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  • 角田裕毅が3番手 … F1ラスベガスGP フリー走行1回目 結果・タイムシート

    角田裕毅が3番手 … F1ラスベガスGP フリー走行1回目 結果・タイムシート

    2025年F1ラスベガスGP フリー走行1回目の結果・タイムシート。現地11月20日(木)にラスベガス・ストリップ・サーキットで2025年のF1世界選手権 第22戦 ラスベガスグランプリのフリープラクティスが行われた。

    トップタイムを記録したシャルル・ルクレール(フェラーリ)。2番手にアレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)、3番手に角田裕毅(レッドブル)が続いた。

    ■ ルクレール最速発進、ウィリアムズと角田裕毅が続く
    FP1終盤、ソフトタイヤでシャルル・ルクレールが1分34秒802を記録してトップに立った。ウィリアムズのアレクサンダー・アルボンが0.166秒差の2番手、角田裕毅が0.269秒差の3番手に入り、序盤からレッドブル勢に割って入った。

    ■ マクラーレンは不安な立ち上がり、両者とも「 messy lap 」
    ランド・ノリスはウォールに接触し、オスカー・ピアストリはアタックを何度も中断。セットアップ比較のためリアウイング仕様も分かれており、車の挙動に苦しむ場面が目立った。最終的にノリス6番手、ピアストリ7番手に留まる。

    ■ メルセデスは燃料量か?初動は控えめも上位に顔を出す
    最初のソフトではラッセル・ハミルトンともにフェラーリに4〜5コンマ遅れたが、燃料搭載量の違いも疑われる内容。2度目のアタックではラッセルが2番手圏内のタイムを記録するなど、徐々に調子を引き上げた。

    ■ ハジャーはアルボンとの接触でイラ立ち、RB勢は明暗
    アイザック・ハジャーはアルボンにブロックされた形となり、並走して腕を上げるほどの抗議を見せた。一方でチームメイトのリアム・ローソンは序盤から安定した走行を続け、トップ10争いに絡んだ。

    ■ ストリート特有の難しさ、路面改善でタイムが急上昇
    序盤はC3〜C5タイヤの発熱に苦しむドライバーが多かったが、路面コンディションの改善とともに各車が一気にタイムを更新。ブレーキングポイントが周回ごとに変化し、アタックの難しさが随所で見られた。

    ■ ハースは長距離メインのプログラム、2台 で計56周
    オコンが27周、オリバー・ベアマンが27周と、ロングラン中心の走り込みを実施。順位こそ16・17番手だったが、三度目の“ホームレース”に向けて着実にデータ収集を進めた。

    2025年F1 ラスベガスGP フリー走行1回目 結果・タイムシート

    Pos No ドライバー チーム タイム GAP LAP
    1 16 シャルル・ルクレール フェラーリ 1分34秒802   28
    2 23 アレクサンダー・アルボン ウィリアムズ 1分34秒968 0.166 22
    3 22 角田裕毅 レッドブル 1分35秒071 0.269 26
    4 1 マックス・フェルスタッペン レッドブル 1分35秒109 0.307 23
    5 30 カルロス・サインツJr. ウィリアムズ 1分35秒179 0.377 30
    6 4 ランド・ノリス マクラーレン 1分35秒258 0.456 24
    7 6 アイザック・ハジャー レーシングブルズ 1分35秒299 0.497 29
    8 81 オスカー・ピアストリ マクラーレン 1分35秒450 0.648 26
    9 63 ジョージ・ラッセル メルセデス 1分35秒534 0.732 24
    10 12 アンドレア・キミ・アントネッリ メルセデス 1分35秒538 0.736 29
    11 44 ルイス・ハミルトン フェラーリ 1分35秒561 0.759 25
    12 10 ピエール・ガスリー アルピーヌ 1分35秒589 0.787 25
    13 55 リアム・ローソン レーシングブルズ 1分35秒709 0.907 27
    14 14 フェルナンド・アロンソ アストンマーティン 1分35秒749 0.944 22
    15 18 ランス・ストロール アストンマーティン 1分35秒894 1.092 24
    16 87 オリバー・ベアマン ハース 1分35秒990 1.188 27
    17 31 エステバン・オコン ハース 1分36秒123 1.32 29
    18 27 ニコ・ヒュルケンベルグ ザウバー 1分36秒170 1.368 24
    19 98 ガブリエル・ボルトレト ザウバー 1分36秒398 1.596 24
    20 43 フランコ・コラピント アルピーヌ 1分36秒758 1.956 27
  • F1ラスベガスGF FP1展開:角田裕毅がフェルスタッペンを上回る3番手タイム

    F1ラスベガスGF FP1展開:角田裕毅がフェルスタッペンを上回る3番手タイム

    2025年F1ラスベガスGPのフリー走行1回目は、気温の低い夜のストリートで各チームがセットアップに苦しむ中、シャルル・ルクレールが1分34秒802でトップに立った。アレクサンダー・アルボンが0.166秒差の2番手、角田裕毅(レッドブル)が0.269秒差の3番手につける展開となり、非力な路面状況の中で冷静にプログラムを完遂してみせた。

    チャンピオンシップを24ポイント差でリードするランド・ノリスは、序盤にウォールへ接触する場面もあり、マシンの挙動に苦戦。オスカー・ピアストリもセットアップ比較とリアウイングチェックに追われ、低ダウンフォースの特性が弱点となるマクラーレン勢は流れをつかみきれなかった。

    夜のラスベガスらしい路面の改善が続く中で、多くのドライバーが限界を探った初日のセッションは、各勢力が入り乱れる混戦模様のスタートとなった。

    スタート直後:レッドブル勢とフェラーリが速さを示す
    セッション開始直後、角田裕毅、イスラック・ハジャー、ピエール・ガスリーらが早々にコースイン。気温が低く、グリップが立ち上がらない路面で慎重にタイヤを温める必要があった。

