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  • メルセデス 「フェルスタッペンはまだハミルトンのレベルに達していない」

    メルセデス 「フェルスタッペンはまだハミルトンのレベルに達していない」

    メルセデスのエンジニアリングディレクターを務めるアルド・コスタは、レッドブル・レーシングのマックス・フェルスタッペンはまだルイス・ハミルトンのレベルには達してないと語る。

    マックス・フェルスタッペンは、2015年のF1デビュー以来、優れたドライビングスキルでF1界に感銘を与え、これまで5勝を挙げている。

    しかし、頭に血が上ると無謀な運転をすることもあり、同士討ちを含めた接触、最近ではF1ブラジルGPでのエステバン・オコンとの接触やその後の行為などが話題になっている。

    遅かれ早かれF1ワールドチャンピオンを獲得することになると考えられているマックス・フェルスタッペンだが、メルセデスのエンジニアリングディレクターを務めるアルド・コスタは、フェルスタッペンには重要な局面での一貫性が不足しており、さらに経験を積む必要があると考えている。

    「彼には才能があるし、彼は速い。だが、まだ一貫性を高める必要がある。そこはルイスの勝利の武器でもある」とアルド・コスタは Gazzetta dello Sport にコメント。

    今シーズン、自身5度目のF1ワールドチャンピオンを獲得したルイス・ハミルトンは、シルバーストンからアブダビの間にわずか37ポイントを落としただけであり、ハミルトン自身も以前には到達できなかったパフォーマンスレベルだと語っている。

    「彼自身、F1でベストシーズンだったと語っているが、我々はシーズン後半にレース毎に効果的な開発などをもたらすことができた」とアルド・コスタは語る。

    「完璧な一年ではなかったのは確かだ。我々はタイヤの理解に苦しんだし、そこはレッドブルの方が我々よりも優れたい。信頼性は優れてはいたが、例外的というほどではなかった」

    2019年には空力レギュレーションが変更になるが、メルセデスは2014年から築き上げたきた地位を維持できることを期待している。

    「当然、フェラーリは我々と戦うことになるだろうし、レッドブルが新しいホンダエンジンについて語っていることを考慮すれば、彼らも絡んでくるだろう。だが、ルノー、ザウバー、ハースもいる」

    「新しいルールはバランスを少し変えるかもしれない。有利に働くチームもあれば、害されるチームもあるだろう」

    「我々はまたタイトルを制覇するためにベストを尽くしていく。ドライバーズタイトル連覇という点ではフェラーリと同レベルだったが、コンストラクターズではこれから彼らのレベルに到達しなければならない」

  • マックス・フェルスタッペン 「ハミルトンには良いクルマと僚友がいる」

    マックス・フェルスタッペン 「ハミルトンには良いクルマと僚友がいる」

    レッドブル・レーシングのマックス・フェルスタッペンは、F1ワールドチャンピオン獲得のためにルイス・ハミルトンとメルセデスのアプローチを真似ていきたいと認める。

    レッドブル・レーシングは、今シーズン限りでルノーとのパートナーシップを解消して2019年からホンダのF1エンジンを搭載。マックス・フェルスタッペンはようやくルノーへの不満から解消されることになる。

    「来年のエンジンはまったく新しいものだ」とマックス・フェルスタッペンは Ziggo Sport にコメント。

    「しばらくテストベンチにいるけど、もう少し待たなければならない。これまでと比較すれば、見通しはいいと思う。ずっとっよくなっているのは確かだ」

    しかし、レッドブル・レーシングは慎重な姿勢を保っており、マックス・フェルスタッペンは、ホンダがまだキャッチアップすることになるかもしれない来年の序盤は一貫性が重要だと考えている。

    「もう少しうまくやることができて、ルイスのようなシーズンを過ごすことができれば、すでにチャンピオンシップにとってははるかに良い」

    マックス・フェルスタッペンは、ルイス・ハミルトンが自分よりも優れたドライバーだとは感じていないが、自分よりも優れたクルマを持っていると語る。

    「準備ができているかどうかの問題ではない。とにかく適切なマテリアルを持っていなければならない」とマックス・フェルスタッペンは語る。

    「ルイスは初年からすでに準備ができていた。彼はとにかく本当に良いクルマを持っていたからね。でも、今の彼はプレッシャーも少なくなっている」とマックス・フェルスタッペンはコメント。

    「彼はとても良いクルマを持っているし、彼のチームメイトはそのレベルにいない。チーム全外が自分に絞られていれば、はるかに楽になる。そして、良いクルマがあれば、さらに簡単になる」

