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  • F1ドイツGPでリタイアを希望していたルイス・ハミルトン

    F1ドイツGPでリタイアを希望していたルイス・ハミルトン

    メルセデスのルイス・ハミルトンは、F1ドイツGPの9位入賞を自らの手で捨てるところだった。

    ポールポジションからスタートしたルイス・ハミルトンだが、ターン16でクラッシュを喫してフロントウイングを破損。その後はパフォーマンスが低下して入賞争いから転落していった。

    フロントウイングを交換したルイス・ハミルトンだが、他にも空力パーツを失っており、無線で『どうすればこんなに酷くなるんだ?』と問いかけていた。

    その直後、ルイス・ハミルトンはターン1でコントロールを失った『ペースがない。クルマの何かがおかしい』と無線で訴えた。

    レースエンジニアのピーター・ボニントンは「前回のセクター3はパープルだった」と鼓舞するもの、その2周後にルイス・ハミルトンはターン1でスピンを喫した。

    なんとかレースを続行することができたルイス・ハミルトンだがチームから「フラップを調整する必要があるか知らせてくれ」と伝えられ、「リタイアしよう」と返答。

    だが、ピーター・ボニントンは「駄目だ、ルイス、駄目だ。常にチャンスはある」と却下した。

    ルイス・ハミルトンは11位でレースをフィニッシュ。しかし、アルファロメオ勢の降格によって9位に繰り上がり、チャンピオンシップでバルテリ・ボッタスとの差を41ポイントに広げている。

  • ルイス・ハミルトン 「F1を戦ってきたなかで最悪の一日」/ F1ドイツGP

    ルイス・ハミルトン 「F1を戦ってきたなかで最悪の一日」/ F1ドイツGP

    メルセデスのルイス・ハミルトンは、F1ドイツGPのパフォーマンスは“長い間F1を戦ってきたなかで最悪の日”だったと語る。

    週末を通して体調不調に見舞われていたルイス・ハミルトンだったが、予選ではポールポジションを獲得し、雨で変わりやすいコンディションとなった決勝でもレース序盤をリードしていた。

    だが、27周目に最後から2つのコーナーでクラッシュを喫してフロントウイングを破損。緊急でピットインするものの、ピットエントリーのボラードを無視したことで5秒加算ペナルティを科せられ、その後もターン1でスピンを喫するなど精彩を欠いた。

    合計で6回のピットストップを行ったルイス・ハミルトンは、ポイント圏外の11位でフィニッシュ。レース後にアルファロメオ・レーシングの2台が規約違反で降格したことでなんとか2ポイントを獲得した。

    「とにかく駄目な一日だったし、最悪の週末だった。あまり言えることはない。おそらく長くF1をやっていて最悪の一日だった」

    「でも、持ちこたえて、学んでいく。正直、今日何が起こったのかあまりわかっていないし、終わってくれて嬉しく思っている」

    「ウオールにヒットしてしまったのは役に立たなかったし、まだ雨が降っているときにスリックに交換したことも役に立たなかった。とにかくいろんなことの組み合わせだった」

    「まだレースはたくさんあるし、気持ちを切り替えて、強くなって戻ることに集中していく必要がある」

  • ルイス・ハミルトン、予選欠場の危機を激白「オコンがスタンバイしていた」

    ルイス・ハミルトン、予選欠場の危機を激白「オコンがスタンバイしていた」

    F1ドイツGPの予選でポールポジションを獲得したルイス・ハミルトンだが、FP3で体調不良を訴え、メルセデスはエステバン・オコンをクルマに乗せる準備を整えていたことを明らかにした。

    F1ドイツGPの予選ではフェラーリのセバスチャン・ベッテルとシャルル・ルクレールに相次いでマシントラブルが発生。フリー走行3回目を6番手で終えていたルイス・ハミルトンが今シーズン4回目、通算87回目のポールポジションを獲得した。