    その中で、ハジャーが1分38秒753で暫定トップに立つも、路面改善が急速に進み、ルクレールが早々に6秒速い1分38秒1に更新。フェラーリの手応えが序盤から見える展開となった。

    17:12〜17:15:角田裕毅がトップへ。だがルクレールが即座に奪い返す
    角田裕毅が1分35秒071でトップに浮上。しかしその約1分後、ルクレールが本日最初の34秒台となる1分34秒台へ突入してトップ奪還。

    角田裕毅は来季シートが決まっていない状況で注目が集まる中、序盤からレッドブルの競争力を示す3番手タイム。FP1では十分に存在感をアピールした。

    マクラーレンは苦戦:ノリスはウォール接触、ピアストリは周回中断
    ノリスは17:00前後、ターン出口でウォールへ軽く接触。「リアを壁に当てた」と無線で報告し、ザク・ブラウンは「データ上では問題ない」とコメントしつつ警戒を続けた。

    ピアストリはアタック中に中断せざるを得ない場面が続き、序盤は14番手付近を走行。「マシンと戦っている」様子が目立ち、両者ともリズムをつかめないまま時間だけが過ぎていった。

    17:22:アルボンが鮮烈のP2へ。ウィリアムズがこのサーキットに適応
    「ここはウィリアムズ向きだ」とFP前に語っていた通り、アルボンが1分35秒台の好タイムで2番手へ。タイヤの発熱性が求められる路面に対し、ウィリアムズは序盤から温度を入れるのがうまく、この日のサプライズとなった。

    17:26〜17:28:ハジャーが怒涛の挽回でP7。ハミルトンを弾き出す
    セッション終盤、各チームがロングランとショートランの確認に入る中、ハジャーが再びタイムを更新して7番手へ浮上。

    これによりハミルトンがトップ10から外れる結果となり、メルセデスは初日こそ様子見モードながら、やや不自然な位置でFP1を終えた。

    最後のアタック:ルクレールがトップ、角田裕毅が3番手を確保
    残り数分、路面状況はさらに改善。フェラーリ、レッドブル、ウィリアムズ、マクラーレンがトップ10を構成する中、ルクレールが1分34秒802でトップを決定づけた。

    角田裕毅は0.269秒差で3番手をキープ。ノリスとピアストリはそれぞれ6番手、7番手にとどまり、マクラーレンはまだ本来の位置を見せていない。

    FP1 トップ10 結果
    1番手 シャルル・ルクレール(フェラーリ)1:34.802
    2番手 アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)+0.166
    3番手 角田裕毅(レッドブル)+0.269
    4番手 マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
    5番手 カルロス・サインツJr.(ウィリアムズ)
    6番手 ランド・ノリス(マクラーレン)
    7番手 オスカー・ピアストリ(マクラーレン)
    8番手 ジョージ・ラッセル(メルセデス)
    9番手 ルイス・ハミルトン(メルセデス)
    10番手 イスラック・ハジャー(レーシングブルズ)

    まとめ:ラスベガスは“荒れる”予兆に満ちた初日
    フェラーリとレッドブルが順調に見える一方で、マクラーレンは依然として低ダウンフォース特性に苦しんでいる。ノリスのタイトル戦に向けた初日はやや不安定。ピアストリは巻き返しの余地を残す。

    角田裕毅は来季シート未定の中で堂々3番手を確保し、週末に向けて明確な手応えをつかんだ。ウィリアムズはアルボン・サインツJr.ともに上位に並び、ダークホースの可能性も十分。

    夜のラスベガスは、今年も“一筋縄ではいかない”週末を予感させる滑り出しとなった。

  • 2025年F1ラスベガスGP:ラスベガス・ストリップ・サーキット&タイヤ解説

    2025年F1ラスベガスGP:ラスベガス・ストリップ・サーキット&タイヤ解説

    2025年F1 ラスベガスGPが、現地11月20日(木)~11月22日(土)の3日間にわたってラスベガス・ストリップ・サーキットで開催される。公式タイヤサプライヤーのピレリが2025年のF1世界選手権 第20戦 ラスベガスグランプリのタイヤについて解説した。

    レースの結果には、たとえ開催地がしばしば「世界のギャンブルの都」と呼ばれるこの街であっても、運はほとんど関係しない。

    今年の世界選手権におけるアメリカでの3戦の最後を飾るのがラスベガスGPであり、その後は中東で行われる最終2レースを残すのみとなる。タイムテーブルは標準より1日早くアクションが始まり、各セッションは夜間にフラッドライトの下で行われる。

    そのため、最初の2回のフリー走行は木曜日に行われ、金曜日に最終フリー走行と予選、そしてグランプリ自体は土曜夜に開催される。すべてのセッションは昨年より2時間早い開始時刻となっている。ネバダ州でのこのイベントは、すでに有名なストリップを駆け下りる区間を含むトラックレイアウトのおかげで多くのオーバーテイクを生むエキサイティングなレースを提供してきた。

    このイベントの独自のキャラクターを祝し、ピレリの表彰台キャップはゴールドとブルーの仕様となる。ゴールドはストリップのイルミネーションを、ブルーは夜のサーキットの冷たく落ち着いた雰囲気を表している。デザイナーのデニス・デコビッチのクリエイティブな関与により、ピレリ・デザインによって製作された特別版は、専用のECサイト(https://store.pirelli.com)で入手可能だ。

    ラスベガスグランプリ

    コンパウンド
    3年連続で、ラスベガスのストリートサーキットにはC3、C4、C5のコンパウンドが選択されている。主なチャレンジのひとつはタイヤ温度の管理であり、特に予選で重要となる。今年はセッションが昨年より早い時間に行われるため、気温がわずかに高くなり、タイヤのウォームアップに有利にはたらく。

