タグ: レッドブル・ホンダ

  • レッドブル・ホンダ、新型サスペンションでコーナーリングスピード向上

    レッドブル・ホンダ、新型サスペンションでコーナーリングスピード向上

    レッドブル・ホンダは、RB15にシーズン開幕時で使用していたシンルグレッグに変わり、2本の個別のレッグを備えた“マルチリンク”式と見られるユニークなフロントサスペンションを導入。コーナーリングスピードの向上に貢献していると考えられている。

    Autosport の技術専門家である元ジョーダン、スチュワート、ジャガーでテクニカルディレクターを務めたゲイリー・アンダーソンは、レッドブル・ホンダがRB15に投入した新しいフロントサスペンションに注目している。

    「このデザインには2~3の理由があると思う」とゲイリー・アンダーソンはコメント。

    「1つ目としては、ホイールリムが後方に進むにつれて低くなっているので、ステアリングを最大まで切るにはウィッシュボーンの後端をカットする必要があるが、それではブレーキの剛性が失われてしまう。もしくは上部のウィシュボーン全体を下げる必要がある。繰り返すが、それはコーナーリングでの剛性を低下される」

    「2つ目としては、全てのリンクが独立しているいわゆるマルチリンクサスペンションかもしれない。それは個々のピボットを通してボルトで肯定することで上記の効果を達成できることを意味する」

    「3つ目にマルチリンクサスペンションはキングピンの角度を変更するためにも使用することができ、それはステアリングロックを変更しながら、キャンバーを変えることができる」

    「これはピボット位置をトップアセンブリーのアウトボード後端のわずかに異なる位置に配置することで達成することができる。また、それはステアリングロックの変更に車軸を通した重量移動を提供することができる」

    「私はおそらく後者だと思っている。レッドブルは低速コーナーでタイヤの設置面を増やすために高いステアリング角でのキャンバーを減らしているんだと思う」

    以前、トヨタもマルチリンク設計を実験したが、それはリアサスペンションのためのものだった。

  • マックス・フェルスタッペン 「レッドブル・ホンダの状況に苛立ちはない」

    マックス・フェルスタッペン 「レッドブル・ホンダの状況に苛立ちはない」

    マックス・フェルスタッペンは、レッドブル・ホンダの状況に“まだ”フラストレーションは感じていないと語る。

    開幕戦で3位表彰台を獲得し、その後は3年連続で4位入賞を果たしているマックス・フェルスタッペンだが、その状況にフラストレーションを感じているとの見方もある。

    F1アゼルバイジャンGPを4位で終えたマックス・フェルスタッペンは「最後尾よりはましだ」と Ziggo Sport とコメント。

    だが、「まだフラストレーションは感じていない。まだトップを争えているし、僕たちは現実的なままでいる必要がある」とフェルスタッペンは続け、メルセデスはが現在支配的だと認める。

    「だからこそ、僕たちはそのギャップを縮めていく必要がある」

    「僕たちはそれを最大限に活かしたし、不満は言えない。僕はいつも状況を最大限に活かそうとしている。現時点でそれは優勝ではない。もちろん、レースに勝ちたいけど、現実的でいなければならない」

    F1アゼルバイジャンGPではチームメイトのピエール・ガスリーがドライブシャフトの故障によってリタイア。フェルスタッペンは無理をせず完走することを目指すよう命じられた。

    「彼の問題はパワーユニット関連ではなく、チームの責任だった。最後の数周で縁石を避けていなければならなかったし、それがすべてだった。バーチャルセーフティカーの間にタイヤの温度をかなり失い、それを取り戻すことができず、グリップがなかった。グリップがなく、走りも遅いと温度はさらに下がる。僕たちは十分に素早くタイヤに熱を入れることができなかった。去年のバクーでも同じ問題を抱えていた」

