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  • マルク・マルケス、F1マシン初走行は「素晴らしい経験だった」

    マルク・マルケス、F1マシン初走行は「素晴らしい経験だった」

    MotoGPチャンピオンのマルク・マルケスは、6月5日(火)にレッドブル・リンクで初めてF1マシンをドライブした。

    ホンダのファクトリーライダーであるマルク・マルケスは、トロロッソ・ホンダのカラーリングが施された2012年のレッドブル・レーシングのタイトル獲得マシン『RB8』で43周を走行した。

    レッドブル・リンクでのMotoGPとF1のプロモーションとして実施された今回の特別なテストには、レッドブルのオーナーであるディトリッヒ・マテシッツ、モータースポーツアドバイザーのヘルムート・マルコ、本田技研工業のモータースポーツ部長を務める山本雅史、そして、コーチとして元F1ドライバーのマーク・ウェバーが参加。興味深いことに、その場にはメルセデスの非常勤取締役を務めるニキ・ラウダの姿もあった。

    マルク・マルケスのラップタイムは正式には公表されていないが、 Autosport は、1分14秒9までタイムを縮めていったと報道。さらに速いラップもあったが、最終コーナーでスピンしており、それがなければコンマ6秒は短縮していたとしている。

    マルク・マルケスのベストタイムは、去年のF1オーストリアGPでバルテリ・ボッタスが記録したポールタイムよりも10秒遅いが、今回マルケスが走らせた2012年の“ショーカー”はKERSのないV8エンジンが搭載されており、DRSもついておらず、タイヤはピレリの硬いプロモーション用タイヤでのもの。

    2014年にフェリペ・マッサがポールポジションを獲得したタイムからは6秒ほどの遅れとなる。

    「今日は一日中ずっと笑顔だったよ! 素晴らしい経験だった」とマルク・マルケスはコメント。

    「F1カーをドライブするのは信じられないことだった。トラックでクルマを走らせるのは初めての経験だったからね。F3カーを走らせたことはあるけど、もてぎで2周走っただけだ」

    「昨日はとっても緊張していたし、今朝もそうだった。眠れなかったよ。レース週末よりもね。でも、段階的に探っていけたし、楽しむことができた。本当に楽しかったよ」

    「彼らは初めてにしては悪くないと言ってくれたけど、ペースはかなり遅かったね。でも、段階的に状況を理解できたし、周りのレジェンドのおかげで全てが簡単になっていった」

    「この日のことはずっと忘れないだろう」

    マーク・ウェバーは、マルク・マルケスのコーチを担当できたことは“光栄”なことだと語り、マルケスがF1カーを本格的に走らせるために必要なテクニックを学ぶ早さは“非常に印象的”だったと語った。

    「印象的だった。もちろん、マルクは2輪の世界でトップに立っている男だからね」とマーク・ウェバーはコメント。

    「F1カーを走らせてラップタイムを生み出す方法はまったく異なる。ダウンフォースははるかに多いし、コーナリングでのグリップも多い。目線は異なるし、側面のコンポーネントやシートポジションも独特だ」

    「素晴らしく印象的な午前だった。彼は少しずつタイムを縮めていった。ブレーキグエリア、高速コーナー、そして、今ではもう少しラップタイムを引き出すために少し時間がかかる最後のパートに入っている」

    「全体的にはここにいられたことは本当に名誉なことだった。彼の走りは素晴らしかった」

    【動画】 マルク・マルケス、トロロッソ・ホンダ仕様のマシンでF1初走行

  • マルク・マルケス、トロロッソ・ホンダ仕様のマシンでF1初走行

    マルク・マルケス、トロロッソ・ホンダ仕様のマシンでF1初走行

    MotoGPチャンピオンのマルク・マルケスが6月5日(火)、レッドブルが実施したプライベートテストでF1マシンでの初走行を行った。

    舞台はMotoGPとF1のオーストリアGPが開催されるレッドブル・リンク。マルク・マルケスは、ホンダのロゴを含め、トロロッソ・ホンダのカラーリングが施されたレッドブルが2012年にタイトルを獲得したF1マシン『RB8』で走行を実施した。

    MotoGPライダーがF1マシンでテストをするのは3人目。過去にはバレンティーノ・ロッシがフェラーリ、ホルヘ・ロレンスがメルセデスのF1マシンをテストしている。

    午後からはダニ・ペドロサもマシンに乗り込んでF1マシンでの初走行を実施している。

    MotoGPとF1の乗り換えという点では、2015年のHonda Racing THANKS DAY 2015でマクラーレン・ホンダのフェルナンド・アロンソがマルク・マルケスのMotoGPバイクでツインリンクもてぎで走行を実施している。

    画像ギャラリー

    マルク・マルケス、トロロッソ・ホンダ仕様のマシンでF1初走行(写真01)

    マルク・マルケス、トロロッソ・ホンダ仕様のマシンでF1初走行(写真02)

    マルク・マルケス、トロロッソ・ホンダ仕様のマシンでF1初走行(写真03)

    マルク・マルケス、トロロッソ・ホンダ仕様のマシンでF1初走行(写真04)

    マルク・マルケス、トロロッソ・ホンダ仕様のマシンでF1初走行(写真05)

    マルク・マルケス、トロロッソ・ホンダ仕様のマシンでF1初走行(写真06)

    マルク・マルケス、トロロッソ・ホンダ仕様のマシンでF1初走行(写真07)

    マルク・マルケス、トロロッソ・ホンダ仕様のマシンでF1初走行(写真08)

    マルク・マルケス、トロロッソ・ホンダ仕様のマシンでF1初走行(写真09)

    マルク・マルケス、トロロッソ・ホンダ仕様のマシンでF1初走行(写真10)

    マルク・マルケス、トロロッソ・ホンダ仕様のマシンでF1初走行(写真11)

    マルク・マルケス、トロロッソ・ホンダ仕様のマシンでF1初走行(写真12)

    マルク・マルケス、トロロッソ・ホンダ仕様のマシンでF1初走行(写真13)

    マルク・マルケス、トロロッソ・ホンダ仕様のマシンでF1初走行(写真14)