    しかし、フライングラップ前の準備ラップは依然として重要で、タイヤを正しい温度レンジに入れるために不可欠だ。さらに、今年のタイヤはメカニカル面での特性が改善されており、昨年特にミディアムで顕著だったデグラデーションが軽減されるはずだ。

    より柔らかい3種類のセットを選ばなかった理由は、初回開催以来頻発しているグレイニングのリスクにある。これは現在のレンジにおける最もソフトなコンパウンドの効率を過度に損なう可能性があった。

    ラスベガスGP

    2024年
    4人を除くすべてのドライバーがミディアムでスタートした。フェルナンド・アロンソはソフトを選択し、セルジオ・ペレス、バルテリ・ボッタス、そしてピットレーンスタートのフランコ・コラピントはハードを選んだ。フィールドのほぼ全員が硬いコンパウンドを2セット温存していたため、2ストップが主流戦略となり、タイヤを注意深くマネジメントするのではなく、限界までプッシュする展開になった。デグラデーションと摩耗は最小限で、グレイニングは主に第1スティントのミディアムで発生した。

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    サーキット
    ラスベガス・サーキットで行われるレースは50周で構成されており、17のコーナーと高速域、そしてテクニカルなレイアウトが特徴だ。全長6.201kmはスパに次いでカレンダーで2番目に長く、平均ラップスピードでは最速級のサーキットとなる。2024年には、ウィリアムズのアレックス・アルボンがターン12から14のストレートで今季最高速となる368km/hを記録した。ターン14ではブレーキング時に非常に強い減速が発生し、ここは有数のオーバーテイクポイントとなっている。

    ラップの約80%が全開区間であり、ヴェネチアンやシーザースパレスといった有名ランドマークの前を通過する。1981年と1982年のラスベガスGPは、シーザースパレスの駐車場に設けられたコースで開催されたが、現在のレイアウトは市街地のメインストリートを走るため、通常の交通によるストリート家具やオイル残留物がグリップレベルを低下させる。そのため、週末を通じたトラックエボリューションは特に大きいと予想される。

    2025年のF1世界選手権 ラスベガスGP

    キーワード:可能な戦略
    ラスベガスのカジノのテーブルなら運で勝つこともあるかもしれないが、F1では運だけでは不十分だ。戦略を正しく導くには、データ、シミュレーション作業、そして詳細な分析が必要となる。こうして初めて勝利へのプレーを見つけ出すことができる。

    各グランプリの前に、ピレリはその週末に使用可能な特定のタイヤコンパウンドに基づき、理論上もっとも速いレース戦略のシナリオをチームに提供する。これは複数のタイヤ関連要素を考慮した広範な計算により定義される。

    このアプローチは、目的が似ているとはいえ、チームが用いる手法とは異なる。全データは、1台のマシンが最短時間でレースを完了するための最適戦略を特定するよう設計された独自ソフトウェアで処理される。

    最初に分析される情報は、モデリングおよびシミュレーショングループが事前分析で特定したコンパウンド間の性能差だ。次に、同じサーキットにおける前年のタイヤデグラデーションに関する過去データや、今季すでに使用された同一コンパウンドのデータが加えられる。

    計算における主要パラメーターは「パフォーマンスライフ」であり、これはパフォーマンスが低下し交換したほうが良いレベルに達するまで、タイヤが走行できる最大周回数を示す。

    これらの要素とその他の因子により、各コンパウンドのラップタイム推定が可能となり、さらに燃料搭載量の変化も考慮することで、タイヤ交換の理想的なウインドウを特定することができる。

    チームが1ストップか2ストップかを決める際に非常に重要と考える要素は、ピットレーンを通過してタイヤ交換を行い、再びコースに戻るまでに要する時間である。これはサーキットごとに異なる。分析はレース週末を通して更新され、走行セッションのデータやピレリエンジニアが製品から得た知見が加えられる。

    チームは自チームのマシンに関するデータを多く持っているため、しばしば「モンテカルロ法」と呼ばれる手法を使用する。これはトラフィック、セーフティカー導入の可能性、各サーキットでのオーバーテイクのしやすさ、特にDRSゾーンでの状況など、ランダム変数も考慮に入れる。

    2025年のF1世界選手権 ラスベガスグランプリ

    統計コーナー
    ラスベガスGPがストリップで開催されるのはこれが3回目であり、F1世界選手権がギャンブルの都で開催されるのは通算5回目となる。1981年と1982年にはシーザースパレスの駐車場に設けられたコースでレースが行われた。2023年にストリップ・サーキットで初開催されたレースはマックス・フェルスタッペンが制し、昨年はジョージ・ラッセルがポールポジションから勝利した。

  • F1ラスベガスGP:記者会見 Part.2 – ラッセル、アロンソ、フェルスタッペン

    F1ラスベガスGP:記者会見 Part.2 – ラッセル、アロンソ、フェルスタッペン

    ジョージ・ラッセル(メルセデス)、フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)、マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)がラスベガスGP記者会見に登壇した。

    昨年のラスベガスGP勝者であるラッセルは再び勝機を狙い、アロンソはコンストラクターズ争いの現状を語り、フェルスタッペンはタイトル戦線の可能性と自身のパフォーマンスを振り返った。

    残り3戦となるなかで、それぞれが抱えるテーマは異なる。メルセデスはコンストラクターズ2位を死守し、アストンマーティンはレーシングブルズやハースとの6位争いを継続し、フェルスタッペンは49点差の逆転タイトルをわずかな望みの中で追っていく。

    Q: 昨年の優勝者として、再び勝てる自信は?

