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  • カルロス・サインツ、トロロッソの2台抜きは“ベストオーバーテイク”

    カルロス・サインツ、トロロッソの2台抜きは“ベストオーバーテイク”

    マクラーレンのカルロス・サインツは、F1モナコGPのオープニングラップでトロロッソ・ホンダの2台をオーバーテイクしたシーンを“間違いなく僕のベストオーバーテイクのひとつ”だと振り返った。

    木曜日のフリー走行1回目をエネルギーストアの問題によって棒に振ったことでカルロス・サインツのモナコGPでの連続ポイントフィニッシュは険しい道のりと思われた。

    しかし、土曜日に状況を好転させたカルロス・サインツは予選で9番グリッドを獲得。レーススピードとマクラーレンの戦略が奏功し、6位でレースをフィニッシュした。

    特にスタートは素晴らしく、ボー・リバージュでトロロッソ・ホンダのアレクサンダー・アルボンを抜き、マスネでダニール・クビアトを攻略。カルロス・サインツ自身“ベストオーバーテイク”と評した。

    11周目にセーフティカーが導入された際にはマクラーレンはカルロス・サインツをステイアウトさせることを選択。5番手まで順位を上げていた30周目にピットインする。9番手でコースに復帰したサインツは、その時点でファステストラップを記録し、2周後にピットインしたダニール・クビアトの前に出ることに成功。その後、アレクサンダー・アルボンとロマン・グロージャンがピットインしたことでフィニッシュポジションである6番手に順位を上げる。

    「とても良い週末だった」とカルロス・サインツはレース後にコメント。

    「スタートは難しかったものになったけど、予選という正しいタイミングでピークを迎えることができたし、スタートでトロロッソの2台を攻略したときにピークに達した。ピットストップ周辺では堅実なラップをまとめることができ、残りのフィールドの前に出ることができた。チーム全員による本当に満足で良い仕事ができたし、6位は良い結果だ」

    2017年のモナコでのベストリザルトに並ぶ6位でフィニッシュしたことでカルロス・サインツは、2015年のデビューシーズン以来、モナコで5年連続で入賞を達成した。

    「良い記録だし、僕はここモナコで走ることが好きなんだ」とカルロス・サインツはコメント。

    「子供の頃、父親が『見てご覧、輝くための場所があるとしれば、それはモナコだ』と言っていたんだ。僕はいつも他のレースよりもこのレースを特別に考えているし、より集中してる。それがいつも成果を挙げているように思う」

    開幕3戦をノーポイントで終えていたカルロス・サインツだが、その後の3戦で連続入賞。モナコを終えてドライバーズランキングで7位まで順位を上げている。

  • レッドブル 「フェルスタッペンへの5秒ペナルティは厳しい裁定」

    レッドブル 「フェルスタッペンへの5秒ペナルティは厳しい裁定」

    レッドブルのF1チーム代表クリスチャン・ホーナーは、マックス・フェルスタッペンへの5秒加算ペナルティは厳しい裁定だと感じていると認める。

    F1モナコGPの決勝で、マックス・フェルスタッペンは、ピットレーンでバルテリ・ボッタス(メルセデス)と接触しながら前に出たが、スチュワードはレッドブルがアンセーフリリースを行ったとしてフェルスタッペンに5秒加算ペナルティを科した。

    「残念ながら、ピットで接触があり、マックスにペナルティが科せられた」とクリスチャン・ホーバーはコメント。

    「彼にとって厳しかった。彼は力強いレースを走っていたからね。彼は心を尽くして走っていたし、あのような素晴らしい走りの後、4番手は少し苦い感じがしている」

    「だが、仕方ないことだ。スチュワードが彼らにとって公正だと考えて決断を下した。我々はそれを受け入れなければならない」

    「ハミルトンを抜いて、5秒引き離すことが彼の唯一のチャンスだった。今日の彼は表彰台に値していた」

    残り2周、マックス・フェルスタッペンはシケインでルイス・ハミルトンに仕掛けた。

    「あれが本当に唯一のチャンスだった。そして、彼は仕掛けた。それがマックスだ」

    「心強いことはパフォーマンスがそのレベルにあったことだ。彼はとにかくプッシュしていた。彼はライオンのように戦い、ルイスを抜こうと頑張った。やってみる価値はあった」

