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  • ランス・ストロール アストンマーティンF1の進歩を実感「マシンは確実に前進」

    ランス・ストロール アストンマーティンF1の進歩を実感「マシンは確実に前進」

    アストンマーティンF1のランス・ストロールは、2026年F1第11戦ハンガリーGP予選で20番手に終わったものの、大型アップデートを投入したAMR26Bの進化には確かな手応えを感じていると語った。

    ストロールは最終アタックでタイムを約0.5秒更新するペースを見せていたが、ターン12で追い風の影響を受けてコースアウト。Q2進出の可能性を逃したものの、マシン自体の改善には満足感を示している。

    「マシンは前進した」 Q2進出を逃すも改善を実感
    ストロールは予選後、最終アタックで起きたミスについて次のように説明した。

    「すべてを出し切るつもりだった。最後のアタックでは0.5秒くらいタイムを縮めるペースだったけど、ターン12で追い風を受けてしまい、そのままグラベルへ真っすぐ飛び出してしまった。だからラップを最後までまとめることができなかった。本当にフラストレーションが残る」

    一方で、アップデートを投入したAMR26Bにはポジティブな印象を持っているという。

    「マシンは一歩前進したと感じる。ダウンフォースが増えてグリップも向上しているので、それはポジティブなことだ」

    「まだパワー不足はあるし、特に昨日は走行時間を大きく失ったこともあって、バランス面には改善すべき点が残っている。それでも前進できたのは励みになるし、明日もさらに積み重ねていければと思う」

    ランス・ストロール(アストンマーティン・コグニザント・フォーミュラワンチーム)

    「フェルナンドも速かった」 レースでさらなる前進を期待
    FP2のクラッシュで走行時間を失った影響もあり、十分な準備ができないまま予選に臨んだストロールだが、アップデートの効果はチームメイトのフェルナンド・アロンソにも表れたと評価した。

    「ポジティブな面もある。マシンはずっと良く見えたし、フェルナンドも速かった」

    「明日のレースでどうなるか見てみよう」

    アストンマーティンは16点に及ぶ大型アップデートをハンガリーGPに投入。アロンソが今季初のQ2進出を果たした一方で、ストロールもQ2進出目前のペースを見せており、予選結果以上にマシンの競争力向上を印象づける内容となった。

  • ランス・ストロール F1ベルギーGPリタイア「エネルギー系統とギアボックスに異常」

    ランス・ストロール F1ベルギーGPリタイア「エネルギー系統とギアボックスに異常」

    ランス・ストロールは、2026年F1ベルギーGPでマシントラブルによりリタイアを喫した。レース後には、エネルギー系統の不具合に加え、ギアボックスにも異常が発生していたことを明かし、次戦ハンガリーGPで投入される新パッケージによる巻き返しに期待を寄せた。

    アストンマーティンはスパ・フランコルシャンで苦戦を強いられ、ストロールはレース終盤にマシンの異常を訴えてリタイア。チームメイトのフェルナンド・アロンソも2周遅れの19位に終わり、チームはノーポイントでベルギーGPを終えた。

    エネルギー系統とギアボックスに異常
    ストロールは、レースを通じてエネルギー系統が正常に機能せず、その後ギアボックスにも問題が発生したことを明かした。

    「レースを通してエネルギーが不足していて、システムが正常に機能していなかった。それに加えてギアボックスにも問題が起きたので、原因を調べているところだ」

    ベルギーGPはアストンマーティンにとって厳しい週末になることは想定内だったという。

    「今日のペースはほぼ予想どおりだった。このコースは僕たちにとって厳しいことは分かっていたし、最初から難しいレースだった」

    「終盤にはギアボックスに異変を感じ始めたので、原因を調査するためにマシンをリタイアさせた」

    ランス・ストロール(アストンマーティン・コグニザント・フォーミュラワンチーム)

    ハンガリーGPの新パッケージに期待
    アストンマーティンは次戦ハンガリーGPでAMR26に大規模なアップグレードを投入する予定だ。ストロールも新パッケージによる改善に期待を寄せている。