    ホンダは、F1アゼルバイジャンGPにスペック2エンジンを投入。レッドブルは次戦スペインGPで大幅な空力アップデートを予定している。

    「追加の20馬力が助けになったし、エンジンはレースの方が優れていた」とマックス・フェルスタッペンは語る。

    「すべてのチームが最新情報をスペインに持ち込むだろうけど、僕たちのチームの方がもう少し多くをもたらせることを期待している」

  • レッドブル 「トロロッソの存在がなくてもホンダへの変更は成功していた」

    レッドブル 「トロロッソの存在がなくてもホンダへの変更は成功していた」

    レッドブル・レーシングのチーフエンジニアを務めるポール・モナハンは、昨年のトロロッソでの経験がなかったとしても、ホンダへのF1エンジンの変更は成功していたと語る。

    レッドブル・レーシングは、昨年まで12年間エンジンパートナーを務めていたルノーとのパートナーシップを解消し、今年からホンダにF1エンジンを変更。マックス・フェルスタッペンが開幕から4戦すべてを4位以内で終えている。

    2018年のトロロッソとホンダの連携により、レッドブル・テクノロジーに知見が蓄積し、今季のレッドブル・レーシングとのパートナーシップ開始に向けた土台は築かれていた。

    しかし、ポール・モナハンは、その恩恵を受けたとは感じてはいるものの、それがなくても今季のサプライヤー変更の成功に自信はあったと語る。

    「チーム間でやり取りできる情報はとても役立ちます。たとえ詳細までは分からなくても、他のチームがPUをどのように使うのかを知るのは興味深いものです」

    「マシンへの合わせ込みと実際の運用ともに、ホンダと一体になって取り組めていますし、もしトロロッソの存在がなくても、PU変更は間違ったチャレンジにはなっていなかったと思います。でも、レギュレーションの範囲内でトロロッソから情報を得られていますし、それが役に立っています」

    「PUサプライヤーの変更は、過去5年間のエンジン運用の経験をフイにしてしまうという側面もあります。運用、シャシーへの合わせ込み、必要事項やメリットなど多くの知見を失いますが、新たな挑戦にはそれに見合うだけの価値がありました」

    「ホンダがレイアウトやデザインを見直す準備をしてくれて、我々のシャシーに合わせようと取り組んでくれるのは素晴らしいことです。今季は全体的にこうした協調性が向上しているので、過去の知見を捨ててこの変化を選択したことに、かなり満足しています」

    レッドブル・ホンダはマックス・フェルスタッペンの活躍によって、すでに開幕戦で表彰台は手にすることができた。次の目標は優勝となる。ここまで厳しい結果もあったが、ポール・モナハンは、ホンダとの連携でチャンスは広がり、まだまだお互いに向上できる手応えがあることが、励みになっていると語る。

    「ホンダの仕事ぶりは終始プロフェッショナルです。PUは常に準備万端の状態で、彼らの説明通りの性能を発揮します。開発にもとても熱心で、信頼性とパフォーマンスの向上を並行して行っているさまは見事と言うほかありません」

    「ここまで、率直に物を言い合いながら仕事ができていますし、運用スタッフも最大限の性能を引き出そうと取り組んでくれています。PUの冷却面も手堅く、最高の形でシャシーとPUを組み合わせることができています」

  • レッドブル 「バクーでの我々のマシンはフェラーリよりも速かった」

    レッドブル 「バクーでの我々のマシンはフェラーリよりも速かった」

    レッドブル・ホンダのF1チーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、F1アゼルバイジャンGPではレッドブルのマシンの方がフェラーリよりも速かったと確信していると語る。

    レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは、F1アゼルバイジャンGPでフェラーリ勢に割って入り3戦連続の4位入賞を果たした。

    序盤に出遅れたマックス・フェルスタッペンはレースを通してセバスチャン・ベッテルとのギャップを縮めていったが、チームメイトのピエール・ガスリーのRB15のドライブシャフトが故障したことで、レッドブルはリスクを冒さないことを選んだ。

