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  • ヤルノ・トゥルーリ、NASCARをテスト

    ヤルノ・トゥルーリ、NASCARをテスト

    ヤルノ・トゥルーリが来月NASCARでテストをすることが明らかになった。

    トヨタのジョン・ハウエットは、来年トゥルーリがチームに残留する可能性が低いことを明言している。

    ヤルノ・トゥルーリは、最終戦アブダビGPのあと、NASCAR スプリント・カップ・シリーズに参戦するマイケル・ウォルトリップ・レーシングのシート合わせを行い、NACARの残りのレースを観戦する予定だという。

    2日間のNASCARマシンでのテストを認めるヤルノ・トゥルーリだが、今回のテストは昨年トゥルーリがNASCARを観戦した際に米国トヨタに頼んでいたものであり、テストは個人的にNASCARマシンを楽しむためのものだと主張する。

    「去年、ミシガンでNACARレースを観戦する機会があった。本当に興味深い経験だったよ」とトゥルーリは語る。

    「NASCARは、世界で最も大きなモータースポーツ・シリーズのひとつだし、直接レースを見たかったんだ」

    「そのとき、僕はいつか単に楽しみためにマシンをテストすることは可能かと米国のトヨタに尋ねた。そしてベルギーGP前に、彼らは年末にテストをするチャンスを提供してくれた」

    「でも、あくまで他のモータースポーツ・カテゴリーを経験する個人的な楽しみのためだと強調したい」

    「僕は100%F1に専念している」

  • ヤルノ・トゥルーリ、鈴鹿での2位表彰台を振り返る

    ヤルノ・トゥルーリ、鈴鹿での2位表彰台を振り返る

    パナソニック・トヨタ・レーシングにとっての母国GPで表彰台に立った気分は如何でしたか?
    表彰台に立てたこと、そして、チームの全員や僕たちの日本のファンのみんなと、この結果をお祝いできたのは素晴らしい気分だった。僕の2位という結果は、鈴鹿で僕たちがどれだけ強かったのかを良く表している。なぜなら、僕は予選でその順位を獲得し、しかもレースでは上位勢にリタイヤがなかったわけだからね。だから僕たちには真の実力があり、とてつもなく競争力が高かったということだ。チームにとって日本GPは常に重要なレースだし、僕個人としてもこの国を訪れるのが大好きだ。その意味からしても、今回の結果は特別なものだった。今シーズン、チームの全員がとてもハードに仕事をこなしてきたけれど、1週間前のシンガポールGPでのティモの2位に続いて、再び表彰台を獲得できたことは、そうした彼らにとって本当に良いご褒美だね。

    優勝できなかったことについて、がっかりした部分はありましたか?
    もちろん僕はトヨタのためにレースに勝つことを願っていたよ。でも、2位というのはやはり素晴らしい結果だ。チームと僕は週末全体を通じて本当に限界ギリギリまで頑張った。そして可能な限り最高の結果を手にしたんだ。今回はレッドブルの方がほんの少しだけ僕たちより速かったと思う。しかし、僕はもちろん落胆していないよ。僕を含め、チーム全体が、再び表彰台を獲れて嬉しく思っている。

    今回の週末は全般的にスムーズに進みましたか?
    金曜日は雨が降ったから、全体的にあまり生産的な日ではなかったよ。天気予報によれば、その後の週末はずっと晴れだったので、雨の中であまり多く周回を重ねても得られるものは少なかったんだ。その代わりに土曜日の午前中の走行は、いろいろとやるべきプログラムがあって忙しかった。でも、最初の滑り出しからクルマの感触は良好で、ラップタイムも常時かなり速かったので、予選に向けてかなり楽観的になっていた。

    予選は如何でしたか?
    何度か赤旗が出たし、それにもちろんティモの件もあったから、いつもとはかなり違うセッションだったね。チームがすぐにティモは大丈夫だと伝えてくれたので、その後の残りのセッションには問題なく集中できた。フリー走行と同じく、僕たちはかなり速かったが、どちらのコンパウンドのタイヤの方が速いのかを判断するのは難しかった。最終的に僕が最速ラップを記録した周ではソフトタイヤを使用したが、ソフトにはあまりタイムの伸びしろはなかった。予選第3セッションではコンマ1秒以下の差でポールポジションを逃したけど、あの自分の走りには満足している。おそらく、あれがあの日のクルマから僕が引き出せる最大限の走りだったと思うし、お陰で僕たちは再び表彰台を獲得できる絶好の機会を得ることができたからね。

