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  • ヤルノ・トゥルーリ (F1ドイツGPプレビュー)

    ヤルノ・トゥルーリ (F1ドイツGPプレビュー)

    ヤルノ・トゥルーリが、F1ドイツGPへの意気込み、ニュルブルクリンクの印象を語った。ドイツ・ケルンに本拠地を置くトヨタF1チームにとって、ドイツGPはホームレースとなる。

    ヤルノ・トゥルーリ (トヨタF1チーム)
    「ニュルブルクリンクは有名なモータースポーツのサーキット。そこを訪れ、古いニュルブルクリンク北コースを見ることは素晴らしい。現在GPで使われているコースは、北コースほどとは言えないが、挑戦しがいがある」

    「現在のコースは、僕が熟知し、何度か良い経験もあり、特に1999年は、F1で初の表彰台を果たした。僕はいつも楽観的で、初めての表彰台から10年後の今年、また、表彰台を目指して戦うことを嬉しく思う」

    「シルバーストンの決勝は、スタートが上手く行かず、フラストレーションがたまったが、予選では、僕たちの競争力が高いことを示せたので、今週末のレースにも期待が持てる。サーキットからわずか1時間以内の場所にファクトリーを持つので、チームにとってドイツGPは重要であり、今週末は良い結果を残そうと、一層の盛り上がりを感じる。皆が、大いにサポートをしてくれると思うが、全員が待ち望んでいるような結果を出したい」

  • ヤルノ・トゥルーリ、F1イギリスGPを振り返る

    ヤルノ・トゥルーリ、F1イギリスGPを振り返る

    ヤルノ・トゥルーリが、F1イギリスGPを振り返った。

    シルバーストンの週末に関して、ポジティブだったことはどんなことでしょう?
    予選でのパフォーマンスは、間違いなくとても励みになったよ。トルコでの力強い走りを引き続き発揮できたからね。予選の3セッションでいずれもトップ4に入れたし、いつもレースの週末の最速タイムが記録される予選第2セッションでは、最速タイムから10分の1秒遅れただけだった。クルマの感触はとても良好で、あと少しで3番グリッドを獲得できそうだったけど、4番手でも十分満足だった。だから、これに関しては間違いなくポジティブなことだったと言えるけど、レースが期待通りにならなかったのは残念だったよ。

    レースにはどんなことを期待していましたか?
    4番グリッドからスタートするわけだから、表彰台を争うチャンスがあると思っていたし、当然、ポイント圏内の上位でフィニッシュできると期待していた。搭載していた燃料量も、かなり上位を狙えそうな量だったからね。でも、そうした予想の全てがスタードで変わってしまい、その後は最善を尽くしても僕たちが達成できるのは7位となってしまった。

    スタートでは何が起こったのでしょう?
    スタートシステムに問題があって、クルマが通常ほど素早くグリッドから発進しなかったんだ。それですぐに2台が僕を抜いていった。1コーナーの進入では懸命にバトルしたし、僕の後ろの数台にはもっとスタート時の勢いがあった。でも、それらをなんとか抑えて7番手を確保した。シルバーストンの1コーナーは、いつもちょっと慌ただしい状況になるけど、僕は懸命に踏ん張ったんだ。

    レース中のクルマの感触は如何でしたか?
    予選の時と同じ感触は得られなかった。クルマはやや滑り気味だったが、これは土曜日に選択したセットアップの影響だったと思う。予選ではそのセットアップが見事に決まったものの、レース当日の天候は予想よりもやや気温が下がった。そのため、僕はちょっとした問題を抱えてしまい、なかなかタイヤを適切に機能させることができなかったんだ。可能な限りプッシュしたものの、どうしてもトップ6には届かなかった。

    今回のレースは、シルバーストンで開催される最後のイギリスGPだったかもしれません。これについてはどう思いますか?
    期待していたような結果にはならなかったけど、少なくとも、僕たちは再びポイントを獲得することができた。正直に言えば、僕は今まで一度もシルバーストンで幸運に恵まれたことがないし、2004年にはキャリア中最悪のアクシデントに見舞われている。シルバーストンでの自分の最高のパフォーマンスと言えるのは、雨の中、14番手からスタートしながら7位でフィニッシュした昨年のレースだったと思う。今年のレースも結果はそれと同じだったけど、去年ほどハッピーな気持ちにはならなかったよ。