    マルク・マルケス、トロロッソ・ホンダ仕様のマシンでF1初走行(写真15)

    マルク・マルケス、トロロッソ・ホンダ仕様のマシンでF1初走行(写真16)

    マルク・マルケス、トロロッソ・ホンダ仕様のマシンでF1初走行(写真17)

    マルク・マルケス、トロロッソ・ホンダ仕様のマシンでF1初走行(写真18)

    マルク・マルケス、トロロッソ・ホンダ仕様のマシンでF1初走行(写真19)

    マルク・マルケス、トロロッソ・ホンダ仕様のマシンでF1初走行(写真20)

    マルク・マルケス、トロロッソ・ホンダ仕様のマシンでF1初走行(写真21)

    マルク・マルケス、トロロッソ・ホンダ仕様のマシンでF1初走行(写真22)

    マルク・マルケス、トロロッソ・ホンダ仕様のマシンでF1初走行(写真23)

    マルク・マルケス、トロロッソ・ホンダ仕様のマシンでF1初走行(写真24)

    マルク・マルケス、トロロッソ・ホンダ仕様のマシンでF1初走行(写真25)

    マルク・マルケス、トロロッソ・ホンダ仕様のマシンでF1初走行(写真26)

    マルク・マルケス、トロロッソ・ホンダ仕様のマシンでF1初走行(写真27)

    マルク・マルケス、トロロッソ・ホンダ仕様のマシンでF1初走行(写真28)

  • 【動画】 マルク・マルケス、F1初走行に備えてシミュレーター作業

    【動画】 マルク・マルケス、F1初走行に備えてシミュレーター作業

    MotoGPチャンピオンのマルク・マルケスが、F1初走行に備えてミルトンキーンズのレッドブルのファクトリーでシミュレーター作業を実施している動画が公開された。

    マルク・マルケスは、6月5日(火)にレッドブル・リンクでトロロッソ・ホンダのカラーリングが施されたF1マシンでF1初走行を実施する。

    それに先駆け、マルク・マルケスはレッドブルのファクトリーを訪れてシミュレーターでF1初走行のための準備を行った。

    今季のトロロッソ・ホンダのレーシングスーツに身を包んでシミュレーターを体験したマルク・マルケスは「シミュレーターはとっても重要だ。クルマのリアクション、ブレーキングポイント、フォース・・・信治いられないくらいだよ」とコメント。

    「彼らはリアルのマシンは違うと言っているけど、これはとても正確だし、ダメージを受けないのでいろんなことを試せる」

    「F1テストを楽しみにしている。ガス、エンジン、ノイズ・・・新しい経験にトライするのはエキサイティングなことだね」

  • 【MotoGP】 ホンダ:第6戦 イタリアGP 決勝レポート

    【MotoGP】 ホンダ:第6戦 イタリアGP 決勝レポート

    MotoGP 第6戦イタリアGPの決勝レース当日は、最高気温が29℃まで上昇。レースウイークを通じて最も暑い気候となり、路面温度も51℃を記録するなど、今シーズン最も厳しい条件での戦いとなった。昨年に続き、タイヤと車体のマッチングに苦しんだイタリアGP。ホンダ勢は、3日間を通じて厳しい走りを強いられたが、そんな中、予選8番手から決勝に挑んだカル・クラッチロー(LCR Honda CASTROL)が、5台に膨れ上がった3位争いの集団の中で戦い抜き、6位でフィニッシュした。

    今季初のQ2進出を果たしたフランコ・モルビデリ(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)は、予選12番手から15位でフィニッシュ。自身にとってのホームグランプリで、今季5回目のポイント獲得を果たした。

    以下、オープニングラップに転倒し、再スタートを切った中上貴晶(LCR Honda IDEMITSU)が18位。スタート直後の2コーナで他者と接触してバランスを崩し、中上に追突したダニ・ペドロサ(Repsol Honda Team)は転倒リタイア。トーマス・ルティ(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)も転倒寸前の選手を回避して転倒リタイア。予選6番手から好スタートを切って2番手に浮上したマルク・マルケス(Repsol Honda Team)も5周目に転倒を喫し、再スタートを切りましたが最終的に16位だった。

    今大会、ホンダ勢はフリー走行、予選と柔らかすぎるタイヤに苦戦してきた、5月に行われた合同テストでは好タイムをマークし、今大会にも大きな期待が寄せられていたホンダ勢だったが、レースウイークを通じて、高い気温と路面温度に苦しむことになった。

    ホンダ勢にとっては厳しい結果となったが、マルケスは総合首位をキープしている。

    カル・クラッチロー(MotoGP 6位)
    「今大会は限界を探るレースとなりました。ここでテストをしたときは、路面温度が今日より20℃低く、マルクと自分は速かったのですが、今大会のタイヤの割り当ては我々には厳しいものでした。一人で走っているときはいいペースでした。しかし、グループに追いついてからは、フロントタイヤがオーバーヒートになりました。今大会で速かったのは、新鮮な空気を受けて走っているライダーたちでした。しかし、昨年に比べたらはるかにいいレースができたと思います。Hondaはすばらしい仕事をしました。今日は6位でしたが、この結果には満足しています。次戦バルセロナのタイヤは、我々にとっていい割り当てになると思うので、次戦に期待しています」

    フランコ・モルビデリ(MotoGP 15位)
    「今大会はHondaにとって難しい一日になりました。それを思えば、自分にとって今日のレースはよかったと思います。スタートはよかったのですが、そのあとポジションを落としてしまいました。ペースはそれほどよくはありませんでしたが、安定したペースでラップを刻み、最終的にポイントを獲得することができました。今大会は初めてQ2に進出しました。変化するコンディションの中で速く走るためにどうすればいいのかということを学ぶことができました。この調子で経験を積み、レースのフィーリングを改善できれば、もっといいレースができると思います」

