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  • マックス・フェルスタッペン レッドブルF1で不満爆発 無線で緊迫の応酬

    マックス・フェルスタッペン レッドブルF1で不満爆発 無線で緊迫の応酬

    マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)は2026年F1中国GPでリタイアに終わり、開幕から苦しい状況が続く中でフラストレーションを爆発させた。

    これでフェルスタッペンは開幕4戦中3戦で無得点となり、2025年6月以来となるリタイアを喫した。新レギュレーション下でタイトル争いに加わると見られていたが、ERSの冷却問題や扱いづらいマシンに苦しんでいる。

    レース中、その苛立ちは無線でのやり取りに色濃く表れた。エネルギーマネジメントへの不満は序盤から噴出する。

    「なあ、このブーストボタンは何なんだよ」

    バッテリー回復のためコーナーでのリフト&コーストが続く中、フェルスタッペンの不満はさらに強まっていく。

    「レースの半分ずっとリフトしてるじゃないか、なんでだよ」

    ジャンピエロ・ランビアーゼは状況を説明しながら対応を続ける。セクター2、特にターン7と8でタイムを失っていることを伝え、さらにターン6でのロスにも言及した。

    レース中盤、両者のやり取りは一気に緊張感を増す。

    「タイヤがもうダメだ。何もできない」

    「マックス、前後のマシンとの差の主なロスはターン6のブレーキングと立ち上がりだ」

    「オンボードを見てくれ」

    このやり取りに対し、ランビアーゼは強い口調で応じた。

    「私は君の味方だ、マックス。助けようとして情報を伝えている。それだけだ」

    その後も細かな指示は続く。

    「ターン6でリフトは必要ない」

    「ターン1と14では必要だ、頼む」

    マックス・フェルスタッペン レッドブル・レーシング

    しかし状況は改善せず、ラップ44にマシントラブルが発生。後にERSの冷却不具合と判明し、フェルスタッペンはリタイアを余儀なくされた。

    マシンをピットに戻した後、ランビアーゼは無線でこう伝えた。

    「ついてなかった、すまない」

    両者のこうしたやり取りはこれまでも見られてきたが、通常は優勝争いの中でのものだった。しかし2026年シーズンは状況が異なり、苦戦が続く中でその緊張はより顕著になっている。

    レッドブルにとって、この流れを断ち切れるかどうかが今後のシーズンの重要な焦点となる。

  • マックス・フェルスタッペン 新F1規則に警鐘「このままではスポーツを壊す」

    マックス・フェルスタッペン 新F1規則に警鐘「このままではスポーツを壊す」

    マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)は、2026年F1レギュレーションについて、ファンエンゲージメントを優先する方向性が続けば「最終的にスポーツを壊す」と警告した。

    フェルスタッペンは、新規ファン層の影響によって意思決定が行われることに懸念を示し、「レースを理解していない人たち」に合わせた方向性が続けば、将来的に問題が生じると指摘した。また、2023年の時点で示していた懸念が聞き入れられなかったことにも言及している。

    フェルスタッペン「本当のレースではない」
    フェルスタッペンは、2026年の新レギュレーションについて最も強く批判しているドライバーのひとりであり、中国GPではその姿勢をさらに強めた。

    バッテリー出力がパフォーマンスやオーバーテイクに大きく影響している点について「冗談のようだ」と表現し、レース自体も「まったく楽しくない」と語った。また、この新ルールを好んでいる者については「レースを理解していない」と断じている。

