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  • レッドブルF1代表 「F2に参戦するジュニアドライバーを間引いていく」

    レッドブルF1代表 「F2に参戦するジュニアドライバーを間引いていく」

    現在F2に参戦しているレッドブルのジュニアたちにとって、悪いニュースかもしれない。レッドブル・れーしんぐのF1チーム代表であるクリスチャン・ホーナーは、ジュニアプログラムは若者により焦点を当てる必要があると考えている。つまり、現在のグループを間引くということだ。

    マックス・フェルスタッペンとセバスチャン・ベッテルはレッドブルのプログラムにおける2大サクセスストーリーだ。ホーナーは『ESPN F1』のポッドキャストで、レッドブル・プログラムの成功について「波のように機能する」と語った。

    その他にも、カルロス・サインツ、ダニエル・リカルド、ピエール・ガスリー、アレクサンダー・アルボンなど、それほど成功はしていないが、確かに偉大なドライバーたちはいる。

    セルジオ・ペレスがマックス・フェルスタッペンと並び、リカルドが角田裕毅と並んでアルファタウリにいる現在、レッドブルの現在のラインナップはジュニアプログラムの特徴をまったく反映していない。ペレスはレッドブルのジュニアではないし、33歳のリカルドはアルファタウリに本来属しているドライバーではない。

    ホーナーは、再び焦点を移す時期が来たのかもしれないと述べ、それは明らかにF1に十分な力を持たないF2で運転するレッドブルドライバーの非常に多くのグループにとって悪いニュースになる可能性があると語った。

    このグループには、デニス・ハウガー、岩佐歩歩夢、ジャック・クロフォード、アイザック・ハジャー、エンツォ・フィッティパルディ、ゼイン・マロニーが含まれる。

    クリスチャン・ホーナーは「これからはもっと若手にフォーカスしていくつもりだ。今年のF2にはたくさんのドライバーがいる。それを減らしていくつもりだ。将来的には、もっと下のフォーミュラクラスにフォーカスするかもしれない」と語った。

    F2に参戦するドライバーに加え、日本のスーパーフォーミュラに参戦するリアム・ローソンなど、チーム外にも有望な才能がいる。

    「マックス・フェルスタッペンやセバスチャン・ベッテルは、毎シーズン突然現れるわけではない。才能が現れた瞬間にその才能を見極めることが重要だ」とホーナーは結論づけた。

  • フェラーリF1代表 「フェルスタッペンの優位性がF1に有害とは思わない」

    フェラーリF1代表 「フェルスタッペンの優位性がF1に有害とは思わない」

    スクーデリア・フェラーリのF1チーム代表を務めるフレデリック・バスールは、マックス・フェルスタッペンの現在の優位性がF1にとって「有害」であるとは考えていない。

    昨季のタイトル争いが大失敗に終わったフェラーリは今季、2008年以来となるタイトル獲得を目指していた。しかし、気まぐれなマシンで一貫性を保つのに苦労しており、コンストラクターズ選手権で4位に低迷している。

    だが、2度の厳しい週末を経て、フェラーリはシャルル・ルクレールとともにベルギーGPで表彰台に返り咲き、夏休みをよりポジティブな形で迎えることになった。

    バスールは、フェラーリが今年前半戦を通してパフォーマンスの変動に苦しんできたのは、コンパクトなフィールドのせいだとし、この結果に反応しないことの重要性を強調した。

    「私は冷静でいるつもりだ。1週間前にも同じようなミーティングがあり、世界の終わりにいた。そのときはマクラーレンが飛んでいて、我々は愚か者とされた。1週間でマクラーレンは後方にいて、僕たちは前方にいる」

    「集団はとてもタイトで、1つか2つのことで2番手から11番手まで順位を上がる可能性があるので、レースごとに落ち着いてリラックスする必要がある」

    「シーズンはまだ終わっていない、やるべきことがたくさんある。しかし、確かに今日はシーズン前半をポジティブな調子で終えることができて良かったし、少なくとも、ポジティブなレースを念頭に置いて2週間のオフを過ごすことができる」