    ジョージ・ラッセル:去年は僕らにとって素晴らしいレースだった。クルマも冷えたコンディションにすごく合っていた。でも、去年勝ったからと言って、今年も勝てるとは限らない。僕らは今年シンガポールで勝ったけど、2024年は最悪だったしね。レッドブルは低ダウンフォースのセッティングを大きく改善して、モンツァでもバクーでも勝っている。だから彼らも強いと思う。

    Q: トトが“去年のマシンを持ってくるべきだった”と冗談を言っていました。今年のメルセデスはより万能? 昨年良かった理由を打ち消してしまった可能性は?

    ラッセル:確かに今年のマシンはシーズンを通して強くあろうとした結果のクルマだ。去年は冷えた条件で特別に速く、勝てたけどチャンピオンシップでは離されて4位だった。今年は2位争いをしている。より多くのサーキットで強さがある反面、去年ほど特定条件で圧倒的ではない可能性はある。

    Q: コンストラクターズ2位を32ポイントリードしています。自信は?

    ラッセル:すぐに状況は変わる。1-2フィニッシュがあれば一気に変わる。オースティンとメキシコでは後れを取ったけど、ブラジルで大量得点ができた。だから油断せず、1レースずつやっていく。2位フィニッシュが目標だけど、今季もう一度勝ちたい。特に次の2レースはチャンスが大きいと思う。

    Q: あなたも150戦目です。ここまでのハイライトとローポイントは?

    ラッセル:時間が飛ぶように過ぎていくね。右隣の人(フェルスタッペン)に追いつくにはもっとたくさん走らないといけないけど。ハイライトはやっぱり最初のレースかな。夢が叶った瞬間だ。今はレース数が多くて、シーズンが relentless(容赦ない)だ。でも、こうした節目のタイミングで「僕たちは子どもの頃の夢を叶えたんだ」と気づくんだ。競争の中にいると忘れがちだからね。

    Q: アストンマーティンはレーシングブルズとのコンストラクターズ争いの最中です。逆転は可能?

    フェルナンド・アロンソ:どうなるか分からない。最近はハースも多くポイントを取っていて、前だけでなく後ろも気にする必要がある。最終戦アブダビまでタイトな戦いになるだろう。今週末から全力で挑む。

    Q: 昨年ラスベガスは厳しい週末でした。今年は改善できますか?

    アロンソ:ジョージが言ったように、去年悪かった場所で今年勝ったりもする。僕たちは去年ラスベガスで苦戦したから、今年は逆に何かできるかもしれない。でも簡単ではない。予選はQ1、Q2、Q3と常にストレスだし、レースは昨年グレイニングが問題だった。明日のフリー走行でその対策をしなければならない。雨の予報もあるし、あらゆる可能性を想定しないといけない。

    Q: 雨のラスベガスはどんな感じ?

    アロンソ:楽しくない。全然楽しくない。スピードは高いし、ライトで視界は悪くなる。グリップレベルも低い。見る側は楽しいかもしれないが、運転する側は最悪だ。

    Q: ブラジルでとても良いレースをしました。ここでも同じ感覚が得られれば勝てますか?

    マックス・フェルスタッペン:ブラジルのレースペースはかなり良かった。もっと前からスタートしたかったけど、追い上げて最後まで戦えたのは楽しかった。P2争いではあったけど、レース自体は楽しめた。ここでも競争力があれば同じように戦えると思う。

    Q: ランドに49点差。まだ逆転の可能性は?

    フェルスタッペン:いつもと同じだ。状況は変わらない。ポイント差は大きいし、考えても仕方がない。運が必要だし、僕自身はタイトルのことを考えていない。

    Q: 今季のあなたの走りは非常に高い評価を受けています。今年はあなたにとってベストシーズン?

    フェルスタッペン:良い年だったと思う。毎年ベターを目指すけど簡単じゃない。できる限り一貫してクルマを最大限に扱うことを目指して、それは多くのレースで達成できた。でもシーズンのほとんどでタイトルを争える位置にはいなかった。勝てたレースは嬉しかったけど、低い瞬間は良いものではなかった。

    夏休み後は100点以上離されていて、もっと広がりそうだった。でも多くを取り返せたのは誇っていいと思う。運があった部分もあるけどね。

    フロアからの質問

    Q: 明日の雨予報について。ラスベガスの雨はどこが危険?楽しみでもある?

    ラッセル:雨はチャンスになる。でもここは勝てると思っているレースだから、できれば降ってほしくない。ものすごく寒くなるし、タイヤを温めるのが難しい。ストリートサーキットで白線も多く、バンプもある。誰かは必ずミスするだろうし、僕はその“誰か”になりたくない。

    フェルスタッペン:雨なら路面が濡れて滑りやすい。正直楽しみではない。ここはただでさえ理解するのが難しいから、ドライの方がいい。場合によってはフリー走行が減った方が楽かもしれないけどね。

    Q: マックス、去年あなたはランドに“君の時代は来る”と言っていました。今年のランドは去年と違う?

    フェルスタッペン:最近の彼は全てが噛み合っているように見える。ドライバーは誰でも過去から学んで成長するし、それはランドも同じだ。去年言ったことは本心だ。今年の状況を見れば、その意味は明らかだと思う。時には我慢して“来るべき瞬間”を待つ必要がある。

    Q: ザントフォールト以降の追い上げは見事でした。タイトルはまだ射程内?

    フェルスタッペン:終盤まで相当な運が必要だ。でも僕は考えていない。良い週末を重ねたいだけだ。最終戦アブダビが終わったら休んで、また来年だ。

    Q: もっと“クレイジーな開催地”を選べるなら?