    「今日の我々のペースはフェラーリとメルセデスと比較しても強かった」とクリスチャン・ホーナーはコメント。

    「実際、今日の我々はおそらくフェラーリよりも速いクルマを持っていたと思う。ピエールを見れば、見た目上は失格とDNFで酷い須臾末だったかもしれないが、実際の彼のペースは強かった。スティント後半の彼の(シャルル)ルクレールに対するペースを見れば、彼の方が強かった」

    「マックスは序盤に(セルジオ)ペレスの後ろであまりにタイムを失い、セバスチャン(ベッテル))とメルセデス勢の後ろに落ちたが、スティントの最後は彼の方が速かった。かなり速かった」

    「第2スティントで彼にもっと良いタイヤを与えるために数周長く走らせていたし、第2スティントではセバスチャンに対して10秒以内に縮め、前のグループとの差を縮めていた」

    「そのあとVSCが入り、再びタイヤのウォームアップに少し苦しんだが、ピエールの故障を見た後だったので、あまりリスクは冒したくなかった」

    クリスチャン・ホーナーは、二人のドライバーがフェラーリ勢と比較して示したペースは有望であり、そのパフォーマンスは開幕以降でレッドブルと新しいエンジンパートナーのホンダの両方によってなされたゲインを反映したものだと考えている。

    「シーズン序盤以降、我々はギャップを縮めていると思う」とクリスチャン・ホーナーはコメント。

    「メルボルンでは力強いレースをしていたし、マックスはあのグランプリの大部分でルイス(ハミルトン)をプッシュしていたと思う。バーレーンは我々にとってタフなレースだったが、実際、それ以降で我々が果たした改善が明らかになったと思う」

    「中国ではより力強いレースウができたし、ここでもさらに強かった。ご存じのように歴史的に我々の強みが発揮されないトラックだったし、ヨーロッパに戻ることを楽しみにしている。我々に適したサーキットがいくつか出てくることを期待している」

    「今日のレースでのマシンのパフォーマンスはかな良かったと思う。ミドルセクターを見れば、我々はここでのレースのミドルセクターで絶えず最速のマシンだった」

    「我々はクルマを確実に進歩させていると思うし、それもすべてのプロセスの一部だ。クルマは再びレースで強かったと思う」

  • レッドブル・ホンダ | 2019年 F1アゼルバイジャンGP 決勝レポート

    レッドブル・ホンダ | 2019年 F1アゼルバイジャンGP 決勝レポート

    レッドブル・ホンダは、F1アゼルバイジャンGPの決勝で、マックス・フェルスタッペンが4位、ピエール・ガスリーはドライブシャフトの故障でリタイアでレースを終えた。

    クリスチャン・ホーナー (チーム代表)
    「マックスは力強いレースをしてくれた。残念ながら、スタートでペレスにポジションを奪われ、抜き返した頃には先頭グループには離されてしまっていた」

    「それから彼は非常に力強いミドルスティントを走り、先頭グループまで10秒ほどのところまで追いついた。皮肉なことに、彼はピエールが引き起こしたバーチャルセーフティカーが出る前はセバスチャンの3秒以内にいたのだが、そこでタイヤの温度を大きく失ってしまい、以降は同じペースで走れなくなってしまった。ピエールのマシントラブルの原因がはっきり分からなかったため、マックスには確実にフィニッシュしてもらうことにし、最後の数周を彼は保守的に走った。ピエールに関してはリザルト的にはフラストレーションを感じるが、実施、今年これまでで最も強いレース週末だった。今日はとても良いレースを見せていたし、同じタイヤでスタートしたルクレールのペースと比較しても、第1スティントの50%で彼の方がシャルルより速かった。6位は楽に取れたはずだったのだが、不運なことにドライブシャフトの問題により15周を残してリタイアとなってしまった。ピエールは胃hjッヨ湯に力強いパフォーマンスでこの週末からとても多くのポジティブなものを得られるはずだ。また、我々がメルセデスとフェラーリに一歩近づけたのもポジティブなことだ」

