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  • ピエール・ガスリー 「レッドブルで走るチャンスは必ずやってくる」

    ピエール・ガスリー 「レッドブルで走るチャンスは必ずやってくる」

    トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーが、スーパーフォーミュラでの経験、昨年のF1デビュー、ヘルムート・マルコとの関係、そして、噂されるレッドブル・レーシングへの昇格について語った。

    昨年のマレーシアGPでトロロッソでF1デビューを果たしたピエール・ガスリーは、今年ホンダとのパートナーシップを開始したトロロッソでF1フル参戦。バーレーンで4位、モナコで7位、ハンガリーで6位と好成績を収めるも、他のレースではQ1敗退を喫するなど、浮き沈みの激しいシーズンを過ごしている。

    今年のトロロッソ・ホンダでの戦いについてピエール・ガスリーは「クルマは全てのレースで4位でを狙えるほど良くはない」と Auto Motor und Sport にコメント。

    「シーズン序盤は他よりもポテンシャルを引き出すことができたと思う。バーレーンで良い結果を残せたのはそれが理由のひとつだ。でも、正直、僕たちはあのときどうやって成し遂げたのかまだしっかりと理解できていない。今の僕たちはどこでもポイントを獲得できるというわけではない。ハース、ルノー、ザウバーは僕たちの前にいる。でも、チャンスを得られる場所もあると思う。それを生かさなければならない。バーレーン、モナコ、そして、ハンガリーではそれができたと思う」

    2019年からレッドブル・レーシングもホンダのF1パワーユニットを搭載する。ピエール・ガスリーは「大きな助けになるのは確かだ」と語る。

    「今年はある意味ホンダのエンジンでちょっと孤独な戦いだ。レッドブルとより密接に働いてみるまでどれくらい進歩したかはわからないだろう。それに新しい空力レギュレーションもある。でも、全体的に僕たちにとってはポジティブなことしかないと思う」

    2016年にGP2のチャンピオンに輝いたピエール・ガスリーだが、レッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコはまだF1の準備は整っていないとして1年間、日本のスーパーフォーミュラで経験を積ませた。

    「彼の意見には同意できないね。僕は準備が整っていたと思う」とピエール・ガスリーは語る。

    「でも、様々な理由でそういうタイミングではなかった。もちろん、落胆したよ。GP2はフットボールで言えば2部リーグみたいなものだし、その上にはF1しかない。昇格できなければ悩むよね。でも、同時にモチベーションにもなった。日本に行ってスーパーフォーミュラに参戦することは大きなチャレンジだった。本当に気合が入っていたし、自分自身を証明したいと思っていた」

    「突然、母国から1万キロも離れた国にいた。言葉もわからないし、空港に着いたときにはどこに行けばいいのかさえもわからなかった。日本の文化は完全に異なる。簡単ではなかった。でも、アスリートとしてだけでなく、人間としても素晴らしい経験だった。本当に楽しかった。スーパーフォーミュラのクルマは多くのダウンフォースを発生させる。それはF1のための準備に本当に役立った」

    「僕たちの関係はかなり改善されている。僕が若かった頃、彼は僕に多くのことを要求していた。僕もできる限りすべてのチャレンジをこなしていた。彼に自分がファイターであり、夢を決して諦めず、この場所に相応しいことを示したかった。彼はドライバーにとても厳しいけど、そこは受け入れなければならない。その間に僕たちはうまく付き合えるようになった。多くの人たちは気づいていないかもしれないけど、彼はユーモアがある。僕たちはいつも楽しくやっているよ」

    昨年のF1デビューは、テストをすることもなく突然訪れた。だが、冬の間に準備ができた今年は、よりF1にいることを快適に感じているとピエール・ガスリーは語る。

    「昨年末の初レースよりも良くなっているのは確かだ。あの時はテストなしでクルマに飛び乗ったからね」とピエール・ガスリーはコメント。

    「短い期間で多くのことを学ばなければならなかったし、すぐに良い結果を求められた。今年は冬の間に仕事の準備をすることができたし、チーム全体を知ることができた」

    「でも、まだ僕にとってはルーキーシーズンだ。新しいことがたくさんある。まだ学ばなければならなことはたくさんある。でも、全てのレース週末でF1のパドックにいることをより快適に感じている。ずっと望んでいた場所だしね」