    「こういうことを言う時は少し慎重にならないといけない」

    「この件については話し合っているし、ドライバーとして我々がどこから来ているのかは理解してくれていると思う」

    「たぶん僕は大半のドライバーを代弁している。一部は勝っているから素晴らしいと言うだろうし、それは理解できる。優位があるなら手放したくないのは当然だ」

    「でも大半のドライバーにとって、これは僕たちが望むものではない。本当のF1ファンが望むものでもないと思う」

    「好きだというファンもいるかもしれないが、レースを理解していない」

    「できるだけ早くこれを取り除けることを願っている」

    「いずれ自分たちに跳ね返る」
    フェルスタッペンは、F1が新たなファン層の支持を重視しすぎている可能性について問われると、強い危機感を示した。

    「そう考えていないことを願う。もしそうなら、最終的にこのスポーツを壊すことになる」

    「いずれ自分たちに跳ね返ってくる」

    「ただ、彼らとコミュニケーションを取り、解決策に向けて動けるなら大きな助けになる」

    「しかし全員が同意するのは難しい。全員である必要はないが、変更には大多数の同意が必要だ」

    「結局は政治だ。今優位にいる人たちはそれを使いたいと思うし、それは当然だ。僕も理解している」

    「しかしスポーツ全体を見れば、良いことではない」

    マックス・フェルスタッペン F1レギュレーション

    2023年からの懸念「すでに見えていた」
    フェルスタッペンは、この問題が突然浮上したものではないと強調する。

    2023年のオーストリアGPの時点で、シミュレーターやデータから2026年マシンに対して強い懸念を抱いていたという。

    「2023年の時点で、こうなることは見えていた」

    「その時に耳を傾けるべきだった」

    「不運なことだが、将来への教訓になればいい。同じことが二度と起こらないなら、それが一番いい」

    レッドブルの状況とは無関係の主張
    今回の批判についてフェルスタッペンは、レッドブル・レーシングの競争力とは関係ないと強調している。

    2026年開幕2戦で獲得ポイントは8点にとどまり、中国GPでは冷却系トラブルによりリタイアしたが、それでも今回の発言は純粋にレースの在り方に対する問題提起であるとしている。

    2026年の新時代が始まったばかりの中で、フェルスタッペンの発言はF1の方向性そのものに疑問を投げかけるものとなっている。

  • マックス・フェルスタッペン アントネッリF1初優勝を祝福「これが最後ではない」

    マックス・フェルスタッペン アントネッリF1初優勝を祝福「これが最後ではない」

    マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)は、中国GPでF1初優勝を飾ったアンドレア・キミ・アントネッリについて、「これが最後の勝利にはならない」と予想した。メルセデスは中国GPで今季2度目のワンツーフィニッシュを達成し、アントネッリが初めて表彰台の中央に立った。

    アントネッリはスプリントを除く通常予選でF1キャリア初ポールポジションを獲得。決勝ではオープニングラップ直後に首位ではなかったものの、ジョージ・ラッセル、ルイス・ハミルトン、シャルル・ルクレールとの争いを制し、初優勝を手にした。

    一方のフェルスタッペンは苦しいレースを強いられ、レッドブルの不振もあって厳しい週末となった。

    フェルスタッペンはアントネッリの将来性を高く評価
    フェラーリは今回も小型ターボの強みを生かして上位争いに加わったが、アントネッリはチームメイトのラッセルを抑え、メルセデスの先頭を守り抜いた。

    その後もアントネッリはハミルトンとルクレールを攻略し、2人は3位表彰台を巡って争う展開となった。ハミルトンもフェラーリ移籍後初表彰台を獲得したあとアントネッリを称賛しており、親しい関係にあるフェルスタッペンもまた19歳の勝利を前向きに受け止めている。

    「これが最後の勝利にはならない。でも最初の1勝はとても感情的なものだ」とフェルスタッペンはスカイスポーツ・イタリアに語った。

    フェルスタッペン自身も、レッドブル移籍初戦で初優勝を挙げた際には大きな感情の動きを見せていた。それからほぼ10年が経ち、今度はまた1人、10代の勝者がF1の最年少優勝者リストに加わった形だ。

    アンドレア・キミ・アントネッリ

    一方で2026年F1レギュレーションには強い不満
    アントネッリの勝利を喜ぶ一方で、フェルスタッペンは2026年F1レギュレーションについては厳しい見方を崩していない。

    中国GPでのフェルスタッペンは、チームメイトのアイザック・ハジャーがオープニングラップでスピン。自身もスタートをうまく決められず最後方まで後退し、レース中には無線で不満を訴えた末にリタイアした。これでランキング首位ジョージ・ラッセルとの差は43ポイントに広がっている。

    フェルスタッペンはオランダメディアに対し、レーシングニュース365経由で次のように語っている。

    「これを楽しんでいる人がいるなら、その人はレースというものが何なのか本当に分かっていない」

    「まったく楽しくない。僕たちはマリオカートをやっている。これはレースではない。結局、勝つのはキミ・アントネッリかジョージ・ラッセルだけだろう。彼らは他の全員よりはるか前にいる」

    「自分の順位に腹を立てているわけではない。むしろ今のほうがさらに激しく戦っているし、そうなると何をしなければならないのか、そしてこれは何なのかが、もっとよく分かる」

    「本当に冗談みたいだ。少しは影響を与えられるかもしれないけど、根本的に正しくない。来年それが変わるともあまり思えない。ただただつらい」

    フェルスタッペンは以前からレッドブルに対して率直なフィードバックを返すことで知られているが、1人でマシンをメルセデスやフェラーリと同じレベルまで引き上げることはできない。フェラーリはメルセデスに接近しているものの、現時点ではラッセルとアントネッリによる2強構図が続いているように見える。

