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  • 【MotoGP】 第4戦 スペインGP 結果:マルク・マルケスが今季2勝目

    【MotoGP】 第4戦 スペインGP 結果:マルク・マルケスが今季2勝目

    MotoGP 第4戦 スペインGPの決勝が6日(日)にヘレス・サーキット‐アンヘル・ニエトで行われ、マルク・マルケス(レプソル・ホンダ)が優勝した。

    快晴の下、気温2.49℃、路面温度39.5℃のコンディションで25周のレースはスタート。ホールショットを奪ったのは4番グリッドのホルヘ・ロレンソ(レプソル・ホンダ)。ポールポジションスタートのカル・クラッチロー(LCR・ホンダ)は5番手まで順位を落とす。

    7周目には5番グリッドスタートのマルク・マルケスが首位に浮上。カル・クラッチローは残念ながら転倒リタイアとなる。翌周には8番グリッドスタートのアンドレア・ドヴィツィオーゾ(ドゥカティ)が3番手に浮上。マルケス、ロレンソ、ドヴィツィオーゾ、ダニ・ペドロサとホンダとドゥカティの4台が上位グループを成形する。

    残り10周の時点でマルク・マルケスがひとつ抜け出し、2番手のホルヘ・ロレンスに2秒近く差をつける。

    そして、残り8周で大波乱。2番手を争っていたアンドレア・ドヴィツィオーゾ、ホルヘ・ロレンソ、ダニ・ペドロサの3台がクラッシュして揃ってリタイア。これでマルク・マルケスは2番手に7秒近くのセーフティリードを築くことになる。

    2番手にはヨハン・ザルコ(ヤマハ・テック3)、3番手にはダニロ・ペトルッチ(アルマ・プラマック)が浮上。アンドレア・イアンノーネ(スズキ)、ジャック・ミラー(アルマ・プラマック)、バレンティーノ・ロッシ(モビスター・ヤマハ)が3位争いを展開。残り2周でイアンノーネが3番手に浮上する。

    優勝はマルク・マルケス。アメリカズGPに続く連勝で今シーズン2勝目。2位にはヨハン・ザルコ、3位にはアンドレア・イアンノーネが逃げ切って3位表彰台を獲得。イアンノーネは自身初となる2戦連続の表彰台となった。

    以下、ダニロ・ペトルッチ、バレンティーノ・ロッシ、ジャック・ミラー、マーベリック・ビニャーレス、フランコ・モルビデリ、ミカ・カリオがトップ10入り。中上貴晶は12位でフィニッシュ、3戦連続でポイント獲得した。

    キャリア通算369戦目となったバレンティーノ・ロッシは、15ラップ(キャリア通算8,730ラップ)を周回した時点で赤道面で地球を一周した距離となる40,075キロメートルに相当する走行距離に到達した。

    第4戦を終えてマルク・マルケスが70ポイントで首位に浮上。2位にヨハン・ザルコ(58ポイント)、3位にアンドレア・ドヴィツィオーゾ(50ポイント)で続いている。

    2018年 MotoGP 第4戦 スペインGP 決勝 結果

    順位 No. Rider Team
    1 93 マルク・マルケス レプソル・ホンダ・チーム
    2 5 ヨハン・ザルコ モンスター・ヤマハ・テック3
    3 29 アンドレア・イアンノーネ チーム・スズキ・エクスター
    4 9 ダニロ・ペトルッチ アルマ・プラマック・レーシング
    5 46 バレンティーノ・ロッシ モビスター・ヤマハ MotoGP
    6 43 ジャック・ミラー アルマ・プラマック・レーシング
    7 25 マーベリック・ビニャーレス モビスター・ヤマハ MotoGP
    8 19 アルバロ・バウティスタ アンヘル・ニエト・チーム
    9 21 フランコ・モルビデリ エストレージャ・ガルシア・0,0・マーク・VDS
    10 38 ミカ・カリオ レッドブル・KTM・ファクトリー・レーシング
    11 44 ポル・エスパルガロ レッドブル・KTM・ファクトリー・レーシング
    12 30 中上貴晶 LCR・ホンダ・イデミツ
    13 38 ブラッドリー・スミス レッドブル・KTM・ファクトリー・レーシング
    14 53 ティト・ラバット レアーレ・アビンティア・レーシング
    15 45 スコット・レディング アプリリア・レーシング・チーム・グレシーニ
    16 55 ハフィス・シャリン モンスター・ヤマハ・テック3
    17 10 ザビエル・シメオン レアーレ・アビンティア・レーシング
    18 17 カレル・アブラハム アンヘル・ニエト・チーム
    RT 99 ホルヘ・ロレンソ ドゥカティ・チーム
    RT 4 アンドレア・ドヴィツィオーゾ ドゥカティ・チーム
    RT 26 ダニ・ペドロサ レプソル・ホンダ・チーム
    RT 35 カル・クラッチロー LCR・ホンダ・カストロール
    RT 12 トーマス・ルティ エストレージャ・ガルシア・0,0・マーク・VDS
    RT 42 アレックス・リンス チーム・スズキ・エクスター
    RT 41 アレイシ・エスパルガロ アプリリア・レーシング・チーム・グレシーニ
  • 【MotoGP】 第3戦アメリカズGP 結果:マルク・マルケスが今季初優勝

    【MotoGP】 第3戦アメリカズGP 結果:マルク・マルケスが今季初優勝

    MotoGP 第3戦アメリカズGPのフリー走行が4月22日(日)に米国テキサス州・オースティンのサーキット・オブ・ジ・アメリカズで行われ、マルク・マルケス(レプソル・ホンダ)が今季初優勝を遂げた。マルケスはアメリカズGPを6連覇。

    気温23.2℃、路面温度36.9℃のドライコンディションでレースはスタート。ホールショットを奪ったのは2番グリッドからスタートしたアンドレア・イアンノーネ(スズキ)。

    しかし、すぐさまマルク・マルケス(レプソル・ホンダ)が首位を奪ってオープニングラップは終了。ヤマハのマーベリック・ビニャーレスとバレンティーノ・ロッシが追う展開。

