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  • レッドブルF1代表 「フォードはRBPT製PUに成果をもたらしている」

    レッドブルF1代表 「フォードはRBPT製PUに成果をもたらしている」

    レッドブル・レーシングのF1チーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、フォードが2026年のF1参戦に向けてレッドブル・パワートレインズ部門とのパートナーシップが構築される中で「さらなる成果をもたらしている」と語った。

    しかし、ホーナーは、フォードはビジネスに干渉しておらず、ミルトンキーンズのエンジニアリングチームに仕事を任せていると強調した。

    フォードは、レッドブルがミルトンキーンズに新設した素晴らしい新エンジン施設で、2026年のルールのために現在製作中の新しいパワーユニットを支援。

    フォードは、当初ポルシェに提案され拒否された機会を利用し、ミルトン・キーンズにあるレッドブルの印象的な新施設で将来のルールに向けて現在作成中の新しいパワーユニットを後援している。

    このフォードにより、レッドブルはプログラムの全費用を負担する必要がなくなった。

    「チームはカスタマーであることを超えて成長したと思う」とホーナーは語った。

    「つまり、我々はワークスチームとして扱われてきたホンダと素晴らしい関係を築いてきたが、エンジン代は全て我々が支払っているし、25年末まではそれを続けるつもりだ」

    「そこで、我々は、だから、誰かにお金を払ってやってもらうよりも、その資金を社内に回したほうがいいと考えたんだ」

    「そして、フォードとのパートナーシップによって、株主の負担は事実上半減した。そして、コストキャップの環境下では、それが本当の意味を持ち始める」

    ホーナーは、電気自動車技術におけるフォードの経験がF1プロジェクトにとって貴重なものになると指摘した。

    「彼らが多くの興味深い知識をもたらしているのは、電動化とセル技術への投資だと思う」とホーナーは語った。

    「燃焼はF1にとってニッチだ。しかし、電気的な面では、我々は毎週のようにフォード勢とミーティングを行い、実に興味深い開発を目の当たりにしている」

    「技術的な観点から我々の関係が発展するにつれて、彼らはより多くのものをテーブルにもたらしてくれるようになった。だから、本当にポジティブなやりとりができている」

    「彼らは私たちにビジネスのやり方を教えようとはしていないし、持ち株の観点から関与しているわけでもない。これまでのところ、とても友好的な関係だ」

    レッドブルとの契約は、自らもレースに参戦するほどのモータースポーツ愛好家であるフォードのジム・ファーリーCEOの存在によって促進された。

    レッドブル・パワートレインズ F1 RBPT フォード

    ホーナーは、将来的な経営陣の交代がF1プログラムの妨げになることを懸念していない。

    「そんな先のことは予測できない」とホーナーは語った。

    「我々は2030年まで契約を結んでいる。ビル・フォードがこの契約の主な推進者の一人だった。つまり、フォード・ファミリーとジム・ファーレイのプロジェクトに対する熱意によるものでもある」

    「それは我々に安心感を与えてくれる。そして、フォードが以前、ここ(ミルトンキーンズでスチュワートとジャガーとともに)F1に関わっていたという事実は、それがいかに複雑で複雑なものであるかを彼らは知っていると思う」

    「彼らは『君たちにとっては専門的な問題だ。我々は手助けをするためにここにいる。どこでお手伝いできるかを知らせください』と言っている」

    ミルトンキーンズにある主要なパワーユニットの研究開発施設とダイノ施設はすでに稼働しているが、レッドブルの敷地が拡大し続けるなか、製造部門と電気部門が入る建物の建設作業が続けられている。

    「ここはF1で最大のキャンパスだと思う」とホーナーは語った。

    「我々は現在、18棟の建物からなる 50 エーカーの敷地にいる。チームは成長し、進歩しました。ここはノーマン・フォスターの建物ではない。ここにはガラスも水もない。しかし、実用的でなければならない」

    「そして、我々がシャシー事業を通じて開発し、現在エンジン事業や先端技術事業で再現しているのは、作業施設であり、従業員にとって双方向性のある施設だと思う」

  • メルセデスF1 「レッドブル型サイドポッドはダウンフォースの損失を示した」

    メルセデスF1 「レッドブル型サイドポッドはダウンフォースの損失を示した」

    メルセデスF1チームによると、レッドブル・レーシングのF1マシンのサイドポッドのコピーを使った初期の実験では、ベースラインのデザインと比較してダウンフォースが「大幅」に失われることが示されたと語る。

