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  • ルイス・ハミルトン 子犬「ヘイロー」を家族に迎える キム・カーダシアンが写真公開

    ルイス・ハミルトン 子犬「ヘイロー」を家族に迎える キム・カーダシアンが写真公開

    フェラーリF1のルイス・ハミルトンが、新たな家族となる子犬を迎えたことが明らかになった。愛犬家として知られるハミルトンは、昨年9月に長年の相棒だったブルドッグのロスコーを肺炎で亡くしており、その後新たな一歩を踏み出した形だ。

    今回迎え入れたのは、ゴールデン・レトリバーのメス「Halo(ヘイロー)」。今週ロサンゼルスに到着し、ロスコーや愛犬ココを担当していたドッグトレーナーのカースティン・マクミラン氏が引き続きトレーニングを担当する予定となっている。

    キム・カーダシアンがヘイローとの写真を公開
    話題をさらに集めたのは、米実業家でタレントのキム・カーダシアンが自身のInstagramでヘイローとの写真を公開したことだ。

    ハミルトンとカーダシアンは交際を正式には認めていないものの、近年はたびたび一緒にいる姿が目撃されており、海外メディアでは交際説が繰り返し報じられている。今回の投稿も、その関係を裏付ける新たな動きとして注目を集めている。

    ルイス・ハミルトンの愛犬ヘイローを公開したキム・カーダシアン

    ハンガリーGPでは戦略に不満
    夏休み前最後のハンガリーGPでハミルトンは5位でフィニッシュしたが、フェラーリの戦略には不満を示した。

    「シーズンを通して確実に進歩はあった。でも今週末はシャルル(ルクレール)も僕も、トップ3を争えるマシンがあったと分かっていた。それなのに4位と5位で終わってしまった。完璧なレース運びではなかった」

    さらにSky Sportsの取材では、「結果という意味では完全にチームのチャンスを逃した。今週末は勝てるレースだった」と振り返っている。

    終盤のピットストップについても疑問を呈し、次のように語った。

    「ピットインの指示はピットレーン入口の直前だったので、議論する時間はなかった。ポジションを失うと分かっていたら、僕なら絶対に入らなかった」

    ハミルトンは「マックス(フェルスタッペン)には新しいタイヤがあったので最終スティントで抜かれていたかもしれない。それでも2位、少なくとも3位は守れた可能性があった。結果的には多くのポイントを失ってしまった」と悔しさをにじませた。

    今回のヘイローとの新生活は、昨年ロスコーを失った悲しみを乗り越える大きな出来事となりそうだ。ハミルトンは夏休み期間を新たな家族とともに過ごし、オランダGPから始まるシーズン後半戦へ向けて英気を養うことになる。

  • ルイス・ハミルトン F1裁定に不満「ペナルティの基準が一貫していない」

    ルイス・ハミルトン F1裁定に不満「ペナルティの基準が一貫していない」

    ルイス・ハミルトンは、F1ハンガリーGPで予選と決勝の両方でペナルティを受けたことを受け、FIAスチュワードの裁定基準に「一貫性がない」と不満を示した。

    フェラーリのハミルトンは、予選でオスカー・ピアストリの走行を妨害したとして3グリッド降格処分を受け、2番手から5番手へ降格。決勝でもバーチャル・セーフティカー(VSC)中のピットストップで速度違反を犯し、5秒加算ペナルティを受けたことで、表彰台争いから後退して5位でレースを終えた。

    スチュワードの裁定基準に疑問
    ハミルトンは、ここ数戦で相次いでペナルティを受けている状況について問われると、スチュワードの裁定には一貫性が欠けているとの認識を示した。

    「この2戦は僕自身にとって本当に厳しかった。シルバーストンのフォルススタート(false start)は僕の責任だった」

    「でも、スタートについてはドライバーズブリーフィングでも話し合った。これまでにも動いていてもペナルティを受けなかった例がある。信号が点灯している間に動いていなければペナルティにすべきではないという話をしたんだ」

    「僕はグリッドボックスの位置まで到達していなかったし、その点について彼らも認めてくれた。だから今後見直しが行われることになっている」

    ルイス・ハミルトン(スクーデリア・フェラーリ)

