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  • ルイス・ハミルトン フェラーリの2026年F1マシンは「自分のDNAが入っている」

    ルイス・ハミルトン フェラーリの2026年F1マシンは「自分のDNAが入っている」

    ルイス・ハミルトン(スクーデリア・フェラーリ)は2026年F1シーズン開幕を前に、「ここ数年で最も良い精神状態にある」と語り、新型マシンには自らの“DNA”が反映されていると明かした。

    2025年はフェラーリ移籍初年度ながらグランプリで一度も表彰台に立てず、厳しいシーズンを送った。しかし、2026年型マシンはプレシーズンテストで好感触を得ており、ハミルトンの表情も昨年とは対照的に明るさを取り戻している。

    「明らかにいろいろなことを経験したし、去年のことはすべて後ろに置いてきた」とハミルトンはバーレーンで語った。

    「この冬は多くの時間を再構築に費やし、気持ちを立て直し、身体も心もより良い状態に持っていった。チーム内の体制も整理したし、マシンも今のところ良いスタートが切れていると思う。個人的にはここ数年で一番良い状態にあると感じている」

    「この新世代マシンの時代は本当にエキサイティングだ。すべてが新しい。我々は走りながら理解している段階だし、昨年は最終的に自分が引き継いだマシンに縛られていた」

    「しかし今回は、この8〜10か月間シミュレーターで開発に関わってきたマシンだ。だから自分のDNAの一部がこのクルマの中にある。間違いなく、より強い結びつきを感じている」

    ルイス・ハミルトン スクーデリア・フェラーリ

    2025年はリカルド・アダミとの無線コミュニケーションが外部から見てもぎこちなく映り、レースエンジニア体制の見直しも進められている。ハミルトン自身も内部体制の再編を認めている。

    フェラーリは2025年シーズン途中から2026年の大幅なレギュレーション変更に早期に注力しており、それが今季への布石となっている。ハミルトンは長期契約を結んだ理由についても改めて言及した。

    「チームへの信頼はまったく変わっていない。このチームが何を成し遂げられるかを理解しているからこそ加入した」

    「一夜にして成功するとは思っていなかった。プロセスが必要だと分かっていたからこそ長期契約を結んだ。昨年からチームとして多くを学んだし、いくつかの変更も行った。皆が常に改善を求めている」

    「今はこれまで以上にうまく連携できていると感じている。だからこそ、これからが本当に楽しみだ」

  • ルイス・ハミルトン F1引退後に冬季五輪転向の可能性 ジャマイカ代表が勧誘

    ルイス・ハミルトン F1引退後に冬季五輪転向の可能性 ジャマイカ代表が勧誘

    フェラーリと少なくとも2026年末まで契約を結ぶルイス・ハミルトンに対し、ジャマイカのボブスレーチームが冬季オリンピック出場を視野に入れた電撃転向を呼びかけている。

    7度のF1ワールドチャンピオンであるハミルトンは現在41歳。F1キャリアは終盤に差しかかっていると見られているが、ジャマイカ側はその年齢でも十分に通用すると考えている。

    ハミルトン自身も過去にボブスレーへの関心を示したことがあり、ジャマイカのアスリート、タイケンド・トレイシーはその可能性は現実的だと見ている。特に、そりの前方に座りコースを操る「パイロット」として適任だという。

    スカイスポーツのジェレイント・ヒューズは、ジャマイカ側の思惑について次のように語った。

    「トレイシーは大のF1ファンで、ルイス・ハミルトンの大ファンだ。ルイスは41歳と年齢を重ねているが、それでもスタートで十分な速さを発揮でき、素晴らしいドライバーになれると信じている」

    「ボブスレーでは“ドライバー”ではなく“パイロット”と呼ばれる。氷上のあらゆるツイストやターンを操縦するからだ」

    「これほど優れたF1ドライバーであれば、そのスキルをボブスレーに転用できる。トレイシーはそれを確信している。そしてボブスレーは非常にスピードが出る競技で、かなりスリリングだ。最高速度は時速約100マイルに達する」