    シルバーストンではクルマに何かアップデートがあったのでしょうか? ニュルブルクリンクでは更に何かアップデートがありますか?
    イギリスGPでは幾つか細かいパーツのアップデートを行い、それが僕たちに更なるパフォーマンスをもたらしてくれた。ただし、ライバルも僕たちと同じように常に開発を継続しているから、彼らとの差を縮めるのは容易ではないんだ。僕たちにその差を縮めるための潜在能力が備わっているのは間違いないし、チームの全員が本当にハードに仕事を続けている。今年のほとんどのレースと同じく、僕たちは当然ニュルブルクリンクにも幾つか新パーツを持ち込むはずだし、それらが更なるパフォーマンスの向上をもたらしてくれると期待しているよ。

    あなたとチームにとって、ドイツGPにはどんな意味があるのでしょう?
    僕はイタリア人なので、自分にとっての母国GPがモンツァであることに変わりはないが、トヨタチームの一員として、僕には幾つか“第2の母国レース”があり、ドイツGPもその一つだ。ニュルブルクリンクは僕たちのファクトリーにとても近いから、ティモを含め、チームの多くのスタッフにとって特別なレースになるし、僕たちとしては、次戦は絶対に良いレースにしたいと思っている。グランドスタンドに陣取る僕たちのファンやファクトリーのみんなを見るのは嬉しいものだし、彼らのお陰で、僕たちはシルバーストン以上の結果を残そうとますます気合いが入るんだ。

    ニュルブルクリンクには何か良い思い出がありますか?
    ニュルブルクリンクには幾つか素晴らしい思い出があるが、特に1999年には、F1で初めて表彰台に立っている。あの時は雨のレースで、路面状況はかなり厳しかった。僕のクルマの競争力は最高レベルではなかったけど、限界までプッシュし、そして2位になったんだ。実際のところ、どんなときでもニュルブルクリンクの天候は予想が難しい。コースが丘の上にあり、周囲が森で囲まれているからね。あのコースでの僕のベストレースは雨中の戦いだったけれど、今年のレースは最初から最後まで晴れてくれることを願っている。天気の予想は難しいけどね。

  • ヤルノ・トゥルーリ (F1イギリスGPプレビュー)

    ヤルノ・トゥルーリ (F1イギリスGPプレビュー)

    ヤルノ・トゥルーリが、F1イギリスGPが開催されるシルバーストン・サーキットの印象を語った。

    ヤルノ・トゥルーリ (トヨタF1チーム)
    トルコでは、本来の力を取り戻し満足だ。今年のチームは上位集団にいると信じているので、速さを取り戻し、競争力があることを示すことができたのは大切なことだ。チームはこれまでも、改良のために一生懸命働いてきたが、上位チームのクルマとの差が縮まるように、より頑張らなければならない。シルバーストンと似た特徴のサーキットで競争力を発揮してきたので、クルマはうまく機能するはず、再び上位争いに絡みたい。

    情熱的なファンと、レーストラックにまつわる歴史において、シルバーストンは特別な場所だ。昨年のレースはウェットコンディションで、速いクルマの1つだったが、個人的にはシルバーストンの大ファンではなく、常に良いことばかりあるコースではない。しかし、今後しばらくシルバーストンでF1が開催されないのなら、F1にとっては大切なサーキットなので、大変残念だ。ハッピーな思い出を残したい。

    開催日程:2009年 F1 イギリスGP

  • ヤルノ・トゥルーリ、F1トルコGPを振り返る

    ヤルノ・トゥルーリ、F1トルコGPを振り返る

    ヤルノ・トゥルーリが、F1トルコGPを振り返った。スペインGP、モナコGPとノーポイントに終わっていたトヨタだが、トルコGPではトゥルーリが4位、グロックが8位とダブル入賞。復調の兆しをみせた。

