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  • マックス・フェルスタッペン 「メルセデスとのギャップはまだ大きい」

    マックス・フェルスタッペン 「メルセデスとのギャップはまだ大きい」

    マックス・フェルスタッペンは、2019年のF1世界選手権の開幕戦で3位表彰台を獲得できたことは嬉しいことではあるが、レッドブル・ホンダがメルセデスを倒すためにはまだ懸命に仕事をしなければならないと語る。

    F1オーストラリアGPで、マックス・フェルスタッペンは2019年シーズン、そして、ホンダとの新たなリレーションシップに置いて非常に成功したスタートを切った。

    新たにレッドブルのエンジンサプライヤーであるホンダは、レッドブルに表彰台をもたらしたが、シーズン初戦からにそれを実現できると考えていた人々はそれほど多くはなかった。

    マックス・フェルスタッペンは、結果には満足しているが、メルセデスとのギャップは少し心配していると認める。

    「改めて、レースを通したスピードという点では、昨年からとても良い前進を果たしていると思う」とマックス・フェルスタッペンは crash.net にコメント。

    「他のチームに対するトップスピードだけを比較すれば、それにはとても満足している」

    「それに総合的にエンジンは問題もなく、本当にうまく機能していた。そこも重要だ。僕たちがトップを争えるかどうかは時間が教えてくれると思う」

    「全体的にとにかくとても満足している。少なくともトップスピードという点では戦うことができtからね。っよい進歩だし、ポジティブなこともたくさん得られた。ここまで僕たちは本当にうまく協力できている。それにはとても満足している」

    開幕戦ではレッドブル・ホンダは、フェラーリを凌駕していた。しかし、マックス・フェルスタッペンはメルセデスとのギャップを縮めるためには懸命に仕事をしていく必要があると語る。

    「バルテリはまだはるかに前にいたと思う」とマックス・フェルスタッペンはコメント。

    「良い結果ではあったけど、僕たちは改善するために懸命に仕事をしていかなければならない」

  • レッドブル・ホンダ 「我々をタイトル候補とみなすのは時期尚早」

    レッドブル・ホンダ 「我々をタイトル候補とみなすのは時期尚早」

    レッドブル・レーシングのF1チーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、2019年の開幕戦でパフォーマンスを発揮できたものの、レッドブル・ホンダをタイトル候補とみなすのはまだ時期尚早だと語る。

    ホンダのF1エンジンでの初陣となったF1オーストラリアGP。マックス・フェルスタッペンはフェラーリの2台の前でフィニッシュし、レース終盤にはメルセデスのルイス・ハミルトンにプレッシャーをかけた。

    メルセデスのF1チーム代表を務めるトト・ヴォルフは、ホンダのF1エンジンの実力が本物であれば、レッドブル・ホンダとマックス・フェルスタッペンは確実にタイトル争いに絡んでくることになると語っている。

    しかし、クリスチャン・ホーナーは、レッドブル・ホンダが今年チャンピオンシップを獲得するかもしれないという雰囲気に待ったをかけた。

    「チャンピオンシップについて話すのは時期尚早だと思う」とクリスチャン・ホーナーはコメント。

    「確かにここで表彰台に立てたことはホンダにとって素晴らしい瞬間だった。我々はその業績を非常に誇りに思っているし、彼らが我々に与えてくれたプロダクトに感謝している。強力なシーズンのスターティングポイントになることを願っている」

    「我々ッはメルセデスとフェラーリのギャップを縮めていたと思っているし、それを実現している。1レースだけだが、我々は良いスタートを切ることがでいたし、このポジティブなエネルギーを足場にしていかければならない」

    レッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、ホンダのF1エンジンの実力がわかった今、ライバルとの差を縮めていくにはレッドブル・レーシングがシャシーを改善させなければならないと語っている。

    しかし、クリスチャン・ホーナーは、チームのパフォーマンスのあらゆる点で改善が見られることを信じていると語る。

    「あらゆるエリアでまだ進化できると考えている。シャシー、エンジンなどすべての側面でね」とクリスチャン・ホーナーはコメント。

    「最速のピットストップを行ったピットクルーは際立っていた。もちろん、F1は決してじっと座っているものではない。これはまだ21戦のスタートに過ぎない。開発は非常に激しいものになるだろう」