    「ルイス・ハミルトンにとってはそれは“朝飯前”だ。彼はその倍以上のスピードに慣れている。だからジャマイカは彼のファンであり、F1キャリア後に冬季オリンピックを目指してボブスレーへ転向することを検討してほしいと願っている」

    ハミルトンには2027年までフェラーリに残留できるオプションがあるとも報じられているが、もしF1を去る日が訪れた場合、氷上で新たな挑戦に踏み出す可能性もゼロではないという見方が浮上している。

  • フェラーリF1代表 ハミルトンのエンジニア騒動を一蹴「個人の問題ではない」

    フェラーリF1代表 ハミルトンのエンジニア騒動を一蹴「個人の問題ではない」

    フェラーリのチーム代表フレデリック・バスールは、ルイス・ハミルトンのレースエンジニア変更について過度に騒ぎ立てるべきではないと強調した。

    ハミルトンはマラネロでの2年目を迎えるが、リカルド・アダミが別の役割に就くことが決まり、一時的にカルロ・サンティが後任として起用される。ハミルトン自身はこの変更について「自分にとってはマイナスだ」と認めていた。

    「シーズン序盤の数戦だけだとしても、その後また変わることになるし、新しい人との仕事を学ばなければならない。だからそれも自分にとっては不利になる」とハミルトンはメディアに語った。

    この件について問われたフレデリック・バスールは、次のように述べた。

    「それは我々が話した内容とは正確には違う」とフレデリック・バスールは語った。

    「チームとルイス、そしてピットウォールの協力関係は非常に良好だ。私はルイスを見て、チームがコミットしていないと感じたことはない。むしろ自信に満ち、関係についてとてもオープンだった。私の感触は非常にポジティブだ。我々は今後も改善を続けていく」

    「我々のメンタリティは、今日よりも明日より良い仕事をすることだ。改善できる分野があるなら、そちらに向けて努力を続ける。ルイスはこの件について非常に良いマインドセットで臨んでいる」

    ルイス・ハミルトン スクーデリア・フェラーリ

    それでもなお質問が続くと、バスールは語気を強めた。

    「どうかこの話はやめてほしい。22台のマシンがあり、毎年6人か7人の新しいエンジニアがいる。同じことがチーム代表にも言える。おそらく最も長く在任しているのはトト・ヴォルフだが、それでも毎年3人か4人はチーム代表が変わっている。それでチームが終わるわけではない」

    そして最後にこう強調した。

    「今日のチームはおよそ1500人規模だ。レースエンジニア1人の問題ではない。ピットウォールに座っている人物は、6人のスタッフを率いてマシンを担当している。F1は個人の問題ではない。常にチームの問題であって、個人の問題ではない」

  • ルイス・ハミルトン F1圧縮比論争でFIAに介入要請「同じ条件で始めるべき」

    ルイス・ハミルトン F1圧縮比論争でFIAに介入要請「同じ条件で始めるべき」

    ルイス・ハミルトン(フェラーリ)は、メルセデスの新型パワーユニットを巡る圧縮比論争について、FIAの早急な対応を求めた。

    ブラックリーを拠点とするメルセデスが走行中の高温環境下でより高い圧縮比を引き出す方法を見つけたとの見方が広がるなか、ハミルトンも議論に加わり、競技の公平性確保を訴えている。

    メルセデスの新しいパワーユニットを巡る議論は数週間にわたって続いている。走行中の高温状態において、より高い圧縮比を得る仕組みを確立したとされ、それにより同じ燃料量からより多くの出力を引き出せる可能性、あるいはより少ない燃料で同等のパフォーマンスを発揮できる可能性が指摘されている。

    具体的な優位性の大きさは明確ではないが、批判的な見方では10〜20馬力の差が生じる可能性があるとされ、レギュレーション違反の疑いも取り沙汰されている。一方でメルセデスのトト・ヴォルフは違法性を否定し、効果は誇張されていると主張している。

    ハミルトンはスカイスポーツF1の取材に対し、現在の勢力図について問われるなかで圧縮比の話題に言及した。

    「僕たちは皆かなり接近していると思う。メルセデスを除けばだ」

    「誰がどれだけの燃料で走っているのかは分からないし、メルセデスが使っている燃料についても噂がある。彼らだけが追加のパワーを持っていると言われている。それがあの圧縮比の話だ」