    序盤に1度マルケスに仕掛けたイアンノーネだったが、その後は徐々に後退。マルク・マルケスがリードを広げるなか、7周目にマーベリック・ビニャーレスがイアンノーネを攻略して2番手に浮上。中団以降ではカル・クラッチロー(LCR・ホンダ)を始めとして転倒するライダーがいるなか、しばらくレースは膠着状態となり、マルケスが後続に6秒以上の差をつけて独走状態に。

    残り4周でアンドレア・ドヴィツォーゾ(ドゥカティ)がヨハン・ザルコ(ヤマハ・テック3)を抜いて5番手に浮上する。

    優勝はマルク・マルケス。今シーズン初優勝、サーキット・オブ・ジ・アメリカズでは大会6連覇となった。2位にはマーベリック・ビニャーレス、3位にはアンドレア・イアンノーネが続き、それぞれ今季初表彰台を獲得。

    4位にはバレンティーノ・ロッシ、5位にアンドレア・ドヴィツィオーゾ、6位にはヨハン・ザルコが続いた。

    LCR・ホンダで日本人として4年ぶりのMotoGPにフル参戦する中上貴晶は14位でフィニッシュ。2戦連続でポイントを獲得した。

    チャンピオンシップは、アンドレア・ドヴィツォーゾが46ポイントで首位に浮上。2位には1ポイント差でマルク・マルケス、3位には41ポイントでマーベリック・ビニャーレス、5位にはカル・クラッチロー、6位にはヨハン・ザルコが38ポイントで続いている。

    2018年 MotoGP 第3戦 アメリカズGP 決勝 結果

    順位 No. Rider Team
    1 93 マルク・マルケス レプソル・ホンダ・チーム
    2 25 マーベリック・ビニャーレス モビスター・ヤマハ MotoGP
    3 29 アンドレア・イアンノーネ チーム・スズキ・エクスター
    4 46 バレンティーノ・ロッシ モビスター・ヤマハ MotoGP
    5 4 アンドレア・ドヴィツィオーゾ ドゥカティ・チーム
    6 5 ヨハン・ザルコ モンスター・ヤマハ・テック3
    7 26 ダニ・ペドロサ レプソル・ホンダ・チーム
    8 53 ティト・ラバット レアーレ・アビンティア・レーシング
    9 43 ジャック・ミラー アルマ・プラマック・レーシング
    10 41 アレイシ・エスパルガロ アプリリア・レーシング・チーム・グレシーニ
    11 99 ホルヘ・ロレンソ ドゥカティ・チーム
    12 9 ダニロ・ペトルッチ アルマ・プラマック・レーシング
    13 44 ポル・エスパルガロ レッドブル・KTM・ファクトリー・レーシング
    14 30 中上貴晶 LCR・ホンダ・イデミツ
    15 19 アルバロ・バウティスタ アンヘル・ニエト・チーム
    16 38 ブラッドリー・スミス レッドブル・KTM・ファクトリー・レーシング
    17 45 スコット・レディング アプリリア・レーシング・チーム・グレシーニ
    18 12 トーマス・ルティ エストレージャ・ガルシア・0,0・マーク・VDS
    19 35 カル・クラッチロー LCR・ホンダ・カストロール
    20 10 ザビエル・シメオン レアーレ・アビンティア・レーシング
    21 21 フランコ・モルビデリ エストレージャ・ガルシア・0,0・マーク・VDS
      42 アレックス・リンス チーム・スズキ・エクスター
      55 ハフィス・シャリン モンスター・ヤマハ・テック3
      17 カレル・アブラハム アンヘル・ニエト・チーム
  • 【MotoGP】 ホンダ:第3戦アメリカズGP 予選レポート

    【MotoGP】 ホンダ:第3戦アメリカズGP 予選レポート

    終日、厚い雲に覆われたMotoGP 第3戦アメリカズGPの予選は、過去5年連続でポール・トゥ・ウインを達成しているマルク・マルケス(Repsol Honda Team)が今季初の予選トップタイムを記録した。午前中に行われたFP3でトップになると、予選前に行われた4回目のフリー走行でもトップタイムをマーク。その勢いで迎えた予選Q2(上位12台で争われる)では、1回目のアタック中に転倒を喫したが、セカンドマシンでアタックを再開すると、ただ一人2分3秒台に入れる快速ランで予選トップタイムを記録した。

    しかし、マルケスは予選セッション中にアタック中だったマーベリック・ビニャーレス(ヤマハ)の走行を邪魔したとされ、マナー違反のペナルティーを科せられてしまい、3ポジションダウンとなり2列目から決勝に挑む。圧倒的なスピードを誇るマルケスが優勝候補の筆頭にいることに変わりはなく、今季初優勝と大会6連覇に挑む。

    前戦アルゼンチンGPで今季初優勝を達成し、総合首位につけるカル・クラッチロー(LCR Honda CASTROL)が7番手グリッドから決勝に挑む。この2日間、クラッチローは不安定なコンディションの中でグリップを引き出すためのセットアップに集中した。そして着実に前進することに成功。予選Q2ではフロントロー獲得に自信をみせていたが、リアタイムのグリップに苦しみ、思ったようにタイムを伸ばせなかった。しかし、ウインターテストから好調な走りを続けるクラッチローだけに、決勝では追い上げのレースが期待される。

    前戦アルゼンチンGPで接触転倒に見舞われ右手首を負傷し、出場が危ぶまれたダニ・ペドロサ(Repsol Honda Team)は、総合10番手で予選Q2に進出を果たすと、12台で競われるQ2では痛みをこらえての熱走で9番手グリッドを獲得した。今大会の目標はポイント獲得。長いシーズンを見据え着実にポイントを獲得する意気込みだ。

    ルーキーの中上貴晶(LCR Honda IDEMITSU)が、今季ベストリザルトの13番手グリッドを獲得した。午前中のFP3を終えて、総合17番手。目標としたダイレクトでのQ2進出は果たせなかったが、総合10番手以下の選手で戦う予選Q1で3番手タイムをマーク、13番手グリッドを獲得した。あと一歩でQ2進出を逃した中上だが、予選12番手のポル・エスパルガロ(KTM)がペナルティーで3グリッド降格となり、中上は4列目12番手グリッドから決勝に挑む。