  • レッドブル 「ガスリーの方がサインツよりもポテンシャルがある」

    レッドブル 「ガスリーの方がサインツよりもポテンシャルがある」

    レッドブル・レーシングのF1チーム代表クリスチャン・ホーナーは、今季のドライバーの座を射止めたピエール・ガスリーは、同時期に候補に挙げていたカルロス・サインツよりもポテンシャルがあると語る。

    昨年トロロッソでフルシーズンを戦ったピエール・ガスリーは、今季からダニエル・リカルドの後任としてトップチームのレッドブル・レーシングに昇格を果たしたが、すでにその起用には疑問の目が向けられている。

    F1プレシーズンテストで2度のクラッシュを喫したピエール・ガスリーは、F1オーストラリアGPの予選でチームのミスっはあったにしろQ1で敗退。レースでは同じホンダのF1エンジンを搭載するダニール・クビアトを攻略することができず、ポイント圏外となる11位でレースを終えた。すでにピエール・ガスリーに代えてクビアトを乗せるべきだとの声も出てきている。

    しかし、クリスチャン・ホーナーは、カルロス・サインツの才能を称賛しつつも、ダニエル・リカルドの後任としてピエール・ガスリーを選択したことは正しい決定だと語る。

    昨年ルノーでレースをしたカルロス・サインツは、レッドブル・ファミリーを離れてマクラーレンに移籍することを決断している。

    「カルロスは優秀なドライバーであり、彼がマクラーレンでF1キャリアを継続していることを嬉しく思っている」とクリスチャン・ホーナーは f1only.fr にコメント。

    「しかし、我々にとってピエールの方が多くのポテンシャルがあると感じた」

    「年齢は問題ではない。自分が年をとったと感じているのは事実だ。2人のドライバーの年齢を合計しても私には届かないからね。それでも私は最年少チーム代表だ」

    「すでにマックスは2018年後半に素晴らしいパフォーマンスレベルを示していたし、それは大きな強みだ」

    「一方、ピエールはまだ先は長い。我々はトロロッソで1年過ごしただけの彼を昇格させたし、想定よりも少し早かったかもしれない。だが、チームは彼を全面的にサポートしているし、ジュニアチームでのマルチシーズンの経験は非常に優れたものだ」

    マクラーレンでのデビュー戦となったカルロス・サインツは、予選でピエール・ガスリーよりも後ろの18番手となり、レースではルノーのパワーユニットの故障によって9周目にマシンから白煙を上げてコース脇にストップ。2019年のリタイア第1号となった。

  • レッドブル 「ホンダのF1エンジンのメルセデスとの差は10馬力」

    レッドブル 「ホンダのF1エンジンのメルセデスとの差は10馬力」

    レッドブルは、2019年のホンダのF1エンジンはメルセデスに対して10馬力の差があると考えているが、すぐにアップグレードされてその差を埋めてくれることを期待している。

    今年からルノーに代えてホンダのF1エンジンを搭載するレッドブル・レーシングは、その初戦となったF1オーストラリアGPでマックス・フェルスタッペンが3位表彰台を獲得。フェラーリの2台をコース上のバトルで倒した。

    レッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは「メルセデスの好調さがメルボルン固有のものであることを願っている」と Auto Motor にコメント。

    「我々はフェラーリの前だった。だが、最終的に我々は全員の前にいたいと思っている」

    レッドブルは、ホンダのF1エンジンを搭載したパッケージに自信を持っており、RB15の強みはエンジンだとヘルムート・マルコは語る。

    「パッケージの最も優れている部分はエンジンだ。我々はシャシーを改善する必要がある」とヘルムート・マルコはコメント。

    「我々はダウンフォースが少なすぎた。それはエンジンのパフォーマンスを補わなければならなかった過去5年に生まれたコンセプトだ。我々は常にできる限りストレートで空気抵抗を減らすことに目をむけていた。我々がメルボルンで大きなウイングをつけられなかったのはそのためだ。それらっは我々の想像力には存在していなかった」

    しかし、ヘルムート・マルコは、レッドブル・ホンダはまだメルセデスよりも少ない馬力で走っていると考えている。

    「ホンダの取締役はすぐにもっと多くの馬力を届けてくれることを約束してくれている。我々の前の人々に追いつけるかは我々のシャシー開発次第だ」

    「タイトル争いに参加するためには最低でも5勝が必須だ」

  • レッドブル 「ホンダのおかげでダウンフォース重視のマシン開発ができる」

    レッドブル 「ホンダのおかげでダウンフォース重視のマシン開発ができる」

    レッドブル・ホンダは、苦戦を強いられているフェラーリではなく、チャンピオンシップリーダーのメルセデスに照準を定めている。

    レッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、F1オーストラリアGPは新たにホンダのF1エンジンを搭載したレッドブル・レーシングに競争力があることを示したと語る。

