タグ: ルノーF1

  • マクラーレン 「ホンダからルノーに変更するという決断に満足している」

    マクラーレン 「ホンダからルノーに変更するという決断に満足している」

    マクラーレンは、ホンダからルノーにF1パワーユニットを変更したことに満足していると語る。

    今年、ホンダからルノーにF1エンジンを変更して挑んだマクラーレンは、プレシーズンでは表彰台も争えると期待していたが、いざシーズンが始まってみるとMCL33は平均してグリッドで2番目に遅いマシンだあり、シャシー側に問題があったことが浮き彫りになった。

    フェルナンド・アロンソとストフェル・バンドーンは、開幕4戦で3回のダブル入賞を果たすなど好スタートを切ったが、シーズン終盤の9戦では10ポイントしか獲得できず、マクラーレンはコンストラクターズ選手権6位でシーズンを終えている

    マクラーレンのCEOを務めるザク・ブラウンは、2018年が不甲斐ないシーズンであったことを認めつつも、2019年の開発計画は順調に進んでおり、マクラーレンは正しい道に戻ると信じていると語る。

    「マクラーレンのスタッフと話をしていくと、我々は回復の正しい道を歩んでいると思う。フィーリングは良く、今後は良くなっていくだろう」とザク・ブラウンはF1公式サイトにコメント。

    「現在、彼らは素晴らしい仕事をしている。コース上でレースカーを見てなければならないがね。だが、マクラーレンの内の感触はいいと思う」

    「開発は順調に進んでいるし、チームワーク、コラボレーション、コミュニケーション、責任など、我々に不足していたすべてのことが今は順調に進んでいる」

    「だが、レースカーがトラックを走ることが究極の測定となる。その時こそが冬の間にどのような改善を果たしたかを目にすることができる時だ」

    「今年は最下点だったと確信している。この時代はマクラーレン史上における最下点であり、今は回復の道を歩んでいくために懸命に仕事をしている。だが、それには時間がかかるものだ」

    マクラーレンの2018年F1マシン『MCL33』は、マクラーレンの52年の歴史のなかで初めてルノー製のF1エンジンを搭載した。

    マクラーレンは、同じルノーエンジンを搭載するレッドブル・レーシングとワークスルノーの後ろでシーズンを終えたが、ザク・ブラウンは、レッドブル・レーシングがホンダにF1パワーユニットを変更するという決断によってマクラーレンは恩恵を受けることになると考えている。

    「我々はルノーに非常に満足している」とザク・ブラウンはコメント。

    「我々は彼らと非常に良い関係を築いている。アブダビで来年のパワーユニットがどのように進んでいるかの報告書を受け取ったが、非常に励みになるものだ」

    「今年、彼らは我々に信頼性の高いエンジンを与えてくれた。我々が下した決断に満足している。我々はルノーに非常に満足しているし、来年、グリッドで2チームへの供給になることから恩恵を受けることになると思っている。彼らは我々と彼ら自身にだけ集中できるからね。彼らとの長期的な将来に興奮している」

    マクラーレンは、2019年にカルロス・サインツとルーキーのランド・ノリスを起用し、ドライバーラインナップを一新させる。また、元トロロッソのテクニカルディレクターを務めたジェームス・キーがチームに加わることになる。

    ザク・ブラウンは、ジェームス・キーが加入する正確な日付については明かしておらず、2019年F1マシン『MCL34』に影響を与えることはないと語る。

    「来年、ジェームスは我々と一緒ににいるだろう。もちろん、今、我々のために働いてくれればいいが、そうではない」

    「我々はそうなることをわかっていいた。もちろん、我々は彼に非常に才能があると考えて彼を雇った。仕事を開始することに興奮しているが、彼は2019年マシンに関連したインプットやコミュニケーションを行うことはない」

    「パット・フライとアンドレア・ステラ、そして、デザインチーム全体が本当にうまく仕事をしている。これは再建の旅の一部であり、適切な人材を獲得してはいるが、一夜にして実現することではない」

  • ルノーF1 「メルセデスとフェラーリとのエンジン性能差は53馬力」

    ルノーF1 「メルセデスとフェラーリとのエンジン性能差は53馬力」

    ルノーF1チームのマネージングディレクターを務めるシリル・アビテブールは、ルノーのF1エンジンの馬力はフェラーリとメルセデスと比較して最大で53馬力の差があったと見積もっている。