  • F1 モナコGP 決勝 | トップ10ドライバーコメント

    F1 モナコGP 決勝 | トップ10ドライバーコメント

    2019年のF1世界選手権 第6戦 モナコGPの決勝が5月26日(日)にモンテカルロ市街地コースで行われた。

    レースはポールポジションからスタートしてレースをリードするルイス・ハミルトン(メルセデス)をマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)が66周にわたって追いかける展開となった。

    優勝はルイス・ハミルトン。今季4勝目、通算77勝目を挙げ、勝利をニキ・ラウダに捧げた。2位でチェッカーを受けたマックス・フェルスタッペンは5秒加算ペナルティによって4位に降格し、セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)が2位、バルテリ・ボッタス(メルセデス)が3位に繰り上がった

    優勝:ルイス・ハミルトン(メルセデス)
    「今日は僕のキャリアで最も困難なレースのひとつだった。本当に激しかった。残り20周で最後まで走り切れないのではないかと思っていた。クラッシュしそうだったし、クルマとかなり格闘していた。タイヤがまったく残っていなかったし、コース上にクルマを留めているものかなり大変だった。『ニキだったらどうするだろう?』と考えていた。持っている全てを出し切って最善を尽くした。ミスをしないようにとにかく集中していた。今日、彼は見てくれていたと思うし、彼が傍にいてくれたから何とかなったと思う。今日、僕は彼のヘルメットをかぶっていたので、彼をがっかりさせたくなかった。彼は僕の心の中にいたし、今週末は彼のために結果を出してやると思っていた。絶対にプレッシャーに押しつぶされたくなかった。今日の勝利はニキに捧げる」

    2位:セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)
    「今日はタフなレースだったけど、最終的に2位は素晴らしい結果だし、モナコような象徴的なトラックで表彰台を獲得できてチームのためにうれしく思う。今日は他のドライバーのミスからも恩恵を受けたけど、それもゲームの一部だ。タイヤに苦しんでいるルイスを追いかけていて、マックスが彼をとても近くまで追い上げて、彼らが接触したのを見たとき、一瞬、“勝てるかもしれない!”と思ってしまったよ。僕たちにやるべき仕事がたくさんあることはわかってるし、今日はハッピーだけど、完全にハッピーというわけではない」

    3位:バルテリ・ボッタス(メルセデス)
    「僕のレースはピットで決まった。僕たちはセーフティカー中でダブルピットストップを敢行した。ルイスが先でそのあと僕だった。ベッテルとフェルスタッペンも入ってきて、僕がピットを離れたときにマックスも同時にリリースされて、サイド・バイ・サイドになった。僕たちは接触して、行き場がなくて僕はウォールにヒットして、右フロントがパンクしてしまった。それで翌周にもう一度ピットストップしなければならなかった。その時点で自分はフィールドの最後尾になってしまうと思ったけど、1つポジションを失っただけだったので、不運だったけど、同時にラッキーだったと思う。予選よりも低いポジションでレースをフィニッシュするのはいつだってがっかりするものだ。でも、僕のペースは週末を通して本当に良かったし、それでも自分とチームのために貴重なポイントを獲得することができいた。朝に最初に考えたことのひとつは、ニキのためにいい走りをしたいということだった。彼のために勝ちたかった。残念ながら、僕ではないけど、ルイスが勝ったし、ニキは今誇りに思っていると確信している」

    4位:マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
    「今日は全力を尽くしたし、楽しいレースになった。僕らはすごく競争力があったし、前のマシンにプレッシャーをかけ続けて、優勝争いを楽しむことができた。ルイス(ハミルトン)と戦うのはとても大変だが、僕はプッシュし続け、彼がミスをするように攻め続けた。彼のタイヤを少しでも消耗させれば、仕掛けるチャンスはあると見ていた。いくつかのコーナーではすごく遅くなっていたので、そこで行けるかと思ったけど、十分に近づくことができなかった。残り数周になったとき、ここで行くしかないと仕掛けてみた。やや接触してしまったけど、ダメージがなくてよかった。ピットストップでのペナルティーは不運だったけど、チームは何も間違ったことをしていないし、あのように狭いピットレーンでは起こり得ることだと思う。もちろん、表彰台に上りたかったけど、レースは楽しめたし、こうした展開では勝つことも負けることもあるものだ。もう数周あれば捉えられたと言われるかもしれないけど、僕は全力を尽くしたし、できることはすべてやりきったつもりだ。レースウイークを通じて、チームは最高の仕事を成し遂げてくれたし、全員が勝つためにすべてを出し尽くした」

