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  • レッドブルF1首脳、角田裕毅と岩佐歩夢の“ホンダとの関係”に意味深発言

    レッドブルF1首脳、角田裕毅と岩佐歩夢の“ホンダとの関係”に意味深発言

    レッドブルF1のモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、角田裕毅と岩佐歩夢の“ホンダとの関係”について突如、気になる発言をしている。

    ホンダは、2018年からトロロッソ(現アルファタウリ)にF1パワーユニットの供給を開始し、レッドブルとのパートナーシップをスタート。同年、ホンダ・フォーミュラ・ドリーム・プロジェクト(HFDP)のメンバーとなった角田裕毅は、レッドブル・ジュニアチームにも参加している。

    F3とF2でスーパーライセンスポイントを獲得した角田裕毅は、2021年にアルファタウリからF1デビュー。今年で3年目を迎える。過去にレッドブルのジュニアチームは3年を“査定期間”に定め、レッドブル昇格の将来の見えないドライバーたちはバッサリと切り捨てられてきた。

    一方、岩佐歩夢は2020年からHFDPの育成ドライバーとなり、2021年からレッドブル・ジュニアチームへ加入してF3への参戦を開始。今年はF2にステップアップしてランキング3位につけている。

    ■レッドブル・レーシングのセカンドシート
    今シーズン、セルジオ・ペレスがチャンピオンチームのドライバーとしては平均レベルの成績しか残せておらず、ペレスの契約終了後の2025年、2024年さえもレッドブル・レーシングのセカンドシートに注目が集まっている。

    さらに、アルファタウリがニック・デ・フリースを解雇し、レッドブル・レーシングへの昇格を目指すダニエル・リカルドを起用したことで、その注目はさらに高まった。

    角田裕毅は、デ・フリースが解雇されるまではチームメイトを凌駕しており、将来のレッドブル・レーシングへの昇格が期待されているが、ハンガリーGPではリカルドに予選・決勝ともに上回られ、一気に注目はリカルドに傾いた。

    レッドブル・レーシングのシートが空く2025年というのは微妙な年でもある。レッドブルはホンダの撤退を受けて、独自のエンジン部門であるレッドブル・テクノロジーを設立し、2026年からフォードと提携。同年にF1に復帰するホンダはアストンマーティンのワークスパートナーとなる。

    すなわち、2025年をもって、レッドブルとホンダのパートナーシップは終了する。

    そして、ここへきて、レッドブル関係者が角田裕毅と岩佐歩夢について“ホンダとの関係”に言及し始めている。

    レッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、「角田だけでなく、岩佐歩夢に関しても、ホンダと協力関係にある」とコメント。

    「一方、リアム・ローソンはホンダから独立している」とホンダからスーパーフォーミュラに参戦しているレッドブルの育成ドライバーについて補足した。

    また、今年で引退するアルファタウリのチーム代表であるフランツ・トストは、角田裕毅のレッドブル・レーシング昇格の可能性について「もちろん、それは今後の結果次第だ。パートナーであるホンダとはすでに話し合いが行われている」とここでもホンダの名前に言及している。

    「今年のパフォーマンスを見れば、それが起こる可能性は想定できる」

    ■レッドブルとホンダとの関係
    角田裕毅はF1昇格で“レッドブルドライバー”となったが、ホンダはHFDPとしてアルファタウリのマシンにロゴを掲載しており、資金提供している。岩佐歩夢に関しては、レッドブルの育成ドライバーでありながら、HFDPでのドライバーでもある。

    以前、角田裕毅は、2018年以降のジュニアカテゴリー参戦について「ホンダさんとレッドブルが50:50でサポートしてくれるようになりました」と語っている。それが岩佐歩夢の現在の状況と言えるだろう。

    角田裕毅もレッドブルドライバーではあるが、契約内容の詳細は不明であるものの、ホンダからの資金的なサポートがあると思われ、角田も“純レッドブルドライバー”ではないことが想像できる。