    レッドブルとアストンマーティンのサイドポッドにインスパイアされたマクラーレンのオーストリアGPとイギリスGPのパッケージが大躍進を遂げたことで、ライバルたちは自分たちも劇的な方向転換が必要なのではないかと頭を悩ませている。

    メルセデスは長い間、サイドポッドやボディワークの微調整はパフォーマンスの差別化要因にはならないと主張してきたが、ライバルたちはこの分野の変更から大きな利益がもたらされることを明らかに認識している。

    メルセデスは今年のモナコGPでレッドブル流のダウンウォッシュ型サイドポッドに移行したが、他のチームほどには踏み込んでいない。

    それは早い段階でレッドブルのデザインを風洞実験で試したところ、何のメリットも見出されず、むしろマシンのパフォーマンスを悪化させたためだとメルセデスF1のチーム代表を務めるトト・ヴォルフは説明している。

    しかし、マクラーレンがそのアイデアを明らかに利用し、有効活用したことは、再考を促し、また新たな試みの引き金になると彼は考えている。

    他チームがレッドブルのアイデアが大きな利益をもたらすと信じているのに、なぜメルセデスがレッドブルのアイデアに従わないのかと質問されたトト・ヴォルフは「そのサイドポッドのコンセプトとボディワークはすでにかなり早い段階から風洞に持ち込んでいた」とAutosportに語った。

    「そして、我々の測定方法ではダウンフォースの相対的な損失はかなりのものだった。したがって、今年の早い段階でフォローアップするようなことではなかった」

    「デザインの方向性は変えるか? 我々にはジェームス(アリソン)を筆頭とする素晴らしいエアロダイナミクスの専門家たちがいるし、彼ら(マクラーレン)が成し遂げたたステップを見て、それを検討することになるだろう」

    ヴォルフは、メルセデスが飛躍する鍵は、目に見えるボディワークよりもむしろ、フロアとアンダーサイドからより多くのパフォーマンスを引き出すことにあると考えている。

    「サイドポッドとボディワークはシャシーの一部にすぎない。だが、もちろん、それが可能にする興味深いソリューションがあるように見える」とヴォルフは言いました。

    「しかし、パフォーマンスのほとんどはフロアとディフューザーから来ており、彼らがレギュレーションをどう解釈し、どのように実行したかを我々はまだ見極めていない」

    「私の意見では、強いクルマは横から見ても上から見ても少し同じに見えるという事実があるだけだ。当時からすでにそれが我々の心の中にあったのは確かだ。おそらく、それが今後の方向性を示していると思う」

    メルセデスAMG・ペトロナス・モータースポーツ F1イギリスGPでのメルセデスのアップグレード

    メルセデスはイギリスGPで、低速コーナーでのマシンバランスを改善することを目的とした新しいフロントウイングを投入した。

    エンドプレートとフラップの接合部はコアデザインのDNAを受け継いでいるが、チームはそのパフォーマンスを最適化するためにあらゆる面に注意を払っている。

    メインプレーンのリーディングエッジは持ち上げられており、対向流にウイング下面を見せ、その後にフラップを送り込むようになっている。フラップはすべて、その上のエンドプレートから突き出たウィングレットスタックとより効果的に連動するよう、先端部分の形状が変更されている。

    エンドプレート自体も、以前のような四角いデザインではなく、曲線のリーディングエッジを採用し、表面全体がセンターラインからバンクしている。エンドプレートの変更に伴い、赤外線カメラポッドも新しい場所に設置され、以前よりも後方で低い位置にあり、その結果、ポッドは上方に傾いている。

    一方、メルセデスW13のフロントウイングに初めて採用されながらレースには出走せず、フェラーリやハースが採用していたデザイン上の特徴がついに復活し、外側と最上部のスロットギャップのセパレーターブラケットがウイングレットのような形状になった。

    また、アッパーフラップのデザインにも変更が見られ、スパンの曲率を抑えたデザインが採用されている。

    ノーズに最も近い不動部も変更され、その近辺の主翼前縁の形状が変更されたほか、ノーズ先端部の形状も変更されている。

  • 「デ・フリースに角田裕毅と同等以上の成績を期待した」とレッドブルF1首脳

    「デ・フリースに角田裕毅と同等以上の成績を期待した」とレッドブルF1首脳

    ヘルムート・マルコは、2023年シーズン開幕以降、ニック・デ・フリースが明らかに改善されていないことから、レッドブルはスクーデリア・アルファタウリでダニエル・リカルドと即座に交代させる決断を下したと語った。