    「もちろん、経験は大きな要因だ。レーストラックを知っていたり、予想がついていれば大きなアドバンレージになる。新しいコースではクルマからすべてを引き出すのに時間がかかることもある。でも、常に良くなっていくものだ。レースエンジニアはどうすれば僕が速くなるかをわかっているからね。僕たちはパッケージの純粋なペースには満足している。今後は、さらに一貫して良いスピードを示していくことに焦点を置いていきたいと思っている」

    ここまでピエール・ガスリーは、チームメイトのブレンドン・ハートレーを上回る成績を残している。このような結果は予想していたかと質問されたピエール・ガスリーは「簡単に答えられる質問ではない」とコメント。

    「もちろん、第1のゴールはチームメイトに勝つことだ。だから、これまでの結果には満足している。でも、シーズはまだ終わってはいない。まだ9レース残っている。あと9回彼に勝たなければならない。ブレンドは速いドライバーだ。WECやル・マン24時間レースで優勝しただけのことはある。毎週末が大きな挑戦だ。現時点で状況はとてもうまくいっているし、もちろん、それを続けたいと思っている」

    ダニエル・リカルドがルノー、カルロス・サインツがマクラーレンへと移籍したことで、ピエール・ガスリーは空席となっているレッドブル・レーシングのドライバー候補に挙げられている。レッドブルのジュニアプログラムはドライバーが枯渇しており、ピエール・ガスリーには大きなプレッシャーがかかるかもしれない。

    しかし、ピエール・ガスリーは「いいや、自分にプレッシャーをかけることはない」と語る。

    「そのために誰かを必要とすることもない。僕はすべてを完璧にこなしたいと思っている。成功しなければ自分に満足できない。環境は問題はないし、常に100%を尽くしている。でも、数年前よりもドライバーが少ないのは事実だね」

    「もちろん、僕はいつもレッドブルを念頭に置いている。僕はF1にいるわけだし、勝利やタイトルを争いたいと思っている。それができる機会は必ずやってくるだろう。僕はまだ若い。もちろん、できるだけ早く目標に到達したいと思うものだけど、今は将来についてはあまり考えないようにしているし、とにかく今あるリソースを最大限に生かそうと頑張っている。

  • ヘルムート・マルコ 「スーパーフォーミュラはF1の良い練習の場になる」

    ヘルムート・マルコ 「スーパーフォーミュラはF1の良い練習の場になる」

    レッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコが来日し、スーパーフォーミュラが開催されているツインリンクもてぎでを訪問。F1のための非常に良いトレーニングの場だと語り、来季、育成のためにレッドブルのジュニアドライバーを送り込む可能性を示唆した。

    昨年、レッドブルは現在トロロッソ・ホンダのF1ドライバーを務めるピエール・ガスリーをスーパーフォーミュラに送り込んでおり、今年もF2に参戦する福住仁嶺の代役としてダニエル・ティクトゥムをスポット参戦させた。

    今回のスーパーフォーミュラ視察についてヘルムート・マルコは「初めてだが、実際にスーパーフォーミュラを観てみたかった」とコメント。

    「昨シーズン、ピエール・ガスリーのパフォーマンスと成長は印象的だったし、来年に我々の他のドライバーをスーパーフォーミュラに送り込めるかどうかを見たいというのも理由だ」

    予選を観戦したヘルムート・マルコは「クルマは速いし、タイヤのベストを引き出すのが難しいように見える」とコメント。

    「全体的に非常に印象的だと言わなければならないし、F1のための非常に良いトレーニングの場になると思う」

    レッドブル・レーシングは来季からホンダのF1パワーユニットを搭載することになっており、もてぎはホンダのHRDさくらに近い。会場にはホンダのモータースポーツ部長を務める山本雅史の姿もあり、来季以降にむけて様々なことが話し合われることになるだろう。

