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  • 角田裕毅 レッドブルF1の“失態”に激怒「こんな基本的なミス…答えがほしい」

    角田裕毅 レッドブルF1の“失態”に激怒「こんな基本的なミス…答えがほしい」

    レッドブル・レーシングの角田裕毅が、F1ラスベガスGP予選で発生した“タイヤ内圧の重大ミス”について強い不満を示した。ウェットコンディションの中で走行した予選で、チームの空気圧設定が大幅に外れていたことが後に判明。マックス・フェルスタッペンとは3.340秒差をつけられて敗れ、予選対決は24戦連続の黒星となった。

    この大きなロスが決勝の無得点へ直結したこともあり、2025年シーズンで苦境にある角田にとっては致命的な出来事となった。

    レッドブル代表ローラン・メキースは「かなり大きなミス」と認めているが、角田自身はレース後も詳細説明を受けられず、不満が収まらない様子だ。

    「どうして起きたのか知りたい」角田裕毅が示した強い疑問
    角田裕毅は、タイヤ内圧が完全に適正ウインドウ外だったことについて、次のように率直な思いを語った。

    「ちゃんと知りたいんです。どうしてこんなことが起きたのか…。本当に基本的な部分ですし、完全にウインドウから外れていました。小さな問題というレベルじゃなくて、あの状態では競争力を発揮するのは無理でした」

    さらに続けて、避けられたミスだったと強調する。

    「しかも、避けられたはずのことだと思っています。セッション中に避けることも改善することもできませんでしたし、しっかり調べる必要があると思います。あのセッションは、文字どおり“投げ捨ててしまった”ようなものです」

    F1におけるタイヤ内圧設定は、性能と安全性の両面で非常に重要であり、特に雨の予選ではタイヤ温度・グリップの確保に直結する要素だ。角田が“基本的なミス”と断じた背景には、この設定がレースウィーク全体の根幹に関わる重要事項であるという事情がある。

    「FP1からFP3までフェルスタッペンの前にいた」プラクティスで見せた実力
    角田裕毅は、予選までの流れは非常に順調だったと振り返る。

    「少なくとも予選までは、何度もパフォーマンスを見せられていたと思います。FP1からFP3まで、パフォーマンスランのたびにマックスとしっかり戦えていましたし、何度も彼の前にいました」

    実際、ラスベガスではプラクティスのたびに角田のラップは競争力を発揮し、トップ3強の後方に迫る場面も多かった。角田自身が“今季でもっとも良い手応え”と語るほど、RB21のバランスも本人のドライビングも噛み合っていた。

    「こういう状況は長い間ありませんでしたし、みんなも見ていなかったと思います。そこはポジティブに受け止めるべきです。ペースは本当に良かったです。マックスがすごいのは、予選になるとさらにレベルを上げてくるところです」

    角田裕毅 レッドブル・レーシング

    「どのグランプリより自信があった」だからこそ深い落胆
    順調なプラクティスを経て臨んだ予選での痛恨の失敗に、角田は大きな失望を滲ませた。

    「自信は本当にありましたし、どのグランプリよりも自信がありました。本当に残念でした。でもポジティブなのは、ペースが戻ってきていることです。良くなっているので、カタールでも同じようにやっていくだけだと思います」

    角田が“どのGPより自信があった”と明言したことは、裏を返せば今回のミスがチーム内で重く受け止められるべき事案であることを示している。

    2026年シートへの影響は避けられない情勢
    レッドブルでは、レーシングブルズのアイザック・ハジャーが昇格候補の筆頭とされる状況が続いている。角田裕毅の2026年シートは厳しい情勢と見られ、今回の“基本的ミス”による予選壊滅は、チームにとっても角田にとっても痛恨の結果となった。

    ミスの原因究明と改善はもちろん、角田自身の気持ちの切り替え、そして残るカタールとアブダビでの結果が今後のキャリアを左右する重要な局面となる。

  • リアム・ローソン、レッドブル決断目前で語る“F1で生き残る秘訣”

    リアム・ローソン、レッドブル決断目前で語る“F1で生き残る秘訣”