    マルク・マルケス(MotoGP 16位)
    「レースウイークを通じて、タイヤのフィーリングを完ぺきにするために苦労しました。そして決勝ではそれほど悪くはなく、プッシュもしていなかったのですが、突然、フロントから切れ込んでしまい、立て直そうとがんばりましたが転んでしまいました。マシンには多少ダメージがありましたが、再スタートを切ってからのペースはそれほど悪くありませんでした。今日はノーポイントに終わりましたが、昨年はこのレースを終えた時点でトップと37点差がありました。それが今年は23点リードしているので、とてもポジティブだと思います。今年もチャンピオンシップは接戦になることは間違いありません、シーズンは長く、なにが起きるか分かりません。本来のタイヤスペックに戻る次戦のモンメロに向けて、引き続き全力を尽くします」

    中上貴晶(MotoGP 18位)
    「2コーナーに入るときにダニがバランスを崩しているのが視界に入りました。そのあと、リアタイヤにぶつかってきて転んでしまいました。スタート直後なので仕方ないとは思いますが、自分ではどうすることもできない状況でした。転倒したあと、エンジンがなかなかかからなかったのですが、なんとか再スタートしてピットに戻りました。チームはリタイアすることを勧めてきましたが、この状況でリタイアするのは悔しかったので、チェックしてもらい再スタートすることにしました。再スタートしてからのペースは悪くなかったし、転倒がなければ期待していた以上の結果を残せたかもしれません。残念なレースでした」

    ダニ・ペドロサ(MotoGP リタイア)
    「とても難しい週末になりました。そして多くの問題を抱えました。今朝のウォームアップでやっといいセッティングを見つけたのですが、グリッドが悪すぎました。後方グリッドからのスタートだったので、序盤にポジションをばん回しようとがんばり、何台か抜いたのですが、アルバロ・バウティスタ(ドゥカティ)の後輪に接触し、タカを巻き添えにして転んでしまいました。タカには本当に申し訳ない気持ちです。今大会はセットアップを改善できたのですが、それを活かすチャンスがありませんでした。次のレースではいい状態で挑みたいです」

    トーマス・ルティ(MotoGP リタイア)
    「今週はプラクティスで何度も転び、とても難しいレースウイークになりました。そのため、自信を持って決勝に挑めませんでした。さらにレース序盤、前を走るザビエル・シメオン(ドゥカティ)が転びそうになり、それを避けようとしたのですが、フロントから転んでしまいました。全力を尽くしてくれたチームには本当に申し訳ない気持ちです」

    関連:【MotoGP】 第6戦 イタリアGP 決勝:ロレンソがドゥカティ移籍後初優勝!

  • 【MotoGP】 ホンダ:第6戦 イタリアGP 予選レポート

    【MotoGP】 ホンダ:第6戦 イタリアGP 予選レポート

    MotoGP イタリアGPの予選は、気温26℃、路面温度が48℃まで上昇。タイヤに厳しい条件となり、Honda勢は苦戦を強いられた。RC213Vを駆るライダーの最上位は、マルク・マルケス(Repsol Honda Team)の6番手。続いて、カル・クラッチロー(LCR Honda CASTROL)が8番手という結果だった。以下、初めてQ2進出を果たしたフランコ・モルビデリ(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)が12番手、初日12番手とまずまずのスタートを切った中上貴晶(IDEMITSU LCR・Honda)は18番手へと後退し、トーマス・ルティ(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)が19番手、グリップに苦しんだダニ・ペドロサ(Repsol Honda Team)は、20番手と苦しいグリッドになった。

    初日3番手から2日目午前中のセッションでサーキットベストタイムを塗り替えてトップに浮上したマルク・マルケスは、気温も路面温度も上昇した午後の予選ではグリップに苦戦。PPから12番手までが0.794秒差という接戦の中で6番グリッドとなった。初日のフリー走行を終えたときに「気温が上昇すれば厳しい走りを強いられる」とコメントしていた通りの展開になったが、決勝に向けてセットアップを改善し、アメリカズGP、スペインGP、フランスGPに続く、今季4勝目を目指す。

    初日6番手だったカル・クラッチローは、午前中のフリー走行で7番手。予選でも大接戦の中で8番手となり、3列目から決勝に挑む。大接戦となった今大会だが、連続ラップで抜きん出た選手はおらず、決勝も大接戦が予想される。予選の一発タイムでは苦戦したクラッチローだが、マルケス同様、決勝での快走に期待される。

    ホームGPに気合満点のフランコ・モルビデリは、初日8番手から2日目のフリー走行でも8番手をキープ、初めてQ2進出を果たした。そして迎えた予選Q2では、フリー走行のベストタイムにわずかに届かず12番手だったが、今季ベストグリッドから自己ベストリザルトに挑む。

    初日12番手と好調なスタートを切った中上貴晶(LCR Honda IDEMITSU)は、フリー走行で着実にタイムを短縮したが、タイムが接近する中で15番手。予選Q1からQ2進出に挑むことになったが、気温と路面温度の上昇でタイヤのパフォーマンスを生かしきれず、18番手へとポジションを落とした。

    初日2回の転倒を喫したトーマス・ルティ(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)は、フリー走行、予選と着実にタイムを更新して19番手。初日でグリップに苦しみ14番手だったペドロサは、午前中のフリー走行で13番手と1つポジションを上げたが、予選では再びグリップ不足に陥り20番手に後退。厳しいグリッドからの決勝となった。FP4で転倒した影響で1号車を使えなかったこともタイムを出せない理由の一つだが、決勝では後方から追い上げのレースに挑む。

    マルク・マルケス(MotoGP 6番手)
    「明日は6番手からのスタートになりますが、今日の結果には満足しています。今日のベストラップは、すべてをまとめることができませんでした。2度目にコースに出たときは、とても速いラップを刻むことができたのですが、ミスをしてしまいました。MotoGPクラスはタイヤの割り当てがあり、今回のタイヤは僕たちには少しソフトすぎます。特に午後に気温が上がったときに苦戦しました。予選では好みだったフロントスペックのオプションがもうなくなってしまい、全力でプッシュし始めたときに、3つのコーナーでフロントがオーバーヒート。もっとスムーズに走らなければなりませんでした。明日のコンディションがどうなるか様子を見たいと思いますが、どのようなコンディションになったとしても、できる限りそれに合わせて、ポイントを獲得できるようにがんばらなければなりません」