    角田裕毅がアルファタウリからF1デビューした2021年は、レッドブルのジュニアドライバーの“枯渇”が騒がれていた時期ではあるが、ホンダとレッドブルのパートナーシップがなければ、F1への道が切り開かれていたかどうかは疑問視されている。

    HRCの渡辺康治社長は、アストンマーティンF1と提携する2026年からはレッドブルとのこの関係を継続することは難しくなると認め、関係を終了する方向で進めてることを示唆している。

    「レッドブル側とやめるという議論はまだしていません」と渡辺康治は語った。

    「これから議論することになりますが、急に全部やめということになると今プログラムいる人に大きな影響が出ます」

    「ただし、2026年から別のパートナーと組むことになったので今の形で続けていくのは難しいと考えています」

    この発言は「2026年からアストンマーティン・ホンダで引き取りますが、2025年までは角田裕毅もしくは岩佐歩夢をF1に乗せてください」とも解釈できる。

    レッドブルがリアム・ローソンに将来を見ていることは明らかであり、ダニエル・リカルドの経験を買っているもは確かだ。

    政治やお金が物を言うF1の世界だが、ホンダドライバーの2人が生き残るためには、角田裕毅に関してはダニエル・リカルドを圧倒的な差で凌駕し、岩佐歩夢に関してはF2でチャンピオンを獲らなければ、2024年と2025年はレッドブルで“飼い殺し”の状況に恐れる危険がある。

  • レッドブルF1育成の岩佐歩夢、4位入賞でF2ランキング3位を維持

    レッドブルF1育成の岩佐歩夢、4位入賞でF2ランキング3位を維持

    レッドブルF1の育成ドライバーである岩佐歩夢は、FIA F2選手権第10戦ハンガリーのフィーチャーレースを4位で終え、ランキング3位をキープした。

    FIA F2選手権第10戦ハンガリーは23日(日)、フィーチャーレースを迎えました。岩佐歩夢は予選順位通り3列目6番手からのスタート。23日朝からハンガロリンクは快晴となり、フォーメーションラップがスタートする午前10時5分は、気温26℃、路面温度38℃のコンディションとなった。

    スタートでやや遅れた岩佐は第1コーナーまでに1台に先行され、7番手にポジションを落としたが、その先のコーナーで6番手を取り戻して1周目を終えた。上位陣がオプション(ソフト)タイヤでスタートするなか、岩佐はプライム(ミディアム)タイヤでのスタートを選択した。レース序盤、タイヤの違いとタイヤマネジメントによって、岩佐と前車とのギャップは開いていく。5周目には5番手と5秒以上の差で、岩佐は6番手を守って走行を重ねた。

    12周目、13周目と続けて上位車がタイヤ交換を行い、岩佐は4番手にポジションを上げる。しかし、オプションタイヤでスタートしたトップ3のペースは衰えず、3番手と岩佐の差は10秒以上開いた。オプションタイヤの保ちがいいと判断した岩佐は、早めの20周目にピットインしてタイヤ交換を行い、10番手でコースに復帰。その後、上位車がピットインし、22周目には岩佐は7番手となった。

    想定以上にオプションタイヤの保ちがよく、トップ3がタイヤ交換を行ったのは23周目からで、後続との差は大きく広がっていた。25周目に上位車のピットインによって6番手となった岩佐は、ペースを上げて追い上げを開始する。26周目の第2コーナーで前車をオーバーテイクし5番手。30周目、ペースを上げた岩佐は4番手にも1秒差以内に追いつき、ポジションアップを狙う。背後についてチャンスを伺う岩佐は、35周目の第1コーナーで果敢にインを突いてオーバーテイクに成功しポジションアップ。これで4番手となったが、その段階で3番手とは10秒以上の差が開いており、そのまま37周のレースを終えた。

    4位で12ポイントを加算した岩佐アユ気は、トータル132ポイントでランキング3位をキープし、ハンガリーでの2レースで上位とのポイント差を縮めることに成功。トップとの差は21ポイント、2位との差は10ポイントとなっている。