    ルイス・ハミルトン 圧縮比 国際自動車連盟

    ハミルトンはFIAが早急に明確な判断を示すことを望んでいる。

    「それが解決され、FIAが僕たち全員が同じ出発点からスタートできるようにしてくれることを願っている」

    この発言は、FIAに対して対応を求めている複数チームの姿勢と足並みを揃えるものとなった。競技規則を定めるFIAは、シングルシーター部門を統括するニコラス・トンバジスを通じてすでにコメントを出している。

    トンバジスは、シーズン開幕前の解決を目指していると明言している。

    「我々はこの問題をどのように解決するかについて多くの時間を費やしてきた。シーズン開始までに整理することが我々の意図だ」

    実際にどのような介入が行われるのか、そしてそれがオーストラリアGP前に実施されるのかは、現時点では明らかになっていない。

  • ルイス・ハミルトン 2026年F1マシンに本音「GP2より遅いんじゃない?」

    ルイス・ハミルトン 2026年F1マシンに本音「GP2より遅いんじゃない?」

    2026年F1プレシーズンテスト初日、バーレーンで走行を終えたルイス・ハミルトンが、新世代マシンについて率直な感想を口にした。

    フェラーリのSF-26をドライブしたハミルトンは、新車について「楽しい」と評価する一方で、体感的な遅さにも言及した。

    「ダウンフォースはかなり少ない。マシンは短くなって軽くなったし、キャッチしやすい」

    テスト中にスピンも喫したハミルトンは、こう続けた。

    「かなりラリーみたいだよ。今ってGP2より遅いんじゃない? そんな感じがするよ」

    実際のラップタイムを見ると、初日午前の最速はマックス・フェルスタッペンの1分35秒433。2025年基準と比べると約4秒遅い水準だが、F2のポールタイムよりは速い。それでもハミルトンは“体感的な遅さ”を強く感じているようだ。

    ハミルトン自身は4時間のセッションを4番手で終え、フェルスタッペンからちょうど1秒差だった。

    「博士号が必要なくらい複雑」
    ハミルトンは、新レギュレーションの複雑さについても率直だった。

    「ファンはたぶん理解できないと思う。ものすごく複雑なんだ」

    「この前ミーティングで説明を受けたけど、全部を完全に理解するには博士号が必要なくらいだよ」

    2026年型は電動出力が増え、エネルギーマネジメントとアクティブエアロの制御が大きな鍵を握る。レースがバッテリー管理勝負になるのかと問われると、ハミルトンは正直に答えた。

    「正直、まったく分からない。何が起こるか想像もつかないよ」

    「エネルギーマネジメントは重要になると思う。どのチームがデプロイメントをうまくやれるか、そしてどのドライバーがそれを一番うまく扱えるかだね」

    ルイス・ハミルトン 2026年 フォーミュラ1カー

    “楽しい”けど、まだ判断は早い
    一方で、マシンそのものについてはポジティブな側面も強調している。

    「前の世代とはまったく違うフィーリングだ。でもまだ本当に初期段階だよ」

    「タイヤも空力も最適化できていないし、車高もメカニカルバランスもこれからだ」

    バーレーン特有の強い突風と高温も、バランスを難しくしているという。

    「今日は本当に風が強かった。ここでこんなにガスティなのは記憶にないよ。午前の走行はいつも楽しくないしね」

    それでも最後はこう締めくくった。

    「でも全体的には、前より楽しいマシンだよ」

    “GP2より遅い”という表現はあくまで感覚的なものだが、2026年F1がこれまでとはまったく違うカテゴリーに近づきつつあることを象徴する発言とも言える。

    本当の勢力図が見えてくるのは、まだもう少し先になりそうだ。

  • ルイス・ハミルトンとキム・カーダシアン、スーパーボウル同席で交際説が再燃

    ルイス・ハミルトンとキム・カーダシアン、スーパーボウル同席で交際説が再燃

    ルイス・ハミルトンとキム・カーダシアンが、NFLのスーパーボウルでそろって目撃された。交際の噂が広がる中、2人にとって初めてとなる大きな公の場での同席となった。

    現地時間の日曜日、ルイス・ハミルトンとキム・カーダシアンは、アメリカ・カリフォルニア州サンタクララにあるリーバイス・スタジアムで行われたスーパーボウルを観戦。シアトル・シーホークスとニューイングランド・ペイトリオッツの一戦を、スイート席で隣り合って見守る姿がNBCの中継カメラに映し出された。