    レースは如何でしたか?
    レースはまるで長時間の予選セッションのようだったよ!全ての周回を全開で走ったし、僕はルイス(ハミルトン)の前に出るために、限界いっぱいまでプッシュしていた。キツい仕事だったけれど、僕のクルマの感触は最高だったし、僕たちに(ルイスを)追い抜ける速さがあることも僕には分かっていた。とにかく僕はプッレシャーをかけ続け、絶対にそれを緩めなかった。最終的には、何周か速いラップで走ったことと素晴らしい戦略、そして2回の完璧なピットストップのお陰で、それが報われることになったんだよ。チームの仕事にはとても感謝している。あれはチームのみんなの素晴らしい努力の賜物だね。そのお陰でご褒美を手にできたわけだからね。

    スタートについて説明してください。
    スタートはこのレースの鍵だった。スタートではいつも他車との争いになるし、自分の周囲のクルマが難しい存在になることは僕も分かっていた。でも、良いスタートを決めることができたよ。1コーナーへの進入の際、僕はあと少しで自分の順位を維持できる所だったけど、結果的にルイスに抜かれてしまった。それでその後、レース全体を通じて僕が彼を追いかける形になったんだ。僕は彼のすぐ後ろの位置を維持し続け、とにかく猛烈にずっとプッシュし続けたんだ。そして2回目のピットストップでそれが報われた。

    最後のセーフティーカーの際、何か不安を感じましたか?
    あの状況は理想的ではなかったね。というのも、2回目のピットストップでルイスを追い越した後、僕はかなり大きなギャップを彼との間に築いていて、何も危険がない状態だったからね。当然ながら、セーフティーカーによりそのアドバンテージが奪われてしまったから、僕は全てをやり直さなければならなかった。でもリスタートが上手くいったので、その後は心配なかったよ。

    ティモについては如何でしょう? 彼にとっては難しい週末になったのでは…
    残念なことに、ティモにとっては厳しい週末になってしまった。実は、シンガポールGPの直後に僕も彼と似たような風邪と熱の症状を抱えていたんだけど、鈴鹿の前には回復した。だから、彼がどんな状態だったのか、僕には正確に分かるよ。予選でのアクシデントの後、彼がレースに出走できなかったのはとても残念だ。もし出走していたなら、彼も素晴らしい結果を残していたと僕には確信があるだけにね。僕たちはとても上手く一緒に仕事をしているし、雰囲気も素晴らしい。彼が表彰台に立った僕を祝福していたことも知っているよ。彼もすぐに復帰してくるだろうから、ブラジルGPではもう一度素晴らしい結果を目指して二人ともがんばるよ。

    ブラジルGPへの抱負は如何でしょう?
    今シーズンは、正確に次のレースの予想をするのが難しいことが分かっているから、何とも言えないね。例年、僕はインテルラゴスではかなり速い。昨年は予選で2番手だったんだ。あのサーキットは僕たちのクルマに合っているはずだから、チームのために2戦連続で表彰台を獲得した後のレースで、再び上位争いができればと願っている。ただし、フリー走行でどういう状況になるのかを待ってみる必要があるね。

  • ヤルノ・トゥルーリ、F1日本GP限定ヘルメット

    ヤルノ・トゥルーリ、F1日本GP限定ヘルメット

    ヤルノ・トゥルーリは、F1日本GPに特別なデザインを施したヘルメットで戦う。

    今年で3回目を迎えた「パナソニック・トヨタ・レーシング・F1チーム応援企画 ヘルメットデザインコンテスト」。今年のテーマは、「スピード」。

    多くの子供たちから送られたデザインの中からヨーロッパGP開催時にトゥルーリ自身が選考を行い、今年は11歳の男の子のデザインが採用された。毛筆で書いた漢字の「速」をアレンジしたデザインとなっている。

    ヤルノ・トゥルーリ
    白と赤の配色が日本やトヨタチームのカラーをイメージしているし、とてもスピードを表現したデザインになっていると思ったんだ。とても気に入ったよ!

