メルセデスの2016年F1マシン『W07』のシェイクダウンの模様を Sky Sports が激写した。
メルセデス W07は、現地時間10時15分にシルバーストン・サーキットでニコ・ロズベルグによってシェイクダウンが行われた。
ワールドチャンピオンのルイス・ハミルトンは、午後からW07での初走行を行うとみられている。
撮影されたメルセデス W07は、非常に低いスーパーショートノーズを継承していることが確認できる。

メルセデスの2016年F1マシン『W07』のシェイクダウンの模様を Sky Sports が激写した。
メルセデス W07は、現地時間10時15分にシルバーストン・サーキットでニコ・ロズベルグによってシェイクダウンが行われた。
ワールドチャンピオンのルイス・ハミルトンは、午後からW07での初走行を行うとみられている。
撮影されたメルセデス W07は、非常に低いスーパーショートノーズを継承していることが確認できる。

メルセデスは、パスカル・ウェーレインとエステバン・オコンが2016年のリザーブドライバーを務めることを発表した。
昨年、DTMタイトルを獲得したパスカル・ウェーレインは、メルセデスのF1チームでリザーブドライバーを務めていた。
しかし、今年パスカル・ウェーレインはマノーでF1レースデビューを果たすことが決定している。
だが、モータースポーツ責任者を務めるトト・ヴォルフは、必要な場合は、パスカル・ウェーレインがメインチームにステップアップをする可能性はあり得ると述べた。
「かなり前もってそのようなことが起こった場合、我々はパスカルとマノーと一緒に解決策を見つけるだろう。だが、マノーがそれによって損害を受けないことが重要だ」
「我々は急にパスカルを引き抜くようなことはしたくない」
「非常に短い予告でそのような状況になった場合、エステバン・オコンが選択肢となるだろう」
昨年GP3チャンピオンを獲得したフランス出身のエステバン・オコン(19歳)は、メルセデスの育成プログラムの有望株としてパスカル・ウェーレインに続いている。
2016年は、パスカル・ウェーレインの後任としてメルセデスからDTMに参戦しながら、新生ルノーのサードドライバーを務める。
「オコンは、メルセデスのシミュレーターをわかっているし、我々はすでに彼のシートを作っている。その場合、我々はルノーと同意に達するだろう」

メルセデスは、W07のウェイストゲート・テールパイプを2本にすることを選んだが、カスタマーチームは1本にするか2本にするかを選択することになるという。
今年、エキゾースト規約は改定され、F1マシンはウェイストゲート排気専用の独立したテールパイプを設けることが義務づけられた。
2014年以降、ウェイストゲートパイプは、1本のメインのエキゾーストパイプに直接流れ込んでいた。
しかし、それはサイレンサーの働きをしてしまっており、今年はエンジンノイズを増加させるために別々に設置することになった。
規約では、最高で2本のウェイストゲート・エキゾーストの設置が許されている。
メルセデスAMG ハイパフォーマンス・パワートレインのディレクターを務めるアンディ・カウエルは、カスターマーチームは、ウェイストゲート専用のテールパイプを1本にするか2本にするかを独自に決定することを許されていると述べた。
「チームのチョイスとなる。ウェイストゲート排気はスタート位置であり、Yの流量によってXよりも大きくなってはならないので、多くのクルマがどう対応するかを見るのは興味深い」とアンディ・カウエルは述べた。
メルセデスは、15日(月)にW07のエンジンを始動。W07はメインのエキゾーストの下に2本のウェイストゲートテープパイプが備えられている。

メルセデスは、2017年F1マシン『W07』を始動。2016年型F1エンジのサウンドを公開した。
2014年に1.6リッター V6ターボエンジンを搭載したパワーユニットが導入されて以来、そのエンジンノイズは非難の対象となってきた。
FIAは、今年から新しいエキゾースト規約を導入し、F1マシンのサウンドはよりラウンドになるとされている。2016年のF1マシンは、“ウェイストゲート”を通過した排気専用の独立したテールパイプを設けることが義務づけられる。
これによって、F1で再び排気音のデシベルは増加すると期待されている。
今回、メルセデスが公開した動画では、その2つのウェイストゲート・エキゾーストも収録されている。
メルセデスAMG ハイパフォーマンス・パワートレインのディレクターを務めるアンディ・カウエルは「ノイズはスポーツにとって重要なものだ」とコメント。
「今年、テールパイプは後ろまで貫通している。それを遮ることは許されないし、ウェイストゲートの出口は貫通していなければならない」
「我々が以前に抱えていた問題は、ウェイストゲートがテールパイプに繋がっていたことだ。だが、ほとんどウェイストゲートは閉じられており、テールパイプと接続されているただの行き止まりだった」
「それはサイレンサーのようなものだった。サイレンサーを見れば、詰め物がかぶせられた穴の開いたチューブがある。その行き止まりはサイレンサーと同様の機能をしていた」
「ダイナモで計測したテールパイプからのノイズは大きくなっている。テストではトラックでのノイズが具体化されるだろう」

