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  • レッドブルF1、ハジャーのクラッシュでRB22修復を急ぐ「残る走行は1日だけ」

    レッドブルF1、ハジャーのクラッシュでRB22修復を急ぐ「残る走行は1日だけ」

    レッドブル・レーシングは、2026年F1バルセロナ・シェイクダウン2日目に起きたアイザック・ハジャーのクラッシュを受け、新車RB22の修復にどれほど時間を要するかを見極めている段階にある。チーム代表のローラン・メキースは「今週中に修復できるよう全力を尽くす」と述べたものの、次にいつ走行できるかは現時点で不透明だ。

    問題のアクシデントは、雨に見舞われた火曜午後の最終コーナーで発生した。

    ハジャーはマシンのコントロールを失い、スピン状態でウォールに接触。走行はそこで打ち切られ、マシン後部にダメージを負ったが、その程度はまだ明らかになっていない。

    バルセロナでの非公開シェイクダウンは5日間設定されているが、各チームが走行できるのは3日間のみ。レッドブルはすでに2日を消化しており、残された走行日は1日のみだ。一方で、マクラーレンやアストンマーティンのように、まだ一度も走っていないチームも存在する。

    ハジャーのクラッシュとRB22の損傷評価
    柔軟性という点では、レッドブルは水曜から金曜までのいずれかを最終走行日に充てることが可能だ。ただし、メキースは「今夜の最優先事項はダメージの評価だ。それによって、今後数日の走行機会がどうなるかを判断する」と説明している。

    「残りは1日しかない。そのカードをどう切るかは非常に重要だ。この分析には、まだ数時間を要する」とメキースは語った。少なくとも、火曜夜の時点で損傷の確認と修復の可否、そして現実的に走れる日程を見極める必要があるという。

    新レギュレーション下での完全な新車という事情もあり、スペアパーツが十分に揃っていない可能性も否定できない。メキースは「次に走れる機会を待ちきれないが、まずは状況を分析しているところだ。少し時間が経てば答えが出ることを願っている」と述べている。

    今回のクラッシュは、レッドブル加入後のハジャーにとって好調な滑り出しの直後に起きた不運な出来事だった。初日には100周以上を走行し、最速タイムも記録。火曜午後にはマックス・フェルスタッペンから交代し、貴重なウエットコンディションでの走行機会を得ていた。

    「午後は非常にトリッキーな状況だった。ああいう終わり方になったのは残念だが、これもゲームの一部だ」とメキースは振り返る。

    「この問題は、昨日の非常にポジティブな1日のあとに起きた。アイザックが走れた周回数、学習と成長、そしてエンジニアへのフィードバックという点では、とても良い内容だった」

    アイザック・ハジャー レッドブル・レーシング

    限られた走行日数と今後のプログラムへの影響
    2日目の午前中には、フェルスタッペンがRB22で初走行を行っている。路面が乾いていたのは短時間で、1回のドライランを終えた直後に雨が降り始めた。フェルスタッペンは空力測定用の機材を装着した状態で27周を走行し、午後はハジャーにマシンを託した。

    多くのチームが雨を理由に走行を見送るなか、火曜にコースに出たのはフェラーリとレッドブルのみだった。この判断について、メキースは次のように説明している。

    「この新しいレギュレーションでは、雨の中を走ることも興味深いと考えた。すべてが新しく、やるべき作業が多かったからだ」

    彼は、初期段階ではマシンや各システムがどう機能するかという“基礎”の確認が最優先であり、それは天候を問わず実施できる作業だと強調した。

    「その作業を進め、午後は再びアイザックの番だった。ドライタイヤで走る機会はなかったが、雨の中で多くを学べた。ただ、望まない形で終わってしまったのは残念だ。何より重要なのは、アイザックが無事だということだ」

    クラッシュは最終コーナーで発生し、マシンがウォールに接触する様子は、コース外の丘にいたファンの映像でも確認されている。

    今後のプログラムへの影響があるとすれば、フェルスタッペンのフルデイ走行が犠牲になる可能性が高い。フェルスタッペンは火曜も数時間しか走れておらず、天候の影響で十分なドライ走行ができていない。

    もっとも、バーレーンでの公式テストが2回残されていることから、プレシーズン全体への決定的な影響は限定的と見られている。

    「雨が来る前に、ドライで走れたのは1回だけだった」とメキースは明かす。

    「それでも、こうした新レギュレーション下では、雨の中を走ることにも意味がある。チェックリストは数日間のバルセロナでは到底終わらない」

    「だから常に優先順位をつけ、問題が出てきたときや、追求すべき興味深い方向性が見つかったときには、柔軟にプログラムを調整していく必要がある」

    なお、残る1日の走行については、木曜または金曜にフェルスタッペンが全て担当する見通しだ。チームはまず修復とダメージ解析を終え、そのうえで最善のタイミングを選ぶ構えでいる。