    2人が並んで座る様子は瞬く間に話題となり、SNS上ではファンの間で大きな反響を呼んだ。現地の目撃者は、「2人がいたエンドスイートでは、そのフロアで彼らの話題でもちきりだった」と証言している。

    さらにその関係者は、「スタッフが一目見ようと集まっていた。ある時、ルイス・ハミルトンが通路を歩くと、少し遅れてキム・カーダシアンが後を追った」「彼は保護するような視線で彼女を見ていて、大勢の仲間とハグやキスを交わしていた」とも語った。ハーフタイム後には、ファナティクスのCEOであるマイケル・ルービンと合流し、全員で再びスイートに戻ったという。

    今回の同席は、2人のロマンス報道が加速する中での出来事だった。英紙の報道によれば、キム・カーダシアンは今月初め、ロサンゼルスから英国へ渡り、ルイス・ハミルトンとロマンチックな週末を過ごしたとされている。滞在先は、イングランド・コッツウォルズ地方にある高級施設エステル・マナーだったという。

    キム・カーダシアンは、アーティストのイェ(旧カニエ・ウェスト)と8年間の結婚生活を経て、2022年に離婚。一方のルイス・ハミルトンは、2026年F1シーズンに向けた準備を進めている。

    ハミルトンは2025年にメルセデスからフェラーリへ電撃移籍し、2026年はフェラーリでの2年目のシーズンを迎える。今週はバーレーンで再開されるプレシーズンテストに参加予定で、最初のテストは2月11日から13日、続いて2月18日から20日まで実施される。

    2026年F1シーズンは、3月8日に開催されるオーストラリアGPで開幕を迎える。シーズン本番に向けた重要な時期を迎える中、スーパーボウルでの“ツーショット”は、コース外でも大きな注目を集める出来事となった。

  • ルイス・ハミルトン陣営が激変 フェラーリF1初年度の苦闘を経て迎える大刷新

    ルイス・ハミルトン陣営が激変 フェラーリF1初年度の苦闘を経て迎える大刷新

    ルイス・ハミルトンは新シーズンを前に、サーキット外の体制を大きく刷新している。レースエンジニア、マネジメント、コミュニケーションの各分野に及ぶ変化は、フェラーリ加入初年度となった2025年の厳しいシーズンを経て行われたものだ。

    最大の焦点は、2025年シーズン中に緊張関係が伝えられたリカルド・アダミに代わるレースエンジニアが、いまだ正式に発表されていない点にある。

    伊ジャーナリストのレオ・トゥリーニが執筆するコラムの中で、元フェラーリドライバーのイヴァン・カペリは、この状況を異例だと指摘した。

    「新しいレースエンジニアが、まだ正式に任命されていないのは不思議に感じる」とカペリは語った。

    「数時間の問題なのかもしれないが、こうしたことは事前に明確にされているべきだ」

    ガレージの外でも、ハミルトンの周囲にいたおなじみの顔ぶれがパドックから姿を消している。長年にわたり広報を務め、プロジェクト44関連の業務も統括してきたガブリエラ・クワク・イェボア、通称エラは、7度のワールドチャンピオンと袂を分かった。次の去就については明らかにされていない。

    さらにハミルトンは、マネージャーのマーク・ハインズとも再び別れる決断を下した。関係者によれば、別れは友好的なものだったという。両者はジュニア時代から共に歩み、ハインズは2015年から2021年にかけてプロジェクト44のCEOを務めた後、2024年に再びハミルトンとタッグを組んでいた。