    「ハンガリーではもう少し競争力を発揮して、より良い週末にできることを願っている」

    チーフ・トラックサイド・オフィサーのマイク・クラックも、ベルギーGPでは純粋な速さが不足していたと認めた。

    「簡単な午後ではなかったし、戦えるだけのペースがなかった。そのため、オペレーションや戦略など自分たちでコントロールできる部分を最大限に生かすことに集中した」

    「ランスは25周目にマシンの異常を報告し、その後リタイアした。今はブダペストに焦点を移し、AMR26へ新しいパッケージを投入する準備を進めている」

    ベルギーGPはアストンマーティンにとって厳しい一戦となったが、チームはハンガリーGPで投入するアップグレードを今季の重要な転機と位置づけており、ストロールも競争力向上への期待を口にした。

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  • ランス・ストロール F1ベルギーGP予選最下位「レースで得られるものはない」

    ランス・ストロール F1ベルギーGP予選最下位「レースで得られるものはない」

    ランス・ストロールは、2026年F1ベルギーGP予選を22番手で終え、「今週末は乗り切るしかない」と現状の厳しさを認めた。アストンマーティンは予選で最後列を占め、ストロールとフェルナンド・アロンソはともにパワーユニット交換によるグリッド降格ペナルティを受けて決勝に臨む。

    ストロールは予選前にセットアップ変更を施し一定の改善は得られたものの、シーズン前半から続く根本的な課題は解消されていないと説明。

    アストンマーティンは次戦ハンガリーGPで投入予定の大型アップグレードに期待を寄せている。

    「予選前にマシンへいくつか変更を加えた。いくつかの面では改善できたので、それはポジティブだった」

    「それ以外は、シーズン前半を通して直面してきたのと同じ課題だった」

    また、予選では狙っていた理想的なトウ(スリップストリーム)を得られず、コンマ数秒を失ったこともタイムに影響したと振り返った。

    「予選では狙っていた完璧なトウを得ることができなかった。そのせいでコンマ数秒を失った」

    「それ以外については、今日のペースは予想どおりだった。ここでは戦えるものがあまりないことは分かっている。今週末を乗り切り、ブダペストで予定しているアップグレードに集中することが重要だ」

    ランス・ストロール(アストンマーティン・コグニザント・フォーミュラワンチーム)

    決勝についても、大きな期待は抱いていないことを率直に明かした。

    「明日はとにかくレースを走り切るしかない」

    「このレースで得られるものはほとんどないことは分かっている。ブダペストで投入するアップグレードがパフォーマンスを大きく改善してくれるかどうか、それを待っている状況だ」

    アストンマーティンは次戦ハンガリーGPで今季最大規模のアップグレードパッケージを投入する予定となっており、ストロールも今季巻き返しの鍵として大きな期待を寄せている。

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  • ランス・ストロールの奇妙なステアリング操作はアンダーステアへの不満の表れ?

    ランス・ストロールの奇妙なステアリング操作はアンダーステアへの不満の表れ?

    ランス・ストロール(アストンマーティン)がF1イギリスGPで見せた不可解なステアリング操作が、大きな話題となっている。

    高速コーナーのコプスからマゴッツ、ベケッツにかけてフルロックに近い舵角を与えるオンボード映像はSNSで拡散され、多くのファンや関係者を驚かせた。この行動について、元インディカー勝者のコナー・デイリーが「すべてのドライバーが一度は経験することだ」と説明している。

    ストロールの異例のステアリング操作とは
    シルバーストンの高速区間でストロールは、通常では考えにくいほど大きなステアリング入力を繰り返していた。

    この映像はSNSで急速に拡散され、「マシントラブルではないか」「ドライバーのミスでは」とさまざまな憶測を呼んだ。

    しかし、The Race F1 Podcastに出演した元インディカードライバーのコナー・デイリーは、これはドライバーなら誰もが経験する”フラストレーションの表れ”だと語る。

    「レースカーで見た映像の中でも、最も面白いクリップの一つだった」

    「特にあれが最速コーナーの一つだったというのが面白い。僕も走ったことがある素晴らしいコーナーだけど、あれほどリアが安定していて、それでもあんなふうにステアリングを切れるというのは……」