    開幕から2戦連続でポイントを獲得しているフランコ・モルビデリ(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)は、順調にセットアップを進め17番手グリッドから3戦連続ポイント獲得とベストリザルト獲得に挑む。チームメートのトーマス・ルティもフィーリングの改善に成功。大接戦の中でポジションは20番手だが、今季初ポイント獲得に向けて追い上げのレースに挑む。

    マルク・マルケス(MotoGP 予選トップタイム)
    「今日は予選でファステストラップを刻みました。FP3とFP4では、いいレースペースをキープできたことがなによりもうれしいです。今日の予選は少し慌ただしいものになりました。それは転倒したことにより、セカンドマシンで2回目のアタックに出なければならなかったからです。そして、コースに出るとアンドレア(イアンノーネ)が前にいました。彼のペースもすごくよかったので、彼の位置に集中していました。そのためマーベリック(ビニャーレス)が後ろに迫っていることに気づきませんでした。マーベリックに謝罪しました。明日は4番手からのスタートになります。正しいタイヤを選ぶことが重要になってきます。ユーズドタイヤで安定した走りができましたが、このサーキットは体力的に厳しい戦いになります。明日は気温が高くなりそうなのでがんばって集中力を維持したいです」

    カル・クラッチロー(MotoGP 7番手)
    「プラクティスではいいフィーリングになり、マシンは快適でした。セッティングもよくなり、切り返しも改善されました。そして予選でも最初のスティントはマシンもタイヤもいい感触があったのですが、2回目のスティントでは、リアタイヤの感触が全くつかめませんでした。なにが起きたのか分かりません。7番手グリッドに終わった原因をこれから調べたいです。なぜなら、今日はフロントローを獲得できる自信があったからです。全体的にあまりいい一日にはなりませんでしたが、明日はいいレースができると思うし、楽しみです」

    ダニ・ペドロサ(MotoGP 9番手)
    「このサーキットはとてもハードなので、正直、ここまで走れると思っていませんでした。それが、Q2に進むことができて9番手グリッドを獲得できました。Q2にダイレクトに進出できただけでも十分にうれしい一日でした。しかし、午前中は昨日より痛みがひどく、本当にがんばらなければいけませんでした。今日は雨が降ると思っていました。その方が手の負担が少し減るので、明日に向けて回復しやすくなると思っていました。でも、残念ながらドライになりました。それでも走らなければなりません。9番手というポジションは決してよくはありせんが、こうして決勝に進めるだけでも十分です。レースは長いです。明日は、痛み止めを必要とするのかどうかをしっかり判断し、最後まで走りきりたいです」

    中上貴晶(MotoGP 13番手)
    「今日は久しぶりにプッシュすることができました。もう少しでQ2にいけたので、それを思うと悔しい気持ちです。ベストを出した周回は、11コーナーでオーバーランしました。そのミスがなければQ1でトップタイムをマークできたかもしれません。もったいない気持ちはありますが、久しぶりにプッシュできたことがうれしいです。前戦アルゼンチンGPは不安定なコンディションとなり、最後尾からのスタートでした。それが今回は真ん中までグリッドを上げることができました。このグリッドの位置を決勝でしっかり活かしたいです。序盤の2戦に比べたら今大会は大きく前進しました。この走りを結果につなげたいです」

    フランコ・モルビデリ(MotoGP 17番手)
    「決勝に向けてセットアップが進みました。いい方向に進んでいることがとてもうれしいです。昨日今日とリアグリップの改善と決勝に向けてのタイヤ選択に集中しましたが、順調でした。明日のレースは、リアにソフトタイヤを使うことも可能ですが、明日のウォームアップで最終決断をしたいと思います」

    トーマス・ルティ(MotoGP 20番手)
    「予選ではいい感触がありました。コーナリングがよくなり、トラクションも改善することができました。最終スティントでは、一旦、ピットに戻りタイヤを交換しました。しかし、渋滞にはまり、フラストレーションがたまりました。今日は2分05秒を出せたと思うので、とても残念です。今日出せなかったタイムを明日のレースで出したいです」

  • 【MotoGP】 マルク・マルケスに3グリッド降格ペナルティ / アメリカズGP

    【MotoGP】 マルク・マルケスに3グリッド降格ペナルティ / アメリカズGP

    レプソル・ホンダのマルク・マルケスは、MotoGP 第3戦アメリカズGPの予選でトップタイムを記録したが、FIMスチュワートパネルから低速走行が原因でマーベリック・ビニャーレスのラップに影響を与えたことから、グリッドを3つ降格するペナルティが課せられ、6年連続となるポールポジションからのスタートを逃した。

    「タイムアタック中のライダーを邪魔してしまったのは、今回が初めてだ」とマルク・マルケスはコメント。

    「後方を確認していたイアンノーネを意識しているときに、エンジン音が聞こえたから、走行ラインから一刻も離れようとトライしてみたけど、マーベリックのラップを邪魔してしまったようだ。これ以上のことを言うことはできない。彼に謝った」

    「ペナルティに関して、より厳しくなることを伝えられていた。今までは警告を与えられたけど、それはもうない。基準が全員に対して同じであれば、この新しい尺度に同意する。これからはより厳しくなる。僕が最初に確認した。全員に対して同じなら、それは完璧だ。もし、僕がマーベリックを邪魔したなら、ペナルティ。3つ降格となった。」

    「僕自身のスタイルは変わらないけど、ミスから学ばないとは言わない。何も悪くないことをしたくないし、何が起こるかを気にして走りたくない。自分が知るように走らなければいけない。経験から学習するけど、スタイルを変える必要はない。自分が転んだときも他人が転んだときも、同じような過ちを繰り返したくない。」

    「毎年ポールポジションからスタートするけど、1度も1番手に1コーナーに進入したことがない。今年はスタートが良くなった。明日は良いスタートが切りたい。タイヤを温めたい。そして、アタックを仕掛けるか、待つべきか、レース状況を確認しよう。マーベリックはグッドなペースで走っている。明日は僕よりも速いかもしれない」と、インシデントを振り返り、ペナルティを受け入れた