    そのハインズは現在、アメリカの自動車メーカーであるキャデラックのF1参戦準備に向け、フルタイムで同プロジェクトに加わっている。事情に詳しい関係者は、ハインズが全グランプリに帯同し、レース関連のロジスティクスを統括していたにもかかわらず、今回の決別は双方合意によるものだったと説明している。

    ルイス・ハミルトン スクーデリア・フェラーリ

    サーキット外では、ハミルトンとキム・カーダシアンの関係を巡る憶測も再燃している。パリでの控えめながら豪華な会合が報じられたことで、再び注目が集まった形だ。

    競技面に目を向けると、カペリはこの一連の変化を、厳しいシーズンを経てもなお闘志を失っていないドライバーの姿勢の表れだと見ている。

    「ルイスはまだリスクを取る覚悟があると思う」とカペリは述べた。

    「彼は悪い年を終えたばかりで、それを自覚している。だからこそ挽回を狙うはずだ。彼のキャリアが悲しい終わり方を迎えるとは、とても想像できない」

    一方で、クルマから完全に離れた分野でも、ハミルトンは新たな情熱を見つけている。かつて誇っていた車両コレクションの多くを手放した後、現在はトレーディングカードの収集に熱中しているという。

    「カードを集めているんだ」とハミルトンはフランス版『ヴォーグ』の取材で明かした。

    「ポケモンやスター・ウォーズ、アスリートのカードだね。子どもの頃は学校で交換して集めていたけど、今はどんどん増えている。毎週のようにカードを買っているよ」

    キャリア終盤に差しかかりながらも、環境を刷新し、新たな刺激を求め続けるハミルトン。その姿勢は、2026年F1シーズンに向けた再起への強い意志を物語っている。

  • ルイス・ハミルトン、再起を懸ける2026年F1開幕を前にマネージャーと決別か

    ルイス・ハミルトン、再起を懸ける2026年F1開幕を前にマネージャーと決別か

    ルイス・ハミルトン(フェラーリ)は、2026年F1シーズン開幕を目前に控え、長年関係を築いてきたマネージャーと袂を分かったと報じられている。英『The Independent』によれば、ハミルトンはマーク・ハインズとのマネジメント契約を解消したという。

    2025年にフェラーリへ移籍したハミルトンは、キャリアで初めて表彰台を一度も獲得できない厳しいシーズンを経験した。7度のF1ワールドチャンピオンにとって、結果面では不本意な1年となり、2026年は巻き返しが求められる重要なシーズンとなる。

    ハインズは2015年から2021年まで、ハミルトンのマネジメント会社である「Project 44」の最高経営責任者を務めていた人物だ。報道によれば、今後は2026年からF1に参戦するキャデラックF1チームと仕事を共にする予定だとされている。

    フェラーリでの苦戦と、2026年への手応え
    フェラーリ移籍初年度となった2025年、ハミルトンは安定感を欠き、表彰台に届かないレースが続いた。キャリアを通じて初めて「未表彰台」のシーズンとなったことは、大きな話題を呼んだ。

    一方で、2026年F1レギュレーションという大きな転換期を迎える中、ハミルトンは最近になって前向きな兆しも口にしている。先週バルセロナで行われたプライベートテスト後、フェラーリは昨年よりも良いスタートを切れているとの見方を示した。

    「テストに来るときは、常に多くの周回を重ねたいと思っている」とハミルトンは語った。

    「今日は午前中だけで85周走ることができた。これは本当に素晴らしいことで、ここまで高い信頼性を確保してくれたファクトリーの全員の努力のおかげだ」

    さらに昨年との比較にも触れている。

    「昨年はテストの出だしがもっと悪かった。今回は完全に新しいレギュレーションの下でのスタートだけど、これまでよりも良い感触がある。この流れが続くことをとても期待している」

    マネジメント体制の変化とともに、ハミルトンはフェラーリで迎える2年目のシーズン、そして2026年F1新時代の幕開けに向け、再起を懸けた戦いに挑むことになる。

  • ルイス・ハミルトン F1テスト最速「フェラーリに勝者のメンタリティを感じる」

    ルイス・ハミルトン F1テスト最速「フェラーリに勝者のメンタリティを感じる」

    フェラーリはバルセロナで行われた非公開テストを、信頼性面で大きな問題を抱えることなく終えた。幻想を抱く段階ではないと前置きしつつも、ルイス・ハミルトンはスペインでの1週間を「非常に良いスタート」と評価し、チーム全体からこれまで以上に強い勝者のメンタリティを感じていると語った。