    「全ドライバーが一度はやる」その理由
    デイリーによれば、この動きは極端なアンダーステアに対するドライバーの本能的な反応だという。

    「どんなドライバーでも、人生で一度はあの瞬間を経験していると思う。アンダーステアやバランスの悪さに嫌気が差して、『もう全部切ってみよう』となる瞬間がある」

    さらに、自身のインディカー時代の経験も明かした。

    「僕もエンジニアに『コーナー中盤でステアリングを全部切っても何も起きない』と言ったことが何度もある」

    「すべてのドライバーに聞いてみればいい。『そうだ、一度試したことがある』と答えるはずだ。とにかくマシンを曲げたいのに曲がらない。だから『ほら、これが今のクルマだ』と示すためにやる」

    つまり、実際にマシンを曲げようとしているというよりも、エンジニアへ問題を伝えるための意思表示でもあるというわけだ。

    アストンマーティンF1の苦戦も背景に
    デイリーは、ストロールの行動はチーム全体が苦戦している現状とも無関係ではないと指摘した。

    「これは積み重なったフラストレーションだと思う。今のチームは苦戦しているし、正直もっと期待していた。フェルナンド(アロンソ)の経験もあるチームだからね」

    また、F1ではすべてのマシンにオンボードカメラが搭載されているため、このような行動が世界中に広まっただけだとも語った。

    「F1だからこそ映像が残る。オンボードは常に撮影されていて、誰かが必ず見ている」

    「ランスも『だから言っただろ、もっとフロントグリップが必要なんだ』という気持ちだったんじゃないかな。タイヤには良くないし、速くもならない。でもあれだけ苦しんでいる姿を見るのはつらい」

    ランス・ストロール F1 アストンマーティン・コグニザント・フォーミュラワンチーム

    アロンソにも同情「見るのがつらい」
    デイリーは、チームメイトであるフェルナンド・アロンソについても言及した。

    「彼はいまでも本当に速い。でも年齢を重ねていることも事実だ。それでも自分にはまだ勝てる力があると信じているし、実際そうだと思う」

    さらに、自身がインディ500でアロンソと戦った経験を振り返りながら、その実力を高く評価した。

    「彼とレースができたのは幸運だった。本当に素晴らしいレーサーだ。マックス(フェルスタッペン)のように、とにかく最高を目指し、勝ちたいという気持ちを持ち続けている」

    「だからこそ、今の状況を見るのは本当につらい。僕はフェルナンドのファンだからね」

    今回のストロールの不可解なステアリング操作は、一見すると奇妙な動きに映るものの、実際にはドライバーなら誰もが経験するマシンへの不満の表れだった。デイリーの証言は、アストンマーティンF1が抱える深刻なバランス問題と、ドライバーたちのフラストレーションの大きさを改めて浮き彫りにしている。

  • ランス・ストロール トラックリミット違反でFIAから異例の3度の5秒加算

    ランス・ストロール トラックリミット違反でFIAから異例の3度の5秒加算

    ランス・ストロールは、2026年F1第9戦イギリスGPでFIAから3度の5秒タイムペナルティを科される異例の裁定を受けた。レース中に合計6回のトラックリミット違反を犯し、規定に基づいて3回連続でペナルティが加算された。

    アストンマーティンにとってイギリスGPは厳しい週末となり、ストロールは19位、チームメイトのフェルナンド・アロンソも18位に終わった。予選では4戦連続で最後列からのスタートとなるなど、苦戦が続いている。

    3度の5秒ペナルティを受けた理由
    F1では、決勝中のトラックリミット違反は3回まで警告扱いとなり、4回目以降は違反のたびに5秒のタイムペナルティが科される。

    ストロールはレース序盤までに3回の違反を記録。その後もコース外走行を繰り返し、9周の間にさらに3回違反したことで、合計3回の5秒ペナルティを受けた。

    最初のペナルティは33周目、最終コーナーのターン18(クラブ)での違反によるものだった。続いて35周目にはターン9(コプス)、42周目にはターン15(ストウ)でトラックリミットを超えたことが確認され、それぞれ5秒ずつ加算された。