    ヤルノ・トゥルーリ 特別ヘルメット F1日本GP

    ヤルノ・トゥルーリ ヘルメット F1日本GP ヤルノ・トゥルーリ

  • ヤルノ・トゥルーリ、古巣ルノーが選択肢か

    ヤルノ・トゥルーリ、古巣ルノーが選択肢か

    トヨタは、ヤルノ・トゥルーリが来年チームに残ることはないと認めているが、トゥルーリは来年もF1に残れると考えている。

    ヤルノ・トゥルーリは、来年古巣のルノーに復帰することが噂されている。

    「正直、今はドライバーやチームに関して多くの噂があるので、状況についてはあまり話したくない」とトゥルーリは語る。

    「いくつかオプションがあるし、トヨタがどうか確かめる必要がある。でも、全体的に楽観的に感じている。様子をみてみよう」

    トヨタのジョン・ハウエットは、トゥルーリが来年チームに残る可能性はないだろうと語っている。

    「彼が来年私たちといることはなさそうだと言いたい。それが私の偽りのない気持ちだ」とハウエットは語る。

    「彼にもキャリアがあるので言いたくないし、彼は我々のために素晴らしい仕事をしてくれた」

    「我々は着地点を見い出そうとしているし、これまではしてこなかった。でも、あまり見込みはないと思う」

    トヨタは、来季のドライバーとしてロバート・クビサとキミ・ライコネンの獲得を狙っており、ヤルノ・トゥルーリとティモ・グロックの両ドライバーをリリースする可能性を認めている。

    トゥルーリだけでなく、ティモ・グロックに関してもルノーへの移籍が噂されている。

    ルノーはロバート・クビサを獲得との見方が強いが、仮にクビサがトヨタへ移籍した場合、ヤルノ・トゥルーリとティモ・グロックが揃ってルノー入りする可能性もある。

    関連:
    ・トヨタ、ロバート・クビサ獲得を目指す – 2009年10月2日
    ・ルノー、来週アロンソの後任ドライバーを発表– 2009年10月1日

  • ヤルノ・トゥルーリ 鈴鹿サーキットの印象を語る

    ヤルノ・トゥルーリ 鈴鹿サーキットの印象を語る

    ヤルノ・トゥルーリが、3年ぶりにF1日本GPを開催する鈴鹿サーキットの印象を語った。

    鈴鹿はどんなサーキットでしょう?
    鈴鹿はとてもテクニカルで非常に難度の高いサーキットだ。高速コーナーと瞬時にクルマの方向を変えなければならない個所がたくさんあるから、ドライバーにとってはとても良いレイアウトと言えるね。スパにもかなり似ているけど、スパの方がコース全長が長いから、その分タフかな。鈴鹿にはタイプが異なるコーナーが数多くあるから、あらゆる状況で力を発揮できるように自分のクルマを準備しておく必要がある。それと、中高速サーキットなので空力も非常に重要だ。富士スピードウェイで2度の日本GP開催後、再び鈴鹿に戻れることを僕は楽しみにしている。鈴鹿は走るのが楽しみなコースの1つだからね。

    鈴鹿のコースのどこが好きですか?
    鈴鹿はとても良いコースだから、1カ所だけを選ぶなんて無理だよ! F1カーに乗っていると、周回の最初にある高速コーナーの組み合わせは本当に楽しく、後半には高速左コーナーの130Rがあって、直後にハードブレーキングが必要なシケインが待っている。ここはかなりチャレンジングな場所だ。

    鈴鹿にはどんな思い出がありますか?
    鈴鹿に関しては、良い思い出と、悪い思い出が幾つかある。2003年には1回目の予選で自分が最速だったのに、2回目のセッションでは悪いタイミングで雨が降り、そのため僕は後方からのスタートになってしまった。そうした状況にもかかわらず、僕はレースでかなり速く、5位でフィニッシュできた。もしトップ6からスタートしていたなら、あのレースで優勝も可能だったと思う。鈴鹿に関して僕の最高の思い出と言えるのは、2004年にトヨタでのデビュー戦を走ったことだ。トヨタのドライバーとして初めて日本を訪れたのは本当に特別な体験だった上に、僕は1回目の予選で暫定ポールポジションを獲得したんだ。チームとファンの反応を目の当たりにし、素晴らしい気持ちだった。レースになるとクルマはそれほど競争力が高くなかったけど、それでも何が可能なのかを目の当たりにして良いモチベーションになったね。

