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  • メルセデスF1、2024年マシンの“先導役”となるフロアのアップグレード

    メルセデスF1、2024年マシンの“先導役”となるフロアのアップグレード

    メルセデスF1チームは、2023年F1第19戦アメリカGPで、2024年マシンの進歩の“先導役”となるという新しいフロアを導入した。

    W14のフロアに加えられた変更は、最前部に影響を与えるものと、アウターエッジに影響を与えるものの2つのセグメントに分類することができる。

    しかし、注目すべきは、外側の表面にも明らかな変更が見られるが、フロア下にも、その効果を享受するために多くの作業が施されている可能性があることだ。

    フロアの前面では、リーディングエッジが高くなり、フロアフェンスの位置だけでなく形状も調整されている。この変更はフロアのリーディングエッジの下と上の気流に影響を与える。

    これと連動して、一番外側のフェンスも調整され、フロアのトランジションランプの前には、大きな段差ではなく、フェザーエッジが利用されている。

    フロアのこのスロープ部分も、この部分のフロア下に施された容積変化を利用するように調整されている。

    すでにベーン(羽根)を備えたスクロールのようなデザインを特徴としていたエッジウィングの前部セクションも変更された。このスクロール部分はキャンバーがさらに大きくなり、その結果、発生する追加荷重に必要なサポートを提供するために、ベーンの向きを変えなければならなくなった。

    メルセデスAMG・ペトロナス・モータースポーツ

    メルセデスはこのレースに向けて、アップデートとその結果もたらされる可能性について口を閉ざしていた。

    ただし、チームのアイデアが来年のプロジェクトでもどのように機能するかをよりよく理解するために、チームが現在行われている変更から学べることがたくさんあることは明らかだ。

    メルセデスF1のチーム代表であるトト・ヴォルフは「小さな利益がもたらされることを期待しているが、より重要なのは、W15に向けた開発路線を設定する上での新たなマイルストーンとなることだ」と述べた。

    メルセデスAMG・ペトロナス・モータースポーツ F1 アメリカグランプリ

  • ラッセル 「ハミルトンほど僕をプッシュしてくれるチームメイトはいない」

    ラッセル 「ハミルトンほど僕をプッシュしてくれるチームメイトはいない」

    ジョージ・ラッセルは、ルイス・ハミルトンとチームメイトであることは「特権的な立場」だと語り、7度のワールドチャンピオンに輝いたハミルトンとの対決は自分の能力に大きな「自信」を与えてくれると認めた。

    元メルセデスのジュニアドライバーであるラッセルは、2022年シーズン開幕時にウィリアムズからシルバーアローに移籍し、10年にわたるチーム在籍中に7度のドライバーズタイトルのうち6度を獲得したハミルトンとタッグを組むことになった。

    一緒に過ごした最初のシーズン、ラッセルは6位のハミルトンを抑えてランキング4位でフィニッシュ。2人の差は35ポイントだった。また、ブラジルGPではメルセデスの唯一の勝利を挙げ、ワン・ツー・フィニッシュでハミルトンをリードした。

    しかし、今年はハミルトンがチーム間バトルをリードしており、現在ランキング3位につけている。先日、ポッドキャスト Beyond the Grid に出演したラッセルは、ハミルトンと自分を比較することについて語った。

    「そんなチャンスに恵まれるドライバーはそう多くないし、とても恵まれたポジションにいる」とラッセルは語った。「僕たちはみんな自分を信じている。僕たちは皆、自分が最高だと信じているし、マシンを手に入れたらチャンピオンになれると信じている」

    ジョージ・ラッセル ルイス・ハミルトン メルセデスAMG・ペトロナス・モータースポーツラッセルがハミルトンを破り、メルセデスにとってブラジルでの2022年シーズン唯一の勝利となった