    カル・クラッチロー(MotoGP 8番手)
    「今日は残念な日でした。ミスをしてしまい、ベストラップタイムを失ってしまいました。2列目のグリッドを獲得し、Honda勢の中で最速になるはずでしたが、残念ながら5コーナーの出口で緑のペイントに触れてしまいました。アドバンテージはなにも得ることができませんでしたが、ルールなので仕方ありません。 LCR Honda Castrol Teamには本当に申し訳なく思っています。その後、同じタイヤで8番グリッドを獲得しました。今のところ難しいレースウイークになっていますが、ベストを尽くし、クリーンでいいレースができることを願っています」

    フランコ・モルビデリ(MotoGP 12番手)
    「すばらしい日になりました。予選のときは路面温度が上がり、少し苦戦しましたが、すべてのセッションで速く走ることができました。2度目のアタックでもっと速く走りたかったのですが、マシンの感触が変わってしまいました。それでも満足しています。ホームレースでこのようなパフォーマンスができてうれしいです」

    中上貴晶(MotoGP 18番手)
    「FP3はソフトタイヤでベストタイムもアベレージもよくなったのですが、タイムが接近戦だったので、目標のトップ10には入れず15番手でした。午後の予選Q1では路面温度が上がったせいなのかニュータイヤのパフォーマンスを生かせず、1分47秒台に入れるのがやっとの18番手でした。FP4でリアにミディアムを試したのですが、昨日同様、全く機能せず、ソフトでいくことになります。決勝でトップ10を狙うためには1分47秒台でラップしなくてはいけないので、それを決勝の目標にして、全力を尽くします」

    トーマス・ルティ(MotoGP 19番手)
    「今日はラップタイムを更新できました。1分47秒台に入ることができたので、一歩前進することができました。レースではソフトタイヤを使うので、かなりの時間をセットアップに取り組みました。最終的なタイヤ選択はウォームアップが終わってからになりますが、いいリズムで走れるようになったので自信はあります」

    ダニ・ペドロサ(MotoGP 20番手)
    「とても難しいレースウイークとなっています。グリップが足らず苦戦しています。全く速く走れません。FP4で転倒したので、Q1でそのマシンを使えませんでした。セカンドマシンは違うセットアップになっていて、それを調整する時間はなく、いいラップを刻めませんでした。今できることは、レースで集中力を維持して、ベストを尽くすことです」

  • 【MotoGP】 ホンダ:第6戦 イタリアGP 初日レポート

    【MotoGP】 ホンダ:第6戦 イタリアGP 初日レポート

    MotoGP 第6戦イタリアGPのフリー走行は、午前中はやや雲の多い天候だったが、午後は青空の広がる絶好のコンディションとなった。ムジェロでは、5月上旬に多くのチームが参加してプライベートテストを実施している。そのため初日からレベルの高い走りとなり、トップから1秒差に10台という接戦となった。その中で、マルク・マルケス(Repsol Honda Team)が3番手、カル・クラッチロー(LCR Honda CASTROL)が6番手とまずまずのスタートを切った。

    マルク・マルケスは、5月上旬のプライベートテストに続き、タイヤテストを中心にFP1とFP2でセットアップ作業に集中した。マルク・マルケスは、ソフト、ミディアム、ハードの3種類のタイヤを、決勝に向けて組み合わせ、フィーリングを確認した。FP2では、フロントにミディアム、リアにソフトを装着して連続10ラップをこなし、1分47秒から48秒台で走行、決勝に向けてまずまずの内容で初日を終えた。

    6番手のカル・クラッチローもタイヤテストを中心に連続周回を行い前後ミディアムコンパウンドで1分47秒台から48秒台で走行した。2日目のフリー走行では引き続きタイヤテストに集中し、決勝に向けて慎重にタイヤ選択を行う予定。

    ホームGPに気合のフランコ・モルビデリ(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)が、今季ベストの8番手で初日を終えた。RC213Vでムジェロを走るのはこれが初めてだったが、FP1で7番手につけるとFP2ではマルク・マルケスをフォローして一気に1分47秒台に入れて今季ベストの8番手で初日を終えた。予選では初のQ2進出を目指す。

    ハイスピードコースのムジェロは、タイヤ選択が決勝レースに大きく影響する。その中で、このコースを得意とする中上貴晶(LCR Honda IDEMITSU)が、今季ベストの12番手で初日を終えた。「5月の事前テストのデータが生きた」と語る中上は、2日目も引き続きタイヤテストに集中。午前中のフリー走行では総合タイムでトップ10を目指し、ダイレクトでのQ2進出を目指す。

    ダニ・ペドロサ(Repsol Honda Team)は、リアタイヤのグリップに苦戦して14番手。タイヤの組み合わせ、サスペンションのセッティング変更など、多くのセットアップにトライした。土曜日のフリー走行、予選で、引き続きセットアップに取り組む。

    初ポイント獲得を目指すトーマス・ルティ(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)は、FP1、FP2どもに転倒を喫し、24番手で初日を終えた。2日目のフリー走行と予選では、タイム短縮とポジションアップに挑む。

    マルク・マルケス(MotoGP 3番手)
    「ムジェロはいつも苦戦するサーキットですが、今日はしっかり3番手で終えることができました。ペースも悪くないので、ポジティブな一日だったと思います。明日は、さらに前進できるように取り組みたいです。正直、テストの時に比べて今日のように気温が高くなると、フロントタイヤで少し苦戦すると思っていました。実際、一番ハードなコンパウンドでも、まだ少しソフトすぎる感じがしました。しかし、まだ前進できる余地があるので、全体的には、いい仕事ができました。ラップタイムは、午前中から午後にかけて、かなり短縮することができました。明日もこの調子でがんばりたいです。最後に、ケガをしたミケーレ・ピッロ(ドゥカティ)がよくなり、早く戻ってくることを願っています」