  • フェルナンド・アロンソ、レッドブルからの拒絶発言に「ノーサンクス」

    フェルナンド・アロンソ、レッドブルからの拒絶発言に「ノーサンクス」

    フェルナンド・アロンソは、自身のレッドブル・レーシングへの移籍の可能性を否定したクリスチャン・ホーナーの発言に“ノーサンクス”と返した。

    レッドブル・レーシングは、ダニエル・リカルドの突然のチーム離脱&ルノー移籍にともない、2019年にむけて後任ドライバーを探さなければならない状況に陥ることになった。

    3強チームのシートのひとつに空席ができたことで、もはやマクラーレンのパフォーマンスに忍耐が尽きており、勝利を争うことを熱望しているフェルナンド・アロンソが、レッドブル・ホンダに移籍するのではないかとの噂が浮上した。

    しかし、レッドブル・レーシングのチーム代表クリスチャン・ホーナーはフェルナンド・アロンソの加入の噂に反応。“カオスを引き起こす”“キャリアの終焉に近づいているドライバー”だとして明確に否定した。

    クリスチャン・ホーナーは「私はフェルナンドを本当に尊敬している。彼は偉大なドライバーだし、素晴らしいドライバーだ」とコメント。

    「だが、それは非常に難しいと思う・・・彼はどこに行ってもちょっとしたカオスを引き起こす傾向がある。フェルナドがチームに加わることが、チームにとって最も健全なものになるとは思えない」

    「キャリアの終焉に近づいているドライバーを起用することよりも、若者に投資を続けることの方が我々の好みだ」

    フェルナンド・アロンソは、上記のクリスチャン・ホーナーの発言を報じた Sky Sports F1 の記事をリツイート。大量の涙を流して爆笑する絵文字とともに #fromlastweekNothanksのハッシュタグをつけて反応した。

    「間違いなくこれまでで最高の記事のひとつだね!!!」とフェルナンド・アロンソは投稿した。

    Fernando Alonso Twitter

    F1を引退してインディカーに転向するとも噂されているフェルナンド・アロンソは、夏休み後に去就について決断すると語っている。

    マクラーレンのCEOを務めるザク・ブラウンは、フェルナンド・アロンソがインディカーに興味を持っていることを認め、マクラーレンがもっと成功を収めていれば、フェルナンド・アロンソはパパイヤオレンジのクルマでF1を続けることを望んでいただろうと語っている。

    「我々はもっと成功していれば、彼は間違いなくF1で留まりたいと思っただろうね」と ザク・ブラウンは Speedweek にコメント。

    「レース結果を見れば、彼に合意するだろう。彼は自分自分を奮い立たせたがっているし、インディ500やインディカーシリーズ全体に参加すれば燃料を補給できるかもしれない」

    「フェルナンドは、インディカー・シリーズに非常に興味を持っている。彼はこのチャンピオンシップのために戦っているが、まだ何をやりたいかは決めていない」

  • ピエール・ガスリー 「レッドブルはホンダの発展の大きな後押しになる」

    ピエール・ガスリー 「レッドブルはホンダの発展の大きな後押しになる」

    トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーは、ホンダにとって2019年からレッドブル・レーシングにF1パワーユニットを供給することが、さらなる発展のための大きな後押しになると期待している。

    マクラーレンとの3年間のパートナーシップを悲惨なかたちで終えたホンダは、今シーズンからレッドブルの姉妹チームであるトロロッソと新たなパートナーシップを開始。パフォーマンスの向上を示し、2019年からは本家レッドブル・レーシングにF1パワーユニットを供給することが決定している。

    ダニエル・リカルドのルノー移籍が発表される前、ピエール・ガスリーは2019年のホンダの開発について以下のように応えている。

    「2台ではなく、4台のクルマがあるということは、開発という点では常にいいことだし、それにレッドブルというビッグチームでもある。僕たちは彼らがいかに大きく、強いかということをわかっている。彼らがホンダをその方向性に大きくプッシュしていくのは明らかだ」とピエール・ガスリーはコメント。

    「だから、僕たちは一緒に強みのすべてを分かち合うことができれば、それは確実にプラスになるだろう。それに来年の作業はもう始まっていると思う。現時点で僕たちができる全ての開発は来年のレッドブルにとって有益になるからね」

    レッドブル・レーシングは、今シーズン限りでダニエル・リカルドがチームを離れてルノーに移籍することが決定。ピエール・ガスリーはその後任の最有力候補に挙げられている。

