タグ: ル・マン24時間レース

  • 日産、2014年に参戦するガレージ56車両をル・マンで公開

    日産、2014年に参戦するガレージ56車両をル・マンで公開

    日産は、今年のル・マン24時間レースの会場で2014年にガレージ56枠として参戦するマシンのモックアップを公開する。

    日産は今年2月に2014年にガレージ56車両としてル・マンに復帰することを発表。ル・マン24時間レースがスタートする前の金曜日にプロジェクトの詳細を明らかにする。

    日産は、マシンが「電気テクノロジーを示すパイオニア的な日産レースカー」とだけ述べている。

    デルタウィングの精神を受け継いだガレージ56車両は、バッテリーの充電を助ける小型の内燃機関を備えており、各ホイールが独自の電気モーターで駆動するとされている。

  • トヨタ、ル・マン24時間レースへと準備万端

    トヨタ、ル・マン24時間レースへと準備万端

    トヨタは、FIA世界耐久選手権(WEC)のハイライトとして来週6月22日、23日の両日、フランス・サルト・サーキットで行われる、第90回「ル・マン24時間レース」へと出場準備を整えた。

    昨年、ル・マン24時間レースへTS030 HYBRIDをデビューさせたトヨタ・レーシングは、今年も#7にアレックス・ブルツ、ニコラス・ラピエール、中嶋一貴、#8にアンソニー・デビッドソン、セバスチャン・ブエミ、ステファン・サラザンという布陣の2台体制で臨む。

    WEC前戦のスパ6時間レースでは#7のみ2013年仕様の参戦となったが、ル・マン24時間レースでは、2台共に2013年仕様のTS030 HYBRIDとなる。

    先週、6月9日に行われたル・マン公式テストデーを含む、7回のテストを経て、2013年仕様のTS030 HYBRIDは、信頼性とパフォーマンスの確かな向上を示した。

    ル・マンへ向けた準備プログラムには、成功裏に終えた耐久テストも含まれ、TS030 HYBRIDとチームは、30時間以上にわたる連続走行への手応えを得た。

    トヨタ・レーシングの挑戦で要となるトヨタ・ハイブリッド・システム・レーシング(THS-R)は、ル・マン24時間レースの場合、レースコースに7か所指定されたハイブリッド回生区間でブレーキにより得られたエネルギーをキャパシタに蓄電し、加速時に自動的に300馬力に値するパワーを付加する。

    先週日曜日に行われたル・マン公式テストデーでは、今週末へ向けた、TS030 HYBRIDとパワートレインのさらなる熟成と、タイヤの評価などを行い、多忙な一日となった。

    昨年、TS030 HYBRIDの#7は、#8が遅い車による接触に巻き込まれ激しくクラッシュする中、エンジンの不調に見舞われるまでの6時間にわたり、スリリングな首位争いへのバトルを展開した。

    今年のル・マン24時間レースは、トヨタ・レーシングにとっては2回目の参戦となるが、トヨタにとっては15回目の出場となる伝統的なレースでもあり、1992年、1994年、そして1999年に2位入賞を果たしている。

    トヨタ・レーシングにとっては、準優勝からさらなる高みへの挑戦となるが、それは24時間レースで表彰台の頂上を目指すことにほかならない。

    木下美明 チーム代表:
    我々は、ル・マン24時間レースをとても楽しみにしている。昨年のル・マンは、我々にとってTS030 HYBRIDでの初めての戦いであり、いくつかの困難に直面することは予想していた。今年は準備も整い、上手く行くことを期待している。昨年のル・マンで首位争いを展開し、WECで3勝を挙げられたことでも、成功への手応えを感じている。そして、我々の夢は、この伝統のレースで表彰台の頂上に立つことだ。我々は、とても強力なアウディというライバルに立ち向かう以上、確信は持つのは難しいが、出来ることは全てやったし、勝つために100%の力を出し切るつもりだ。長い1週間になるし、様々なことが起こるだろうが、この挑戦のための準備は整った。

    アレックス・ブルツ #7:
    例年同様、今年もル・マンにやって来ると興奮する。これは本当に私が好きなレースで、既にテストの時点で酔わせてくれるほど、ここに戻って来られて嬉しい。ル・マンは、輝かしい歴史と伝統的スタイルのモータースポーツ、それにハイブリッドシステムやクルマの空力といった先進技術が絶妙に渾然一体となっている。そこで勝ち、表彰台の頂上に上るのは格別な感覚だし、もう一度味わいたいと思う。だから私は戻って来るのだ。去年は我々にとって最初のレースで、本当に難しかった。出来る限り備えはしたが、例え一時的にトップを走っても、本当の意味で戦い通す事は出来なかった。今回は冬をまたいで集中プログラムを実施したし、ライバルも同じように改良してきたようだが、私はこの挑戦を楽しみにしている。