    5位:ピエール・ガスリー(レッドブル)
    「今日はとてもいい一日で、ポジションを上げるのが難しいモナコで8番手スタートから5位でフィニッシュできたことに満足している。僕らには、優れた戦略とすばらしいマシンがあった。このコースをこれだけ速いマシンで走るのは楽しかったし、終盤でもハードにプッシュできて、かなり速いタイムをマークしたことで、8番手からでもトップと10秒以内の差でフィニッシュすることができた。今日はとてもうれしいし、今後のレースウイークでも同じようなパフォーマンスを発揮していけるよう、取り組みを継続していく」

    6位:カルロス・サインツ(マクラーレン)
    「イエス! 今日の6位はとても良い結果だし、3戦連続でポイントフィニッシュだ。素晴らしい1周目だったし、ターン3でトロロッソの2台を抜くことができた。間違いなく、僕のベストオーバーテイクのひとつだ。その後、セーフティカー中に良い判断でピットインして、堅実なラップで6位を獲得することができた。メカニックがまた速いピットストップをしてくれたし、素晴らしいラップでクビアトのストップから守ることができた。そこからはタイヤを管理して、完走することが重要だった。僕たちにそれほど適していないトラックでまた重要なポイントを獲得することができた。僕たちは改善するためにプッシュし続ける必要があるけど、今日はチーム全員におめでとうといいた」

    7位:ダニール・クビアト(トロロッソ・ホンダ)
    「僕らは昨日の予選でとても力強く、その勢いのままいいレースができたので、とてもいい気分だ。スタートではなす術がなかかった。ガスリーがクリーンなブレーキングでアウト側から抜いてきたので、イン側にいた僕はラインを外すことができなかかった。それでも、今日は力強いレースができてとてもうれしい。獲得できたポイント数にも満足していますし、チームワークも最高で、いいレースマネージメントができた。みんなからの声援もすごかった! モナコで7位という結果はすばらしいことだ。この数週間、どこを改善すべきか、僕はどうしたら速く走れるのかを解明するために懸命に取り組み、それが実った。これを毎週継続していく必要があるし、そうすればポイントをさらに重ねていけるはずだ。マシンのパフォーマンスはいいので、このままの方向性で改善を続けていくことが必要だ」

    8位:アレクサンダー・アルボン(トロロッソ・ホンダ)
    「今日の戦略はすばらしく、チームには本当に感謝している! 今日はポイント獲得のチャンスがあるのは分かっていたけど、僕ら全員がいい仕事をして、しっかりと実現できた。ブレーキングが遅れたり、ロックアップしたりすればレースを終えることになってしまうので、どんなときでも、前のマシンに接近して走るのは難しいものだ。今日一番苦労したのはタイヤマネージメントで、ソフトタイヤはあまり持たずにデグラデーションが始まって振動が起きてしまった。それでも、ここでのレースは楽しかったですし、チームの2台ともポイントを獲得できたことはよかった!」

    9位:ロマン・グロージャン(ハース)
    「期待していたよりも良い結果だ。それは確かだ。良いレースだった。僕たちは異なる戦略を試した。僕たちの前にいたトロロッソのアルボンが少し長くステイアウトして、クリアするまでにタイヤは使い古されていた。ベストを尽くして頑張った。カルロスの前で終えられなかったのは残念だ。レースのその時点では僕の方がはるかにペースがあったと思うからね。最後にペナルティを科せられた。映像を見てみるつもりだ。接近していたし、まだ僕のホイールの一部がラインに触れていたと思うけど、ペナルティを科せられてしまった。とにかく、昨日が今日の多くのポイントを犠牲にした」

    10位:ダニエル・リカルド(ルノー)
    「正直、とてもフラストレーションを感じいるレースだった。素晴らしいスタートを切って、力強いターン1でケビン(マグヌッセン)をにいて5位に浮上することができた。そのあとセーフティカー中にピットインしたけど、そこで逃した。僕たちはすべてのカードを手に持っていたので、間違いなくもっと良い素晴らしい結果を獲得できたはずだ。いくつかポイントを逃してしまったし、クルマは常にスピードを使うことができなかったけど、とても良かった。何が起こったのか調べて、今後のレースにむけて対処していきたい」