  • マックス・フェルスタッペン、ハジャー昇格を支持「レッドブルF1に値する」

    マックス・フェルスタッペン、ハジャー昇格を支持「レッドブルF1に値する」

    2026年F1レギュレーションの全面刷新を前に、マックス・フェルスタッペンが新チームメイトとなるアイザック・ハジャーについて「このチャンスに値する」と語り、レッドブル昇格を歓迎した。

    2026年シーズンからF1はシャシーとパワーユニットの両面で大きなレギュレーション変更を迎える。勢力図がリセットされる可能性が高い中で、レッドブルはフォードと共同開発した自社パワーユニットで新時代に臨み、ハジャーはレーシングブルズでのルーキーイヤーを経て、角田裕毅に代わってトップチームに昇格した。

    フェルスタッペンは、スイスの有力紙『Blick』のインタビューで、2026年がハジャーにとって好機になるかどうかを問われ、次のように語っている。

    「なぜ違うと言える? レーシングブルズで素晴らしい最初のシーズンを過ごした。だから彼はレッドブルでチャンスを与えられるに値する」

    「そして新しいルールが導入されることで、きっとサプライズもあるはずだ。だから、フロントで戦う新しい名前が出てくるかもしれない」

    レッドブル・レーシング

    フェルスタッペンは4度のワールドチャンピオンであり、レッドブルでは歴代チームメイトが次々と苦戦してきた。そのため、ハジャーに課されるハードルは極めて高いと見られている。ただ一方で、2026年の大改革によって、フェルスタッペンとハジャーが同じ「白紙の状態」から新世代マシンを学び、開発していく点を好機と捉える声もある。

    この見方は、レッドブルの元上級アドバイザーであり、長年ドライバープログラムを率いてきたヘルムート・マルコの評価とも重なる。退任を前に、ハジャーがタイトルを争える器かどうかを問われたマルコは、こう断言している。

    「そうだ。彼はワールドチャンピオンになれる素材だ」

    「ほとんどのサーキットが彼にとって初めての場所だったが、3周もすれば競争力を持つ。私はミハエル・シューマッハ、そしてアイルトン・セナも非常に近くで見てきたが、彼らも同じだった。50周もテストも必要ない。来て、パッと走って、そこにいる」

    なお、ハジャーはバルセロナで行われている非公開の2026年F1シェイクダウンテスト初日で、非公式ながら最速タイムを記録し、強い印象を残している。レギュレーション大変革の年に、フェルスタッペンが語る「新しい名前」のひとりとなれるのか、ハジャーの2026年シーズンは早くも大きな注目を集めている。

  • レッドブルF1新パワーユニット初印象「まだ完璧ではないが、悪くない」

    レッドブルF1新パワーユニット初印象「まだ完璧ではないが、悪くない」

    レッドブルの2チームは、バルセロナで行われた2026年F1シェイクダウン初日を生産的な1日として終えた。完全新設計のパワーユニットを搭載し、リアム・ローソンは88周、アイザック・ハジャーは107周を走行した。

    レッドブル・フォード・パワートレインズにとって、イモラでレーシングブルズが行ったフィルミングデーに続く初の本格的なテストは、おおむね想定どおりに進んだ。リアム・ローソンは昼休み直前に赤旗の原因となったものの、それでもレーシングブルズで88周を走破している。

    マックス・フェルスタッペンは月曜日にステアリングを握らなかったが、チームメイトのアイザック・ハジャーがバルセロナ・カタルーニャ・サーキットで107周を走行する様子を見守った。1分18秒159というタイムで、このフランス人ドライバーは初日の最速タイムを記録したが、プレシーズン初期段階においてラップタイムの重要性は限定的だ。

    「かなり生産的だった。驚いたことに、想定していたよりもずっと多くの周回を重ねることができた。すべてがとてもスムーズで、問題は小さなものだけだった。自分たちのエンジンで走る初日だったことを考えると、かなり印象的だ」と、RB22での初日を終えた新レッドブルドライバーは振り返った。

    フォード・パフォーマンスのマーク・ラッシュブルックは以前、モータースポーツ・ドットコムに対し、パワーユニット開発の最終段階は主にドライバビリティに重点を置いていたと語っている。その点について、ハジャーは初走行後に慎重ながらも前向きな評価を示した。

    「正直なところ、初日としてはかなり良かった。自分が初年度に慣れ親しんだ感覚から、それほど遠くは感じない。アップシフトもダウンシフトも問題なかった。もちろん、まだ調整すべき点はいくつかあるが、全体としては堅実だった」

    ローソンのストップは「主に予防措置」
    ディートリッヒ・マテシッツに敬意を表してDM01と名付けられたこのエンジンの信頼性は、現時点での最優先事項であり、その点でレッドブルの両チームは手応えを感じている。これは、ローソンがこの日3回目の赤旗を出したレーシングブルズにも当てはまる。