    ニコラス・ラピエール #7:
    ここに戻って来られてとても興奮している。チームは昨年よりもずっと準備が整っているのと同時に、すごく頼もしい。今年の最初の2レースで少し残念な部分もあったが、ここでは、特に戦績において進歩を見せられると思う。昨年よりもチームの準備は出来ているし、チームの誰もがより経験を積んでいるわけだから、良くなっているはずだ。ル・マンはとても特別なレースで、WECのシーズン中最も重要なレースだ。フランス人ドライバーとして大切だと思うのは、フランスで開催されるレースということではなく、誰にとっても世界で最も有名なレースのひとつだからだ。これまで少しばかりツキに見放され、私自身がここで表彰台の頂上に立ったことはまだないが、昨年はレースをリードする気分を味わえたので、今年こそラッキーで行きたい。

    中嶋一貴 #7:
    私にとって2回目のル・マン24時間は非常に楽しみだ。昨年のことがまだつい昨日のように思える。1年経つのは本当に早いし、とても忙しい1年だった。昨年のル・マン以降はとても良いシーズンだったし、富士では、優勝チームの一人として楽しめた。更に、フォーミュラ・ニッポンのチャンピオンも獲得出来たのが良い記憶だ。昨年と比べると、準備はすごく出来ていると思うが、さらに、もう少し速さが欲しいし、レースに勝つための運も必要だと思う。個人的には、昨年の経験のお蔭でずっとリラックスしている。昨年は初めての経験で、その特別な雰囲気が印象的だった。ル・マンのコースは超高速でたくさんのドラマが生まれるが、昨年多くを学んだことで今年は心構えも出来ている。

    アンソニー・デビッドソン #8:
    ル・マンに戻って来られて興奮しているし、昨年よりはずっと良い結果が出せることを期待している。12ヶ月前にル・マンにやって来て以来、いろんなことが起こった。チームは多くを学び、成熟したし、私自身もあのアクシデントの後のリハビリを完了した。あの記憶よりももっと素晴らしいことを成し遂げるつもりだし、体調は万全だ。チームには絶対の信頼を置いているし、チ−ムメイトはとても速い。過去の何ヶ月か、短期間集中プログラムをこなし、昨年からいかに進歩したかをテストデーでも見せることが出来て嬉しい。いくつかの試練が待ち構えていることも承知しているが、準備は出来ている。我々は出来うる最善の仕事をして、最良の結果を出すべく、プッシュし続ける。

    セバスチャン・ブエミ #8:
    私にとって2回目のル・マン24時間レースであり、昨年の経験から、とても多くの事を学んだ。既に特別なコースであることは分かっていたが、初めてレースを戦ったことでさらに深く知ることが出来た。昨年、我々の#8はル・マンで初めてシェイクダウンを行ったが、理想的とは言えなかった。今回は、はるかに良い状況であり、全力で挑戦出来ることを願っている。もちろん、最も大事なことは、チェッカーフラッグを受けることだが、それすら過酷なレースでは容易なことではない。最終的に、我々は、トップでチェッカーフラッグを目指したいが、その前に、着実な積み重ねへと多くの仕事をこなすことが必要だ。チームは挑戦に何が必要かを知っており、とても信頼して良い仕事が出来る。しかし、ル・マンはル・マンであり、24時間はとても長い。

    ステファン・サラザン #8:
    私の夢はル・マン、そこでの勝利だ。レースは厳しく、このイベントへと万全の態勢を整え、毎年レースを待ちわびることが私の人生でもある。何回も表彰台に上がり、多くのリードをものにしたが、残念ながら未だに勝利を手にしていない。今年こそはと期待している。とても厳しい24時間にわたるレースだが、我々はテストプログラムとトレーニングプログラムのお蔭で準備は整った。ル・マンのコースは、ほとんどが公道を使用するとてもユニークなものだ。木々は近くに迫り、多くの逸話を残してきた。そして、我々は、通常のサーキットとの違いを感じている。私はこの雰囲気が好きで、このコースの1メートル1メートルを知り尽くしている。ということで、スタートが待ちきれない。

    6月19日(水)フリー走行(現地時間16:00−20:00)の後、予選1回目(22:00−00:00)、翌20日(木)の2回の予選(19:00−21:00、22:00−00:00)によって決勝レースのスターティンググリッドが決定。22日(土)の15:00に24時間レースのスタートが切られる。

  • 小林可夢偉、ル・マン24時間レースの初公式テストに困惑?!