    関連:【動画】 2019年 F1モナコGP 決勝ハイライト

  • ルイス・ハミルトン、フェルスタッペンとのバトルは「最大の挑戦だった」

    ルイス・ハミルトン、フェルスタッペンとのバトルは「最大の挑戦だった」

    ルイス・ハミルトンは、マックス・フェルスタッペンからのプレッシャーに耐え続けて勝利を掴み取った今年のF1モナコGPはこれまでのキャリアのなかで“最大の挑戦だった”と振り返る。

    ルイス・ハミルトンは、マックス・フェルスタッペンよりも耐久性の低いミディアムタイヤで66周にわたってプレッシャーを感じながらフィニッシュ。今季4勝目、そして、3度目のモナコGPを制した。

    ピレリはミディアムタイヤの推奨ラップを50周としていたが、メルセデスはルイス・ハミルトンに“セーブしろ”と伝え続けた。

    「これまで最も厳しいレースだったと思う」とルイス・ハミルトンはコメント。

    「タイヤ、戦略、後ろのマックスの状況、そうだね、これまでで経験したなかでも最大のチャレンジだった。でも、それをやってのけることができいて本当に感謝している」

    「数年前、このレースで20秒のリードを築いていたけど、セーフティカーが入って、ピットインして、3番手でコースに復帰して本当にがっかりしていたし、『どうなっても入らないぞ。タイヤがブロウするまでなんとしてでも走ってやる』と思っていた」

    「気力だけでプッシュし続けた。集中し続けて、プレッシャーに砕かれないように本当にベストを尽くした。後ろのマックスははるかに優れたタイヤで素晴らしい仕事をしていたからね」

    「チームとしての僕たちにとって、そして、僕個人にとても感情的に非常に難しい週だったし、本当に仕事をやり遂げたいと思っていた」

    「ニキの言葉を届けたかたし、彼がサポートして帽子を脱ぐ姿を想像していた。『ニキだったらどうするだろう?』と思いながら走っていた。とにかく続けるだけだった」

    ルイス・ハミルトンは、マックス・フェルスタッペンからのプレッシャーをかわすために“これまでで最も戦略的な走り”をしなければならなかったと語る。

    「最終コーナーの立ち上がりで少しギャップを開くことができた。ターン1は本当に遅かったけど、ターン3で右側のタイヤはOKだったし、ダウンフォースを得れば機能していた。でも、ターン4、5、6、7、8はどうにもならなかった」

    「ブレーキバランスを後ろに動かし、エンジンブレーキを使い、デフを開き、クルマを曲げようとしていた。彼がかなりのスピードで攻撃しているのが見えた」

    「硬いタイヤの方が回復力があった。彼のクルマが攻撃してくるのが見えたし、『どこかの段階で彼のタイヤを尽きてほしいけど、そうはならない』という感じだった」

    「たぶんターン6で彼はインサイドに飛び込んでくるだろうとずっと考えていた。僕はクルマが曲がるのを待っている感じだったからね。とにかく全てのエリアをカバーしようとしていた。用心深く位置取りをしていたし、うまく立ち上がることができた」

    「ギャップをキープして、コース上でバランスをとるという点で、これまでやってきたなかで最も戦略的な走りのひとつだった」

    「僕たちは何度か接触したと思うし、僕はラップの間にバリアに何度も触れていたけど、幸いにもクルマは壊れなかった」

  • マックス・フェルスタッペン 「5秒加算ペナルティの苛立ちで火が付いた」

    マックス・フェルスタッペン 「5秒加算ペナルティの苛立ちで火が付いた」

    マックス・フェルスタッペンは、F1モナコGPで5秒加算ペナルティを科せられたことの苛立ちがレースリーダーのルイス・ハミルトンにもっとプレッシャーをかけようという気持ちに火をつけたと語る。

    マックス・フェルスタッペンは、ピットレーンでバルテリ・ボッタス(メルセデス)と接触しながら前に出たが、スチュワードはレッドブルがアンセーフリリースを行ったとしてフェルスタッペンに5秒加算ペナルティを科した。

    ルイス・ハミルトンはミディアムタイヤでの第2スティントに苦しんでおり、ハードタイヤのマックスフェルスタッペンはハミルトンを捕えつづけ、最後には接触はしたものの、果敢にオーバーテイクを試みた。

    最終的に2位でチェッカーを受けたマックス・フェルスタッペンだったが、タイムに5秒が加算されたことでセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)とバルテリ・ボッタス(メルセデス)に次ぐ4位に分類された。