    マックス・フェルスタッペン (4位)
    「一般的に見れば、いいレースができたと言えるだろう。レース中常にメルセデスとフェラーリが視界にあり、ただそのギャップを縮めようと走行した。スタートでブロックされ、コーナーにより突っ込んだ状態でのブレーキングができず、ペレスにオーバーテイクを許してしまった。確かに順位は落としてしまったが、1周目にリスクを負って無理する必要はなかった。抜き返したあと、他より少し長めにソフトタイヤで走行し、マシンからはいい手応えを感じていた。ペースはよく、特にミディアムタイヤを使用した第2スティントでは前方とのギャップを7~8秒も縮めることができた。VSC(バーチャルセーフティーカー)ではタイヤを冷やしてしまったのか、解除後に後れを取ってしまった。このコースでは、タイヤの温度がカギであり、低いとマシンが滑ってしまうため、ファイナルラップでリスクを背負って攻めることはしなかった。バルセロナでのパフォーマンスはそこで持ち込むアップデートの内容によりるが、さらに他とのギャップを縮めて戦えるようにしていきたいと思う」

    ピエール・ガスリー (リタイア)
    「今回のレースウィークは、今までの3戦よりずっといい週末となった。マシンにさらに慣れ、自分が思ったような走行ができるようになった。予選ではQ1を上手くまとめることができ、いいパフォーマンスを見せられたと思う。レースではピットレーンスタートとなってしまったため、前方でポジション争いをするには難しい位置だと分かっていたが、ポイントを獲得するには十分な速さがマシンには備わっていると感じていた。決勝中も6番手までポジションアップして上手く進んでいたが、ドライブシャフトのトラブルにより完走することができなかった。結果的には、僕自身はあらゆる状況に上手く適応できたレースウィークだったと感じているし、チームの方向性は正しかったと思う。マシンの挙動も予測がつきやすく、僕自身もアプローチを変えた部分がある。まだ改善すべきことはあるが、一戦ごとにチームとともに正しい方向へ前進していると信じている」

    関連:【動画】 2019年 F1アゼルバイジャンGP 決勝 ダイジェスト

  • レッドブル 「ピエール・ガスリーはデリケートな時期を抜け出した」

    レッドブル 「ピエール・ガスリーはデリケートな時期を抜け出した」

    レッドブル・ホンダのF1チーム代表クリスチャン・ホーナーは、ピエール・ガスリーがようやく“デリケートな時期”抜け出したと述べ、シート喪失の噂に終止符を打った。

    今年、トロロッソからレッドブルに昇格したピエール・ガスリーだが、新しいマシンへの対応に苦労しており、プレシーズンテストでのクラッシュ以降、マックス・フェルスタッペンにペースに匹敵することができず、シート喪失が噂され始めていた。

    F1アゼルバイジャンGPでもリタイアと見た目上は厳しい週末となったピエール・ガスリーだが、クリスチャン・ホーナーは“良いパフォーマンスを見せていた”と語る。

    「彼のペースは非常に有望だった」とクリスチャン・ホーナーは Auto Hebdo にコメント。

    「プラクティスの開始時から彼がマシンをはるかに快適に感じ、自身を持っていることがわかった。彼がはるかに強い週末を過ごせることはわかっていた」

    「彼はデリケートな時期を抜け出しているし、我々から多くのサポートを受けている。彼は我々が彼を信じていることをわかっている。少しだけ時間はかかることだ」

    「また、彼がドアの隣にはグリッドのベストドライバーのひとりである非常に難しいバロメーターがいることを忘れてはならない」とクリスチャン・ホーナーはマックス・フェルスタッペンに言及した。