    カル・クラッチロー(MotoGP 6番手)
    「今日はポジティブな一日でした。FP2でのバイクのフィーリング、そして6番手というポジションには満足していませんが、今日のようなコンディションの中では、6番手は悪くなかったと思います。明日に向けてパッケージを改善するために、HRCのエンジニアやLCR Honda Castrol Teamと一生懸命取り組みました。予選ではフロントローにチャレンジしたいです。これがとりあえずの目標です。そして日曜日の決勝では、表彰台獲得が目標になります」

    フランコ・モルビデリ(MotoGP 8番手)
    「MotoGPマシンで初めてムジェロを走りました。自分たちはムジェロでテストをしていないのでどんな走りができるのか予想もできなかったし、何を期待すればいいのかも分からない状態でしたが、FP1から快調にラップを刻めました。FP1ではソフトタイヤでベストタイムをマークし、FP2では、ベストタイムもレースペースもさらに改善することができました。FP2では、マルク・マルケスのスリップを使いタイムを出すことができました。明日も地元ファンの声援に応えるために全力で挑みます」

    中上貴晶(MotoGP 12番手)
    「ピッロ選手の大きな転倒があり心配しましたが大きな事故ではなかったようで安心しました。その転倒事故の後、今度は(アンドレア)ドヴィツィオーゾ選手(ドゥカティ)のエンジンが壊れ、2度目の赤旗中断になりました。セッションで2度の中断というのはめったにないことなので集中するのがたいへんでした。同時にソフトタイヤの投入のタイミングがとても難しいセッションでした。今日は5月のテストと比べて路面コンディションが違いました。タイムも0.2秒遅かったのですが、タイムを詰めていけるポイントが多かったので、明日はタイムをあげていけると思います。目標は1分57秒前半で、これが達成できれば、Q2にダイレクトで進出できると思っています。今回はチームのホームGPなので、自分のパフォーマンスをしっかり発揮できるようにがんばりたいです」

    ダニ・ペドロサ(MotoGP 14番手)
    「今日はリアの感触を見つけられず、グリップにかなり苦しみました。厳しい一日でした。いくつかのタイヤにトライし、異なるサスペンションのセッティングを試しましたが、グリップを改善することはできませんでした。マシンのセットアップなのか、それとも、路面コンディションが関係しているのかを知る必要があります。理由がどうあれ、明日の予選と日曜日の決勝に向けて、この問題を解決しなくてはいけません。明日も引き続き、集中力を維持していい仕事をしたいです」

    トーマス・ルティ(MotoGP 24番手)
    「今日は2回も転倒してしまい、いい形でスタートを切ることができませんでした。とにかく、リズムよく乗ることができず、セットアップに多くの時間を費やしました。FP2ではいくつかのポイントで前進することができました。明日のフリーでは、多くの周回を刻み、決勝に向けてアベレージを上げていきたいです。ムジェロはシーズンを通してとても美しいサーキットです。ここではもっと速く走れる自信があるので、明日も引き続きセットアップに全力を尽くします」

  • マルク・マルケス、6月にトロロッソのF1マシンで初走行

    マルク・マルケス、6月にトロロッソのF1マシンで初走行

    MotoGPチャンピオンのマルク・マルケスが、来月オーストリアでレッドブルのプライベートテストに参加し、トロロッソのF1マシンをテストすることが明らかになった。

    マルク・マルケスは、チームメイトのダニ・ペドロサ、9度のモトクロス世界チャンピオンであるトニー・カイローリとともに6月5・6日にレッドブル・リンクでF1マシンをテストする。

    マルク・マルケスは24日(木)、トロロッソ・ホンダのレーシングスーツに身を包んで、ミルトンキーンズのレッドブルのファクトリーでシート合わせを行ったことを報告。マシンは2013年型のマシンになるとみられている。

    今後、3名はチームとともにシミュレーターで作業していく。

    レッドブルのスポンサーを受けるレプソル・ホンダからMotoGPに参戦するマルク・マルケスは、ホンダのF1マシンを搭載するトロロッソで走行には最適なライダーと言える。

    2年前にはモンスター・エナジーが主催でホルヘ・ロレンソがシルバーストンで2014年にメルセデスがタイトルを獲得したマシンで走行しており、今回のレッドブルの走行はそれと同様のマーケティング活動だと思われる。

  • 【MotoGP】 ホンダ:第5戦 フランスGP 決勝レポート

    【MotoGP】 ホンダ:第5戦 フランスGP 決勝レポート

    MotoGP 第5戦フランスGPの決勝日は、3日間を通じて最も暑い一日となり、最高気温は24℃まで上昇、路面温度も45℃まで上がった。

    厳しい条件の中での決勝レースとなったが、連日の好天もあり、2000年にル・マンにグランプリが復帰してから最多観客数となる10万5千人がサーキットのスタンドを埋め尽くした。

    大観衆が注目する中でスタートしたレースは、予選2番手から挑んだマルク・マルケス(Repsol Honda Team)が、アメリカズGP、スペインGPに続き3連勝を達成した。この日のマルケスは、フロントにミディアムコンパウンド、リアにはただ一人ハードコンパウンドを選択。そのため序盤はペースを抑えたが、タイヤが温まってからはペースを上げると、ライバル勢を圧倒した。

    オープニングラップに5番手までポジションを落としたマルケス・マルケスだが、2周目にダニーロ・ペトルッチ(ドゥカティ)をかわし4番手へ。5周目には前を走るアンドレア・ドヴィツィオーゾ(ドゥカティ)が転倒を喫したことで3番手に浮上する。さらに7周目にはヨハン・ザルコ(ヤマハ)をかわし2番手へと一気にポジションを上げていく。その後、ザルコがマルケスを抜き返するが、コース中盤の左コーナーで転倒したことで再び2番手に浮上したマルケスは、10周目にホルヘ・ロレンソ(ドゥカティ)を抜いてトップに浮上。その後、1分32秒台前半の好ペースで周回を重ねると後方に約3秒のリードを築き、27周のレースで真っ先にチェッカーを受けた。