    小林可夢偉、ル・マン24時間レースの初公式テストに困惑?!

    小林可夢偉は、9日(日)フランスのサルト・サーキットで行われたル・マン24時間レースの公式テストデーに参加。小林可夢偉のAFコルセ 71号車GTE Proカゴリーの12台中8番手タイムでセッションを終えた。

    今年のル・マン24時間レースのGTE Proカゴリーには、コルベット・レーシング、SRTモータースポーツが参戦し、激戦となっている。

    セッションでは、アストンマーチンの97号車がトップタイム、99号車が2番手タイムを記録。3番手にはポルシェの92号車が続いた。

    AFコルセは、アストンマーテン、ポルシェ、コルベットの後塵を拝し、小林可夢偉の71号車が8番手タイムを記録した。

    ル・マン24時間レース初参戦となる小林可夢偉は、初めての3名体制でのテストにやや困惑した様子をみせた。

    「ル・マンのテスト暇過ぎ! 3人で1台の車シェアは初体験ながらも、ずっとiphone触ってます。 次はいつ走れるのかな。。」と小林可夢偉はTwitterに投稿。

    「一周4分以上もかかったらラップタイム一生懸命追ってもイマイチ謎なんだよ。。」

    「ル・マンのGTクラスシケインカットはもはやシケインじゃなくて直線として見なす勢いでした! ハイ!勉強しました! これでレースウィークは1秒稼げるぞ^_^ あとは直線ですな。。(ー ー;)」と初のル・マンにやや戸惑いをみせた。

    Pos N° Car Driver Team Laps Gap Best lap Av speed Pits
    31 97 ASTON MARTIN VANTAGE V8 DUMBRECK P. ASTON MARTIN RACING 23 36.223 3:58.806 205.5 8
    32 99 ASTON MARTIN VANTAGE V8 MAKOWIECKI F. ASTON MARTIN RACING 33 36.565 3:59.148 205.2 11
    34 92 PORSCHE 911 RSR LIETZ R. PORSCHE AG TEAM MANTHEY 38 36.827 3:59.410 204.9 7
    35 91 PORSCHE 911 RSR BERNHARD T. PORSCHE AG TEAM MANTHEY 37 36.837 3:59.420 204.9 8
    36 73 CHEVROLET CORVETTE C6 ZR1 MAGNUSSEN J. CORVETTE RACING 42 36.908 3:59.491 204.9 9
    37 98 ASTON MARTIN VANTAGE V8 LAMY P. ASTON MARTIN RACING 35 36.991 3:59.574 204.8 7
    38 74 CHEVROLET CORVETTE C6 ZR1 WESTBROOK R. CORVETTE RACING 24 37.736 4:00.319 204.2 6
    39 71 FERRARI 458 ITALIA KOBAYASHI K. AF CORSE 28 37.873 4:00.456 204.0 6
    42 93 DODGE VIPER GTS-R KENDALL T. SRT MOTORSPORTS 19 39.148 4:01.731 203.0 7
    45 53 DODGE VIPER GTS-R FARNBACHER D. SRT MOTORSPORTS 26 40.698 4:03.281 201.7 8
    46 51 FERRARI 458 ITALIA FISICHELLA G. AF CORSE 20 40.911 4:03.494 201.5 4
    54 66 FERRARI 458 ITALIA JMW MOTORSPORT 37 45.544 4:08.127 197.7 7
  • アウディ、ル・マン24時間レースの公式テストでトップ3を独占

    アウディ、ル・マン24時間レースの公式テストでトップ3を独占

    アウディは、ル・マン24時間レースに先立って9日(日)にフランスのサルト・サーキットで行われた公式テストでトップ3を独占した。

    テスト中の大部分が雨に見舞われたものの、アウディは、一年で最も重要な耐久レースであるル・マン24時間レースの公式テストを無事に終了した。アウディスポーツ チームヨーストは2週間後に迫った24時間レース本戦に向け、ロングテイルバージョンのAudi R18 e-tron quattroで8時間に渡る高速コース実走テストを実施。