    トルコGPの週末は如何でしたか?
    今回の僕たちは、本来の調子を取り戻し、トルコGPで再びグリッド上位で戦うことができて良かった。モナコの後、すぐにトップ5に戻れたのは素晴らしいことだよ。これはパフォーマンスを向上させるために本当に一生懸命仕事をしてくれたチームのお陰だ。僕たちはトップのクルマからそれほど大きく離されていなかった。現状ではまだ、縮めていかなければならない僅かなギャップがあるものの、僕たちは正しい方向へ進んでいる。

    モナコの後、チームはどのようにしてこれほど大きく流れを変えることができたのでしょう?
    これが実現できたのは、モナコ後のチーム全員が膨大な仕事をこなしたからだ。モナコは1回限りの特殊なレースだから、僕たちとしてはトルコで同じ問題が繰り返されることはないと確信していたけど、この問題を成り行きにまかせることはできなかった。僕たちはフロントとリヤのウイングへの変更を含むアップデートを幾つか行った。それがトルコGPで更なるパフォーマンスをもたらしてくれたんだ。スタートを含め、クルマ全体にわたって数多くの部分を改善した。お陰で日曜日のレースでの僕のスタートは素晴らしいものになった。ティモと僕は、どこを改善することができるのかを理解すべく、チームと一緒に仕事をしてきたが、トルコで僕たちが手にした結果は、そうした努力に対する嬉しいご褒美だね。

    トルコでは、走り出しからすぐにクルマの競争力の高さを実感できましたか?
    通常、自分(のクルマ)に競争力があるのかどうかは、最初のフリー走行ですぐに分かる。トルコでの僕は最初の段階からかなり満足できていた。僕たちは明らかに競争力が高かったし、すぐに自分たちがトップ10に入れると自分にも分かったよ。フリー走行を通じて、僕たちは更なる競争力をクルマから引き出していき、そして予選では、タイヤの状況がややいつもとは違ったとは言え、ポールポジションからそれほど離されなかった。

    イスタンブールでのタイヤの状況は如何でしたか?
    普通なら、1周のパフォーマンスに関しては、軟らかめのタイヤの方が明らかに優れている。しかしトルコの予選時は、2つのコンパウンドにそれ程大きな差がなかったんだ。僕たちはあらゆる要因を間違いなくカバーしておけるよう、各セッションでハードとソフトそれぞれのタイヤを使ったが、各ラップタイムはかなり似通っていた。レースになるとタイヤ選択の判断はかなり明快だったし、どちらのタイヤもしっかりと機能してくれた。僕は最後の短いスティントでソフトタイヤを使ったが、僕がレース中、自身の最速ラップを記録したのは、硬めのコンパウンドを履いている時だった。それは全体で4番目の速さだったんだ。僕たちが本当の意味でかなり競争力が高かったことがここに表れている。

    レースは如何でしたか?
    僕にとってはエキサイティングなレースだった。全周回にわたってバトルを続けたからね。素晴らしいスタートを切れた僕は、1コーナーへの進入で2台のクルマをかわし、3番手になった。しかし、僕はブレーキがロックする問題を抱えていたため、(マーク)ウェバーを後ろに封じ込めておくことは不可能だった。その後、良いリズムで走ることができるようになり、(ニコ)ロズベルグと激しく順位を争い続けた。僕の方が前を走っていたが、彼の最初のピットストップが僕より2周遅かったため順位を奪われてしまったんだ。でも僕はあきらめなかった。第2スティントでは自分たちの方が多めに燃料を積んでおり、可能な限り彼の後ろに近づいて走り続けなければならないことは分かっていた。僕は、どの周回も予選のラップのように走ろうとして、ロズベルグに近い位置をキープした。その結果、最後のピットストップを行った際に僕が前に出ることができたんだ。僕が4位でフィニッシュできるよう、素晴らしい仕事をしてくれたピットスクルーのみんなを、大いに讃えたいと思う。

