってはよりタフな予選だった。彼はQ2で10番手タイムを記録してQ3に進出したが、その後、チームメイトと比較してターン5とターン6で少しタイムを落とした。残念ながら、9番グリッドが彼の明日のスターティングポジションとなる」

  • レッドブル、ホンダのF1エンジンを搭載しても遅い理由は?

    レッドブル、ホンダのF1エンジンを搭載しても遅い理由は?

    レッドブルは、ホンダのF1エンジンを搭載した今年、本来のマシンの強みを失っている。

    伝統的にレッドブルのマシンは“コーナリングマシン”としての特性があり、ルノーのエンジンパワー不足によるストレートでの赤字を、巧妙なダウンフォースによるコーナーでのスピードとトラクションでカバーしてきた。

    今年、レッドブルはルノーからホンダにF1エンジンを変更。スペック2を投入し、新たに予選モードを備えたホンダのF1パワーユニットは、フェラーリ、メルセデスには劣っているものの、勢力図ではルノーを上回っていると考えられている。

    単純にこれまでの特性にホンダのF1エンジンによるストレートのスピードが加われば、レッドブルのマシンはさらに強さを発揮すると考えられたが、逆に昨年強さを発揮したサーキットで苦しんでおり、得意だった区間ではメルセデスに負けている。

    昨年のこの段階では第3戦中国GP、第5戦モナコGPで勝利を挙げてきたが、今年はまだ未勝利であり、開幕戦オーストラリアGPと第5戦スペインGPでの3位がベストリザルトとなっている。

    そこには2つの理由がある。特に顕著なのは今年から新たに導入された空力レギュレーションとタイヤだ。カスケード・フラップなどを禁止とし、エンドプレートを単純化することでフロントウイングから空気をタイヤの外側に流す“アウトウォッシュ”効果が抑えられた。そのため、ダウンフォースを得るために、気流をアンダーボディに導く“インウォッシュ”型にせざるを得ず、ダウンフォースと空力バランスに大きな変更を及ぼした。

    また、各チームはトレッドが薄くなったタイヤに対応するために2019年のコンセプトはダウンフォースを減らすことに焦点が置かれた。メルセデスを除いては。それによってレッドブルだけでなく、大部分のチームがタイヤを適切な作動温度領域に入れることに苦労いている。

    レッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは「すべてのクルマのコンセプトをダウンフォースを減らすというものだった」とコメント。

    「メルセデスだけが、多くのダウンフォースとトラクションを備えたクルマを製造してきた。後から考えれば、まさにそれが新しいタイヤから最大限を引き出すための方法だった」

    デザイナーを務めるエイドリアン・ニューウェイも、新しいフロントウイングとタイヤのための設計が間違っていたことを認めている。グリッドでは、ルノーのF1パワーユニットで速さを見せているマクラーレンのマシンを注意深く観察しているところも目撃されている。

    「シャシー側に関して正直に本音を言えば、現時点で期待しているほどクルマは良くない」とエイドリアン・ニューウェイはコメント。

    「タイヤの作動ウインドウは完全にメルセデスに有利に働いている」

    「クルマの全体的なコンセプトはタイヤが熱くなりすぎないように設計されている。そのコンセプトから抜け出すのは常に困難だ。新しいフロントウイングはメルセデスのコンセプトにより調和している」

    また、近年、レッドブルはルノーの非力なF1エンジンでのストレートスピードをカバーするためにドラッグを減らし、ダウンフォースを削る方向でマシンを設計していた。実際にはレッドブルの強みが失われていたということになる。そのデザインの方向性は今年にも継続された。

    「我々にはもっと多くのダウンフォースが必要だ」とヘルムート・マルコはコメント。

    「近年、我々は可能な限りダウンフォースを少なくして、ドラックが大きすぎないクルマを製造してきたからだ」

    ダウンフォースが減り、エンジンのパワーが増したことで、特にリア周りのバランスがうまく取れないマシンに仕上がっている。昨年、フェラーリがエンジンアップグレードで馬力を増した後、同じような理由で失速している。

    皮肉なことに、トロロッソからレッドブルに移籍してきたピエール・ガスリーにその影響がモロに出ている。ガスリーはトラションのかかり具合をマシンの問題点として挙げている。興味深いことに、昨年のレッドブルのリアエンドを搭載する姉妹チームのトロロッソの方がマシンバランスには苦労していない。

    「昨年のトロロッソと比べてクルマに適応していなければならない。トロロッソの方が僕のドライビングに合っていた。現時点ではちょっとパッセンジャーのように感じている」とピエール・ガスリーはコメント。

    「まだ少しクルマにアグレッシブすぎるし、現時点ではクリーンなトラクションを得る必要がある。実際、パワーにかなりアグレッシブなスタイルが成果を挙げるときもあるけど、クルマがかなりぎくしゃくしてタイヤがオーバーヒートしてしまうこともある。そうなるとこのタイヤがどうなるかはわかっている」

    「このエリアが僕自身で改善させることができる分野だと思っている。満足できるものを見つけられたと思うけど、まだ変えたいと思うことはいくつかある。どれくらいかを正確に知るのは難しいけど、少なくともより一貫性と予測可能性があることはわかっている」

    マックス・フェルスタッペンもバランスが問題だと指摘する。

    「今後のレースで僕たちがどのレベルまで行けるか見てみよう。もっと多くのパワーがあり、クルマのバランスがもっと良くなれば、状況は変わってくるはずだ」とマックス・フェルスタッペンは語る。

    近年、シーズン中盤から大幅なアップグレードを施して戦闘力を回復してきたレッドブル。だが、エイドリアン・ニューウェイも認めるとおりコンセプト自体の問題で迷走しており、まだRB15には劇的な空力アップグレードは施されていない。

    レッドブルのF1代表クリスチャン・ホーナーは「ホンダはストレートで進歩を果たしている。我々はまだ前のクルマに対して見い出さなければならないものがあるが、近い将来、その助けになるであろう開発が進行中だ」と語る。

    今後、ホンダのF1エンジンアップグレードと同様にどのようなシャシーアップグレードが施されるか注目していきたい。