    リアム・ローソン(レーシングブルズ)は、レッドブルが2026年ラインアップ発表を控える中、自身がF1グリッドで長期的に生き残るための“秘密”を見出したと語った。

    ローソンは現在、2026年のレッドブル系4枠を巡る争いの中におり、実質的にアイザック・ハジャー、角田裕毅、アービッド・リンドブラッドと1つのレーシングブルズ残留枠を争っている。

    2025年の活躍と今後のシート争い
    2025年はローソンにとってF1での初フルシーズン。序盤はレッドブルで開幕したものの2戦後にレーシングブルズへ配置転換となった。しかしその後の走りは印象的で、6度のポイント獲得と通算36ポイント、アゼルバイジャンGPでは自己最高の5位入賞、予選3番手というキャリアベストを記録した。

    レッドブルの2026年体制については、ハジャーがフェルスタッペンのチームメイトに昇格すると見られ、リンドブラッドもF1デビューが確実視されているため、ローソンと角田裕毅の間でレーシングブルズの最後の1枠を争う構造となっている。

    リアム・ローソン(ビザ・キャッシュアップ・RB・フォーミュラワン・チーム/レーシングブルズ)

    「最初の1年が最重要」ローソンの自己分析
    ローソンは自身の立場について、F1で長く生き残るための本質は“初年度をどう乗り切るか”にあると語る。

    「F1での最初の年が一番重要だ。そこで成長するか、このスポーツに残れるかが決まるんだ。多くのドライバーは数シーズン続けて残るというより、1〜2年でシートを失うことが多い」とローソンはRacingNews365を含むメディアに語った。

    「数年の契約を得れば価値あるドライバーになれる」
    ローソンは続ける。

    「一度数年契約の座を確保すれば、価値あるドライバーとして認識される。そこに到達することが重要で、特にこのチーム、レッドブル環境では昔からそうだ。だから自分の将来が分からない状況は別に新しいものじゃない」

    「もちろん安心感が欲しいけど、自分はずっとこのプレッシャー環境でやってきた。だからこれが自分にとって普通なんだ」

  • レッドブルF1 「DQにならない方法」動画でマクラーレンW失格を“痛烈イジり”

    レッドブルF1 「DQにならない方法」動画でマクラーレンW失格を“痛烈イジり”

    レッドブルが、ラスベガスGPでのマクラーレン両車の失格処分を受け、SNS上で軽い“煽り”を交えた投稿を行い話題となっている。

    ランド・ノリスが2位、オスカー・ピアストリが4位でフィニッシュしたものの、両者のマシンはスキッドブロック摩耗の規定違反により失格となり、タイトル争いは大きく混戦に突入した。

    マクラーレンは予想外の高速ポーポイズ現象と十分な走行時間の欠如を原因と説明し、ドライバーとパートナーに謝罪している。

    レッドブルが“皮肉動画”を投稿:「DQされない方法」
    レッドブルのシムレーシング公式Instagramアカウントは、ラスベガスGPでのマクラーレンの失格を受け、「DQにならない方法」を解説する短い動画を投稿。キャプションには「ちょっとしたフレンドリーアドバイス」と添えられていた。

    この投稿にはEA Sports F1も反応し、「我々はこの“サベッジ”を支持しない(でも笑える)」とコメント。
    ファンからは「これは完全に素晴らしいロースト」といった声も寄せられた。

    マクラーレン両車のスキッドブロック違反
    失格となったのはマクラーレンMCL39の両車で、F1の技術規定に定められた「スキッドブロック最低厚9mm」を下回ったことが原因。

    ・ノリス車:8.88mmまで摩耗
    ・ピアストリ車:8.74mmまで摩耗

    この排除により、ノリスの王座リードはピアストリとマックス・フェルスタッペンに対して24ポイント差に縮小。残る2戦(カタールGP+最終戦アブダビ)にはスプリントも含まれ、タイトルは三つ巴の激戦に突入している。

    マクラーレン「ドライバーに謝罪」高まるポーポイズが原因と説明
    アンドレア・ステラ代表は、今回の失格について次のようにコメントした。

    「我々は、ランドとオスカーに今日のポイント喪失について謝罪する。週末を通して非常に強力なパフォーマンスを見せてくれたにもかかわらず、この結果は極めて残念だ」

    「我々はまた、パートナーやファンにも謝罪したい。今回の状況は非常に残念だが、シーズン残り2戦にしっかり集中していく」

    ステラ代表は技術的理由について、以下のように続けた。

    「FIA技術規定3.5.9ではスキッドの厚さは最低9mmと定められている。4号車(ノリス)は最大0.12mm、81号車(ピアストリ)は最大0.26mm不足していた」

