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  • ルノー 「レッドブルを失ってもF1でのマーケティングに影響は及ばない」

    ルノー 「レッドブルを失ってもF1でのマーケティングに影響は及ばない」

    ルノーは、レッドブル・レーシングというパートナーを失ってもF1でのマーケティングに影響はないとし、今後はワークスチームにより一層専念していくと語る。

    今週、レッドブル・レーシングは、ホンダと2019年と2020年の2年間にわたるF1パワーユニット供給契約に合意したことを発表した。

    ルノー・スポーツF1のマネージングディレクターを務めるシリル・アビテブールは、レッドブル・レーシングがルノーとのパートナーシップを終了することを決断した理由は理解していると語る。

    レッドブル・レーシングの決断が発表されたことに安心しているか、もしくは失望しているかと質問されたシリル・アビテブールは「どちらでもない」とコメント。

    「我々は一年近く答えを待っていた。昨年のシンガポールで、我々はいつかレッドブルとの協力関係を終了する予定だと発表していた。ルノーがファクトリーチームとして復帰した後、我々はこのような別れが来ることを予想していた」

    「我々はレッドブルがファクトリーチームとしてのステータスを取り戻すために別のパートナーを探すことになることは完全に理解していた」

    レッドブル・レーシングとルノーは12年間にわたってパートナーシップを組み、2010年から2013年までドライバーズタイトルとコンストラクターズタイトルを4連覇してきた。だが、レッドブル側はルノーのエンジンに不満を述べ続け、ルノーの功績を称えることは多くなかった。

    シリル・アビテブールは、レッドブル・レーシングを失うことはマーケティングの観点からルノーに影響を及ぼすことはなく、マクラーレンとの新たなパートナーシップもイメージを向上させるためのものではないと付け加えた。

    「我々はデータ収集のために2チームを持つことが重要なのでエンジンを供給している。当社の利益とマーケティングは、ルノー・スポールF1の黄色いクルマに始まり、黄色いクルマに終わる」

    だが、レッドブルを失うことでルノーは資金が必要になるとの見方もある。2017年にトロロッソも失っているルノーの収入損失は、年間2500ユーロ(31億8000万円)になる見通しだとされている。

    シリル・アビテブールも「我々は損失を受け入れていく」と認める。「だが、我々は費やす額が減ることはない」

    「レッドブルにエンジンを供給するには資金が必要だったが、それほど収益は出なかった。そのため、彼らとの契約解消が我々の予算に影響を与えることはない」

    2014年にV6ターボパワーユニットが導入されて以降、ルノーのF1エンジンのパフォーマンスと信頼性の低さは顕著となり、一旦レッドブル・レーシングは2015年シーズン限りで契約を打ち切ることを決定している。しかし、レッドブル・レーシングにエンジンを供給するメーカーは現れず、ルノーのエンジンに“タグホイヤー”のバッチをつけて搭載することで決着。さらに2016年にルノーがワークス復帰して以降、レッドブル・レーシングはカスタマー待遇となったことでその関係はさらに冷え切っていた。

    しかし、シリル・アビテブールは、ルノーとしてはレッドブル時代が終わったことに安堵しているわけではないと語る。

    「酷い結末のストーリーだったわけではない。私は安堵という言葉は好きではない。出来事の論理的な発展について話すことを好む」とシリル・アビテブールはコメント。

    「我々としては、2021年の準備に専念できるので満足している。それにレッドブル・レーシングがホンダという新しいパートナーを見つけたことを彼らのためにも嬉しく思う。F1には4つの自動車メーカーがいるわけだからね」

    レッドブル側は母国レースとなるF1オーストリアGPで2019年以降のエンジンサプライヤーを発表することを望んでいたが、ルノーは先週末に最終期限を求めたことで、予定よりも2週間早くに発表されることになった。

    「とにかく我々には答えが必要だった。パートナーを少し急かすことになるのはそれが理由だ。そうしてくれた彼らに感謝している」とシリル・アビテブールは語った。

  • ホンダ 「レッドブルの現状のパフォーマンスを下回るわけにはいかない」

    ホンダ 「レッドブルの現状のパフォーマンスを下回るわけにはいかない」

    ホンダF1は、2019年から開始するレッドブル・レーシングとの新たなF1パートナーシップにおいて“現在のレッドブルのパフォーマンスレベルを下回らない”ことを確実にすることを目標に掲げた。