  • ルイス・ハミルトン 「自分はまだベストではないと感じている」

    ルイス・ハミルトン 「自分はまだベストではないと感じている」

    ルイス・ハミルトンは、マックス・フェルスタッペンとシャルル・ルクレールが、自身F1で“史上最高のドライバー”になるという野望を阻んでくるかもしれないと警戒している。

    ルイス・ハミルトンは、今年自身5度目のF1ワールドチャンピオンを獲得。ミハエル・シューマッハが持つ7回という記録にあと二つまで迫った。

    今年、セバスチャン・ベッテルからの挑戦を受けたルイス・ハミルトンだったが、終わってみれば昨年と同じ11勝を挙げて2年連続でベッテルを破っている。

    マックス・フェルスタッペンは、シーズン序盤こそ躓いたが、後半はルイス・ハミルトンを追い詰めた。レッドブル・レーシングは2019年からホンダのF1エンジンに変更し、さらなるパフォーマンスアップを計画している。

    今年ザウバーでのデビューシーズンで目覚ましい活躍をみせたシャルル・ルクレールは、2019年からメルセデスのライバルチームであるフェラーリに加入し、セバスチャン・ベッテルとチームを組む。

    ルイス・ハミルトンは、二人のヤングガンが次の挑戦者になってくるだろうと考えている。

    「まだ自分のベストではないと感じている」とルイス・ハミルトンはスポンサーイベントでコメント。

    「僕はまだその途中だ。まだやらなければならない仕事はたくさんある。僕たちはあと2年契約を結んでいるし、2019年と2020年は面白くなるだろう。僕のゴールはその2年間でフェラーリにチャンピオンを獲らせないことだ。レッドブルにもね」

    「レッドブルは僕たちに本当に強く立ち向かおうとしているし、ワールドチャンピオンを奪いたがっている若いマックス・フェルスタッペンがいる。来年、フェラーリには感銘を与えようとしているシャルル・ルクレールが加入する」

    「彼はずっと若い。僕は33歳になったばかりだけど、F1で3番目に古いドライバーだ。おかしなことだよね。でも、今では若いティーンたちがいる」

    「どのように関連性を保っていくか、どのようにそのような若者よりも好調を維持していくか、どのように精神的に集中して、勤勉な態度を保っていくか? 彼らの前にいることが僕が特に集中していることだ」

    「今後数カ月はじっくりと自分がもっと良くなれる部分を見つけ出していくつもりだ」

    「チームのいろんな部門にメールで遠慮なく意見を言ってもらうように頼んでいる。彼らは誰からのメールかを僕に伝える必要さえない。とにかく(彼らが)僕が改善できると思っていることを教えてほしいと言ってある。今年経験した良いこととして、チーム内のエネルギーに心を揺さぶれたことがある」

    「僕は史上最高のドライバーを目指しているし、あらゆる分野で勝たなければならない」

  • フェラーリ元会長 「ハミルトンとならフェラーリはチャンピオンを獲れた」

    フェラーリ元会長 「ハミルトンとならフェラーリはチャンピオンを獲れた」

    フェラーリの元会長ルカ・ディ・モンテゼーモロは、フェラーリがルイス・ハミルトンを乗せていれば2018年にチャンピオンを獲れていただろうと語る。

    ルイス・ハミルトンは、今年メルセデスで自身5度目のF1ワールドチャンピオンを獲得。ルカ・ディ・モンテゼーモロは、ハミルトンはタイトルに相応しいドライバーだと称賛する。

    「今年の差を生んだのはハミルトンだった。彼はデビュー以来、ベストシーズンを過ごした」とルカ・ディ・モンテゼーモロは Rai にコメント。

    「彼は弱さを見せたことや危機的な瞬間を抱えていたこともあったが、今年は彼はフェラーリとでも買っていただろう」

    「ベッテルをけなしているわけではない。だが、彼には競争力のあるマシンで再構築するあらゆる機会があった」

    実際、ルカ・ディ・モンテゼーモロは、フェラーリがタイトルを獲得できなかった原因がすべてセバスチャン・ベッテルにあったわけではないと語る。

    「フェラーリは2014年10月に私が離れた際のフェラーリとは人間性やメンタリティという点で非常に異なっている」とルカ・ディ・モンテゼーモロは語る。

    「フェラーリは今年良いクルマを走らせていたし、メルセデスよりも良い状況もあった。だが、最終的な部分が欠けていた」

    「ベッテルはいくつか決定的なミスを犯したが、ワールドチャンピオンを獲得するためには彼を守るためにあらゆることをやらなければならない。彼は最高位のドライバーのひとりであり、常にチームの近くにいる」

