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  • マックス・フェルスタッペン「厳しい結果」 ニュルNL失格で勝利剥奪

    マックス・フェルスタッペン「厳しい結果」 ニュルNL失格で勝利剥奪

    ニュルブルクリンク北コースで行われたNLS第2戦で、マックス・フェルスタッペンとチームメイトのダニ・フンカデラ、ジュール・グーノンが獲得した勝利が、レース後に取り消される事態となった。

    フェルスタッペンがスタートと最終スティントを担当し勝利を手にしたが、予選で規定を超えるタイヤ使用が発覚。数時間後に結果から除外され、チームは厳しい裁定を受けることになった。

    規定違反により勝利剥奪
    問題となったのは予選でのタイヤ使用数だった。#3車両は本来6セットまでの制限がある中で、7セットを使用していたことが判明した。

    その結果、レース後に正式リザルトから除外され、フェルスタッペンらの勝利は無効となった。

    チームは冷静な声明を発表
    フェルスタッペン・レーシングはこの裁定を受け、SNSで短い声明を発表した。

    「厳しい結果だが、前に進み続ける」

    「この週末から学ぶことは多く、今後に向けて楽しみも多い」

    今回の件については、メルセデス側も失望を示す声明を出しており、結果の扱いは関係者の間でも注目を集めている。

    次戦へ向けた動き
    フェルスタッペンは5月のニュルブルクリンク24時間レースへの参戦を予定している。

    さらに、来月に行われるNLS第3戦にも再びノルドシュライフェに戻る可能性を示唆しており、今回の一件を経てどのようなパフォーマンスを見せるかが注目される。

  • マックス・フェルスタッペン NLS失格でメルセデスAMGが声明

    マックス・フェルスタッペン NLS失格でメルセデスAMGが声明

    メルセデスAMGは、ニュルブルクリンク北コースで開催されたNLSでマックス・フェルスタッペン、ダニ・フンカデラ、ジュール・グーノン組が失格となったことを受け、公式声明を発表した。3人はメルセデスGT3で2位に59秒差をつけて圧勝していたが、レース終了から数時間後に結果が覆ることになった。

    レース後の車検で、決勝中に使用したタイヤセット数が規定の上限6セットを超える7セットだったことが判明し、優勝車両は失格処分となった。

    これにより、フェルスタッペンのGT3における勝率100%は途切れ、中国GPでのリタイアに続く厳しい3月となった。

    メルセデスAMG首脳が失格を認める
    メルセデスAMGカスタマーレーシング責任者のステファン・ヴェンドルは、公式声明で次のように述べた。

    「今回のNLSの週末は、我々の記憶に長く残るものになるだろう。コース上では純粋なレースを見ることができ、雰囲気という点でも特別な一日を経験し、当初は当然ながら勝利を喜んでいた」

    「しかし、その日の朝に舞台裏でミスがあったことが分かり、主催者が勝利した車両を失格にせざるを得なかったと知った時、落胆はさらに大きなものとなった。これは痛いことであり、当然ながら関係者全員が非常に失望している」

    「これはあらためて、ニュルブルクリンク北コースではすべてがかみ合って初めて勝てることを示している。2台のパフォーマンスカーの運用を担当したウィンワード・レーシングは、このラインアップでNLSに参戦するのは今回が初めてだった」

    「今後はミスを分析しなければならないが、それと同時にこの週末のポジティブな学びも持ち帰り、残る準備レースと24時間レースに集中していく必要がある」

    メルセデスにとっては圧勝から一転して痛恨の失格となったが、声明では原因究明とともに、ニュルブルクリンク24時間レースへ向けた準備を進めていく姿勢が示された。フェルスタッペンにとっても、勝利目前で結果を失う後味の悪い週末となった。