    2014年にF1がターボハイブリッド時代に突入して以降、ルノーのパワー面でメルセデスとフェラーリに対抗することができておらず、今年はついに後から参入してきたホンダにも馬力面で抜かれた報じられている。

    カスタマーチームのレッドブル・レーシングは、頻繁にルノーのF1パワーユニットのパワー不足を批判しており、2019年からホンダに切り替えることを決断した。

    シリル・アビテブールは、2018年シーズンにフェラーリとメルセデスのエンジンと比較したルノーのF1パワーユニットの性能差は、予選でおよそ50馬力、レースでも20~27馬力あったと推測。しかし、冬の間にその差を埋められない理由はないとシリル・アビテブルールは主張。2019年シーズンは、エンジンのパワー面で2強メーカーに肩を並べられることを期待していると語った。

    「我々はレース中にエンジンパワーで15~20kW(20~27馬力)ほど不足していた。レッドブルのシャシーであれば、特定の状況下ではそれを補うことができた。だが、予選ではその差が40kW(53馬力)はあったと見積もっている。それはかなり大きなものだ」とシリル・アビテブールは Auto Motor und Sport に語った。

    「もし、我々がメルセデスもしくはフェラーリのカスタマーエンジンを使ってれば、アブダビGPの予選で我々は7番手になれただろう。これは、我々がミッドフィールドのライバルよりも良いシャシーを持っているという表れではあるが、同時にトップ3チームほど良くないということでもある」

    「だからこそ、我々の第一の焦点はエンジン開発に置かれている。来年は、予選でパワーがなさ過ぎたとこれ以上口にしなくてもいいようにしたい。我々が冬の間にメルセデスとフェラーリとのギャップを縮められない理由はない。シャシーに関してはもう少し時間がかかるだろう」

    ルノーのワークスチームは2018年のコンストラクターズ選手権を4位で終えたが、3位のレッドブル・レーシングとは297ポイントの差があった。

    シリル・アビテブールは今後の12カ月でルノーF1チームがトップ3に挑戦できるようになるとは考えていないが、ギャップを縮めることはできると考えている。

    「今ここで来年の目標を設定するのは難しい。スポーツというのは常に他者のパフォーマンスに左右される部分があるからね。だが、我々のように曲線が上向きであれば、その傾向が続くことを望むものだ」

    「ワールドチャンピオンシップのポジションにおいてそうすることはできないかもしれないが、トップとのギャップを減らしたいとは思っている」

    シリル・アビテブールは、3強チームと差がついている理由としてルノーの予算を挙げ、メルセデスが費やしている予算よりもルノーは“60%少ない”ことを認める。

    「だが、予算キャップが導入されれば、このハンディキャップは力になる。トップチームが費やしている額は受け入れがないものだ。我々はそれらのチームから自らを守る必要がある」

    来年、ホンダのF1パワーユニットを搭載するレッドブル・レーシングについてシリル・アビテブールは次のように語る。

    「レッドブルとホンダに何が起こるか見てみよう」とシリル・アビテブールはコメント。

    「レッドブルはホンダが我々と比較していかに優れているかを決して言い飽きることはないみたいだね。だが、トロロッソは我々の後ろにいるのは言ってもいいことかな?」

  • ニコ・ヒュルケンベルグ 「リカルドと張り合うにはもうひとつギアが必要」

    ニコ・ヒュルケンベルグ 「リカルドと張り合うにはもうひとつギアが必要」

    ニコ・ヒュルケンベルグは、2019年にダニエル・リカルドがルノーに加入することを楽しみにしているが、リカルドよりも優れたパフォーマンスを発揮するためには“もうひとつギアを見つける”必要があるかもしれないと認める。

    ニコ・ヒュルケンベルグは、2018年のドライバーズ選手権でチームメイトのカルロス・サインツよりも16ポイント多い69ポイントを獲得して“ベスト・オブ・ザ・レスト”となる7位で終了した。

    ダニエル・リカルドは、今年8月、5シーズンで7勝を挙げたレッドブル・レーシングを離れて、2019年からルノーに移籍することを発表してF1界を驚かせた。

    またワークス復帰してから表彰台にすら手が届いてないルノーだが、ダニエル・リカルドは2020年にタイトル争いに返り咲くという目標を共に目指していくとの決意を語っている。