    初めて鈴鹿を訪れたのはいつですか?
    実は始めて鈴鹿を訪れたのは僕がF1参戦を果たすより何年も前のことなんだ。あれは1994年のカートのイベントだった。その時、僕はアイルトン・セナ記念カップで優勝したんだ。それは僕にとってとても誇らしい瞬間だった。細かくは思い出せないけど、ヨーロッパでほとんどの人生を過ごしてきたイタリア人にとって、それまでとは違う体験で印象的だったのは確かだよ。

    これまで日本のファンとはどんな交流がありましたか?
    日本に関して最高なのは、鈴鹿であれ富士であれ、とにかく僕たちのサポーターの数が凄いということだ。トヨタの地元だけに、僕たちには大勢のファンがいるけど、僕自身にも日本に大きなファンクラブがあるんだ。レースが行われる週に日本で自分のファンのみんなと一緒にひとときを過ごすのは本当に楽しいので、今年もまた同じようなことができればと願っている。彼らのお陰で、まるで日本GPが僕にとって2つ目の母国GPのように感じられ、それが日本でのレースを特別なものにしてくれるんだ。日本にはたくさん友人がいて、日曜日には彼らと一緒にお祝いができればと願っている!

    日本GPでの目標は?
    今年の僕たちなら上位で競え、かなり強いはずだと考えている。だから僕も自分たちのホームグランプリで良いレースができればと願っている。僕たちにはトップ6に入れるだけの強さがあり、表彰台の近くを狙って行けるはずだ。日本のファンの皆さんには良いところをお見せして、喜んでもらえるような結果を届けたいと思っている。

    今週末、特に何を楽しみにしていますか?
    答えは簡単だ。僕のファンと一緒にひとときを過ごし、そして再び鈴鹿を走ることさ。

  • ヤルノ・トゥルーリ (F1日本GPプレビュー)

    ヤルノ・トゥルーリ (F1日本GPプレビュー)

    ヤルノ・トゥルーリが、F1日本GPへの意気込みと鈴鹿サーキットの印象を語った。

    ヤルノ・トゥルーリ (トヨタF1チーム)
    僕が好きな、高度なテクニックが要求される、挑戦しがいがあるサーキットなので、鈴鹿に戻るのは楽しみだ。たくさんの高速コーナーがあり、クルマの方向を素早く変える必要があり、その意味では、少しスパに似ていて、好きなサーキットの1つだ。再舗装された路面以外は前と同じコース設計で嬉しいが、改修された施設がどんな風に変わったのか見るのは特に楽しみだ。

    日本GPはチームにとってのホームGPなので、トヨタと日本のサポーターのために、最高の成績を収めるようにベストを尽くす。日本のファンとは特別な交流があり、日本に来るのは本当に楽しい。ファンはいつも応援してくれて、かつ熱狂的で、特別な雰囲気だ。鈴鹿では競争力を発揮しなければいけない。僕たちは、非常に競争力があるので、良いレースをして、それに見合う結果を出したい。

    開催日程:2009年 F1 日本GP

  • ヤルノ・トゥルーリ (F1シンガポールGPプレビュー)

    ヤルノ・トゥルーリ (F1シンガポールGPプレビュー)

    ヤルノ・トゥルーリが、F1シンガポールGPへの意気込みとナイトレースの印象を語った。

    ヤルノ・トゥルーリ (トヨタF1チーム)
    唯一のナイトレースのシンガポールは、ユニークで、とても興味深い体験だ。とりわけ、クルマに改良を加えるので、シンガポールで競争力が発揮できればと思う。シーズンを通じ、チームは新しいパーツを一生懸命に導入してきたが、シーズン終盤に差し掛かっても新しいパーツを導入していくのはすばらしいことだ。コースを改めて走ってみないと、僕たちがどのぐらいの走りができるか、正確に予測できないが、シンガポールでは今年も戦闘力があると信じている。

    技術的な問題が起きたために表彰台を逃した昨年は、ついていなかった。重い燃料を搭載して、特に暑いコンディションのなか、バンピーな(でこぼこの多い)路面上を走る、大変なレースだったので、結果がともなわなかったのは残念だった。今年はその借りを返す。正直に言えば、明るさのレベルがコースの場所によって変わるため、昼の光の中で運転するほうが好きだ。しかし、観客にとってナイトレースは面白く、昨年は素晴らしい雰囲気だったから、今週末のGPを楽しみにしている。