  • マックス・フェルスタッペン「半分も無駄にリフトしてた」レッドブルF1誤解で失速

    マックス・フェルスタッペン「半分も無駄にリフトしてた」レッドブルF1誤解で失速

    2026年F1中国GPで、マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)は思わぬ形でレースを失うことになった。チーム内のコミュニケーションミスにより、本来不要だった減速を長時間続けていたことが明らかになった。

    ただでさえパフォーマンスと信頼性に苦しむレッドブルにとって、このミスは痛手となった。フェルスタッペンは最終的にリタイアを喫し、厳しいシーズン序盤を象徴する一戦となった。

    フェルスタッペン「半分のレースで無駄にリフトしていた」
    レース中、フェルスタッペンはターン6での対応について無線で確認した。

    「ターン6でリフトする必要があるのか?」

    チームからは明確に「必要ない」と返答があったが、その時点で状況はすでに手遅れだった。

    「半分のレースでリフトしてた。どうして誰も教えてくれなかったんだ?」

    このやり取りが示すように、フェルスタッペンはレースの大半で不必要な減速を強いられていたことになる。

    マシンの苦戦と重なる最悪の展開
    この問題以前から、フェルスタッペンは厳しい状況に置かれていた。マシンは競争力を欠き、技術的な問題にも悩まされていた。

    最終的にマシンはハイブリッドシステムの冷却トラブルで停止。リタイア時点で、首位のアンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)に対して47秒遅れを喫していた。

    高まる苛立ちと周囲の懸念
    フェルスタッペンは2026年のレギュレーションに対して批判的な姿勢を続けており、その不満はパドック内でも議論を呼んでいる。

    ラルフ・シューマッハは、現在の姿勢について次のように指摘した。

    「彼は良い友人の言うことを聞いて、もっと本質に集中すべきだ」

    「『マリオカートみたいだ』とか、他のカテゴリーの方がいいと言うのはプラスにならない」

    さらに、レッドブルが中団で苦戦する状況においては、より建設的な姿勢が必要だと強調する。

    「今はチームを助けるべきで、文句を言うのはやめるべきだ」

    また、ニュルブルクリンクでの活動にも言及し、F1以外への関心が分散要因になり得ると警鐘を鳴らした。

    「他のカテゴリーで走りたい気持ちは理解できるが、必要ではない」

    精神面への影響を懸念する声も
    元ドライバーでGPDA会長のアレクサンダー・ブルツも、ネガティブな思考の影響を指摘する。

    「彼は注意しなければならない。このネガティブな見方が自分自身に影響する可能性がある」

    「ドライバーとして経験があるが、批判的な思考は頭の中の一部を占めてしまう」

    一方で、フェリペ・マッサは現在のF1の在り方そのものに問題があると見る。

    「今はドライバーというよりエンジニアでなければならない」

    「これは正常な状態ではない」

    レッドブルの混乱、マシンの不調、そしてドライバーのフラストレーション。すべてが重なり合い、フェルスタッペンの2026年シーズンは厳しい序盤戦を迎えている。

  • マックス・フェルスタッペン ニュルNLS圧勝も失格 タイヤ違反で勝利剥奪

    マックス・フェルスタッペン ニュルNLS圧勝も失格 タイヤ違反で勝利剥奪

    マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)は、ニュルブルクリンクで行われたNLS第2戦でダニエル・フンカデラ、ジュール・グーノンとともに圧倒的な勝利を収めた。

    しかし、その歓喜は長くは続かなかった。レース後の技術検査でタイヤ使用数違反が発覚し、チームは失格処分となり、勝利は剥奪される結果となった。

    圧倒的な速さで掴んだ勝利
    2026年F1シーズン序盤の2戦を終えた直後、フェルスタッペンはニュルブルクリンク北コースへと向かい、NLS第2戦に参戦した。今回はメルセデスのファクトリー支援を受けるウィンワードのAMG GT3をドライブした。

    フェルスタッペンは予選でポールポジションを獲得し、レースでもその速さを維持。序盤は16号車アウディのクリストファー・ハーゼに先行を許す場面もあったが、自らのオーバーテイクで主導権を奪い返した。