    マルク・マルケスのペナルティによって、ポールポジションからスタートしたマーベリック・ビニャーレスは「昨年は速く走れた。今年のタイムは昨年と似ている。僕たちは電子制御で不足していたことを見つける素晴らしい仕事をした。すごくスムーズだ。僕はトラクションコントロールを控え、よりパワフルで、よりアグレッシブな走りがしたい。日増しに良くなり、僕の走り方、よりアグレッシブな走り方に近づいている。」とコメント。

    「すごく良い感じ。快適だ。プッシュできるバイクに戻って来たことが本当に嬉しい。明日はもう一歩前進することができる。改善の余地があり、優勝争いの機会がある。もし、もう一歩前進できれば、マルクに接近できる。トライしよう」と会心の笑みで2日目を振り返った。

  • 【MotoGP】 ホンダ、マルク・マルケスとの契約を2020年末まで延長

    【MotoGP】 ホンダ、マルク・マルケスとの契約を2020年末まで延長

    ホンダ・レーシング(HRC)は、FIM ロードレース世界選手権のMotoGPクラスに、ワークスチーム「レプソル・ホンダ・チーム(Repsol Honda Team)」から参戦しているマルク・マルケス(25歳、スペイン出身)と、2019年からの2年間の契約更新に合意したことを発表した。

    マルク・マルケスは、ロードレース世界選手権において、2010年に125ccクラスでチャンピオンを獲得後、2011年にMoto2クラスにステップアップを果たし、翌年にチャンピオンを獲得。

    2013年にはMotoGPクラスに昇格し、レプソル・ホンダ・チームから参戦したデビューイヤーにチャンピオンを獲得して史上最年少記録を更新。

    その後、2017年には史上最年少で最高峰クラスにおける通算4度目のチャンピオンとなる快挙も成し遂げている。

    マルク・マルケス
    「引き続きHondaワークスチームでMotoGPクラスを走ることができるということに胸が躍っています。Hondaファミリーの一員となって走ることは自分にとって大きな誇りであり、常にチャレンジできる環境を全力で整えてくれるチームとHondaに感謝しています。そして、温かくサポートをして下さっている全ての皆さまにもお礼を申し上げます。これまでの2回のテストも好調に進み、今回の契約更新で、よりいっそう新シーズンのレースに集中できます。これからも走る喜びを感じ、皆さまと共有しながら、頂点を目指して力を尽くしていきます。ありがとう!」

    野村欣滋 (ホンダ・レーシング 代表取締役社長)
    「マルク・マルケス選手を引き続きワークスチームのライダーとして迎えられることを大変うれしく思っています。マルケス選手は常に自らの限界へのチャレンジを続けて成長し、我々Hondaに数多くのタイトルをもたらしてくれました。これまで築き上げてきた信頼関係と、お互いのレースに対する思いが一致したことから、この早いタイミングでの契約更新の発表となりました。今週、カタールで行われる最終テストと、2018年シーズンの開幕戦に向け、ライダーが集中できる環境を提供し、幸先の良いスタートが切れると確信しています。これからも、MotoGPの未来を担っていくマルケス選手とともに、HRCもチャレンジを続けていきますので、レプソル・ホンダ・チームへの応援をよろしくお願いします」

  • 【MotoGP】 レプソル・ホンダ、2018年版カラーリングのマシンを公開

    【MotoGP】 レプソル・ホンダ、2018年版カラーリングのマシンを公開

    レプソル・ホンダは、マルク・マルケスとダニ・ペドロサとともにインドネシア・ジャカルタで開催された「ジャカルタ・インターナショナル・エキスポ」にて2018年版カラーリングが施されたMotoGPマシン「RC213V」を発表した。

    2017年王者のマルク・マルケスとチームメートのダニ・ペドロサは、タイ・ブリーラムで行われた公式テストを順調に終え、チーム・マネージャーのアルベルト・プーチ、HRC取締役 レース運営室室長の桒田哲宏とともにインドネシアに渡った。

    アストラ・ホンダが開催するレプソル・ホンダのニューカラーマシンの発表イベントは今回で4年連続の開催となる。インドネシアにおけるMotoGP人気は大変高いもので、特にマルク・マルケスとダニ・ペドロサは若いHondaファンのヒーローであり、今日のイベントに参加したアストラ・ホンダの「ステップアップ・プログラム」の若いライダーたちにとって、大いに刺激となった。

    イベント後、チームとライダーは、3月1日(木)~3日(土)にドーハ・ロサイルで行われる最後のテストに備えるため、ヨーロッパへ向かった。

    マルク・マルケス
    「インドネシアはHondaにとっても、MotoGPにとっても重要な国で、チームの発表会を再びここで開催できて大変うれしく思います。何度もジャカルタには来ているので、まるで家に帰ったような気持ちでした。インドネシアはファンが多く、とても温かく迎えてくれるので、彼らのサポートに応えて時間を過ごすことはいいことだと思います。この冬、既に2回のテストを順調に終えました。カタールでも、新しいシーズンに向けてしっかりと準備を進めたいと思います。今年もまた、トップを争い、インドネシアや世界のファンに楽しんでいただきたいと思います」

    ダニ・ペドロサ
    「ジャカルタにおいてMotoGPがどれだけ愛されているのかを見れば、なぜ我々がこの地でチームの発表会を開催するか一目瞭然です。ライダーとしては、MotoGPを楽しむファンの姿を見て、その熱意を共有することができるので、素晴らしいことだと思います。また、前日はタイでも温かく迎えられ、テストも順調に行えました。このところ、すべてが着々と進んでいますが、カタールではコンディションが違うため、2018年シーズンに向けての進み具合や課題もさらに明確になってくると思います。今年もRepsol Honda Teamのライダーとして参戦できることを光栄に思います。トップを狙うために、100%の力を出しきるつもりです」

    桒田哲宏| HRC取締役 レース運営室室長
    「インドネシアでチームを正式に発表するイベントは今年で4回目。このジャカルタでは、またしても温かく迎えられました。まるで家に帰ったような気持ちです。このイベントを実現してくれたアストラ・ホンダ、そしてレプソルをはじめとしたスポンサーに感謝いたします。MotoGPへの関心が高いインドネシアで、Repsol Honda Teamの新チーム・マネージャーとなったアルベルト・プーチ氏、そして我々の素晴らしいライダー2名とともに、2018年型マシンの発表ができたことをうれしく思います。マルケス、ペドロサが今シーズンで勝つためには最高のツールが必要で、そのツールを準備することが我々の使命です。日本のエンジニアや各国にいるチームスタッフは、非常にいい仕事をしてくれているので、今年もゴールを達成できることを確信しています」