    岩佐歩夢 ホンダF16番手スタートの岩佐歩夢は4位入賞。上位との差を縮めランキング3位をキープ

    「4位という結果は、いろいろな状況を考えるといい結果だったと思います」と岩佐歩夢はコメント。

    「もちろん、自分もチームも求めていた結果ではありませんが、今日のマシンはスプリントレースに比べるとオーバーステアが強く、ペースがよくありませんでした。その状況で、この抜きにくいコースでオーバーテイクしてポジションを上げることもできたし、ポイントを重ねることができたので、自分としてはできる限りのことはしたという感じです」

    ストラテジーについては、前に同じ戦略のクルマがいなければプライム→オプションで行こうと決めていました。6番手からではリスクのある戦略ですが、セーフティカーも出なかったので、結果として戦略は五分五分だったと思います。ただ、今日のオプションの保ちは想定外でした。本来路面温度が低いとグレーニングが出やすいはずですが、今日は全くゼロの状態で、レース序盤にそれが分かった時点では、『今日のレースはダメかな』と思ったくらいです。ただ、それによって早めにタイヤをオプションに替えて、プッシュし続けての4位は上出来で、それ以上を狙うパフォーマンスは自分のマシンにはなかったと思います。次のスパでは優勝争いができるよう、チームとしっかり準備して臨みたいと思います」

  • レッドブルF1育成の岩佐歩夢、2位表彰台「ファステスト狙いに切り替えた」

    レッドブルF1育成の岩佐歩夢、2位表彰台「ファステスト狙いに切り替えた」

    レッドブルF1の育成ドライバーである岩佐歩夢は、FIA F2選手権第10戦のスプリントレースで2位表彰台を獲得した。

    FIA F2選手権第10戦がハンガリー・ハンガロリンクで開幕。7月21日(金)に予選が行われ、ホンダ・フォーミュラドリーム・プロジェクト(HFDP)のドライバーとして参戦する岩佐歩夢は、例年より低い路面温度の影響もあり6番手にとどまった。

    しかし、フリープラクティスではトップタイムをマークしてマシンの好調さを確認し、気温が上がることが予想されるレースに向けては期待と自信を見せていた。リバースグリッドとなるスプリントレースでは、岩佐は3列目5番手からのスタートとなる。

    22日(土)、予報通り好天となり、スプリントレースが始まる午後2時15分、気温26℃、路面温度48℃のコンディションでフォーメーションラップがスタートした。好スタートを決めた岩佐歩夢は、第1コーナーに向けてイン側に切れ込む好判断でポジションを上げ、第1コーナーを3番手で通過。続く第2~3コーナーで前車をオーバーテイクし2番手にジャンプアップした。

    1周目を2番手で終えた岩佐歩夢は、トップとの差を保ちながら周回を重ねる。

    トップから1秒余りの差で2番手を走行する岩佐歩夢に後続が迫りますが、タイヤをマネジメントしながら岩佐はペースとポジションを守る。レースが残り10周となった終盤、岩佐はペースを上げトップを追う。岩佐が自己ベストラップで追いかけると、トップもペースを上げ、その差はなかなか詰まらない状況が続いた。岩佐の後方では激しいポジション争いが繰り広げられ、その結果、岩佐とのギャップは大きく開いていった。

    最終盤、トップに届かないと判断した岩佐は、ペースをコントロールして、ファステストラップを狙う戦略に切り替える。26周目にプッシュするがコンマ2秒届かず、最終ラップに再度プッシュしてファステストラップをマークし、レースは2番手でフィニッシュした。

    この結果、岩佐歩夢は2位8ポイントにファステストラップの1ポイントを加算し、ランキング上位者との差を縮めた。

    岩佐歩夢 ホンダF15番手スタートからジャンプアップした岩佐歩夢は、最終ラップにファステストをマークして2位表彰台を獲得

    「2位とファステストを獲れた結果には満足していますし、チームにとってもポジティブな結果でした」と岩佐歩夢はコメント。

    「スタートは完ぺきというわけではなかったですが、周りがあまりよくなかったようで、空いているところを狙って行った結果、ポジションを上げることができました。第2コーナーのアプローチで、2番手のマシンがトップの真後ろについていたので、アウト側から攻めて抜くことができた」