    フェルスタッペンは8連勝を上げており、セバスチャン・ベッテルのF1歴代記録にあと1勝と迫った。

    それとは対照的に、チームメイトのセルジオ・ペレスは5月初めのマイアミGPでポールポジションを獲得して以来、5戦連続でQ3進出を逃す苦境に立たされていた。

    その結果、ペレスは何度もリカバリーを余儀なくされ、ドライバーズランキングではフェルスタッペンに125ポイントもの大差をつけられている。

    スクーデリア・フェラーリ F1 レッドブル・レーシング

    フェルスタッペンとレッドブルRB19のどちらが、オーストリアのレッドブルの2023年における無敗の座を守っているのかと尋ねられたバスールは「いや、ドライバーとチーム、あるいはクルマを分けて考えることは不可能だ」と答えた。

    「ドライバーもマシンを開発し、マシンのセットアップを行っている。それはマシンのパフォーマンスの一部だ」

    「レースごとの結果を見ると、チームメイト2人の間に大きな差があるのは確かだが、これは私の問題ではなく、レッドブルの問題だ」

    しかし、バスールはフェルスタッペンの連勝がF1の世界的なアピールを損なっているという見方を否定。その代わりに、フェラーリがフェルスタッペンとレッドブルに将来的に厳しい競争を提供するために改善する努力をしなければならないと主張した。

    「それは、我々が団結してより良い仕事をしなければならないということだ」とバスールは宣言した。

    「マックスが何かを傷つけているわけではない。マックスは素晴らしい仕事をしており、レッドブルも素晴らしい仕事をしている。我々がもっと良い仕事をしなければならないだけだ。マックスやレッドブルに文句を言うことはできない」

  • レッドブル、アルファタウリF1の名称変更でヒューゴ・ボスと契約との報道

    レッドブル、アルファタウリF1の名称変更でヒューゴ・ボスと契約との報道

    レッドブルのオリバー・ミンツラフCEOは、アルファタウリが2024年のF1から『ボス』または『ボス・オレンジ』にチーム名を変更することになる契約をアパレル企業のヒューゴ・ボス(HUGO BOSS)と契約を結んだと報じられている。

    先月初め、ファエンツァのチームが2024年に向けてリブランドされることが明らかになった。ネーミングライツ(命名権)を売却することで、チームはより財政的に持続可能なものとなる。

    これは、レッドブルの共同創設者ディートリッヒ・マテシッツの死後、オリバー・ミンツラフが率いる新経営陣がアルファタウリF1チームの完全売却に反対したことを受けてのことだ。

    レッドブルのジュニアチームであるアルファタウリはコンストラクターズランキングで最下位に沈んでおり、レッドブルのモータースポーツアドバイザーであるドライバープログラムの責任者であるヘルムート・マルコの期待に応えられずにいることから、彼は大きな変化が訪れることを明言した。

    2006年にレッドブルが姉妹チームをデビューさせて以来、指揮を執ってきたチーム代表のフランツ・トストが2023年s-イズン限りで引退することが決まっており、その後任として元フェラーリのレーシングディレクターであるローラン・メキースが就任し、ピーター・バイエルがCEOに就任する。

    また、ヘルムート・マルコは、チームが支配的な親チームであるレッドブル・レーシングとの関係を可能な限り近づけ、レギュレーションで認められているすべてのパーツとシナジーを利用することが求められることを確認。チームはイギリスのビスターにあるエアロダイナミクス事業を中心に統合され、コンストラクターズ選手権の足元から最下位するためにレッドブルと緊密に連携することになる。

    大改革の一環として、レッドブルの首脳陣は、衣料品ラインのアイデンティティから離れるためにチーム名を変更することを選択した。2006年のF1デビュー以来、トロ・ロッソとして活動してきたチームは、2020年のチーム名変更によってアルファタウリの知名度が十分に向上し、経済的にも正当化できるようになった。

    チームは2024年から現在のアルファタウリというチーム名をやめ、レッドブルつながりの新しい常設チーム名と車名に置き換える予定だが、チームCEOのピーター・バイヤーはトロロッソに戻らないことを認めている。

    Motorsportイタリア版が報じたところによると、ミンツラフはヒューゴ・ボスと契約を結び、チームのタイトルスポンサーとして「注目度の高い財政的コミットメント」を提供することになったという。

    この報道は、ミンツラフがチームを財政的に自立させる計画の大きな一歩だと主張しており、マルコはレッドブルがセカンドチームの売却に応じないことを何度か確認していることから、10億ドル(約1100億円)以上のオファーが断られていると伝えられている。

    ヒューゴ・ボスの現在のF1参戦はアストン・マーティンのオフィシャルファッションパートナーを務めているが、元マクラーレンのスポンサーである同社は、F1への露出拡大を求めている。