メルセデスのモータースポーツ責任者を務めるトト・ヴォルフは、2016年F1マシン『W07』が昨年モデルの“進化型”になると述べた。
F1に新たなエンジンフォーミュラが投入されて以降、圧倒的な強さを誇ってきたメルセデス。トト・ヴォルフは、2016年F1マシン『W07』について「レギュレーションが安定しているので、見て分かる変更点は数か所だけだ」とコメント。
「バルセロナでは、専門家でない限り、違いはあまりわからないだろう。だが、2回目のバルセロナテストでは明らかに異なる点がいくつかあるかもしれない」
トト・ヴォルフは、従来のものを進化させる方針に自信を持っている。
「過去にも、進化より変革を試みたチームの例は多い。その多くは、開発の終末期に達したので、能力を引き出す新たな方法が必要だという考えに基づいていた」
「思い浮かぶのが、2012年から2013年にかけてのマクラーレンだ。だが、手短に言えば、我々のクルマは昨年モデルの進化型であり、新たに1〜2点の興味深いコンセプトを付け加えている」
「しかし、まだライバルを見ていないので、差がどうなるかを掴むのは難しい」

メルセデスは、マノーを事実上の“Bチーム”とする可能性を除外していない。
メルセデスのモータースポーツ責任者を務めるトト・ヴォルフは、ライバルであるフェラーリとハースとの緊密な関係に懸念を抱いている。
「片方の目では笑ってそれを見ているが、もう片方の目は泣いている」とトト・ヴォルフは Auto Motor und Sport に述べた。
「フェラーリはハースとのコラボレーションでインテリジェンスな処置をとったし、パフォーマンス面で良い結果を生むかもしれない。それが真実ならば、それらが全て正しいということになる」
この発言は、メルセデスが新たに同社のパワーユニットを搭載するマノーと協力して、フェラーリ-ハースのやり方を真似ることを検討しているという噂が現実になる可能性があることを示している。
メルセデスは、育成ドライバーであるパスカル・ウェーレインのマノーのF1シート獲得を推進した。
マノーはすでに“Bチーム”なのではないかと質問されたトト・ヴォルフは「いいや。だが、パスカル・ウェーレインだけでなく、彼らは我々の風洞のひとつを使う」と主張。
フェラーリ-ハースに続く、メルセデス-マノーのアライアンスの可能性については「あらゆる可能性をオープンにしておかなければならない」と述べた。
「規約の範囲内で2チーム間での協力によってパフォーマンスをもたらすことができるのであれば、それを追求していかならければならないね」
「ビッグチームが特定の開発の方向性を試すためにBチームを使うことがF1にとって正しい方向性だとは確信していない。だが、2017年には大きなルール変更があるので、価値があることかもしれない」
「だが、言ったように、哲学としてそれが正しいとは思わない」

昨年、期待外れなシーズンを過ごしたホンダだが、メルセデスのモータースポーツ責任者を務めるトト・ヴォルフは、ホンダがF1復帰を成功させると確信していると語る。
昨年、F1に復帰したホンダはパワーユニットの信頼性とパワー不足により、散々なシーズンに耐えた。
しかし、ホンダは冬の間にパワーユニットの鍵となる大幅な改良を施し、結果を出してくるだろうとトト・ヴォルフは予想する。
「ホンダは、多くのリソースのある巨大な組織だ。彼のパワーユニット2015年に最も開発曲線を示した」
「彼らにとって非常に厳しい一年だったが、それでもシーズンを通しての進歩という面で彼ら達成したことは非常に良かった。今後、彼らが手強い競争相手になることに疑いはない」
メルセデスのエンジン責任者を務めるアンディ・カウエルも、ホンダは2015年よりもずっと良くなるだろうと考えている。
「ホンダは短期間で入ってきて、公衆の面前で学んでいるところだ。だが、彼らは強く決意をしており、強く決意を持ったマクラーレンと組んでいる」
「我々はマクラーレンがデータ主導型のアプローチに関してどのような仕事をするかわかっているし、彼らは大きなゲインを得るだろう」
しかし、アンディ・カウエルは、F1エンジンの熱効率の改善を考えれば、ホンダが採用した“サイズゼロ”はベストな方法ではない場合もあることを示唆している。
また、トト・ヴォルフは、2016年からメルセデスのパワーユニットを搭載するマノーが有望な結果を出すと予想する。
「マノーは大きなステップアップを果たすだろう。エンジンだけではなくね」とトト・ヴォルフはコメント。メルセデスは、育成ドライバーであるパスカル・ウェーレインがマノーのシートを獲得する手助けをしている。
「まとまりのある優れた集団だ。適切な予算と姿勢のがあり、印象的で個性を発揮しており、そして、パスカルがクルマに乗る」
「クルマとドライバーが関心を集めることになると思うし、堅実にミッドフィールドを走ると確信している」