    レッドブル・レーシングは19日(火)、今シーズン末でルノーとのエンジン供給契約を終了し、2019年から現在姉妹チームのトロロッソにパワーユニットを供給しているホンダと2年契約を締結したことを発表した。

    ホンダF1は、2019年から開始するレッドブル・レーシングとの新たなF1パートナーシップにおいて“現在のレッドブルのパフォーマンスレベルを下回らない”ことを確実にすることを目標に掲げた。

    レッドブル・レーシングとルノーは、2014年にF1にV6ターボハイブリッドが導入して以降、タイトルを4連覇したパフォーマンスを再現できていないが、それでも現在まで10勝を挙げている。

    そのうちの7勝はホンダが2015年にF1復帰して以降の結果となる。ホンダはF1に復帰して以降、4位以上の成績を残せていない。

    レッドブルのチーム代表クリスチャン・ホーナーは、ホンダとの契約について「今回締結したホンダとの2年契約は、アストンマーティン・レッドブル・レーシングにとって、チャンピオンシップタイトルの獲得に向けたエキサイティングなステージの幕開けを意味している」とコメント。

    「このような決断を下すとき、我々の判断基準は一つしかありません。『この決定がより高いレベルでのパフォーマンスに結びつくか否か』だ。ここまで慎重に分析と検討を重ねてきたが、今はホンダとのパートナーシップ締結こそがチームを正しい方向に導くものだと確信している」

    「ホンダが今年、我々の姉妹チームであるトロ・ロッソと一緒に見せている進歩のスピードは印象的で、彼らがF1で目指しているゴールは、我々の目標と同じだとも感じている。来年ホンダと一緒に仕事ができることを非常に楽しみにしているし、ともにF1の頂点を目指していく」

    ホンダのモータースポーツ部長を務める山本雅史は、2019年にレッドブル・レーシングが現状のパフォーマンスを下回ることは許されないことだと語る。

    「レッドブルはトップチームのひとつです。複数のチャンピオンシップを獲得しており、今年もすでに数戦で勝利を挙げています」と山本雅史はコメント。

    「彼らは非常に優れたシャシーを有していることは明らかですし、それはレースに勝つチャンスがさらに増えることを意味します」

    「それはホンダのメンバー全員にさらなるモチベーションを与えますが、同時に我々にとって巨大なプレッシャーであり、大きな責任となります」

    「ですが、常に高い目標を目指すことがホンダの本質ですし、それがホンダというものだと思っています」

    「出発点として、レッドブル・レーシングのパフォーマンスが現在のレベルを下回ることは望んでいません。ですが、我々の目標は現時点で彼らがやっていることよりもさらに進む、さらに良くなることです」

    山本雅史は、レッドブルとホンダの契約条件は“双方にとって非常にフェア”なのだと語る。

    「我々は彼らの高い期待に応えなければなりませんが、レッドブルが我々にリスペクトを払ってくれていることを強く感じました」

    「来シーズにむけて我々が持っている開発のすべてを投入していきます」

    昨年、ホンダとトロロッソの契約がまとまったのは9月17日と非常に遅い期間だった。だが、6月という早い段階で2019年の契約がまとまったことで、レッドブルとはより多くの準備期間を設けられることになる」

    「現在、他の全てのチームと同じように我々も2019年の開発を開始していますし、チームと一緒にシャシーとパワーユニットのマッチング作業を開始していく必要があります」と山本雅史はコメント。

    「昨年のトロロッソとの状況と比較すれば、より多くの時間がありますが、それでも他の誰よりも比較的に短い期間となります」

    ホンダは、第2のF1チームにパワーユニットを供給することへの作業負荷に対処するためにインフラの改善に取り組んできた。

    「ですが、我々はまだ組織と人員という点でより多くの改善の余地がありますし、2チームと一緒にすぐにそこに取り組んでいきます」と山本雅史は付け加えた。

    「レッドブルとホンダの英国の拠点が両方ともミルトンキーンズにあることは明らかに利点です。ですが、今日ではテレビ会議のような技術がたくさんあり、我々はそれらを十分に活用しています。それでもフェイス・トゥ・フェイスのコミュニケーションは非常に重要であり、まだ非常に大きな違いを生み出すことができるものだと考えています」