  • レッドブル、ダニエル・リカルドの移籍は「冗談かと思った」

    レッドブル、ダニエル・リカルドの移籍は「冗談かと思った」

    レッドブル・レーシングにとってダニエル・リカルドのルノーへの移籍は寝耳に水の出来事だったようだ。

    今年でレッドブルとの契約が期限を迎えるダニエル・リカルドは、メルセデスやフェラーリへの移籍が噂されていたが、両チームへ移籍する可能性が低くなったことで、レッドブルに残留するのはほぼ確実だとみられていた。

    Daily Mail によると、ダニエル・リカルドは2019年にマックス・フェルスタッペンのチームメイトとしてレッドブルに残留することでチームと“契約条件に済み”であり、レッドブルはダニエル・リカルドの希望である1年契約を受け入れさえしていたという。

    同紙によると、すでにレッドブルとの契約を発表するための動画の撮影は終わっており、あとは発表を待つのみの状態だたという。

    しかし、8月3日(金)、ダニエル・リカルドが今シーズン限りでレッドブルを離れ、2019年からルノーに移籍することが電撃発表された。

    その間にダニエル・リカルドは秘密裏にルノーと交渉を行っており、年間2000万ポンド(約28億9000万円)の2年契約に合意したとされ、木曜日にそれを電話でレッドブルのチーム代表であるクリスチャン・ホーナーに伝えたという。

    不意を突かれたクリスチャン・ホーナーは「リカルドは冗談を言っている」と思ったほどだと同紙は伝えている。

    レッドブルのチーム内でも「リカルドはマックス・フェルスタッペンのチームメイトになることから逃げだした」と考えている人もいるとされ、今後のシーズンへの影響が懸念される。

    ダニエル・リカルドは、レッドブルが昨年末にマックス・フェルスタッペンと大幅なに改善された条件で2020年まで契約を延長し、“フェルスタッペンを中心にチームを作っていきたい”と語ったことを快く思っていなかった。

    マックス・フェルスタッペンのレッドブルとの契約は年間1000万ドル(約11億1200万円)とされており、ダニエル・リカルドはその2倍以上の報酬をルノーから受けることになる。

  • トロロッソ 「マクラーレンとホンダの提携が失敗したのは幸いだった」

    トロロッソ 「マクラーレンとホンダの提携が失敗したのは幸いだった」

    トロロッソのチーム代表を務めるフランツ・トストは、マクラーレンとホンダのF1プロジェクトがうまくいかなかったのはレッドブル・グループにとって幸いなことだったと語る。

    ホンダは2015年にマクラーレンのワークスパートナーとしてF1に復帰したが、信頼性とパフォーマンス不足を理由でわずか3年で三行半を突きつけられる形でパートナーシップを解消した。

    今年、ホンダはレッドブルの姉妹チームであるトロロッソと新たなパートナーシップを開始して改善を見せており、2019年からは本家レッドブル・レーシングへのパワーユニット供給が決定している。

    トロロッソのチーム代表を務めるフランツ・トストは「ホンダとの我々のコラボレーションは素晴らしい」と Marca にコメント。

    「ホンダは非常に優れた、非常に真面目な企業であり、彼らは昨年と比較して多くの改善を果たしている」

    フランツ・トストは、レッドブル・レーシングは現実的に2019年の早い段階でホンダと勝利を収めることができると考えている。

    「我々の体制でレースに勝つのは難しい。レッドブルには我々が抱えている3倍のスタッフがいる。全てが別のレベルだ。だが、ホンダはレースに勝つことを望んでいる非常に成功を収めてきた企業だ」とフランツ・トストはコメント。

    「カナダで我々はコンマ3秒の改善を与えてもらった。アメリカでもまた別の改善がもたらされるだろうし、2019年はもっと多くの改善がもたらされるだろう。パワーユニットは非常にコンペティティブなものになるとか確信している」

    レッドブル・レーシングがホンダのF1パワーユニットを搭載するという決定を発表した際、3年間のマクラーレンとのホンダとのコラボレーションの失敗を目にした多くのものが、その決定を冷笑した。

    しかし、フランス・トストは、むしろマクラーレンがホンダとのプロジェクトを成功させなかったおかげで、レッドブル・レーシングにホンダとワークスパートナーシップを結ぶ機会が訪れたと語る。