    「それからは、(ダーティエアを受けないために)前との間にスペースを空けて、タイヤマネジメントに集中しました。しかし、トップもコントロールしてペースを落とし始めたので、うまくスペースを作ることができず、その分レース終盤にタイヤの差が出たのかと思います」

    「(レース後半に)プッシュするタイミングは、エンジニアの指示に従うことにしていました。残り10周くらいでプッシュしていいと言われたのですが、トップもうまくマネジメントしていて、なかなか追いつくことはできませんでした。なので、終盤ファステスト狙いに切り替えて、タイヤを冷やしてファステストを獲りにいきました」

    「優勝はできませんでしたが、マシンの状態はとてもよかったですし、タイヤマネジメントも昨年よりうまくいったので、フィーチャーレースに向けてもポジティブです。ここはコース上ではなかなか抜けないので、スタートとストラテジーが大事になると思っています」

  • セルジオ・ペレス 「角田裕毅だってレッドブルF1のシートを狙っている」

    セルジオ・ペレス 「角田裕毅だってレッドブルF1のシートを狙っている」

    セルジオ・ペレスは、スクーデリア・アルファタウリでの「残酷な」変更は、レッドブル・レーシングでの自身の将来には「何も変わらない」と主張した。

    ここ数カ月は、セルジオ・ペレスは予選パフォーマンスが低迷し、プレッシャーが高まっている。5レースでQ3出場がなく、マイアミGP以来表彰台はわずか1回となっている。

    レッドブルのチームメイトであるマックス・フェルスタッペンはF1ドライバーズ選手権でペレスを99ポイントリードしているが、ペレスは依然として2番手で後続を引き離している。

    しかし、姉妹チームのアルファタウリのドライバーが交代し、ダニエル・リカルドがニック・デ・フリースからドライバーを引き継だことで、今シーズン以降のペレスの将来にさらなる疑問が生じている。

    今回のドライバー交代について、ペレスは「ニックには残念に思う。彼は非常に短い経験しかしていなかったし、その点では非常に残酷だった
    」

    「彼の将来がどうなるかは誰にも分からないけど、そういうものだし、これがF1というものだ」

    「その一方で、ダニエルのこともうれしく思っている。彼は復帰にとても意欲的だし、彼にとっても幸せなことだ。とてもよくやった。彼にとっては素晴らしい機会だ」

    「僕としては何も変わらない。僕はレッドブルのためにドライブしているし、そこにいるのはダニエルだけはない。裕毅もいる…グリッドの半分以上がレッドブルのためにドライブしたいと思っているので、それは何も変わらない」

    セルジオ・ペレス レッドブル・レーシング F1

    デ・フリースはアルファタウリでわずか10レースを戦っただけで解雇され、夏休みに入るチャンスさえ与えられなかった。

    「バランスを取るのは本当に難しい」とペレスはデ・フリース解雇の早さを判断しつつ語った。

    「状況によっては、他のドライバーよりも少しだけ時間に余裕があるドライバーもいる」

    「ダニエルの出番があったのはとてもラッキーだったし、レッドブルにとっても彼を投入するいい機会だった」

    リカルドがレッドブルのセカンドシートを狙っていることに気づいているかどうかについて、ペレスは「ダニエルに何が起こっているかについて話し合う時間さえない。私はハンガリー、そしてベルギーに焦点を当てている」と付け加えた。