    ピエール・ガスリーの週末は、フリー走行2回目にFIAの計量の指示に従わなかったおとで決定づけられてしまった。

    「我々はピットストップ練習をしようとしており、彼は急ぐように伝えられていた」とクリスチャン・ホーナーはコメント。

    「我々は全チームとロス・ブラウンとのミーティングを開き、残りの週末に影響を与えるペナルティを見直す必要があることで同意している」

    また、予選では燃料流量制限を超過したとして失格処分となった。

    「特にバクーではわずかに変更するし、たとえパフォーマンスのゲインにいならないとしてもFIAの許容範囲はゼロだ」とクリスチャン・ホーナーは語った。

  • ヘルムート・マルコ 「フェルスタッペンはまだタイトルを狙える」

    ヘルムート・マルコ 「フェルスタッペンはまだタイトルを狙える」

    F1アゼルバイジャンGPを終えてレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンとチャンピオンシップリーダーのバルテリ・ボッタスとの差は36ポイントに広がったが、レッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、まだフェルスタッペンにはタイトル獲得のチャンスはあると考えている。

    F1アゼルバイジャンGPで、マックス・フェルスタッペンは予選4位、決勝4位で終えたが、終盤までレースのファステストラップを記録するパフォーマンスを披露した。

    開幕戦オーストラリアGPで3位表彰台を獲得した後、3戦連続で4位という結果に終わっているマックス・フェルスタッペンは、ドライバーズランキングでセバスチャン・ベッテルに1ポイント差の4位に後退した。

    それでも、ヘルムート・マルコは、まだマックス・フェルスタッペンは今年のタイトルにチャレンジできると考えている。

    「我々のゴールはまだワールドタイトルだ」とヘルムート・マルコは Kronen Zeitung にコメント。

    「我々はまだそこにいる。マックスはセンセーショナルだったし、ここまで手にできる最大限のポイントを獲得している」

    「新しいドライバーが加わったので、コンストラクターズ選手権が難しいことはわかっていた」とヘルムート・マルコはマックス・フェルスタッペンのチームメイトであるピエール・ガスリーに言及。

    「だが、マックスは前年の同期間の2倍のポイントを獲得している」

    近年、レッドブルはシーズンでのスロースタートが特徴だったが、今年は非常に順調に開発を進められていることも、その理由だとヘルムート・マルコは語る。

    現在、レッドブルとエンジンパートナーであるホンダの両方が多くのアップデートを進めている。

    「バクーでは新しいエンジンを手に入れた。馬力は少し多くなかったが、大きくはない。それにシャシーでも小さなステップを果たした。大きなアップデートは2週間度のバルセロナで投入される」

  • レッドブル・ホンダ 「フェルスタッペンは2020年も我々のチームで走る」

    レッドブル・ホンダ 「フェルスタッペンは2020年も我々のチームで走る」

    レッドブル・ホンダのF1チーム代表クリスチャン・ホーナーは、2020年もマックス・フェルスタッペンがレッドブル・ホンダに残留することを“100%確信している”と語る。

    マックス・フェルスタッペンは2020年末までレッドブルと契約を結んでいるが、メルセデスの上層部とフェルスタッペンのマネジメントが接触しているとの噂がある。

    そして、これらの噂はフェラーリでのセバスチャン・ベッテルの立場についての憶測によってさらに強まった。

    「マックスは契約を結んでいるし、すべて問題ない」とクリスチャン・ホーナーはバクーでコメント。

    「来年も彼が我々のチームで走ると100%確信している」

    また、ピエール・ガスリーのレッドブル・ホンダでの立場も以前よりも安全なものになっているようだ。クリスチャン・ホーナーは、ガスリーがレース毎に良くなってきていると語る。