    その後も戦略の違いによって順位の入れ替わりはあったものの、フンカデラとグーノンとの連携でレースをコントロール。終盤には99号車BMWの追撃も受けたが、最終スティントを担当したフェルスタッペンが差を広げ、最終的に59秒差の大差でチェッカーを受けた。

    「世界で最もクレイジーなコース」
    レースウィークを通じて、フェルスタッペンはGTレースの環境を心から楽しんでいる様子を見せていた。

    「今週末はニュルブルクリンク・ノルドシュライフェでこのクルマを本当に理解することに集中していた。とても楽しかった」

    「チームはクルマをしっかり準備してくれて、良いテストができた。とても快適に感じていたし、素晴らしい経験だった」

    「この場所は本当に素晴らしい。ファンも情熱的で、レースやクルマを心から楽しんでいるのが伝わってくる。こういう場にいられるのは嬉しい」

    「ここは世界で最もクレイジーなサーキットのひとつだ。もちろん良い意味でだ。ずっと見てきたし、いつか走りたいと思っていたレースだった」

    マックス・フェルスタッペン レッドブル

    数時間後に訪れた失格の結末
    しかし、この完勝劇はレース後に一転することになる。

    審査の結果、ウィンワードの3号車メルセデスは、レース中に使用可能な6セットを超える7セットのタイヤを使用していたことが判明。これにより失格処分が下された。

    チーム代表のクリスチャン・ホーエナーデルは、この結果について謝罪し、チーム内部のミスが原因であったと説明した。

    「チーム内のミスによるものだ。応援してくれたすべての人に申し訳ない」

    この失格により、勝利は99号車ロウBMWのジョーダン・ペッパーとダン・ハーパーに繰り上がる形となった。

    フェルスタッペンにとっては圧倒的なパフォーマンスを示した週末となった一方で、結果としては公式記録に残らない苦い結末となった。

  • マックス・フェルスタッペン ニュルNLSポール「コード60なしで運もあった」

    マックス・フェルスタッペン ニュルNLSポール「コード60なしで運もあった」

    マックス・フェルスタッペンが、ニュルブルクリンク北コースで行われたNLS第2戦の予選でポールポジションを獲得した。メルセデスAMG GT3を駆るフェルスタッペンは、7分51秒のラップでトップに立ち、後続に2秒差をつけた。

    ただしセッション終盤には、一部区間で時速60キロまで減速を強いられる「コード60」が出され、ライバルたちは反撃の機会を失った。フェルスタッペン自身も、自身のアタックには運があったことを認めつつ、マシンの感触やこの特別なコースを走る喜びを語っている。

    フェルスタッペン「コード60がない唯一のラップだった」
    マックス・フェルスタッペンは、自身のポールラップについて次のように振り返った。

    「トラフィックの面では少し運があった」

    「たぶん、あれがコード60のなかった唯一のラップだったと思う。クルマのフィーリングはいい」

    「もちろん、まだこのクルマで経験を積む必要はある。でも言わなければならないのは、金曜日はとてもいい1日だったし、太陽も出ていて、それがすごく良かったということだ」

    フェルスタッペンは、GT3カーそのものへの思い入れと、北コースを走る特別さについても語った。

    「僕はGT3カーが大好きなんだ。そして、ここで24時間レースを走ることになるなんて……。これまでもたくさん見てきたし、今年はもちろん自分で走ることになる」

    「このサーキットを走る感覚は、いつだってとても特別だ」

    レースではピット作業への適応も課題
    フェルスタッペンは予選で速さを示した一方で、決勝に向けてはまだ慣れるべき要素があると認めている。そのひとつが、F1とは異なる耐久レース特有のピット作業だ。