    今回のレッドブルとの提携はF1参戦を大きくエスカレートさせるものであり、アルファタウリのアイデンティティは『ボス(Boss)』もしくは『ボス・オレンジ(BOSS Orange)』にブランド名が変更される可能性が高い。

    スクーデリア・アルファタウリスクーデリア・アルファタウリのチーム名が2023年で消滅することは決定事項

    2021年に同社の経営権を引き継いだヒューゴ・ボスのCEO、ダニエル・グリーダーは、以前はルイス・ハミルトンやメルセデスと緊密な提携関係にあるトミー・ヒルフィガーに在籍していた。

    アルファタウリのビーターバイエルCEOは「将来的に我々と協力することに非常に興味を持っている数社と話し合っているが、現時点で発表できる情報はない」と語った。

    先月、チームプリンシパルを退任したフランツ・トストは、タイトルスポンサーに関する憶測について「タイトルスポンサーはとても魅力的なもので、今後数カ月の交渉でどうなるかはその時にわかるだろう」と語った。

    「我々はさまざまな企業と話し合っています。幸いなことに、大きな関心が寄せられている」

    アルファタウリのブランド変更は、2024年に間に合うようにチームの大規模な改革に加わることになる。

    一方、現在のアルファタウリのスポンサーであるオーレンは、AT04マシンのリアウイング、ミラー、ハローにそのロゴが大きくあしらわれており、ネーミング買収も噂されている。

  • レッドブルF1首脳 「フェルスタッペンは最後尾グリッドからでも勝っていた」

    レッドブルF1首脳 「フェルスタッペンは最後尾グリッドからでも勝っていた」

    レッドブルF1のモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、レッドブル・レーシングが2023年に前人未到の全勝を達成できるかどうかを考え始めている。

    日曜日に行われたスパ・フランコルシャンでマックス・フェルスタッペンが8勝目を挙げ、チームメイトに対するチャンピオンシップのリードを125ポイントに広げた。

    しかし、チームとしてのレッドブル・レーシングは今季ここまですべてのレースで勝利を収めている。

    ベルギーGPの後、完全制覇は可能かと聞かれたマルコは、「現実的にはノーと言わざるを得ない」とDAZNに答えた。

    「しかし、我々はすでに12勝を挙げている。最初はそんなことはできない。誰にもわからない」

    日曜日にフェルスタッペンに起こった唯一の問題は、滑りやすいオー・ルージュを通過する際に緊張した瞬間、また優勝トロフィーが壊れたこと、そして、彼のレースエンジニアであるジャンピエロ・ランビアーゼとの間でオンエア中に口論になったことだった。

    後者についてチーム代表のクリスチャン・ホーナーは、2人の長い信頼関係は完全に保たれていると語る。

    「唯一の問題は、彼らの会話が約2億人に聞かれていることだ」とホーナーは微笑んだ。

    フェルスタッペンのチームメイトであるセルジオ・ペレスがレッドブル・レーシングが満足するような調子に戻りつつあることで、F1の歴史的な優位性の新たなレベルに急上昇していることは明らかだ。

    「マックスに次ぎ2位は勝利のようなものだ」とマルコはスパでのペレスの2位について質問されたときに答えた。

    ホーナーは「マックスが前に出るのにあれほど時間がかかったことに驚いたよ」と冗談めかして語った。

    マルコは「彼はおそらく最後尾グリッドから勝っていただろう」と付け加えた。

    したがって、F1が夏休み期間に入った今、レッドブルのライバルにとって、これはまたしても苦い薬となった。

    フェラーリのF1チーム代表を務めるフレデリック・バスールは「先週ブダペストで、なぜマクラーレンが飛んでいるのか答えなければならなかったが、我々は愚かだ。今、我々は再び彼らの前にいる」と語った。

    「チェコ(ペレス)と比べても我々のペースは良かった。しかし、マックスは間違いなく、別のレベルにいる」

    一方、トト・ヴォルフは、スパ・フランコルシャンでのチームのアップグレードパッケージがドライバーたちを「ポーパシング」と再会させた理由について頭を悩ませながら休憩に入る。