    「今日はかなりの周回数をこなすことができた。もちろん、多くを学んだ。初日なので予想どおり、小さな問題はいくつかあったが、全体としては悪くない位置にいると思う」とローソンは語った。

    「正直に言えば、実際に起きた問題は安全面に関するものだけで、本当のトラブルではなかった。パワーユニットの面では、これまでのところ非常に、非常に良い。とはいえ、他と比べてどの位置にいるのかを判断するのは難しい。ただ、今後数日でさらに学んでいくことになるだろう」

    多くのチームは、シェイクダウン期間中は信頼性に専念していると明かしており、性能評価は残る2週間のバーレーン冬季テストに重点を置く考えだ。

    レッドブル・レーシング F1

    エンジンはメルボルンまでに「最適化」
    レーシングブルズのチーフレースエンジニアであるマッティア・スピーニも、自社開発されたパワーユニットについて概ね前向きな見解を示した。

    「パワーユニットはうまく機能している。繰り返しになるが、完璧ではないし、最初から完璧だとは思っていなかった。いくつかの点で作業が必要なのは確かだが、非常に良い形で協力できている。レッドブル・パワートレインズと我々、そしてファクトリーのエンジニアたちはとてもオープンで正直だ。両グループの関係は本当に良く、実際、ほとんど同じチームのようなものだ。非常に良いスタートを切れているし、この方向性を続けられると確信している。開幕戦に向けて、パワーユニットを細かく詰めていくつもりだ」

    ローソンのストップについて、レーシングブルズは昼休み開始時に行われたスタート練習中の出来事だったと説明している。

    「グリッド上で起きたことは大した問題ではなかった。何かを壊さないよう、予防措置として車両に施していた安全設定に関係していただけだ。そこで起きたのはそれだけで、パラメータを調整した後、午後はまったく問題なかった」

    今後数日に向けて、レッドブルの両チームの目標は明確だ。とにかく走行距離を稼ぐことにある。

    「クルマの信頼性を確実にしたい。このテストで性能評価を主目的にするつもりはない。性能面はバーレーンに重点を置く。ただし、作業を始めるための最初の感触と理解は得たい。走行距離を積み重ね、新しいクルマへの信頼を築いていきたい」とスピーニは締めくくった。

    バルセロナでは、各チームは5日間のシェイクダウンのうち3日間の走行が許されている。レッドブルとレーシングブルズはともに月曜日に走行したため、マクラーレンやフェラーリとは異なり、今後も2日間のデータ収集日を残している。

  • レッドブルF1代表が語るフェルスタッペン残留策「彼が求めるのは速さだけ」

    レッドブルF1代表が語るフェルスタッペン残留策「彼が求めるのは速さだけ」

    ローラン・メキースは、レッドブル・レーシングが自社パワーユニットを統合するという大きな転換点を迎える中で、マックス・フェルスタッペンをチームに引き留めるための現実的な道筋を描いている。

    2026年F1レギュレーション導入という“完全な新章”において、彼が重視するのは短期的な結果ではなく、進歩の方向性を明確に示すことだ。

    F1は近年で最大規模となるレギュレーション変更を控え、シャシーとハイブリッド・パワーユニットの両面で大きな変革が行われる。レッドブル・レーシングにとっては、ホンダ製パワーユニットで成功を収めた時代を終え、フォードの支援を受けながら自社開発のパワーユニット計画に踏み出すという、さらに難易度の高い挑戦となる。

    チーム代表のローラン・メキースは、この立ち位置を過度に美化することはない。メルセデス、フェラーリ、ホンダといった既存メーカーに対して、現時点では遅れを取っていることを公言してきた。仮に最悪のシナリオが現実となれば、2025年序盤に見られたようなパフォーマンス低迷が再び起こり、その際にはフェルスタッペンの将来を巡る憶測が再燃する可能性もある。4度のワールドチャンピオンである彼の契約には、成績に連動した離脱条項が含まれており、形式上は2028年まで有効だ。

    フェルスタッペンはメルセデスとの予備的な協議を経たうえで、2026年に向けたレッドブル残留の意思を示したが、今季も彼の将来が話題の中心となることは避けられない。ロンドンで開催されたオートスポーツ・ビジネス・エクスチェンジの場で、メキースはフェルスタッペンが長期プロジェクトに深く関与している点を強調した。

    「マックスの特別なところのひとつは、外から評価する立場に立たないことだ。彼は我々と一緒にリスクを取る。リスクを取れば、ときには転ぶこともあると分かっている。この挑戦がどれほど大きいかを理解しているんだ」とメキースは語った。

    メキースによれば、フェルスタッペンを引き留める鍵は極めてシンプルだという。

    「マックスが望むのは速いマシンだ。彼をできるだけ長くチームに留める最善の方法は、それを提供することに尽きる。つまり、速いシャシーとパワーユニットの組み合わせだ。開幕戦からそれが実現できないかもしれないが、彼は開発の方向性を見るはずだ。その進歩が十分に力強いものであれば、信頼を得られると期待している」

    マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)

    2025年の経験は、レッドブルにとって希望材料でもある。ミルトンキーンズのチームは同年、厳しいスタートを切りながらも、シーズン後半にかけて大きく巻き返した。フェルスタッペン自身も、最終的にタイトルを逃した結果以上に、その進歩が重要だったと当時語っている。

    さらにメキースは、2026年シーズンが前例のない開発競争になると見ている。

    「ファンにとっては、シャシーとエンジンの両面で、シーズン中にどれほど多くの開発が行われるかを見るのは素晴らしいことになるだろう。それは過去数年と比べて、3倍から5倍にもなるはずだ」

    FIAの規則も、出遅れたチームが2027年以降に向けて挽回する余地を残している。レッドブルは、こうした開発の自由度と目に見える進歩の積み重ねが、アンダードッグという立場にあっても、新時代のF1で再びタイトル争いに加われるというフェルスタッペンの確信につながることを期待している。

  • レッドブルF1、2台目の課題を認識「角田裕毅と前進も期待には達しなかった」

    レッドブルF1、2台目の課題を認識「角田裕毅と前進も期待には達しなかった」

    レッドブル・レーシングのチーム代表ローラン・メキースは、2026年F1シーズンに向けて、アイザック・ハジャーをどのようにサポートしていくのかを語った。

    アイザック・ハジャーは、姉妹チームであるレーシングブルズでのF1デビューシーズンに強い印象を残し、2026年は4度のワールドチャンピオンであるマックス・フェルスタッペンのチームメイトとしてレッドブル・レーシングに昇格することになった。

    レッドブルは近年、ドライバーラインアップについて大胆な決断を下してきた。2025年シーズンにセルジオ・ペレスを交代させた後、リアム・ローソンはわずか2戦で再び降格となった。一方で角田裕毅はシーズン終了までチームにとどまったものの、2026年はリザーブドライバーに回ることになった。

    2025年7月にクリスチャン・ホーナーの後任としてCEO兼チーム代表に就任したローラン・メキースは、ロンドンで開催されたオートスポーツ・ビジネス・エクスチェンジの場で、ハジャーの初年度をどのように導いていくのかについて語っている。

    「まず最初に言っておきたいのは、2台目のマシンについて、我々がもっと良い仕事をしなければならないという事実から逃げるつもりはないということだ。これは昨年後半についても同じだ。確かに角田裕毅とともに前進はしたが、我々自身が期待していたレベルには達していなかった。だからこそ、その点でより良い仕事をする必要があると分かっている」とメキースは語った。

    「簡単な解決策はない。これは複雑なパズルであり、我々もそのように向き合っている。ただ、アイザックが驚異的なスピードを持っていることは確かだ。昨年彼が参戦した時点でのレベル、彼のベースとなる速さは本当に印象的だった。絶対的なトップレベルにあった」

    レッドブル・レーシング

    さらにメキースは、トップドライバーやチャンピオンたちの成長についても言及する。

    「我々はまた、偉大な名前を持つドライバー、チャンピオンたちは、強い基盤を持ってスタートするだけでなく、その後も成長し続ける存在だと考えている。成熟度やエンジニアとの協働関係が深まるというだけでなく、彼らは純粋に、さらに速くなっていく」

    メキースはまた、2026年F1レギュレーションの大幅変更が、ハジャーにとってプラスに働く可能性があるとも指摘した。

    「今から言うことをアイザックはあまり気に入らないかもしれないが、ある意味では、2026年にすべてが変わるという点は彼にとって有利でもある。クルマから最大限を引き出す方法が“リセット”されるようなものだからだ。彼は初日から最大限の強度でこのプロジェクトに取り組んでいる。実際、彼はロンドンに引っ越してきたほどだ」

    最後にメキースは、ハジャーの姿勢とチームとしてのサポート体制についてこう締めくくった。

    「彼はこの挑戦を完全に理解している。とても地に足の着いた人物だし、非常に謙虚な青年でもある。我々は、彼がその才能をこのマシンで最大限に発揮できるよう、あらゆる面で彼を支えていくつもりだ」

  • アイザック・ハジャー レッドブルF1の「セカンドシートの呪い」に言及

    アイザック・ハジャー レッドブルF1の「セカンドシートの呪い」に言及

    アイザック・ハジャーは、いわゆる「レッドブルのセカンドシートの呪い」について言及し、2026年F1シーズンに向けた自身の立場と心境を語った。

    レーシングブルズでの印象的なF1デビューシーズンを経て、ハジャーは2026年にレッドブル・レーシングへ昇格。4度の世界王者であるマックス・フェルスタッペンのチームメイトとして戦うことになる。ミルトンキーンズのチームにおいて、フェルスタッペンのパートナーを務めるのは彼で7人目だ。