    「僕にとってはピットストップも重要なんだ。もちろん、F1ではドライバー交代はないからね」

    「だから、その点でももう少し経験が必要だ」

    また、自身がスタートを担当するのか問われると、フェルスタッペンは明言を避けた。

    「それは見てみよう」

  • マックス・フェルスタッペン ニュルブルクリンクNLSで圧巻ポール 2秒差圧勝

    マックス・フェルスタッペン ニュルブルクリンクNLSで圧巻ポール 2秒差圧勝

    マックス・フェルスタッペンが、ノルドシュライフェで行われるNLS第2戦4時間レースの予選でポールポジションを獲得した。フェルスタッペンはライバル勢を2秒も上回る圧倒的なタイムを記録し、週末のレースに向けて強烈な存在感を示した。

    フェルスタッペンは5月のニュルブルクリンク24時間レースに向けた準備の一環として今大会に参戦している。今回はジュール・グーノン、ダニ・ジュンカデラとともにメルセデスGT3をシェアし、予選終盤に自らステアリングを握って決定的な一撃を放った。

    ジュンカデラが序盤に最速タイム
    予選はフェルスタッペン・レーシングのダニ・ジュンカデラが先陣を切った。ジュンカデラはすぐに8分01秒3を記録し、その時点でのトップタイムをマークした。

    しかしその後、40号車のポルシェがウォールにクラッシュし、コード60が導入された。ノルドシュライフェでは、これは安全確保のため特定区間を時速60キロ以内で走行しなければならないことを意味する。

    フェルスタッペン投入後はいったん様子見
    このタイミングでフェルスタッペンが初めてマシンに乗り込んだ。フェルスタッペンは数周のインスタレーションラップをこなしたものの、ジュンカデラの最速タイムを更新することはなかった。その後、ステアリングをジュール・グーノンに引き継いだ。

    セッション終盤に向けて全体のラップタイムは大きく向上していった。16号車アウディのクリストファー・ハーゼとニコ・ハントケ組は7分53秒を記録し、上位争いはさらに激しさを増した。

    最後はフェルスタッペンが7分51秒
    グーノンはチームのタイムを更新できなかったが、終盤に再びフェルスタッペンへマシンを戻した。そこでアタックを任されたフェルスタッペンは、その期待に完璧に応えた。

    フェルスタッペンはすぐさま7分51秒という驚異的なタイムを叩き出し、2番手以下を2秒引き離した。さらにその後は再びコード60が出されたため、誰もタイムを更新できず、フェルスタッペン・レーシングのポールポジションが確定した。

    2秒差が示した圧倒的な速さ
    ノルドシュライフェのような長大かつ難度の高いコースで、2秒差を築くことは極めてインパクトが大きい。フェルスタッペンは24時間レースへの準備段階にある中で、短いイベントでも別格の速さを見せつけた。

    今回のポールポジションは、フェルスタッペン自身のドライビングだけでなく、グーノン、ジュンカデラと組む体制の完成度の高さも印象づける内容となった。決勝の4時間レースでも、この圧倒的な予選パフォーマンスをそのまま結果につなげられるかが注目される。

  • レッドブルF1 フェルスタッペンのニュル参戦を容認した理由「情熱が決め手」

    レッドブルF1 フェルスタッペンのニュル参戦を容認した理由「情熱が決め手」

    レッドブル・レーシングのチーム代表ローラン・メキースは、マックス・フェルスタッペンが2026年のニュルブルクリンク24時間レースに参戦することをチームとして容認した理由について説明した。

    フェルスタッペンは5月16日から17日にかけて開催される同イベントに出場予定であり、それに先立ちニュルブルクリンク耐久シリーズ(NLS)にも参戦する。F1の中国GPと日本GPの合間という日程での出走となる。

    フェルスタッペンの情熱が決断を後押し
    メキースは、F1シーズン中にもかかわらず参戦を許可した背景について、フェルスタッペンのモータースポーツへの情熱が大きな要因だったと明かした。