    「僕はここに座って、このグリッドには、最高のマシンに乗せればチャンピオンになれるドライバーがおそらく5人はいると非常に自信を持って言える」

    「それは間違いない。僕にとってルイスはその一人だ。毎週、毎週、彼と真っ向からぶつかるなら、それが僕の基準になる」

    「これまでのキャリアを通じて、ここ1年半ほど追い込まれたことはなかったと思う。自分が泳いでいる、そして上手に泳いでいるのを見ると、僕はいつも持っていた自分自身への大きな信頼と自信を感じるし、今では疑いの余地はない」

    「本当に自分を信じているし、チームも信じてくれている。ルイスとチームメイトになり、自分の力を出し切ったおかげだ」

    2019年のオーストラリアGPでウィリアムズからデビューしたラッセルは、それから5シーズンを経てF1通算100戦目を迎える。昨年のサンパウロGPでの勝利がこれまでの唯一の勝利だが、ラッセルは必ずその時が来ると信じている。

    「まだ始まったばかりだと本当に感じている」とラッセルは語った。「シーズンごとにレースがたくさんあるので、あっという間にレースが終わってしまい、まだ始まったという実感すらない。非常に高いレベルでパフォーマンスをしていると思う」

    「自分自身のパフォーマンスには本当に満足しているけど、このパフォーマンスを維持し、クルマがそのチャンスを与えてくれたときに備える必要があることは認識している。でも、その時とチャンスが来ることに何の疑いもない」

    「我慢して待つというのは嫌いだけど、それが残念ながらF1の本質なんだ。今、このような状況にあるドライバーは僕だけではない」

  • 元F1王者ニコ・ロズベルグ、ハミルトンのバトルが過熱するラッセルに助言

    元F1王者ニコ・ロズベルグ、ハミルトンのバトルが過熱するラッセルに助言

    元F1王者のニコ・ロズベルグは、メルセデスのチームメイトであるルイス・ハミルトンと戦うジョージ・ラッセルに「いい人でいてはならない」と助言した。

    ラッセルとハミルトンは2023年に何度か接触しており、その中にはスペインGP予選での誤解や、カタールGPのオープニングラップでハミルトンがリタイアしたことも含まれている。

    後にハミルトンは事故の全責任を負うことになるが、ハミルトンを破ってワールドタイトルを獲得した唯一のチームメイトであるロズベルグはこのことを異例なことだと感じており、ハミルトンに代わってメルセデスのトップドライバーとなることを目指すラッセルは気を緩めてはならないと主張している。

    ロズベルグは、鈴鹿サーキットのスプーンカーブでハミトンがラッセルを巻き込んでコースアウトした件を引き合いに出しながら「事態はヒートアップしている。鈴鹿でも2人がコースアウトしたとき、限界をはるかに超えていたことがあった」とSky Sports F1に説明した。

    「ジョージにとってはとても難しい状況だ。残念ながら、あの状況ではいい人でいてはならない。組織内でプレッシャーをかけ続けなければならない。

    「残念ながら、チームにとって難しい状況にしなければならない。それは最悪なことだが、そうでなければ、チームは常に一番楽な道を選ぶだけだ」

    「とても居心地が悪い。ジョージはプッシュする必要があるからね。それは無線で彼が『またか』などと言っていることからもわかると思う」

    「ジョージにとってカタールでの件は良いものだった。ルイスは(自分が間違っていたことを)実際に認めた。その意味では、ジョージにとっては大きな勝利だった。これは非常に珍しいことだ。なぜなら、僕の時代にルイスが100パーセントの非を認めたことはなかったからね。彼は非を認める必要はなかった」

    「ルイスが100パーセント悪いというのは、非常に稀なことだ。通常はそんなことは起こらない。注目すべきだ。興味深い戦いだし、ダイナミックな展開だ」

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    ロズベルグはまた、メルセデスのチーム代表であるトト・ヴォルフが膝の手術を受け、医師の指示により自宅で静養し、日本遠征も欠席したことにも触れた。