    ニコ・ヒュルケンベルグは、ダニエル・リカルドのルノー加入によって自身のパフォーマンスをさらに上げなければならないと考えている。

    「かかってこいという感じだね。僕たち全員が気合いを入れているし、僕は誰も恐れない」とニコ・ヒュルケンベルグはコメント。

    「とてもチャレンジングかもしれないし、もうひとつギアを見つけなければならないかもしれない。でも、何が起こるか見てみよう」

    ニコ・ヒュルケンベルグは、2018年にチームを組んだカルロス・サインツに感銘を受けたとしつつも、リカルドと比較して自分のパフォーマンスを評価するつもりはないとし、チーム全体の進歩の方がより重要だと語る。

    「それが常に重要だと思う。外部の人々はチームメイトとの比較を重視するけどね」とニコ・ヒュルケンベルグはコメント。

    「チーム内の人々は、実際に何が起こっているかをよりはっきりと知っている。それは良いことだし、僕は満足している。チーム、クルマを進歩させる方がはるかに重要だ」

    「カルロスにもっと多くを期待していたと言っているわけではない。彼は素晴らしいドライバーだし、とても競争力があって、とても速い」

    「彼はルノーにとって、そして、僕たちの開発にとって非常に有益だった。彼も多くの貢献をした。僕たちは本当にチームのために強く協力して働いていたと思う」

  • ルノー、ホンダのF1エンジンを搭載するレッドブル・レーシングに疑問

    ルノー、ホンダのF1エンジンを搭載するレッドブル・レーシングに疑問

    ルノーのF1チーム代表を務めるシリル・アビテブールは、レッドブル・レーシングが2019年にホンダのF1パワーユニットを搭載するという決定に疑問を呈しながらも、ルノーF1チームとしてはレッドブルと3位をかけて戦うのではなく、ギャップを縮めることが現実的な目標だと語る。

    2019年から『ルノーF1チーム』として参戦することになったルノーは、2018年のコンストラクターズ選手権を4位で終えたが、3位のレッドブル・レーシングとは297ポイントの差があった。

    シリル・アビテブールは、3強チームと差がついている理由としてルノーの予算を挙げ、メルセデスが費やしている予算よりもルノーは“60%少ない”ことを認める。

    「だが、予算キャップが導入されれば、このハンディキャップは力になる。トップチームが費やしている額は受け入れがないものだ。我々はそれらのチームから自らを守る必要がある」

    シリル・アビテブールは、現在では2019年のより現実的な目標は3位のレッドブル・レーシングに挑むのではなく、ギャップを縮めることだと語る。

    「レッドブルとホンダに何が起こるか見てみよう」とシリル・アビテブールは Auto Motor und Sport にコメント。

    「レッドブルはホンダが我々と比較していかに優れているかを決して言い飽きることはないみたいだね。だが、トロロッソは我々の後ろにいるのは言ってもいいことかな?」

    シリル・アビテブールは、トップチームとの差はパーセンテージにして1.5%だったとし、「来年、我々はそれを半分にまで縮められるはずだ」と主張。しかし、ルノーの最大の問題はシャシーだが、エンジンも改善しなければならないと認める。

    「レースでエンジンは15~20kWくらい不足している。特定の状況ではレッドブルのシャシーによってそれを補うことができた」

    「予選では我々の不足分は40kWだと見積もっている。それは大きい。来年、我々が予選でそれだけ欠けていたとは言いたくはない」

    「冬の間にエンジンでメルセデスとフェラーリとの差を縮められない理由はない。シャシーはもう少し時間がかかるかもしれないがね」

    最後に、シリル・アビテブールは、2019年のダニエル・リカルドとニコ・ヒュルケンベルグというドライバーラインナップを楽しみにしていると語った。

    「レッドブルがアブダビテストでリカルドが我々のクルマをテストすることを許可しなかったのには彼らなりの理由があるのは確かだ」とシリル・アビテブールはコメント。

    「レッドブルが我々に投じたすべてのことが、我々が正しい方向に向かっていることを示している」

  • ルノーF1 「リカルドはチームに“笑いとポジティブな姿勢”をもたらす」

    ルノーF1 「リカルドはチームに“笑いとポジティブな姿勢”をもたらす」

    ルノーF1のチームプリンシパルを務めるシリル・アビテブールは、2019年から加入するダニエル・リカルドがチームに必要な“笑いとポジティブな姿勢”をもたらしてくれると考えている。

    ダニエル・リカルドは、今シーズン限りで10年間過ごしたレッドブルを離れ、2019年からはルノーに移籍する。レッドブルでは7勝を挙げたリカルドだが、ルノーはまだワークス復帰して以降、表彰台に手が届いていない。