    ラッセル:ロンドン。誰もロンドンで市街地レースをやるとは想像しない。でもラスベガスも同じだった。

    アロンソ:僕の故郷。そして僕のカート場。サイズを大きくして。あり得ない話だけど、ラスベガスもそうだった。

    フェルスタッペン:北極。

    Q: アストンはレーシングブルズとハースと6位争いをしています。残り3戦、どこが最もチャンス?

    アロンソ:分からない。今年は期待したサーキットで遅かったり、逆に予想外に速かったりした。どこが良いかは読めない。3戦すべて挑むだけだ。

    Q: ジョージ、レッドブルの改善は挙げたが、マクラーレンについては触れていませんでした。脅威ではない?

    ラッセル:正直、そうは思わない。もし僕がメルセデスを抜いて“誰が勝つか”を予想するなら、マクラーレンは苦労するサーキットだと思う。カナダでは唯一表彰台を逃し、バクーもそうだった。今年のラスベガスはその2つに似ている。ただ、予選は僅差なので、“魔法の一発”が出れば変わる可能性はある。でもレッドブルの方がチャンスは大きいと思う。

    Q: マックス、今季の“低い時期”はあなたに影響を与えた?

    フェルスタッペン:いや、特にない。対処して次に備えるだけだ。チームは団結して、マシンを速くするために全力を尽くした。それだけだ。

    Q: オスカーのブラジルでのペナルティについて。今後のレーシングルールはどうあるべき?

    ラッセル:非常に難しい。ガイドラインはガイドラインであるべきだ。ロックアップしていても“コントロールを失っている”とは限らない。このコーナーは内側がアンロードされるのでタイヤが浮く。だからロックしても完全にコントロール下だ。毎回同じには扱えないし、同じスチュワードなら説明もできる。彼らはベストを尽くしているし、ほとんどは正しい判断だ。ただ難しい。

    フェルスタッペン:ここで話しても解決しない。ジョージがよく説明した。

    Q: マックス、初年度は“イベントすぎる”と言っていました。今はラスベガスへの印象は変わった?

    フェルスタッペン:今は良いと思う。ご飯は美味しいし、ホテルも良い。あまり言いすぎないことの重要さも学んだ。自分にも良いし、見出しも減るからね。F1以前からよく来ていたし、いつも楽しんでいる。

    Q: ここ9戦で176ポイント、3勝7表彰台。ホーナーがチーム代表のままでも、この巻き返しはできた?

    フェルスタッペン:妙な質問だと思う。どうして今それが関係ある?僕たちは良い仕事をしてきたし、それが全てだ。クルマが良い時もあれば悪い時もある。それだけだ。

    Q: ガブリエル・ボルトレトとのポッドキャストでの発言、そして若手をよくサポートしています。理由は?

    フェルスタッペン:彼らは良い奴らだし、僕はオープンな性格だからね。僕がカート時代に見てきた世代とは違うけど、彼らは速くて熱心だ。自然と仲良くなるし、応援したくなる。

    Q: 夏休み後の成績を見れば、今季“戦えなかったクルマ”への悔しさは?

    フェルスタッペン:特にない。未来が見えれば億万長者だ。人生はそういうものだ。人はミスもするし完璧ではない。チームは全力を尽くしたし、それ以上望めない。これまで素晴らしい数年を過ごしたけど、今年はそうじゃなかった。それだけだ。F1は競争が激しいし、今年は他チームが僕らより良い仕事をした。

    Q: フェルナンド、アストンの2025年に向けた学びは?

    アロンソ:2026年規則の影響で、2025年は“宙ぶらりん”の年だった。2024年後半のマシンは競争力がなかったけど、それが2025年のベースになってしまった。2026年に向けた準備が優先された結果、今年は道を見つけるのが難しかった。挑戦的な年だったし、満足はしていない。

    Q: 互いへのリスペクトの理由は?(フェルスタッペン&アロンソ)

    アロンソ:僕らはF1が盛んじゃない国(特にスペイン)から来ている。若い頃に成功すると“良い子”じゃない扱いをされることもある。政治的じゃないというか。マックスにもそれを感じたし、ありのままの自分でいる姿勢が好きだ。結果と才能も明らかだった。彼は“来る子”だったし、ずっと尊敬していた。

    フェルスタッペン:フェルナンドは常に“自分”で、それが好きだ。分かりやすいし、扱いやすい。僕がF1に来る前、彼がレッドブルと戦っていた時は応援していた。アンダードッグでありながら勝利に近づく姿は魅力的だった。今も変わらずファイターだし、年齢を重ねてもやり続けているのは尊敬しかない。

    Q: フェルナンド、あなたはまだ自分のベストを出せている?何年続けられる?

    アロンソ:自分のパフォーマンスが上下しているかどうかは、競争力あるマシンがないと分かりづらい。2023年はクルマが強くて、僕も活性化された。来年はもっと戦えると信じている。速さとモチベーション、体力がある限り続けるつもりだ。

    Q: 今のマシン(現行規定)は恋しくなる?

    アロンソ:ならないと思う。来年の方が遅いかもしれないから“恋しくなる”可能性はあるけど、このマシンは重くて大きすぎる。グラウンドエフェクトと車高の問題で、走らせていても面白くないし、前を追うのも難しい。期待された“接戦”にはなっていない。

    ラッセル:僕も同じだ。乗っていて快適な世代ではなかった。すごく硬くて、地面すれすれで、挑戦が多い。2017年以降、車体サイズも巨大だ。小型化・軽量化の方向は良いと思うけど、まだ十分ではない。とはいえ、過去のいい部分は恋しくなるものだ。ハイスピード性能は懐かしむかもしれないね。

  • F1ラスベガスGP:記者会見 Part.1 – ノリス、コラピント、オコン

    F1ラスベガスGP:記者会見 Part.1 – ノリス、コラピント、オコン

    ランド・ノリス(マクラーレン)、フランコ・コラピント(アルピーヌ)、エステバン・オコン(ハース)がラスベガスGPの公式記者会見に出席した。

    ノリスはキャリア150戦到達とタイトル争いについて、コラピントは今季の苦戦と前戦ブラジルでの改善、オコンはアップグレード後のハースの好調について語った。

    今季のF1は上位争いが混戦となっており、特にノリスは24ポイントのリードで残り3戦を迎える。路面温度が極端に低いラスベガスで、3名がどんな週末を過ごすのかが注目される。

    Q: 150戦到達です。7年間を振り返って、ハイライトとローポイントは?