    「過去10年間、非常にポジティブだったダウンフォースを測定するための我々のツールは、現時点では機能していない」とヴォルフは認めた。

    フェルスタッペンについてヴォルフは「我々は彼を無視する必要があると思う。我々がいるのは2台目のレッドブルだからだ」と付け加えた。

    「マックスがいなかったら接戦で素晴らしいシーズンになっただろう」

    元F1ドライバーのティモ・グロックは「マックスがハードタイヤで週末をずっと過ごしたとしても、基本的には勝てると言わざるを得ないだろう」とSky Deutschlandに語った。

    「あるいは、フロントウイングなしでもね」

  • レッドブルF1、フォードと協力して2026年F1エンジンの初始動を準備

    レッドブルF1、フォードと協力して2026年F1エンジンの初始動を準備

    レッドブル・パワートレインズは、新たなパートナーであるフォードとの協力のもと、最初の2026年F1エンジンをファイヤーアップさせる準備を進めている。

    レッドブルF1のモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは「今後数週間のうちに、内燃エンジン、MGU-K、バッテリーを搭載した最初のコンプリートユニットがテストベンチで稼働する予定だ」とスパ・フランコルシャンでSpeed Weekに語った。

    「我々は、開発という点ではメルセデスと同等だと考えている。ルノーについては判断できないが、フェラーリは我々の後塵を拝している」

    「次期パートナーであるフォードとともに、すべてが計画通りに進んでいる」

    金曜日にサーキットで行われたF1委員会では、2026年型F1パワーユニットのエレクトリックパーツの影響が大きくなるというレッドブルの懸念がほぼ却下された。

    FIA(国際自動車連盟)が合意したのは、レッドブルの懸念に対処するため、“エネルギーマネジメント”の改善を含め、2026年F1マシンの“サイズと重量の大幅な削減””を図ることだ。

    「我々は順調に進んでいる。だが、FIAが想定しているハイブリッドドライブの比率を変更することを提案しているのは、安全性への懸念によるものでもある」

    「その場合、バッテリーの重さは100キロになり、クルマはさらに重く、大きくならざるを得なくなる。我々はそれが良いことだとは考えていない」

    「我々はe-fuel(合成燃料)で走ることになるので、排出ガスはもはや影響を及ぼさない」

    レッドブルは新しいエンジン部門であるレッドブル・パワートレインズのためにメルセデスから複数のエンジンスペシャリストを引き抜いたが、マルコはチームが3倍の給料で彼らを口説き落とさなければならなかったことを否定した。

    「ノー。それらの新入社員には、他の要因、つまり我々のスピリットや情熱が影響を及ぼした」とマルコは語った。

    「我々はレーサーとして彼らにとって魅力的だった」

    「現在15棟の建物があるキャンパスでは、シャシーとエンジンの開発を一か所で行っている。フェラーリを除けば、これを行っている唯一の場所だ」

  • レッドブルF1首脳、ニコ・ヒュルケンベルグ獲得の噂を一笑に付す

    レッドブルF1首脳、ニコ・ヒュルケンベルグ獲得の噂を一笑に付す

    レッドブルF1のモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、ニコ・ヒュルケンベルグがセルジオ・ペレスの後任としてレッドブル・レーシングに移籍するサプライズ候補になるかもしれないという噂を一笑に付した。

    今年、ハースF1チームからF1復帰を果たした35歳のヒュルケンベルグは印象的な活躍を見せており、契約延長に向けて前進しているように見える。

    元F1ドライバーのティモ・グロックはスパ・フランコルシャンで「僕にとって彼は今年のトップ3クオリファイアーの一人であり、チャンスがあればレースでも結果を残すだろう」とSky Deutschlandにコメント。

    「現時点でクルマは本来あるべき状態にはないが、ニコはその経験を活かしてトップチームへの足がかりを築く能力があるのは間違いない」

    しかし、ヒュルケンベルグは、彼がレッドブルへのセンセーショナルな移籍の噂を否定した。

    「ここではすべての兆候が未来を示していると思う」とヒュルケンベルグは語った。

    「僕たちはうまく連携しているし、日曜日にはイライラすることもあるが、ギュンター(シュタイナー)、チーム全体、そして僕の間には良い調和がとれている」

    「でも、僕はその好転の一翼を担いたいと思っている。すべてはこれからも続くと思っている」

    それは、今季ヒュルケンベルグに完敗しているチームメイトのケビン・マグヌッセンとは、まったく異なるメッセージだ。

    チームオーナーのジーン・ハースは、ハンガリーGPとベルギーGPでF1パドックを訪れており、そこで契約交渉が行われた可能性がある。

    マグヌッセンは「それがいつ起こるか、そしてどのような結果になるかは分かるだろう」と述べた。

    「現時点では発表できるニュースはないと思うし、何が起こっているのか本当に分からない。チームはかなり満足していると思うけど、こういうことは分からないものだし、1日1日を大切に過ごしていくよ」