    スチュワードが示した裁定理由
    ストロールの最後の違反について、スチュワードは映像や車載カメラ、マーシャリングシステムのデータを確認した結果、正当な理由なくコース外へ出たと判断した。

    裁定書では「18号車は42周目のターン15で正当な理由なくコースを離れた。この違反はレース中6回目のトラックリミット違反であり、規定上は追加の5秒タイムペナルティが標準裁定となるため、それを適用した」と説明している。

    ランス・ストロール(アストンマーティン・コグニザント・フォーミュラワンチーム)

    サインツJr.にも異例のレース後裁定
    今回のイギリスGPでは、ウィリアムズのカルロス・サインツJr.にも珍しい裁定が下された。

    サインツJr.は当初12位でフィニッシュしたが、セーフティカー中に周回を戻す手順を誤ったとして、レース後に1周加算ペナルティを受け、最終順位は17位へ降格した。

    スチュワードは、シルバーストン特有のピットレーン配置によって状況が複雑になったことは認めつつも、チーム側が対象車両ではないにもかかわらず周回を戻してしまったこと、さらにレースコントロールの対象車両リストを確認しなかったことの2点をミスとして指摘した。

    今回のイギリスGPでは、ストロールへの3度のタイムペナルティとサインツJr.への1周加算という異例の裁定が相次いだ。いずれもFIAは既定の手順と競技規則に基づいて処分を下しており、レース後もスチュワードの判断が大きな話題となった。

  • ランス・ストロール アストンマーティンF1に忍耐「アップグレードを待つしかない」

    ランス・ストロール アストンマーティンF1に忍耐「アップグレードを待つしかない」

    ランス・ストロールは、2026年F1第9戦イギリスGPを19位で終えた。アストンマーティンは週末を通して競争力不足に苦しみ、ストロールは数戦後に予定されているアップグレードに期待を寄せながら、現状では「忍耐強く待つしかない」と語った。

    アストンマーティンはシルバーストンでも厳しい戦いを強いられた。ストロールはバッテリー交換に伴う10グリッド降格ペナルティを受けて22番グリッドからスタート。

    ミディアムタイヤでスタートしたストロールは、18周目にハードへ交換。終盤のセーフティカー導入時にはソフトタイヤへ履き替えたが、大きく順位を上げることはできず19位でフィニッシュした。

    レース後、ストロールは現在の苦しい状況を受け止めつつ、開発による改善に望みを託していると語った。

    「必要な情報は集まっているし、改善すべき点も理解している。だから今は忍耐強く待って、アップグレードが投入されるのを待つしかない」

    「レースではアンダーステアがひどく、マシンの挙動もとても予測しづらかった。トラックリミットもあって本当に難しかった。それでも僕は毎回すべてを出し切ろうとしているし、状況がすぐに良くなることを願っている」

    ランス・ストロール(アストンマーティン・コグニザント・フォーミュラワンチーム)

    さらにテレビインタビューでは、現在の厳しい状況について率直な思いを明かした。

    「今のところはこれまでと同じ状況だ。シルバーストンに来てくれたすべてのファンやパートナーの皆さんには感謝している」

    「今はただ辛抱強く待っている。数戦後に投入されるアップグレードが、大きなパフォーマンス向上をもたらしてくれることを期待している。でも、まだ何も保証されているわけではない」

    アストンマーティンは2026年シーズンを通して苦戦が続いており、チームは数戦後に予定される大型アップグレードで巻き返しを図る考えだ。ストロールも現状では開発の成果を信じ、辛抱強く改善を待つ姿勢を強調した。

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  • ランス・ストロール F1イギリスGPで10グリッド降格 ホンダPU交換で最後尾に

    ランス・ストロール F1イギリスGPで10グリッド降格 ホンダPU交換で最後尾に

    ランス・ストロールは、2026年F1第9戦イギリスGP決勝を前に10グリッド降格ペナルティを科され、決勝は最後尾の22番グリッドからスタートすることになった。

    アストンマーティンは今季も信頼性に苦しんでおり、ホンダ製パワーユニットの追加投入によるペナルティは、コンストラクターズランキング最下位に低迷するチームにとってさらなる痛手となった。