    過去11回の優勝を誇るアウディチームは、Audi R18 e-tron quattroで、様々なエアロダイナミクスのセットアップを実施。さらに、周回数やエア圧を何種類も変えて、レインタイヤの走行テストも入念に行った。強い雨のせいで著しく変わり続ける路面コンディションによって、ロイック・デュバルがテルトル・ルージュのコーナーでコースアウトを喫してしまったこともあり、チームは、早い段階で午前中のセッションを切上げる判断をした。彼が運転していたゼッケン2号車が受けたダメージは瞬く間に修復され、完璧な状態で午後のセッションに臨んだ。

    午後になり、天候は非常にゆっくりではあったものの回復に向かったが、ドライタイヤでの走行が可能になったのは、最後90分間のみだった。そんな厳しい条件下でありながら、3台のAudi R18 e-tron quattroはベストラップの上位3位という好結果を残した。

    ゼッケン4号車も悪天候下のテストの中、来シーズンに向けての重要なデータ収集した。ブラックボディのAudi R18 e-tron quattroを運転するアウディ ファクトリードライバーのマルコ・ボナノミは、ミシュラン社のスタッフと共に2014年仕様タイヤをテストした。

    Dr.ヴォルフガング・ウルリッヒ (アウディモータースポーツ代表)
    「我々は今回数多くのテストプログラムを準備し、データ収集や経過観察を行う予定でした。しかし、悪天候によって路面コンディションが変わり続けた為、準備していたすべてのプログラムを消化することはできませんでした。路面がドライになったのはテスト終盤のわずかな間だけでしたが、ロイック デュバルが上手にクリアラップを手に入れ、ファステストタイムを記録しました。ですが、レース本番は何が起きるか分かりませんので油断せずに臨みます」

  • トヨタ、ル・マン24時間レースの公式テストで順調にセットアップ

    トヨタ、ル・マン24時間レースの公式テストで順調にセットアップ

    トヨタは、ル・マン24時間レース90周年記念大会(6月22-23日)に先立ち、6月9日(日)フランスのサルト・サーキットで行われた公式テストを、有意義に終えた。

    2013年仕様のTS030 HYBRID 2台は、レースウィーク前に全コースで準備とセットアップが出来る、唯一のチャンスに参加した。

    FIA世界耐久選手権(WEC)第3戦となる、シーズン中最長のル・マン24時間レースを前に、2台が80周以上を走り込むロングランテストに専念した。

    TS030 HYBRID #7のアレックス・ブルツ、ニコラス・ラピエール、中嶋一貴は、長いストレートとシケインとコーナーがユニークに組み合わされた13.629Kmのコースで、TS030 HYBRIDの微調整と何種類かの空力セットアップを行った。

    TS030 HYBRID #8のアンソニー・デビッドソン、セバスチャン・ブエミ、ステファン・サラザンは、朝の雨によるとても滑りやすい路面コンディションの中で、集中的にタイヤ評価を行い、テストプログラムを完遂した。

    両車ともトヨタ・ハイブリッドシステム・レーシング(THS-R)の最適化を行った。このシステムは、コースに規定された7か所のブレーキ回生区間でスーパーキャパシタに蓄電し、自動的に300馬力の加速アシストをするものである。

    夜通し降り続いた強い雨のために、非常に滑りやすいコース状況でTS030 HYBRID #7のアレックス・ブルツと#8のステファン・サラザンがセッションをスタート。#7が中嶋一貴とニコラス・ラピエール、#8もセバスチャン・ブエミからアンソニー・デビッドソンへとドライブを引き継いだ昼の休憩まで、雨は降り続いた。

    午後のセッション半ばには雨も上がり、コースはドライコンディションへと変わり始め、ミシュランのインターミディエイトタイヤを装着することで急速にラップタイムは向上していった。

    #7はニコラス・ラピエール、中嶋一貴、アレックス・ブルツと順調にドライブを続け、#8もアンソニー・デビッドソン、ステファン・サラザン、セバスチャン・ブエミ、そして、再びアンソニー・デビッドソンへと交代を重ねて午後のセッションを終えた。