    FIAフォーミュラ2およびフォーミュラEでチャンピオンを獲得した経験を持つデ・フリースは、昨年モンツァで開催されたイタリアGPでウィリアムズとともに9位に入るという驚異的な成績を達成し、レッドブル・レーシングの姉妹チームであるスクーデリア・フェラーリのF1シートを獲得した。

    しかし、デ・フリースは、アルファタウリのチームメイトである角田裕毅と同等のパフォーマンスを発揮できず、彼のドライブをめぐる憶測が広がったあと、わずか10レースでシーズン途中での解雇が決まった。

    先月、アルファタウリのチーム代表であるフランツ・トストは、デ・フリースに忍耐を求め、「レースに勝つ方法を知っている」と主張し、デ・フリースに最終的なステップアップを求めた。

    しかし、デ・フリースがパフォーマンスを低下させ続け、進歩が見られないことから、マルコはデ・フリースのレッドブルでのF1在籍に終止符を打つことを選択した。

    「昨年のモンツァで素晴らしいパフォーマンスを見せたからこそ、我々はニックと契約した」とマルコはDe Telegraafに語った。

    「今年は少なくともチームメイトの角田裕毅と同等以上の成績を収めることを期待していたが、そうではなかった。実際、彼は常にコンマ3秒遅かった。改善は見られなかった」

    たった10レースでF1ルーキーのパフォーマンスを判断するのは公平ではないという意見もあるだろう。しかしマルコは、デ・フリースをもっと多くの時間を与えられてしかるべき、正真正銘のデビュー戦のドライバーだとは考えていなかったという。

    「彼は28歳で、多くの経験を積んでいるし、さまざまなF1マシンのテストドライバーとして多くの知識を得ることもできた」とマルコは主張する。

    「私の目には、彼を若いルーキーと比べることはできない。4月末のバクーで、彼は週末をうまくスタートを切り、もっと良いパフォーマンスを見せるだろうと思っていましたが、その後またクラッシュした」

    「残念ながら、彼は我々が驚かされるようなスーパーラップを一度も達成できなかった」

    「我々は何かをしなければならなかった。なぜ待つ必要があるのか。改善が見られないのなら、あと2レースはどうだっていい。ニックはとても気のいい男だが、スピードがなかった」

    デ・フリースに追い打ちをかけるように、いつも率直なマルコはデ・フリースが再びF1に戻ってくることを疑っている。

    「またF1のシートを得るのは難しいだろう」とマルコは語った。

    「しかし、同時に、彼はこうなることを予想していたと思う。彼は長距離レースでいいキャリアを築くことができると思う」

    マルコは、リカルドの戦線復帰に関して、火曜日のシルバーストンでのレッドブルとのタイヤテストがリカルドにとって決定要因だったと認めた。

    「彼のラップタイムは、3つの異なるタイヤセットで競争力のあるものだった」とマルコは明かした。

    「リカルドにスピードがなかったら、別のことを考えなければならなかっただろう」

    「しかし、アルファタウリは良いポジションにいないし、コンストラクターズランキングでも最下位なので、何かをもたらすために何かをしなければならない。それはドライバー交代後によく起こることだが、リカルドはチームに新しいエネルギーをもたらしてくれるだろう」

  • レッドブルF1、セルジオ・ペレスの後継としてランド・ノリス獲得に照準

    レッドブルF1、セルジオ・ペレスの後継としてランド・ノリス獲得に照準

    レッドブルF1のモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、ランド・ノリスをレッドブルに引き入れたいと考えていることを認めた。

    シルバーストーンでは、23歳のノリスが改良されたマクラーレンで印象的な走りを見せている間、マルコがノリスの代理人マーク・ベリーマンと会話する姿が目撃されていた。

    「彼は2025年までマクラーレンと契約を結んでいるが、若手ドライバーの中では群を抜いて強い」とマルコはKleine Zeitungに語った。

    「彼の若々しい性格もレッドブルに最も合うだろう」

    さらに、ノリスとは過去に「集中的な話し合い」が行われたとし、「彼とマックス(フェルスタッペン)が親友であることは周知の事実だ」と付け加えた。

    しかし今のところ、レッドブル・レーシングはセルジオ・ペレスと来年までの契約を結んでいるほか、ダニエル・リカルドがアルファタウリのレースシートに復帰することで再び脚光を浴びている。

    もちろん、これは最初のF1フルシーズンでわずか10レースでF1での地位を失った、苦戦を強いられているルーキーのニック・デ・フリースにとっては悪いニュースだ。

    元F1ドライバーのルーカス・ディ・グラッシは「10レースでドライバーをクビにするということは、採用の決定プロセスが間違っているということだ」と語った。

    デ・フリース解雇は、マルコとレッドブルが有名だが物議を醸しているレッドブルのドライバープログラムを今年いっぱいで削減しようとしているといううわさとも重なっている。