    「多くのポイントを失った」
    ハミルトンは、ベルギーGPでジョージ・ラッセルと接触した際のペナルティについても納得していない様子を見せた。

    「前戦では、接触した相手(ラッセル)でさえ『単なるレーシングインシデントだった』と言っていた。それでも僕にはペナルティが科された」

    「そのせいで多くのポイントを失った。昨日(予選)の件も本当に不運だったと思う」

    「もちろん責任は僕にある。コースは長いし、ミラーを確認すべきだった。でも、みんな1周目の終わりにはもう通過していると思っていたんだ」

    「無線で情報が入ったのは、本当に最後の最後で、彼がすぐ後ろに来たタイミングだった。コミュニケーションのミスだったと思う」

    残りシーズンへ「隙を与えたくない」
    ハミルトンは、ここ3戦でフォルススタート、ラッセルとの接触、予選妨害、ピットレーン速度違反と計4件のペナルティを受けており、ランキング争いでも大きな痛手となっている。

    それでもハミルトンは、残りシーズンへ向けて気持ちを切り替える考えを強調した。

    「気持ちを切り替えて、もう一度立て直したい。ポジティブな要素はまだたくさんある。ただ、もうペナルティを受ける理由を与えないようにしなければならない」

  • ルイス・ハミルトン フェラーリF1のピット判断に疑問「ペナルティへの扉を開いた」

    ルイス・ハミルトン フェラーリF1のピット判断に疑問「ペナルティへの扉を開いた」

    ルイス・ハミルトンは、2026年F1ハンガリーGP決勝でフェラーリのバーチャル・セーフティカー(VSC)中の戦略判断が表彰台を逃す原因になったと語り、「あのピットストップがペナルティへの扉を開いてしまった」と悔しさをあらわにした。

    予選ではオスカー・ピアストリへの進路妨害で3グリッド降格処分を受けたハミルトンだったが、決勝では2番手を走行。しかし、VSC中のピットストップと、その際のピットレーン速度違反による5秒加算ペナルティが重なり、最終的に5位でレースを終えた。

    VSC中のピット判断を疑問視
    レース終盤、ピアストリがギアボックストラブルでリタイアしたことで、ハミルトンは2番手へ浮上。表彰台獲得へ向けて有利なポジションにつけていた。

    しかしフェラーリは、VSC導入中にハミルトンをピットへ呼び戻すことを決断。この判断によってマックス・フェルスタッペンとアンドレア・キミ・アントネッリの後方へ回ることになった。

    さらに、そのピットストップではピットレーン速度をわずか0.1km/h超過したとして5秒加算ペナルティを科される。チェッカー時点では4位だったものの、チームメイトのシャルル・ルクレールとは0.7秒差しかなく、最終的に5位へ後退した。

    ハミルトンはSky Sports F1に対し、ピットストップ自体が不要だったとの考えを示した。

    「正直、あのタイミングでピットストップをするべきではなかったと思う。コールが来たのはピット入口の直前で、議論する時間もなかった」

    「チームの判断を信頼するしかないけれど、今振り返ればタイヤの状態はまったく問題なかった。たぶんマックスには抜かれていたと思うけど、それでも少なくとも3位は守れたはずだ」

    「それが最後に受けたペナルティへの扉を開いてしまった」

    フェルスタッペンはステイアウトを選択して2位を獲得。ハミルトンは、フェラーリが本来はシンプルに進められたレースを複雑にしてしまったのではないかとの思いをにじませた。

    「ここ3戦はミスが多すぎる」
    一方でハミルトンは、ここ数戦の苦戦については自らにも責任があると認めた。

    「ここ3戦は僕にとって良いレースではなかった。ミスが多すぎる」

    「シルバーストンでは大きな代償を払うミスがあったし、前戦でもそうだった」

    「ここ3戦でペナルティをたくさん受けている。だから、もう二度とペナルティを与えられるような状況を作らないよう努力しなければならない」

    ハミルトンはシルバーストンでフォルススタート(false start)による5秒加算ペナルティを受け、ベルギーGPではジョージ・ラッセルとの接触でも5秒加算処分を受けていた。今大会ではピットレーン速度違反で3戦連続となる5秒ペナルティを科される結果となった。