    開催日程:2009年 F1 シンガポールGP

  • ヤルノ・トゥルーリ F1イタリアGPを振り返る

    ヤルノ・トゥルーリ F1イタリアGPを振り返る

    ヤルノ・トゥルーリがF1イタリアGPを振り返った。

    イタリアGPの週末はあなたにとって予想通りの展開だったでしょうか?
    最終的には、僕たちが予想していた通り、ある意味で厳しい週末だった。僕たちのクルマがモンツァにあまり適していないことは分かっていたので、僕がフロントローを獲得したスパでの好調を繰り返せるとは考えていなかったんだ。当然、ポイントが獲得できなかったのはがっかりだった。なぜなら、それが僕たちの目標だったし、もしも状況が違う形で進んでいたなら、それが可能だったからね。

    あなたの予選のラップは如何でしたか?
    予選第2セッションでの自分のラップにはかなり満足だった。あれはかなり良かった。トップ10入りするのは非常に難しいと僕たちには分かっていたけど、僕は本当にあと少しの所まで行っていた。クルマの感触はかなり良好で、僕は1周アタックに関してはミディアムコンパウンドのタイヤの方が好みだった。僕が自分の全体最速ラップを出したのもそのミディアムを履いた時だったんだけど、セッションの最後のスティントではソフトタイヤを使ったんだ。とにかく同じラップタイムを出すのは不可能で、残念ながら、トップ10入りするだけの速さが僕たちにはなかった。

    各シケインに設けられた新しい縁石は如何でしたか?
    妥協の形としては良かった。というのも、今の方がはっきりしているからね。縁石が高くなったということは、事実上、あそこを飛び越えることはできない、ということだ。縁石が高くなったから、誰もが否応なくコーナー全体をしっかり廻ることになる。全員にとって状況が明白になったのは良いことだ。唯一、良くないのは、実際に何か問題を抱えた際、コースをはみ出したりした時、縁石が以前より極端な高さになったので、クルマを損傷する可能性が高まったことだ。でも僕は今回の変更に満足している。

    レースの1コーナーはかなり慌ただしい状況でした。あなたの視点から見て、あれはどんな風に見えましたか?
    モンツァの1コーナーはいつも本当に窮屈になるんだが、今年もまたそうなった。あのシケインでは頻繁にアクシデントが起こる。ほんの僅かなスペースを数多くのクルマで争うからね。でも今回は全員が無傷で通過した。中団グループでは特に各車が接近しており、僕は順位を1つ失った。その後、僕は渋滞に捕まってしまったんだ。

    その渋滞はあなたのレースにどんな風に影響したのですか?
    僕はレースのほとんどを中嶋一貴の後ろで過ごしたが、僕は自分の方が彼より速いと感じていた。でも彼を追い越せるほどではなく、僕はかなりのタイムを失ってしまい、ポイント争いのチャンスが潰えてしまった。ニック・ハイドフェルドは僕より後ろのグリッドからスタートしたが、ポイント圏内でフィニッシュしている。この事実は、もしも状況が違っていたなら、ポイント獲得が可能だったということを証明しているよね。

    レース終盤の第1シケインで、中嶋一貴との間に何が起こったのですか?
    僕たちはレースの終わりに近づいていたが、正直に言えば、僕にとって状況はかなり退屈なものになっていた。自分に失うものは何もない、と決心した僕は、もし少しのギャップでもあればそこに賭けてみることにした。それであの前の周に(中嶋一貴に)近づくために本当にハードにプッシュしたんだ。そしてホームストレートの終わりのブレーキングで、僕はチャンスが訪れたことを察知し、それに賭けてみた。僕はとにかく相当にブレーキングを遅らせ、イン側に飛び込んだ。もう少しでそれが上手く行きそうだったものの、僕の行く手にスペースがなくなり、縁石にぶつかってしまった。あれは残念だったが、でも少なくとも僕は思い切ったことを実行し、それがちょっとした興奮をもたらしてくれた。