    「レースを通してエンジン側に一度も警告が表示されなかったのは今後に向けて励みになることだ。燃費からパワー、バッテリーなど、全てのものがずっと問題なかった」とヘルムート・マルコは Speed Week にコメント。

    F1オーストラリアGPではレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンが3位表彰台を獲得し、ホンダにとって2008年のF1イギリスGP以来、2015年のF1の復帰以降では初となる表彰台をもたらした。

    レッドブル・レーシングのF1チーム代表クリスチャン・ホーナーは「ホンダの山本さんは表彰台の下で涙を浮かべていたよ」と明かした。

    実際、メルボルンではレッドブル・ホンダは、冬季テストの結果から明確な優勝候補と目されていたフェラーリよりも優れているように見えた。

    「我々はメルセデスまでの距離をそれなりの範囲内に保っていた」とヘルムート・マルコはコメント。

    「今、我々は後ろにいるフェラーリのことは見ていない。我々にとって目指しているのは常に1位であり、我々は前を見ている」

    ヘルムート・マルコは、マックス・フェルスタッペンの堅実な走りによる3位獲得のおかげで、レッドブル・ホンダのタイトル獲得の望みはまだ生きているとさえ語る。

    「マックスは非常に順調なシーズンのスタートを切った。最適な結果を達成して、ポイントを獲得することことこそがタイトルを獲得する方法だ」
    「我々のクルマがあれば、彼はタイトルを争うことができるだろう。絶対にね」

    しかし、そのためにはレッドブルはマシンを改善させる必要があるとヘルムート・マルコは認める。また、昨年までは非力なルノーのF1エンジンのためにダウンフォースを減らしてトップスピードを高めるマシン設計を強いられてきたが、ホンダのF1エンジンのパワーのおかげでダウンフォースを重視したマシン開発を進めることができると語る。

    「我々は3位よりも上位を望んでいる」とヘルムート・マルコはコメント。

    「だが、チームは順調に進んでいる。ペースについて話せば、我々はハミルトンと対等だった」

    「今後、我々はできる限り早くにシャシーに取り組んでいかなければならない。我々にはもっと多くのダインフォースが必要だ。近年、我々は可能な限りダウンフォースを少なくして、ドラックが大きすぎないクルマを製造してきたからだ。だが、もうそこは問題ではない」

  • ホンダF1 「まだトップチームとは“明確”なギャップがある」

    ホンダF1 「まだトップチームとは“明確”なギャップがある」

    ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治は、レッドブル・レーシングの初戦で表彰台を獲得できたことは少しはプレッシャーが和らいだが、まだ縮めなければならない“明確”なパフォーマンスギャップがあると語る。

    2015年にマクラーレンのパートナーとしてF1復帰を果たしたホンダだが、その後の3シーズンで表彰台を獲得できずにパートナーシップは崩壊。だが、昨年はレッドブルのジュニアチームであるトロロッソと組み、ミッドフィールドでじっくりとパフォーマンス改善させた。

    今年からパートナーシップを組んだレッドブル・レーシングとの初戦となったF1オーストラリアGPでは、マックス・フェルスタッペンが3位表彰台を獲得。ホンダにとって2008年のF1イギリスGP以来、2015年のF1の復帰以降では初となる表彰台をもたらした。

    レッドブル・ホンダがこれほど早くに結果を出せたことは重要なことと質問された田辺豊治は「そう思います。少しプレッシャーが和らぎました」とコメント。

    「そして、それは開発を進めていくためのさらなるモティベーションにもなります。良い結果だと思います」

    マックス・フェルスタッペンは、コース上でフェラーリのセバスチャン・ベッテルをオーバーテイクして3位に浮上し、終了間際にはメルセデスのルイス・ハミルトンにプレッシャーをかけた。

    田辺豊治は“テレビで見てくれている人にとっては良い結果”だったと認めつつも、メルセデスとフェラーリはまだエンジンパフォーマンスで優位性を保持しており、ホンダとして改善を続けていかなければならないと語る。