    「彼はここでうまくいったわけではないが、今週末には満足するべきだ」とクリスチャン・ホーナーはコメント。

    「ピエールは予選Q1で良いペースを示したし、ピットレーンスタートにも関わらず、6位でフィニッシュできていたはずだ」

    「ある時点でのピエールのペースをルクレールと比較すれば、実際、ピエールの方が速かった」

    多くのチームと同じようにレッドブル・ホンダはバルセロナでマシンに大幅なアップグレードの投入を予定している。

    「いつものように我々はバルセロナでフロントとリアのアップデート版のウイングを持ち込む。革新というよりも進化型だ」

    F1アゼルバイジャンGPを4位でフィニッシュしたマックス・フェルスタッペンは、マシンから最大限のパフォーマンスを引き出せたと語る。

    「僕たちにできる最大限の結果だった」とマックス・フェルスタッペンは Ziggo Sport にコメント。

    「次のレースに向けたアップグレードが他チームよりも優れていることを願っている」

  • レッドブル 「ガスリーの故障で予防的な措置を取らざるを得なかった」

    レッドブル 「ガスリーの故障で予防的な措置を取らざるを得なかった」

    レッドブル・ホンダのF1チーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、F1アゼルバイジャンGPの決勝でピエール・ガスリーがドライブシャフトの故障でリタイアしたことで予防的な対応を取らざるを得ず、マックス・フェルスタッペンの3位表彰台への挑戦が制限されることになったと述べた。

    ピットレーンからスタートしたピエール・ガスリーは、6番手まで挽回を見せていたが、11周を残したところでドライブシャフト破損によりリタイアを喫することになった。

    ちょうどマックス・フェルスタッペンはセバスチャン・ベッテルとのギャップを縮めてプレッシャーをかけているところだったが、ピエール・ガスリーのマシンがストップしたことでバーチャルセーフティカーが導入された。

    バーチャルセーフティカー後、マックス・フェルスタッペンはタイヤの温度とグリップに苦しんでセバスチャン・ベッテルから離されることになったが、レッドブル側もガスリーと同じトラブルが発生することを避けるためにバックオフするよう指示していた。

    「再びタイヤをウオームアップすることに少し苦労していたが、ピエールに故障が発生していたため、あまり多くのリスクを負いたくなかった」とクリスチャン・ホーナーは説明する。

    「ドライブシャフトの破損だった。理由はわかっていない。そのため、マックスに不要なリスクを負わせたくなかった」

    「彼は3戦連続で4位であり、表彰台まで1つ届かないときは常にフラストレーションを感じるものだが、今日の彼は力強いレースをしてくれたと思う」

    マックス・フェルスタッペンは、レース序盤でワイドに走行していたターン16の立ち上がりで縁石を避けるよう指示されていた。

    「ドライブトレインにあまりエネルギーをかけないように少し弱めてもらうことにした」とクリスチャン・ホーナーは語る。

    「明らかにVSCまで彼はかなりいい状態だったと思う」

    マックス・フェルスタッペンは、表彰台への主な妨げとなったのはVSC期間中にタイヤの温度が下がったことが要因だったと感じている。

    「そのスティントで7~8秒くらい縮めていたし、すべてがい感じだった。でも、バーチャルセーフティカーが入るとすぐに多くの温度を失った」とマックス・フェルスタッペンはコメント。

    「僕たちのクルマはタイアの温度に対してもう少し敏感なように思える。とにかくうまく処理できなかった」

    「その後ははるかに難しくなった。かなりスライドしていたし、ここではグリップ力がない場合はリスクを冒すことができないし、多くのラップタイムを失うことになった」

    マックス・フェルスタッペンは、この問題は基本的なレッドブルの弱点ではなく、バクーの路面状況固有のものであると考えている。

    「すでに滑りやすかったし、このトラックだけのことだと思う。僕たちはまだ対処できていないように思う」とマックス・フェルスタッペンは語った。

    マックス・フェルスタッペンはセバスチャン・ベッテルの5.7秒後方でフィニッシュ。2台のフェラーリ勢の間に割って入った。
    フェルスタッペンの後ろでフィニッシュしたシャルル・ルクレールは、レース終盤にソフトタイヤに交換してファステストラップを記録している。