    また、ハンガリーGPでは予選でもピアストリへの妨害により3グリッド降格処分を受けており、週末を通して厳しい戦いとなった。

    ルイス・ハミルトン(スクーデリア・フェラーリ)

    ブランドル「厳しいがルールはルール」
    ハミルトンへの処分については、その厳しさを指摘する声も上がった。

    Sky Sports F1の解説者で元F1ドライバーのマーティン・ブランドルは、0.1km/h超過というごくわずかな違反であっても、明確な基準を設ける以上は処分が必要だと説明した。

    「車重が250グラム不足しているようなものだ。不満に感じるだろうが、ルールはルールだ」

    ブランドルは、モナコGPでもピットレーン速度違反が話題になったことに触れ、「0.1km/hなら許されるなら、0.3km/hも許されるのかという話になってしまう」と指摘した。

    各チームは速度リミッターを制限速度よりわずかに低く設定し、限界まで調整している。そのため、ほんのわずかな超過であっても競争上のアドバンテージにつながる可能性があるという。

    「どこかで明確な線引きは必要だ。車幅でも車重でもピットレーン速度でも同じことだ。厳しく感じるが、それがルールだ」

    フェラーリの戦略判断と自身のミスが重なり、またしても表彰台を逃したハミルトン。2026年シーズンは、小さな判断やわずかなミスが大きな代償となる苦しい戦いが続いている。

  • ルイス・ハミルトン F1ハンガリーGP予選「ポールを逃した以上に審議が気になった」

    ルイス・ハミルトン F1ハンガリーGP予選「ポールを逃した以上に審議が気になった」

    ルイス・ハミルトンは2026年F1第11戦ハンガリーGP予選で、ポールポジションを逃した悔しさ以上に、オスカー・ピアストリへのインピーディング(走行妨害)の審議を気に掛けていたことを明かした。

    ハミルトンは予選2番手を獲得したものの、Q3終了後に審議対象となり、「明日はダメージリミテーション(被害を最小限に抑えるレース)になるだろう」とコメント。

    その後、スチュワードはインピーディングがあったと判断し、3グリッド降格ペナルティが科され、決勝は5番グリッドからスタートすることになった。

    「誰かの邪魔をしたかもしれない」
    予選直後のインタビューでハミルトンは、ポールポジションを逃したことよりも、審議の行方が頭から離れなかったと率直な心境を語った。

    「予選を通して僕たちは一番速かったから、ポールポジションは確実に手の届くところにあった。それを逃したのは残念だ」

    「でも今は、そのことよりも別のことで頭がいっぱいなんだ。ラップを終えたあと、誰かの邪魔をしてしまったかもしれない。正直、誰かが来ていることには気づいていなかったから、その状況を頭の中で何度も振り返っている」

    さらにテレビインタビューでは、ポールを逃したことよりも審議結果を気にしていたと明かした。

    「ラップそのものについては、それほど気にしていない。こういうことは起こるものだからね」

    「問題はその後だ。どういう裁定になるのか分からないけど、明日はたぶんダメージリミテーションになると思う」

    このコメントどおり、ハミルトンには最終的に3グリッド降格ペナルティが科されることになった。

    ルイス・ハミルトン(スクーデリア・フェラーリ)

    Q3の戦略判断にも疑問
    ハミルトンは予選全体ではマシンに十分な競争力を感じていた一方で、Q3最後のアタックに向けたチームの判断には疑問を示した。

    「ランド、おめでとう。素晴らしいラップだった」

    「僕たちは週末を通して素晴らしい仕事をしてきたし、予選でもずっと手応えがあった。でも最後のQ3では最初にコースへ出た。それは正しい判断ではなかったと思う」

    「そのうえ最後のアタックでは、理由は分からないけれどグリップがなかった。シャルルも同じような状況だったと思う」

    「ここは僕が大好きなサーキットだし、マシンにも競争力はある。でも明日は厳しい一日になるだろう」

    5番グリッドから巻き返しを狙う決勝
    フェラーリはハンガロリンクで週末を通して高いパフォーマンスを示し、ハミルトンも予選ではポール争いを展開した。しかし、Q3終盤のインピーディングにより3グリッド降格という痛手を負い、決勝は5番グリッドからのスタートとなる。