    「幸いにもマクラーレンはうまくいかなかった。私はすでに昨年にそれをわかっていたし、『神よ、あなたはあのような素晴らしい協力者と彼らが費やしてきた資金をどうして批判することができるだろうか?』と言っていたよ」とフランツ・トストはコメント。

    「我々は彼らのシャシーがベストではなかったことをわかっているし、現在では彼らが我々に笑いかけてくると、笑顔を返すことができると思う」

    現在、トロロッソ・ホンダのドライバーを務めるブレンドン・ハートレーのシートには大きな疑問符が残されているが、フランツ・トストはピエール・ガスリーには“非常に感銘を受けている”と語った。

  • レッドブル 「ホンダF1との初年度にはそれほど大きな期待はしていない」

    レッドブル 「ホンダF1との初年度にはそれほど大きな期待はしていない」

    レッドブル・レーシングのチーム代表クリスチャン・ホーナーは、ホンダF1とのパートナーシップ初年度となる2019年シーズンは、それほど大きな期待はしていないと認める。

    レッドブル・レーシングは、今シーズン限りで12年間にわたってエンジンパートナーを務めていたルノーとの関係を解消し、2019年からホンダF1と新たなパートナーシップを開始する。

    マクラーレンとの3年間のパートナーシップを解消し、今年からトロロッソとの新たなパートナーシップを開始したホンダF1だが、まだメルセデスやフェラーリに匹敵するほどパフォーマンスを改善できていない。

    ホンダのF1パワーユニットを搭載する2019年について質問されたクリスチャン・ホーナーは「当然ながら、初年度は我々にとって過渡期のようになると予想している」と La Gazzetta dello Sport にコメント。

    「ライバルたちと比較すれば、ホンダはまだ必要なステップを踏んでいかなければならない」

    その一方で、クリスチャン・ホーナーは、2007年から搭載してきたルノーのF1パワーユニットで戦う最後のシーズンとなる今シーズンの結果にはまったく満足できていないと語る。先週末のF1ハンガリーGPでは、マックス・フェルスタッペンのMGU-Kが故障。“標準以下のエンジン”だと不満を露わにしていた。

    「期待外れだった」とクリスチャン・ホーナーは語る。

    「我々はバーレーンで勝てていたはずだし、中国とモナコでは2台揃って表彰台に上れるはずだった」

    「だが、フェラーリやメルセデスを苦しめることができるのは我々しかいない」

    ここまでレッドブル・レーシングは3勝を挙げているが、コンストラクターズ選手権では首位のメルエデスに112ポイント差をつけられている。

  • ダニエル・リカルド 「スパまでにはレッドブルとの契約をまとめる」

    ダニエル・リカルド 「スパまでにはレッドブルとの契約をまとめる」

    ダニエル・リカルドは、レッドブルとの契約延長についての新たな最終期限を定めた。

    レッドブルは6月末に契約が締結に近づいていることを示唆していたが、そのまま時間は過ぎて行った。当初、ダニエル・リカルドは4週間の夏休み前に今後の去就についてまとめたいと述べていた。

    しかし、F1ハンガリーテスト1日目の走行を終えた後、ダニエル・リカルドは何も発表することなく、夏休みに突入することになった。

    ダニエル・リカルドは、8月には“間違いなく”決定しているだろうと語り、今月末のF1ベルギーGPの週末前、もしくはその最中に発表できるだろうと述べた。

    シンプルな契約更新に見えるが、何が状況を複雑にしているのかと Autosport に質問されたダニエル・リカルドは「シンプルに見えた? みんなから質問されるのが嫌で嘘をついていただけだよ」とダニエル・リカルドは笑いながら答えた。

    「スパまでには間違いなく完了しているだろう。夏休みやスパで発表するかどうかはわからないけどね」

    「調整していることが細々とある。すべてはいい感じだよ。まもなくみなさんがニュースを消えると確信しているよ」

    チームメイトのマックス・フェルスタッペンは、昨年末に2020年までレッドブルと契約を延長しているが、今シーズン序盤を優位に進めたのはダニエル・リカルドの方だった。