    「あれで火がついたね」とマックス・フェルスタッペンはコメント。

    「ペナルティのことを聞いてすぐにルイスのことをプッシュしていた。最初、彼はとてもゆっくり走っていたからね」

    「ペナルティのことを聞いていたので、プッシュし続け、彼がミスをするように攻め続けまた。もちろん、彼はプッシュしなければならず、タイヤを壊していた。それが彼を抜くための唯一の方法だった」

    「彼のタイヤを少しでも消耗させれば、仕掛けるチャンスはあると見ていた。いくつかのコーナーではすごく遅くなっていたので、そこで行けるかと思ったけど、十分に近づくことができなかった」

    ピットストップではバルテリ・ボッタスのことが見えていなかったとマックス・フェルスタッペンは語る。

    「ピットストップでのペナルティーは不運だったが、チームは何も間違ったことをしていないし、あのように狭いピットレーンでは起こり得ることだと思う」とマックス・フェルスタッペンはコメント。

    「誰が隣にいるかはわからなかった。彼らは僕をリリースして、全てがちょっとタイトだった。僕たちの方が前だったけど、接触してしまったのっは残念だ。でも、彼のことは見えていなかった」

    ルイス・ハミルトンを攻略するためにどのような計画を立てていたかと質問されたマックス・フェルスタッペンは「あまり計画は立てていなかった。ずっとヘアピンではかなり接近していたけど、ターン8の立ち上がりでずっと勢いを失っていた」とコメント。

    「ある時点でとにかく仕掛けてみてどうなるか見てみようと思った。少し接触したけど、ブレーキング中はすでにミラーは見てないものだし、見るのも難しい。責任を負うものは誰もいなかった。ダメージがなくてよかった」

    「楽しかったよ! 前に出れば、ギャップを広げていけるとわかっていたのでルイスの前に出ようとしていた。僕たちの方がずっと速かったし、彼のタイヤは壊れていてグリップがなかったからね」

    「全力を尽くした。ここではダーティエアーのなかにいると0.5秒のしないうちに本当に厳しくなる。高速コーナーではかなりスライドするし、ウォールの間をキープしなければならないからね」

    「もちろん、表彰台に上りたかったけど、レースは楽しめましたし、こうした展開では勝つことも負けることもあるものだ。もう数周あれば捉えられたと言われるかもしれなけど、僕は全力を尽くしたし、できることはすべてやりきったつもりだ。でも、楽しかったよ。もちろん、4位でフィニッシュしたのは残念だけど、僕自身、楽しいレースができた」

    「レースウイークを通じて、チームは最高の仕事を成し遂げてくれたし、全員が勝つためにすべてを出し尽くした」

  • ホンダ | F1 第6戦 モナコGP 決勝レポート

    ホンダ | F1 第6戦 モナコGP 決勝レポート

    2019年のF1世界選手権 第6戦 モナコGPは、ホンダのPU(パワーユニット)を搭載するマシンが4台入賞を果たす一方で、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンが終始トップ争いを演じながら、ピットストップ時の5秒加算ペナルティーにより表彰台を逃すなど、ポジティブ、ネガティブの両面があるレースになった。

    3番グリッドからスタートしたフェルスタッペンは、2番手奪取に向けて好スタートを切り、オーバーテイクを仕掛けたが惜しくも成功には至らず、結果的には3番手のままレースを続ける形になった。他車のクラッシュにより9周目にセーフティカーが導入されると、上位を走るマシンが一斉にピットイン。3番手を走るフェルスタッペンも前後のマシンと同じタイミングでピットインする。タイヤ交換を終えて1つポジションを上げた2番手で復帰するが、タイヤ交換終了後の発進時、後方からライバルが走行してくるタイミングでの発車が危険ということで、5秒加算のペナルティーという裁定が下された。その後は2番手のポジションから終始トップを走るハミルトンにアタックを続けるが、結果的に2番手でフィニッシュ。3番手、4番手のマシンもフェルスタッペンから5秒以内のタイムでフィニッシュしたため、ペナルティー加算後は4位でレースを終えた。

    8番グリッドからスタートしたピエール・ガスリーは、セーフティカー導入時にピットインしない戦略を選択。その後力強い走りを見せてポジションを5番手に上げる。レース終盤には後続との距離を離し、ニュータイヤに交換。5番手のポジションのまま復帰すると、そこからファステストラップを記録してレースを終えた。