    アルベルト・プーチ | Repsol Honda Team チーム・マネージャー
    「インドネシアで我々のライダーたちとHondaブランドに対する熱意を感じながら、Repsol Honda Teamの発表会ができたことを、大変うれしく思います。2018年シーズンのレースは、オフシーズン中の日本のエンジニアたちの努力もあり、ライダーも準備万全なので、十分に優勝が狙えると確信しています。ライバル勢もステップアップして強くなっていると感じており、今年はスリリングなシーズンになりそうなので、チームとともにがんばります」

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  • 【MotoGP】 2018年 タイ公式テスト2日目:レプソル・ホンダがワン・ツー

    【MotoGP】 2018年 タイ公式テスト2日目:レプソル・ホンダがワン・ツー

    ロードレース世界選手権のMotoGPクラスのオフィシャルテスト2日目が17日(土)、タイのチャーン・インターナショナル・サーキットで行われ、マルク・マルケス(レプソル・ホンダ)が最速タイムをマークした。

    高温高湿のドライコンディションの中、マルク・マルケスは1分29秒969をマーク。2番手には0.158秒差でダニ・ペドロサが続き、ホンダのファクトリーチームが1-2体制で2日目のセッションを終えた。

    初日にトップタイムを記録したカル・クラッチローは、85ラップを周回して0.521秒差の8番手に後退。

    ドゥカティ勢は、ジャック・ミラーが0.216秒差の3番手に入り、インディペンデントチームライダー勢の最高位に浮上。ダニロ・ペトルッチは0.398秒差の6番手。初日4番手のアンドレア・ドビツィオーゾは、78ラップをしいて0.525秒差の9番手。ホルヘ・ロレンソは、0.760秒差の10番手。

    スズキ勢は、アレックス・リンスが0.477秒差の7番手。アンドレア・イアンノーネは0.806秒差の11番手。

    ヤマハ勢は、マーベリック・ビニャーレスが0.305秒差の4番手に浮上。ヨハン・ザルコが0.391秒差の5番手。バレンティーノ・ロッシは0.919秒差の14番手。

    新人勢では、中上貴晶が83ラップを周回して0.932秒差の15番手に入り、2日間連続の最高位に進出した。

    2018年 MotoGP タイ公式テスト 2日目 結果

    順位 No. Rider Team Time
    1 93 マルク・マルケス レプソル・ホンダ・チーム 1分29秒969
    2 26 ダニ・ペドロサ レプソル・ホンダ・チーム 1分30秒127
    3 43 ジャック・ミラー アルマ・プラマック・レーシング 1分30秒185
    4 25 マーベリック・ビニャーレス モビスター・ヤマハ MotoGP 1分30秒274
    5 5 ヨハン・ザルコ モンスター・ヤマハ・テック3 1分30秒360
    6 9 ダニロ・ペトルッチ アルマ・プラマック・レーシング 1分30秒367
    7 42 アレックス・リンス チーム・スズキ・エクスター 1分30秒446
    8 35 カル・クラッチロー LCR・ホンダ・カストロール 1分30秒490
    9 4 アンドレア・ドヴィツィオーゾ ドゥカティ・チーム 1分30秒494
    10 99 ホルヘ・ロレンソ ドゥカティ・チーム 1分30秒729
    11 29 アンドレア・イアンノーネ チーム・スズキ・エクスター 1分30秒775
    12 53 ティト・ラバット レアーレ・アビンティア・レーシング 1分30秒855
    13 19 アルバロ・バウティスタ アンヘル・ニエト・チーム 1分30秒883
    14 46 バレンティーノ・ロッシ モビスター・ヤマハ MotoGP 1分30秒88
    15 30 中上貴晶 LCR・ホンダ・イデミツ 1分30秒910
    16 38 ブラッドリー・スミス レッドブル・KTM・ファクトリー・レーシング 1分31秒113
    17 41 アレイシ・エスパルガロ アプリリア・レーシング・チーム・グレシーニ 1分31秒130
    18 21 フランコ・モルビデリ エストレージャ・ガルシア・0,0・マーク・VDS 1分31秒185
    19 36 ミカ・カリオ KTM テストチーム 1分31秒598
    20 45 スコット・レディング アプリリア・レーシング・チーム・グレシーニ 1分31秒637
    21 17 カレル・アブラハム アンヘル・ニエト・チーム 1分31秒661
    22 12 トーマス・ルティ エストレージャ・ガルシア・0,0・マーク・VDS 1分31秒994
    23 55 ハフィス・シャリン モンスター・ヤマハ・テック3 1分31秒998
    24 10 ザビエル・シメオン レアーレ・アビンティア・レーシング 1分32秒267
  • 【MotoGP】 ホンダ:2018 セパン公式テストレポート

    【MotoGP】 ホンダ:2018 セパン公式テストレポート

    2018年シーズンの幕開けを告げる公式テストが、1月28日(日)から30日(火)までの3日間、マレーシアのセパンで行われた。12月1日から1月31日まではレギュラーライダーのテストが禁止されているが、レースディレクションの定めた公式テストは例外となっており、今年は1月下旬に1回目のテストが行われた。

    2回目の公式テストは、2月中旬に今季から新たにカレンダーに加わったタイのブリーラム(チャーン・インターナショナル・サーキット)、3月上旬には、開幕戦カタールGPに向けて最後の調整となる3回目のテストが、ドーハのロサイルで行われる。

    今季初のテストは、Repsol Honda Teamからマルク・マルケスとダニ・ペドロサ、LCR Hondaからはカル・クラッチローと中上貴晶、そして、Estrella Galicia 0,0 Marc VDSのフランコ・モルビデリとトーマス・ルティの6選手が参加した。

    昨年、シーズン6勝を挙げて2年連続4回目のタイトルを獲得したマルク・マルケスと、2勝を挙げて総合4位となったダニ・ペドロサ、そして総合9位のカル・クラッチローは、引き続きHonda陣営からの参戦となる。