    ホンダは、トロロッソとワークス契約を結んでいたが、親チームであるレッドブル・レーシングのほうが人員や予算規模も大きいことから、そちらがワークスになると見る向きもある。しかし山本雅史は、今回は必ずしもそうではないとし、もはやワークスとカスタマーというラベルを付けることは“意味をなさない”と山本雅史は続ける。

    「来年からはレッドブル・レーシング、トロロッソの2チームに、レギュレーションに沿って同仕様のパワーユニットを供給することとなります。我々パワーユニットマニュファクチュラーからすると、これまでのように供給先チームをワークス/カスタマーと定義づける考え方は、それぞれに同一パワーユニットを供給しなくてはならないという現行レギュレーションを考慮すると成立しないと思っています」

    「そういった意味でも今回の契約は、レッドブル・レーシング、トロロッソ、そしてホンダの三者がイコールになるようなパートナーシップだと考えています。今年からパートナーシップを組んでいるトロロッソも同様ですが、今回の契約交渉を通し、レッドブル・グループがホンダという会社に対して非常にリスペクトを払ってくれていることを強く感じました」

    「F1では過去3年間、我々はなかなか思うような成績を出すことができずに苦しんできたわけですが、そのような状況にあっても、ホンダとのパートナーシップに可能性を見出し、真摯な姿勢で交渉に臨んでくれたことにとても感謝しています」

    トロロッソ・ホンダはまだ大きな成果を挙げていないが、今シーズン2つのレースでポイントを獲得しており、フェラーリのカスタマーであるハース、メルセデスのカスマターであるウィリアムズの上回り、コンストラクターズ選手権8位につけている。

    山本雅史は、“トロロッソとホンダの現在の関係は変わらない”と主張。レッドブル・レーシングと契約としたいうニュースがトロロッソ・ホンダの2018年の目標に妨げにはならないと強調した。

    「我々はレギュレーションの範囲内で両チームとホンダとの間の相互のトランザクションを期待しています」と山本雅史はコメント。

    「第2戦で4位入賞を果たしたことは素晴らしい結果でしたが、その後はアップダウンがありました。F1で働く我々だけでなく、ファンにとっても非常に興味深いシーズンになっていると思います。ミッドフィード争いの結果は、クルマのセットアップやトラックの特性といった様々なことに影響を受けます」

    「我々は今、今シーズの残りでさらに良い結果を出すことに挑戦するためにさらなる改善のための開発に取り組んでいます」

    関連:ホンダ、レッドブル・レーシングとのF1エンジン契約を正式発表

  • ルノーF1 「レッドブルとのパートナーシップ解消は“自然な発展”」

    ルノーF1 「レッドブルとのパートナーシップ解消は“自然な発展”」

    ルノーは、レッドブル・レーシングが同社との12年間にわたるパートナーシップを解消し、2019年からホンダのF1パワーユニットを搭載するという決定をしたことを“受け入れている”と述べた。

    レッドブル・レーシングは19日(火)、今シーズン末でルノーとのエンジン供給契約を終了し、2019年から現在姉妹チームのトロロッソにパワーユニットを供給しているホンダと2年契約を締結したことを発表した。

    レッドブル・レーシングとルノーは12年間にわたってパートナーシップを組み、2010年から2013年までドライバーズタイトルとコンストラクターズタイトルを4連覇。

    しかし、2014年にV6ターボパワーユニットが導入されて以降、ルノーのF1エンジンのパフォーマンスと信頼性の低さは顕著となり、一旦レッドブル・レーシングは2015年シーズン限りで契約を打ち切ることを決定している。しかし、レッドブル・レーシングにエンジンを供給するメーカーは現れず、ルノーのエンジンに“タグホイヤー”のバッチをつけて搭載することで決着。さらに2016年にルノーがワークス復帰して以降、レッドブル・レーシングはカスタマー待遇となったことでその関係はさらに冷え切っていた。