    一方のトロロッソ・ホンダの2台も、セーフティカー導入時にガスリーと同じ戦略を取った。クビアトが7番グリッド、アルボンが10番グリッドからスタートし、すべてのマシンがピットストップを終えたレース後半にはそれぞれ7番手と8番手の位置で走行する。2台ともに6番手を走行する前のマシンに迫るが、オーバーテイクが極めて難しいモンテカルロ市街地コースではポジションを上げることは叶わず、そのまま7位と8位でレースをフィニッシュし、2台同時入賞を果たした。

    なお、ホンダF1エンジンを搭載するマシンの4台同時入賞は1987年のイギリスGP以来、4台揃っての8位以内でのフィニッシュは1991年のイギリスGP以来になる。

    田辺豊治 (ホンダF1 テクニカルディレクター)
    「今日のレースでは、Aston Martin Red Bull Racing とRed Bull Toro Rosso Hondaのすべてのマシンが完走し、4台同時入賞を果たしたことはポジティブにとらえています。一方で、フェルスタッペン選手がピットアウト時に5秒加算のペナルティーを受けてしまったことは残念に思っています。4台入賞という今日の結果からも分かるように、週末を通して両チームともいいパフォーマンスを見せ、レースも上手くまとめることができました。次のカナダGPは今回とはまた異なるタイプのサーキットになります。引き続きPUの開発をプッシュしていきたいと思います」

    アレクサンダー・アルボン (トロロッソ・ホンダ)
    「今日の戦略はすばらしく、チームには本当に感謝しています!今日はポイント獲得のチャンスがあるのは分かっていましたが、僕ら全員がいい仕事をして、しっかりと実現できました。ブレーキングが遅れたり、ロックアップしたりすればレースを終えることになってしまうので、どんなときでも、前のマシンに接近して走るのは難しいものです。今日一番苦労したのはタイヤマネージメントで、ソフトタイヤはあまり持たずにデグラデーションが始まって振動が起きてしまいました。それでも、ここでのレースは楽しかったですし、チームの2台ともポイントを獲得できたことはよかったです!」

    ダニール・クビアト (トロロッソ・ホンダ)
    「僕らは昨日の予選でとても力強く、その勢いのままいいレースができたので、とてもいい気分です。スタートではなす術がありませんでした。ガスリー選手がクリーンなブレーキングでアウト側から抜いてきたので、イン側にいた僕はラインを外すことができませんでした。それでも、今日は力強いレースができてとてもうれしいです。獲得できたポイント数にも満足していますし、チームワークも最高で、いいレースマネージメントができました。みんなからの声援もすごかったです!モナコで7位という結果はすばらしいことです。この数週間、どこを改善すべきか、僕はどうしたら速く走れるのかを解明するために懸命に取り組み、それが実りました。これを毎週継続していく必要がありますし、そうすればポイントをさらに重ねていけるはずです。マシンのパフォーマンスはいいので、このままの方向性で改善を続けていくことが必要です」

    ピエール・ガスリー (レッドブル・ホンダ)
    「今日はとてもいい一日で、ポジションを上げるのが難しいモナコで8番手スタートから5位でフィニッシュできたことに満足しています。僕らには、優れた戦略とすばらしいマシンがありました。このコースをこれだけ速いマシンで走るのは楽しかったですし、終盤でもハードにプッシュできて、かなり速いタイムをマークしたことで、8番手からでもトップと10秒以内の差でフィニッシュすることができました。今日はとてもうれしいですし、今後のレースウイークでも同じようなパフォーマンスを発揮していけるよう、取り組みを継続していきます」

    マックス・フェルスタッペン (レッドブル・ホンダ)
    「今日は全力を尽くしましたし、楽しいレースになりました。僕らはすごく競争力がありましたし、前のマシンにプレッシャーをかけ続けて、優勝争いを楽しむことができました。ルイス(ハミルトン選手)と戦うのはとても大変ですが、僕はプッシュし続け、彼がミスをするように攻め続けました。彼のタイヤを少しでも消耗させれば、仕掛けるチャンスはあると見ていました。いくつかのコーナーではすごく遅くなっていたので、そこで行けるかと思ったのですが、十分に近づくことができませんでした。残り数周になったとき、ここで行くしかないと仕掛けてみました。やや接触してしまいましたが、ダメージがなくてよかったです。ピットストップでのペナルティーは不運でしたが、チームは何も間違ったことをしていないし、あのように狭いピットレーンでは起こり得ることだと思います。もちろん、表彰台に上りたかったのですが、レースは楽しめましたし、こうした展開では勝つことも負けることもあるものです。もう数周あれば捉えられたと言われるかもしれませんが、僕は全力を尽くしましたし、できることはすべてやりきったつもりです。レースウイークを通じて、チームは最高の仕事を成し遂げてくれましたし、全員が勝つためにすべてを出し尽くしました」