    それでもレースペースには自信をのぞかせており、本人が語った「ダメージリミテーション」を乗り越えて表彰台争いへ加われるかが、決勝の大きな見どころとなる。

  • ルイス・ハミルトン F1ハンガリーGPで3グリッド降格 ピアストリ妨害でペナルティ

    ルイス・ハミルトン F1ハンガリーGPで3グリッド降格 ピアストリ妨害でペナルティ

    2026年F1第11戦ハンガリーGP予選後、フェラーリのルイス・ハミルトンに3グリッド降格ペナルティが科された。Q3終盤にマクラーレンのオスカー・ピアストリのアタックを妨害したと判断されたためで、2番手で予選を終えたハミルトンは決勝を5番グリッドからスタートする。

    この裁定により、フェラーリのシャルル・ルクレールがフロントロウへ昇格。ランド・ノリスがポールポジション、ルクレールが2番グリッドに並ぶことになった。

    ハミルトンがピアストリのアタックを妨害
    問題となったのは予選Q3終盤のターン1進入だった。

    アタックラップを終えたハミルトンはレーシングライン上を大幅に減速して走行。一方、プッシュラップ中だったピアストリが高速で接近したものの、回避行動を余儀なくされてコースアウトし、最後のアタックを断念した。

    審議の結果、FIAスチュワードはハミルトンが予選中に不必要な妨害を行ったと認定し、通常のガイドラインに従って3グリッド降格を科した。

    裁定書では次のように説明されている。

    「ターン1への進入で44号車はレーシングライン上を著しく低速で走行していた一方、81号車はプッシュラップ中だった」

    「44号車のドライバーは、ファステストラップを終えた直後であり、81号車の接近を知らせるチームからの無線を受けたのは、すでに81号車が至近距離まで迫ってからだったと説明した。また、車両の位置関係からミラーでは81号車を確認できなかったとも述べた」

    「81号車は回避のためコースアウトを強いられ、ラップを中止せざるを得なかった」

    「入手可能な証拠を精査した結果、44号車は予選中に81号車を不必要に妨害したと判断した」

    「FIA F1競技規則および予選での同種事案に対するペナルティガイドラインに従い、44号車のドライバーに3グリッド降格を科す」

    ルイス・ハミルトン(スクーデリア・フェラーリ)

    ハミルトン「知らされた時にはもう遅かった」
    予選後の記者会見でハミルトンは、チームからの無線連絡があまりにも遅かったことが原因だったと説明した。

    「ピアストリが僕の後ろでコーナーの頂点に差しかかった時に、文字どおりその瞬間に無線で知らされた」

    「だから彼が来ているなんて全く分からなかった。僕は最初にピットを出たので、みんな僕の後ろから出てきて、もう全員ラップを終えたものだと思っていた」

    「僕の認識では、ピットを出た時に後ろにいたのはシャルルだけだった」

    「だから本当に信じられないよ。それまでセッションはクリーンだったし、もちろん故意ではなかった」

    フェラーリ代表「チーム側のミスだった」
    フェラーリのフレデリック・バスール代表は、裁定が出る前の時点でチーム側の責任を認めていた。

    「判断はスチュワードに委ねるが、我々が彼へ知らせたタイミングはあまりにも遅すぎた」

    「もしミスがあったのだとすれば、それはチームのミスだ」

    今回のペナルティにより、ハミルトンはフロントロウを失い5番グリッドへ後退。フェラーリにとっては予選で獲得した好結果を自ら取りこぼす形となり、決勝ではルクレールがチームの先頭からスタートすることになった。

  • ルイス・ハミルトン ラッセルとの接触に見解「レーシングインシデントだった」

    ルイス・ハミルトン ラッセルとの接触に見解「レーシングインシデントだった」

    ルイス・ハミルトン(フェラーリ)は、2026年F1ベルギーGP決勝のオープニングラップでジョージ・ラッセル(メルセデス)と接触した件について、「レーシングインシデントだった」との見解を示した。