    また、Moto2クラスで8勝を挙げてチャンピオンを獲得したフランコ・モルビデリ、2勝を挙げて総合2位のトーマス・ルティ、イギリスGPで優勝、総合では7位となった中上貴晶らルーキー3人が、新たにHondaチームからMotoGPクラスに参戦することとなった。

    熱帯の国マレーシアは、最高気温が30℃を超える日がほとんどのため、セパンは、シーズンを通して厳しいコンディションとなるサーキット。今年は不安定な天候となったが、おおむね、ドライコンディションで走行することができた。初日はウエットからドライ、2日目は朝方まで降った雨の影響でスタートがやや遅れたが、終日ドライ。最終日となる3日目は青空が広がり、暑さ、路面温度ともに3日間でもっとも厳しいコンディションとなったが、Honda勢の6選手は、それぞれのメニューを着実に消化した。

    今年は、2016年から共通化されたECU(エンジン・コントロール・ユニット)とミシュランへタイヤの1社供給体制となってから3年目のシーズンを迎える。過去2年は、マシン作りに大きな影響を及ぼすこの2つの変更点を確認しながらマシンの開発テスト、調整が続いたが、今年は共通ECUへの対応、タイヤに合わせた車体作りなどが進み、各メーカーともに大きく前進、一段と厳しい戦いとなった。

    その厳しい戦いの中で、3年連続3冠を目指すHondaは、昨年11月に行われた最終戦バレンシアGP後に行われた公式テストのデータをもとに、2018年型RC213Vの開発を続けてきた。今回のテストには2種類のスペックの違うエンジンを投入、今季使用するエンジンの選別テストを最優先に、さまざまなテストに取り組んだ。

    13年に史上最年少記録で世界チャンピオンに輝き、14年にシーズン史上最多優勝記録を更新して2連覇を達成、15年はタイトルを逃すも、16年、17年とタイトルを獲得したマルク・マルケスは、初日は3台の車体を使って2種類のエンジンのテストを行った。2日目以降は2台のマシンに絞り、昨年のシーズン後半から実戦投入されているフェアリングを中心に、公式テストの前に行われた事前テストで青山博一がテストしたプロトタイプのフェアリングを併用しながら、多くのメニューをこなした。

    3日間を通じて順調にテストメニューを消化したマルク・マルケスは、初日に2分00秒290、2日目には1分59秒730、3日目には1分59秒382を記録し、着実にタイムを更新。3日間で194ラップを走り、総合7位で今季初のテストを終了した。今回のテストでは、1度もアタックしなかったというマルク・マルケスだが、最終日には15ラップのロングランを実施。2分00秒台で連続ラップをこなし、2018年型RC213Vのセットアップが順調に進んでいることを感じさせた。

    チームメートのダニ・ペドロサは、3日間合計で170ラップを周回した。Repsol Honda Teamで13年目のシーズンを迎えるダニ・ペドロサは、マルク・マルケス同様、エンジンの選別テストなど、これまでの経験を活かし、2018年型RC213Vのセットアップに集中した。その中でダニ・ペドロサは、初日に1分59秒427のトップタイムをマーク。最終日には1分59秒009で総合2番手のタイムをマークするなど、今季初テストの目標をほぼ達成してみせた。

    昨年は、ウエットコンディションで十分なトラクションを得られず苦戦するレースがあったダニ・ペドロサ。今年はその課題克服にも重点を置き、ウエットコンディションでも積極的にコースインした。

    LCR Hondaに移籍して4年目のシーズンを迎えるカル・クラッチローは、マルク・マルケス、ダニ・ペドロサともにファクトリーサポートを受ける契約選手の一人。今回のテストでは、マルク・マルケス、ダニ・ペドロサ同様に3台のマシンを使い、2018年型RC213Vのセットアップに取り組んだ。

    3日間を通じてエンジンテストに集中したというカル・クラッチローは、3日間で168ラップをこなし、総合3番手で今季初テストを終えた。ウエットからドライになった初日は38ラップと少なめの周回だったが、ドライコンディションとなった2日目、3日目はともに65ラップをこなし、ベストタイムも1分59秒052を記録して自己ベストを更新するなど、順調なスタートとなった。

    MotoGPクラスに今季デビューする3選手も、それぞれのメニューに沿って今季初テストを行った。

    14年の青山博一以来、日本人としては4年ぶりにMotoGPクラスにフル参戦する中上貴晶は、3日間で169ラップを周回。2日目には転倒を喫したが、ルーキー勢ではトップタイムとなる2分00秒071の好タイムで初テストを終えた。

    昨年のスペイン・バレンシアとヘレスのテストでは1台のマシンを使ってのテストだったが、今季の初テストは初めて2台のマシンを使ってのテストとなった。マシンを乗り換えながらのテストを初めて経験した中上貴晶は、ベストタイムはもちろんのこと、3日目最終日にはロングランを行い、2分01秒台で連続ラップするなど、ルーキーとしては上々の内容で初テストを締めくくった。

    昨年のMoto2チャンピオンのフランコ・モルビデリは、3日間で153ラップ。Moto2時代から確実に前進していくタイプのライダーであるフランコ・モルビデリだが、MotoGPマシンに乗ってもそれは変わらず、着実にタイムを更新した。今回のテストでは、2日目に2度の転倒を喫し、左手の指を痛めるなど、テストの進行にややブレーキがかかったが、それでも着実にタイムをアップ。1日目は2分1秒161。2日目は2分0秒662。3日目は2分0秒526とタイムを更新した。総合順位は20番手だったが、次回からのテストでのタイムの短縮と、ポジションアップに大きな期待が膨らむ結果となった。

    昨年、Moto2クラスで総合2位のトーマス・ルティは、今回のテストがMotoGPマシンでの初ライドとなった。トーマス・ルティは昨年の第17戦マレーシアGPの予選で転倒し、左足首を骨折。その影響でマレーシアGPと最終戦バレンシアGPを欠場せざるを得なくなってしまい、そのあとに行われたMotoGPクラスの公式テストとヘレスで行われたプライベートテストにも参加することができなかった。