    「欲求不満のあるなかで、彼はサポートされなければならない。素晴らしい将来のある非常に強い男の子(ルクレール)が到着することでさらに多くのサポートが必要になる」

    「シューマッハも初期の頃にはミスを犯していた。だが、ロッカールームでしっかりと話をして、公にチームをサポートすることが常に重要だ」

    ルカ・ディ・モンテゼーモロは、F1に戻る可能性を否定した。

    「0から100までで言えば、可能性は0以下だ」とルカ・ディ・モンテゼーモロは語った。

  • ルイス・ハミルトン 「2019年もライバルはセバスチャン・ベッテル」

    ルイス・ハミルトン 「2019年もライバルはセバスチャン・ベッテル」

    メルセデスのルイス・ハミルトンは、2019年もタイトル争いのライバルとなるのはフェラーリのセバスチャン・ベッテルだと考えている。

    今年、セバスチャン・ベッテルはシーズン前半でチャンピオンシップをリードしていたが、ベッテルが自滅してルイス・ハミルトンがリードを取り戻したドイツGPをきっかけに両者の明暗は分れ、ハミルトンが自身5度目のワールドチャンピオンを獲得した。

    フェラーリは、2019年にキミ・ライコネンに代えて、今年ザウバーでのデビューシーズンで才能を示したシャルル・ルクレールを起用。セバスチャン・ベッテルとチームメイトバトルを繰り広げることになると予想されている。

    また、レッドブル・レーシングは2019年からホンダのF1エンジンを搭載。今シーズン後半にシャシーの強さを発揮したレッドブルは、ホンダのF1エンジンが優れたものであれば、マックス・フェルスタッペンがタイトル候補になると考えている。

    しかし、ルイス・ハミルトンは、メインのライベルはセバスチャン・ベッテルになるだろうと主張する。

    「セバスチャンになるだろうと想像している。それにバルテリも僕の近くにいると思う」

    レッドブルはそこに食い込んでいるかと質問されたルイス・ハミルトンは、レッドブルにはポテンシャルがあると考えているものの、対処しなければならない重要な問題があると考えていると語る。

    「シーズン終盤の彼らはとても強かったし、彼らは来年新しいエンジンを搭載する。僕たちのクルマと戦うことができるか? そう願っている。レッドブルがもう少し僕たちに絡んでくるようになれば壮大な戦いになるだろうからね」

    「でも、彼らが信頼性を改善させなければならないのは明らあだ。今年そこが彼らに大きな打撃を与えたからね。取り組まなければならないエリアはたくさんあるけど、彼らの飛躍を願っている。僕たちがその競争に備えているのは確かだ」

  • ルイス・ハミルトン、スーパーバイクのテスト走行で転倒も怪我はなし

    ルイス・ハミルトン、スーパーバイクのテスト走行で転倒も怪我はなし

    2018年のF1チャンピオンであるルイス・ハミルトンが、12月1日(土)にヘレス・サーキットで行ったスーパーバイクのテスト走行中に転倒したが、怪我はなかったと報じられている。

    ルイス・ハミルトンは、世界スーパーバイク選手権に参戦するヤマハのワークスチームであるPata Yamaha Official WorldSBK Teamと英国のトラック会社であるNo Limitsが企画したプライベートテストで、自身のカーナンバー“44”をつけたオールブラックのヤマハYZF-R1で走行。

    La Gazzetta dello Sport によると、ルイス・ハミルトンは、ターン5で転倒してバイクは小さなダメージを負ったが、ハミルトンに怪我はなく、すぐに走行を再開したと報じられている。

    以前、ルイス・ハミルトンは、自分がMotoGPのファンであることを明らかにしており、昨年、オートバイブランドのMVオーガスタのアンバサダーに就任。コラボレーションモデル『F4 LH44』が世界限定44台で発売されている。

    また、今年の初めには、MotoGPライダーであるカル・クラッチローと共に、米国カリフォルニア州で開催されたモンスター・エナジーのスポンサーイベントでスーパーバイクを走らせている。