    「レース中、両マシンはプラクティスでは見られなかった高いレベルの予期せぬポーポイズを経験し、その結果、路面との接触が増えた。また、レース後の調査で判明した偶発的な損傷がフロアの動きを増加させ、摩耗を助長した可能性がある」

    「FIAが指摘したように、この違反は故意ではなく、規定回避の意図もない。状況には複数の“mitigating circumstances(情状酌量すべき事情)”が存在した」

  • 角田裕毅の去就に急展開 レッドブルF1が2026年発表をカタール後に前倒し

    角田裕毅の去就に急展開 レッドブルF1が2026年発表をカタール後に前倒し

    角田裕毅(レッドブル・レーシング)は、自身の去就が大きく動く可能性のある局面に直面している。レッドブルが2026年のドライバー発表を“カタールGP直後”に前倒しすると明かし、同チーム内の競争は一気に最終段階へと突入した。

    ラスベガスでは幾度もマックス・フェルスタッペンを上回る走行を示しながら、誤ったセットアップでレース結果を失った角田裕毅。来季シート確保に向けて重要な週末を迎える中、最終判断は目前に迫っている。

    レッドブル、2026年の発表を急転前倒し
    レッドブル・レーシングのローラン・メキースは、2026年のドライバーラインナップを「カタールGP直後に発表する」と明言した。これまでヘルムート・マルコは「アブダビ後」と発言しており、発表時期は大幅に前倒しされる形となる。

    メキースは「あと1週間の辛抱です」と笑顔を見せたが、その一言がパドック全体の緊張感を一気に押し上げることとなった。

    角田裕毅「神経質になっている」
    来季シートが不透明な中、角田裕毅は率直に「神経質になっている」と認めつつも、冷静さを保っている。

    「去年や一昨年と似たような状況で、正直、慣れてきました。そういうのがF1の一部ですよね」

    「良いことは、こういう状況の経験が何度もあるということ。残り数戦で自分が何をすべきか分かっています。結局、ああいった決定は僕がコントロールできるものではないですから」

    ラスベガスでは“内容”で前進を示した角田裕毅
    チームが誤ったセットアップを選び、レース結果は振るわなかったものの、パフォーマンス面では明確な光があった。

    「FP1、FP2、FP3の複数の周で、パフォーマンスランでマックスより前にいたんです。あれは長い間なかったこと」

    「もちろん、予選でクルマを別のレベルに持っていくのが彼の強み。でも、僕自身もこれまで以上に良いパフォーマンスができる自信がありました」

    「こういうことは起きます。たぶん皆気づいたと思いますが、僕としてもチームとしても必要なのは結果です。こういう指摘ばかり続けるわけにはいかない。カタールではしっかりまとめないといけない」

    角田裕毅 レッドブル・レーシング

    本命はアイザック・ハジャーか
    パドック内では、2026年のレッドブルの有力候補はアイザック・ハジャーと広く見られている。

    そのハジャーは、角田裕毅とは対照的に「緊張はしていない」と語った。

    「実は、年末に知りたいぐらいなんです。騒がしいだけなので」

    「12カ月前はちょっと不安でした。何となくは分かっていましたが、今年はもっと良い状況です。来年自分がF1に乗ることは分かっています。去年は自分が何をしているのかすら分からなかったので、今は全然パニックじゃないです」

    決断は目前。角田裕毅にとって最大の山場
    レッドブルの発表前倒しにより、角田裕毅に残されたアピール期間は実質「あと1戦」。ラスベガスで示したポテンシャルを結果につなげられるかどうかが、来季の運命を大きく左右する。

    チームが最終評価の基準に何を重視するか――スピードか、安定性か、将来性か。カタールでの走りが、角田裕毅の未来を決定づける決定的一戦となる。

  • レッドブルF1で大量離脱続く フェルスタッペンの側近3名が相次ぎ退団の衝撃

    レッドブルF1で大量離脱続く フェルスタッペンの側近3名が相次ぎ退団の衝撃

    マックス・フェルスタッペンの周囲で、エンジニアリングチームの離脱が続いている。オランダの『De Telegraaf』および『De Limburger』は、彼の“信頼の中核クルー”からさらに3名がレッドブル離脱を決断したと報じた。