    シーズンここまでについてどう思いますか?
    ちょっとジェットコースターに乗っているような感じだったけど、今は、自分たちが間違いなく正しい方向に進んでいると信じている。現在コンストラクターズ選手権3位という事実が、僕たちのクルマがどれ程優れているかを示している。ただし、現状のラップタイムに関しては、非常に僅差の順位争いになっている。僕たちは現状の自分たちのレベルを維持するだけではなく、僕たちの先を行くチームにプレッシャーをかけるためにも、可能な限り短時間でクルマを開発していかなければならない。今シーズンは新しい空力レギュレーションが導入されたので、シーズン中に改善できる余地がとても大きくなっているからね。常に自分たちのクルマから更なるパフォーマンスを引き出していくことが、僕たちにとっての挑戦なんだ。

    シルバーストンで再び競争力を発揮できる自信はありますか?
    僕は楽観的な人間だから、イギリスGPに対しては大いに期待している。シルバーストンは僕たちのクルマにかなり合っているはずだし、トルコの結果から考えると、僕たちは良いレベルにいると思う。もちろん、改善を続けていく必要があるし、トップのクルマとの間には小さなギャップがあるが、チームはその差を縮めるべく開発に取り組んでいる。個人的には、シルバーストンに関して良い思い出は多くないが、今回はそれを変えようと決意を固めている。

  • ヤルノ・トゥルーリ (F1トルコGPプレビュー)

    ヤルノ・トゥルーリ (F1トルコGPプレビュー)

    ヤルノ・トゥルーリが、F1トルコGPへの意気込みを語った。

    ヤルノ・トゥルーリ (トヨタF1チーム)
    今週末は、好成績を期待している。モナコはチーム全員に難しいレースだったが、もう過去のことなので、次のレースのことを考えている。モナコは独特なF1サーキットで、イスタンブールのコースとは違うから、今週末は、絶対にもっと競争力を発揮できると思う。

    チームがコンストラクターズ・ランキングで3位にいることは、今年の私たちは速いことを証明している。大切なのは、開幕4戦でのパフォーマンスレベルを取り戻すこと。イスタンブールで、これまであまりついていなかったが、その状況を変えたい。8コーナーは最も挑戦しがいのあるところで、速く走るためにバランスのいいクルマが必要なので、セットアップを適切にすることが大事だ。好成績を目指し、頑張っているから、フリー走行が始まるのが待ちきれない。

    開催日程:2009年 F1 トルコGP

  • ヤルノ・トゥルーリ (F1モナコGPプレビュー)

    ヤルノ・トゥルーリ (F1モナコGPプレビュー)

    ヤルノ・トゥルーリが、F1モナコGPに向けての意気込みを語った。

    ヤルノ・トゥルーリ (トヨタF1チーム)
    モナコは好きなF1のコースの1つ。とてもチャレンジングで、ドライバーの力量が問われるが、自分に合っていると思う。他のどのレースとも雰囲気が違い、サーキットもユニークで、モナコは特別な場所だ。平均速度は低いが、ガードレールがとても近いので、運転していると、スピードをとても速く感じる。つまり、しっかり集中していないと、些細なミスで、ガードレールにぶつかってしまうかもしれない。

    時々、少し運がなくて結果がついてこないことがあったが、モナコのコースにチャレンジするのが大好きだし、自分はモナコでは普通、とても強い。僕たちのクルマの競争力は常に高いが、他のサーキットはモナコの参考にならないので、どうなるか分からない。スペインGPのことは忘れるべきだし、過去を振り返るより前を見ることが好きなので、今週末を戦い抜く準備はできている。モナコでは何が起こってもおかしくないから、強い結果を期待している。

    開催日程:2009年 F1 モナコGP

  • ヤルノ・トゥルーリ (F1スペインGPプレビュー)

    ヤルノ・トゥルーリ (F1スペインGPプレビュー)

    ヤルノ・トゥルーリが、F1スペインGPへの意気込みを語った。

    ヤルノ・トゥルーリ (トヨタF1チーム)
    開幕4戦の後、再び、慣れたヨーロッパに戻れて嬉しい。今季の序盤戦では、新型車のポテンシャルを示すことができた。バーレーンでのポールポジションと最速ラップタイムは大きな成果であり、私たちにとって、大きな自信になった。バルセロナでの戦いはこれからだが、今年の我々の競争力からすれば、良い結果を期待できる。