    「ルノー・スポール・レーシングは、レッドブル・レーシングとホンダのパートナーシップ発表を受け入れている」とルノーは声明で発表。

    「ルノーがワークスチームとして復活してから2年、我々はルノーとレッドブル・レーシングのそれぞれの願望を考慮すれば、これは自然な発展だと考えている」

    「非常に厳しい競争環境において、レッドブル・レーシングとともに過去12シーズンにわたって達成してきた驚異的な結果を誇りに思っている」

    「特に4つのドライバーズ選手権とコンストラクターズ選手権、そして57勝を一緒に獲得してきた」

    ルノーは、今後はワークスチームと今年からパートナーシップを開始したマクラーレンに焦点を当てていくと述べた。

    「2シーズンを経て、我々はルノー・スポールF1チームの強力な進歩に完全に注力しながら、マクラーレンとの新しいシーズンを築き続けていく」

    レッドブル・レーシングのチーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーも、ルノーとのこれまでの仕事に感謝していると述べた。

    「不和になったときもあったが、ルノーは常に根気強く仕事をしてきたし、競争力のあるパワーユニットを我々に供給するためにその能力の最善を尽くしてきた」とクリスチャン・ホーナーはコメント。

    「それは今日でもな同じことであり、我々はルノー・チーム、そして特にすべてのレースで我々のガレージにいるスタッフの惜しみないコミットメントに感謝したい」

    「我々は今シーズンの終わりに高い評価を得てパートナーシップを終了することを楽しみにしている我々はルノースポールの今後の活躍を祈っている」

    レッドブル・レーシングは、ルノーのF1パワーユニットで今シーズン2勝を挙げている。

    関連:ホンダ、レッドブル・レーシングとのF1エンジン契約を正式発表

  • ルノー、レッドブルのエイドリアン・ニューウェイ獲得を否定

    ルノー、レッドブルのエイドリアン・ニューウェイ獲得を否定

    ルノーの最高経営責任者であるカルロス・ゴーンは、巨額の資金で大物と契約することでF1での成功を“買う”計画はないと語った。

    最近、ルノーがレッドブルの有名デザイナーであるエイドリアン・ニューウェイの獲得をオファーしたとされ、ニューウェイ自身も移籍を検討しているとの噂が浮上している。

    しかし、カルロス・ゴーンは、ルノーは“数億ユーロ”の予算を費やさなくてもF1での目標を達成できると主張した。

    「我々は2020年までに表彰台の頂点に返り咲くために準備を進めている」とカルロス・ゴーンは La Presse にコメント。

    「責任ある経済状況で勝つことが目標だ」

    ルノーは、エイドリアン・ニューウェイだけでなく、巨額の資金を費やしてフェラーリのセバスチャン・ベッテルの獲得も狙っているとも報道されていた。

    「もちろん、予算というものがなければ、我々は世界で最高のドライバーを雇うだろろう。だが、我々は最もリッチなチームになるつもりはない」とカルロス・ゴーンはコメント。

    「過去に、我々は最大の資金を費やしたり、最高のドライバーを起用しなくても、勝つことができることを証明している」

    カルロス・ゴーンは、現在ワークスルノーのドライバーを務めるニコ・ヒュルケンベルグとカルロス・サインツに満足していることを示唆した。

    しかし、カルロス・サインツに関しては、トロロッソ、ホンダ、マクラーレンが絡んだエンジン供給契約の一環として、ルノーに1年間の期限付きでのローン移籍となっており、長期的に保持することはできないかもしれない。

    カルロス・ゴーンも、ルノーがドライバーを探さなければならないかもしれないことを示唆し、その場合はルノーの主要マーケットの注意を引けるドライバーが望ましいと述べた。

    「フランス人ドライバーならば素晴らしいだろう。ロシア人ドライバーもいいね。中国人ドライバーだったら驚異的だろう。13億人の消費者の注目を集めることになるのだからね」とカルロス・ゴーンは続けた。

    「だが、勝つためのドライバーを見つけなければならない。それは常に難しい方程式だ」

    ルノーは、財政難に陥ったエンストンのチームを買収してワークスチームとして復活して以降、技術部門の再編を進めている。最近契約したなかには元FIAの技術代表であるマルチン・ブコウスキー、メルセデスのパワートレインエンジニアであるマシュー・ハーマンがいる。