    だが、ルイス・ハミルトンはフリー走行3回目で体調不良に陥っていたことを明らかにした。

    「午前中は気分が良くなかった。のどが少し痛かった」とルイス・ハミルトンは Autosport にコメント。

    「だから、セッションに参加できないときのために準備をしていた。プラクティスを終えて、最悪のシナリオとして、セカンドドライバーを乗せることができるように準備されていた。でも、なんとか切り抜けることができて良かったよ」

    予選Q1ではトラフィックに引っかかって1回目のアタックでトップ15にも入れていなかったルイス・ハミルトンは、ポールポジション獲得を告げられた際に「どうやったのかわからない」と無線で語っていたほど。

    予選Q2をミディアムタイヤで突破したルイス・ハミルトンは、ソフトタイヤで突破した2番グリッドのマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)とは異なる戦略でレースをスタートする。

    「チームはタイミングという点で素晴らしい仕事をしてくれた。ご存じの通り、2台のフェラーリがドロップアウトした。それで最後の戦いは少し異なるものになった」

    「それでも、かなり良いペースがあったと思う、僕のルクレールの接戦になっていたかもしれない。彼らは週末ずっとかなり速かった。でも、自分のラップ、特にQ2のラップには本当に満足している」

    「チームは本当に懸命に仕事をしていたし、今週末125周年を祝うメルセデスにとって本当に素晴らしい結果だ。週末のスタートとしてこれ以上の結果はない」

    日曜日の最大の脅威について質問されたルイス・ハミルトンは「天候が脅威になるかもしれない。今日も雨の話があったけど、明日はもっと勝つ率は高い。ロングランでどくらい強いかはわかりない。でも、オーバーテイクが簡単トラックでもない」

    「気温にもよるけど、昨日のようになれば、かなり困難なレースとなるだろうし、多くのピットストップが見られるかもしれない。今日のように終盤に気温が上がった場合も挑戦になるだろう。真の挑戦は、全力を尽くし、今日のような水準でやり切ることだ」

  • 【動画】 ルイス・ハミルトンのポールラップ / F1ドイツGP 予選

    【動画】 ルイス・ハミルトンのポールラップ / F1ドイツGP 予選

    メルセデスのルイス・ハミルトンは、2019年のF1世界選手権の第11戦となるF1ドイツGPの予選で、今シーズン4回目となるポールポジションを獲得した。

    フリー走行、そして、予選Q1まではおとなしかったルイスハミルトンだが、Q2から本領を発揮。唯一の1分11秒台となる1分11秒767を叩き出し、今シーズン4回目、通算87回目のポールポジションを獲得した。

    「僕たちみんなにとって本当に特別なレースなので、ポールを獲得できてとてもうれしい。今週末はモータースポーツの125周年、メルセデスの200戦目を祝うために、チーム全体がドレスアップしていて本当にクールだ」とルイス・ハミルトンはコメント。

    「ダイムラーの新CEOのオラ(ケレニウス)が来ているし、皆がいる週末に結果が出せることを願っている。今日フェラーリに起きたことは、このスポーツにとっても不運だった。本当にエキサイティングな予選になりそうだったからね。最終的にどれくらい僅差になったかはわからないけど、彼らはこの週末ずっと速かった。Q3の最初のラップには本当に満足できた。ターン8でほんの少しタイムを失っただけだった。ここではグリッドポジションが本当に重要だし、ポールからスタートできるのはうれしい。明日は前にとどまれるように頑張りたい」

  • ルイス・ハミルトン 「F1マシンの最低重量はもっと引き下げるべき」

    ルイス・ハミルトン 「F1マシンの最低重量はもっと引き下げるべき」

    メルセデスのルイス・ハミルトンは、レースを向上させるために将来的にF1マシンの最低重量を大幅に引き下げるべきだと考えている。

    過去数年間、F1マシンの最低重量を引き下げられており、現在は740kgに規定されている。それでも605kgが最低重量だった10年前と比較すれば、135kg増加している。