    レッドブルは残酷な決断を下すことで知られている。33歳のリカルドの低迷していたキャリアを復活させるために28歳のデ・フリースを即刻解雇したこともそのひとつだ。

    「レースは残酷だし、決断も残酷だ」とオランダの有名レーシングドライバー、トム・コロネルは語った。

    「私の意見では、シーズンの半分も終わっていないのにドライバーについて決断を下すのは早すぎる」

    「F1以外にもたくさんのことがある。しかし、自分の進歩を示すためにフルシーズンを過ごすのは当然のことだと思う」

  • レッドブルF1首脳がランド・ノリスのマネージャーと会談との報道

    レッドブルF1首脳がランド・ノリスのマネージャーと会談との報道

    レッドブルF1のモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、セルジオ・ペレスが今のところレッドブルのシートを保持するかどうかについては「疑問の余地はない」という主張するが、ランド・ノリスのマネージャーとの会談が報じられている。

    マルコは、ペレスが5戦連続でQ3進出を果たすのに苦労していることを認めながらも、ペレスはシートを獲得するのにまだ十分な速さを持っていると主張する。

    「彼は15番手からスタートしたので、6位でも問題ない」と80歳のマルコはイギリスGPについてOsterreichに語った。

    「いずれにせよ、彼が危険にさらされているといのは問題外だ」とマルコはペレスへの支持を表明した。

    それにしても、レッドブルのドライバーについては現在、非常に興味深い噂が流れている。

    例えば、ダニエル・リカルドは火曜日からシルバーストンで行われるピレリタイヤテストでチャンピオンシップをリードするレッドブルの2023年型F1マシンをテストする予定だ。

    「もし彼を連れ戻したら、優しくしてくれるか?」とレッドブル・レーシングのF1チーム代表であるクリスチャン・ホーナーが先週末、シルバーストーンでファンのグループに質問したと報じられた。

    「これはピレリにとって重要なテストだが、ダニエルがどこにいるのかを見るのも素晴らしいことだ」

    ホーナーは、33歳のリカルドがペレスの後任候補であることを否定したが、だからといってレッドブルが将来の計画を立てていないわけではない。

    例えば、ランド・ノリスがシルバーストーンで印象的なパフォーマンスを見せた中、マルコはノリスのマネジャーであるマーク・ベリーマンとミーティングを行ったと見られている。レッドブルは過去にランド・ノリスに複数回、契約をオファーしたことを双方とも認めている。

    また、クリスチャン・ホーナーは、F1ドライバーの約半数が参加したプライベートバーベキューへの招待をノリスが受け入れたことを認めた。

    「彼(マックス・フェルスタッペン)はランドとのレースを楽しんでいたようだ」とホーナーはsi.comに語った。

    「昨晩は私の家でドライバー全員をバーベキューに招待したのだが、彼らはすぐにトラックでの瞬間の話に入り、あちこちで起こったこと、あるいはF3やカートでの出来事について目を輝かせていた」

    とはいえ、現在のところレッドブル陣営で本当に空席があるのは、成績不振のルーキー、ニック・デ・フリースが現在不安定に占めているアルファタウリのシートだけだ。

    リカルドは、それがトップチームへの復帰につながるのであれば、興味があるかもしれないと認めている。

    「もしそれが戻ってくる道を作るなら、それは僕が検討することだ。なぜなら、最終的にはここが私が戻りたい場所だからだ」とリカルドは語った。

    一方、マルコは、リカルドについて聞かれると「彼がマクラーレンから戻ってきたとき、我々は彼を認めなかった」とSport1に語った。

    「しかし、我々はリカルドをもう一度鍛え直した。彼は今、シミュレーターでいい仕事をしている」

    元F1ドライバーのラルフ・シューマッハは、リカルドがすぐにレッドブル・レーシングに復帰する可能性はないと考えている。

    「今のところ、ペレスが来年レッドブルに乗ることを想定している」とマルコはSky Deutschlandに語った。

    「でも、もしアレックス・アルボンがフリーになったら、あるいはリカルドがまた自分の力を発揮できるようになったら、彼(ペレス)にとっては厳しい状況になるかもしれない。しかし、彼には契約がある」

    リカルドがアルファタウリに乗るというアイデアについて、シューマッハは「ダニエルはそのアイデアを気に入っているかもしれない。タイヤテストでもう少しはっきりするだろう」と語った。