    この接触でラッセルはグラベルに飛び出してリタイア。スチュワードはハミルトンに5秒加算ペナルティを科したが、ハミルトン自身は過度に攻撃的な動きではなかったと主張した。一方で、自身のマシンもダメージを負った状態でレースを戦い抜き、4位でチェッカーを受けた。

    ハミルトン「不運な出来事だった」
    5番グリッドからスタートしたハミルトンは、ケメルストレートでパワー展開に苦しむラッセルを抜き、レ・コームのブレーキングで並走。アウト側から仕掛けたラッセルと接触し、メルセデスはそのままリタイアとなった。

    レース後、ハミルトンは今回の接触について次のように語った。

    「まずジョージには申し訳なく思っている。あの接触で彼のレースは終わってしまったからね。でも、あれはレーシングインシデントだったと思っているし、その判断には同意している」

    「無理に飛び込んだわけでもなければ、ブレーキングポイントを外したわけでもない。ただレースでは起こり得る不運な状況だったと思う」

    「僕のマシンにもダメージが残ってしまい、その状態で最後まで走ることになった。本当に厳しいレースだった」

    ルイス・ハミルトン(スクーデリア・フェラーリ)

    「勝利を争えるペースはあった」と振り返る
    ハミルトンにとってベルギーGPは試練の週末だった。FP3終盤のクラッシュでマシンは大きく損傷し、フェラーリのメカニックは予選までに修復作業を完了させた。

    決勝ではバーチャル・セーフティカー中にピットストップを行い、5秒ペナルティを消化。しかし、ピットボックスを離れる際には右フロントタイヤがフロントウイングを調整していたメカニックと接触するアクシデントも発生した。

    この件についてはレース後に審議が行われたものの、フェラーリに罰金が科されるにとどまり、ハミルトンの4位は維持された。

    それでもハミルトンは、マシンのペースには大きな手応えを感じていたという。

    「昨日のクラッシュと今日のダメージを考えれば、このポイントを持ち帰れたことには本当に感謝している」

    「でも、僕自身にとっては良い週末ではなかった。それでも今日のレースペースは本当に良かったし、ダメージがなく、昨日のクラッシュもなければ、勝利を争えていたと思う」

    「ダメージを抱えた状態でもシャルル(ルクレール)にプレッシャーをかけられていた。終わったことは仕方ない。気持ちを切り替えて、次の週末はもっと良い結果を目指したい」

    今回のベルギーGPでは接触によるペナルティやピットでのアクシデントが重なったハミルトンだが、レースペースには確かな競争力を示した。フェラーリとしても、ハンガリーGPでその速さを結果につなげられるかが注目される。

  • ルイス・ハミルトンは追加処分回避 メカニック接触でフェラーリF1に罰金

    ルイス・ハミルトンは追加処分回避 メカニック接触でフェラーリF1に罰金

    フェラーリは、2026年F1ベルギーGP決勝のピットストップ中にルイス・ハミルトンのマシンがメカニックと接触した件で、約3万5000ドル(約520万円)の罰金を科された。一方、ハミルトン本人に追加の競技ペナルティは科されなかった。

    ハミルトンは決勝1周目にジョージ・ラッセルと接触し、5秒加算ペナルティを受けたが、「レーシングインシデントだった」と裁定に納得していない。

    さらに接触によるフロア損傷と、ピット作業でフロントウイングを十分に調整できなかったことが、その後のレースを大きく制限したと説明した。

    ラッセルとの接触は「レーシングインシデントだった」
    スタート直後、ラッセルはレ・コンブでハミルトンのアウト側からオーバーテイクを試みた。ハミルトンはオーバーステアを修正した際にメルセデスと接触し、ラッセルはスピンしてリタイア。スチュワードは、通常10秒となる原因を作ったドライバーへのペナルティを、オープニングラップだったことを考慮して5秒に軽減した。

    ハミルトンは週末全体を振り返り、自身のミスが悪い流れを招いたと認めた。

    「結局のところ、難しい週末だった。昨日のインシデントについては自分に責任がある。それがセットアップにも影響し、予選では本来いるべき位置から外れてしまった。セットアップが正しければ2位か3位を争えていたと思うし、その結果としてもっと前からスタートできていたはずだ」