    ランド・ノリス:クレイジーだと思う。大きな数字だし、DC(デイビッド・クルサード)が持っていたマクラーレンでの出走数にも並んだ。F1のレース数というだけじゃなくて、150戦すべてマクラーレンなんだ。だからカタールで151戦目になる。つまり僕が一番…どう言えばいいかな…“最もマクラーレンでレースしたドライバー”みたいなことになる。とにかく誇らしいし、大きな達成だ。

    150戦というのは、子どもの頃からの夢だったF1でこれだけ走れたということだから信じられない。まだ2019年のオーストラリアを覚えているし、グリッドに立ってライトが点灯していくシーンも覚えている。だからそこまで昔のこととは感じない。

    ローポイントを選ぶのは難しい。でも誰にでも厳しい瞬間はある。ここ数年の僕たちにとって難しい時間もあったし…。でもハイライトをひとつ選ぶなら、今年のシルバーストーンだ。ホームでの勝利は僕が一番欲しかったものだし、子どもの頃を思い出しつつ、世界の頂点に立ったような気分になった。両親もいたし、チームもファンもいて、あの瞬間は特別だった。

    Q: 24ポイントをリードしてタイトル争いの真ん中にいます。どれだけこの状況を楽しんでいますか?

    ノリス:楽しんでいるよ。でも僕のアプローチは変わらない。最後まで“一度にひとつのレース”として扱う。移動も、人々と過ごす時間も楽しんでる。もちろん勝てたり表彰台に乗れたりすると格別だし、それこそが僕たちが求めているものだからね。

    ただ、戦っていると目の前のことに集中しすぎて、「F1で走って、タイトルを争って、世界中を旅しているんだ」ということを忘れてしまうときがある。でも、ふと気づくとその状況は本当にクレイジーだ。ここにいられて、しかもトップ争いができているのは本当に幸運だと思う。

    Q: マクラーレンはラスベガスで過去2年苦戦しました。今年は改善できる?

    ノリス:そうであってほしい。どうやら「僕たちは優勝候補じゃない」と言っちゃいけないらしいけど…。でも正直に言えば、ここ2年はシーズンで最も苦戦したレースだ。今年は苦手なサーキットでも改善できてきたし、去年よりは自信を持って来られている。でもメキシコやブラジルのように完璧に自信を持てるわけでもない。

    もちろん勝ちを狙って来ているけど、ここは確実に簡単な週末にはならない。

    Q: 今季アルピーヌは苦戦していますが、ブラジルでは改善が見られました。ここラスベガスではポイント争いできますか?

    フランコ・コラピント:マシンは全体的に良くなってきている。ブラジルは前進だったし、ピエールも素晴らしい週末を過ごした。ポイントを争えて、他のチームと戦えるペースが戻ってきたのはチームにとってポジティブだった。

    ただ、ここは路面も特殊でトリッキーなサーキットだ。去年ピエールは良い週末を過ごしたけど、今回はどうなるか分からない。メキシコやオースティンからは改善しているし、正しい方向に進んでいる。だから楽しみだし、何ができるか見てみたい。

    Q: ハースはアップデート後とても好調です。ラスベガスでの目標は?

    エステバン・オコン:アップグレードを入れてから、オースティン以降マシンはかなり良くなった。チームとして良いポイントを取れているし、ここでも何ができるか楽しみだ。

    僕はこの週末が好きだし、2年前には4位でフィニッシュした良い思い出もある。ターン1では色々起きるし、タイヤを温めるのが難しい分、そこが差を生むこともある。雨の可能性もあるし、色んな条件がそろってくるだろうけど、とにかく今のクルマがここでどんなパフォーマンスを発揮できるか楽しみだ。

    フロアからの質問

    Q: ランド、去年のラスベガスの最終スティントで、チームが改善のヒントを得たと言われています。何をしたのか?

    ノリス:何をしたか…言うべきか分からないけど…。でもまあ、僕らはすごく遅かったから、とにかく色んなことを試した。言わないけどね。今は色々争っている立場でもあるから、あまり詳しくは話したくない。

    ただ、僕らはとにかく遅すぎて、色々試すしかなかった。運転の仕方、アプローチ、クルマがどう走りたがっているかを探るために試したんだ。最終スティントでようやく少しペースが見えてきた。トレースを見れば分かると思うけど、最終スティントはフェラーリやレッドブル、メルセデスに近いペースになった。ルイスの最終スティントは本当にすごかったから、僕らはまだ遠かったけどね。

    少なくとも走れる状態には近づいた。その方向性は役に立った。だから今年が“最高”になるとは限らないけど、去年から得たものはある。でも何をしたかは言わないよ。みんなで推測してみて。

    Q: 現在24点と49点の差があります。タイトルを“コントロールできている”感覚はありますか?

    ノリス:分からない。前戦ブラジルを終えてのポイント差を見ると大きかったけど、そのレベルを毎回出すのは簡単じゃない。相手は信じられないほど強いドライバーだし、完璧に走れなかったり、不運だったりすればすぐ状況は変わる。

    少しは“コントロールしている”感覚はあるけど、結局のところ僕は何もコントロールできていない。一度に1セッションずつ最大限にやるだけで、それ以外は考えていない。

    Q: 最近あなたは以前よりもクルマから多くを引き出せているように見えます。シーズン序盤と比べて変わった?