    ルイス・ハミルトンは、F1がマシンを軽量化することを希望しており、すでにF1幹部との会議でGPDA(グランプリ・ドライバーズ・アソシエーション)から議案として提出したと語る。

    「マシンの重量が730kgである必要はない。単純に今は重すぎると思う。何年か前は600kgくらいだったからね」とルイス・ハミルトンはコメント。

    「チームのエンジニアたちに聞いてみたら、彼らはレギュレーションが変わるのであれば、その新しい重量に合わせてマシンを造ることは可能だと言っていた。いくつかのパーツを外すだけでいい。それにでマシンは軽くできる。パフォーマンスにかかわるパーツが多少減っても、彼らは良いマシンを仕上げられる」

    「F1は毎年マシンを重くし続けている。僕たちは速く走り、ダウンフォースも増えている。でも、タイヤはね・・・ピレリが今のように限られたテスト期間でこれほどの重量を支えるタイヤを開発することはかなり厳しいだろう」

    「マシンを重くすることによって、ドミノ効果のように様々な部分に影響が出ている。マシンが軽くなれば、僕たちはもっと激しい戦いができる」

    現在、ドライバーは燃料を満タンにしてグリッド上に並んだ時点で約850kgのマシンを走らせている。しかし、FIA会長のジャン・トッドは2021年に向けてレース中の給油を復活させることを求めており、それがレースに与える影響について調査することを要請している。

    レース中に給油することができれば、ドライバーたちはより軽いマシンでのスタートすることができる。

    フェラーリのシャルル・ルクレールは、給油復活というアイデアを前向きに捉えていると語る。

    「僕自身、これまでレース中に給油をした経験はないけど、一度経験してみたいと思っていた。F1で復活するのであれば喜んでやらせてもらうよ」とシャルル・ルクレールはコメント。

    「今の大きな問題はマシンが重すぎることだと思う。別々の話かもしれないけど、給油は良い案だと思う」

    GPDAの理事を務めるハースF1のロマン・グロージャンも、レース中の給油復活を支持している。

    「給油案に賛成だ。マシンをもっと軽くして、もっと速く走らせると言う点で効果があると思うからね」とロマン・グロージャンはコメント。

    「ドライバーにとってこれまでよりも厳しい戦いが求められることになる。新たなレース戦略を作る必要も出てくるだろう」

    「重いマシンを走らせることが良いことだとは思わない。給油を前提として軽いマシンを走らせれば、もっと面白いレースが展開するだろうし、タイヤへの負担も減ると思う」

  • ルイス・ハミルトン 「F1の会場選定にドライバーの意見を取り入れるべき」

    ルイス・ハミルトン 「F1の会場選定にドライバーの意見を取り入れるべき」

    メルセデスのルイス・ハミルトンは、F1首脳陣は新たな会場をカレンダーに加える前にドライバーの意見を取り入れるべきだと考えている。

    5度のF1ワールドチャンピオンであるルイス・ハミルトンは、F1がカレンダーに新たな会場を加えることを支持していはいるが、スリリングなバトルを展開するという点では、すべてのサーキットに同じようなポテンシャルがあるわけではないと考えている。

    代表的な例として、ポール・リカールで行われた今年のF1フランスGPは、F1史上で最も退屈なレースだったと批判されたが、その後のF1オーストリアGPとF1イギリスGPでは順位が激しく入れ替わるエキサイティングなレースが展開された。

    オーバーテイクに関しては、F1マシンの空力レギュレーションといった要素も絡んでいるが、ルイス・ハミルトンは、良いサーキットでは良いレースが生み出されるものであり、良い会場を判断するためにドライバー以上の存在はいないと主張する。

    「この競技の歴史を見れば、ドライバーがサーキットのことに助言するという点で決定権を持ったことはない。でも、どのコースでオーバーテイクができて、どこではできないかを誰よりもよく知っているのは僕たちドライバーだ」とルイス・ハミルトンはコメント。