    そして、最新のルノーの買い物リストに名を連ねたのがレッドブルの最高技術責任者であるエイドリアン・ニューウェイだ。

    カルロス・ゴーンは否定しているものの、エイドリアン・ニューウェイ自身はルノー移籍を否定も肯定もしていない。

    ル・マン24時間レースが開催されたサルト・サーキットを訪れていたエイドリアン・ニューウェイは、レッドブル離脱の噂について「私はまだレッドブルで仕事をしている。それにアストンマーティンともパートナーシップを通して一緒に仕事をしている」と Championat にコメント。

    「私がル・マンにいるのは息子がSMPレーシングにいるからだ。そして、私には当面何も言うことはない」

  • レッドブル、マルク・マルケスを絶賛 「F1シートを提供してもいい」

    レッドブル、マルク・マルケスを絶賛 「F1シートを提供してもいい」

    レッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、MotoGPチャンピオンのマルク・マルケスのF1初走行に感銘を受けたとし、将来、マルク・マルケスは2輪から4輪に転向することも可能だと考えていると語る。

    今週、マルク・マルケスはレッドブル・リンクでプライベートテストに参加。トロロッソ・ホンダのカラーリングが施されたレッドブル・レーシングの2012年マシン『RB8』で43周を走り込んだ。

    マルク・マルケスのベストタイムは、去年のF1オーストリアGPでバルテリ・ボッタスが記録したポールタイムよりも10秒遅いが、今回マルケスが走らせた2012年の“ショーカー”はKERSのないV8エンジンが搭載されており、DRSもついておらず、タイヤはピレリの硬いプロモーション用タイヤが装着されていた。2014年にフェリペ・マッサがポールポジションを獲得したタイムからは6秒ほどの遅れとなる。

    「マルクは1分21秒台でスタートし、1分14秒台まで縮めた」とヘルムート・マルコはコメント。

    「彼はMotoGPで驚異的なライダーだが、F1でも同じように優れていた。彼が非常に素早くタイムを出していったことに満足している」

    「最初はもっとゆっくりとしたプログラムが意図されていたが、私はマルクならそれを即座にこなされると言っていたし、彼はそれを示した」

    元F1ドライバーでマルク・マルケスの“コーチ”を務めたマーク・ウェバーも、マルケスの驚異的なパフォーマンスを絶賛している。

    「彼は朝食の倍では本当に静かだった。コックピットに乗り込むとすぐに100%集中し、レーストラックでトップパフォーマンスを披露してみせた」

    「F1とMotoGPはまったくの別物だ。マルクはインストラクターとしての僕の仕事をとても簡単なものにしてくれた。彼は常に適切な質問をしてきたし、ラップ毎に改善していた」

    「F1カーを走らせてラップタイムを生み出す方法はまったく異なる。ダウンフォースははるかに多いし、コーナリングでのグリップも多い。目線は異なるし、側面のコンポーネントやシートポジションも独特だ」

    「素晴らしく印象的な午前だった。彼は少しずつタイムを縮めていった。ブレーキグエリア、高速コーナー、そして、今ではもう少しラップタイムを引き出すために少し時間がかかる最後のパートに入っている」

    「彼は少なくともF1のミッドフィールドで戦えるであろう進歩を示した。あのような短時間であそこまでのパフォーマンスを発揮できたことは彼の巨大な才能のすべてを物語っている。彼の走りは素晴らしかった」

    マルク・マルケスがまだ25歳であるこおとを考えれば、2輪から4輪に転向する機会が残っているのは明らかだ。

    ヘルムート・マルコは、もしマルク・マルケスが4輪に転向する気があるのであれば、2021年にレッドブルはシートを提供することも可能なくらいだと語る。

    「今後数年で彼はMotoGPでさらに多くの記録を打ち立てていくことになるだろう。その後はF1が実際に可能性として出てくるかもしれない」とヘルムート・マルコはコメント。