    「2025年のことはあまり考えていません。2025年のことははるか先の世界なので、そんなに遠いことを考えるのはナンセンスだ」

  • ダニエル・リカルド 「アルファタウリはレッドブルF1に戻るための最良の道」

    ダニエル・リカルド 「アルファタウリはレッドブルF1に戻るための最良の道」

    ダニエル・リカルドはレッドブルの環境に戻ることで、F1を再び好きになることができたと語った。

    リカルドは、イギリスGP後に解雇されたニック・デ・フリースに代わって、姉妹チームのアルファタウリで2023年シーズンの残りをドライブする。

    2022年末にマクラーレンを去ったリカルドは今年、サードドライバーとしてレッドブルに復帰し、主にシミュレーターとマーケティング業務に携わっていた。

    しかし、先週シルバーストンで行われたレッドブルとのテスト後、リカルドがアルファタウリでデ・ブリースと交代することが即座に発表された。

    マクラーレンで厳しい時期を過ごしたリカルドだが、レッドブルに戻ってからは再びF1での生活を楽しむことができたという。

    昨年末から何が変わったかと尋ねられたリカルドは「リセットして再び楽しむための十分な時間があった」と答えた。

    「今年すでにシミュレーターでそれを感じていたけど、だからこそクルマを走らせて、それが本当に自分が一番好きなことであることを確かめたいと思った」

    「(シルバーストンのテストでは)すぐにスピードに乗ることができたし、感触も本当に良かった。もちろん、レッドブルのクルマを味わうのはかなり興奮した」

    「ここ数年の出来事や、しばらく休んでこのスポーツに復帰していたこともあって、トップに戻るのはとても難しいと思っていた」

    2014年から2018年までの5シーズンをレッドブルで過ごしたリカルドは、最終的な目標はレッドブルでフルタイムドライブに戻ることだと認めている。

    ダニエル・リカルド 「アルファタウリはレッドブルF1に戻るための最良の道」

    F1に再び「恋に落ちた」34歳のリカルドは、アルファタウリでのドライブが古巣復帰への最良のルートだと考えている。

    「もちろん、それ(トップチームでドライブすること)が僕の願いだったけど、ある時点で現実的になって、『よし、レッドブルのシートに戻りたいのなら、少しプロセスと道のりが必要だ』と言うことも必要だと思う」とリカルドは語った。

    「僕にとっては、これが現時点での最善の道なんだ。また、半年前の僕はこのようなチャンスに飛びつくような状態ではなかったけど、今は贅沢な時間を過ごしている」

    「また恋に落ちて、自分自身に戻ったように感じている。懐かしさを与えてくれる環境の中も自分自身を取り戻してくれたかもしれない」

    「私はキャリアの多くをここで過ごし、旅やジュニア時代の多くをここで過ごしてきた。ヘルムート(マルコ)と定期的に話すようになったし、自分の居場所のように感じている」

    「だから、チャンスが巡ってときに、やってみようと思ったんだ」

  • レッドブルF1、サイドポッドを“極薄インレット”に大幅アップグレード

    レッドブルF1、サイドポッドを“極薄インレット”に大幅アップグレード

    レッドブル・レーシングは、2023年F1第12戦ハンガリーGPでシーズンの2度目となる大規模サイドポッドアップグレードを導入した。

    レッドブル・レーシングは、今年これまでのすべてのレースとスプリントで勝利を収めており、コンストラクターズランキングではメルセデスに対して208ポイントのアドバンテージを誇っており、ドライバーズタイトルレースではマックス・フェルスタッペンがチームメイトのセルジオ・ペレスを99ポイントリードしている。

    その優位性にもかかわらず、夏休みを前にレッドブル・レーシングの勢いが衰える気配はなく、サイドポッドのデザインで限界に挑戦している。

    昨シーズンの新しい技術規定の導入以来、グリッドの上下のチームはレッドブルが採用した攻撃的なアンダーカット哲学に移行しており、マクラーレンはレッドブル風の外観でイギリスGPで2番手に浮上した。

    新しいバージョンは、4月のアゼルバイジャンGPで導入された第2バージョンの傾向を継続したより極端な進化であり、より幅広でより短い冷却インレットが導入された。

    レッドブル・レーシング F1 RB19 サイドポッド

    レッドブルのチームプリンシパルであるクリスチャン・ホーナーは、3週間前のオーストリアGPの後、レッドブルRB19はシーズン開幕時と「それほど変わっていない」と語っていた。

    The Raceのテクニカルエキスパートであるゲイリー・アンダーソンは詳細に分析し、レッドブル・レーシングにとって今季最大のアップグレードであるとしているし、チームが公表している以上に重要な変更だと見ている。全開ののアップグレードはダウンフォースを増加させるのに効果的で、しかも効率的だった。