    ティモとのバトルについては如何ですか?
    ティモとは2度、ちょっとしたバトルをしたが、あれはとても楽しかった。最初のバトルは彼がピットから出てきてそのまま僕の横に並んだ時だ。僕たちはそのまま一緒に第1シケインに進入していった。僕たちはチームメートなので、二人ともお互いを避けるよう注意深く走っていたが、ただし、だからと言って僕たちがバトルを止めることにはならず、僕が前に出たんだ。それから中嶋との一件の後、僕たちはもう一度バトルをした。縁石にぶつかった直後、僕はティモのすぐ前になり、そこからレズモコーナーまで順位争いをした。僕はコースのアウト側にいたので不利だったが、アタックし続けた。コースからはみ出してしまったため、グラベルを横切ることになり、そこで2つほど順位を落としてしまった。僕たちはハードかつフェアに戦っていた。僕たちはどちらもほとんど失うものはなかったんだ。11位であれ14位であれ、大きな違いはないからね。だからファンを少し喜ばせるという意味でもあれは良かったよ。チームのみんなもあれを楽しんだと思う。

    シンガポールでの次戦に向けて、どんなことを願っていますか?
    当然、今回よりも良い結果を望んでいるし、僕たちの目標はポイント圏内に戻ることだ。僕たちは昨年のシンガポールで強かったし、技術的な問題を抱えていなかったら僕は表彰台の近くまで行けたはずだ。それでもティモがトップ6に入ったのだから、僕たちは良い結果を手にできたと言えるね。更に言えば、今年の各車の差はもっと接近しているので、今まで以上に展開を予想するのが難しい。でも、僕たちは幾つかクルマに新パーツを投入する予定だし、僕は好成績を目指してがんばるつもりだ。

  • ヤルノ・トゥルーリ:F1イタリアGPテクニカルプレビュー

    ヤルノ・トゥルーリ:F1イタリアGPテクニカルプレビュー

    今週末は母国グランプリでのレースですが、あなたにとって今回はいつもとは何か違うレースなのでしょうか?
    僕にとってイタリアGPはとても特別な機会と言えるし、毎年この週末を楽しみにしている。自分のファンの前でドライブするのは素晴らしいことだし、モンツァではいつもとても大勢の人たちが僕を応援してくれる。以前はイタリア国内で年2回グランプリが開催され、シーズン中にテストも何度か行われていたけど、今年、僕の母国でレースできるのはこの週末が唯一の機会だ。それに、僕は2、3時間しか離れていないサン・モリッツに住んでいるから、モンツァはまさに地元なんだ。

    F1にとって、モンツァがこれほどまでに特別なコースなのはなぜなのでしょう?
    なぜならモンツァはイタリアにあり、そしてイタリア人がこのコースを特別なものにしているからだよ!モンツァは他のコースとはまったく違うサーキットだ。長いストレートがあるから高速で低ダウンフォース、それに加えてシケインもあるからハードなブレーキングが必要となるからね。技術的な面で求められるものが最も厳しいコースというわけではないけど、F1では唯一無二のコースと言えるね。イタリア人のファンは、F1であれ何であれ、モータースポーツ全般に関しとても情熱的で、そんな彼らがモンツァを本当に特別な場所にしているんだと思う。イタリアGPはすべてのイタリア人にとって最大のイベントの一つであり、モンツァはイタリアのモータースポーツの中心なんだ。

    母国のファンの存在が、いつも以上にあなたのやる気を高めてくれるのでしょうか?
    今以上にやる気を高めたり、ハードに攻めたりなんて不可能だよ!もちろん、1人のドライバーとしてモンツァではいつも以上の声援を受けていることはわかるし、それをありがたいとも思うけど、でも、今以上にがんばることはとてもできない。全てのグランプリで100パーセントの力を出していないとしたら、僕は自分の仕事をしっかりやっていないことになってしまう。だから、その意味ではモンツァも他のレースと何も変わらないんだよ。もしかして素晴らしい結果を手にできれば、いつもより少しだけ更に良い気持ちになれるかもしれないけどね。

    昨年のモンツァの雨のレースは如何でしたか?
    ドライバーとして、モンツァというのは良い天候になることを願わずにいられないコースだ。これは間違いない。このコースでウェットコンディションというのはありがたくない。特に長いストレートでは実質的に視界がゼロになるからね。今のところ、天気予報によれば天候は昨年よりかなり良いみたいだ。これは全員にとって良いことだね。

    モンツァで速く走るためにクルマに求められる重要な要素は何ですか?
    重要なのは最高速を伸ばすことだ。長いストレートがあるからね。それからブレーキの安定性とシケインの縁石を乗り越える能力も大切だ。それぞれの縁石越えが上手くできれば、そこで1カ所につきコンマ1秒稼ぐことができる。だから、縁石をスムーズに乗り越えて、シケインの出口で良好なトラクションが得られるようなセットアップを見つけなければならない。シケインからの脱出速度は最高速と同じくらい重要だ。なぜなら、コーナーの立ち上がりが遅くなると、その痛手を長いストレートの最後までずっと引きずることになるからね。