    「これまでジョン・サーティースのような両方のレースシリーズで競争できる驚異的な才能が何名か存在した。マルクもそれに必要なものを持ち合わせている」

    「彼がF1カーに座るのが今日が最後ではないのは間違いない」

  • ホンダF1、レッドブルとのエンジン契約にむけてスペインGPで更なる交渉

    ホンダF1、レッドブルとのエンジン契約にむけてスペインGPで更なる交渉

    ホンダF1とレッドブル・レーシングは、2019年以降のF1エンジン契約についてF1スペインGPが開催されるバルセロナでさらなる交渉を予定している。

    先週末、F1アゼルバイジャンGPが開催されたバクーで、本田技研工業のモータースポーツ部長を務める山本雅史とレッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコが2019年以降のエンジン契約について正式に交渉を開始した。

    そして、バルセロナで開催される次戦F1スペインGPにも山本雅史が訪問し、2回目の交渉が行われることが明らかになった。

    両者はレッドブル・ホンダの契約を成立させるために懸命にプッシュしているが、情報源によるとホンダF1と現在のレッドブルのサプライヤーであるルノーの両方がアップグレードを導入する6月のF1カナダGPが最終決定の鍵を握る可能性があるという。

    レッドブル・レーシングは、交渉の進捗について口を閉ざしているが、ホンダの完全なポテンシャルを判断するために最新のアップグレードのパフォーマンスを待っていることを示唆している。

    「我々は(ホンダの)トロロッソとのパートナーシップの進み具合に非常に満足している」とヘルムート・マルコは Autosport にコメント。

    「信頼性はすでに大幅に改善している。パフォーマンスに関しては、次のアップグレードを待つつもりだ」

    レッドブル・レーシングは、6月のカナダGPまで決定を待つことを望んでるが、F1の競技規則ではパワーユニット製造者は来シーズンにどのチームにパワーユニットを供給するかについて5月15日以前までにFIA(国際自動車連盟)に通知する必要があると記されている。

    そのため、現在のサプライヤーであるルノーが、その日までにレッドブル・レーシングからコミットメントがなかった場合にどのような対応をとるかは不明な状況となっている。

    レッドブル・ホンダの提携は、マクラーレン・ホンダのようにホンダが資金を投入することはないと考えられているが、エンジンパートナー以上のより強力な提携になる可能性があると考えている。

    ホンダは、日本人の育成ドライバーをF1で走らせたいと考えており、トロロッソがその受け皿になる可能性が高い。

    現在、最もF1に近いドライバーは、F1とスーパーフォーミュラに参戦している福住仁嶺がいる。今年、福住仁嶺がF1参戦に必要なスーパーライセンスポイントを獲得できれば、2019年のF1デビューは確実とみられている。

    福住仁嶺がトロロッソに加入する場合、現在のドライバーを務めるピエール・ガスリーもしくはブレンドン・ハートレーがシートを失うことになるが、おそらくブレンドン・ハートレーがシートを失う可能性が高い。

    ブレンドン・ハートレーは、開幕4戦でパフォーマンスをできておらず、F1中国GPではチームの指示にきとんと対応できずにピエール・ガスリーとの同士討ちを起こしており、先週末のF1アゼルバイジャンGPでも予選Q1でピエール・ガスリーのアタックを妨害している。

  • ホンダF1、レッドブルとF1エンジン契約について正式に交渉を開始

    ホンダF1、レッドブルとF1エンジン契約について正式に交渉を開始

    ホンダF1は、2019年のF1エンジン供給契約についてレッドブル・レーシングと正式に交渉を開始した。

    2015年にマクラーレンのパートナーとしてF1に復帰したホンダだが、それ以降の3シーズンは信頼性とパフォーマンス不足が露呈し、昨シーズン限りでマクラーレンから契約を打ち切られることになった。

    今年からホンダは、レッドブルの姉妹チームであるトロロッソと新たなパートナーシップを開始。

    トロロッソ・ホンダはF1バーレーンGPでは4位入賞を果たすなど、信頼性・パフォーマンスともに“戦える”エンジンであることを証明しつつある。

    一方、レッドブル・レーシングはルノーとの現行のエンジン契約が今シーズン末で期限を迎える。過去にF1でダブルタイトルを4連覇したレッドブルとルノーだが、2014年にV6ターボ“パワーユニット”が導入されて以降、ルノーのエンジンは競争力を発揮できておらず、両者の関係は冷え切ったものとなっている。