  • トロロッソ・ホンダ、シーズン初のダブル入賞 「素晴らしい週末」

    トロロッソ・ホンダ、シーズン初のダブル入賞 「素晴らしい週末」

    スクーデリア・トロ・ロッソのF1チーム代表フランツ・トストとテクニカルディレクターのジョディ・エギントンが、F1モナコGPの決勝レースを振り返った。

    トロロッソ・ホンダは、ダニール・クビアトが7位、アレクサンダー・アルボンが8位でフィニッシュ。今シーズン初めてダブル入賞を果たし、10ポイントを獲得した。

    「週末の初めからトロロッソはここモナコで力強いパフォーマンスを発揮していた。予選では8番手と10番手に入り、7位と8位でレースを終えた。このような重要で難しいレースをトップ10内でフィニッシュできたことにとても満足していると言わなければならない」とフランツ・トストはコメント。

    「レースのスタートはOKだったし、ドライバーは良いファーストラップを走った。その後、メインのゴールはタイヤをセーブし、オーバーシュートせず、グレイニングを発生させないことだった。ダニーとアレックスの二人ともがそれを非常にプロフェッショナルにこなした」

    「戦略が良かった。セーフティカーが導入されたときにステイアウトし、完璧なタイミングで両方のドライバーを呼び入れ、グロージャンを抑えることができた」

    「我々にとって重要な10ポイントであり、ドライバーとチームに競争力のある優れた週末を祝福したい。ホンダのエンジンを搭載した4台がトップ8でレースを終えるのを見ることができ本当に満足している。引き続きポイントを獲得できることを願ってカナダに備えよう」

    ジョディ・エギントンは「両方のドライバーが予選でトップ10入りしたポジティブな土曜日に続き、我々は今日仕事を終え、両方のドライバーが7位と8位でフィニッシュしてポイントを獲得することができた。素晴らしいことだ」とコメント。

    「裏で雨の脅威が迫っているなか、我々はできる限り多くの戦略オプションをオープンにしておくために第1スティントのタイヤをなんとか管理することを決定した。雨のリスクがあったが、到着することはなかった。だが、我々は準備していたし、すべてがうまくいった。ドライバーはタイヤをマネジネントして必要なときにプッシュするという素晴らしい仕事をしてくれた」

    「チームの運営側も今日は堅実なピットストップと優れたピットウォールコミニュケーションで良い仕事をした。我々はふさわしいポイントで報われた。シーズンは長いが、STR14は開発によく反応しているし、さらなるゲインを得られると確信している」

    関連:【動画】 2019年 F1モナコGP 決勝ハイライト

  • メルセデス 「ハミルトンにミディアムを履かせたのは間違った判断だった」

    メルセデス 「ハミルトンにミディアムを履かせたのは間違った判断だった」

    メルセデスのF1チーム代表クリスチャン・ホーナーは、ルイス・ハミルトンに第2スティントでミディアムタイヤを履かせたのは戦略ミスだったと認める。

    フェラーリのシャルル・ルクレールがクラッシュしてコース上にデブリを撒き散らしたことでセーフティカーが導入された。そのタイミングで上位勢はピットイン。メルセデス勢はミディアムタイヤを選択した一方で、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)とセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)はハードタイヤを選択した。

    メルセデスは、ハードタイヤのウォームアップを懸念していたが、ルイス・ハミルトンはミディアムタイヤでグレイニングにッ苦しみ、66周にわたってマックス・フェルスタッペンからプレッシャーを受けることになった。

    ミディアムタイヤという選択について質問されたトト・ヴォルフは「ジェームス(ボウルズ/ストラテジスト)と話し合ったところだ。明らかに間違った判断だった」とコメント。

    「ミディアムが最後まで仕事をしてくれると考えていたが、そうはならなかった。だが、ハミルトンが我々を救ってくれた。彼のドライビングが我々を救った。タイヤ選択については分析する必要がある」

    「15~16周目に交換して正しくマネジメントすればミディアムタイヤで最後まで走り切れると計算していた。レースをリードしているときにはそれがかなり適切な戦略だった」