    2026年にはアウディとの契約も噂されるヒュルケンベルグだが、メキシコ人のペレスがすでに契約を結んでいることを考えると、2024年についてはレッドブルへの扉は閉ざされている。

    このうわさについて尋ねられたレッドブルのトップ、ヘルムート・マルコは微笑みながら 「こう言っておこう」とKleine Zeitungに語った。

    「予選には彼(ヒュルケンベルグ)を起用し、レースはペレスがドライブする」とジョークを飛ばした。

  • レッドブルF1育成の岩佐歩夢、リタイア&次戦5グリッド降格ペナルティ

    レッドブルF1育成の岩佐歩夢、リタイア&次戦5グリッド降格ペナルティ

    レッドブルF1の育成ドライバーである岩佐歩夢は、FIA F2選手権第11戦ベルギーのフィーチャーレースをリタイアで終えた。

    FIA F2選手権第11戦ベルギーは30日(日)、フィーチャーレースを迎えた。予選16番手の岩佐歩夢は、8列目16番手からのスタート。朝方の雨は上がったものの、スパ・フランコルシャンの路面にはところどころウエット部分が残るコンディションでフィーチャーレースは幕を開けた。

    レコードラインはほぼドライとなったため、全車ドライタイヤでグリッドに向かったが、その途中で複数のクルマがスピン。フロントロウを獲得したドライバーがスピン後クラッシュし、レースに参加することができなくなるという波乱の様相となる。

    午前10時5分、気温13℃、路面温度16℃という低温下でフォーメーションラップがスタートした。プライム(ミディアム)タイヤを選択した岩佐は、好スタートを切ってポジションを上げ、ケメルストレートを13番手で駆け抜けたが、ストレートエンドのターン5でオーバーシュート気味に進入。なんとかコース上に踏みとどまったものの、続くターン6で体勢を崩してアウト側にいたマシンに接触してしまった。相手側はスピンしストップ、岩佐もサスペンションにダメージを負い、ピットインを余儀なくされる。マシンのダメージは大きく、岩佐はリタイアとなった。

    このアクシデントはレース後に審議となり、岩佐に次戦スプリントレースでの5グリッド降格のペナルティーが科された。シリーズランキングでは前日のスプリントレースで2ポイントを加算し、トータル134ポイントで3位を守っている。

    岩佐歩夢 ホンダF116番手スタートの岩佐歩夢、1周目にアクシデントで無念のリタイア。シリーズランキングは3位をキープ

    「レースは1周目の自分のミスで終わってしまいました」と岩佐歩夢はコメント。

    「ターン5のブレーキングでミスをして、なんとかコースにとどまることはできましたが、ターン6ではタイヤの半分以上をウエットパッチに乗せてしまい、体勢を崩した状態で(アウト側のクルマと)当たってしまいました。自分のミスがすべてで、大きなレースを落とした自分に対する怒りしかありません」

    「次戦スプリントレースでの降格が決まりましたが、フィーチャーレースでなかったのがせめてもの救いです。次戦に向けて切り替え、しっかり準備して臨みたいと思います」

  • レッドブルF1の岩佐歩夢、F2第11戦のスプリントレースで7位入賞

    レッドブルF1の岩佐歩夢、F2第11戦のスプリントレースで7位入賞

    レッドブルF1の育成ドライバーである岩佐歩夢は、ベルギーのスパ・フランコルシャンで行われたFIA F2選手権第11戦のスプリントレースで7位入賞を果たした。

    7月28日(金)に行われた予選は開始早々激しい雨に見舞われ、コンディションが大きく変化した。ピット位置の関係でコースインが遅れた岩佐歩夢は、アタック途中の強雨によりタイムを出すことができず、予選16番手に終わっった。これにより岩佐はスプリントレース、フィーチャーレースともに8列目16番手からのスタートとなってしまった。

    29日(土)も降雨の予報だったが、スプリントレースが開始されるころには雨が上がり、ほぼドライコンディションとなった。また、降雨のためF2前のF1スプリントシュートアウトが大幅に遅れたためF2スプリントレースも35分遅れとなり、午後2時20分、気温20℃、路面温度27℃でフォーメーションラップがスタートした。