    木下美明 チーム代表:
    我々は、12か月前に初参戦したル・マン24時間レースから、さらに強いチームと、さらに強いTS030 HYBRIDを手に入れた。今日の我々の目標は、テストの時間を最大限に有効活用することであり、それを達成出来た。天候のために、今日我々が望んでいた全てを消化することは出来なかったが、それは、どのチームも同じだ。チームは良く働き、TS030 HYBRIDは頼もしく走った。これは昨年からの進化を示すものである。しかし、あと数日間で改善のためにやらねばならないこともある。我々はすでに何日も夜を徹し、全力で働いて来たが、最後の詰めに差し掛かっている。

    TS030 HYBRID #7:
    (アレックス・ブルツ/ニコラス・ラピエール/中嶋一貴)
    午前:4番手(39周)、最速ラップ3分49秒349:首位と3.072秒差
    午後:6番手(43周)、最速ラップ3分29秒593:首位と7.010秒差

    アレックス・ブルツ #7:
    面白くて忙しい1日だった。ウェット路面を喜ぶ者はいないが、サーキットに戻って来られるのは嬉しいことだ。天候はどうしようもないが、それはどのチームも同じだ。それでもまだ有意義だったのは、ウェットとインターミディエイトタイヤの、それぞれの条件下でのセットアップをいくつか試せたことだ。コースが乾いた時のTS030 HYBRIDのバランスも良かったが、スリックタイヤではどうしてもクリアラップが取れなかった。ラップタイムが全てではないが、やはりもう少し良いタイムを出せるようにしたい。

    ニコラス・ラピエール #7:
    空力とセッティングの面で得るものは多かった。大雨から小雨、それから完全にドライになる前の半乾き路面まで、全ての条件をこなすこととなったが、これは、我々にとって、どのタイヤをどの条件で使うかを知るために役立った。とはいえ、テストすべきことが非常に多かったので、出来れば完全なドライセッションでも走りたかった。他のチームが何をテストしているのか分からないので、今自分達がどのあたりにいるのかを正確に知るのは難しい。TS030 HYBRIDの信頼性は高く、レースに向けてデータ分析をしなければならない。

    中嶋一貴 #7:
    ウェット路面でスタートしたが、最後は少し乾いたコンディション走行となり、色々な条件での走行を体験出来た。レースウィークに向けては良い経験が出来たと思う。というのも、雨天では水しぶきで本当に視界が悪いからだ。また、何度も先行車に阻まれたが、これがル・マンだし、それが普通なのだと思っている。この先行車というものは、常に考えなければいけないポイントで、うまく捌かなければならない。ル・マンに戻って来られたことは嬉しいが、天気だけは自分の望んだものではなかった。

    TS030 HYBRID #8:
    (アンソニー・デビッドソン/ステファン・サラザン/セバスチャン・ブエミ)
    午前:5番手(40周)、最速ラップ3分50秒903:首位と4.626秒差
    午後:4番手(45周)、最速ラップ3分27秒581:首位と4.998秒差

    アンソニー・デビッドソン #8:
    ル・マンのコースを再び走れたのは嬉しいが、ずっと変わり続ける天候でのセッションは、とても難しいものだった。雨の中でセットアップ作業を続け、非常に良いバランスを見つけた。このような、本当にトリッキーな条件下でのラップタイムとしては満足いくものだ。午後遅くの再走行時には数周のドライ路面走行が出来、車両バランスを更に良くするアイデアを見つけるべく走った。ラップタイムは今日の優先課題ではなく、最も大切なのは2週間後に我々がどこにいるか、様子を見極めることだ。

    セバスチャン・ブエミ #8:
    最後はドライ走行が出来たが、望んでいたようにはならなかった。しかし、少なくとも着実に多くの周回を重ねられたことで、我々皆が、またル・マンに慣れることが出来た。路面のコンディション、先行車と、あらゆるものが完璧なラップを阻むことになったが、レースで勝つためには、まだまだいくつか改良しなければならない。レースウィークが始まる前に、1,150km以上を走って膨大なデータを得たので、チームは明日からも忙しい日々になるだろう。

    ステファン・サラザン #8:
    とても良い1日だったし、TS030 HYBRIDも非常に頼もしかった。ウェットとドライで走行を重ね、我々のプログラムは完了した。今のところ全てうまく行っており、多くの周回を重ねることが出来た。今朝、ウェット路面で走行を開始した時は、車両バランスにあまり満足していなかったが、ドライになって大幅に好転した。こうしてトヨタ・レーシングと共にここにいることがとても嬉しい。私自身はいつでもレースを走れる準備が出来ている。