    実際、レースで優勝したメルセデスのバルテリ・ボッタスとマックス・フェルスタッペンとの差は20秒以上開いていた。

    「バルセロナテストからデータを得ることができましたし、ここでもいくつか得ることができました」と田辺豊治はコメント。

    「トップチームとの間にはまだ明確なギャップがあります。表彰台を獲得したことによって目標や期待が変えるわけではありません」

    開幕戦では、ホンダのF1パワーユニットを搭載するマシンの4台すべてが完走を果たし、トロロッソ・ホンダのダニール・クビアトが10位入賞でポイントを獲得している。

    レッドブル・ホンダはフェラーリに30秒以上の差をつけてフィニッシュしたが、田辺豊治はまだ今後の展開は“五分五分”だと語る。

    「バルセロナ(プレシーズンテスト)でのフェラーリのパフォーマンスについて考える必要があります。彼らは非常に強かったですからね」と田辺豊治はコメント。

    「このトラックでは我々の方がフェラーリよりも速かったです。再びバルセロナにいくときにフェラーリがまだ強いかどうかはわかりません」

    「マシン特性、ドライバー、そして、トラック特性の組み合わせだと思います。現在、我々のパフォーマンスがどの位置にいるかを言うのは簡単ではありません。異なる場所では異なるポジションにいるかもしれません」

    「ですが、全体的にリザルトとレースペースという点では励みになっています」

  • ルイス・ハミルトン 「レッドブル・ホンダのプレッシャーは感じなかった」

    ルイス・ハミルトン 「レッドブル・ホンダのプレッシャーは感じなかった」

    メルセデスのルイス・ハミルトンは、レース終盤にレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンに迫られたが、古いタイヤでも実際にプレッシャーを感じることはなかったと語る。

    レース序盤にフェラーリのセバスチャン・ベッテルのピットインをカバーするために早めのタイヤ交換を行ったルイス・ハミルトンは、2番手をキープすることに専念していた。

    終盤には10周以上フレッシュなタイヤを装着するマックス・フェルスタッペンが迫ってきたが、ルイス・ハミルトンはプレッシャーを感じることはなかったと語る。

    「フェルスタッペンの攻撃は問題にはならなかった」とルイス・ハミルトンはコメント。

    「僕は後ろのマックスをカバーできていた」

    しかし、メルセデスのF1チーム代表を務めるトト・ヴォルフは、ホンダのF1エンジンは大幅な改善を果たしたと感じており、レッドブル・レーシングはストレートで強くなったと感じていると語る。

    「ホンダは確実に大幅な前進を果たしたと感じた」とトト・ヴォルフはコメント。

    「スピードトレースを見れば、レッドブルは以前とは非常に異なって見える。彼らはストレートで非常に速い。それが見られるのは良いことだ」

    「我々は彼らが戦いに絡んでくることを望んでいるし、素晴らしい戦をしたいと思っている」

    関連:マックス・フェルスタッペン 「ホンダのF1エンジンはライバルと戦える」

  • レッドブル・ホンダ:F1オーストラリアGP 決勝レポート

    レッドブル・ホンダ:F1オーストラリアGP 決勝レポート

    レッドブル・ホンダは、2019年のF1世界選手権 開幕戦 オーストラリアGPの決勝レースでマックス・フェルスタッペンが3位でフィニッシュ。ホンダに2015年のF1復帰以来、初めての表彰台をもたらした。

    4番グリッドのマックス・フェルスタッペンは、スタートからポジションをキープ。バルテリ・ボッタス、ルイス・ハミルトン(ともにメルセデス)、セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)の後ろでレースを進める。

    ルイス・ハミルトンとセバスチャン・ベッテルは、それぞれ15・14周目にピットインする中、チームはマックス・フェルスタッペンを25周目までコース上にとどめる戦略を選択。これにより、よりフレッシュなタイヤで前方のマシンを追い上げることができた。

    30周目、ターン1でベッテルの背後につけたフェルスタッペンは、ターン3にかけてのDRSゾーンで並びかけると、そのままオーバーテイク。3番手に浮上する。その後も安定して速いペースを刻み、ハミルトンへプレッシャーをかけ続けるも、パスするには至らず、そのままフィニッシュ。3位に入り、ホンダにとって2008年イギリスGP以来の表彰台をもたらした。