    Lewis Hamilton Superbike

  • フェルナンド・アロンソ、3台でのドーナツターンは“即興”の粋な計らい

    フェルナンド・アロンソ、3台でのドーナツターンは“即興”の粋な計らい

    フェルナンド・アロンソは、F1アブダビGPのレース後に即興で3台同時の感動的なドーナツターンで送り出してくれたルイス・ハミルトンとセバスチャン・ベッテルの粋な計らいに感謝の意を表した。

    F1アブダビGPで17年間のF1キャリアに一旦ピリオドを打ったフェルナンド・アロンソ。レース後のクールダウンラップで、ハミルトンとベッテルと3人のワールドチャンピオンによるドーナツターンを披露して感動的なフィナーレを演出したが、それは即興で行われたことだったと明かした。

    「あのインラップは実は即興だったんだ。事前に予定されたことではなかった」とフェルナンド・アロンソは説明。

    「ターン8で彼らがドーナツをやっているのが見えたし、上位勢に追いついた。そうしたら、一台が左、一台が右に並んで、そのままスタートフィニッシュラインまで一緒に走っていったんだ」

    「彼らの粋な計らいにとても感謝している。チェッカーフラッグで祝えたのも嬉しかったね」

    今週末は、ドライバーブリーフィングの装飾を含め、2度のF1ワールドチャンピオンの功績を称える様々なセレモニーが行われたが、フェルナンド・アロンソは少し圧倒されていると認める。

    「いろいろと見て、消化するにはまだ数日必要だ」とフェルナンド・アロンソはコメント。

    「チーム、リバティメディア、F1が僕のためにたくさんのことを準備してくれたけど、まだ自分の時間が作れていないんだ」

    「部屋に入るたびに携帯には何百、何千ものメッセージが届いているのが見えたけど、椅子に座るたびに誰かがドアをノックしてきて、また新たな人に会うために出て行って話さなければならなかった」

    「だから、昨日の夜と午前中は時間がなかったし、魔法のような週末を実感するにはちょっと時間が必要だ」

    フェルナンド・アロンソは11位でレースを完走。ケビン・マグヌッセンを抜くたびに3度シケインをカットする捨て身の攻撃を仕掛けたがギャップを縮めることができず、最終的にペナルティを科せられた。10位でフィニッシュできれば1900ポイントを獲得できたアロンソだったが、1899ポイントで一旦F1キャリアを終えることになった。

    2020年にF1復帰の可能性を除外していないフェルナンド・アロンソだが、何も保証できるものはないと語る。

    「今は復帰のことは考えていない。それは確かだ」とフェルナンド・アロンソはコメント。

    「でも、来年どう感じるかは自分でもわからない。今は休みが必要だし、2019年は違ったチャレンジが必要だ」

    「僕はインディ500でトリプルクラウンを争いたいし、他のアイコニックなレースもやってみたい。デイトナかもしれないし、他にもやれることはある」

    「でも、2020年はフルカレンダーで何かをする必要があると感じるかもしれない。インディカーかもしれないし、F1かもしれない。わからないけどね」

    「復帰の時期だと感じるかもしれないし、来年かなり楽しむことができて戻ってこないかもしれない」

  • ルイス・ハミルトンとセバスチャン・ベッテルがヘルメットを初交換

    ルイス・ハミルトンとセバスチャン・ベッテルがヘルメットを初交換

    2018年のF1ワールドチャンピオンを争ったルイス・ハミルトンとセバスチャン・ベッテルは、最終戦アブダビGP後にヘルメットを交換して健闘をたたえ合った。

    後半戦にはポイント差が広がったものの、今シーズンはルイス・ハミルトンとセバスチャン・ベッテルが僅差でバトルを展開。最終的にルイス・ハミルトンがF1メキシコGPで自身5度目となるワールドチャンピオンを獲得した。

    最終戦アブダビGPではルイス・ハミルトンが優勝、セバスチャン・ベッテルが2位表彰台を獲得。レース後、二人はヘルメットを交換して今シーズンの健闘をたたえ合った。

    F1ドライバーはしばしばお互いのリスペクトの証としてライバルとヘルメットを交換するが、セバスチャン・ベッテルはルイス・ハミルトンと交換するのは初めてだと明かした。

    ルイス・ハミルトンから88ポイント差でランキング2位でシーズンを終えたセバスチャン・ベッテルは「見事だった。5回のチャンピオンは素晴らしい成果だし、今後は止められることを願っているよ」と語った。