    レッドブル・レーシングがハンガリーGPで導入したパッケージは、RB19にレターボックス型の冷却インレットが導入された。これにより、サイドポッドのアンダーカットをよりアグレッシブにするスペースが生まれ、サイドポッドの周囲に取り込まれる気流が増加し、マシンのリアに向かって送られる。

    レッドブル F1 RB19

    チャンピオンチームであるレッドブル・レーシングは、そもそもATRの割り当てが最も少なく、さらに2021年のコストキャップ違反の罰として10%の削減が課されており、チームは空力テスト時間の使い方を選択しなければならない。

    しかし、レッドブル・レーシングは進歩を遂げており、シーズン序盤に設定された進化の方向性における新たなステップは、このコンセプトから引き出せる性能はまだ十分にあると認識していることを示している。

  • フェルスタッペン、レッドブルF1でリカルドとの再タッグ結成にオープン

    フェルスタッペン、レッドブルF1でリカルドとの再タッグ結成にオープン

    マックス・フェルスタッペンは、将来的にレッドブル・レーシングでダニエル・リカルドと再びチームメイトになることに前向きであることを示唆した。

    リカルドは、アルファタウリでニック・デ・フリースに代わってフルタイムのドライバーとしてF1に復帰し、2023年シーズンの残りを戦う。

    フェルスタッペンとリカルドは2016年から2018年までレッドブルでコンビを組んでいたが、リカルドは新たな挑戦を求めて2019年にルノーに移籍した。

    その理由は、レッドブルがフェルスタッペン重視だったこと、また、2019年から搭載するホンダのF1パワーユニットへの不信感があったとされている。

    だが、リカルドのF1キャリアはそこから下降。ルノーを2年間で出た後、マクラーレンに移籍したが、レッドブル時代のような輝くを放つことはなかった。

    リカルドとマクラーレンは2022年末に契約を1年早く解消し、リカルドはサードドライバーの役割でレッドブルに戻り、2023年の前半はシミュレーターやマーケティング業務でチームを支援した。

    34歳のリカルドはレッドブル・レーシングのフルタイムのF1シートに戻ることが夢だと主張しており、フェルスタッペンもその可能性にオープンだ。

    「実際に彼には去ってほしくなかった」とフェルスタッペンは語った。

    「僕たちがとてもうまくやれることはわかっている。もしダニエルが今いる場所でうまくやれば、もちろん復帰するチャンスがある。だからすべてオープンだ」

    マックス・フェルスタッペン レッドブル F1 ダニエル・リカルド

    現在、フェルスタッペンとコンビを組んでいるセルジオ・ペレスは、過去5回のF1イベントでQ3に進出できなかったため、その動向が注目されている。

    デ・フリース解任はレッドブルのドライバーに対する対応力を思い起こさせるものであり、フェルスタッペンは同胞がF1のシートを失うのを見るのは悲しいと認めている。

    「その一方で、僕はニュックと仲がいいから、彼がいなくなるのは悲しい」とフェルスタッペンは語った。

    「でも、残念ながらそれがこの世界の仕組みなんだ」

    「ドライバーの間に険悪な感情はないと思う。ダニエルにはまたチャンスが巡ってきている。彼は少しリセットしたので、再び進める準備ができていると思う」

  • レッドブルF1代表 「リアム・ローソンに今のアルファタウリの車は不公平」

    レッドブルF1代表 「リアム・ローソンに今のアルファタウリの車は不公平」

    レッドブル・レーシングのF1チーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、2023年シーズンの残りでニック・デ・フリースの後任としてリアム・ローソンをアルファタウリで起用するのは「不公平」だと主張した。

    F2から日本のスーパーフォーミュラに移籍して以来、ニュージーランド出身のローソンは6戦中3勝を挙げ、残り3戦でランキングトップに1ポイント差まで迫っている。

    その好調さにもかかわらず、34歳のダニエル・リカルドがデ・ブリースに代わって今季のF1を戦うことになり、レッドブルのジュニアプログラムの将来に疑問を投げかけている。