    2026年に向け、フェルスタッペンの側近グループは大きな再編期を迎えている。

    4人組コアのうち、2026年に残るのはランビアーゼのみ
    報道によると、離脱するのは以下の3名。

    ■ マイケル・マニング(コントロールシステム担当エンジニア)
    ■ トム・ハート(パフォーマンスエンジニア)
    ■ デイビッド・マート(エンジンエンジニア)

    これにより、フェルスタッペンの“オリジナル4人組”の中で2026年まで残留するのは、レースエンジニアのジャンピエロ・ランビアーゼただ一人となる。

    マートはアウディへ移籍し、ジョナサン・ウィートリー、リー・スティーブンソン、そしてまもなく加わるマット・コーラーら元レッドブル勢に合流するとされる。

    またハートはウィリアムズでシニア職を受け入れたとされ、チーム内部では“意外な決断”と受け止められているという。

    レッドブルはフェルスタッペン支援体制の再構築が必須に
    ここ数年でレッドブルは、エイドリアン・ニューウェイ、クリスチャン・ホーナー、ウィートリーを失い、さらにストラテジストのウィル・カートニーはマクラーレンへ移籍する。複数の広報部門スタッフも離れた。

    このためレッドブルは、2026年の大規模レギュレーション変更を前に、フェルスタッペンのサポート体制全体を再構築している段階だと、De Telegraafは伝えている。

    マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)

    フォード側はフェルスタッペン残留を歓迎 「GTでも走ってほしい」
    一方、フォードのモータースポーツ責任者マーク・ラシュブルックは、フェルスタッペンがレッドブルに残留することを歓迎している。

    「彼がレッドブルに残ってくれるのは本当に嬉しい。2026年からのフルF1エンジンでの協力を楽しみにしている」と語り、さらに「2026年以降、フォードのGTマシンでマックスが走る姿もぜひ見たい」と期待を示している。

    ラシュブルックは、初対面の時点でフェルスタッペンの総合力に強い印象を受けたと明かした。

    「彼が素晴らしいドライバーであることはもちろん知っていたが、クルマの外での能力も同じくらい際立っている。マックスはどんなマシンに乗っても本物のレーサーだ。我々は彼がレッドブルと共に歩み続けることを非常に嬉しく思っているし、この協力関係を楽しみにしている」

  • レッドブルF1代表が角田裕毅に謝罪「タイヤプレッシャーにかなり大きなミス」

    レッドブルF1代表が角田裕毅に謝罪「タイヤプレッシャーにかなり大きなミス」

    レッドブル・レーシングのチーム代表ローラン・メキースが、2025年F1ラスベガスGP予選で19番手に沈んだ角田裕毅に対し、チームの重大ミスを認めて謝罪した。

    角田裕毅は週末を通して好調なリズムを築いていたものの、Q1で不本意な形で敗退することとなった。

    メキース代表は、予選後のメディア対応でチーム側のタイヤプレッシャー設定に誤りがあったことを明かし、角田裕毅の競争力を奪う結果になったと説明した。

    「まずは角田裕毅のことから話したい。これは我々の責任で、タイヤプレッシャーにかなり大きなミスをしてしまい、彼は実質的に競争力を発揮できるはずのない設定で走らされることになった」とメキースは語った。

    「こういったことは本来起きてはならないが、起きてしまう時はある。そこから学び、より強くなって戻るしかない」

    角田裕毅 レッドブル・レーシング ラスベガスグランプリ

    角田裕毅の週末の仕上がりを称えながら深い謝意を述べた。

    「彼には謝らないといけない。週末ずっといいリズムに乗っていたのに、そのチャンスを奪ってしまったのは本当に痛い」

    万全の状態で臨めなかった角田裕毅は、Q1で19番手となり予選を終えている。レッドブル・レーシングは決勝に向けて巻き返しが求められる状況だ。

  • レッドブルF1がマクラーレンに反論 フェルスタッペン新PU投入で波紋

    レッドブルF1がマクラーレンに反論 フェルスタッペン新PU投入で波紋

    レッドブルは、サンパウロGPでマックス・フェルスタッペンに新しいエンジンを投入した判断について、「正当であり、防御可能だ」と主張している。ブラジル予選でまさかのQ1敗退を喫したフェルスタッペンはピットレーンスタートを選択し、その際にセットアップ変更とともにパワーユニットを新調した。