    ノリス:序盤よりは確実に良い仕事ができている。序盤はかなり苦戦したし、フロントサスペンションやステアリング周りの変更も試した。効果を確信しているわけではないけど、改善した部分もあると思う。とはいえ最後は僕自身が適応していくしかない。

    予選でもレースでも、小さな部分を含めて全体的な実行力が良くなったと感じている。それには多くの努力が必要だった。

    Q: 夏休み後に何か変わった?メキシコやブラジルでの走りは別人のように見えた。

    ノリス:何かが“閃いた”わけではない。シミュレーター作業やエンジニアとの改善、手順の見直しなど、小さな積み重ねが続いているだけだ。クルマの扱い方は毎週変わるし、簡単ではない。とにかく毎週適応していくしかない。

    特別なことは何もない。ひたすら働いて学んだだけだ。

    Q: ランド、オスカーとの関係に変化は?チームの動画が減ったように見えるが。

    ノリス:単純に、僕たちが“動画を減らしてください”と言っただけ。僕たちはレーシングドライバーであって、SNSのための動画を作るのが仕事じゃないからね。それでも結構やらされているけど。

    僕たちの関係は何も変わっていない。互いに尊敬しているし、個人的にも良い関係だ。僕はこれまでのキャリアでチームメイトと仲良くしたいタイプだったし、その方が人生も楽しい。オスカーとは性格が違うけど、良い関係だと思う。

    車を降りれば冗談も言うし、デブリーフでも楽しんでいるよ。

    Q: フランコ、ブラジルGP後にランス・ストロールを批判しましたね。理由は?

    コラピント:レース直後の感情的なコメントだった。周冠宇とのインシデントのすぐ後ろにいて、その場面を見ての反応だった。でも彼を傷つけるつもりはなかった。レース後の熱が冷めていない状態だっただけだ。僕たちは最近よくコース上で近い位置にいて、接近戦が多かっただけなんだ。

    Q: マクラーレンは扱いが難しいマシンと言われ続けてきました。ラスベガスのように寒くて難しい場所ではさらに厳しくなる?

    ノリス:難しいけど、それは誰にとっても同じ。F1ドライバーは誰でもクルマの不満を言うものだし、速いマシンに乗っていても文句は出る。僕たちは今年、作動領域が広がったけど、まだ難しい部分も多い。

    ラスベガスは特にフロントのグレイニングが厄介だし、僕はそれが嫌いだ。フロントが入らないのは最悪だ。今年は改善したけど、それでも起きる可能性がある。だからFP1とFP2でフロントをグレインさせたら、僕はかなり機嫌が悪くなると思うよ。

    低ダウンフォース、長いストレート、ブレーキングの難しさ…ここは全てが難しい。ただ、今年の変更がうまくはまれば、もしかしたら僕たちがベストになるかもしれない。やってみないと分からない。

    Q: 残り全戦で2位でもタイトルを獲れます。リスクを抑える考えはありますか?

    ノリス:いや、抑えるつもりはない。前のレースでうまくいったのは、攻め続けて混乱から逃れる走りができたからだ。むしろリスクを取らない方が危険なときもある。ここでも勝ちに行くし、カタールでも勝ちに行く。タイトルのことは気にしない。

    コース上では状況により判断は変わるけど、僕は判断基準が比較的一貫していると思う。だから何も変わらない。

    Q: 心理的な部分で、今年あなたを支えた“秘密”は?

    ノリス:10分は話せる質問だけど、できるだけ短く言うよ。良い人たちに囲まれていることが全てだ。週末が良くても悪くても、僕のために最善の方向へ導いてくれるチームだ。

    今年僕がここまで戦えている理由は2つある。ひとつは僕自身が良い仕事をできるようになったこと。もうひとつは、悪い日があっても以前より落ち込みすぎなくなったことだ。

    序盤は予選で迷子になった週末も多かった。でもそこから立て直して日曜にまとめることが増えて、自信になった。「以前も立て直せたから今回もできる」と思えるのは大きい。

    特別な“鍵”はないけど、とにかく舞台裏の努力と、周囲の支えが大きい。

    Q: 週末の天気についてどう思いますか?

    ノリス:寒い。それが一番の問題。雨が降るかもしれないけど、コースは狭くて速いし、白線やペイントは滑りやすい。雨だと本当に危険だと思う。でも僕はドライの方が良いな。

    Q: ザントフォールトでのDNF後、メンタルが変わった?あの週末が転機?

    ノリス:いや、変わったのはもっと前だ。今年序盤に苦しんだからこそ、僕は多くを学んだし、それが今の強さにつながっている。ザントフォールトの直後も、落ち込んではいたけど“絶望的”ではなかった。オスカーがポールを取ったときも、「終わった」という感じはなかった。

    ザントフォールトは結果こそ痛かったけど、変化そのものはもっと前から始まっていた。あの週末を終えたことで、さらに集中し直す時間ができて、その後の結果で“転機”に見えるだけだと思う。

  • アイザック・ハジャー F1ラスベガスGP展望「戦えるパッケージとチームがある」

    アイザック・ハジャー F1ラスベガスGP展望「戦えるパッケージとチームがある」

    アイザック・ハジャーは、ブラジルGPでチームが再びポイントを獲得できたことに手応えを感じており、今週末のF1ラスベガスGPに向けて前向きな姿勢を示した。

    「先週のブラジルはチームにとって良い週末で、またポイントを獲得できた。僕たちは素晴らしいペースを持っているので、ラスベガスで初めてステアリングを握るのが本当に楽しみだ」とハジャーはコメント。