    ホーナーは、ローソンの落選について「リアムは日本で素晴らしい仕事をしている」とF1 Nationのポッドキャストで語った。

    「我々は、彼をあのようなクルマに直接乗せるような状況に放り込むのはおそらく不公平だと感じた」

    だから、テストがうまくいけば、ダニエルがあのコックピットに乗り込むのは論理的に理にかなっていると思う」

    「テストの7周目には、彼はすでにそのことを確認していた」

    リカルドは、昨季限りでマクラーレンから解雇され、今季は先週のピレリタイヤテストでしかサーキットで走行していないなかでF1復帰を果たす。

    ホーナーはレースでのフィットネスに関する懸念を払拭し、「彼の体調はかなり良好で、シルバーストンをほぼ100周走らせた」と語った。

    「火の洗礼だった。だが、彼はヘッドレストのパッドは要求していなかった」

    「彼はかなりいい状態をキープしている。彼はもともと運動能力が高いし、トレーニングも標準レベルに保ってきた」

    「ハンガリーでのレースは彼にとってタフな戦いになるだろう。おそらくカレンダーの中でも最もハードなレースのひとつだが、私は彼が十分に良い状態にあると確信している」

  • セルジオ・ペレス 「リカルドを2025年の脅威と考えるのはナンセンス」

    セルジオ・ペレス 「リカルドを2025年の脅威と考えるのはナンセンス」

    セルジオ・ペレスは、2025年にダニエル・リカルドがレッドブル・レーシングで自分の代わりを務めるという脅威について考えるのは「ナンセンス」だと語った。

    先週、リカルドがニック・デ・フリースに代わって残りのシーズンに参戦することが発表され、今週末からアルファタウリでF1にフルタイムの復帰を果たすことになる。

    レッドブル・レーシングのF1チーム代表であるクリスチャン・ホーナーとともに、リカルドは2018年限りで自ら手放したレッドブルのF1シートへの復帰を目指していることを明らかにしている。

    現役F1ワールドチャンピオンのマックス・フェルスタッペンは、2028年までレッドブルと契約を結んでいるおり、2024年末までしか契約を結んでいないペレスは、リカルドが狙っているポジションを維持することになる。

    しかし、ペレスはレッドブルの将来をめぐる憶測を気にしておらず、現在のパフォーマンスを向上させることだけに集中していると主張している。

    「いや、僕はそんな男じゃない・・・13年もF1にいるし、そんなに先のことを考える男ではない」とペレスは語った。

    「エンジニアたちと一緒にいたけど、ダニエルと何が起こっているのか話し合う時間すらない。彼にとっては大きなチャンスだと思うけど、それだけだ」

    「僕はハンガリーとベルギーに集中しているし、2025年のことはあまり考えていない。はるか先の世界だし、そんな先のことを考えるのはナンセンスだ」

    リカルドが将来的にペレスの後任に指名される可能性があるという噂は、ペレスの不振の中で生まれた。

    5月末のマイアミGPでポールポジションを獲得して以来、ペレスは過去5戦でQ3進出を果たせず、その間に表彰台も1回しか獲得していない。

    しかし、ペレスはシングルラップの苦戦を心配していないと断言し、懸念されるような結果はスピード不足が原因ではないと主張する。

    「いや、心配はしていない」とペレスは語った。

    「予選での悪い結果を見ると、いつもとは違う状況、外的な状況があり、僕たちはそれにうまく対処することができなかったんだと思う」

    「常に何らかの外的要因があった。純粋なペースが原因ではない」

    セルジオ・ペレス レッドブル・レーシング F1

    ペレスは主に雨が降ったときに問題に遭遇する傾向があり、その結果、6度のF1レースウィナーはRB19への自信を失うことになった。

    しかし、33歳のペレスは前戦からの休みの間にエンジニアたちと精力的に作業を続けてきたことを明かし、今週末はより強い走りができると期待している。

    「ここ数レースでマシンの不足を経験しており、コンディションに変化があるたびに、その不足はさらに広がる傾向にある」とペレスは認めた。

    「この限界は、言ってみれば、僕らを追いつめたものだ」

    「過去5レースは予選のコンディションに多少の変化があったと思う。そのせいで僕たちは本当に後手に回ってしまった」

    「この1週間、エンジニアたちといい仕事をしてきた」

    「ここについてはいくつかのアイデアがある。全般的に、より快適に過ごせるより良いプラットフォームがあると感じることができ、状況に変化があったとしても、それほど違いはないことを願っている」