    クリスチャン・ホーナーは、ボーナスポイントを狙うことはマックス・フェルスタッペンにとって選択肢ではなかったとし、それはピエール・ガスリーの故障によって用心深いままでいたことも理由のひとつだったと述べた。

    VSC期間中のピットストップを検討したかと質問されたクリスチャン・ホーナーは「それが普通のセーフティーカーであれば、ピットストップを行っていたかもしれない」とコメント。

    「だが、VSCであるため、実際にはあまり意味はなかった。ファステストラップを狙うための新しいソフトタイヤはなかった」

    「それで信頼性も考えて、1ポイントのためにドライブシャフトに余分な負荷をかけたくはないと思った、我々の12ポイントが犠牲になるかもしれなかった。あまり意味のないことだった」

    関連:F1アゼルバイジャンGP 結果 | バルテリ・ボッタスが今季2勝目!

  • ホンダ | 2019年 F1アゼルバイジャンGP 決勝レポート

    ホンダ | 2019年 F1アゼルバイジャンGP 決勝レポート

    F1アゼルバイジャンGPでは、ホンダのF1エンジンを搭載するレッドブル・レーシングのマックス・フェルスタッペンが3戦連続の4位フィニッシュを果たし、貴重なポイントをもたらした。

    4番手スタートのマックス・フェルスタッペンはスタートで5番手に順位を落とすも、すぐに4番手のポジションを取り戻す。上位4台の中では最も遅い14周目でピットインし、ミディアムタイヤで復帰すると、レース中盤では上位陣をしのぐペースでレースを続け、前との差を詰めていく。

    ただ、バーチャルセーフティカーの導入により一旦タイヤの温度が下がったこともあり、終盤では縁石を避けながら4位をキープする走りに切り替え、ポジションを維持したままフィニッシュした。

    金曜のセッション中のペナルティーによりピットレーンからスタートしたピエール・ガスリーは、ミディアムタイヤでスタートすると力強い走りでポジションを上げ、一時はフェルスタッペンの直後まで順位を上げる。この路面コンディションの中ではソフトタイヤよりもペースがよかったミディアムタイヤを38周目まで引っ張るが、11周を残したところでドライブシャフト破損によりリタイアを喫することになった。

    一方のトロロッソ・ホンダにとっても、難しいレースになった。ソフトタイヤでスタートしたダニール・クビアトのペースが上がらないとみると、5周目で早々にピットインし、ミディアムタイヤに交換。チェッカーまで長いスティントで走る戦略に切り替える。しかしながら、31周目、他車に不運な形で接触されてフロアを破損したことにより、リタイアすることになった。

    同じくソフトタイヤでスタートしたアレクサンダー・アルボンは、11番手からクリーンなスタートを切るが、ライバルよりも引っ張った形で12周目にピットインすると、ピットアウト後は最後尾までポジションを落としてレースに復帰する。その後も手堅い走りを続け、入賞圏内に迫るが、最後は11位。惜しくもポイントまであと一歩のところでレースを終える形になった。

    田辺豊治 (ホンダF1 F1テクニカルディレクター)
    「今日のレースは、スペック2のICEを導入した初戦ということもあり、4台完走を目指していましたが、残念ながら2台がリタイアとなってしまいました。フェルスタッペン選手はいつも通りの安定した走りで、3戦連続となる4位を獲得してくれました。一方で、ガスリー選手とクビアト選手が、それぞれマシンのトラブルとレース中のアクシデントによりリタイアとなってしまったことはとても残念でした。また、完走を果たしたアルボン選手についても、あと少しでポイント獲得に至らなかったことは悔しく思っています。新しいスペック2は週末を通して問題なく機能しましたので、さらなるデータ分析を進め、次のスペインGPに向けて準備を進めます。今後ともチームと一緒に前進を続けていければと思います」