    フォーメーションラップのスタート時に1台がストールしストップ。それによって複数マシンのスタート手順に問題が起こり、フォーメーションラップはやり直し。レースは1周減算され17周となる。好スタートを切った岩佐歩夢はポジションを上げ1周目を14番手で終えると、2周目にケメルストレートで前車をオーバーテイクし、その周に上位車がトラブルでピットインしたため12番手となった。このトラブルでコース整備が必要となり、セーフティカーが導入された。

    5周目にレースが再開され、6周目に前車に迫った岩佐歩夢はケメルストレートでオーバーテイクを決めて11番手。7周目にも同様にオーバーテイクし10番手にポジションを上げた。ペースの優る岩佐は9周目にはストレートエンドからシケインの進入でオーバーテイクを決めて9番手となる。

    レース後半になり、前車との差を詰めてさらに上位を狙う岩佐歩夢は、15周目のケメルストレートでオーバーテイクし8番手となり、入賞圏内に順位を上げた。さらに7番手に迫る岩佐は、最終ラップの最終シケインで果敢にインを突き、いったんは前に出たが、ややオーバーシュート気味になったところで2台は並び、相手にアウト側で粘られ僅差先行されて8番手でフィニッシュした。レース後、上位車に技術違反があり岩佐は7位に繰り上がり、2ポイントを獲得した。

    岩佐歩夢 ホンダF1岩佐歩夢、16番手スタートから7位入賞。8台をオーバーテイクし、2ポイントを獲得

    「16番手スタートからポイントをとれるところまでポジションを上げられたことはよかったと思います」と岩佐歩夢はコメント。

    「スタートはかなり決まったのですが、前列のクルマの動きが遅くて大きくステアリングを切り、アクセルを戻すような状況になってしまったので、思ったほど順位を上げることができませんでした」

    「その後、マシンのペースはかなりよく、特に最終シケインを立ち上がってからセクター1は速かったので、ターン5の前のストレートでオーバーテイクを決めることができました。マシンもよかったですが、自分としてもかなりアグレッシブに攻めていけたレースでした。最後のシケインの仕掛けは自分のブレーキングのミスで成功しませんでしたが、ミスしなければスムーズに抜けるイメージだったので、詰めの精度については改善しなければならない点です」

    「ドライコンディションでのマシンのペースは予想よりよかったので、このパフォーマンスを保ち、自分もアグレッシブな姿勢で攻めていけば、フィーチャーレースでも今日のようなパフォーマンスが出せると思います」

  • レッドブルF1のエイドリアン・ニューウェイが今も引きずる24年前の敗北

    レッドブルF1のエイドリアン・ニューウェイが今も引きずる24年前の敗北

    レッドブルF1の最高技術責任者(CTO)であるエイドリアン・ニューウェイは、チームが揺るぎない優位性にもかかわらず、常に警戒を怠らずに「プッシュし続ける」よう促している。

    レッドブル・レーシングは、今シーズンこれまで全勝を続けており、先週末のハンガリーGPではマックス・フェルスタッペンが7連勝を飾り、1988年にマクラーレン・ホンダのアラン・プロストとアイルトン・セナが記録した11連勝を上回る偉業を達成した。

    現在、レッドブル・レーシングはコンストラクターズチャンピオンシップで229ポイントの大差を付けており、ドライバーズランキングではフェルスタッペンがチームメイトのセルジオ・ペレスを110ポイント差をつけている。

    「素晴らしい成績だ。こんなことは夢にも思わなかった」とニューウェイはF1 Nationのポッドキャストで語った。

    「1988年のマクラーレンの成績を破るなんて、思ってもみなかったことだ。チーム全体、みんなのハードワーク、そして、今シーズン享受してきた信頼性への賛辞でもある」

    「素晴らしい賛辞だ」

    レッドブル F1

    しかし、F1歴37年のベテランであり、F1史上最も偉大なデザイナー兼空力学者として広く評価されているニューウェイは、グランプリレースという超ダイナミックな世界で物事がいかに早く変化し得るかを知っている。

    ニューウェイは、マクラーレンのテクニカルディレクターとして、ウォーキングに本拠を置くマクラーレンがシーズン最終戦でフェラーリにコンストラクターズトロフィーを奪われた1999年のことを思い出した。