    初走行となるラスベガスでは、プラクティスからの適応が重要になるという。

    「リズムに乗るためにも、プラクティスセッションから最大限を引き出すことが大切だと思う。このコースは独特のコンディションで走る、かなり難しいトラックのひとつのようだ」

    ハジャーは、路面や気温など、ラスベガス特有の要素にも言及した。

    「気温がすごく低いことが多いし、スローコーナーがたくさんある。そしてリアウイングはローダウンフォースで走らないといけない。僕たちには戦えるパッケージと戦えるチームがあるので、間違いなく全力を尽くすつもりだ」

    アイザック・ハジャー(ビザ・キャッシュアップ・RB・フォーミュラワン・チーム) ラスベガスグランプリ

  • リアム・ローソン F1ラスベガスGP展望「難しいけれどワクワクする」

    リアム・ローソン F1ラスベガスGP展望「難しいけれどワクワクする」

    リアム・ローソンは、今週末のF1ラスベガスGPが「とても楽しみ」と語り、その特殊な寒さとタイヤ管理の難しさが、このレースをユニークなチャレンジにしていると説明した。

    「ラスベガスは本当に楽しみだ。すごく寒いユニークなレースで、タイヤを適切な作動領域に入れるのが難しくなる。普段とは違うコンディションでの作業になるから、すごく面白いレースになる」とローソンはコメント。

    ローソンは、長いストレートとローダウンフォースが特徴的なレイアウトについても触れた。

    「レイアウトには長いストレートがあって、ダウンフォースを下げる必要がある。でもそのぶんコーナーは難しくなる。ストリートサーキットだからスタートは滑りやすく、直近の高グリップなサーキットとは明らかに違う感触になる」

    今週末は最終トリプルヘッダーの開幕戦。ローソンはそのスタートを心待ちにしている。

    「厳しいレースになると思うけれど、最終トリプルヘッダーの始まりなのでワクワクしている」

    リアム・ローソン(ビザ・キャッシュアップ・RB・フォーミュラワン・チーム) ラスベガスグランプリ

  • カルロス・サインツJr. F1ラスベガスGP展望「ストリートで速さを示せるはず」

    カルロス・サインツJr. F1ラスベガスGP展望「ストリートで速さを示せるはず」

    カルロス・サインツJr.は、今週末のF1ラスベガスGPに向けて「とても楽しみにしている」と語り、これまでの学習の成果をストリートで発揮できるはずだと自信を見せた。

    サインツJr.は、マシン理解が進んだことで「理論上、このコースでは速さを発揮できる」とし、週末のカギを握るタイヤマネジメントに焦点が当たると説明する。

    「僕たちはマシンについて多くのことを学んできたし、理論上はこのストリートでも速いはずだ。週末はタイヤがすべてになるので、しっかり準備してクリーンな実行を目指す」

    また、F1の舞台として独特の存在となっているラスベガスについても言及した。

    「ラスベガス・ストリップを走るのは特別だし、光の中を走るレースは本当にユニークだ。ファンのみんなに喜んでもらえるような週末にしたい。バモス!」

    アレクサンダー・アルボン F1ラスベガスGP展望「ロングストレートは得意」

  • アレクサンダー・アルボン F1ラスベガスGP展望「ロングストレートは得意」

    アレクサンダー・アルボン F1ラスベガスGP展望「ロングストレートは得意」

    アレクサンダー・アルボンは、3回目の開催となるF1ラスベガスGPへの復帰を「とても嬉しい」と語り、チームとともに課題解決のための準備を進めてきたことを明かした。

    「ラスベガスに戻ってくることができて本当に嬉しい。トリプルヘッダーに向けた準備として、シミュレーター作業やエンジニアリングのデブリーフで問題点を整理してきた。今週末、ポイント獲得に向けて良い位置につけられるはずだ」とアルボンは語った。

    ウィリアムズにとって、ラスベガスの特徴は相性の良いポイントになるという。

    「ロングストレートと高速区間があるこのコースは、僕たちにとっていいはずだ」

    一方で、路面状況と気温が大きな課題になるとも述べている。

    「気温が低く、路面状況も特有なので、プラクティス序盤からマシンのポテンシャルを最大限に引き出す必要がある。どんな週になるか見てみよう」

  • ルイス・ハミルトン F1ラスベガスGP仕様の“ダイヤ風”特別ヘルメットを公開

    ルイス・ハミルトン F1ラスベガスGP仕様の“ダイヤ風”特別ヘルメットを公開

    ルイス・ハミルトン(スクーデリア・フェラーリ)が、ラスベガスのきらびやかな雰囲気に合わせ、今週末のF1ラスベガスGPに向けて“フル・グリッツ&グラマー”仕様の特別ヘルメットを披露した。

    ハミルトンはキャリアを通じて、憧れのアイルトン・セナへの敬意として黄色を基調としたヘルメットを使用してきたが、今回の新作はまったく別物。ラスベガスのネオンと豪華さを意識し、まるでダイヤモンドを敷き詰めたかのようなきらめきを放つデザインとなっている。

    メルセデス時代には白や紫、蛍光イエローといった様々なバリエーションを採用してきたが、フェラーリ移籍後は再びクラシックな“セナ・イエロー”に回帰。しかしラスベガスだけは特別だ。

    ハミルトン自身も「光の街のために、特別なものを作った」と語っており、ナイトレースで輝くことを前提に仕上げられた今回のデザインは、まさに“ラスベガスそのもの”といえる。

    F1が3度目の開催となるラスベガスのストリートを駆け抜ける中、七度の世界王者の新たなヘルメットは、ひときわ強い存在感を放つことになりそうだ。