    「彼は我々を説得する必要はほとんどなかった。マックスと数分話せば、レースカーについて語るときに彼の顔や目が輝くのが分かる。どんなカテゴリーのクルマであっても関係ない。それは素晴らしいことだ」とメキースは語った。

    F1以外の活動がパフォーマンス向上に寄与
    さらにメキースは、こうしたF1以外でのレース活動がむしろプラスに働いていると強調する。

    「昨年も同じことを見てきた。彼はレースの合間に何度も別カテゴリーに出ていた。我々はそれがエネルギーを消耗させると思うかもしれないが、実際には彼はさらにエネルギーを持って戻ってくる」と述べた。

    “純粋なレーサー”としての価値
    メキースは、フェルスタッペンのように純粋にレースを愛する姿勢こそが重要だと強調した。

    「彼はこのスポーツに恋をしている。我々全員にとって、まずはモータースポーツのファンであることを思い出させてくれる存在だ。マックスは本当にレースが好きで、自由な週末には走ることを楽しんでいる」

  • マックス・フェルスタッペン F1批判にモントーヤ痛烈「嫌なら辞めればいい」

    マックス・フェルスタッペン F1批判にモントーヤ痛烈「嫌なら辞めればいい」

    フアン・パブロ・モントーヤが、2026年F1レギュレーションへの不満を公然と口にしているマックス・フェルスタッペンらドライバーに対し、厳しい言葉を浴びせた。新時代のF1を「マリオカート」と揶揄する発言について、モントーヤは「スポーツへの敬意を欠いている」と断じている。

    2026年のF1は、新しい技術レギュレーションと新しいパワーユニット規則の下でスタートしたが、エネルギーマネジメント、バッテリー回生、スーパークリッピングが大きな論点となっている。

    そうした状況のなか、フェルスタッペンをはじめ複数のドライバーが新時代のレースのあり方に疑問を呈していた。

    モントーヤ「敬意がないなら出ていけばいい」
    フアン・パブロ・モントーヤは、F1の新時代を嘲笑するような発言は許容されるべきではないと述べた。

    「ある時点で、F1はアメリカのスポーツ界のようにすべきだ。スポーツを尊重しない人間には、出口はあそこだと言うべきなんだ」とモントーヤは語った。

    「彼らは去るか、罰金を科されるべきだ。そうすれば、自分たちが何をしているのかを本当に尊重するようになる。それが僕ならやることだ」

    「意見を持つのは構わない」

    「気に入らなくてもいいと言っているわけじゃない。でもF1を嘲笑して、マリオカートと比較するなんて、F1として受け入れるべきではない」

    フェルスタッペンの“マリオカート”発言
    マックス・フェルスタッペンは、2026年の新しいバッテリー回生時代について、とりわけ率直な批判を展開してきたひとりだ。レッドブル・レーシングのフェルスタッペンは、この新しいレースを「マリオカート」だと表現した。

    「シミュレーターをやめて、ニンテンドースイッチに替えたんだ。そう、実際にマリオカートの練習をしてるところだよ」

    「キノコを見つけるのはかなりうまくいっている。青こうらはちょっと難しいけど、取り組んでいるところだ。ロケットはまだない。ロケットはこれからだ」

    このコメントは、オーストラリアで3位を走行していたシャルル・ルクレールが、レースエンジニアのブライアン・ボッツォに「これはマリオカートのキノコみたいだ」と伝えた数日後に飛び出したものだった。

    この“マリオカート評”はフェルスタッペンとルクレールだけのものではなく、ランド・ノリス、セルジオ・ペレス、オリバー・ベアマンもまた、新しいレギュレーションをビデオゲームのようだと表現している。

    マックス・フェルスタッペン

    ドメニカリも批判に不快感
    こうしたドライバーたちの発言は、F1の最高経営責任者であるステファノ・ドメニカリにも受け入れられなかった。ドメニカリは、とりわけフェルスタッペンの批判を問題視した。