    ラッセルとの接触については、次のように説明した。

    「ジョージはパワーを失ったように見えて、そのあとアウト側から回り込んできた。そして少し接触した」

    「僕のマシンにもダメージがあったし、彼のレースが終わってしまったのは本当に残念だった。そんな結末は誰も望んでいない。その後はダメージを抱え、さらにペナルティも受けた中で、できる限りのレースをした」

    それでも裁定には納得していないという。

    「僕はレーシングインシデントだったと思っている。だからペナルティになるべきではないと思った。でも、それが裁定なら受け入れるしかない」

    ルイス・ハミルトン(スクーデリア・フェラーリ)

    ピットでメカニックと接触 フェラーリに罰金
    ハミルトンはシャルル・ルクレールに続くダブルスタックでピットインし、5秒ペナルティを消化した。

    しかし発進時、フロントウイングを調整するためにマシン前方へ移動していたメカニックと接触。幸いメカニックに大きなけがはなく、スチュワードはフェラーリに約3万5000ドルの罰金を科したものの、ハミルトンに追加の競技ペナルティは科さなかった。

    ハミルトンは、発進時の状況を次のように説明した。

    「ダメージはかなり大きかった。どれだけダウンフォースを失ったのか正確な数字は分からないけれど、フロア左側の前方がなくなっていた。そして最後のスティントでは、ダブルスタックだったためフロントウイングの調整もできなかった。何より、メカニックがけがをしなかったことに感謝している」

    「僕は信号を見ていた。マシンがジャッキから下ろされたら発進することになっているので、そのタイミングで動き出した。でも右側に彼が見えたので、できるだけ早く止まった」


    ライコネンの事故が頭をよぎった
    接触した瞬間、ハミルトンは2018年のバーレーンGPでキミ・ライコネンがピットストップ時にメカニックの脚を負傷させた事故を思い出したという。

    「その瞬間に頭に浮かんだのは、キミの事故だった。最初は同じことが起きたと思った。でも彼は立ち上がって動いてくれた」

    ラッセルとの接触によるフロア損傷、5秒ペナルティ、そしてピットでの接触事故と、ハミルトンにとってベルギーGPは終始苦しい展開となった。それでも追加処分は科されず、メカニックが無事だったことがフェラーリにとって何よりの救いとなった。

    【関連】
    ・F1ベルギーGP 決勝 結果・タイムシート:アントネッリが優勝

  • ルイス・ハミルトン F1ベルギーGPでメカニックと接触 2件目のペナルティ危機

    ルイス・ハミルトン F1ベルギーGPでメカニックと接触 2件目のペナルティ危機

    フェラーリのルイス・ハミルトンが、2026年F1ベルギーGP決勝のピットストップでメカニックと接触し、アンセーフリリースの疑いでスチュワードの調査対象となった。

    ハミルトンはすでにジョージ・ラッセルとの接触を引き起こしたとして5秒ペナルティを受けており、今回のピットレーンでの一件によって、レース後に2件目のペナルティを科される可能性が浮上している。

    フロントウイングを調整していたメカニックと接触
    問題の場面は、バーチャル・セーフティカー(VSC)導入中にハミルトンがピットインした際に発生した。

    フェラーリはタイヤ交換と同時に、ラッセルとの接触で科された5秒ペナルティを消化。さらにフロントウイングの調整作業を行っていたが、ハミルトンがピットボックスを発進した際、右フロントタイヤが作業中のメカニックに接触した。

    ハミルトンは直後、レースエンジニアのカルロ・サンティに無線で「くそっ、大丈夫か? グリーンになったんだ!」と状況を確認した。

    これに対してチームは「彼は大丈夫だ。全員問題ない」と返答し、接触したメカニックにけががないことを伝えた。

    ハミルトンはピットシグナルの変化を主張
    ハミルトンの無線からは、発進を許可するピットシグナルがグリーンに変わったため、マシンを動かしたとの認識だったことがうかがえる。