    昨年までは、レース直前にバルセロナでテストがあり、状況をつかんで、グランプリを迎えることができた。今年は、このサーキットで直前に走行することなく、レースに挑むこととなり、昨年までとは異なる。今年に入ってからは、常に上位で戦えているので、今シーズンは面白く、スペイングランプリを心から楽しみにしている。

    開催日程:2009年 F1 スペインGP

  • ヤルノ・トゥルーリ、F1バーレーンGPを振り返る

    ヤルノ・トゥルーリ、F1バーレーンGPを振り返る

    ヤルノ・トゥルーリが、F1第4戦 バーレーンGPを振り返った。ポールポジションを獲得し、トヨタのF1初勝利の期待がかかったレースだったが、残念ながらタイヤ戦略のミスが響き3位でフィニッシュ。しかし、今年のトヨタは3位には満足していない。これからのシーズンに向けて、トゥルーリが意気込みを語った。

    レースでは3位でしたが、この結果には満足していますか?
    正直に言うと、落胆しているよ。と言うのも、予選がとても上手くいって、トヨタの初優勝に挑めるかもしれないと期待が高まっていたからね。3位より上の結果を期待していたけど、残念ながらそうはならなかった。ただし、僕は今回のレースの最速ラップを記録したわけで、これが今の僕たちのクルマのポテンシャルを示している。

    落胆を感じていること自体、チームが進化したことの表れなのでしょうか?
    全くその通りだ。3位なのに落胆しているというのは、過去数シーズンと比べると大違いだね。昨年のマニクールで僕が3位を獲得したときは、本当に特別な瞬間だったし、その前のシーズンには表彰台の近くに行くことすらほぼ不可能だったんだから、今年の僕たちは本当に大きく進化したことがわかる。4戦を終えて既に3回表彰台を獲得しているが、これは昨年までの3シーズン合計で獲得した表彰台の数と同じだ。

    再びポールポジションに戻れたのはどんな気持ちでしたか?
    土曜日は素晴らしい気持ちだった。僕はブレーキにちょっとした問題を抱えていたため、予選セッションは簡単ではなかったものの、ポールポジションを狙えるクルマを手にしていることはわかっていたので絶対に諦めなかった。チームにとって素晴らしい結果だったし、個人的にも、またポールポジションに戻れたのは素晴らしい気分だったよ。

    レースでは何が起こったのでしょう?
    スタートではティモに順位を譲ったが、これはちょっとしたオイル漏れがあり、そのせいでエンジンが本来のようには吹け上がらなかったからだ。もちろんトップで走れた方が良かったけど、僕はルイス(ハミルトン)とかなりドラマチックなバトルを展開した。ホイールとホイールが接触しそうなバトルで、エキサイティングだったね。その結果、2位をキープできた。クルマのフィーリングはかなり良好で、10周目には今回のレースの最速ラップを記録した。しかし僕の最初のピットストップの際にタイヤをミディアムに交換し、その後はとにかくスーパーソフトタイヤを履いている燃料の軽いクルマを相手に防戦一方になってしまったんだ。先頭集団の他のドライバーたちは、ミディアムタイヤの使用を最後のスティントまで待った。振り返ってみると、多分それが正しい判断だったのだろう。僕はセバスチャン(ベッテル)をすぐ後ろに従えていたが、最後のピットストップで彼に先行されてしまった。(最後のスティントで)僕はスーパーソフトタイヤを履いていたので、彼よりも速かった。自分にでき得る限り懸命にプッシュしたものの、とにかく追い越しは不可能だったよ。レースは僕たちにとって都合良くはいかなかったものの、それでも良いレースをしたし、表彰台も獲得できた。

    昨年までの3シーズンで表彰台を獲得したのは3度でしたが、今シーズンは4戦で3度です。何が変わったのでしょう?
    チームの全員がこのクルマの開発を本当にがんばってくれて、その成果を今僕たちが目にしているんだよ。F1では、常に自分にでき得る限り一生懸命に仕事をしなければならないし、僕たちは絶対に戦いをあきらめたりしない。だから僕たちが進化できたのは、全員の懸命なる努力の賜物と言える。一方で経験も必要になるが、トヨタはF1で7シーズンを過ごし、以前より遥かに経験も増えた。だからクルマをどうやったら速くできるのか、どうやって最高の性能をそこから引き出すのかも以前よりよく理解できているんだ。