    「我々すべてが全体として成長することを可能にしてくれている、この素晴らしい世界を悪く言うのは、一般論として間違っている」

    「私が言うのは、それは正しくないということだけだ」

    モントーヤは、元フェラーリのチーム代表であるドメニカリだけが、ドライバーはネガティブな意見を表に出すべきではないと考えているわけではないとし、自身も同じ立場だと明確にした。

    安全への懸念にも「怖いなら家にいればいい」
    安全面への懸念についても、モントーヤは同様に一蹴した。カルロス・サインツJr.がこのテーマについて繰り返し語っていることにも触れつつ、受け入れるか辞めるかの二択だと主張した。

    「怖いなら、家にいてリラックスしていればいい」

    「カルロスのことは大好きだよ。でも、まるですべてのことで注目を集めようとしているみたいだ」

    不満の本質はメルセデス優位への政治的反応
    さらにモントーヤは、ドライバーたちの不満の背景には、メルセデスが新エンジン規則で優位に立っている現実があると見ている。

    メルセデスは新レギュレーションへの対応に成功し、オーストラリアGPと中国GPの両方でワンツーを達成。さらにスプリントでも勝利を挙げ、2戦終了時点でフェラーリに31ポイント差をつけて選手権首位に立っている。

    モントーヤは、その状況が他チームやドライバーたちの発言に政治的な色を与えていると指摘した。

    「彼らのコメントの80%は政治的なものだ」

    「なぜドライバーたちは、回生が悪いと文句を言っているんだ? それはメルセデスが他の誰よりもうまくやれているからだ」

    「もしメルセデスのアドバンテージを取り上げれば、他のみんなはもっと接近できる。カルロスはウィリアムズがスタートでうまくいかないから不満を言っている。なぜメルセデスは文句を言わないんだ?」

  • マックス・フェルスタッペン F1批判に身内が苦言「速ければ黙っていたはず」

    マックス・フェルスタッペン F1批判に身内が苦言「速ければ黙っていたはず」

    マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)による2026年F1レギュレーションへの強い批判に対し、身近な関係者から率直な見解が示された。

    新規則に対する懸念を繰り返し表明してきたフェルスタッペンだが、その発言の動機について、将来の義兄にあたるネルソン・ピケJr.が異なる視点を提示している。

    ピケJr.が指摘する“勝利至上主義”の本質
    ネルソン・ピケJr.はポッドキャスト番組内で、フェルスタッペンの姿勢について次のように語った。

    「もしメルセデスに乗っていたら、彼はネズミのように静かだったはずだ」

    「でもそれがマックスなんだ。彼は最高のマシンを求めている」

    「もし彼に、最終戦でタイトルを決めた年と、5戦を残して決めた年のどちらが良かったかと聞けば、後者を選ぶだろう」

    「彼はすべてのレースに勝ちたいんだ。だからああいう発言になるのも理解できる」

    マックス・フェルスタッペン F1レギュレーション

    フェルスタッペンの主張と2026年F1への不満
    フェルスタッペンはこれまで、2026年レギュレーションに対して一貫して懐疑的な立場を取っている。

    特にパワーユニットの方向性や電動比率の増大については強い違和感を示しており、マシンが「複雑すぎる」とし、ドライビングの楽しさが損なわれていると指摘している。

    また、自身の発言が競争力に左右されているとの見方についても否定し、「仮に最強のマシンに乗っていても同じことを言う」と主張している。

    しかし、ピケJr.の見方はそれとは対照的だ。フェルスタッペンの発言の背景には、純粋な技術的懸念だけでなく、「常に圧倒的に勝ちたい」という彼の強い勝利志向があると指摘している。