    一方で、メカニックが完全に作業位置から離れる前にマシンが発進した場合、競技規則上はチーム側のアンセーフリリースと判断される可能性がある。

    レースコントロールは接触を確認すると、44周の決勝終了後にスチュワードが調査すると発表。ハミルトンは現地時間16時45分に審議へ出席するよう召喚された。

    ラッセルとの接触に続く追加処分の可能性
    ハミルトンは決勝序盤、ジョージ・ラッセルとの接触を引き起こした責任を問われ、すでに5秒のタイムペナルティを受けていた。

    今回の一件がアンセーフリリースと認定された場合、フェラーリに罰金が科されるだけでなく、状況によってはハミルトンに追加のタイムペナルティやグリッド降格などの処分が下される可能性もある。

    メカニックに大きなけががなかったことは幸いだが、発進シグナルと作業完了のタイミングが適切に管理されていたかが審議の焦点となる。ハミルトンとフェラーリにとっては、ラッセルとの接触に続き、レース後までペナルティの行方を待つ厳しいベルギーGPとなった。

  • ルイス・ハミルトン フェラーリF1修復後のマシンに違和感「FP3とは別物だった」

    ルイス・ハミルトン フェラーリF1修復後のマシンに違和感「FP3とは別物だった」

    ルイス・ハミルトンは、F1ベルギーGP予選後、クラッシュから修復されたフェラーリのマシンがフリー走行3回目(FP3)とは異なる状態だったと明かし、「コンマ2秒ほど失っていた」と語った。チームの懸命な作業を称賛しながらも、本来の速さを発揮できなかったことを悔やんでいる。

    FP3終盤にクラッシュを喫したハミルトンだったが、フェラーリは予選開始までの短時間でマシンを修復。6番手を獲得し、ランド・ノリスのグリッド降格により決勝は5番グリッドからスタートする。

    しかし、ハミルトンは修復後のマシンにはFP3とは異なるフィーリングが残っていたと説明した。

    クラッシュ後の修復でマシンの感触が変化
    ハミルトンはFP3終盤、ファーニュ・シケイン出口でコースアウトし、右リヤをバリアに接触させてクラッシュ。フェラーリはサスペンションやリヤウイング、フロアを交換し、さらに予防措置としてギアボックスも交換するなど、大規模な修復作業を行った。

    予選ではチームメイトのシャルル・ルクレールにわずか0.002秒届かなかったが、ハミルトンはFP3の状態であればさらに上位を狙えたと振り返る。

    「そうだった。まずはFP3で壊したマシンを直してくれたチームのみんなが本当に素晴らしい仕事をしてくれた」

    「FP3ではマシンのフィーリングが本当に最高で、自信もすごくあった。ポール争いができたとは思わない。メルセデスはあまりにも速かったからね。でも、あの状態のマシンなら3番手くらいは狙えたと思う」

    「予選ではコンマ2秒くらい足りなかった。予選で乗ったマシンはFP3の状態とまったく同じではなく、与えられた状態でベストを尽くすしかなかった」

    リヤサスペンションの違いがバランスに影響
    ハミルトンは、違和感の原因としてリヤサスペンションに変化があった可能性を指摘した。

    「リヤサスペンションの何かが同じではなかったと思う。結果的にマシンバランスがFP3とは変わってしまっていた」

    それでも、予選までにマシンを走れる状態へ戻したフェラーリの働きには感謝を示した。

    「本当に素晴らしいフィーリングだったマシンだったし、チームは最後の最後まで修復に全力を尽くしてくれた。本当に感謝している。決勝でもマシンが問題なく走ってくれることを願っている」

    ルイス・ハミルトン(スクーデリア・フェラーリ)

    決勝は表彰台争いに自信
    ベルギーGPを通じてメルセデス勢が速さを見せる中、ハミルトンは予選では及ばなかったものの、決勝では巻き返しが可能だと考えている。

    「メルセデスとの差がどれくらいなのかは正直分からない。でも最終セクターではかなり差があって、あれは純粋なパワーの違いだと思う。第1セクターでも少し速かった」

    「このサーキットではそうなることは予想していた。彼らは本当に速く、特に予選では誰よりも一歩抜け出していた」

    「それでも決勝では前へ行けると思っている。彼らに追いつけるよう、全力を尽くすつもりだ」

    予選では修復直後のマシンに違和感を抱えながらも6番手(決勝5番手)を確保したハミルトン。フェラーリが抱える課題を認めつつも、決勝ではレースペースを武器にメルセデス勢へ挑み、表彰台争いに食い込めるかが注目される。