    「ヴォルフの欠場は理想的ではなかっただろう。それを管理できるのはトトだけだからね。それを処理できる権限と尊敬を持つ唯一の人間であり、それを処理するのに適した人物だ」とロズベルグは語った。

    「他の誰も彼らに座って話し合いをするよう強制することはできない。トトがレース場に戻ってくるのはとてもいいことだと思う」

  • メルセデスF1 「サイドポッドの外観はフロアで起きていることに大きく影響」

    メルセデスF1 「サイドポッドの外観はフロアで起きていることに大きく影響」

    メルセデスF1のアンドリュー・ショブリンが、異なるデザイン路線を選択する際にチームが評価すべき主要なパフォーマンス要素について語った。

    メルセデスF1はモナコGPで欠陥だらけのゼロサイドポッドコンセプトを捨て、よりオーソドックスなデザインを採用したが、これはW14での一時しのぎのようなもので、2024年のW15マシンではより大きな変更が予定されている。

    コンセプトのトレンドは、フェラーリが開拓した『バスタブ』サイドポッドや、2022年の不振にもかかわらずメルセデスが固執した『ゼロサイドポッド』とは対照的な、レッドブル流の『ダウンウォッシュサイドポッド』に傾倒している。

    ショブリンは、メルセデスがレッドブルへの巻き返しとタイトル奪還を狙う中で、サイドポッドとフロアの間にある重要な関係について詳述した。

    「サイドポッドがどのように見えるかということよりも、もう少し複雑なことだと考えている」とトラックサイド・エンジニアリング・ディレクターを務めるショブリンはに語った。

    「サイドポッドの外観はフロアで起こっていることと非常に大きく影響しており、ダウンフォースのほとんどを生成しているのはフロアだ」

    「つまり、皆さんは我々が別の道を進むとか、別のコンセプトを模索するといったような言葉を使うが、一般的には、チームにとってはクルマの真下が変わるということであり、エアフローを調整するために上の部分をまとめるということだ」

    「それは1つの要素だが、もう1つは、新しいレギュレーションでは、ダウンフォースをどこにターゲットにするかを決めることだ」

    「効率やドラッグレベルという点で、どこを追いかけたいのか?そして、我々が別の開発ルートに入ることを話すときに行う作業の多くは、実際に『本当の価値はどこにあると思うか』ということだ」

    「コスト上限によってリソースが非常に制限されている場合、性能を追求する場所には細心の注意を払う必要がある。風洞実験の時間が非常に短く、コスト上限が物事を難しくしているので、それは実りあるものでなければならないからだ」

    「アップグレードの可能性を探るのにパフォーマンスを得られない不毛の地を探索するのは基本的に避けたい」

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  • メルセデスF1代表 「ルイス・ハミルトンの着座位置問題はW15で解消」

    メルセデスF1代表 「ルイス・ハミルトンの着座位置問題はW15で解消」

    メルセデスF1のチーム代表を務めるトト・ヴォルフは、ルイス・ハミルトンは2024年F1マシン『W15』ではコックピットポジションにより満足できるはずだと語った。

    2014年に始まった「ハイブリッド」時代を通じてF1を席巻していたメルセデスとハミルトンだが、2022年から「グラウンドエフェクト」ルールが施行されるにつれて調子を落としていった。