    アメリカズGP、スペインGP、そしてフランスGPと3連勝を達成したマルク・マルケスは、チャンピオンシップでも首位をキープ。今回7位で総合では2位につけるマーベリック・ビニャーレス(ヤマハ)に36点差をつけている。

    予選10番手から決勝に挑んだダニ・ペドロサ(Repsol Honda Team)は、中盤までジャック・ミラー(ドゥカティ)、ビニャーレスらとセカンドグループを形成。後半はミラーとし烈な4位争いを繰り広げ、最終的に5位でフィニッシュした。シーズン序盤、不運のアクシデントで2戦を落としているペドロサは、前戦スペインGPでの不運の転倒により万全の体調ではなかったが、今大会はしっかりとポイントを獲得。総合11番手から10番手へとランキングを一つ上げた。

    予選でのハイサイドで転倒し、市内の病院で診断を受けたカル・クラッチロー(LCR Honda CASTROL)は、無事に退院して日曜日の決勝レースに挑んだ。朝のウォームアップで体調を確認したクラッチローは、決勝ではレース中盤までペースをセーブ、転倒しないように慎重に周回を重ね、後半はややペースを上げたが、着実に走りきって8位でフィニッシュした。

    前戦スペインGPではベストリザルトの9位でフィニッシュしたフランコ・モルビデリ(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)は、ポル・エスパルガロ(KTM)、ハフィズ・シャーリン(ヤマハ)、ブラッドリー・スミス(KTM)らとし烈な戦いを繰り広げ13位でフィニッシュ。今季4度目のポイントを獲得した。

    レース前半、モルビデリらのグループに加わった中上貴晶(LCR Honda IDEMITSU)は、後半、フロントタイヤのフィーリングに苦しんで15位へとポジションを落とし、そのままチェッカーとなったが、これで4戦連続ポイントを獲得。シーズン初のポイント獲得に闘志を燃やしたトーマス・ルティ(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)は16位に終わり、ポイント獲得まであと一歩届かなかった。

    マルク・マルケス(MotoGP 優勝)
    「ル・マンは僕たちにとって最も難しいサーキットの一つです。この大会で優勝することができたので、とてもうれしいです。今日は僕だけがハードリアタイヤを選択しました。そのため、ほかのライダーとはレースへのアプローチが少し違いました。なぜならタイヤが温まるまで、少し時間がかかると分かっていたからです。でも、ウォームアップ中にタイヤの準備ができれば正しい選択になるということを確認しました。今日はとても安定していたし、いいリズムをキープすることができました。正直、レース序盤は少し難しい走りを要求されました。ザルコが2コーナーで接触し、僕は少しはらんでしまいました。そのあと、イアンノーネが転倒するのですが、危うく僕に当たるところでした。そのため、ポジションをいくつか落としてしまったので、少し落ち着くことに決めました。ドビとヨハンが転倒したのを見たとき、再びレースへのアプローチを少し変えました。そのあと、3コーナーで危ない瞬間があり、FP3で転倒していたところだったので、そこでも非常に注意深く走行しました。それが功を奏して、レースでは転倒を免れました。いま、自分のマシンととても“甘い”時間を経験しています。このような気持ちになったときは、うまくいきます。そしていい走りができ、マシンもうまく機能します。これで物事が楽になるわけではありませんが、より自然に走ることができます。もちろんシーズンは長いです。すべてのレースが同じように行くわけではありませんが、とにかくがんばってこの勢いを維持したいと思います」

    ダニ・ペドロサ(MotoGP 5位)
    「レースウイークと身体のポテンシャルのことを考えれば、5位はいい結果だと思います。ポジティブな面は、10番グリッドから5つもポジションを取り戻すことができたことです。このサーキットではそう簡単なことではありません。今日は転倒しないように走ることも重要でした。そして完走できたので、次のレースへ向けてさらに自信がつきました。レース終盤のリズムは、まだ思っていたような速さではありませんでしたが、それでも安定していました。レースウイークを通してマシンのセットアップを進めることができたので、チームには感謝しています。来週のカタルニアのテストのあと、体調がどうなるか様子を見たいと思います。身体を回復させて、引き続きパフォーマンスを上げていきたいです」

    カル・クラッチロー(MotoGP 8位)
    「レースウイークを通していいペースがありました。しかし、昨日の転倒の影響で今日はこれが精一杯でした。少し残念に思っています。チームはすばらしい仕事をしてくれたし、僕のためにマシンをグリッドに並べてくれました。トップグループで戦う準備はできていたのですが、今日の僕にはそれができませんでした。序盤はプッシュせず、最初の10周か15周はミスをしないように走りました。そうしなければ、再び深刻なケガをするかもしれなかったからです。そのあと、少しプッシュして何人かのライダーをパスしました。それもチームのおかげです。久しぶりに完走しました。すばらしい結果ではありませんが、十分な仕事ができたと思います」

    フランコ・モルビデリ(MotoGP 13位)
    「転倒が多く、多くのライダーにとって難しい週末になりました。プラクティスでは少し苦戦して、転倒もしました。そのため、いつものペースに戻るために一生懸命取り組まなければなりませんでした。チームはすばらしい仕事をしてくれたので、感謝しています。いつものようにレースから多くのことを学ぶことができました。次のムジェロでのレースに役立つことを願っています。ムジェロはイタリア人のライダーにとってはいつも大事な週末です。ハフィズやブラッドリーとのバトルは楽しかったです。次回はヘレスのときのように、トップ10に戻れることを願っています」

    中上貴晶(MotoGP 15位)
    「今回はクラッチのフィーリングがあまりよくなくて、スタートしてから加速がスムーズではなく、ポジションを上げることができませんでした。しかし、序盤のフィーリングは格段によくなって、フルタンク、ニュータイヤでプッシュできるようになりました。今日はカルに追いついてパスするチャンスもあったのですが、接触してはいけないと思い、セーブしました。そのあと、15周を過ぎたころからフロントのフィーリングが厳しくなり、ペースを上げられませんでした。今日はフロントにミディアム、リアにソフトとタイヤの選択は間違ってなかったと思いますが、フロントはセッティングがあまりよくなかったのかも知れません。火曜日にカタルニアでテストがあるので、今回の課題を追求したいです。フリー走行で転倒してケガをした足の影響はありませんでした」