    レッドブル・レーシングは、2019年にホンダのF1パワーユニットが選択肢であることを公にしており、姉妹チームであるトロロッソのパフォーマンスを詳細に分析している。

    そして、F1アゼルバイジャンGPが開催された週末の28日(土)、バクーのパドックでレッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコと本田技研工業のモータースポーツ部長を務める山本雅史が2019年以降のエンジン契約について正式に交渉を開始。ホンダ側が表だってエンジン交渉の事実を認めたのは今回が初めてとなる。

    山本雅史は「全く初めての会談でしたので、お互いがどのようなことを期待しているのか、両社の条件などについて話し合いました。話し合ったのは今回が初めてです」とF1公式サイトにコメント。

    「そうですね、ポジティブな話し合いができました。どちらも満足できたと思います。我々の間には良い関係があります。ですが、正式に話し合いの場をもったのは本当に初めてでした。将来の可能性についての出発点です」

    F1の競技規則では、F1のパワーユニット製造者は来シーズンにどのチームにパワーユニットを供給するかについて5月15日以前までにFIA(国際自動車連盟)に通知する必要があると記されている。

    “公認されたパワーユニットの各パワーユニット製造者はそのパワーユニットを供給する前のシーズンの5月15日以前に(または、すべてのパワーユニット製造者とFIAの間で書面で合意された他の日)、所与の選手権シーズンに向けて供給契約が締結されているチームのリスト(ある場合は指定の「ワークス/ファクトリー」チームを明確に特定する)を添えてFIAに提供しなければならない”

    山本雅史も「我々には5月15日にFIAに文書を提出する義務があります」と語る。

    「今、我々が議論を開始しているのはそれがありますし、ホンダとレッドブルとの間でスムーズに進めていかなければなりません」

    「レッドブルにフィードバックして次の段階に進む前に残された時間を田技研工業の取締役と議論するために使いたいと思っています」

    「我々がF1に復帰することを決定した際、1つのチームにだけ固辞するのではなく、複数のチームと一緒に仕事をするという計画を立てていました。取締役会のメンバーは議論を認識していますし、レッドブルの組織との関係には大きな敬意を表しています」

    現在、F1とFIAは2021年からエンジン形式の変更することについて議論しており、山本雅史はレッドブル・レーシングと契約を結ぶ場合は2019年と2020年の2年契約になるだろうと付け加えた。ホンダとトロロッソとの契約も2020年までとなっている。

    競技規則で定められた文書提出期限である5月15日(火)は、次戦F1スペインGPの2日後にあたる。そのため、F1スペインGPの週末にホンダとレッドブル側から何らかの発表がなされる可能性がある。

  • トロロッソ&レッドブル 「ホンダF1の新しい時代の幕開け」

    トロロッソ&レッドブル 「ホンダF1の新しい時代の幕開け」

    トロロッソのチーム代表フランツ・トストは、ホンダF1、そしてレッドブルを含めたF1での“新しい時代”が幕を開けることになるかもしれないと語る。

    F1バーレーンGPではピエール・ガスリーが4位入賞。自身F1初ポイント獲得だけでなく、ホンダにとっても2015年のF1復帰以来最高位となるすばらしい結果を残した。

    一方、ホンダとのパートナーシップを解消し、新たにルノーのF1パワーユニットを搭載したマクラーレンは、いまだ苦戦を強いられている。

    ピエール・ガスリーのバーレーンでの4位フィニッシュについて質問されたマクラーレンのストフェル・バンドーンは「ホンダはいい仕事をしているし、大きな前進を遂げたと思う。これから彼らを捕えられるかは僕たち次第だ」とコメント。

    また、マクラーレンはホンダとのパートナシップを解消したことを後悔し始めているのではないかと質問されたフェルナンド・アロンソは「ノー」と答えている。

    一方、レッドブルはホンダのパフォーマンスを目にして、エキサイティングな将来を見据えている。レッドブルは2018年末でルノーのF1パワーユニットを失い、姉妹チームのトロロッソと同じホンダのF1パワーユニットを搭載することになると考えられている。