  • レッドブルF1育成の岩佐歩夢、フィーチャーレース5位「納得はできない」

    レッドブルF1育成の岩佐歩夢、フィーチャーレース5位「納得はできない」

    レッドブルF1育成の岩佐歩夢は、FIA F2選手権第9戦イギリスのフィーチャーレースを5位でフィニッシュした。

    FIA F2選手権第9戦イギリスは9日(日)、フィーチャーレースを迎えた。岩佐歩夢は予選の順位通り2列目3番手からのスタートとなった。前日の不安定な状態から天候はやや回復し、シルバーストーンは曇りとなった。

    午前9時55分、気温15℃、路面温度21℃のドライコンディションでフォーメーションラップがスタート。好スタートを決めた岩佐歩夢は一気にトップに立ち、第1コーナーを通過。しかし、その後追い上げる後続車がターン3で岩佐を押し出す形でトップを奪い返した。後に、このオーバーテイクにはペナルティーが科されたが、岩佐は2番手にポジションを落とし、1周目を終えた。

    徐々にトップとの差が開き、差が5秒以上となった7周目、コース上にマシンがストップし、セーフティカーが導入された。岩佐歩夢を含むソフトタイヤでスタートした上位陣は一斉にピットインし、ハードタイヤに交換。ハードタイヤでスタートしたマシンはステイしたため、岩佐は7番手でレースに戻った。

    11周目に再スタートが切られたが、リスタート時に複数台のアクシデントが発生し、再びセーフティカーが導入された。回収作業に時間を要し、レースは15周目から再開。リスタートで前車との間合いを詰めた岩佐は、オーバーテイクを決めて6番手に浮上する。しかし、16周目のターン16で後続に押し出される形で2台にパスされ、8番手にポジションを落とした。

    17周目、後続にアクシデントが発生し、3度目のセーフティカーが導入される。このタイミングで、ハードタイヤでスタートしたマシンがピットインを行い、全車がタイヤ交換を終了。岩佐FIA F2選手権第9戦イギリスは5番手で、レース終盤を迎えることとなった。

    20周目にレースが再開されたが、岩佐歩夢はなかなかペースが上がらず後続に攻められる展開となる。23周目に後続にパスされた岩佐は6番手となり、26周目には先行車がオーバーランして5番手にポジションを回復した。前を追うペースがない岩佐は、5番手で29周のレースをフィニッシュ。ランキングポイントを10ポイント加算した。第9戦を終えて、岩佐は111ポイントでランキング3位をキープしている。

    岩佐歩夢 レッドブル ホンダF13度のセーフティカーが導入される波乱のレース。岩佐歩夢は3番手スタートから好スタートでトップに立つも、ペースが上がらず5位でフィニッシュ

    「スタートはうまく決まったのですが、その後の展開はタイヤのウォームアップに問題があったと思います。グリッドに向かう2周でマシンがスリッピーになり、十分に温められなかったために序盤のペースがあまりよくなかった点が反省点です」」と岩佐歩夢はコメント。

    「それよりもプライム(ハードタイヤ)でのペースがかなり遅く、(レース後半に)バトルで抜かれたことが大きな問題でした。昨年はハードタイヤのデグラデーションはほぼゼロだったのに、今年は全くダメでした。レース後、エンジニアといろいろなデータを見ましたが、まだ確実な理由はわかっていません。原因がタイヤの使い方なのか、マシンのセッティングなのか、これからしっかり分析して改善していかなければいけません」

    「5位という結果は納得できるものではありませんが、ペースがない中でできる限りのことをしてポイントを持ち帰ることができたのはよかったと思います

  • レッドブルF1首脳、デ・フリースのオランダGP前の解雇の可能性を認める

    レッドブルF1首脳、デ・フリースのオランダGP前の解雇の可能性を認める

    レッドブルF1のモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、F1がオランダGPのためにザントフォールトに到着するまでにニック・デ・フリースがスクーデリア・アルファタウリのコックピットにいない可能性があることを認めた。

    8月の夏休み明けの最初のレースとなるザントフォールトは、苦戦するデ・フリースにとって初のホームF1イベントとなる。

    しかし、28歳のデ・フリースには、今後のハンガリーGPとベルギーGPの後に行われる夏休みの開始までしか戦力アップの猶予が与えられていないという噂もある。

    デ・フリースは、オランダGPでもレッドブル所有のマシンに乗るのかと質問されたマルコは「ザントフォールトでのレースはいつだ?」とシルバーストーンでViaplayに語った。