フェラーリのスポーティングディレクターを務めていたマッシモ・リボラは、2016年にメルセデスを倒す準備は整っていると主張している。
長年フェラーリで活躍してきたマッシモ・リボラだが、2016年シーズン開幕を前に若手ドライバーを育成するフェラーリの“アカデミー”の責任者となり、F1の第一線からは退くことが明らかとなっている。
イタリアのシチリア島で行われたイタリア自動車クラブのイベントに参加したマッシモ・リボラは、2016年のフェラーリには大きな期待が持てると語った。
「昨年はいくつか良い結果を残すことができたし、新しいプロジェクトもうまくいっていると思う。誰もがフェラーリによって素晴らしい選手権となることを期待している」
マッシモ・リボラは、フェラーリのパワーユニットは大きく改善されていると語る。
「パワーユニットに関してチームがは素晴らしい仕事を成し遂げたし、メルセデスのレベルに匹敵するエンジンを用意できたと確信している」
「シャシーについても昨年不足していた競争力を備えたものになると期待している」

メルセデスのアンディ・カウエルは、パワーユニットの分割ターボ設計が現在のF1におけるメルセデスの成功の大きな要因だと認めた。
新しいV6ターボパワーユニット規約が導入された際、メルセデスはターボを分割し、コンプレッサーをエンジンの前方、タービンを後方に配置することを選んだ。
ここまでその分割ターボはライバルにコピーされていないが、その状況に驚かされたか、もしくは、デザインの重要性が強調されていると感じているかと質問されたアンディ・カウエルは「強調されすぎているとは思わない」とコメント。
「特効薬か? その決定をするのにポジティブな貢献が多い場所だと思う。我々は魅力的だと考えることを行うために1つの理由で行っていることはなく、多くの理由で行っている」
「全体の議論において、我々がそれをするべきだという大きな理由はなかったが、それをするべきだと考えるられる中程度の理由がたくさんあった」
「反対を押し切るのは本当に大変だったよ! テーブルの反対側には『やれやれ、それをすることで我々はどうなるんだ?』という疑問もあった。それは1000ポンドのゴリラのようだった」
「だが、それはできないと意見はなかったし、だたやったことがないだけだった。かなり楽しいことだと思わないかい?」

メルセデスのF1エンジンは900馬力を超えており、その開発率は今後も鈍ることはないとメルセデスAMG・ハイパフォーマンス・パワートレインズのマネージングディレクターを務めるアンディ・カウエルが明かした。
2014年に現在のエンジンフォーミュラが導入されて以来、メルセデスのパワーユニットはパワー面でライバルに大きなアドバンテージを誇り、F1を支配している。
今週、ブリックスワースにあるチームのエンジンファクトリーでプレゼンテーションを行ったアンディ・カウエルは、現行の1.6リッターV6ターボがすでに2005年の3.0リッターV10メルセデスエンジンを上回るパワーを生みしていることを明らかにした。
「我々が製造した中で最もパワフルなF1エンジンであり、900馬力を越えている」とアンディ・カウエルは説明。
「この小さく機敏な1.6リッターエンジンにしてはなかなかのものだろう。そのパワーは効率性から生み出せされている。そこには市販車のテクノロジーと、MGU-Hに関しては新しい先進テクノロジーが使われている」
現在の規約では燃料流量が制限されているため、エンジンからパワーを引き出すためには効率性が鍵となるが、アンディ・カウエルは、メルセデス製パワーユニットの熱効率は45%を越えていると公表した。すなわち、燃料内にあるポテンシャルエネルギーは、その45%がクランクシャフトに伝達されている。さらにERSがフルパワーで稼働すれば、効率性は50%を越えるという。
2013年まで使われていたV8エンジンの熱効率は29%。2014年の初代メルセデスV6ターボの熱効率は40%だった。
アンディ・カウエルは、このまま同じように効率性を向上させ、パワーを引き出すことは、2016年とそれ以降も可能だと主張する。
「熱効率は2014年時点から上がっており、2015年は大きな改善がみられた」とアンディ・カウエルは述べた。
「2016年も上がると予想できるし、将来的にも上がるだろう。誰もこれが限界だなどとは言っていない。ファクトリーを歩き回って、これがうちの最大限だとか、これで最適だなどという声は聞こえてこない」
「大きなゲインを見つけるのはますます困難になるか? ああ、そうだろう。だが、小さなゲインなら多くのエリアに潜んでいる。金鉱の採掘に少し似ているよ。誇りだらけになって懸命に掘り続け、時たま大きな塊を発掘できれば笑顔になる。我々は今も塊を発見し続けている」
「開発が進み、この数年間で我々は大きなゲインを得てきたし、2年間のレースで成長を見せてきた。それが止まるとは思わないし、すでに限界に達したと考える者はここにはいない。現在の熱効率は顎が外れるほど驚異的だ。その高い効率性を損なうことなく市販車の世界に適用することができれば、市販車にとっても素晴らしいものになる」