    レッドブル・レーシングのチーム代表クリスチャン・ホーナーは「トロロッソとホンダにおめでとうと言いたい」とコメント。

    「メルボルンの後、彼らが実際に速く、信頼性のあることが目にすることができ、嬉しく思っている」

    2019年にホンダのワークスチームとしてのステータスを失う可能性について質問されたトロロッソのチーム代表フランツ・トストは「それはレッドブル次第だ。我々は彼らの決定には関係していない」とコメント。

    しかし、ホンダF1にとって、次の夢は再び4位になることではなく、表彰台になるかもしれない。

    「私はあえて夢は見ない。だが、トロロッソ、ホンダ、そして、レッドブルにとって、新しい成功の時代がやってくることを願っている」とフランツ・トストは語った。

  • 【動画】 第2回 F1バルセロナ合同テスト 2日目 ダイジェスト

    【動画】 第2回 F1バルセロナ合同テスト 2日目 ダイジェスト

    2018年のF1世界選手権の第2回 F1バルセロナ合同テストが3月7日(水)にバルセロナのカタロニア・サーキットで2日目を迎え、ダニエル・リカルド(レッドブル)がトップタイムをマーク。トロロッソ・ホンダはブレンドン・ハートレーが5番手タイムを記録した。

    トップタイムを記録したのはレッドブル・レーシングのダニエル・リカルド。この日のドライバーでは最多の165周を走行したダニエル・リカルドはハイパーソフトタイヤで1分18秒047を記録。

    このダニエル・リカルドのタイムは、昨年のF1スペインGPでルイスハミルトンが記録したポールタイムの1分19秒149を上回り、カタロニア・サーキットのトラックレコードを更新した。

    2番手には0.353秒差でルイス・ハミルトン、3番手には0.513秒差でバルテリ・ボッタスとメルセデス勢がウルトラソフトでタイムを記録。4番手タイムはフェラーリのセバスチャン・ベッテル。体調不良のキミ・ライコネンに代わって午前中の走行を担当したセバスチャン・ベッテルはトップから1.494秒差の1分19秒541を記録した。

    5番手タイムはトロロッソ・ホンダのブレンドン・ハートレー。前日はブレーキシステムのトラブルによって午後の走行時間を失ったトロロッソ・ホンダだったが、この日はトータルで119周を走行。ハイパーソフトで1分19秒823を記録し、前日に続いてトップ3チームに次ぐ“ベスト・オブ・ザ・レスト”の位置につけた。

    対照的にトラブルに見舞われたのはマクラーレン。1分19秒856を記録して好調なスタートを切ったかに見えたマクラーレンだったが、2時間が経過した頃にオイル漏れでコース上にストップ。終了間際になんとかコースに復帰してオイルシステムのチェックを行い、57周で2日目の走行を終えた。

  • 福住仁嶺、“レッドブル仕様”の2018年版ヘルメットを公開

    福住仁嶺、“レッドブル仕様”の2018年版ヘルメットを公開

    福住仁嶺が、“レッドブル仕様”の2018年のヘルメットデザインを公開した。

    ホンダの育成ドライバーである福住仁嶺は、今年レッドブルとアスリート契約を締結。今シーズンは、アーデン・インターナショナルから参戦するフォーミュラ2をメインに、日本でもTEAM MUGENからスーパーフォーミュラに参戦する。

    福住仁嶺は24日(土)、2018年のヘルメットを公開。レッドブルの契約ドライバーが着用するマット塗装のネイビーをベースにレッドブルロゴと『Red Bull』のロゴがレッドで入れられている。

    昨年、福住仁嶺(20歳)は、今年ARTグランプリで2年目のGP3を戦い、バルセロナとヘレスのフィーチャーレースで優勝。チームメイトでチャンピオンを獲得したジョージ・ラッセル、2位のジャック・エイトケンに次ぐランキング3位でシーズンを終えた。

    福住仁嶺は今季終了時点でF1スーパーライセンス取得に必要な40ポイントのうち、21ポイントを獲得しており、今最もF1に近いドライバーとなっている。来季のフォーミュラ2を5位以上、もしくはスーパーフォーミュラでチャンピオンを獲得するなど、合わせて20ポイントを獲得すればF1参戦に必須のスーパーライセンスを取得できることになる。

    福住仁嶺 ヘルメット福住仁嶺 ヘルメット (正面)福住仁嶺 ヘルメット (サイド)