    この日を待ち望んでいたと言うトーマス・ルティは、MotoGPマシンに慣れることを1番の目標に今回のテストに臨んだ。そのため初日は2分3秒732というタイムだったが、2日目には2分1秒810、3日目は1分1秒126と着実にタイムを短縮。総合順位は25番手だったが、これからの伸びしろを感じさせる充実の初テストとなった。

    次回のテストは2月16日から18日までの3日間、今シーズン初開催となるタイGPの舞台となるチャーン・インターナショナル・サーキットで行われる。

    ダニ・ペドロサ (総合2番手、1分59秒009)
    「3日間を通じて良いテストができました。初日は3台のマシンを使い、車体のセットアップを同じにして仕様のことなるエンジンのテストをしました。最大の狙いはそれぞれ異なる仕様で走行して多くのデータを収集することでした。この日は午前中がウエット、午後になってドライと、この部分でもデータ収集ができました。テストが始まったばかりの初日のフィーリングとしてはとても良くて、トップタイムで終えられたことも良いことでした。2日目は、新しいエンジンを中心にテストを行いました。こうしたテストは、多くの設定で走ることが必要になるのでサスペンションの調整をしながら、タイヤでも多くのテストをこなしました。その結果、ウィリーコントロールなど、とてもポジティブな部分がありました。最終日は、2日目のテストで得たベストな状態にしてロングランに挑み、良いリズムで走ることができました。3日間を通じて、エンジン、空力、サスペンション、タイヤはハードとソフトの両方のテストに取り組み、気持ち良く走ることができただけでなく、多くのデータを得ることができました。今回のテストの成果を他のサーキットでも再現できることを楽しみにしています」

    カル・クラッチロー (総合3番手、1分59秒052)
    「初日の午前中はウエットでしたが、午後はドライになり、最初から気持ちよく走ることができました。とても楽しい時間になりました。この冬のHondaの仕事にはとても満足しています。2日目は午前中路面が濡れていたので走行開始が遅れましたが、本当に多くのテストメニューをこなしました。その中でもユーズドタイヤで走ったときのフィーリングが良く、とても良かったです。最後にアタックしたときは、あまりフィーリングは良くなかったのですが、ラップタイムが良かったので、この部分ではポジティブでした。最終日はタイヤテストもこなせました。ロングランでは10周を終えたころからリアタイヤがグリップが多少落ちたり、フロントタイヤも自分の好みではありませんでしたが、3日間を通じてしっかりテストをこなすことができました。全体的なパフォーマンスには満足しています。最終日のアタックは、走行開始直後にアタックしたのですが、路面があまりいい状態ではありませんでした。それでも3番手タイムをマークできたことはとてもよかったです」

    マルク・マルケス (総合8番手、1分59秒382)
    「忙しい3日間でした。セパンは、シーズンを通して厳しいサーキットの1つですが、加えて初日は冬休み明けの最初の走行ということで、サーキットを走るリズムを取り戻さなくてはいけませんでした。3日間を通じて順調にメニューを消化しました。初日は2種類のエンジンを3台のマシンを使ってテストを行いましたが、2018年型のニューエンジンはよかったです。とてもポジティブなスタートになりました。2日目はエンジンを始め、電気、エアロダイナミクスなど、さまざまなセットアップにトライし、前進することができました。午後のもっとも気温が高いときにベストを出すことができたこともよかったです。新しいフェアリングのテストは、マシンのバランスを見ながらのテストが必要となり、多くの周回を必要とします。改善しなくてはいけない部分もありますが、おおむね、ペースもよく、機能していました。最終日は、もっとも気温が高い午後3時頃に15周のロングランをしました。マシンのフィーリングはとてもいいものでしたが、新しいフェアリングなど、正しい選択をするためにも、ほかのサーキットでしっかり確認したいです。今回はタイムアタックはしませんでした。まだ100%の状態ではありませんが、エンジンに関してはいい仕事ができたと思います。ダニ、カルとは若干異なる方向でテストを進めていました。Hondaにとっては、本当に多くのデータが収集できたと思います」

    中上貴晶 (総合15番手、2分00秒071)
    「今年初めてのテストということで、昨年手術した右腕のうで上がりの状態を確認しながらテストを開始しました。腕の状態は全く問題なく、2台のマシンを使いながら順調にメニューを消化することができました。最終日は2分00秒071というベストタイムをマークすることができました。もうちょっとで1分59秒台だったので、うれしさより悔しい気持ちの方が強かったです。そのあと、20ラップのロングランに挑み、2分1秒台で連続ラップし、その連続ラップの中で0秒台に入れるなど、初めてのテストとしてはまずまずだったと思います。今回のテストでは、2日目に自分のミスで転倒してしまい、チームには申し訳ない気持ちでした。トップから1秒差以内という目標にもちょっと届かなかったことも残念でした。しかし、3日間を通じて、ほぼ予定通りにテストを消化できたことは、とてもよかったと思います。今回のテストは、タイムやアベレージには満足していますが、フィジカル面に課題が残りました。この冬にしっかりトレーニングしてきたのですが、ペースをキープするためには、しっかりトレーニングして体力をつけなければと思います。次は全員が初めて走るタイなので、コース攻略も含め、3日間、しっかり走りたいと思います」

    フランコ・モルビデリ (総合20番手、2分00秒526)
    「今回のテストは、本当に多くのことを学ぶことができました。いろいろな条件でMotoGPマシンに乗ることができました。2日目には2回転び、多くの時間をロスしました。転倒の原因はブレーキングで、MotoGPマシンに慣れていないためのミスでした。最終日は、2日目の転倒の影響で左手の指に痛みがありましたが、鎮痛剤で走り続けました。2日目は転倒であまり多く周回できませんでしたが、最終日はしっかり周回をこなすことができたし、コンディションはあまりよくありませんでしたが、3日間のベストをマークすることができました。チームとのコミュケーションもよく、そういう意味でも今回は成果はありました。次のタイのテストを楽しみにしています」