    「走行距離を伸ばさなければならないようには見えなかった。だが、20周目に左フロントタイヤにグレイニングが発生しているのがわかった。そして、彼はグレイニングによって引き起こされるアンダーステアについて不満を言いはじめた。最後まで走り切るのが非常に難しくなることは明らかだった」

    「我々はあと40周走り続けられるかどうかをかなり議論した。だが、通常のサーキットであれば、あと20周の距離であることを思い出して少し落ち着くことができた」

    「とは言え、かなりの無理しなければいけないのは全員がわかっていた。残り20周の時点で彼のタイヤのゴムはほとんどなくなっていたし、低速でも酷いアンダーステアが出ていた。ヘアピンでマシンが曲がっていないのがわかったと思う」

  • セルジオ・ペレス 「危うくコースマーシャルを轢くところだった」

    セルジオ・ペレス 「危うくコースマーシャルを轢くところだった」

    セルジオ・ペレスは、F1モナコGPの決勝レースで危うくコースマーシャルを轢くところだったと語った。

    レース序盤、クラッシュしたシャルル・ルクレールがコース上にデブリを撒き散らしたことでセーフティカーが導入された。そのタイミングでセルジオ・ペレスはタイヤ交換のためにピットインしている。

    タイヤ交換を終えてピットを出てセルジオ・ペレスは、出口でデブリを清掃していたコースマーシャルと遭遇。なんとか回避行動をとったことで大事には至らなかったが、レース後に公開された動画から非常に危険な状況だったことが判明した。

    「このようなインシデントがあったので、今日の結果にはとにかくとてもハッピーだ。僕たちみんなが無事に家路について、家族のもとに帰れるんだからね。マーシャルたちの安全のためにも、二度と起きないことを願う!」とセルジオ・ペレスは投稿した。

    「セーフティカー中にマーシャルが突っ込んできかけたんだ。2人のマーシャルをもうちょっとで轢いてしまうところだった」

    「最悪だった。彼らは走って戻っていたんだけど、僕がピットから出てきていた。僕はブレーキをかけなければならなかったし、僕が避けることができて彼らはとてもラッキーだったと思う」

    「マーシャルたちはいつも本当に素晴らしい。もちろん安全は重要だけど、結局のところ、何よりも大事なのはマーシャルとドライバーの安全だからね」

  • シャルル・ルクレール 「リスクを冒さなければならなかった」

    シャルル・ルクレール 「リスクを冒さなければならなかった」

    シャルル・ルクレールは、フェラーリの予選でのミスによって後方グリッドからスタートすることですでに妥協を強いられており、リスクを冒さなければならなかったと語る。

    フェラーリがカットオフタイムを読み間違ったことでQ1敗退を喫したシャルル・ルクレールは、15番グリッドからレースをスタート。序盤から強引にオーバーテイクを仕掛けて12番手まで順位を上げたが、ラソースでニコ・ヒュルケンベルグ(ルノー)に仕掛けた際にウォールに接触。

    リアタイヤをパンクさせてマシンのボディワークを大きく損傷させたシャルル・ルクレールは、数周後にマシンが“運転不能”となってレースをリタイアした。

    フェラーリ加入後、初めてのリタイアとなったシャルル・ルクレールは、後方グリッドからのスタートですでにレースは妥協を強いられており、リスキーなオーバーテイクを仕掛けるしかなかったと語る。

    「とても難しかった。レース前に言ったようにい多くのリスクを冒さなければならなかった」とシャルル・ルクレールはコメント。

    「最初は楽しかったけど、残念ながら、それは災害で終わった。でも、15番手からスタートするときのモナコの問題は僕たちにペースがないことだった。今日は挽回するのは難しかった」

    シャルル・ルクレールは、パンクしたタイヤでフロアとリアウイングにダメージを負ったことで“ダウンフォースの80%”を失っていたと見積もっている。

    「フロアの大部分を失った。エンジニアはそれを見ていなかったと思う。右側にダメージを負っていたけど、彼らは左側を見ていたからね。左側はそれほどダメージを負っていなかったけど、右側は完全になくなっていた」

    「もちろん、僕は諦めたりはしないけど、今回続行するのは現実的ではなかった。75%くらい失っていたと思うからね。通常、あまり頻繁には聞かない数字かもしれないけど、クルマのフォースの80%くらいだし、運転は不可能だった」

    シャルル・ルクレールはドライバーズ選手権で5位に留まっているが、4位のマックス・フェルスタッペンとの差は21ポイントに広がった。