    これまでフェルスタッペンのチームメイトを務めたドライバーの多くは、キャリアに大きな影響を及ぼす低迷を経験してきた。その中で例外とされるのがダニエル・リカルドであり、こうした経緯から「セカンドシートの呪い」と呼ばれるようになった。

    こうした評価について、ハジャーはtalkSPORTの取材に対し、次のように語っている。

    「うまくいかない理由はないと思っている。完全にゼロから作られる新しいマシンだし、僕は十分に速い。だから自信はある」

    2026年は新たなパワーユニット規則の導入により、レッドブルが完全新設計のマシンを投入する年でもある。この点は、ハジャーにとって追い風になる要素だと見られている。

    アイザック・ハジャー レッドブル・レーシング

    フェルスタッペンと同じガレージで戦うことは、経験豊富なドライバーにとっても極めて難しい挑戦だ。セルジオ・ペレスも2021年から2024年にかけて、その厳しさを痛感した一人だった。

    一方でハジャー自身は、まだその実感が湧いていないとも明かす。フェルスタッペンと本格的に肩を並べる感覚は、実際に走り出してからだという。

    「彼とデータを比較して初めて、現実になると思う。今のところ、彼はいいチームメイトで、いい人だ。でも正直、今はサーキットで何が起きるのかが楽しみなだけだ」

    2026年F1シーズン、レッドブルのセカンドシートという重圧の中で、アイザック・ハジャーがどのような走りを見せるのか。その挑戦は、間もなく本当の意味で始まる。

  • レッドブルF1 自社PU誕生までの真実 フォードと描いた4年計画

    レッドブルF1 自社PU誕生までの真実 フォードと描いた4年計画

    レッドブルは、今季初めて自社製パワーユニットでF1に参戦する。だが、このエンジンプロジェクトは過去4年間でどのように構築され、現在はどの段階にあるのだろうか。

    木曜日、レッドブルとフォードの協業はデトロイトでのイベントを通じて公式に始動した。フォードの本拠地であるこの都市での発表は、象徴的な意味合いが大きいものだった。

    しかし舞台裏では、ミルトンキーンズにあるレッドブルの拠点で、すでに4年にわたる作業が進められてきた。

    ローラン・メキースは、エナジードリンク企業がF1エンジンを自ら製造する挑戦について「正気の沙汰ではない」と表現した。ただし、よく見てみると、その発想は一見するほど突飛なものではない。実際、このアイデアは20年以上前にディートリッヒ・マテシッツの机の上にすでに載っていた。

    「自分がチームにいた頃、コスワースを買収して自分たちでエンジンを造るべきだと勧めていたのを今でも覚えている」とデビッド・クルサードは、レッドブルのF1参戦初期を振り返る。

    「最初はフォードのカスタマーで、次にフェラーリ、その後ルノーだったが、カスタマーチームであることは最悪だ。ルノーでもマクラーレン・メルセデスでもそれを経験したし、常に不利な立場に置かれると感じていた」

    「トロロッソを買収したときも、『待てよ、1チームで勝つだけでも難しいのに、どうやって2チームで勝つんだ?』と思った。だから個人的には、20年前からずっと言っていた。自分たちのエンジンを持つべきだと」

    「自分たちの運命を自分でコントロールしたいなら、他人に頼ってはいけない。今、チームは自分たちの運命を100%コントロールしている。もちろん挑戦になるし、最初はうまくいかないかもしれない。F1チームとしても最初はうまくいかなかったが、最終的には成功した。レッドブルには、それを長期的に成功させるためのコミットメント、リソース、人材がある」

    クルサードの理論の核心は、このプロジェクトを推進してきた中心人物の一人であるクリスチャン・ホーナーが強調してきた点と一致する。すべてを一つ屋根の下に集約することで、特にパワーユニットとシャシーの統合において、長期的なメリットが生まれるという考えだ。さらに、ルノーとの関係が不満足な形で終わり、ホンダが2021年末で正式にF1から撤退する決断を下した後、レッドブルは再び誰かに依存する状況を望まなかった。

    自立するという考えは魅力的に聞こえるが、実際には2026年レギュレーションに基づいたエンジン開発以上のことが必要だった。最初のステップは、ミルトンキーンズに施設を建設し、同時に有能な人材を集めることだった。

    エンジンホールの正式名称であるヨッヘン・リント・ビルディングの建設は、2022年初頭に始まった。この施設はMK7の道路を挟んだ向かい側に位置している。中に入ると、訪問者は「ブロディーズ・ブールバード」と名付けられた通路を歩くことになる。この名前は、2021年8月に最初期に移籍してきた元メルセデス社員スティーブ・ブロディに由来するもので、施設立ち上げにおいて重要な役割を果たした人物だ。その通路には、2022年8月の最初のファイアアップで使用されたV6内燃機関も展示されている。この瞬間を、マテシッツは亡くなる直前に目にすることができた。