    ヨーロッパラウンドが始まってからも、チームは引き続きトップ争いに加われるでしょうか?
    シーズン全体を通じて高い競争力を発揮できる可能性は高いと僕は信じている。ただし、言うまでもなく、僕たちは一生懸命に仕事をし続けなければならない。あとのことは時間が教えてくれるだろう。現在のクルマは非常に戦闘力が高いし、僕たちは自分たちがやっていることに集中しているから、今後も絶対にトップ争いができると確信している。また当然ながら、歴史的に見て常に成功して来たチームで今シーズンここまでは苦しんでいるチームもあるが、そういったチームには常にクルマを改善してくる力がある。だから僕たちも自分たちの開発を続けなければならないし、絶対にプシュすることをあきらめてはいけない。僕は自分のチームを信頼している。

    表彰台であなたはアブルッツォで起こった地震の被災者へのサポートを強調していましたが、その救援活動は現在どんな状況ですか?
    とても上手く進んでいる。きっと多くの人々が知っていると思うが、僕は、今回の震災で被害を被った人たちのために義援金を募るべく、ウェブサイト(www.abruzzonelcuore.org)を立ち上げており、既に1万7000ユーロを超える義援金が集まっている。このことはとても嬉しく思っている。他のドライバーたちからも、オークションのために様々な品を提供してもらうなど、大きな支援をしてもらっているし、今後も人々を援助すべく、自分にできることをシーズンを通じてどんどんやっていくつもりだ。GPDA(グランプリ・ドライバーズ・アソシエーション)も公式にこの活動を支援してくれているし、F1界全体からも大きな支援を得ている。

  • ヤルノ・トゥルーリ、ポール獲得も「ブレーキが心配」

    ヤルノ・トゥルーリ、ポール獲得も「ブレーキが心配」

    F1バーレーンGPでポールポジションを獲得したヤルノ・トゥルーリは、午前中からブレーキに問題を抱えており、ポールポジションを獲得したことに驚いていると語る。

    ヤルノ・トゥルーリにとって通算4回目、トヨタにとっては2005年の日本GPとなるポールポジション。

    トヨタはティモ・グロックも2番グリッドを獲得し、チームにとって初となるフロントローを独占した。

    自身2度目の優勝を狙っているトゥルーリだが、日曜のレースで彼のマシンのブレーキに再び問題が発生することを懸念していることを明らかにした。

    「簡単な予選ではなかったし、状況はかなり困難だった」

    「クルマにいくつかトラブルを抱えており、ブレーキペダルはだんだん長くなっていった」

    「正直なところ、予選ラップにはあまり快適には感じられなかった。レースペースではもっと競争力があると思っている」

    「でも、良いクルマを持っていて、ポール争いができることはわかっていたので、1位手と2位手で終われたのは最高のことだし、特にチームのために今回の素晴らしい結果を示せたことは素晴らしいことだね」

    「でも、問題を抱えていたのが心配なので、ブレーキに問題があるかを調査するためにデータを分析する必要がある」

  • ヤルノ・トゥルーリ (F1バーレーンGPプレビュー)

    ヤルノ・トゥルーリ (F1バーレーンGPプレビュー)

    ヤルノ・トゥルーリが、F1第4戦 バーレーンGPへ向けての意気込みを語った。

    ヤルノ・トゥルーリ (トヨタF1チーム)
    冬季テスト以来のバーレーンでの走行を楽しみにしている。バーレーンで初めて、ドライコンディションで、TF109をテストしたが、競争力の高いパッケージだとすぐに分かり、シーズンが始まり、それを証明できた。テストではクルマは力を発揮できたので、今週末も期待しているし、上位争いができると思う。

    レース時の天候やトラックの状態は、テストの時とは違うが、それでもセットアップの情報は使えるうえ、2種類のタイヤに関しても経験がある。いつものように、精一杯やるし、チーム全員、盛り上がっているので、レースがうまく行けばと思う。