    “正論”か“立場論”かが問われる構図
    2026年F1は電動化の強化やエネルギーマネジメントの複雑化など、大きな転換期を迎えている。

    その中で、フェルスタッペンの批判はドライバー目線の本質的な問題提起とも受け取れる一方で、現在の競争状況に影響された“立場論”との見方も浮上している。

    ピケJr.の発言は、その議論に新たな視点を加えるものとなった。フェルスタッペンの主張が純粋な競技哲学なのか、それとも勝利への執着から来るものなのか――今後のパフォーマンスとともに、その真意がより明確になっていくことになりそうだ。

  • マックス・フェルスタッペン ニュル24時間でのF1デモ走行案は却下

    マックス・フェルスタッペン ニュル24時間でのF1デモ走行案は却下

    マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)が、2026年のニュルブルクリンク24時間レースに向けて温めていた“特別な希望”は実現しなかった。フェルスタッペンは、同イベントに合わせてF1マシンでのデモランを行う意向を持っていたものの、その申し出は認められなかったことを明かした。

    それでもフェルスタッペンは、5月14日から17日に開催されるニュルブルクリンク24時間レースへの参戦を予定しており、メルセデスAMG GT3の3号車でダニ・ジュンカデッラ、ジュール・グーノン、ルーカス・アウアーとチームを組む。

    さらに、その準備として3月21日のニュルブルクリンク耐久シリーズ第2戦にも出場する予定だ。

    実現しなかったF1マシンでのデモラン
    中国GPの週末に行われたドライバー会見で、フェルスタッペンはニュルブルクリンクでF1マシンによるデモラップを行う可能性について問われた。

    「それは許可されなかった。そうでなければ、もうやっていたはずだ」とフェルスタッペンは語った。

    その後、実際に申請したのかと問われると、「ああ」と認めている。

    ニュルブルクリンク24時間への強い憧れ
    一方で、なぜこの耐久レースに参戦したいのかについて、フェルスタッペンはニュルブルクリンクへの特別な思いを隠さなかった。

    「世界で最高のレースのひとつだからだ。コースとしても最高のひとつだ」

    「正直に言って、あそこをGTカーで走るのは僕にとって完璧な速さだと思う。それ以上に速いクルマだと、場所によっては少し危険かもしれない。でも、あのコースにはすべてがある」

    「もちろん、ずっと見てきたし、すでにそこを走った友人もたくさんいる」

    「彼らは、あれは人生で最高の経験のひとつだと言っていた。僕は他のクルマでレースをするのも好きだし、今回はそれを本格的にできる初めての機会なんだ」

    「だから本当に楽しみにしている。自分たちがどこまでやれるのかを見るのもそうだし、ラインアップも非常に強力で、全体のフィールドも層が厚い。だから楽しみだ」

    マックス・フェルスタッペン ニュルブルクリンク24時間

    F1とニュルブルクリンクの距離
    フェルスタッペンのデモ走行案は却下されたが、ニュルブルクリンクでF1マシンが走った前例がないわけではない。

    ニュルブルクリンク北コースは1951年からドイツGPの舞台となり、主に1976年のニキ・ラウダの大事故まで使用された。その後、1984年には安全基準を満たす新コースが建設され、2010年代には断続的にF1カレンダーへ復帰。最後にF1が開催されたのは、ルイス・ハミルトンが制した2020年のアイフェルGPだった。

    2007年にはニック・ハイドフェルドが2006年型BMWザウバーで同地を走り、近代F1マシンとしては31年ぶりのデモ走行を行った。さらに2023年には、元レッドブルのデビッド・クルサードとセバスチャン・ベッテルが、旧世代のF1マシンでフルラップを披露している。

    ただし、現代F1が同地でレースを行わない理由は明確だ。現在のF1マシンはこのコースに対して危険性が高いと見なされており、開催を実現するには大規模な改修と投資が必要になる。また、路面のうねりやバンピーな特性は現行F1マシン、とりわけグラウンドエフェクト世代のマシンと相性が悪く、最大限のダウンフォースを引き出すための繊細なバランスを崩す要因にもなっている。