    特にハミルトンは、マシンのコックピットポジションに一貫して不満を抱いてきた。

    膝の手術のため鈴鹿とカタールを欠場したチーム代表のヴォルフは「基本に戻らなければならない」とLa Gazzetta dello Sportに語った。

    「ルイスが『コックピットが前すぎる』と言うのをこれ以上聞きたくない」

    しかしヴォルフは、2022年から2023年にかけてのマシンコンセプトが成功しなかった理由について、メルセデスはそれ以上のことを学んだと主張した。

    「我々は自分たちが理解していることを知っているし、理解していないことには注意を払わない」とヴォルフは語る。

    「最大の問題は、ドライバーたちがマシンを信頼していないことだ。良いポイントを獲得するためには、彼らにしっかりとした土台を与えなければならない」

    ルイス・ハミルトン F1 メルセデスAMG・ペトロナス・モータースポーツ

    ヴォルフはまた、レッドブルのマックス・フェルスタッペンが他を大きく引き離していることも問題のひとつだと認めた。

    「今のところ、頭ひとつ抜けているのはフェルスタッペンしかいない。フェラーリもアストンマーティンもマクラーレンも我々も同じ状況だ」

    「少なくとも僕たちはコンストラクターズ選手権で2位につけている。ただ、フェルスタッペンには誰も近づけない」

    しかしヴォルフは、メルセデスがレッドブルと互角に戦える最大のチャンスは2026年の次のレギュレーション変更になると考えている。

    「2026年には再びトップに返り咲くだろうが、レッドブルを追い抜くことが可能だと思わなければ、私はこのスポーツをやっていない」とヴォルフは語った。

    「コンマ3~4秒でも縮めることができれば、再び戦いの一角を占めることになるだろう」

  • メルセデスF1育成 アンドレア・キミ・アントネッリ、FRECAで王座獲得

    メルセデスF1育成 アンドレア・キミ・アントネッリ、FRECAで王座獲得

    メルセデスF1の育成ドライバーのアンドレア・キミ・アントネッリが、FRECA(Formula Regional European Championship By Alpine)でチャンピオンシップを獲得し、F1への旅の新たな一歩を踏み出した。

    イタリア出身のアントネッリはまだ17歳だが、将来のF1スター候補としてすでに話題になっており、輝かしい功績リストにまた一つタイトルを加えた。ザントフォールトでの勝利により、アントネッリは初シーズン残り2レースを残してFRECAドライバーズタイトルを確定させた。

    アントネッリはプレマ・レーシングからシリーズに参戦しており、今シーズンは18レース中11レースで表彰台に上がるなど好調を維持している。

    オランダでの勝利により、アントネッリは2位のマルティニウス・ステンスホルネを抑えて選手権首位に確実なリードを築き、チャンピオンとしてドイツでの最終グランプリに臨むことになる。

    FRECAのタイトル獲得は、2022年に彼が獲得したイタリアF4とフォーミュラ・リージョナル中東選手権の栄冠とともに、彼をF1のグリッドに一歩近づけることになる。

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    メルセデスF1のチーム代表であるトト・ヴォルフは以前、2019年からメルセデスのアカデミーに所属しているアントネッリがF2にステップアップする準備ができているかどうかを判断するのはFRECAのシーズンが終わるまで待つと語っていた。

    「アンドレアが素晴らしいキャリアを築くことができることを誰もが期待していると思う」とヴォルフは今年初めに語った。

    「しかし、若手ドライバーの周囲であまりに大げさに騒ぎ立てると、彼が安心して何もできなくなってしまうというリスクは常にある」

    「彼はFRECAに参戦しており、昨年F4を堅実な方法で制覇した。彼はこれらのチャンピオンシップで優勝し、ゴーカートでも優勝しており、FRECAでもチャンピオンシップをリードしている」

    「FRECAがどうなるか見て、その後どうするかを彼の父親とキミと一緒に決めるつもりだ。来年は何をするか? そしてどの方向に進むべきか?」

    「しかし、イタリア人が素晴らしいキャリアのスタート台に立てたことをうれしく思っている」

    最終的にF1に出場できれば、アントネッリはジョージ・ラッセル以来、アカデミーを卒業してスポーツのトップシリーズに出場したメルセデスジュニアとなる。

  • FIA、ルイス・ハミルトンのF1カタールGPでのコース横断事件を再検討

    FIA、ルイス・ハミルトンのF1カタールGPでのコース横断事件を再検討

    FIA(国際自動車連盟)は、先週末に行われたF1カタールGPでルイス・ハミルトン(メルセデス)が1コーナーでコースアウトした後にコースを横切った行為とその処分について見直しを開始した。