    17番手スタートで、さらにピットを遅らせる戦略を採ったピエール・ガスリーは、37周目でタイヤ交換を終えると、ダニール・クビアト(トロロッソ・ホンダ)の背後に迫り、両者はチェッカーフラッグまで接近戦を繰り広げた。

    2人の戦いは、最後までオーバーテイクを許さなかったクビアトに軍配が上がり、クビアトが10位、ピエール・ガスリーは11位でフィニッシュした。

    クリスチャン・ホーナー (レッドブル・レーシング チーム代表)
    「新たなPUパートナーのホンダと最初のレースで表彰台を獲得できたことは、素晴らしい結果です。ホンダにとっては、2008年以来のポディウムとなりました。今日のマックスは、卓越したパフォーマンスを見せました。落ち着いたスタートを切ると、最速のピット作業を経て、C3(ミディアム)タイヤで速さを見せてセバスチャン(ベッテル選手)を見事にオーバーテイク。さらに、その後は、オーバーテイクには至らなかったものの、最後までルイスへプレッシャーをかけ続けました。ピエールは、このオーバーテイクが難しいサーキットで、17番手スタートからポイント一歩手前のところでフィニッシュしました。全開でプッシュしてくれましたが、ポイント獲得に届かなかったのは残念です。ただ、懸命に戦ってくれましたし、彼が輝く日もきっと来るはずです。希望の見える開幕戦を終えましたが、バーレーンに向けて切り替えていきます」

    田辺豊治 (ホンダF1 テクニカルディレクター)
    「2019年の初戦、Aston Martin Red Bull Racingとの初戦で表彰台に上ることができ、非常にいいスタートを切ることができました。Hondaとしては2008年以来、2015年のF1の復帰以降では初の表彰台になりますが、素晴らしい走りを見せたフェルスタッペン選手と、それを見事な戦略で支えたチームに感謝をしています。一方で、表彰台に上ったことは一歩を踏み出したと感じていますが、もっとパフォーマンスを上げないとまだトップには届かないことも実感しました。ここからさらに開発を続けパフォーマンスを向上していかなくてはなりません。まだシーズンのスタートを切ったばかりですし、ここが我々の目指す場所ではありませんが、ひとまず今日のようないいレースができたことはポジティブに捉えています。ここまで努力を続けてきたSakuraやMilton Keynesのメンバー、それに社内外で支えていただいているすべての関係者やサプライヤー様にも感謝の言葉を送ります。また、応援をいただいているファンの皆様とは、ようやく喜んでいただくことができたのではと思っています。今後もさらに多くの喜びを共有できればと思っていますので、引き続きご声援をよろしくお願いいたします」

    マックス・フェルスタッペン (3位)
    「表彰台に上れてとてもうれしいですし、チームとホンダにとってもよかったと思います。僕らがホンダと一緒に働き始めてから、すべてが素晴らしく、本当にこの関係を楽しめていますので、3位という結果でそれが報われました。終盤でルイス(ハミルトン選手)にチャレンジできたことも、セブ(ベッテル選手)をオーバーテイクしたのも、メルボルンでは難しいと思っていたので、とてもポジティブな成果です。僕らはタイヤの持ちで少しアドバンテージがありましたが、オーバーテイクに至らずともルイスにプレッシャーをかけ続けられたことには満足しています。マシンは本当によかったですし、ストレートでのスピードもあったので、これが残りのシーズンに向けていい兆候になればと思います。今日の表彰台は、ホンダにとって2008年以来だと聞きました。ホンダのみんなのために、こうした成果が出せて、本当にうれしいです」

    ピエール・ガスリー (11位)
    「かなり難しいレースになりました。僕のグリッドからは、今年大きくなったリアウイングの影響もあってスタートシグナルが見えず、周りのマシンを見て動かざるを得なくてポジションを失いました。そこでトラフィックに引っかかり、DRSを使ってもオーバーテイクは難しかったです。また、フロントウイングにデブリが引っかかってしまったことも影響しました。レース中は前のマシンに0.5秒差まで迫れたのですが、そこでタイヤがスライドして追い抜くことは難しく、全力でプッシュしたのですが、ポイントには届きませんでした。全体的には、レースウイークを通してのペースは本当によかったです。予選でQ1敗退を喫してしまいましたが、アタックには満足していましたし、突破できなかったのは運がなかっただけです。バーレーンは大好きなグランプリで、マシンに競争力があるのも分かりましたので、このまま進んでいきたいです。2週間後まで集中を切らさず、プッシュしていきます」