    「これはドライバーが行うある種の名誉なことだ」とルイス・ハミルトンはコメント。

    「ドライバーとして僕たちができる最高のリスペクトだ。これは僕たちにとってジャージのようなものだ」

    セバスチャン・ベッテルとルイス・ハミルトン

  • F1アブダビGP 結果:王者ルイス・ハミルトンが今季11勝目で有終の美

    F1アブダビGP 結果:王者ルイス・ハミルトンが今季11勝目で有終の美

    2018年のF1世界選手権 最終戦 アブダビGPの決勝が11月25日(日)にヤス・マリーナ・サーキットで行われ、王者ルイス・ハミルトンが優勝で有終の美を飾った。

    トロロッソ・ホンダは、ブレンドン・ハートレーが12位、ピエール・ガスリーはマシントラブルによってリタイアでレースを終えた。

    21戦で争われた2018年のF1シーズンもいよいよ最終戦を迎えた。舞台となるヤス・マリーナ・サーキットはヘルマン・ティルケの最新作として2009年に登場。マリーナを周回する一部市街地を利用した高速レイアウトはモナコさながらの魅力を持っている。レースは太陽の下でスタートし、日没をはさんでナイトレースへと移行するグランプリであり、日没の暗さを避けるため、人工照明はスタート時から点灯される。

    ピレリは、ヤス・マリーナ・サーキットにスーパーソフト(レッド)、ウルトラソフト(パープル)、ハイパーソフト(ピンク)という最も柔らかいコンパウンドを選択。レースではスーパーソフトとウルトラソフトのいずれか1セットを使用されなければならない。

    現地時間17時10分。気温32.6℃、路面温度35℃のドライコンディションで55周のレースはスタート。降水確率40%となっている。

    序盤は荒れた展開。ニコ・ヒュルケンベルグ(ルノー)がロマン・グロージャン(ハース)に乗り上げるかたちで横転してクラッシュ。セーフティカーが導入される。レース再開後にはキミ・ライコネン(フェラーリ)がホームストレートでストップ。メカニカルトラブルによるリタイアでフェラーリでの最後のレースを終えることになった。

    優勝はポールポジションのルイス・ハミルトン。序盤のピットストップで順位を落とすものの、実質的にトップを譲ることなくトップでチェッカー。今季11勝目、通算73勝目を挙げて今シーズンの有終の美を飾った。

    2位にはセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)、3位にはマックス・フェルスタッペン(レッドブル)が入り、表彰台を獲得。

    以下、ダニエル・リカルド(レッドブル)、バルテリ・ボッタス(メルセデス)、カルロス・サインツ(ルノー)、シャルル・ルクレール(ザウバー)、セルジオ・ペレス(フォースインディア)、ロマン・グロージャン(ハース)、ケビン・マグヌッセン(ハース)がトップ10入り。

    F1最後のレースとなったフェルナンド・アロンソ(マクラーレン)は311戦目のレースを惜しくも11位で終えた。

    最後は、ルイス・ハミルトン、セバスチャン・ベッテル、フェルナンド・アロンソという3人のワールドチャンピオンがホームストレートでドーナツターンを披露。2018年シーズンを感動的に締めくくった。

    2018年 最終戦 F1アブダビGP 決勝 順位・結果

    順位 No ドライバー チーム
    1 44 ルイス・ハミルトン メルセデス
    2 5 セバスチャン・ベッテル フェラーリ
    3 33 マックス・フェルスタッペン レッドブル
    4 3 ダニエル・リカルド レッドブル
    5 77 バルテリ・ボッタス メルセデス
    6 55 カルロス・サインツ ルノー
    7 16 シャルル・ルクレール ザウバー
    8 11 セルジオ・ペレス フォース・インディア
    9 8 ロマン・グロージャン ハース
    10 20 ケビン・マグヌッセン ハース
    11 14 フェルナンド・アロンソ マクラーレン
    12 28 ブレンドン・ハートレー トロロッソ・ホンダ
    13 18 ランス・ストロール ウィリアムズ
    14 2 ストフェル・バンドーン マクラーレン
    15 35 セルゲイ・シロトキン ウィリアムズ
      10 ピエール・ガスリー トロロッソ・ホンダ
      31 エステバン・オコン フォース・インディア
      9 マーカス・エリクソン ザウバー
      6 キミ・ライコネン フェラーリ
      27 ニコ・ヒュルケンベルグ ルノー

    ■F1アブダビGP レース展開
    トップ5台がウルトラソフト、その後の5台がハイパーソフト、トップ10圏外では4台(サインツ、ペレス、アロンソ、ハートレー)がウルトラソフト、6台がスーパーソフトタイヤを選択。