    この判断に対し、マクラーレン側はコストキャップへの影響を疑問視。今季は追加エンジンの投入がコスト面・ペナルティ面で敬遠されてきた背景があり、タイトル争いの渦中での交換に注目が集まっている。

    マクラーレンのチーム代表アンドレア・ステラは、エンジン交換が財務規定にどのように処理されるかを注視すると語った。

    マクラーレンの疑問
    ステラはレース後、こう述べた。

    「この手のパワーユニット変更は、規則を試す行為だと言える。性能のために交換したのであれば、当然コストキャップに計上されるべきだ。そこがどう扱われるのか知りたいところだ」

    ステラはまた、マクラーレンが同様の判断を避ける理由についても触れた。

    「我々が同じことをしない理由の一つは、財務規則上の扱いが避けられないからだ。だからこそ慎重になる」

    新しいパワーユニットは小幅ながら性能向上をもたらす可能性があり、フェルスタッペンの残り3戦での逆転タイトル挑戦を後押しする可能性がある。現在フェルスタッペンは、首位ランド・ノリスから49ポイント差を追っている。

    レッドブルは「防御可能」と主張
    ラスベガスGPの木曜日、レッドブルのチーフエンジニアであるポール・モナハンは、他チームが問題提起したことに驚きはないとしつつ、自チームの行動は揺るぎない正当性があると語った。

    モナハンは次のように述べた。

    「誰かが手榴弾を投げ込んでくるようなものだ。逆の立場なら我々も同じことができる。今回の判断は防御可能であり、正当なものだ。2022年以降でも、他チームがエンジン交換を行っている。何も特別ではない」

    さらに、財務規則上の扱いについて問われたモナハンは明言を避けつつ、次のように続けた。

    「私は財務規則の専門家ではないので細部には触れない。ただ、我々の行動は説明可能であり、年末に何らかの罰則を受けるような状況にはならないと信じている。どう扱うかを推測して誤解を招くわけにはいかないので、このあたりで勘弁してほしい」

    コストキャップ下で揺れる“パワーユニット交換”の線引き
    今回の件は、2025年の厳格なコストキャップ環境において、パワーユニット交換がどこまで「戦略」として許されるのかという、より根深いテーマを浮かび上がらせている。

    マクラーレンは「性能目的ならコストキャップに算入すべき」と主張し、レッドブルは「正当かつ防御可能」と応じる構図。

    財務規則の解釈がタイトル争いに間接的影響を及ぼしかねないという点で、この議論は今後さらに注目を集めそうだ。

  • レッドブルF1 メキースが語るフェルスタッペンの真価「彼は最高のセンサー」

    レッドブルF1 メキースが語るフェルスタッペンの真価「彼は最高のセンサー」

    レッドブル・レーシングのチーム代表ローラン・メキースは、マックス・フェルスタッペンと仕事をすることをどれほど楽しんでいるか、これまで一度も隠したことがない。

    2025年のタイトル争いでは数理的にはまだ可能性が残るものの、フェルスタッペンがファンジオの5度目到達に並ぶには、残り3戦すべてを完璧にこなす必要がある。

    今季中盤まで苦しんでいたレッドブルが後半戦で見せた“復活”は無視できない。メキース本人はその功績を否定するが、クリスチャン・ホーナーの後任として即座にチームに変化をもたらしたことは明らかで、フェルスタッペン側のフィードバックもより重視される体制に変わったとされる。

    その中でメキースは、フェルスタッペンへの称賛の言葉を新たに語った。ただし「彼には言わないでほしい」と前置きしながら。

    メキース「フェルスタッペンはレッドブルの“最高のセンサー”」
    メキースはレッドブル公式ポッドキャスト「Talking Bull」で、フェルスタッペンと働くことについてこう語った。