    「誰が選定しているのかはわからないけど、今後選ばれたサーキットのなかには、素晴らしいレースにはならないかもしれない場所もある」

    「いつもどのコースが気に入っているかを質問される。シルバーストンはそのうちのひとつだ。他のマシンに追従することができるからね。高速で走れるところがスペクタクルだ」

    「追従することができず、電車のように連なって走るしかない場所もある。レースを開催するためだけに選ばれた国と素晴らしいレースができる場所とではどっちがいいと思う?」

    「後者を選ぶのであれば、それぞれの国に対して異なるオプションを考えていく必要がある」

    2020年のF1世界選手権では35年ぶりにザントフォールトでF1オランダGPが復活することが決定している。ザントフォールトにはF1において多くの歴史があるが、コース上のバトルという点では懸念の声も上がっている。

    ルイス・ハミルトンは、将来的にグランプリ・ドライバーズ・アソシエーション(GPDA)が、会場の選定や既存サーキットのレイアウト調整に関与できることを望んでいると語る。

    「アドバイスをするという部分で僕たちは関わることができる。F1をより良くしていくために僕たちはいる」

    「様々な国でグランプリを開催できることを嬉しく思っている。だた、いくつかのサーキットで何かを変更する場合や、その国の中で異なるサーキットを使うという点でオープンな姿勢でいてくれるなら、僕たちはそういった部分にも目を向けるべきだ」

  • ランド・ノリス 「戦えるようになるまでハミルトンにはF1にいてほしい」

    ランド・ノリス 「戦えるようになるまでハミルトンにはF1にいてほしい」

    ランド・ノリスは、マクラーレンがメルセデスと戦えるようになるまでルイス・ハミルトンにF1にいてほしいと語る。

    今年、マクラーレンでF1デビューを果たしたランド・ノリスは、4戦連続でQ3進出を果たすなど、ルーキーのなかで際立った活躍をみせている。

    一方、ルイス・ハミルトンは6度目のF1ワールドチャンピオンにむけて順調にシーズンを進めており、ミハエル・シューマッハの史上最多チャンピオン記録である7回目の栄冠に手が届くところまで来ている。

    最近、ルイス・ハミルトンは競技者としての野心や勝利へのハングリー精神はまったく衰えておらず、あと5年は“間違いなく”F1でレースを続けていくだろうと主張している。

    「ルイスと戦えるようになること。それが僕が望んでいることだ」とランド・ノリスは Sky Sport にコメント。

    「5度のワールドチャンピオンだし、おそらく今年6回目のタイトルを獲得するだろう。でも、僕たちが彼らと戦う機会を得るには2年はかかるだろう」

    「彼は間違いなくF1に残るだろう。チャンピオンシップを制して歴史を作るチャンスがあるのなら特にね」

    「彼と戦えるようことを待ち望んでいる」

  • ルイス・ハミルトン、古巣マクラーレンの2019年の進歩とノリスを称賛

    ルイス・ハミルトン、古巣マクラーレンの2019年の進歩とノリスを称賛

    ルイス・ハミルトンは、古巣マクラーレンの2019年シーズンの印象的な進歩を“素晴らしい”と称賛する。

    ルイス・ハミルトンは、ジュニア時代にマクラーレンのサポートを受けて2007年にF1デビュー。翌年にF1での初タイトルを獲得し、マクラーレンでワールドチャンピオンを獲得した最後のドライバーとなっている。

    マクラーレンは、ホンダとの悲劇的な3シーズンを経て、ルノーにエンジンを変更しても低迷から抜け出せず、フェルナンド・アロンソのF1キャリアが終焉を迎えた。

    だが、ランド・ノリスとカルロス・サインツをドライバーに据えた今年は印象的なパフォーマンスを見せており、ワークスルノーに21ポイント差をつけてコンストラクターズ選手権4位の地位を固めつつある。