    モンツァでのレースに関して、どんな思い出がありますか?
    僕が初めてモンツァを訪れたのは1997年だったと思う。その時僕は初めてモンツァを舞台にF1でレースをした。僕が思い出せるのは、その時はかなり良い具合にレースが進んで、トップ10でフィニッシュしたことだね。それから現在に至るまで、モンツァでは何度か上位フィニッシュしている。2002年は4位だったが、これはその年のチームの最高成績に並ぶ順位だったし、2005年には5位になった。ただし、本当に運が悪かったこともある。4年間で3度、予選でトップ6入りし、調子も良かったのに、2度も1周目にリタイヤしなければならなかった。1度は後ろからぶつけられ、もう1度は技術的な問題が原因だった。今年はもっと良い思い出を作りたいと思っている。

    モンツァで何か特に楽しみにしていることはありますか?
    自分の母国のファンの前でレースすることを除けば、楽しみなのは間違いなく食べ物だね。僕はイタリア人だ。ということは僕に合う食べ物は1種類しかないということなんだ! モンツァ周辺には食べに行くのに素晴らしい場所が本当にたくさんあるけれど、僕がいつも滞在するホテルにもとても良いレストランがあるんだ。だからイタリアGPの週末はその点から見ても、僕のお気に入りの週末なんだ。

    この週末は競争が激しくなりそうだと思いますか?
    我々が高い競争力を発揮できることを願っている。今シーズンは予想がかなり難しいが、それは他チームと比較した際の我々のパフォーマンスがレース毎に変わる場合があるからだ。我々はスパでは強かったが、あそこはモンツァと特徴が似ている部分がある。また、予選での走りが改善できたことは励みになった。予想は一切したくないが、ただし、いつもと同じく、僕は自分の力の全てを出し切るつもりだし、再び先頭集団で戦うことができればと願っている。

    土曜日の夜に何が予定されているのか、説明してもらえますか?
    僕の出身地であるアブルッツォ地方で大変な地震が起きてから、僕はアブルッツォ・ネル・クオーレの活動を通じて、被災者の方々を援助するべく、義援金を募ってきた。既にwww.abruzzonelcuore.net(イタリア語/英語)を通じて75000ユーロが集まっているが、モンツァでの土曜日の夜には更に多くの義援金を集められると考えている。アブルッツォのために義援金を募るべく、様々なドライバーが提供してくれたオーバーオールとヘルメット、それにオーデマ・ピゲの時計がオークションに掛けられることになっている。また、オーデマ・ピゲから募金や組織的な協力という形で多大な援助をしてもらっており、これがアブルッツォの人々を大いに助けてくれると僕は確信している。我々が募る義援金は、そうした人々の生活再建を手助けするために使われることになっており、新しい学校や、あるいは彼らの地域社会にとって何か役立つものを建設できればと願っている。

    開催日程:2009年 F1 イタリアGP

  • ヤルノ・トゥルーリ (F1イタリアGPプレビュー)

    ヤルノ・トゥルーリ (F1イタリアGPプレビュー)

    ヤルノ・トゥルーリが、F1イタリアGPへの意気込みとモンツァの印象を語った。

    ヤルノ・トゥルーリ (トヨタF1チーム)
    イタリアのファンの前で走ることは、いつも素晴らしく、モンツァの雰囲気が本当に大好きだ。もちろん、僕のホームレースで、グランドスタンドにはサポーターたちがたくさんいるので、そんな熱心なファンの前で競い合うのはとても楽しい。モンツァのレースで良い結果を出すことは、僕にとって、多くの意味があり、そのためには出来ることは何でもやる。

    ベルギーでフロントローからスタートできたことは、とても励みになった。これは、予選で、クルマのポテンシャルをフルに引き出せたという証拠だと願う。決勝で僕はツキがなかったが、上位集団で戦えたように、イタリアでも、またそうできればと思う。スパで、僕たちのクルマはとても強かったので、今週末に向けても、少し変更をするだろう。レースは必ず、非常に接戦になると思うが、ポイント圏内に戻るチャンスはある。モンツァは調子を戻すには完璧な場所で、チャレンジする準備はできている。

    開催日程:2009年 F1 イタリアGP