    トーマス・ルティ(MotoGP 16位)
    「ここはかなり特徴のあるトラックなので、金曜日と土曜日は楽ではありませんでした。そして決勝では、午前中のウォームアップで転倒してしまいました。あまりいい日曜日のスタートにはなりませんでした。レースではベストを尽くしましたが、たくさんのライダーが転倒していたので、とにかく完走して、チームのためにデータを残し、前に進み続けなければと思っていました」

  • 【MotoGP】 第5戦フランスGP 結果:マルク・マルケスが3連勝

    【MotoGP】 第5戦フランスGP 結果:マルク・マルケスが3連勝

    MotoGP 第5戦フランスGPの決勝レースが5月20日(日)、ルマンのブガッティ・サーキットで行われ、マルク・マルケス(レプソル・ホンダ)が優勝した。

    舞台となるブガッティ・サーキット。、全体的にストレートが短く、典型的なストップ&ゴーのレイアウト。パッシングポイントが少なく、シケインやヘアピンが勝負どころとなり、激しいブレーキング競争が見ものとなる。

    気温23度、路面温度44度のドライコンディションで27周のレースはスタート。2列目6番グリッドから抜群のスタートを切ったホルヘ・ロレンソ(ドゥカティ)がトップに立ち、ヨハン・ザルコ(ヤマハ・テック3)、アンドレア・ドヴィツィーゾ(ドゥカティ)の順でレースは展開する。

    3周目、アンドレア・ドヴィツィオーゾがヨハン・ザルコを攻略してドゥカティが1-2体制に。そして、5周目にはドヴィツィオーゾが首位に浮上。しかし、その周の6コーナーでドヴィツィオーゾが転倒。前戦に続いて2戦連続でリタイアとなった。

    ホルヘ・ロレンソ、ヨハン・ザルコ、マルク・マルケスの順で進んでいた8周目。ヨハン・ザルコが8コーナーで転倒。一旦はレースを継続するがガレージに戻ってレースをリタイアした。

    10周目、マルク・マルケスがロレンソを交わして首位に浮上。翌周にはダニオ・ペトルッチ(アルマ・プラマック)がロレンスを抜いて2番手に浮上する。その後、ロレンソは順位を落とし、バレンティーノ・ロッシ(モビスター・ヤマハ)がトップ3に浮上する。

    そこからは全ライダーがフロントにソフトを選ぶなか、フロントにミディアム、リアにハードを選択したマルク・マルケスがリードを広げる展開。そのままトップでチェッカーを受け、アメリカズGP、スペインGPに続いて、今季3勝目を挙げた。

    2位にはダニエル・ペトルッチが去年の日本GP以来の表彰台、3位にはバレンティーノ・ロッシが続き、開幕戦以来となる表彰台を獲得した。

    以下、ジャック・ミラー(アルマ・プラマック)、ダニ・ペドロサ(レプソル・ホンダ)、ホルヘ・ロレンソ(ドゥカティ)、マーベック・ビニャーレス(モビスター・ヤマハ)、カル・クラッチロー(LCR・ホンダ)、アレイシ・エスパルガロ(アプリリア)、アレックス・リンス(スズキ)がトップ10入り。

    中上貴晶(LCR・ホンダ)は15位でレースを終え、4戦連続でポイントを獲得した。

    第5戦を終えてマルク・マルケスが95ポイントでリードを36ポイントに広げた。2位にマーベリック・ビニャーレス(59ポイント)が浮上。3位にヨハン・ザルコ(58ポイント)、4位にバレンティーノ・ロッシ(56ポイント)という順となった。

    2018年 MotoGP 第5戦 フランスGP 決勝 結果

    順位 No. Rider Team
    1 93 マルク・マルケス レプソル・ホンダ・チーム
    2 9 ダニロ・ペトルッチ アルマ・プラマック・レーシング
    3 46 バレンティーノ・ロッシ モビスター・ヤマハ MotoGP
    4 43 ジャック・ミラー アルマ・プラマック・レーシング
    5 26 ダニ・ペドロサ レプソル・ホンダ・チーム
    6 99 ホルヘ・ロレンソ ドゥカティ・チーム
    7 25 マーベリック・ビニャーレス モビスター・ヤマハ MotoGP
    8 35 カル・クラッチロー LCR・ホンダ・カストロール
    9 41 アレイシ・エスパルガロ アプリリア・レーシング・チーム・グレシーニ
    10 42 アレックス・リンス チーム・スズキ・エクスター
    11 44 ポル・エスパルガロ レッドブル・KTM・ファクトリー・レーシング
    12 55 ハフィス・シャリン モンスター・ヤマハ・テック3
    13 21 フランコ・モルビデリ エストレージャ・ガルシア・0,0・マーク・VDS
    14 38 ブラッドリー・スミス レッドブル・KTM・ファクトリー・レーシング
    15 30 中上貴晶 LCR・ホンダ・イデミツ
    16 12 トーマス・ルティ エストレージャ・ガルシア・0,0・マーク・VDS
    17 17 カレル・アブラハム アンヘル・ニエト・チーム
    18 10 ザビエル・シメオン レアーレ・アビンティア・レーシング
      45 スコット・レディング アプリリア・レーシング・チーム・グレシーニ
      53 ティト・ラバット レアーレ・アビンティア・レーシング
      5 ヨハン・ザルコ モンスター・ヤマハ・テック3
      4 アンドレア・ドヴィツィオーゾ ドゥカティ・チーム
      29 アンドレア・イアンノーネ チーム・スズキ・エクスター
      19 アルバロ・バウティスタ アンヘル・ニエト・チーム
  • 【MotoGP】 ホンダ:第5戦 フランスGP 予選レポート

    【MotoGP】 ホンダ:第5戦 フランスGP 予選レポート

    MotoGP フランスGPの予選は、終日、青空が広がる絶好のコンディションとなり、フロントローに並んだ3選手のタイム差が、わずか0.196秒差という厳しい戦いになった。その中で、フリー走行で総合2番手につけて予選Q2に進出したマルク・マルケス(Repsol Honda Team)が、予選でも快調にラップを刻み、開幕戦カタールGP以来、今季2度目のフロントローに並ぶこととなった。