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  • レッドブル・ホンダ F1特集:「目標は勝つこと。それは揺るがない」

    レッドブル・ホンダ F1特集:「目標は勝つこと。それは揺るがない」

    ホンダにとって5年目となるF1シーズンがいよいよオーストラリアで新シーズンが開幕した。ファンにとっては待ちに待った本番であり、“2つのチーム”とともにすでに勝負が始まっている。

    ホンダは今季から、トロロッソに加えて新たにレッドブル・レーシングとパートナーシップを結んでいるが、ホンダF1 テクニカルディレクターの田辺豊治によれば、この新たな提携のためにチームスタッフの拡充を行ったと語る。

    「サーキット現場でのホンダのスタッフを2倍に増やしました。そして、レース経験のあるスタッフを両チームに加えるために、去年からチームにいるスタッフをそれぞれのチームに半数ずつ入れました」

    「Sakuraを拠点としていたエンジニアがサーキットメンバーに加わったことに加え、MK側でもF1の経験があるエンジニアを補強したことにより、チーム規模は拡大しています」

    「日本は、文化も言語も欧州とは全く異なりますし、そういった環境で働いてきていないエンジニアも加わりましたので、簡単ではありませんでした。現在、ホンダ F1には日本人と英国拠点のヨーロッパ人のメンバーがいるので、これを2チーム体制に合わせて組織していくのは、面白い取り組みです」

    これまでの1年半で、ホンダはトロロッソを通じてレッドブル・テクノロジーと連携してきたが、今年はレッドブル・レーシングのメンバーとも関係を築いていかなければならない。

    レッドブル・レーシングのテクニカルディレクター、ピエール・ワシェは文化やバックグラウンドの違いがあっても、コミュニケーションの支障にはならないと語る。

    「新たなパートナーシップのスタートですから、相手がどのようなコミュニケーションを取るのか、学んでいかねばなりません。昨年から、いい意味で驚きの連続です。ホンダはとてもオープンな人が多いですし、我々にはレースに勝利するという共通の目標があります。こうした同じ考え方が、関係構築に役立っているんです」

    「初めて一緒に仕事をする場合、どのようにコミュニケーションをとればいいのかを考える必要があります。これは、会社や組織としての関係以外にも当てはまることだと思います」

    「私はフランス人なので、英語でのコミュニケーションに苦しむ気持ちはよくわかります。ただ、ホンダとのコミュニケーションについてはそれが問題になるとは思えません。このパートナーシップはかねてから臨んでいたものですし、お互いの組織構造や人物について理解していくプロセスのほうが大切だと思っていました。だから、ここまでは、すべてがとてもスムーズに進んでいます」

    レッドブル・レーシングチーム代表のクリスチャン・ホーナーがプレシーズンテストの前に言及していたように、新シーズンに向けたスムーズな移行は、トロロッソのおかげでもある。ワシェはそれがコミュニケーションや仕事上の人間関係だけでなく、テクニカル面においても効果があると考えている。

    「昨シーズンのトロロッソとホンダのパートナーシップは、今季の我々にかなりの効果をもたらしてくれています。ギアボックスの配置などドライブトレインをホンダのPUとどう組み合わせるのかといったことを考えるのにとても参考になりますし、エンジンマッピングやギアボックスのコントロールなどについても同様です」

    「トロロッソのおかげで、PUについての理解が深まっていますし、逆にホンダにとっても、我々のマシンにPUをどう合わせていくのかということを知ることができているのではないでしょうか」

    「さまざまな側面で、この連携は素晴らしいものだと言えます。デザイン部分では、ホンダのPUのおかげでシャシー側の自由度が大きく広がりました」

    「シャシー側、PU側ともに、お互いのアイデアを出し、その折衷案を探ることが必要でした。互いにとってベストなバランスが見つかれば、最大のパフォーマンスを得られるわけです。例えば、冷却について考えるとき、ホンダは排気系の取り回しについて検討してくれます。そのおかげで、我々車体側はダウンフォースやメカニカルグリップを増加させることができるようになるのです」

    「このように、なんでもオープンに話し合える関係性は、これまでなかったものです。というのも、我々は‘ワークス’ チームではなかったからです。でも、今はホンダがRed Bullファミリーのために懸命に取り組んでくれるので、シャシーとの統合は素晴らしい仕上がりですし、パフォーマンスを最大限に引き出せるのではないかと思っています」