    ダニエル・リカルドは、この決定が“恐ろしい気分”だったと語っているが、シリル・アビテブールは、リカルドがチームに欠けているものをもたらしてくると語る。

    「彼の笑いとポジティブな姿勢。その両方がチーム内に欠けていたと思う」とシリル・アビテブールは Auto Motor und Sport にコメント。

    「チームにフレッシュな風、新しいエネルギーが必要なときがある。おそらくレッドブルがアブダビでリカルドが我々のクルマを走らせることを許可しなかったのもそれが理由だろう。彼らは我々が改善できる部分のヒントを与えるからね」

    「レッドブルがこの機会を我々から意識的に奪ったのだとしたら、我々は正しい方向に向かっているように思う」

    レッドブルとルノーは、12年間にわたるパートナーシップを終了。来年からレッドブル・レーシングはホンダのF1パワーユニットを搭載する。

  • ダニエル・リカルド 「移籍に悩んだストレスは思ったよりも大きかった」

    ダニエル・リカルド 「移籍に悩んだストレスは思ったよりも大きかった」

    ダニエル・リカルドは、レッドブルを離れて2019年にルノーに移籍することを悩んでいたことによるストレスが、夏休みまでのいくつかのレースの準備に影響を与えていた可能性があると認める。

    レッドブルとの契約が今シーズン末までとなっていたダニエル・リカルドは、昨シーズンから数カ月にわたってオプションを評価。そして、8月にルノーへの電撃移籍を発表してF1コミュニティを驚かせた。

    ダニエル・リカルドとレッドブルは、中国GPとモナコGPで勝利を飾り、輝かしいシーズンになると思われたが、そのパフォーマンスは夏休み前の数カ月で下降していった。

    その時期、ダニエル・リカルドは、レッドブルと新たな契約状況について話し合いを重ねる一方で、メルセデス、フェラーリ、マクラーレン、そして、ルノーとも交渉していた。レッドブルは、F1ハンガリーGP後にルノー移籍が発表されるまで、ダニエル・リカルドの残留を期待しており、契約延長の発表ムービーまで用意していたと報じられている。

    ダニエル・リカルドは、レースでクルマに乗ってしまえば、外部の雑音はシャットアウトできるとしながらも、決定するまでのストレスは自分が考えていたよりも大きかったと認める。

    「当時はそうは思っていなかった」とダニエル・リカルドはコメント。

    「たとえクルマに向かう途中でつまずいて転び、腕が傷だらけになったとしても、クルマに乗ってしまえば集中することができた」

    「たぶん、まったく考えもしないようなとが影響していたんだと思う。トラックから離れているときは8時間の睡眠を取っていたのが、いろいろ思い悩むことで6時間になってしまう・・・そういうことが積み重なれば、何らかの影響が出てくるのは確かだ」

    「改めて言うけど、僕はそんなに弱い方ではないし、クルマに乗っているときはご機嫌でスイッチが入っている。でも、無意識のうちに少し影響があったかもしれない」

    「ずっといろんなことを考えていたので、普段通りに眠れなかった夜も会ったのは確かだ。そういうことが積み重なって、以前ほど鋭さがなかったかもしれない」

    夏休み後、ダニエル・リカルドが“このクルマは呪われている”と語るごど、リカルドのマシンにばかり信頼性トラブルが起こった。オースティンでは上位を走行しながらもリタイア、メキシコではポールポジションを獲得しつつもマシントラブルに見舞われるなど、最終的に8回のリタイアに見舞われたリカルドは、モナコGP以降、表彰台に上がることはなかった。

    2018年はこれまでのキャリアで最も厳しいシーズンだったのではないかと質問されたダニエル・リカルドは「100%そうだね。結果を無視したとしても、その周囲であまりにも多くのことが起こりすぎていた・・・ハイもローもあった」

    「いくつかのDNFはクレイジーだった。でも、モナコのようなハイも同じ年に起きていたし、変な一年だった。来年どうするかを決める前と後の両方で、本当に激動のシーズンを経験したと思う」

  • ルノー、2019年からF1チーム名を『ルノーF1チーム』に変更

    ルノー、2019年からF1チーム名を『ルノーF1チーム』に変更

    ルノーは、F1に参戦するワークスチームの名称を2019年からこれまでの『ルノー・スポール・フォーミュラ1チーム』から『ルノーF1チーム』に変更することを発表した。

    ルノーはチーム名の変更について“よりシンプルで自然な名称”によってF1とルノーとの繋がりを強化するためのものだと説明。『ルノーF1チーム(Renault F1 Team』というチーム名は、2019年のF1世界選手権に先駆けて、本日から使用される。