    施設建設と並行して、レッドブルはパートナー探しも進めなければならなかった。資金面での支援だけでなく、追加のノウハウを提供してくれる存在が必要だったからだ。第一候補はポルシェだったが、交渉は決裂。その後、フォード・パフォーマンスの責任者マーク・ラッシュブルックは躊躇せず、ホーナーにメールを送ったと自ら明かしている。

    「フォードは興味がある。話をしないか?」

    そのメールからほどなくして、ビル・フォードやジム・ファーリーとの会合が設定され、最終的に契約が結ばれた。

    5人の先駆者から700人の組織へ
    その時点で、レッドブル・パワートレインズの責任者ベン・ホジキンソンは、すでに約1年にわたってプロジェクトの構想を練っていた。彼は2021年4月、レッドブルの野心的な計画のリーダーとして発表された。メルセデスHPPから移籍してきた一人であり、ホーナーによれば最大で220人が同様に移籍したという。ただし、この数字はやや大げさかもしれない。

    約5年後、ホジキンソンは笑みを浮かべながらこう語る。

    「遠回しに言うつもりはないが、僕がこの仕事に就けたのは、別のチームが成功したおかげだと思う」

    これは、2014年以降のメルセデスの支配と、その中での自身の役割を指しての言葉だ。

    「最初にこの話を持ちかけられたとき、パワーユニットだけでなく会社そのものを白紙の状態から作れるという点が気に入った。レギュレーションがどうなるか分かっていたから、それに合わせて完全にカスタムビルドできた。とてもクールな機会だったし、それをアドバンテージに変えなければならなかった」

    ただし、そこには大きなマイナス面もあった。

    「ゼロから始めるというのは短い言葉だが、その重みが本当に分かるまでには時間がかかった。短期間で700人規模まで人を集めるのは、本当に大変だった。工場が建つ前、会社は小さなオフィスに5人しかいなかった」

    そこから、レッドブル、ホンダ、メルセデス、さらにAVLのような企業から人材が急速に集められた。ホジキンソンにとって、日々の業務はスタートアップ企業そのものだった。

    「毎月20人ずつ人が増えていくから、役割や責任は週ごとに変わっていった。ある週は一人で設計、発注、製作を全部やっていたのに、翌週には組み立て担当が来て、その仕事をやらなくなる。常に進化し続ける生き物のようだった」

    ラッシュブルックも、別の難しさを指摘する。異なるバックグラウンドを持つ人々を集め、最大限の効率で機能させることだ。既存メーカーでは企業文化や組織構造がすでに確立されているが、レッドブルではそれを一から築く必要があった。

    「同時に、レッドブルの文化とは何かを定着させなければならなかったし、新しく加わった全員から最大限を引き出す必要があった」とホジキンソンは語る。

    「でも実際には、それが大きな認知的多様性を生み、高い変化率をもたらしたと思っている」

    「もう一つ、もし意図的だったら天才的だが、実際は偶然だったことがある。非常に大胆で野心的なプロジェクトを掲げると、自然と大胆で野心的な人しか集まらない。慎重でリスクを嫌う人は残る。その結果、来る人たちはレッドブルの文化にぴったりとはまり、イノベーションのスピードにとって素晴らしい環境になった。この4年間は刺激的であると同時に、非常に濃密だった」

    レッドブル・レーシング

    新参者はすぐに競争力を持てるのか
    技術面では、2022年8月の最初のファイアアップが示す通り、レッドブルは内燃機関から着手した。ビルドショップはV6用と単気筒用の2つに分けられている。この構成は、開発時間とコストキャップに直結している。単気筒でのテストは、フルV6よりも速く、安価に行えるため、新しいアイデアはまず単気筒で検証され、成功した場合のみV6全体で試された。

    一見すると、このアプローチはホンダとはやや異なる。HRCの渡辺康治社長は、日本のメーカーが当初は電動系コンポーネントにより重点を置いていたと説明している。両方のアプローチには、それぞれ理にかなった理由がある。レッドブルはエンジン施設をゼロから構築しなければならず、ICEから始めるのは自然な選択だった。

    当然ながら最大の疑問は、4年間の準備期間を経たレッドブルが、どれほど競争力を持てるのかという点だ。この問いにホジキンソン自身も答えを持っていないが、彼は的確な比喩を用いる。

    「チームメイトにはこう説明してきた。これは400メートル走のようなものだ。400メートルは実質的にはスプリントだから、スプリントの感覚がある。でも、観客のいないスタジアムで、しかもライバルたちとは違う国で走っている」

    この比喩が示すのは、他のメーカーが何をしているのか分からないという現実だ。

    「僕が知っているのは、僕たちが可能な限り全力で走っているということだけだ」

    その点において、ホジキンソンは初年度を迎えるにあたり、レッドブル・パワートレインズは可能な限り最良の位置にいると考えている。

    「僕はV10時代からF1エンジン設計に携わってきたから、良い会社がどんなものかは分かっている。ここでは、理想的なパワーユニットメーカーの姿を自分なりに形作れる、非常にユニークな機会を与えられている。施設面でもレッドブルはとても協力的だったので、自信はある」