    「ザントフォールトに到着したらすぐに答える」

    デ・フリースの後任候補にはダニエル・リカルド、リアム・ローソン、岩佐歩歩夢、アレックス・パロウがいるという噂がある。

    マルコは、「我々は状況を検討しているところだ」と認めた。

    「ニックが期待された結果を残せていないのは周知の事実だ。ハードなスポーツであり、常に将来を見据える必要がある」

    「彼のパフォーマンスを評価し、必要であれば決断を下さなければならない」

    デ・フリースがレッドブル/アルファタウリ間の冒険が明らかに終焉を迎えたすなことで、レッドブル・プログラムに空きができることにあるが、マルコはすでに潜在的な新メンバーに注目している。

    フェルナンド・アロンソのマネジメント会社A14がマネジメントする18歳のスペイン人ドライバー、ペペ・マルティだ。

    マルコはスペインGPでマルティと会い、金曜日にはシルバーストーンでレッドブルのモーターホームで一緒に写真を撮った。

    「僕にとってそれはショックだった」とマルティは語った。「結局、F1の誰かが自分に注目してくれるのをずっと待っていたわけだからね」

    マルコは「彼はとても若いし、非常にうまくやっている。そうだね、彼は我々のアカデミーと契約する可能性がある」と認めた。

  • レッドブルF1育成の岩佐歩夢 「ブレーキのエア抜きをしていない単純なミス」

    レッドブルF1育成の岩佐歩夢 「ブレーキのエア抜きをしていない単純なミス」

    レッドブルF1の育成ドライバーである岩佐歩夢は、FIA F2選手権第9戦のスプリントレースを21位で終えた。

    FIA F2選手権第9戦が、イギリス・シルバーストンで幕を開けた。ホンダ・フォーミュラドリーム・プロジェクト(HFDP)のドライバーとして参戦する岩佐歩夢は、7月7日(金)に行われたフリープラクティスでトップタイムをマーク。予選ではわずかなミスでポールポジションを逃しましたが3番手となり、好調な走り出しとなった。

    リバースグリッドで行われるスプリントレースでは、上位車のペナルティーにより1グリッド繰り上がり、4列目7番手からのスタートとなった。8日(土)のスプリントレースは直前に降った雨で完全にウエットコンディションとなった。フォーメーションラップがスタートする午後1時15分、雨は上がり、気温19℃、路面温度22℃。路面はフルウエットのため、セーフティカー先導でフォーメーションラップが開始された。3周に渡るフォーメーションラップののち、ローリングスタートでレースがスタートした。

    激しい水しぶきが上がるなかポジション争いが行われたが、岩佐のマシンはスローダウンしポジションを大きく落とす。スローダウンした岩佐の目前で接触アクシデントが発生。マシンがストップしたためセーフティカーが先導された。岩佐はスロー走行でピットインし、フロントウイングを外してブレーキ周りを修復。セーフティカー導入中に、周回遅れとなり隊列の最後尾につくかたちでレースに復帰した。

    周回遅れの21番手となった岩佐は、時折り前車との間を開けてペースアップする走行を繰り返し、ペースを確かめながら走行データを取ることに専念した。レース終盤にはペースを上げてファステストラップをマークし、21位完走を果たしている。

    岩佐歩夢 ホンダF17番手スタートの岩佐歩夢、1周目にトラブル発生。ピットインして周回遅れとなるも完走を果たす

    「ローリングスタートのあと、シケインのブレーキングでペダルが底をつき、全くブレーキがない状態になってしまいました。何度かポンピングしてみましたが、スコスコの状態は変わらず、ピットインせざるを得ない状態でした」と岩佐歩夢はコメント。

    「ピットでブレーキのエア抜きをしたところ、ブレーキは直りました。つまり、単純なエア抜きをしていなかったというミスです。チームとしては、単純なミスでレースを失ったことを重要視して、メカニックの配置や入れ替えなどに動くようです」

    「自分としてはマシンもドライビングも好調でいいペースだっただけに悔しいし、残念です。レースに戻ったあとは、メカニックと相談してコンタクトやペナルティーのリスクを避けるためにオーバーテイクはしないことにしました」

    「フィーチャーレースはドライの予報なので、データが参考になるかどうかは分かりませんが、今後のための走行を続けました。それによって、ペースが十分にあることも確認できたし、ファステストラップにもトライして成し遂げることができました。それだけに、単純なミスでレースを失ったことは悔しいですが、フィーチャーレースはしっかり準備して臨みたいと思います」