  • バイパー、ル・マン参戦マシン「SRT バイパー GTS-R」を発表

    バイパー、ル・マン参戦マシン「SRT バイパー GTS-R」を発表

    クライスラーのSRTモータースポーツは、今年ル・マン24時耐久レースに参戦するマシン「SRT バイパー GTS-R」を発表した。

    SRT バイパーは、昨年4月のニューヨークモーターショーで初公開されたダッジ バイパーの後継モデル。バイパーをベースにしたレースカー「バイパー GTS-R」は1998から2000年までル・マン24時間レースのGTSクラスを3年連続で制した。

    今年、SRTモータースポーツは、SRT バイパーGTS-Rでル・マン24時間レースに復帰。すでにSRT バイパー GTS-Rは、2012年8月に開催されたALMS(アメリカン・ルマン・シリーズ)で実戦デビューを果たしている。

    SRTモータースポーツは、小林可夢偉が戦うGTE Proクラスに2台のSRT バイパー GTS-Rを投入する。

    SRTモータースポーツのラルフ・ギレスCEOは「レースはバイパーの栄光の歴史の記録です。GTS-Rは、ル・マン24時間で偉大な成功を収めてきました。バイパーレーシングの新たな幕開けに興奮しています」と述べた。

    SRT バイパー GTS-R ル・マン24時間レース

  • 日産、ル・マン24時間レースのパブリックビューイングを開催

    日産、ル・マン24時間レースのパブリックビューイングを開催

    日産は、6月22日(土)と23日(日)の両日、日産グローバル本社ギャラリーにおいて、ル・マン24時間レースのパブリックビューイングを開催する。

    日産は、今年のル・マン24時間レースに参戦するLMP2(ル・マンプロトタイプ2)クラス全22台の車両のうち、15台に日産/ニスモエンジンを搭載してレースに出場。また、同クラスのレースには、日産とともにゼロエミッションモビリティを推進する井原慶子も、日産/ニスモエンジンを搭載した車両で参戦する。

    日産グローバル本社ギャラリーではJ SPORTSとのコラボレーションにより、ル・マン24時間レース生中継をギャラリーの大画面でご覧いただけるイベントを開催。今回も昨年に引き続き通常のギャラリー開館時間を大幅に延長し、22日(土)は翌朝の6:00まで、23日(日)は23:25まで観戦できる。

    また当日は、特別企画として日産SUPER GTチーム総監督の柿元邦彦氏による解説や、日産グッズが当たるプレゼント抽選会なども行われる。

    ギャラリーへの入場、イベントへの参加などは無料。

    <ル・マン24時間レース パブリックビューイング>
    6月22日(土) 21:30 – 6月23日(日)6:00 (6:30閉館予定)
    6月23日(日) 16:30 – 23:25 (24:00閉館予定)
    ※当日は軽食、飲み物などの販売を予定しております。
    ※イベント開催は天候等により予告無く変更・中止となる場合がございます。

    ●日産 グローバル本社ギャラリー
    神奈川県横浜市西区高島1-1-1 TEL 045-523-5555
    営業時間 10:00〜20:00 (22日、23日はイベント終了まで営業)

  • ケータハム、ル・マン24時間レースに参戦

    ケータハム、ル・マン24時間レースに参戦

    ケータハムは、2013年のル・マン24時間レースに参戦することを発表。F1チームと同じグリーンのカラーリングが施されたマシンを発表した。

    ケータハムは、“ケータハム・モータースポーツ”としてグリーブス・モータースポーツの#41 ザイテックZ11SN・ニッサンでLMP2クラスに参戦。ドライバーは、ケータハムF1チームのリザーブドライバーで、ケータハム・レーシングからGP2に参戦するアレキサンダー・ロッシ、トム・キンバー・スミス、エリック・ラックスが務める。

    ル・マン参戦チームは、ケータハム・テクノロジーのCEOであるマイク・ガスコインが率いる。

    「ケータハム・グループ内には、パワートレイン開発からカーボン・コンポジット・デザインまで、広範囲にわたる技術的な専門知識を持った経験豊かな素晴らしい人材がいる」とマイク・ガスコインはコメント。

    「クルマはシーズン全体でホモロゲートされているので、今年のル・マン24時間レースのためにクルマに適用できる仕様変更はないが、将来にむけて、ケータハム・テクノロジー&イノベーションとケータハム・コンポジットがカスタマー・スポーツカー・プロトタイプ・プログラムで適用できる様々なエリアをより詳細に調べていく」