  • ルイス・ハミルトン F1終盤の赤旗判断に裁量拡大を提案「ファンのためになる」

    ルイス・ハミルトン F1終盤の赤旗判断に裁量拡大を提案「ファンのためになる」

    ルイス・ハミルトンは、F1ベルギーGPを前に、レース終盤でセーフティカーのまま決着する展開を避けるため、FIAレースディレクターに赤旗を掲示する裁量をより与える案に前向きな考えを示した。

    この発言は、マックス・フェルスタッペンのクラッシュによってセーフティカー決着となった2026年F1イギリスGPを受けたもの。ハミルトンは、ファンにとってより見応えのあるレースを実現するためには、終盤の赤旗運用に柔軟性を持たせることも選択肢のひとつだとの考えを語った。

    ルイス・ハミルトンは、F1ベルギーGPを前に、レース終盤でセーフティカーのまま決着する展開を避けるため、FIAレースディレクターに赤旗を掲示する裁量をより与える案に前向きな考えを示した。

    この発言は、マックス・フェルスタッペンのクラッシュによってセーフティカー決着となった2026年F1イギリスGPを受けたもの。ハミルトンは、ファンにとってより見応えのあるレースを実現するためには、終盤の赤旗運用に柔軟性を持たせることも選択肢のひとつだとの考えを語った。

    「ファンに最高のレースを届けられる」
    レース終盤に赤旗を掲示し、最後をグリーンフラッグ下で争わせるためにレースディレクターへより大きな裁量を与えることについて質問されたハミルトンは、メディアに対して次のように語った。

    「そうだね、間違いなくそう思う」

    「オーストラリアでもそういうことがあったし、あれは本当に最高のレースのひとつだった。もちろん自分がトップを走っている立場なら歓迎できないかもしれないけど、ファンにとっては最高のレース体験になる」

    「これまでも実際にそういう判断は行われてきた。だからセーフティカーのままレースが終わるのは、僕としても残念だ」

    「マシンに乗っているドライバーとしても残念に思うし、アスリートとしてもそう感じる。だからファンがどんな気持ちだったかは想像できるよ」

    議論の発端となったシルバーストンの結末
    この議論のきっかけとなったのは、前戦イギリスGP終盤の出来事だった。

    レース終盤、フェルスタッペンがクラッシュしたことでセーフティカーが導入され、多くの関係者は51周終了時点でセーフティカーが退去し、最後の1周をレーシングスピードで争う展開になると予想していた。

    しかし実際には、競技規則に従ってセーフティカーは52周終了時までコース上に留まり、シャルル・ルクレールは追い抜きのないままトップチェッカーを受けた。

    FIAはその後、51周終了時に表示された「Safety Car in this Lap」のメッセージはソフトウェアエラーによるものだったと説明している。

    ルイス・ハミルトン F1終盤の赤旗判断に裁量拡大を提案「ファンのためになる」

    過去にも赤旗再スタートで劇的な決着
    F1では近年、レース終盤に赤旗が掲示され、再スタートによって劇的な決着が演出されたケースもある。

    2021年アゼルバイジャンGPでは、首位を走行していたフェルスタッペンがタイヤバーストでクラッシュしたことを受けて赤旗が提示され、スタンディングスタートによる2周のスプリント勝負が行われた。この際、ハミルトンは1コーナーでロックアップを喫し、大きく順位を落としたことでも知られている。

    また2023年オーストラリアGPでは、ケビン・マグヌッセンのクラッシュによるデブリ回収のため終盤に赤旗が掲示され、残り2周で再スタートが実施された。しかし1コーナーで多重クラッシュが発生し、再び赤旗中断となった後、最終ラップはセーフティカー先導で終了した。

    今回のハミルトンの発言は、こうした過去の事例を踏まえたうえで、ファンにとってより見応えのあるレースを実現するために、終盤の赤旗運用について議論する余地があるとの考えを示したものだ。