    「本当に、彼と一緒に働けるのは幸運なんだ。車の中の彼が extraordinary(並外れている)のはもちろんだけど、車の外ではさらに extraordinary なんだ。

    レベルの高い技術的感性を持っていることを知るんだ。僕たちは彼を“車の中で最高のセンサー”と呼んでいる。でも、彼には言わないでほしい。実際に最高なんだ」

    さらに彼はフェルスタッペンの姿勢をこう評価した。

    「コミットメントのレベル、エネルギーの量、モータースポーツに全身全霊で浸っている姿勢……F1以外のレースにも出るし、レースのない週末はシムで走り続けている。

    レース翌日の月曜日に連絡すると“休んでる?”と聞くんだけど、彼は“いや、今レース中だよ”と返してくる。レース翌日でもシムを走ってる。信じられないよ」

    マックス・フェルスタッペン レッドブル・レーシング

    フェルスタッペンが抱える“今年最大のハンデ”
    フェルスタッペンは後半戦だけで100点以上あった差を大きく縮め、依然として王座争いに踏みとどまっている。
    しかし今季の戦いを通じて明らかになったのは、レッドブルがフェルスタッペン一人に依存しすぎているという事実だ。

    角田裕毅は昇格後に苦戦が続き、ブラジルではフェルスタッペンのセットアップ方向性を探るため“実験役”に回されたが、有効な比較データを残せなかった。
    2026年のチームメイトはアイザック・ハジャーと予想されるが、F1参戦20戦のルーキーに大きな負荷がかかるのは避けられない。

    レッドブルF1が2026年に向けて直面する最大のテーマ
    メキース自身が認めるように、レッドブルの“最強の武器”はフェルスタッペンである。
    しかしレッドブルがコンストラクターズとドライバーズの両タイトルを狙うためには、フェルスタッペンだけに負担が集中する現在の状況を変える必要がある。

    2026年は大改革の年であり、チーム体制見直し・技術トランジション・育成戦略の再構築が不可欠になる。

    メキースはフェルスタッペンの能力を最大限に活かす一方、ガレージの“もう片方”の戦力をどこまで引き上げられるかが、レッドブルの未来を決めることになる。

  • レッドブルF1内部が告白 ホーナー“技術介入の限界” メキース体制との落差

    レッドブルF1内部が告白 ホーナー“技術介入の限界” メキース体制との落差

    レッドブル内部で、クリスチャン・ホーナーが技術分野に口を出し過ぎていた──そんな“内部証言”が静かに広がっている。元チーム代表ホーナーは20年にわたりチームを率い、ドライバーズ8冠、コンストラクターズ6冠と通算14タイトルを獲得した歴代屈指の名将だが、近年は組織内の空気が変わっていたとされる。

    ローラン・メキースはエンジニア出身。一方ホーナーは元レーサーで、メディア露出を厭わない“悪役”のような存在感で知られた。

    だが、このスタイルが、グラウンドエフェクト時代に入って優勢を失ったレッドブルのオーナーシップと嚙み合わなくなっていたという指摘がある。

    ホーナーは最終局面で“技術会議に介入しすぎた”と内部証言
    ESPN記者ネイト・ソンダースは『Nailing the Apex』ポッドキャストで、ホーナーが晩年に“権限を広げようとし過ぎた”と語った。

    「ホーナーについて最後に言われていた大きな批判は、少し権力を取りに行き過ぎていたということだ」とソンダースは語った。

    チーム関係者の話として、ソンダースは次のように述べている。

    「彼には技術的なバックグラウンドがなかった。長年、彼の長所は“自分より詳しいスタッフに任せる”という姿勢だった」

    「最後の方では、経験が十分ではない領域にまで口を出し過ぎていた」

    この点で比較されるのが現代表ローラン・メキースだ。メキースは技術議論を尊重し、エンジニアリング手法の磨き込みを進めていると社内では高く評価されている。

    エイドリアン・ニューウェイが2024年春に退職を申し入れて以来、レッドブル内部の力学に変化が生じていた可能性も示唆されている。

    レッドブル・レーシング

    メキースはアップグレード継続を主張 ホーナーは“開発停止”を望んでいた
    ホーナーは、フェルスタッペンの流れを一変させたモンツァのフロアアップグレードを承認した人物でもある。モンツァ以降、フェルスタッペンは4戦中3勝を挙げ、タイトル争いへ復帰した。