    ルイス・ハミルトンは、ロサイル・インターナショナル・サーキットでチームメイトのジョージ・ラッセルと接触し、リタイアを喫した。

    このアクシデントでラッセルのマシンは大きなダメージを免れ、レースを続行することができたが、ハミルトンは、グラベルトラップにはまってしまった。

    ハミルトンはすぐにメルセデスのマシンを降り、ピットに戻ろうとしてサーキットを横切った。これはレギュレーション違反であり、先頭集団が戻ってくる前にサーキットを横切ったことが指摘されている。

    ハミルトンはカタールのスチュワードに呼び出され、何が起こったのかを問われた。

    調査の結果、ハミルトンには今季初の戒告処分と罰金50,000ユーロが科せられ、そのうち25,000ユーロは今後同様の違反がない限り、今季の残り期間の執行猶予処分となった。

    しかし、事件から1週間が経過した今、FIAは事件が当初考えられていたよりもはるかに深刻なものであったと考え、この問題を再検討したいと発表した。

    その主な動機は、ハミルトンにより大きな制裁を与えることではなく、ライブレーストラックを横切ったことに対する一般的な罰則をもっと大きくするべきかどうかにあることが理解されている。

    この調査は、ハミルトンが何をしたかを検証するだけでなく、今後の前例を作ることを目的としている。

    FIAのスポークスマンは「FIAは、ルイス・ハミルトンがF1カタールGPのレース中にコースを横切った件について再検討していると述べた。

    「FIAは、その後のスチュワードによる聴聞会でルイスが謝罪し、横断が重大な安全違反であったことを認めたことに留意している」

    「しかし、彼のロールモデルとしての地位を考慮して、FIAは彼の行動が若いドライバーに与える印象を懸念している」

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    カタールの事故を見直すというFIAの決定は、最近イタリアのフランチャコルタで開催されたFIA世界カート選手権決勝での事故でも脚光を浴びている。

    英国のカート選手ジョー・ターニーは、トップ争いの末にコースから外れ、再びスタートしようとしてカートを押してコース上に戻したが、彼は他の競技者と衝突し、足を負傷した。

    今回の件でハミルトンに制裁が強化されることはないと思われるが、FIAのレビューの結果は、今後のより明確なペナルティの指示を示すことになりそうだ。

    FIAはハミルトンに戒告処分と罰金を科した当初、それが今後の抑止力として十分だと考えていると述べていた。

    公聴会でスチュワードは、7度のチャンピオンに輝いたハミルトンが今回の事態を反省していたことに言及した。

    「聴聞会の間、44号車のドライバーは非常に申し訳なさそうにしており、自分だけでなく接近してくるドライバーにとっても非常に危険な状況だったことを理解していた」とFIAは当時述べている。

    「スチュワードは、コース横断は非常に危険な状況を引き起こす可能性があり、ドライバーは非常に慎重にならなければならないという事実を強調した」

  • ジョージ・ラッセル 「フェルナンド・アロンソの言葉で精神面に変化」

    ジョージ・ラッセル 「フェルナンド・アロンソの言葉で精神面に変化」

    ジョージ・ラッセルは、2度のF1ワールドチャンピオンであるフェルナンド・アロンソにインスパイアされた、F1の夏休み後の「小さなメンタルの変化」が彼のマインドセットを微調整し、パフォーマンスの向上に役立ったと明かした。

    2023年シーズンの厳しいスタートを切ったメルセデスは、生産的なマシン開発プログラムの結果、シーズンを通して着実に進歩を遂げてきた。

    しかし、ラッセルはシーズン前半、特に予選ではチームメイトのルイス・ハミルトンの後塵を拝することが多かった。

    このラッセルの荒波は自責の念を植え付け、チームのボスであるトト・ヴォルフはドライバーの苦悩を和らげるために介入した。

    そしてF1の夏休み明け、メルセデス自身の改善と並行して、ラッセルは足取りを取り戻した。チャンピオンシップでは依然としてハミルトンがチームメイトを上回っているものの、後者の絶対的なパフォーマンスは前者に追いついている。