    「人材も素晴らしいと思っている。必要な要素はすべて揃っている。ミシュランの星付きレストランになるかどうかは、これから分かることだがね」と彼は笑う。

    「正しい会社を作り、正しい人材を揃えたという自信はある。ただし、自信というのは負ける直前の人間も持つものだけどね」

    実際のところ、レッドブル内部の人間でさえ、このプロジェクトが数十年のF1経験を持つ競合と比べてどうなるかは分からない。メキースは、レッドブルが最高のパワーユニットを持って現れると考えるのは「ナイーブ」だと語った。一方でホジキンソンは、過去4年間で可能な限りのことはすべてやってきたと強調する。

    成功が保証されているわけではない。しかし少なくともこれは、マテシッツが抱いていた二つ目の夢を実現する取り組みなのである。

  • レッドブルF1、2026年PUの合法性に自信「圧縮比は規則の限界まで攻めた」

    レッドブルF1、2026年PUの合法性に自信「圧縮比は規則の限界まで攻めた」

    レッドブル・レーシングは、2026年F1パワーユニットの圧縮比が規則の範囲内であると確信している。レッドブル・パワートレインズのディレクターであるベン・ホジキンソンは、最近浮上した論争について「何でもないことに対するノイズが多すぎる」と切り捨てた。

    デトロイトで行われたシーズンローンチをもって、レッドブル・パワートレインズとフォードのパートナーシップは公式にスタートした。

    ただし、実際にはミルトンキーンズのレッドブル・キャンパスで、このエンジンプロジェクトはすでに4年間にわたって進められてきた。

    新規参入のパワーユニットが開幕からどれほど競争力を発揮できるのかという疑問は依然として残っている。特に、2026年規則では電動出力の比率が大幅に高まり、この分野においてF1での経験が相対的に少ないレッドブルとフォードにとっては不安材料とも見られている。

    しかし、バルセロナでのウインターテストを前に、パドックの注目は内燃エンジン、なかでも圧縮比に集中してきた。圧縮比とは、シリンダー内の最大容積と最小容積の比を指す。従来のレギュレーションでは18:1だったが、2026年からは16:1に引き下げられている。これは、新規メーカーにとって参入しやすくすることなどを目的とした変更だ。

    他のメーカーは、メルセデスとレッドブル・パワートレインズが、FIAが現在行っている唯一の確認方法である「常温・静止状態でのテスト」では16:1の上限を満たしている一方、エンジンが高温で作動している状態では、より高い圧縮比を実現できる可能性があることに気付いたという。

    これを受け、アウディ、フェラーリ、ホンダは共同でこの問題をFIAに提起した。その結果、この件は1月22日に予定されている技術専門家との会合の議題に含まれることとなり、新レギュレーションの空力面を含む複数のトピックが議論される予定だ。

    シーズンローンチに先立ち、ベン・ホジキンソンは一部メディアに対し、レッドブルの新パワーユニットがレギュレーションに適合していることに自信を示した。

    「いくつかのパワーユニットメーカーが、他チームで何か巧妙なエンジニアリングが行われているのではないかと神経質になっているのだと思う。正直なところ、どれほど真に受けるべきか分からない。私は長い間この仕事をしてきたが、ほとんどはただのノイズに過ぎない。自分たちのレースに集中するだけだ」

    「自分たちが何をしているかは分かっているし、それが合法だということには自信がある。もちろん、レギュレーションが許す限界まで持っていっている。それは誰もがやっているはずだ。率直な感覚としては、本当に何でもないことに対するノイズが多すぎるだけだ。最終的には、全員が16に落ち着くと思っている」

    レッドブル フォーミュラ1エンジン F1レギュレーション

    論点となっているのは、パワーユニットメーカーごとに参照している技術規則の条文が異なる点だ。技術規則C5.4.3条では、チェックはエンジンが静止し、常温にある状態でのみ行われると規定されている。このため、メルセデスとレッドブル・パワートレインズは、その条件下では規則を順守していると主張できる。

    一方でライバル勢は、「F1マシンは競技中、常に本規則のすべてを順守しなければならない」と定めたC1.5条を根拠に挙げる。圧縮比16:1が明記されている以上、走行中も同様に適用されるべきだという見解だ。

    ホジキンソン自身は、そもそも新PU規則に圧縮比が盛り込まれている点について、技術的な観点から懐疑的だ。

    「純粋に技術的な観点から言えば、圧縮比の上限は低すぎる。我々には燃焼を十分に速くする技術があるので、この圧縮比は明らかに低い。実際、我々が実現している燃焼速度であれば18:1でも成立する。つまり、圧縮比の0.1ごとにパフォーマンスが存在するということだ。測定される限界まで、15.999を狙うべきだと、どのメーカーも本当は考えているはずだ」