    マックス・フェルスタッペン (レッドブル・ホンダ)
    「一般的に見れば、いいレースができたと言えるでしょう。レース中常にメルセデスとフェラーリが視界にあり、ただそのギャップを縮めようと走行しました。スタートでブロックされ、コーナーにより突っ込んだ状態でのブレーキングができず、ペレス選手にオーバーテイクを許してしまいました。確かに順位は落としてしまいましたが、1周目にリスクを負って無理する必要はありませんでした。抜き返したあと、他より少し長めにソフトタイヤで走行し、マシンからはいい手応えを感じていました。ペースはよく、特にミディアムタイヤを使用した第2スティントでは前方とのギャップを7~8秒も縮めることができました。VSC(バーチャルセーフティーカー)ではタイヤを冷やしてしまったのか、解除後に後れを取ってしまいました。このコースでは、タイヤの温度がカギであり、低いとマシンが滑ってしまうため、ファイナルラップでリスクを背負って攻めることはしませんでした。バルセロナでのパフォーマンスはそこで持ち込むアップデートの内容によりますが、さらに他とのギャップを縮めて戦えるようにしていきたいと思います」

    ピエール・ガスリー (レッドブル・ホンダ)
    「今回のレースウィークは、今までの3戦よりずっといい週末となりました。マシンにさらに慣れ、自分が思ったような走行ができるようになりました。予選ではQ1を上手くまとめることができ、いいパフォーマンスを見せられたと思います。レースではピットレーンスタートとなってしまったため、前方でポジション争いをするには難しい位置だと分かっていましたが、ポイントを獲得するには十分な速さがマシンには備わっていると感じていました。決勝中も6番手までポジションアップして上手く進んでいたのですが、ドライブシャフトのトラブルにより完走することができませんでした。結果的には、僕自身はあらゆる状況に上手く適応できたレースウィークだったと感じていますし、チームの方向性は正しかったと思います。マシンの挙動も予測がつきやすく、僕自身もアプローチを変えた部分があります。まだ改善すべきことはありますが、一戦ごとにチームとともに正しい方向へ前進していると信じています」

    アレクサンダー・アルボン (トロロッソ・ホンダ)
    「ポイント獲得圏内にあと一歩のポジションで終わってしまったことが悔しくてなりません。スタートはまずますでしたが、前方を阻まれブロックされたとき、タイミング悪く間違った方向にマシンを逃がしてしまったことで1コーナーの壁をかすってしまったので、その後の数コーナーは気をつけながら走行を続けました。以降、マシンのペースは安定していましたが、ピットインのタイミングが少し遅かったことによりタイムロスをしてしまった気がします。ピットイン後はすべてのマシンの後ろでコース復帰をし、ポジションを落としてしまいました。中団チームの差がどれもわずかで、その中でポジションアップを狙うには、ペースに他よりも大きなアドバンテージがないと難しいことです。最終的に、何台かオーバーテイクもでき、レースを楽しむことができました。それがなによりも重要なことではないかと思います!」

    ダニール・クビアト (トロロッソ・ホンダ)
    「自分の責任でないのにレースをリタイアしなくてはならなかったことが残念でなりませんが、このようなことはレースで起こり得るので、仕方がないことだと思います。リカルド選手は自分のミスだと認めていますし、彼との間に問題はなく、水に流して次に進もうとしています。ポイント獲得も可能だと思って挑んだレースだったので、もちろんこの結果は残念ですが、あのときはなす術なしだったと思います。昨日の予選ではマシンに大きな手応えを感じていたのですが、今日の決勝ではタイヤのマネージメントに苦戦しました。なにが原因かを解明し、次のレースへ向けて準備を進めたいと思います。マシンのパッケージは十分に戦えるものなので、必ず我々のときがやってくると信じています」

    関連:F1アゼルバイジャンGP 結果 | バルテリ・ボッタスが今季2勝目!