    今年の中国とモナコで優勝しているダニエル・リカルドは、レッドブルとの契約が期限を迎える今シーズン末でチームを離れることを考えていた。

    しかし、序盤戦で勝利を収めていたにも関わらず、移籍先候補に挙げられていたメルセデスとフェラーリはダニエル・リカルドにとって現実的な選択肢ではないことが明らかになってきた。

    すでにメルセデスはルイス・ハミルトンとの契約延長を発表しており、フェラーリもセバスチャン・ベッテルのチームメイトは、キミ・ライコネンかシャルル・ルクレールのどちらかになると考えられている。

    それによってダニエル・リカルドとレッドブルとの交渉は加速しており、当初予定されていたスケジュールでは成立しなかったものの、契約は形式的なものだと考えられている。

    F1は2021年に大幅なレギュレーション変更が予定されており、ダニエル・リカルドとレッドブルとの契約は他の主要ドライバーと同じように2年契約になると予想されている。

    2年契約を結んだ場合、ダニエル・リカルドは7シーズンをレッドブルで過ごすことになる。ダニエル・リカルドは、レッドブル・レーシングでの4年半で7勝を挙げており、初年度にはチャンピオンシップでセバスチャン・ベッテルを上回っている。

  • ルノーF1、レッドブルからの激しい批判も「もう対応してられない」

    ルノーF1、レッドブルからの激しい批判も「もう対応してられない」

    ルノーF1のマネージングディレクターを務めるシリル・アビテブールは、レッドブル・レーシングのチーム代表クリスチャン・ホーナーからの激しい批判にもはや対応するつもりはないと言い放った。

    F1ハンガリーGPでは、マックス・フェルスタッペンのMGU-Kが故障してリタイアに追い込まれた。今季はオーストリアとドイツでダニエル・リカルドもルノーのF1パワーユニットに関連した故障でリタイアに追い込まれており、クリスチャン・ホーナーは怒りを露わにした。

    レース後、クリスチャン・ホーナーは「あまり多くのことは言いたくはない。だが、我々は最高級のプロダクト、最先端のプロダクトのためにあのエンジンに数百万ポンドを支払っているんだ。皆さんもあれが標準以下であることがかなり明白にわかると思う」と Sky Sports コメント。

    「フラストレーションを感じている。まさにそのとおりだ。シリルの言い訳を聞こうではないか」

    レッドブル・レーシングは、すでに2019年からホンダのF1パワーユニットを搭載することが決定しており、ルノーとの12年間のパートナーシップは今シーズン限りで終了することが決まっている。しかし、両社の協力関係はシーズン終了を待たずしてすでに終わっているようだ。

    レース後、クリスチャン・ホーナーのコメントについて意見を求められたシリル・アビテブールは、もはやレッドブルの批判に対応するつもりはないと述べた。

    「我々のボスたちは2015年以降、クリスチャン・ホーナーの発言を読むのをやめている」とシリル・アビテブールは Autosport にコメント。

    「我々がもはや彼らに対応したくないというのが非常に明白なところだ。もう終わったことであることは非常にはっきりしている」

    「彼らにはプロダクトを用意するために莫大な金額を投じてくれるエンジンパートナーがやってくる。彼らの幸運を祈っているう。それ以外に述べることは何もない」

    クリスチャン・ホーナーは、12番手からスタートしたダニエル・リカルドが4位でフィニッシュしたことを考えれば、レッドブルは大量ポイントを獲得するチャンスを失ったと感じており、今後のレースで二人のドライバーがグリッド降格ペナルティを科せられることは避けられないだろうと不満を述べた。

    「我々にはレースで競争力のあるマシンがあった。それだけに非常に腹立たしい」とクリスチャン・ホーナーは Channel 4 にコメント。

    「レースでは我々に非常に強力なレースカーあることは皆さんもわかったと思うし、他のマシンにただで順位を明け渡すようなことはなかった」

    「だが、ウエットの予選で何が起こったのかを理解することが課題だ。マックスはエンジンが故障することがなければ、非常に競争的なレースをしていたはずだ」

    「だが、ダニエルが素晴らしいグランプリを走った。最後の数周で攻撃を受けたにも関わらず、彼はうろたえなかった。私にとって彼はドライバー・オブ・ザ・デイだった」

    「我々は今後数戦でペナルティーを受ける可能性が高そうだし、もちろん、フラストレーションを感じている」

    一方、レース後にルノーのF1パワーユニットを“完全にクソ”だと罵っていたマックス・フェルスタッペンは、自信の発言を反省。当時は単純にフラストレーションを感じていたとして発言を撤回したいと述べた。