    最終日は63周を走行し、その日の最速タイム、さらにテスト全体でも最速となるタイムを記録した。

    もっとも、この時期のタイムが相対的なものであることは承知の上だ。重要なのは単純なラップタイムではなく、その裏側にある作業内容だという。

    午前にシャルル・ルクレールが行ったのと同様、午後にはハミルトンも徐々にプッシュし、限界を探る走行に移行した。これは、作業の軸足が純粋な信頼性確認から、パワーユニットやマシン挙動をより実戦的な条件で理解する段階へと移り始めていることを示している。前日にメルセデスが「技術的トラブルがなく、計画より前倒しで進んでいる」と語った流れとも重なる変化だ。

    フェラーリにとっても、この点での初期フィードバックは良好だ。火曜日は雨で時間を失ったものの、もしそれがなければ、走行距離はさらに伸びていた可能性が高い。それでも、ドライコンディションで走った2日間で得られたデータは極めて重要で、ファクトリーではシミュレーターのモデルと実走データを突き合わせる作業が始まる。

    このため最終日、マラネロのチームは意図的にペースを引き上げ、限界域を探った。コーナー進入や中速域での速度を高めることで、特に高速区間におけるマシンの挙動は変化する。そうした状況下でパワーユニットがどう反応するのかを理解し、そこから調整とセットアップ作業を本格化させる狙いがあった。

    テスト全体を振り返り、ハミルトンは満足感を口にした。

    「本当に楽しい1週間だった。個人的にも冬の間にかなり大きな取り組みをしてきたし、チームもテストに向けて多くの変更を加えてきた」

    「週の始まりは、完全にウエットの路面で走るという少し変わった形だった。普通はやらないことだけど、去年は開幕戦の決勝が、僕にとって初めて本格的にフェラーリをドライブする機会だった。あれは本当に厳しいレースだったから、今回あらかじめそういう経験と知識を得られたのは有益だった」

    ウエット走行は、複数の面で価値がある。低グリップ環境でのパワーユニットの反応を確認できるだけでなく、部分的なアクティブエアロの挙動や、やや大径化したタイヤがマシン周囲の気流に与える影響も観察できる。

    「走行距離という点では、ファクトリーの全員の素晴らしい仕事のおかげで、2日間しっかり走れた。本当に感謝している。安定して走れて、問題が出ないことはとても重要だ。もちろん細かいことは常にあるけど、本当のダウンタイムはなかった。今後数週間で何か出てくるかもしれないけど、全体としてはとても堅実な数日間だった」

    ルイス・ハミルトン スクーデリア・フェラーリ

    バーレーンを見据えた次のステップ データ検証と方向性の確認
    バルセロナでの走行を終え、ドライバーたちはマラネロに戻り、次のバーレーンテストに向けた準備とともに、スペインで収集したデータの詳細な分析に入る。狙いは、シミュレーターの予測が実走と一致しているかを検証すること、そしてサヒールで試すべきメカニカルセットアップや空力比較の方向性を定めることだ。

    まだ結論を急ぐ段階ではないが、信頼性確認を主目的とした今回の初期テストは、総じてポジティブな内容だった。予定していたプログラムを概ね消化できたことは、大きな収穫と言える。

    「デブリーフもとても良かった。全員が本当に集中している。チームの一人ひとりから、これまで以上に強い勝者のメンタリティを感じている。それはポジティブなことだ。みんな前向きで、信じられないほど熱意にあふれている」

    「もちろん、錯覚はしていない。もう万事うまくいっているなんて思っていないし、やるべき仕事があることも分かっている」

    他チームについても冷静に見ている。

    「メルセデスもとても良い走行をしていたと思うし、レッドブルやハースもよく走っていた。だから、正直なところ自分たちがどこにいるのかは分からない。でも、最初の1週間としては堅実だったし、ここから積み上げていける。大きな前進が必要になるかもしれないし、開発は非常に重要になる」