    「この新しい名前とロゴは、特にスポーツの分野で同社のプロダクトレンジを引き続きサポートしならが、F1へのコミットメントを通じてルノーの評判とブランドイメージを開発するという戦略目標を達成するための資産となるだろう」とチームは声明で述べた。

    「この新しいロゴは、よりコンパクトで読みやすい。ルノーのロサンジェ(ダイヤモンドのエンブレム)は、今やチーム名称と分離されずに直接結びついている」

    ルノーは、2019年にチームメイトを変更する複数のチームのひとつとなる。フェラーリは『Scuderia Ferrari Mission Winnow』としてエントリー。ハースF1チームは、エナジードリンク企業のリッチエナジーをタイトルスポンサーに迎えて『Rich Energy Haas F1 Team』として参戦。ウィリアムズは、今シーズン限りでタイトルスポンサーのマルティーニとの契約が終了し、来季は『Williams Racing』に変更される。

    また、フォースインディアはまだ正式名称を発表していないものの、新たなチーム名で参戦することを明言している。

  • レッドブル 「ルノーのPUにあと40kWあれば2018年の結果は違っていた」

    レッドブル 「ルノーのPUにあと40kWあれば2018年の結果は違っていた」

    レッドブル・レーシングのチーム代表クリスチャン・ホーナーは、ルノーのF1パワーユニットにあと40kWのパワーがあれば、2018年のF1世界選手権は“かなり異なる”結果になっていたと考えている。

    2018年、マックス・フェルスタッペンとダニエル・リカルドはそれぞれ2勝を挙げており、フェルスタッペンは夏休み後に王者ルイス・ハミルトンに次いで誰よりも多くのポイントを獲得。ブラジルGPでエステバン・オコンとの接触がなければ、メキシコと2連勝を挙げる可能性もあった。

    レッドブル・レーシングは、今シーズン限りでルノーとの12年間のパートナーシップを終了し、2019年からホンダへとF1エンジンを変更する。

    2018年後半のパフォーマンスを考えて、来シーズン、レッドブル・レーシングはホンダからどれくらい多くのものを必要としているかと質問されたクリスチャン・ホーナーは「常に言うのは簡単なことだが、もし、クルマにあと40kW(約53馬力)あれば、シーズンはかなり違ったものになっていただろう」とコメント。

    「間違いなくこれまでで最高のシャシーを造り上げてくれたミルトン・キーンの皆には脱帽だ。同じエンジンの他のユーザー(ワークスルノーとマクラーレン)を見れば、違った世界にいる」

    レッドブル・レーシングはシーズン最後の数戦でルノーの最新スペックのエンジンを使用していたが、ホンダがF1日本GPから実戦投入した“スペック3”はルノーよりも先行していると主張する。

    メルセデス、フェラーリ、ルノー、そして、ホンダが2018年を終えたパフォーマンスレベルで2019年シーズンをスタートした場合どうなるかと質問されたクリスチャン・ホーナーは「我々がはるかに近づけるのは確かだろう」とコメント。

    「我々がどのようなことが進行しているかを見聞きしている。結果もひとつのことだが、ストップウオッチは決して嘘をつかない」

    ホンダは、最終戦アブダビGPで来季トロロッソからレッドブルに移籍するピエール・ガスリーのエンジンが故障。最高のかたちでシーズンを締めくくることはできなかった。

    ピエール・ガスリーのリタイアの原因はオイル漏れによるものだとされておるが、ホンダが原因でのリタイアは、2017年仕様のMGU-Hが故障した開幕戦オーストラリアGP以来のことだった。

    F1イギリスGPでブレンドン・ハートレーがリタイアしているが、それはFP3でのサスペンショントラブルの結果、予選を走行できず、ピットレーンからスタートしたものの、アウトラップでデータに異常が検知されてのものだった。