    しかしホーナーは、そこで2025年型マシンの開発を止めたがっていたという。一方でメキースはアップグレード投入を継続しており、それが来季への悪影響を及ぼすことはないと確信していると伝えられる。

    ホーナーは巨額の和解で離脱 来春に“投資家”としてF1復帰の噂も
    ホーナーは7月に解任され、現在は多額の和解金によって来春からF1復帰が可能な状況にある。

    最新のパドックの“噂話”によれば、彼は次にアルピーヌへ戻ってくる可能性があるという。ただし、今度はチーム代表ではなく“投資家”の立場になるとされ、実現するとしても2027年以降になる見通しだ。

    Source: F1 OVERSTEER

  • レッドブルF1マルコが本音 「フェルスタッペン逆転にはノリスのDNFが必要」

    レッドブルF1マルコが本音 「フェルスタッペン逆転にはノリスのDNFが必要」

    レッドブルのヘルムート・マルコは最新コラムで、マックス・フェルスタッペンのタイトル争いが極めて厳しい状況にあると明言した。現在49ポイント差で残り3レースとスプリント1回。数学的にも逆転はほぼ不可能で、「ノリスに何かが起きない限り希望はない」と述べ、事実上“外的要因頼み”であることを認めている。シーズン後半に戦闘力が大幅に回復した点については「ポジティブ」と評価しつつも、現状のポイント状況は冷徹だ。

    「ノリスに何かが起きなければチャンスはない」
    マルコはSpeed Weekのコラムで、逆転の条件を次のように語った。

    「49ポイント差で残り3レースとスプリント。今となっては、ノリスに何かが起きてくれないと、マックスの望みを繋ぐことはできない。そうでなければチャンスはない。ノリスがリタイアするか、接触があるかだ」

    わずかな可能性も、「ライバルのアクシデントありき」でしか成り立たないことを明確にした発言だ。

    大逆転のシーズンは評価「巻き返せたのはポジティブ」
    それでもマルコは、シーズン後半にレッドブルが大きく復調した点は前向きに捉えている。

    「我々はギャップに満足しているわけではない。しかしシーズンを通じてこれほど劇的に巻き返し、再びタイトル争いに戻れたことはポジティブだ」

    不振からの立て直しという意味では、チームの取り組みを評価している。

    残り3戦は“予測不能”──ラスベガスはレッドブル寄り
    マルコはまた、近年はサーキット特性とマシン競争力の関連性が弱まっていると説明する。かつてのように「このコースはこのマシンが得意」という単純な傾向ではなく、最適なセットアップを見つけることがすべてだと語る。

    そのうえで残りの展望について触れ、ラスベガスは高速セクションが多くレッドブルに向き、カタールとアブダビは中速コーナーが主体でマクラーレン寄りになるという見立てを示した。ただし「従来のこうした傾向はもはや絶対ではない」とも強調している。

    マックス・フェルスタッペン レッドブル・レーシング

    ブラジルでの不振は“フロア仕様の迷走”が原因
    ブラジルGPでパフォーマンスが安定しなかった理由については、フロア仕様を週末の間に何度も変更したことが原因だったと明かしている。どの仕様とウイングセットが最適かは把握できたとしており、残りのレースへ向けて方向性は固まったという。

    コストキャップ疑惑は誤り──レッドブルの申告は正当
    ブラジルでフェルスタッペンに投入された新エンジンについて、マクラーレン陣営はコストキャップ計上外ではないかと疑念を示していた。しかし実際には、このパワーユニットはきちんと予算制限内で申告されていたことが判明し、疑いは誤りだった。

    逆転シナリオは極めて限定的──ノリス依存は避けられない
    数字で見れば、フェルスタッペンの逆転タイトルはノリスの0点回が必須条件であり、マルコの発言はその現実を正確に反映している。もちろんラスベガスではレッドブルが勝負できる可能性が高く、状況が一変する余地はまだ残されている。

    ただし、タイトル争いを続けるために必要な条件は明確だ。レッドブルの奮闘が続く一方で、最終的にはノリス側の不運が不可欠という厳しい局面にある。