    24年経った今でも、ニューウェイはその敗北を引きずっている。

    「シーズン中というのは、自分がどこに到達したかを考えるのではなく、次のシーズンのことを考えてしまうものだ。我々にはまだ長い道のりがある」

    「1999年、ミカ(ハッキネン)がシルバーストーンでトップを走っていたとき、ミハエル(シューマッハ)が足を骨折してしまった。正直に言うと、チームとしてその年の残りは居眠りをしてしまい、 結局、最後までもつれ込み、我々はコンストラクターズを失った」

    「どんなに物事がうまくいっているように見えても、プッシュし続け、油断してはならないという教訓だ」

  • レッドブルF1首脳、リカルドのハンガリーGPは「完璧なデビュー戦」

    レッドブルF1首脳、リカルドのハンガリーGPは「完璧なデビュー戦」

    レッドブルF1のモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、ハンガリーGPでのダニエル・リカルドの復帰パフォーマンスを「完璧なデビュー」と評価した。

    スクーデリア・アルファタウリのニック・デ・フリースに代わって2023年シーズン残りのドライバーを務めることになったリカルドは、ブダペストでF1復帰を果たした。

    ハンガロリンクでのレース週末は、波乱に満ちた2年間を過ごした昨シーズン終了後にマクラーレンから解雇されて以来のレースとなった。

    しかし、リカルドはアルファタウリですぐに実力を発揮し、土曜日の予選ではチームメイトの角田裕毅を上回り、日曜日のレースでは13位でフィニッシュした。

    リカルドは1周目の避けられない接触事故でフィールドの最後尾まで落ちることがなければポイントフィニッシュは可能だったと考えており、マルコは3リカルドの確実なパフォーマンスがすでに復帰の決断を証明していると主張した。

    「完璧なデビュー戦だった。ダニエルならポイント圏内に入っていただろう」とマルコはOE24に語った。

    「彼を起用したのは完全に正しかった。彼はポジティブな雰囲気とエネルギーをもたらしてくれる」

    ハンガリーGP

    一方、レッドブルの優位は日曜日にも続き、レッドブル・レーシングはF1史上最多連勝記録を更新した。

    しかし、マックス・フェルスタッペンが予選でメルセデスのルイス・ハミルトンにわずか0.003秒差でポールポジションを奪われたことで、マルコはレッドブルが失速すれば後続勢がアドバンテージを得られる射程圏内に入ったと考えている。

    「ブダペストの予選のようにマシンがベストポジションにない場合は、他のチームが近づいてきていると感じている」とマルコは認めた。

    しかし、フェルスタッペンはスタートでリードを奪い、トラブルなく進み、マクラーレンのランド・ノリスに33.7秒という圧倒的な差をつけて7連勝した。

    この差は今シーズン最大であり、マルコはフェルスタッペンがもっと速かった可能性があると主張している。

    「その通りだ。我々はレーストリムにおいてはるかに上だ」とマルコは付け加えた。

    「マックスは実際にはもっと速く運転することもできたはずだ。限界には遠く及ばなかった」

    フェルスタッペンの午後の唯一の欠点は、ノリスのトレードマークであるシャンパンのセレブレーションで優勝者のトロフィーが破壊されるのを目撃した表彰台上だった。

    両ドライバーはレース後の記者会見でこの出来事のおかしな側面を理解したが、マルコはあまり感銘を受けなかったと認めた。

    「ハンガリー人は貴重な陶器を愛することで有名だ」とマルコは語った。

    「我々がそこにいたときでさえ、美しいボウルや花瓶があった」

    「トロフィーのコピーがファクトリーに届くが、マックスには取り替えてもらえるオリジナルの価値を教えるつもりだ。それがハンガリーの伝統であり、若い人たちはまずそれを理解する必要がある」

    レッドブルのチームメイトであるセルジオ・ペレスは、9番グリッドから挽回して3位表彰台を獲得した。

    ペレスがトロフィーを獲得したのは過去6レース中2度目で、前日には6週連続でQ3進出を逃すことは避けられた。

    マルコは現在、ペレス氏が最近の苦闘を克服し、ようやく「上昇傾向」に戻りつつあると信じている。

    「彼はすでにかなり良くなり、9番グリッドから3位まで順位を上げた」とマルコはコメント。

    「彼はついにQ3に復帰した。上昇傾向が見られる」