    クリスチャン・ホーナーは、“軌道は正しい方向に向かって”より、ホンダのF1アブダビGPでの故障は懸念していないとコメント。

    また、ルノーの故障によって何度も後退を強いられたこともあり、ホンダには必ずしも完璧な信頼性が必要ではないと示唆した。

    「信頼性は我々にはなかったことだ。今年11~12回くらいリタイアしている。それが我々の最大のアキレス腱だった」とクリスチャン・ホーナーはコメント。

    「ビッグチームのパワーと信頼性を達成することができればいい。ルイスとセバスチャンは1回ずつリタイアしている。そのレースが我々が達成を目指していることだ」

  • ダニエル・リカルド 「2018年は精神的に最も厳しい一年だった」

    ダニエル・リカルド 「2018年は精神的に最も厳しい一年だった」

    ダニエル・リカルドは、2018年のF1シーズンは精神的にチャレンジングな一年だったが、その試練と苦難によってより強いドライバーになれたと信じていると語る。

    ダニエル・リカルドは、中国GPとモナコGPで優勝し、レッドブル・レーシングとともにタイトル候補として好調なスタートを切った。

    しかし、その後はメカニカルな故障やグリッドペナルティによって急激に下降。モナコ以降は表彰台に上がることができず、リタイアは8回にも及んだ。

    今シーズン限りでレッドブル・ファミリーを離れてルノーへと移籍するダニエル・リカルドが、激動の一年を振り返った。

    「契約関連、モナコでのハイ、DNFのロー・・・これまで経験したなかで最も激しく、チャレンジングなシーズンだった」とダニエル・リカルドはコメント。

    「精神的に試練だったけど、それは僕を強くしてくれるだけだと思っている」

    「中国での週末は、ジェットコースターのようなシーズンの縮図だった。最高と最低、フラストレーション、喜びがひとつに集まっていた」

    「日曜日の表彰台では多くの感情を抱いたことを覚えている。あの週末は、自分の結果だけでなく、チーム、そして、日曜日の午後に僕をあの位置にたどり着かせるために手助けしてくれたみんなのことを誇りに思った」

    「それにレースをリードすることになった動きがオーバーテイク・オブ・ザ・イヤーのようなものに投票されたと聞いている。かなりクールだよね。大切な週末だったのは確かだ」

    当時、中国での勝利は序章に過ぎないと考えられ、ダニエル・リカルドはモンテカルロの市街地コースで再び喜びを爆発させることになる。

    「チャレンジングだった。あのときはどん底だったし、人生の最大のハイライトであり、最も特別な瞬間でもあった。モナコは大きかった」とダニエル・リカルドは語る。

    「モナコでの最大のことはその後に起こった。夜中に目が覚めて、バスルームに入って、ミラーを見て、『本当に起こったんだ』と語りかけた」

    これからダニエル・リカルドはルノーとの挑戦を開始するが、しばらくは休むつもりだと語る。

    「そうだね。家に帰ることにはいつも興奮するよ。家が大好きだし、夏が大好きだ。でも、今年は他の年よりもずっといいと思う。家に帰ってスイッチをオフにできるのは素晴らしいことだ」

    「街から出て、農場に行ったり、数日間何もしないで過ごすつもりだ。家に帰ったら、仲間と話をすることはないと思う。3~4日間はひとりで過ごしたい」

    「今シーズンが終わって、一番やりたいことは、とにかくゆっくりすることだ」

  • ルノー 「2019年F1シーズンの目標は表彰台」

    ルノー 「2019年F1シーズンの目標は表彰台」

    今シーズン限りでルノー・スポールF1の社長職を退くジェローム・ストールは、2019年のワークスチームの目標を表彰台に掲げた。

    2016年にF1にワークス復帰したルノーは、今シーズンのトップ3チームに近づくことを目標に掲げていた。コンスターズ選手権で4位を獲得したルノーだが、表彰台に上ることはなく、チーム上層部とドライバーはパフォーマンスと開発が至らなかったことを認めている。

    12月31日に退任するジェローム・ストールは、2015年後半にロータスを買収した後、ルノーは上位に返り咲くことがいかに難しいかを過小評価していたと述べた。

    「我々はチームのステータスを大きく過小評価していた」とジェローム・ストールは Auto Hebdo にコメント。

    「多くの人々が去り、投資はほとんど行われていなかった。難しくなるであろうことはわかっていたが、予想よりもはるかに困難な状況に陥った」

    しかし、ジェローム・ストールは、ルノーは今後チームを再構築していくために莫大な努力を続けていくと語った。

    「推進力を与えられるシリル・アビテブールのおかげで、我々は非常に特別なアイデンティティをもったチームであり、私はそのことを誇りに思っている」

    「2016年は9位、昨年は6位、今年は4位は、我々が確立してきたあらゆる基盤における最初のステップだ。ルノーのステップは表彰台だ」

    2019年、ルノーにはレッドブル・レーシングで7勝を挙げてきたダニエル・リカルドが加入。チームとの3シーズン目を迎えるニコ・ヒュルケンベルグとチームを組む。