  • レッドブルF1首脳、デ・フリースの後任候補に「リアム・ローソンと岩佐歩夢」

    レッドブルF1首脳、デ・フリースの後任候補に「リアム・ローソンと岩佐歩夢」

    レッドブルF1のモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、アルファタウリF1で苦戦を強いられているニック・デ・フリースに代わる可能性のある2人の候補者を挙げた。だが、そこにダニエル・リカルドもミック・シューマッハの名前は含まれていない。

    昨年末、アルファタウリF1のチーム代表であるフランツ・トストがミック・シューマッハとの契約を望んでいたにもかかわらず、マルコはそれを却下した。だが、その後、マルコはデ・フリースとの契約が間違っていた可能性があることを認めた。

    一方、2023年型メルセデスのリザーブドライバーを務める24歳のシューマッハは、現行メルセデスだけでなく、今週ポルティマオで2021年型マクラーレンもテストしている。

    マルコもまた、アルファタウリで苦戦を強いられているデ・フリースに代わってダニエル・リカルドをF1に呼び戻すことには乗り気ではないようだ。

    しかし、レッドブルのマルコも、アルファタウリで苦戦しているオランダ人選手、デ・フリースの代わりにダニエル・リカルドをF1に戻すことにどうやら乗り気ではないようだ。

    「我々にはF1に参戦する準備ができているドライバーが2人いる」とマルコはセServus TVに語った。

    「リアム・ローソンと岩佐歩夢だ」

    「我々はデ・フリースが成長するのを注意深く見守っています」と80歳のマルコは付け加えた。

    2人のレッドブルF1の育成ドライバーのうち、現在日本のスーパーフォーミュラに参戦しているリアム・ローソンが、最有力候補となりそうだ。

    ローソンは先週末、オーストリアの現場でレッドブルとアルファタウリのリザーブドライバーを務めていた。

    「スーパーフォーミュラのレース間には大きなギャップがあるので、ここヨーロッパでの時間をレッドブルでのシミュレーター作業に充てることができる」とローソンは今週スピードウィークに語った。

    「そうすればF1レースの50パーセントに出場できる。そのためには日本に住むのは難しすぎる」とローソンは付け加えた。

    しかし、ローソンは自分がF1に昇格する候補者であるかどうかは「全く分からない」と認めた。

    「でも、連絡が来たら、私には十分な準備ができている」とローソンは語った。

    「金曜日のセッションは現時点では決まっていないけど、いつか何かが実現することを強く願っている」

  • メルセデスF1代表、レッドブルの2026年PUの再考要請に「開発が不調なのでは?」

    メルセデスF1代表、レッドブルの2026年PUの再考要請に「開発が不調なのでは?」

    メルセデスF1のチーム代表を務めるトト・ヴォルフは、レッドブルのクリスチャン・ホーナーが2026年エンジンレギュレーションの再考を求め出したのは、レッドブル・パワートレインの開発が「うまくいっていない」ことによるものだと指摘している。

    金曜日、クリスチャン・ホーナーは2026年のエンジンレギュレーションについて質問され、マシンにフルパワーを供給し続けるのにバッテリーのエネルギーが足りなくなる可能性があり、その結果レースへの影響が懸念されると答えた。

    2026年からはMGU-Hが禁止され、MGU-Kがより重視されることになる。F1は、燃焼と電力を50対50で配分することを目標にしており、これはすべて、競争条件を平準化するプロセスの一部である。

    2026年は実質的にレッドブル・パワートレインズが完全に独自の体制で稼働する初年度となるが、ホーナーは20パーセントから直接50対50の分割への移行は行き過ぎであると考え、レギュレーションの再考が必要であると示唆した。

    「我々は現在、明らかに2026年のシャシーだけでなくパワーユニットにも取り組んでいる立場にある」とホーナーは語った。

    「2026年の大きな問題のひとつ、そして大きな影響のひとつは重量だ」

    「必要な冷却などによって、すでにスポーツカー並みの重量に近づいているクルマに30kgもの重量増をもたらすことになる」

    「2026年については、持続可能な燃料など、非常にポジティブなことがいくつかある。しかし、手遅れになる前に緊急に注意を払う必要があるのは、燃焼パワーと電力パワーの比率を検討することであり、レースが影響を受けるレベルまで空気抵抗を減らすために、可動式エアロでシャシーを補正しなければならないような技術的なフランケンシュタインは生み出さないことを確認することだと思う。トウ効果もDRSもない。というのも、事実上、どの時点でもその状態で走っていることになるからだ。内燃エンジンはバッテリーを充電するための発電機にはならない」