    しかし、ラッセルの復調は彼の精神にわずかな変化をもたらしたとF1のトム・クラークソンのポッドキャスト『Beyond the Grid』で彼は説明した。

    8月末のF1再開以来自分にとって何が変わったか尋ねられたときラッセルは「エンジニアとの仕事の仕方、マシンのセットアップに集中していること、集中していないこと、そして、おそらく人生をもう少し楽しんでいるといった僕サイドに小さなメンタリティの変化があったと思う」と語った。

    「フェルナンドのポッドキャストを聞いたんだけど、そこで彼は、自分のキャリアの中で何かひとつ変えられるとしたら、若いときにもっとその瞬間を楽しんで楽しんでおけばよかったと語っていたんだ」

    「それが心に響いたんだ。僕はここで自分の夢を生きている。でも、とても献身的だ。自分は真のプロフェッショナルだと感じている。細かいところまで目を向けている」
    「すべてを捧げている。そうしていると、楽しむこと、周りの人たちとその瞬間を楽しんだり、行く場所を楽しんだり、笑顔でいることを忘れてしまうことがある。常に120%の真剣さで細部にまで気を配るのではなくね」

    ラッセルは、その自分の仕事に対する新たな精神的アプローチが、F1への揺るぎない献身やコミットメントから何も奪っていないことを強調した。

    「プロフェッショナルでなくなったという意味ではなく、自分の人生や環境、家にいる人々、生活環境をより楽しんでいるということだ」とラッセルは付け加えた。

    「僕は今もっと幸せな場所にいる。以前は夢にも思わなかったような新しいことを学んでいる。全体としては良い状況にいる」

    ジョージ・ラッセル メルセデスAMG・ペトロナス・モータースポーツ F1

  • メルセデスF1、アメリカGPで“2024年の正しい道を見極める”フロアを導入

    メルセデスF1、アメリカGPで“2024年の正しい道を見極める”フロアを導入

    メルセデスF1チームのテクニカルディレクターを務めるジェームス・アリソンは、F1アメリカGPに向けたフロアのアップグレードは、チームが2024年に向けて「正しい道w歩んでいるか」を証明するものになると語った。

    メルセデスは今年も「ゼロポッド」コンセプトを維持することを選択したが、5月のモナコGPで改良型マシンを導入し、その哲学を放棄したが、ローンチ仕様のマシンのアーキテクチャに制約され続け、未勝利が続いていることを認めている。

    ルイス・ハミルトンは先月、メルセデスが2023年に1レースを除いて全勝したレッドブルに追いつくには、これまでで「最大の6か月の開発」が必要だと宣言した。

    現在、メルセデスはコンストラクターズ選手権で2位につけているものの、今年、2つのエンジン・カスタマーのどちらにも遅れをとっている。

    アストンマーティンの初期の勢いは消えたが、マクラーレンはシーズン中盤の大量のアップグレード以来好調を維持し、過去2戦でダブル表彰台を記録した。

    アリソンは、メルセデスが今年ライバルと同じ進歩を遂げていないことを認めているが、チームがその欠陥を修正する道を切り開いたと楽観視している。

    「今年のチャンピオンシップでは、マクラーレンが達成した目覚ましい進歩ほどのものは遂げたとは言えないが、それでも我々はシーズンを通じて道筋を描いており、それは何を正す必要があるのか非常に明確なアイデアを与えてくれた」とアリソンはカタールで語った。

    「そのため、来年はとても楽しみで、非常にエキサイティングで、今年のこの時期は実際に非常に楽しいものになる」

    メルセデスAMG・ペトロナス・モータースポーツ

    アリソンは今年初め、チーフテクニカルオフィサーのポジションに移ったマイク・エリオットと役割を交換し、メルセデスのチームの中でより実践的なポジションに戻った。

    コンストラクターズランキングで現在フェラーリに保っている23ポイントのアドバンテージを守るため、メルセデスは次戦オースティンでフロアのアップグレードを登場させる予定だ。