    「昨日を振り返ってまだ失望は残っている。でも、熱くなっていたし、そのような言葉は使うべきではなかった」とマックス・フェルスタッペンはコメント。

    「レースで良いスタートを切っていただけに感情が高ぶっていた。フラストレーションには理由がある。また予想外のエンジントラブルが起きたし、この数年はそういうことが多すぎる」

    「ブダペストには期待を持って挑んでいたし、競争力を発揮できない状況は僕たちにとって受け入れがたいことだった。休み明けには強くなって戻ってこられることを期待して夏休みを過ごすつもりだ」

  • ダニエル・ティクトゥム、レッドブルのF1テストを阻んだレース禁止処分

    ダニエル・ティクトゥム、レッドブルのF1テストを阻んだレース禁止処分

    FIA(国際自動車連盟)のレースディレクターを務めるチャーリー・ホワイティングが、レッドブルの育成ドライバーであるダニエル・ティクトゥムがF1テストに参加できない理由を語った。

    レッドブルは、今週のハンガリーでのインシーズンテストでダニエル・ティクトゥムを走行させようと手配を進めたが、FIAは許可しなかった。結果、レッドブル・レーシングは、シュミレータードライバーのジェイク・デニスを今週の2日間のテストで起用することを決定している。

    チャーリー・ホワイティングは、国際A級ライセンスの資格について説明。ダニエル・ティクトゥムのレーシ禁止処分がライセンスを取得に影響したと述べた。

    「F1カーをテストするのにスーパーライセインスは必要ない。Aライセンスが必要だ」とチャーリー・ホワイティングはコメント。

    「Aライセンスの場合は14ポイントを獲得しなければならないが、結果をベースにするのは4ポイントだけだ。5ポイントは資格のある2つの選手権で80%を完了すれば与えられ、5ポイントはASN(ナショナルスポーツオーソリティー)の裁量により与えられる。そのため、通常であれば10ポイントを得られる。だが、ダニエルは結果としてポイントが足りなかった」

    「それは実質2年間禁止となり、そのうちの半年間は保留となった英国での彼の問題によって起こった。彼は2つのハーフシーズンを逃した。残念ながら、彼は資格を得られなかった」

    過去3シーズンのダニエル・ティクトゥムの資格のある選手権での結果は2014 MSA F4(現在の英国F4))の6位。ダニエル・ディクトゥムはシルバーストンラウンドでの一件によって1年間レース禁止となって選手権を完了できず、さらに1年間禁止が延長された。

    ダニエル・ティクトゥムは、シルバーストンのレースでセーフティカー中に10台を抜き、1周目に衝突していてリッキー・コラードに意図的に接触した。

    1年間の禁止処分により、ダニエル・ティクトゥムは2016年の大部分を逃すことになり、年末にレースに復帰した。

    2017年にレッドブルはダニエル・ティクトゥムをジュニアドライバーに任命し、フォーミュラ・ルノー・ユーロカップに参戦させた。ランキングは7位となり、ライセンスポイントを稼ぐことができなかった。シーズン末にはマカオGPで優勝してるが、ライセンスポイントの対象にはなっていない。

    今年、ダニエル・ティクトゥムはヨーロッパF3選手権に参戦してランキング2位につけている。また、日本のスーパーフォーミュラにもスポット参戦している。

    チャーリー・ホワイティングは、F1カーをテストするためのライセンスを得るために特に高いレベルのパフォーマンスは必要ないと語る。

    「Aライセンスを獲得するのは大したことではない」とチャーリー・ホワイティングは語る。

    「文字通り、やらなければならないことは、2つの資格のある選手権の80%を完了することだけだ。フォーミュラ4でもフォーミュラ3でもいい。パフォーマンスが求められるのは4ポイントだけだ。他の5ポイントはASNから得られる。彼らに悪い印象を与えることをしていない限りね」