    トーマス・ルティ (総合25番手、2分01秒126)
    「昨年、バレンシアとヘレスのテストを走れなかったので、今回のテストをとても楽しみにしていました。初日はウエットで始まり、午後はドライになりましたが、初めて走る日としてはとても難しいコンディションでした。それでも1周でも多く周回することが目標でした。2日目も午前中は路面が多少濡れている状態でしたが、午後は完全なドライになり多くの周回をこなすことができました。2日目を終えて1番の課題はフロントのフィーリングをつかむことでした。MotoGPマシンに乗るのもミシュランタイヤも初めてなので学ぶことがたくさんあると感じました。この日は、4コーナーでフロントを失って転倒を経験しましたが、ステップバイステップでタイムを上げることができました。最終日は、ユーズドタイヤでタイヤのスライドの感覚をつかむことに集中しましたが、とても気持ちのいいものでした」

  • 【MotoGP】 マルク・マルケス 「ホンダの新型エンジンはポジティブ」

    【MotoGP】 マルク・マルケス 「ホンダの新型エンジンはポジティブ」

    レプソル・ホンダのマルク・マルケスは、ホンダが投入した新型エンジンにポジティブな印象を受けていると語る。

    公式テスト初日に7番手タイムを記録したマルク・マルケスは「ウインターブレイクの後でバイクに乗り始めたときだから、全員が忙しい1日となり、リズムをもう一度見つける必要があった。特にセパンは、要求が厳しいトラックだけど、始まり方がとても満足している」とコメント。

    「異なるエンジンを積んだバイクの仕事をした。1台は昨年型のエンジン。2台は新しいスペックのエンジン。多くのことをアジャストする必要があり、これはノーマルなことだけど、現時点で新しいエンジンは良いようだ。当然、残りの2日間でセットアップを改良して行き、エンジン、電子制御、エアロダイナミックスなどの仕事を継続しなければいけない。まだ1日目。フィーリングとリズムはポジティブだ」

    2日目にも7番手タイムだったマルク・マルケスは「いくつか前進を果たすことができたので満足している。バイクにはとても良いフィーリングがある。特に午後はバイクが整い、最も暑かった時間帯に速いタイムをマークした。エンジンとセットアップの仕事を続け、新しいフェアリングを試した。このようなテストを実施するときには、バイクのバランスを多少調整しなければならない。フェアリングの搭載に慣れ、データを収集するために走り込まなければならない」

    「アジャストが必要なセットアップの改良を続けなければならないけど、ここまでのところ、僕たちのペースには満足している。良い仕事をしていると思う。セッションの最後に新品タイヤを履いたけど、雨が少し降り始めてしまったのは残念だった。無理はしていなかったけど、2コーナーでフロントタイヤを失ってしまった。でも、大事には至らなかったよ」と今年初転倒を喫した2日目を振り返った。

  • 【MotoGP】 マルク・マルケスがタイトル2連覇…ホンダは3冠達成

    【MotoGP】 マルク・マルケスがタイトル2連覇…ホンダは3冠達成

    2017 FIM ロードレース世界選手権の最終戦バレンシアGP(11月12日決勝、スペイン バレンシアサーキット)において、レプソル・ホンダ・チーム(Repsol Honda Team)のマルク・マルケスがチャンピオンを獲得し2連覇を達成。同時にチームのタイトルも獲得し、前戦で獲得したコンストラクターズタイトルと合わせ、三冠を達成した。

    マルク・マルケスは、11日(土)の予選でシーズン8度目となるポールポジションを獲得し、順調な仕上がりで決勝に臨んだ。

    決勝レースでも序盤から上位を走行しつつ、ライバルとのポイント差を考慮した堅実な走りを展開。3位でフィニッシュし、チャンピオンの座に輝いた。レースではチームメートのダニ・ペドロサが優勝し、チームタイトルの獲得に華を添えた。

    マルク・マルケスは、2013年にHondaワークスチームのレプソル・ホンダ・チームからMotoGPクラスに初参戦すると、デビューイヤーでチャンピオンを獲得し最年少記録を更新した。翌年も開幕戦からの10連勝を含む13勝を挙げ、2年連続でチャンピオンを獲得。今回は、史上最年少でMotoGPクラスにおける通算4度目のチャンピオンとなる快挙を成し遂げた。また、Hondaも昨年に引き続き2年連続のコンストラクターズタイトルを獲得。さらに、レプソル・ホンダ・チームもタイトルを獲得したことで、3年ぶりの三冠達成となった。

    マルク・マルケス

    「このバレンシアで勝って4度目のチャンピオンタイトルを獲得するため、序盤からレースをコントロールしようとしてプッシュしましたが、ザルコ選手を抜いた後の第1コーナーでミスをしてしまいました。このミスの後、彼と競うことにリスクを感じたので、確実にフィニッシュを目指す走りに切り替えたら、ドビツィオーゾ選手がリタイアし、チャンピオンを獲得したと知りました。今季の前半戦は、肉体的にも、精神的にも本当にタフなものでした。最初の何戦かは楽しんで走ることができませんでしたが、チームの努力のおかげで走りをエンジョイできるようになりました。今日のレースは本当に信じられません。パルクフェルメに来て初めてチャンピオンになれたと気づいたくらいでした」

    八郷隆弘 (本田技研工業株式会社 代表取締役社長)

    「一年を通して、チャレンジし続けながらも、安定した走りで、2年連続チャンピオンを獲得したマルケス選手を心から祝福します。またコンストラクターズタイトル、チームタイトルを加えた3つのタイトルを獲得できたことを大変うれしく思います。チームおよび関係者、スポンサーの皆さま、そしてファンの皆さまに心より感謝申し上げます。今後も、二輪の最高峰レースであるMotoGPでの勝利を目指し、新たなチャレンジを続けてまいりますので、引き続きご声援をよろしくお願いします」

    野村欣滋 (株式会社ホンダ・レーシング 代表取締役社長)

    「今シーズンは各メーカーの進化が大きく、またコースごとにコンディションの変化も激しい非常にタフなシーズンでした。そのような状況で、マルケス選手は着実に勝利を重ね、チャンピオンを獲得することができました。また、チームのメンバーとHRCメンバー全員の素晴らしい働きにより、三冠まで達成できたことは、HRCの代表として、レースに携わってくれた全員を誇りに思うとともに、その努力とチャレンジに感謝いたします。加えて、Hondaのレース活動を支えてくれた、多くのスポンサーとファンの皆さまに御礼申し上げます」

    関連:【MotoGP】 マルク・マルケスが2017年のチャンピオンを獲得!