    ストロールに10グリッド降格ペナルティ
    FIAは決勝を前に、ランス・ストロールが今季5基目のエナジーストア(Energy Store)と5基目のコントロールエレクトロニクス(Control Electronics)を投入したことを確認した。

    両コンポーネントとも年間使用上限を超えたため、自動的に10グリッド降格ペナルティが適用された。

    ストロールは土曜日の予選でチームメイトのフェルナンド・アロンソを上回る21番手を獲得していたが、このペナルティにより22番グリッドへ降格。アロンソが21番グリッドへ繰り上がることになった。

    アストンマーティンの苦戦が続く
    アストンマーティンは2026年シーズン開幕から厳しい戦いが続いている。

    ホンダ製パワーユニットの信頼性問題に悩まされているほか、AMR26も中団争いに加わるだけの競争力を示せていない。ここまで8戦を終えて獲得ポイントはわずか1点にとどまり、コンストラクターズランキングでは最下位の10位に沈んでいる。

    今回のパワーユニット交換によるグリッド降格は、苦境が続くチームにとってさらなる試練となった。

    ガスリーに続く2人目の降格
    ストロールは、イギリスGP決勝でグリッド降格ペナルティを受けた2人目のドライバーとなった。

    すでにアルピーヌのピエール・ガスリーは、予選でランス・ストロールの走行を妨害したとして3グリッド降格ペナルティを受けており、12番手から15番手へ降格している。

    イギリスGP決勝は、複数のグリッド変更を経て最終グリッドが確定することになった。

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  • ランス・ストロール F1のV8エンジン復活支持「バッテリーなしの方がいい」

    ランス・ストロール F1のV8エンジン復活支持「バッテリーなしの方がいい」

    2026年のF1パワーユニット規則を巡る議論が続くなか、アストンマーティンのランス・ストロールは、選択できるのであれば来季からでもV8エンジンへ回帰したいとの考えを示した。

    2026年の新パワーユニットは、長いストレート終盤で最高速が落ちるなどの懸念が指摘されてきた。これを受け、FIAと各チームは2027年以降に向けて内燃機関(ICE)の比率を高める方向でレギュレーションを見直している。

    2027年から内燃機関の比率を拡大
    F1コミッションとパワーユニット諮問委員会で今月合意された内容は、火曜日にFIA世界モータースポーツ評議会(WMSC)で正式承認された。

    これにより、2027年型マシンでは内燃機関とエネルギー回生システム(ERS)の出力比率がおよそ58対42となり、2028年には60対40へ移行する予定だ。

    また、ドライバーの走行体験を改善するため、一部サーキットでは1周あたりの最大回生量を引き下げ、予選で全開走行を維持しやすくするほか、「スーパークリップ」の最大出力引き上げにより、バッテリー充電のためにアクセルを戻す時間を減らす対策も導入されている。

    「バッテリーなしの方がいい」
    こうした変更について、ストロールはドライバーがルールを決める立場ではないと認めつつも、方向性としては前進だと評価した。

    「バッテリーも電動コンポーネントもない方がいいと思う。でも、今回の変更は間違いなく正しい方向だ」

    「この1年間、クルマを運転することを知っている人なら誰でも、こういうマシンは運転しづらいものになると言っていただろう」

    「バッテリーのせいで重量は増えるし、回生もある。バッテリーの使い方を考えながら走らなければならない。僕はそういうクルマには慣れていないし、正直これじゃない」

    「とはいえ、ドライバーがルールを決めるわけじゃない。決めるのは別の人たちだからね」

    現行の変更は「ごくわずか」
    今季中に加えられた調整について質問されると、ストロールは改善は限定的だとの見方を示した。

    「本当に小さな調整だよ。アクセルを戻してから踏み直す場面で、以前ほどエネルギーを使わなくなったとか、その程度だ」

    「もちろん以前よりはいい。でも、根本的な考え方は同じだ」

    ベン・スライエム会長もV8回帰を支持
    FIAのモハメド・ビン・スライエム会長も、次期レギュレーションでは持続可能燃料を使用する自然吸気V8エンジンへの回帰と、電動要素を小さくした構成を個人的に支持している。