    ペレスが最近の予選でのトラブルを最終的に改善しようとする試みは、今週末のオルタナティブタイヤアロケーション(ATA)システムの試行によって複雑になる。

    キャンセルされたイモラでテストされることが決まっていたATAルールでは、Q1では20人の参加者全員がハードタイヤを、Q2では15人がミディアムコンパウンドを、そしてQ3では最もグリップの良いソフトタイヤが使用される。

    しかし、ペレスは、この変更や来週末のベルギーGPでのスプリント週末フォーマットが彼の復調への取り組みに影響することは懸念していない。

    「僕たちは・・・F1で働いている。僕たちは常にいかなる状況においても成果を上げなければならない」とペレスは宣言した。

    「そこは問題ではない。僕たちは理解している。できないわけじゃない。僕たちができることは以前から証明されている。チームからは全面的にサポートされていると思う。あとは時間だけだと思う」

  • 角田裕毅 「レッドブルF1はデ・フリースにもう少し時間を与えるべきだった」

    角田裕毅 「レッドブルF1はデ・フリースにもう少し時間を与えるべきだった」

    角田裕毅は、ニック・デ・フリースがアルファタウリF1チームから解雇されたのは時期尚早だったと考えており、少なくとも夏休みまでは査定を受けるのに値すると主張した。

    先週、スクーデリア・アルファタウリは、2023年の開幕10レースで厳しい戦いを強いられていたデ・フリースが、即時チームを去ることを発表。後任には、昨年末にマクラーレンを去ったF1ベテランのダニエル・リカルドがフルタイムで復帰する。

    デ・ブリースは今年参戦した3人のルーキーのうちの1人だったが、F2とフォーミュラEでのチャンピオン獲得など、その豊富なレース経歴から、さらなる注目を浴びていた。

    28歳のデ・フリースは、アルファタウリでスティントで、常に角田裕毅のペースを匹敵できなかった。

    しかし、デ・ブリースにもっと時間を与えるべきだったかと問われると角田裕毅は「そう思います」と答えた。

    「たった10レース、特にほとんどが彼の知らないトラックだったので・・・そう思います」

    「でも、同時に、レッドブル側の言い分もわかります。でも、そうですね、少なくとも夏休み(7月末)までは彼にふさわしいと思いもあります。僕は少なくともそう考えていました」

    角田裕毅とニック・デ・フリース F1 スクーデリア・アルファタウリ

    デ・フリースは水曜日にSNSでメッセージを発表し、アルファタウリF1解雇後、初めて口を開いた。

    角田裕毅はこのニュースが流れた後、デ・フリースに連絡を取ったことを認めた。

    「ニュースの後、彼にメッセージを送りました。知っておくに越したことはないですが、知らなかったし、彼に自分の気持ちと感謝の気持ちを伝えました」と角田裕毅は語った。

    「そして、彼は僕に本当に素敵なメッセージを返してくれました。もちろん、僕たちは友達です。彼は本当にいい人で、尊敬できる人だと感じました。彼のことはいろいろなことを尊敬できます」

    角田裕毅は今後、レッドブル・レーシングへのフルタイム復帰を目指すダニエル・リカルドという新たな挑戦者に直面することになる。

    新しいチームメイトの加入をどのように知ったかを振り返った角田裕毅は「あの日、僕はレッドブルでシミュレーターをやっていました」と語った。

    「クリスチャン(ホーナー)は、その知らせの直前に僕に教えてくれました。実際、僕たちはファクトリーで偶然に会ったのですが、その時彼は教えてくれました」

    「チームのリリースがいつあるのか、その日まで知りませんでした」