    「この問題は、燃焼エンジンと電気パワーの比率を調整するだけで、簡単に対処できると思う。そして、エンジンのレギュレーションには…まだ2年半あるので、もし少しでも修正があれば、シャシーにとってより良いプラットフォームが生まれる可能性があると思う。そうではない場合、シャシー規制はまだ定義されておらず、コミットされていないため、我々はそれらの妥協点に対応しようと努めることになる。技術的な観点と、F1とは何かという最も重要な観点の両方から、総合的に物事を見なければならない。F1はホイール・トゥ・ホイールのレースでなければならない。ドライバーたちが直線でシフトダウンしてバッテリーをリジェネレートするということでそのチャレンジを失ってはならない。だから、FIAがこの問題に真剣に取り組んでいることは知っているし、シミュレーションがより高度になるにつれて、非常に注意深く見ていることも知っている」

    クリスチャン・ホーナー(レッドブル・レーシング F1チーム代表)

    だが、クリスチャン・ホーナの宿敵であるトト・ヴォルフは感銘を受けていない。

    「シャシーのレギュレーションを良くする必要がある。我々はチャレンジングなパワーユニットを搭載するが、非常に効率的で、50パーセントが電気、50パーセントが燃焼式というアーキテクチャという点で最先端のものになる」とヴォルフは語った。

    「F1では、イノベーションの最前線に立ち続けることが非常に重要だ」

    「つまり、エネルギーの損失を補うために空気力学的に効率の良い車を作る必要があるということであり、それを目指すのはエキサイティングなプロジェクトだ」

    「2026年の現代のF1マシンはどのようなものになるだろうか? どうすれば空力的に非常に効率的で、内燃エンジンのパワー不足を補えるようなマシンになるだろうか? 我々は素晴らしいF1カーの新しいコンセプトを考え出すだろうし、それはすべて我々を興奮させるはずだ」。

    ホーナーの提案に直接触言及してヴォルフは「彼がもっと恐れているのは、もしかしたらエンジンプログラムがうまくいっておらず、彼はそれを打ち消したいと思っているのかもしれない」と語った。

    「そのようなことを言う本当の動機は何なのか、常に疑問視する必要がある」

    もちろん、アウディを魅了し、ホンダに残留を確信させたのは、提案されている2026年エンジン規制だ。

    それゆえ、再考の可能性について尋ねられたヴォルフは、断固としてこう答えた。

    「そんなことは起こらない」とヴォルフは語った。

    「可能性はゼロです…大文字で書いておいてほしい…なぜこのような話が出てくるのかわからない」

    「我々は長年にわたって、すべての自動車メーカーを巻き込んでレギュレーションを策定してきた。我々はすべての自動車メーカーが関与し、長年にわたってレギュレーションを開発してきた。F1にとっては、想像しうる限り最高のケースだ」

    「チャレンジングか? 我々のシャシー設計者は『さて、どうやってこれをやるんだ?』と言っている。そうだね。スーパーだよ」とヴォルフは笑った。

    「だが、可能性はゼロだ。このレギュレーションはもう変わることはない。世界は持続可能性にまつわるイノベーションを示す必要があるし、排出量を減らす必要があるため、これ以上延期されることはない。我々は非常に興奮している」

    バッテリーを回生するためにドライバーがストレートでシフトダウンする可能性があるというホーナーの予測について尋ねられたヴォルフは「ドライバーがストレートでシフトダウンするのを避けることができるシャシーやエンジンのレギュレーションを考案するという点では、実際のところ、このスポーツにおいて我々が革新的ではないと思うか?現実にはありえないことだ」と答えた。

    「現在のシャシーに将来のパワーユニットを搭載した場合、非常にストレートの長いトラックでは、パワーユニットに大きなディレート(デプロイ切れ)が発生する。それが今日の状況だ」

    「しかし、プロトタイプのように重く、象のように大きい今のシャシーをボルトで固定するわけではない。2026年に向けて、我々はそれを改革する必要がある。それが格納可能な空力エレメントであろうと、より持続可能な世界、より空力的な効率に対応するためにマシンの形状を変えようとするものであろうと、私はそれは素晴らしいことだと思うし、レギュレーションとしてとても壮大なものだと思う」

    「ダウンシフトを回避するために私たちが考え出さなければならない実行可能な解決策を、他の業界、自動車産業に応用することになるだろう。私はシフトダウンが本当に必要だという考えを誰かに与えるつもりはない。そんなことは起こらない」