    今回のレギュレーション変更が正式承認されたことを受け、ビン・スライエム会長は、F1の将来像について関係者が建設的な議論を続けていることを歓迎した。

    「私たちは協力しながら、この選手権の将来の方向性を模索している。イノベーション、持続可能性、パフォーマンス、そしてファンにとっての魅力をどのように両立させるかを検討している」

    「持続可能燃料を使用するV8エンジンを含む将来のパワーユニット構想について議論していることは、関係者全員がF1の次の時代をともに形作ろうとしている姿勢を示している」

    2027年以降は内燃機関の比率を高める方向でレギュレーションが見直されることが決まったが、ストロールはさらに踏み込み、電動要素を排したV8エンジンへの回帰を支持する姿勢を明確にした。一方で、FIAも将来の選択肢として持続可能燃料を用いたV8エンジンを検討しており、F1のパワーユニットを巡る議論は今後も続く見通しだ。

  • ランス・ストロール F1バルセロナGPを早期リタイア「こういう週末が続くだろう」

    ランス・ストロール F1バルセロナGPを早期リタイア「こういう週末が続くだろう」

    ランス・ストロールにとって、2026年F1第7戦バルセロナ・カタルーニャGPは早すぎる幕切れとなった。

    アストンマーティンのストロールは決勝序盤にギアボックストラブルが発生。3速と4速が使用できなくなったためピットへ戻り、そのままリタイアを余儀なくされた。チームメイトのフェルナンド・アロンソも終盤にバッテリー系統の問題でリタイアしており、アストンマーティンは母国スペインでダブルリタイアという厳しい結果に終わった。

    ストロールはレース後のインタビューで、突然のトラブルについて次のように説明した。

    「ギアボックスの問題だ。2周ほど3速と4速が使えなくなってしまった。それでピットに戻って状況を確認することになり、その時点でレースは終わった」

    今季のアストンマーティンは深刻な競争力不足に苦しんでおり、ストロールも現在の状況を厳しく受け止めている。

    「今はずっと同じ状況だ。アップグレードが投入されるのを待っている段階で、それまではこういう週末が続くだろう。辛抱強く待つしかない。スパなのかブダペストなのか、いつになるかは分からないけれど、その時を待つ必要がある」

    ランス・ストロール(アストンマーティン・コグニザント・フォーミュラワンチーム)

    また、公式リリースでもストロールはリタイアの原因を改めて説明した。

    「ギアボックスの問題でマシンを止めなければならなかった。最後の数周は3速と4速が使えなかった。レース後に詳しく調査することになる」

    「改善すべき点はたくさんあるし、僕たちは夏休み前後に投入予定のアップグレードパッケージに集中している。それまでは厳しい状況が続くことを理解している」

    アストンマーティンのマイク・クラック(チーフ・トラックサイド・オフィサー)も、「ランスはギアボックスの問題を報告し、フェルナンドはバッテリーの問題でストップした」と説明。チームは次戦オーストリアGPに向けて原因究明を進めるとしている。

    アストンマーティンは大規模アップグレードを夏休み前後に投入する計画を進めているが、それまでは苦しい戦いが続きそうだ。

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  • ランス・ストロール F1バルセロナGPで早期リタイア ギアボックス系トラブルか

    ランス・ストロール F1バルセロナGPで早期リタイア ギアボックス系トラブルか

    アストンマーティンのランス・ストロールが、2026年F1バルセロナ・カタルーニャGP決勝でリタイアを喫した。

    ストロールはレース序盤の7周目にピットイン。そのままマシンはガレージへ運び込まれ、レース復帰は叶わなかった。F1公式は「またしてもアストンマーティンにとって痛いリタイアとなった。ストロールが本日のレース最初のリタイア者となった」と伝えている。

    アストンマーティンはレース中に状況を説明し、「ランスはギアボックス関連の問題が疑われると報告したため、マシンをリタイアさせた」と発表した。

    またチームは「今後データを確認する」としており、トラブルの詳細な原因について調査を進めるとしている。

    アストンマーティンは今大会でフェルナンド・アロンソがピットレーンスタートとなっており、ストロールのリタイアによって厳しいレース展開を強いられることになった。