    最後に、今後へ向けた姿勢をこう締めくくった。

    「何一つ取りこぼさないこと、コミュニケーションや意思決定を明確かつ簡潔に行うことが重要だ。そのためには、全員が最高の状態でいなければならない。今年は皆が新しいエネルギーを持ち込んでいるのが見えているし、それが本当に素晴らしい」

  • ルイス・ハミルトン、フェラーリSF-26本格走行「興味深い点が見つかっている」

    ルイス・ハミルトン、フェラーリSF-26本格走行「興味深い点が見つかっている」

    ルイス・ハミルトンはバルセロナで行われている2026年F1非公開シェイクダウンテストで、ドライコンディション下で85周を走破した。火曜日は雨に見舞われたため、これがフェラーリSF-26にとって事実上の“初の本格テスト”となったが、大きなトラブルはなく走行を終えている。

    午前中のみで85周を積み重ねた点も、フェラーリ陣営にとっては大きな収穫だった。

    午後はシャルル・ルクレールがマシンを引き継ぎ、最終日も両ドライバーが走行を分担する予定だ。信頼性面で順調な滑り出しを見せたことで、チームはロングランや新しいパワーユニットの理解に作業の比重を移しつつある。

    ハミルトンは、ようやくドライで走れたことが学習の面で大きかったと振り返っている。

    「ようやくドライで走れて、きちんとコース上で作業ができたのは良かった。初日はひどい雨だったからね。外に出て状況を確認できたのは有意義だったし、フィオラノでは1周か2周しか走れていなかったから、マシンを感じる程度で終わっていた」

    「だから、いくつかのランをこなしてタイヤを理解できたのは本当に良かった。C2とC1を使ったけれど、この寒さではタイヤはあまり機能しない。それでもプログラムは完了できたし、マシンが今どこにいて、どこを改善すべきかのイメージは持てている」

    この日のバルセロナは気温が低く、路面温度も上がらなかった。午前中には第3セクター入口でリヤを失い、ハミルトンが軽いスピンを喫する場面もあったが、走行への影響はなかった。

    フェラーリは今回投入しているSF-26について、あらかじめ「ベーシックな仕様」であることを明かしており、本格的なアップデートはバーレーンテストやシーズン序盤に予定されている。それだけに、今回のテストは純粋に理解とデータ収集が目的となっている。

    ハミルトンが特に手応えを感じているのは、信頼性の高さだ。85周を問題なく走り切れたことは、2026年という大幅なレギュレーション刷新を考えれば、非常に前向きな材料となる。

    「テストではとにかくたくさん走りたいものだ。今朝は85周走れた。これは本当にすごいことだと思う。ここまでマシンが信頼性高く動いているのは、工場で働くすべての人たちが素晴らしい仕事をしてくれたおかげだ」

    「去年のテストは、正直言ってもっとひどいスタートだった。完全に新しいレギュレーションを考えれば、今回はそれよりも良い出だしだと思うし、この流れが続くと本当に自信を持っている」

    今後の焦点は、走行距離をさらに重ねながら、パワーユニットのエネルギーマネジメントやエアロダイナミクスの理解を深めていくことにある。ハミルトン自身、すでにいくつかの興味深いポイントを見つけているという。

    「僕たちにとっては、とにかく走行距離を増やして、このエンジンやマシン、エアロについてできるだけ多くの知識を得ることが重要だ。今朝は決められたプログラムをこなして、いくつか興味深い点が見つかった。午後はシャルルが少し違うことを試していて、それも良いことだ」

    「一日の終わりには、みんなで集まって問題点や良かった点、悪かった点を整理し、翌日に何をテストするかを決める。すでに良いデータは揃っているから、それを正しく理解して、バーレーンに向けて何を進めていくかを明確にするだけだ」

    フェラーリとハミルトンにとって、バルセロナでの85周は単なる周回数以上の意味を持つ。2026年シーズンに向けた第一歩として、確かな土台が築かれつつある。