  • レッドブルF1 自社製パワーユニット『DM01』は「ディートリッヒの夢を現実に」

    レッドブルF1 自社製パワーユニット『DM01』は「ディートリッヒの夢を現実に」

    レッドブルは、初の自社製パワーユニット『DM01』を公開した。2026年F1シーズンに向けて開発されたこのパワーユニットは、レッドブル・フォード・パワートレインズ(RBFPT)がゼロから手がけた初号機であり、レッドブルがエンジンマニュファクチャラーとして新たな一歩を踏み出した象徴でもある。

    その名称に込められた「DM」は、レッドブル創設者であるディートリッヒ・マテシッツのイニシャルに由来する。

    RBFPTのテクニカルディレクターを務めるベン・ホジキンソンは、このパワーユニットの完成を「ディートリッヒの夢を現実にしたもの」と位置づけ、その重みと到達点について語った。

    レッドブル・フォード・パワートレインズ(RBFPT)のテクニカルディレクターを務めるベン・ホジキンソンは、初の自社製パワーユニット『DM01』の公開について、その重みと到達点を振り返った。

    「この瞬間に辿り着けたことは、私自身にとっても、このプロジェクトに情熱を注いできた数百人にとっても、非常に大きな意味を持つ。作業量と挑戦の規模は、本当に想像を超えるものだった」

    レッドブル・パワートレインズ / レッドブル・レーシング

    RBFPTのプロジェクトは、既存の基盤を引き継ぐ形ではなく、施設、人材、設計、製造、組み立てのすべてをゼロから構築するという、F1の中でも前例のない取り組みだった。ホジキンソンは、そのすべてが積み重なって初めて、この瞬間に辿り着いたと説明する。

    「最初から、すべてを一から作り上げてきた。設備も、人も、設計も、製造も、組み立てもだ。その道のりは長く、決して簡単なものではなかったが、全員が同じ目標に向かって進んできた」

    このパワーユニットに与えられた『DM01』という名称も、プロジェクトの原点を象徴している。DMは、レッドブルをF1へと導き、さらに自社製パワーユニットという決断を下したディートリッヒ・マテシッツの意思を刻むものだ。

    「すべてはディートリッヒの夢から始まった。その夢を、ミルトンキーンズの人々が現実にした。フォードと共にデトロイトで発表できたことは、どこか非現実的でもあり、同時に、この上なく報われる瞬間でもある」

    オリバー・ミンツラフ「自社エンジンはブランドにとって画期的な一歩」
    レッドブルのコーポレート・プロジェクト&インベストメンツCEOを務めるオリバー・ミンツラフは、2026年に向けた自社製パワーユニット開発を、ブランドの新たな章と位置づけた。

    「自分たちでエンジンを造り、それを実際に走らせるというのは、我々のブランドにとって非常に大きな一歩だ。マシンとパワーユニットを同時に走らせることを、心から楽しみにしている」

    ミンツラフは、2026年F1レギュレーションがパワーユニットだけでなく、マシン全体に大きな変革をもたらす点にも触れた。

    「2005年にF1参戦を決めた時も大きなリスクを取った。その時のマインドセットは今も変わっていない」

  • フォードCEOが語るF1復帰の理由「レッドブルのスピリットと重なった」

    フォードCEOが語るF1復帰の理由「レッドブルのスピリットと重なった」

    フォードCEOのジム・ファーリーは、レッドブルとのパートナーシップを振り返り、F1復帰を決断した理由について語った。2026年に22年ぶりのF1参戦を迎えるフォードにとって、その原点にはレッドブルとの出会いがあったという。

    ファーリーは、初めてオラクル・レッドブル・レーシングと向き合った際、「彼らのスピリットがフォードと重なった」と感じたと明かし、その共鳴こそが、F1復帰という大きな決断につながったと説明している。

    フォード・モーター・カンパニーのCEOを務めるジム・ファーリーは、レッドブルとの提携を振り返り、両者の価値観が早い段階で重なり合っていたことを強調した。

    「4年前にオラクル・レッドブル・レーシングと出会ったとき、彼らのスワッガーが我々のスピリットと重なると感じた。今夜は、このプロジェクトに注がれてきた努力を祝う節目だ」

    レッドブル フォード

    ファーリーは、エナジードリンク企業であるレッドブルが、自らF1パワーユニットを開発するという挑戦を、モータースポーツの世界でも特別な物語だと表現している。その大胆さと覚悟が、フォードのF1復帰という決断と重なったと語る。

    「エナジードリンク企業が自らF1のパワーユニットを造るというのは、本当に驚くべきストーリーだ。その旅路を、フォードが共に歩めたことを誇りに思っている」

    また、今回の発表の舞台となったデトロイトについても、ファーリーは強い意味を込めた。

    「デトロイトは、アメリカの自動車史を象徴する街だ。その場所でこのプロジェクトを発表できたことは、フォードのモータースポーツの遺産を祝う意味でも非常に重要だった」