    初日も転倒の多かったMotoGPクラスだが、2日目も路面コンディションとタイヤのマッチングが非常にシビアな一日となり、フリー走行、予選Q1、Q2と転倒の多い一日となった。厳しいコンディションの中でマルケスも午前中のフリー走行で転倒したが、決勝に向けて大きくセットアップを進め、FP3、FP4では1分32秒台のハイペースでラップを刻み、アメリカズGP、スペインGPに続く3連勝に向けて大きく前進した。

    初日8番手のダニ・ペドロサ(Repsol Honda Team)は、午前中3回目のフリー走行でタイムを更新できず、トップから1秒差に16台という大接戦の中で16番手へとポジションを落とした。そのため、フリー走行11番手以下のQ1から予選へ。しかし、ペドロサはQ1できっちりと実力を発揮。2番手タイムをマークしてQ2に進出し、10番グリッドへとポジションを回復した。4列目と決していいグリッドではないが、ル・マンはペドロサが得意とするサーキットの一つであり、追い上げのレースに挑む。

    初日に転倒の影響で11番手と出遅れたカル・クラッチロー(LCR Honda CASTROL)は、2日目のフリー走行でも大接戦の中で11番手。ペドロサ同様、Q1から予選に挑むことになった。クラッチローは、予選Q1前のFP4で今大会2度目の転倒。さらにQ1でもハイサイドで転倒を喫した。

    その結果、クラッチローはQ1で3番手。わずかの差でQ2進出を逃し、13番グリッドが確定した。転倒したクラッチローは、投げ出された際に尻からコース上に落下し、医務室に運ばれた。さらに、検査のため市内の病院に運ばれ、走行できるどうかの検査を受けている。そのため、本日のコメントはない。

    前戦スペインGPでベストリザルトの9位でフィニッシュしたフランコ・モルビデリ(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)は、今大会、着実にタイムを短縮して16番手。決勝では2戦連続シングルフィニッシュとベストリザルトを狙う。前日のフリー走行で転倒して右足を痛めた中上貴晶(IDEMITSU LCR Honda)は、痛み止めを飲んで2日目の走行に挑んだ。足の痛みの影響はそれほどなかったが、難しい路面コンディションの中でタイヤパフォーマンスをうまく引き出せず19番手。トーマス・ルティ(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)もセッションをこなすごとにタイムを短縮したが21番手。ルーキー3選手は、後方から追い上げのレースに挑む。

    マルク・マルケス(MotoGP 2番手)
    「予選はとてもうまくいきました。速く走れることを期待していましたが、1分31秒2は本当に速いタイムでした。ヨハン(ザルコ、今大会がホームGP)はほかになにか違う力があったのだと思いますし、今大会のポールポジションは彼にふさわしいと感じました。このサーキットは苦手な場所の一つなので、今日の結果は非常にうれしいです。まだ少し苦戦していますが、自分だけではなく、全体的に転倒の多いレースウイークになっています。アスファルトのグリップは最高です。そのためにマシンを寝かせすぎてしまいます。そしてプッシュしすぎてしまうので転倒のリスクが高まります。午前中は気温が低かったのですが、午後のセッションも、新品のタイヤでは、プッシュできるまで時間を要しました。これは明日へ向けてとても重要なことで、考慮しなければならない点です。今日はたくさんのタイヤを試しましたが、まだ決まっていません。決勝では、最良のコンパウンドを選び、うまくレースをすることが重要になります。明日の一番のライバルは(アンドレア)ドヴィツィオーゾだと思います。彼はフロントローではありませんが、絶対前に出てくると思います」

    ダニ・ペドロサ(MotoGP 10番手)
    「ラップタイムは接近していて、その差は本当にわずかですが、それがかなり重要です。残念ながら予選はあまりうまくいきませんでした。この結果にはあまり満足していません。全体的にも、ここまではあまり満足していません。今夜一生懸命取り組んで解決策を探します。今のところ、どのパートでも少し足りないものがあります。このサーキットでは、それが結果的に大きなギャップになります。もし、もう一歩前進することができれば、コース全体におけるスピードを上げられると思います。これがポジティブなことです。なにができるか様子を見て、明日は完全にレースに集中したいです」

    フランコ・モルビデリ(MotoGP 16番手)
    「金曜日に比べて前進できたし、とてもポジティブな日になりました。チームはいい仕事をしてくれました。このサーキットではトップスピードに苦戦していますが、あらゆるところでタイムを縮めようとがんばっています。そのためにはコーナースピードも必要になります。レースでは速いライダーのスリップストリームを使えることを願っています」

    中上貴晶(MotoGP 19番手)
    「昨日に比べればちょっと風が強く、タイヤ温度をキープするのが難しい一日でした。ミシュランからもコース上であまりペースを落とさないようにと言われていました。そういう理由もあったのかもしれませんが、今日も転倒車の多い一日でした。今日はFP4でソフトを試しましたが、思ったよりも耐久性があり、明日の決勝もソフトで走るかもしれません。フロントは、ミディアムでいくと思います。今回はFP1からFP2にかけて多少よくなったのですが、2日目は少し足踏みしてしまいました。グリッドはよくありませんが、レースは長いし、リアタイヤのマネージメントも難しいコースなので、最後までしっかり走ってチャンスを逃さないようにしたいです。昨日の転倒で右足を痛めていますが、今日は痛み止めを飲んで走り、そのおかげで足の痛みはそれほどタイムに影響しませんでした」

    トーマス・ルティ(MotoGP 21番手)
    「予選でベストラップをマークした周回は、イエローフラッグが出ていたときで少し運がありませんでした。もっと速いタイムが出せたと思うし、少し残念です。全体的には前進できました。特にFP4では、レースを想定して周回しましたが、前進することができました。レースに向けた最終的なセットアップとタイヤ選択のためにデータをチェックしたいと思います」