    「マクラーレンがとてもうまくやっているのは素晴らしいことだ。彼らは本当に厳しい年を過ごしてきたからね」とルイス・ハミルトンはコメント。

    「僕たちはオーストラリアで少しレースをすることになったし、ランドの進歩はとにかく本当に印象的だ」

    「初期の段階であれほど若い年齢でF1にやってきて、レベルを上げ、結果を出し続けている。それに彼よりも経験のあるカルロスと渡り合っている」

    また、ルイス・ハミルトンは、ウィリアムズで厳しいシーズンを過ごしているメルセデスのジュニアドライバーで現役F2チャンピオンのジョージ・ラッセルのパフォーマンスも評価している。

    「彼ら(ランドとジョージ)は僕と似たような階段を上ってきたし、彼らは並外れた仕事をしている」とルイス・ハミルトンは語る。

    「両者はまったく異なる課題を抱えている。ジョージのチームはしばらく苦戦を強いられているけど、彼はチームが改善を果たす手助けをしている」

    「僕はフランク(ウィリアムズ)とあのチームが彼らの歴史のなかで達成してきたことの大ファンだ・・・彼らは他のチームと一緒にトップに立つ必要のあるチームだと思う」

    「個人的に2人の成長と彼らが直面する試練や苦難を見ていくのを楽しみにしているし、何度が一緒にレースができることを願っている」

  • メルセデス、ルイス・ハミルトンのファステストラップに困惑

    メルセデス、ルイス・ハミルトンのファステストラップに困惑

    メルセデスのエンジニアたちは、ルイス・ハミルトンがF1イギリスGPで使い古したハードタイヤでどのようにしてファステストタップを叩きだしたのが理解できずにいる。

    今年から10位以内でレースをフィニッシュしてファステストラップを記録したドライバーには1ポイントが付与される。これにより、チームはこのボーナスポイントを獲得するためにレース終盤の戦略やアプローチを工夫するようになった。

    最も簡単な方法はレース終盤にフレッシュなタイヤに交換すること。そうすれば、少ない燃料と相まってファステストラップが記録しやすくなる。F1イギリスGPでは、ルイス・ハミルトンのチームメイトであるバルテリ・ボッタスが7周でピットストップを行い、ソフトタイヤで1分27秒406のタイムを記録していた。

    しかし、レースのファイナルラップでルイス・ハミルトンは32周オールドのハードタイヤで1分27秒369という記録してファステストラップを更新。メルセデスは、このタイヤが最後まで持つかどうか心配していた。

    「正直、32周オールドのハードタイヤでルイスがどうやってファステストラップを出したのかは、我々にもさっぱり分からない」とメルセデスのチーフストラテジストのジェームス・ボウルズはコメント。

    「利用できるなかで最も硬いタイヤであり、完全に使い古された状態だった。それにも関わらず、最後に素晴らしいラップを叩きだした。彼はよくやったよ。どうやったのかは想像もできない」

    「まさか32周を走ったハードタイヤでファステストラップを記録するなど予想もしていなかったし、実際、我々としては最後に彼をもう1回ピットストップさせるつもりでいた。フリーピットストップになる予定だった。後ろのバルテリはその時点でミディアムしか使っていなかったため、どのみちもう一度ストップする必要があった。レースではもう1種類の別のコンパウンドを使用する義務があるからね」

    「ルイスにはそれを想定し、フレッシュタイヤに交換してファステストラップに挑戦してもらうためにピットに呼ぶ準備をしていた。だが、彼はタイヤの状態に非常に満足していた。それで最終的には彼をそのまま走らせ続けることにした。すると見ての通り、彼はタイヤの状態などお構いなしにファステストラップを叩きだしてみせた」

    レース後、メルセデスのF1チーム代表を務めるトト・ヴォルフは、ルイス・ハミルトンのラップを見て、メルセデスが収集したタイヤデータが“少し馬鹿らしく”思えるほどだったと苦笑いした。