    設計やシャシーとの統合は、田辺豊治が重点的に取り組んできたことだが、レッドブルに合わせたものを作り、それをトロロッソにもそのまま適用できるわけではない。それぞれのチームでシャシーは異なるので、PUも合わせ込みが必要になる。

    「いいマシン、速いマシンを作るために、ここまで議論を重ねてきました。車体を司るチーム側は我々への要望を伝えてくれましたし、逆に我々がどうしたいのか、どんなデザインにしてほしいのか、といったことも聞いてきてくれました」

    「ですから、車体、PUの設計を見ながら、お互いにここはもっとこうしてほしいというような議論をして、マシンパフォーマンスの観点から最善の折衷案を見つけることに腐心して、意思決定をしていきました」

    「もちろん、両チームのPUは、組付け角度や位置など細かいところに違いはありますが、基本設計は同じものです」

    PUのコンセプトは昨年と同様だが、今季のテストは2チームで走れたので、さまざまな開発テストを行うことができ、多くの面でアップデートが施されている。ドライバーからのフィードバックも増え、収集可能なデータも昨年以上となったことで、テスト終了時からオーストラリアGPの開幕までにさらに開発を重ねている。

    「データを見直すとともに、テストで使用したPUを分解して解析しました。かなり慎重に細部をチェックしたんです。外見上で何か壊れた箇所はないか、変な接触は起きていないかといったことや振動の影響などを調査しました。また、それぞれの部品の摩耗率も確認しました」

    「8日間で多くのデータが集まり、ドライバーのフィードバックもたくさんありました。そこで出てきた課題をテスト期間中に潰し込み、一部は持ち帰って対策をしました。ダイナモで開幕戦に向けて細部の調整も行い、ハード面、セッティング面ともに取り組みました」

    レッドブルもメルボルンに向けて車体のセットアップと開発に取り組んできたが、新PUを使ってみて、シーズンの目標はより明確になったようだ。

    「パフォーマンスについてはある程度予測を立てられます。難しいのは、燃料についてまだ疑念がある点です。10年前と比べて、エンジンモードがパフォーマンスに影響を与えるのを見ることが多くなりました。さらに、テストのあったバルセロナとメルボルンはタイプの違うサーキットですから、ライバルたちがメルボルンにどんな仕様を持ち込むのかも分かりません」とピエール・ワシェは語る。

    「ホンダは期待通りのパフォーマンスをもたらしてくれました。我々がトップ争いに近づけていることは、大きな前進です。昨年の序盤は、トップからかなり離されていたので、今その位置にいることは大きな希望です」

    「目標は勝つことです。それは揺るぎません」

  • ピエール・ガスリー 「リアウイングでスタートシグナルが見えなかった」

    ピエール・ガスリー 「リアウイングでスタートシグナルが見えなかった」

    レッドブル・ホンダのピエール・ガスリーは、F1オーストラリアGPの決勝レースを11位で終えた。

    前日の予選でチームの戦略ミスによって17番グリッドからスタートすることになったピエール・ガスリー。ミディアムタイヤでスタートして全マシンで最長となる38周の第1スティントを走ったが、それが裏目に出てピットイン後に11番手を走行。

    その後は同じホンダエンジンを搭載するトロロッソのダニール・クビアトをDRS圏内まで追い詰めるも抜くことはできず、ポイントまであと一歩の11位でレースを終えた。

    「かなり難しいレースだった。新しい大きなリアウイングによってグリッドでライトが見えなかったし、周りのクルマに反応しなければならず、いくつか順位を失ってしまった」

    「そのあとトラフィックに引っかかってしまったし、DRSがあってもここではオーバーテイクは本当に難しかった。それに加えて、フロントウイングにいくつかデブリを拾ってしまって、それも助けにはならなかった」

    「レース全体で前のクルマからコンマ5秒差で走っていたけど、タイヤがとにかくスライドしていたし、抜くことができなかった。できる限りプッシュっして、全力を尽くしたけど、ポイントを獲得するには十分ではなかった」

    「全体的に週末にわたってペースは本当に良かった。予選ではQ1でノックアウトとなってしまったけど、1周目には満足できていたし、突破できなかったのはただただ不運だった」

    「バーレーンは本当に好きなレースだし、クルマは競争力があると思うので、ス輸注して、2週間の時間のなかで本気でプッシュしていくつもりだ」

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