    「我々には、その仕事をするためのツール、才能、実際がある。我々の能力に見合ったビジネスチャンスをどのように利用できるかを直接見ることは意味のあることだ」

    ケータハムは、2012年からF1に参戦。2012年11月、ケータハム・カーズは20年ぶりの市販車を開発するためにルノーとの提携を発表。2016年に新車を発表するとしている。

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  • 中野信治、ル・マン24時間レースへの参戦が決定

    中野信治、ル・マン24時間レースへの参戦が決定

    中野信治が、2013年のル・マン24時間レースにADRデルタから参戦することが決定した。

    昨年、中野信治はル・マン24時間レースにブーツェン・ジニオン・レーシングから参戦。ADRデルタから参戦したWEC世界耐久選手権第7戦富士ではクラス優勝を果たしていた。

    「嬉しいご報告です!」と中野信治は自身のTwitterに投稿。

    「今年もルマン24への参戦が決定致しました!チームは昨年富士を共に戦ったDELTA ADR」

    「今年もぶっつけ本番、半年振りになるレーシングマシンのドライブですが、最高の集中力で全身全霊を傾けて戦います!!本当に楽しみ!今年も皆さんとこの戦いを共有させて下さいね!」

  • 木下美明(トヨタ・レーシング) Q&A:ル・マン24時間レースを終えて

    木下美明(トヨタ・レーシング) Q&A:ル・マン24時間レースを終えて

    トヨタ・レーシングのチーム代表 木下美明が、チームの初レースとなったル・マン24時間レースを振り返った。

    トヨタ・レーシングの初レースをどう評価していますか?
    非常に有望だったが、最終的には期待外れだった。レースをリードすることは我々の夢だった。短い時間ではあったがそれを実現することができたのは素晴らしいことだった。

    もちろん、アンソニーの事故は恐ろしい瞬間だったし、レースのターニングポイントだった。我々全員が彼の速やかな回復を祈っている。その後はレースを楽しむことは難しかった。残念ながら、#7でも問題に直面し、リタイアしなければならなかった。我々のマシンは非常に若く、十分なテストができなかったので、レースでいくつかの技術的な問題に対処しなければならなかったことは標準的なことだ。だが、それでも我々にとってはかなり悲しい週間だった。今後のレースで改善しなければならないいくつかのエリアとともにル・マンを離れるが、誇りに思うこともできると思う。チーム全体が全力を尽くしたし、彼らの素晴らしい努力に感謝の意を述べたい。

    トヨタ・ハイブリッドシステムのレースパフォーマンスはいかがでしたか?
    第一に、ル・マンにこのような技術をもたらせたことはモータースポーツ部門とトヨタ自動車ハイブリッド部門による大きな偉業だ。パフォーマンスに関しては、ハイブリッドシステムの全体的なスピードへの貢献には満足している。我々のコンセプトは高い見込みを示したと思っているし、信頼性に懸命に取り組み続けている。

    トヨタ・レーシングの結果に関わらず、トヨタエンジンは十分なフィニッシュを果たしました…
    TMGがエンジンを供給するレベリオン・レーシングは、“best of the rest”である4位でフィニッシュするという素晴らしい仕事を成し遂げた。それは彼らにとって大きな名誉であり、祝辞を送りたい。TMGエンジンのサポートチームは信頼性があり、パワフルなユニットを提供するために懸命に取り組んできたし、彼らはこの力強い結果に値する。

    アウディとの競争を楽しみましたか?
    アウディと戦えるかはわからなかったし、しばらく続いたバトルを楽しんだ。相応しい勝利を挙げたアウディにおめでとうと言いたい。ル・マンは勝つのがかなり難しいレースであり、彼らは素晴らしい仕事をした。トラック上でタフな競争相手であるだけでなく、アウディは非常に歓迎してくれたし、友好的でもあった。彼らとレースをすることは喜びだった。また、日曜日に彼らの優勝パーティに参加し、Dr.ウルリッヒの感謝の言葉を聞けたことは名誉なことだった。将来、我々の間でエキサイティングなバトルと楽しい瞬間を過ごせることを楽しみにしている。

    残りのシーズンのチームの計画は?
    1台のマシンで残りのFIA世界耐久選手権レースに参戦する。5レースでマシンについて学ぶことができるし、改善を期待している。我々の目標は、レース毎に純粋に最高のパフォーマンスを示すことだ。