    「32周したハードタイヤでファステストラップを出すなんて、とても驚きだ。思わず笑ってしまうほどだ」とトト・ヴォルフはコメント。

    「エンジニアたちは、日曜日の朝にファステストラップを狙いにいくのは理にかなっていないし、必ずしもそうする必要はないと伝えられる。それなのに彼はあんなことをやってのけるのだから、データが馬鹿馬鹿しく見えてしまう。だが、全ては彼の能力が成せるわざだ」

  • ルイス・ハミルトン 「セーフティカーが入らなくても勝てた」

    ルイス・ハミルトン 「セーフティカーが入らなくても勝てた」

    メルセデスのルイス・ハミルトンは、バルテリ・ボッタスとは戦略が異なっていたため、セーフティカーが入らなくてもF1イギリスGPで勝っていたと考えている。

    ルイス・ハミルトンは、レース序盤にポールシッターのバルテリ・ボッタスとバトルを展開したが抜くことがきず、16周目にボッタスがピットインするまで2番手を走行していた。

    ステイアウトして暫定首位に浮上したルイス・ハミルトンは、20周目にセーフティカーが入ったことでフリーストップを得てタイヤ交換後もトップでコースに戻ることができた。

    ルイス・ハミルトンは、新品のハードタイヤで1ストップ戦略を成功させ、F1イギリスGPでの史上最多勝利となる6勝目を達成。一方、2ストップを選択したバルテリ・ボッタスは、ハミルトンの20秒後方でゴールしている。

    「僕は1ストップで行くつもりだったし、バルテリ・ボッタスは2ストップだった。だから、何も違いはなかったと思う」とルイス・ハミルトンはコメント。

    「セーフティカーは違いを生み出さなかった。彼が16周目にピットに入ったとき、それを可能な限り総裁することが僕の計画だった。その後、4周くらい走ったと思うけど、あと1~2周はいけたと思う」

    「当時、彼は僕を捕えてはいなかった。彼は僕を捕えなければならなかったけど、それができていなかったし、僕はほぼ同じギャップを保っていた」

    「彼は僕のウィンドウ内の0.7秒でピットから出てきた。だから、僕がピットインしても彼は0.7秒前にいたはずだ。それが1秒になり、1.5秒になり、1.5秒から2秒に留まっていた」

    「もう1周していたらあそれは2.5秒になっていただろうし、僕が望めば新品のハードタイヤで彼の直後にいたかもしれない。そして、彼はピットインしなければならなかった」

    「まだ21秒のギャップがあったはずだ。だから、あまり違いはなかった。僕が彼の後ろになっていたとしても、もちろん、彼をオーバーテイクするつもりだった。でも、後から考えれば、実際にそれをする必要はなかったけどね」

    ルイス・ハミルトンは、メルセデスの当初の計画は二人とも2ストップで走ることだったが、自分で1ストップにすることを選んだと付け加えた。

    「合意はしていなかったし、できるかもしれないと言われた。なおで、オプションを検討したし、常に相殺したいと思っていた。だから、ボノ(レースエンジニア)が無線で『どのタイヤがいいか?』と言ってきたときに『ハードがいい』と答えた」

    「1ストップを完了できることがわかっていたか? そこまでではない。でも、着手してすぐに非常に強いことがわかったし、すぐに特にタイムを諦めなければならないとも思わなかった。だから、ステイアウトすることに決めた」

    メルセデスのF1チーム代表を務めるトト・ヴォルフはチームの戦略について「午前中の戦略ミーティングでは、実際、2番手を走っているドライバーにとって可能なオフセット戦略があるかどうかを考えていた。同じタイヤを履いていたら、どのようにレースが終わっていたかをね」とコメント。

    「その提案を受け、2番手を走行しているドライバーは中盤にハードタイヤを履くオフセット戦略を実行することにした」

    「ハードタイヤのデータが不足していたため、1ストップを達成できるかどうか確信がなかったし、おそらく2ストップになるだろうと考えていた。それがレースの展開であり、二人とも素晴らしいレースを走った」

    「二人ともレースの勝利に値していたし、あの場合はセーフティカーは一方のドライバーに有利に傾いた」