    ホールショットを奪ったのはポールポジションのルイス・ハミルトン。2番手にもバルテリ・ボッタスが続き、フェラーリ勢がその後を追う。シャルル・ルクレールが5番手に順位を上げ、ダニエル・リカルドが6番手、マックス・フェルスタッペンは9番手まで順位を落とす。

    その後、ターン9でニコ・ヒュルケンベルグがロマン・グロージャンとして接触。ヒュルケンベルグのマシンは横転してバリアにクラッシュ。この事故でセーフティカーが導入される。

    その間にブレンドン・ハートレーがピットインしてノーズ交換するとともにウルトラソフトからスーパーソフトに交換する。

    5周目にレースは再開するも翌周にキミ・ライコネンがマシントラブルでホームストレートでストップ。フェラーリでの最後のレースをリタイアで終える。

    ライコネンのストップでバーチャルセーフティカーが導入され、首位を走行していたルイス・ハミルトンがタイヤを交換して5番手でコースに復帰。また、4番手を走行していたシャルル・ルクレール、7番手を走行していたロマン・グロージャンがピットイン。3台ともスーパーソフトタイヤに交換した。

    バルテリ・ボッタスがトップでレースは再開。ベッテル、リカルド、フェルスタッペン、ハミルトンというトップ5でレースは進行する。

    16周目に2番手を走行していたセバスチャン・ベッテルがピットイン。スーパーソフトに交換して6番手でコースに復帰し、すぐに5番手に順位を上げる。翌周にはトップのバルテリ・ボッタスがスーパーソフトに交換。ベッテルの前、ハミルトンの後ろでコースに復帰する。

    18周目にはハイパーソフトでスタートして2番手を走行していたマックス・フェルスタッペンがピットイン。ベッテルの3秒後ろでコースに復帰する。

    サーキットには雨がパラついてきたが、コースコンディションが変化するほどの強さではない。

    26周目、マーカス・エリクソンがコース外にマシンを停めてリタイア。ザウバー、そして、F1での最後のレースは残念ながらリタイアとなった。

    30周目、7番手を走行していたピエール・ガスリーがウルトラソフトに交換して16番手でコースに復帰する。

    34周目、トップを走行していたダニエル・リカルドがスーパーソフトに交換して5番手でコースに復帰する。

    35周目、セバスチャン・ベッテルがバルテリ・ボッタスを交わして2番手に浮上。

    38周目、マックス・フェルスタッペンがバルテリ・ボッタスを抜いて3番手に浮上。翌周にはダニエル・リカルドもボッタスを抜いて4番手に順位を上げる。ボッタスはピットインしてウルトラソフトに交換する。

    47周目、9番手を走行していたエステバン・オコンがピットレーンでストップしてリタイアする。

    48周目、10番手を走行していたピエール・ガスリーのマシンから白煙が。コース外にマシンを停めてリタイアする。

    優勝はルイス・ハミルトン。2位にセバスチャン・ベッテル、3位にマックス・フェルスタッペンが入った。

  • ルイス・ハミルトン 「予選1-2は最高のシーズンの締めくくり」

    ルイス・ハミルトン 「予選1-2は最高のシーズンの締めくくり」

    メルセデスのルイス・ハミルトンは、F1アブダビGPの予選で今シーズン11回目、通算83回目となるポールポジションを獲得した。

    「予選セッションで1-2とはなんて素晴らしいシーズンの締めくくりだろう。メルセデスの全員のことを誇りに思う。サポートがなければこの結果は達成できなかったし、チームの一員であることを本当に誇りに思う」とルイス・ハミルトンはコメント。

    「メカニック、エンジニア、ストラテジスによる今年のレース週末のチームのパフォーマンスを見てもらえれば、僕たち全員が腕を上げているし、チームとして自分たちを高め続けている。それは本当に僕に奮い立たせている。彼らを失望させないように僕を促している」

    「今日の予選セッションは素晴らしかったし、とても楽しかった。かなりスムーズに進めることができたし、チームはクルマを正しいウインドウに入れるために本当にいい仕事をしてくれた。最後のラップで改善するのはいつも難しいことだ。特にQ1の最初のラップがかなり良かったときにはね。でも、なんとかギャップを広げることができた。まだ明日は長いレースだし、やらなければならない仕事はたくさんある。でも、今日の結果には本当に満足している。来年力強いスタートを切る基盤にできるように絶好調でシーズンを締めくくりたい」

    関連:【動画】 F1アブダビGP 予選 ハイライト