    しかしアリソンは、このアップグレードは即座のパフォーマンス向上を求めるのではなく、チームが上位復帰への正しい道を歩んでいるかどうかを見極めるために行われると主張している。

    「大規模なアップグレードという意味でいえば、変更されたフロアを導入する」とアリソンは明らかにした。

    「そしてうまくいけば、それが我々に少しのラップタイムをもたらし、常に利益をもたらすことを願っている」

    「でも、僕らが正しい道を歩んでいるかどうかの判断材料になるから、役に立つことがほとんどだ。だが、ラップタイムという点では小さいだろう」

  • メルセデスF1チーム、2022年に3800万ポンドの大幅な利益増加

    メルセデスF1チーム、2022年に3800万ポンドの大幅な利益増加

    メルセデスF1チームは、2022年に大幅な利益増加を記録することで、F1チームが財政的に成功できることを再び証明した。

    発表されたメルセデス・ベンツ・グランプリの決算によると、2021年と比較して粗利益が3,800万ポンド(約69億円)弱増加している。

    この数字は、2021年の3億8,330万ポンドから昨年の4億7,450万ポンドへと9,100万ポンド強の急激な売上増に基づくもので、F1収入、スポンサーシップ、そしてアプライド・サイエンス部門を通じた増収が要因となっている。

    2021年のF1コンストラクターズチャンピオンとして、2022年への賞金のキャリーオーバーは8,760万USドル(約130億円)と見られている。

    新型コロナウイルスの影響を受けた2020年はわずか17レースだったが、2021年には22レースが開催されたため、この数字は増加した。

    しかし、メルセデスF1チームは、昨シーズンのコンストラクターズ選手権で3位に転落したため、2023年の決算を見据えた場合、賞金から約500万ドルの損失が見込まれる。

    税金を差し引いた純利益は9000万ポンド弱で、2021年の決算に対して2100万ポンド増加している。

    月平均のスタッフ数は1,004人から1,114人に増加しているにもかかわらず、賃金は2021年の9,600万ポンドから昨年は8,210万ポンドへと1,400万ポンド近く減少している。

    メルセデスは、「アクセラレート25」イニシアティブに引き続き取り組んでいる。これは、新入社員の25%を社会的地位の低いバックグラウンドから採用することを目的とした5年間のプログラムである。

    この計画の2年目に続き、メルセデスは2022年の新入社員の32パーセントが社会的地位の低いバックグラウンドの出身者であり、予想を上回った。

    さらに、女性従業員は14%から16%に増加し、少数民族出身の従業員は6%から8%に増加した。

    メルセデス・ベンツの7人の取締役の1人であるチームプリンシパルのトト・ヴォルフが署名した決算では、メルセデス・ベンツ・ブランドの価値が2013年の319億米ドルから2021年には561億米ドルに成長し、F1が「世界で8番目に価値のあるブランドとしての地位に重要な貢献をしている」と述べている。

    アプライド・サイエンスも現在、ビスポーク・エンジニアリングを通じてメルセデスの重要な部分を占めており、同社は第37回アメリカズ・カップへのINEOSブリタニアの入札への支援を含む「エキサイティングなプロジェクトでいくつかの主要顧客と協力している」。

    報告書では、アプライド・サイエンスの成長は「財務規制(コスト上限)の導入によって可能になったリソースの再配置における前向きな一歩となった」と述べている。

    同社は会計年度中に、ブラックリーキャンパスの不動産資産の取得も完了し、「将来に向けて、より安全で堅牢かつ自律的なビジネスモデル」を構築することができ、「キャンパスの開発に伴い、最先端のネット・ゼロ・カーボン施設への大規模な投資が可能になる」としている。