  • トト・ヴォルフ フェルスタッペンのF1批判に皮肉「テレビで見れば面白いだろう」

    トト・ヴォルフ フェルスタッペンのF1批判に皮肉「テレビで見れば面白いだろう」

    メルセデスのチーム代表トト・ヴォルフは、2026年F1中国GPを終えた後、レッドブル・レーシングとマックス・フェルスタッペンの現状について厳しい見方を示した。

    中国GPではメルセデスのアンドレア・キミ・アントネッリがF1初優勝を飾る一方、フェルスタッペンはERS(エネルギー回生システム)の冷却トラブルによりリタイア。週末を通してレッドブルの苦戦が目立つ結果となった。

    ヴォルフ「フェルスタッペンは“ホラーショー”の状況」
    トト・ヴォルフは中国GP後、メディアの取材に応じ、フェルスタッペンの置かれている状況について次のように語った。

    「つまり、マックスは本当にホラーショーの中にいるような状況だ」

    「昨日の予選で彼のオンボード映像を見れば分かるが、あれは本当に運転するのがひどい状況だ。あれは本当にひどい。だが、それは多くの他のチームで見られるものではない」

    フェルスタッペンのオンボード映像は荒れた挙動が目立っていたが、中国GPではアストンマーティンのフェルナンド・アロンソも振動問題によってリタイアしており、マシンのドライバビリティが大きな話題となった。

    現在のF1は“良いレース”だったと評価
    一方でヴォルフは、中国GPのレース内容自体についてはポジティブに評価している。

    「エンターテインメントという観点から見れば、今日フェラーリとメルセデスの間で見られたものは良いレースだったと思う。多くのオーバーテイクがあった」

    「我々は、文字通りオーバーテイクがなかった時代のF1も経験している。時には昔の良い時代を少し懐かしみすぎているのかもしれない」

    「だが、このプロダクト自体は良いものだと思う。ミッドフィールドでもかなりレースがあったし、それはポジティブなことだ」

    「ただ、ドライバーの視点からすると、完全に全開で攻める予選ラップという点では事情が違う」

    「明らかに予選でリフト&コーストをする状況というのは、マックスのように完全にフルアタックするタイプのドライバーにとっては、対処するのが難しく、受け入れるのも簡単ではないだろう」

    「しかし、これはレギュレーションの問題というよりも、マシン固有の問題がそれをさらに強めているように思う。テレビやスクリーンの前に座って見ていれば、マックスでさえ前方のレースは面白いものだったと言うだろう」

    トト・ヴォルフ マックス・フェルスタッペン

    フェルスタッペン「ERS冷却トラブルでリタイア」
    フェルスタッペンは中国GPのスタートでも順位を大きく落とし、苦しいレースを強いられた。

    レース後、フェルスタッペンは公式メディアインタビューで次のように説明している。

    「昨日のスタートと同じ問題が起きて、また最後尾になってしまった」

    「そこから前に進もうとしたけど、スプリントと同じ問題があって、タイヤのデグラデーションがかなり大きくて、グレイニングも多かった」

    「そうなると本当に難しくなる」

    さらにレース終盤にはERSの冷却トラブルが発生し、レッドブルはマシンをリタイアさせる決断を下した。

    「最終的にはERSの冷却問題でマシンをリタイアさせることになった」

    日本GPへ向けて「学ぶことが多い」
    フェルスタッペンは、次戦の日本GPに向けて多くの課題が残っていることを認めている。

    「学ぶことは本当に多い」

    「もちろん、これは僕たちが望んでいる状況ではない。でもチームがすべてを出し切っているのも分かっている」

    「僕にとってもフラストレーションだし、チームにとっても同じだ」

    「最終的には一緒に解決策を見つける必要がある。日本では少し良くなっていることを期待しているし、その後には少し長いブレイクがあるから、そこでいくつかのことを整理できればいいと思う」

    2026年シーズン序盤、レッドブルは予想外の苦戦を強いられている。ヴォルフが「ホラーショー」と表現したフェルスタッペンの状況は、チームに早急な改善を求める強い警鐘とも受け止められている。

  • マックス・フェルスタッペン F1中国GPリタイアの原因判明 ERS冷却トラブル

    マックス・フェルスタッペン F1中国GPリタイアの原因判明 ERS冷却トラブル

    マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)は2026年F1中国GP決勝で終盤にリタイアを喫した。フェルスタッペンは45周目に突然ペースを落とし、チームからピットへ呼び戻されてレースを終えることになった。

    当時フェルスタッペンは6番手を走行しており、スタート直後の大きな後退からポジションを回復していたが、リタイアによりポイント獲得の機会を失った。一方、レッドブル陣営はアイザック・ハジャーの8位による4ポイントのみを持ち帰る厳しい週末となった。

    フェルスタッペンのリタイアはERS冷却トラブル
    レッドブルはその後、フェルスタッペンのリタイアの原因がエネルギー回生システム(ERS)のクーラントトラブルだったことを明らかにした。さらなるダメージを防ぐため、チームはマシンをリタイアさせる判断を下したという。

    フェルスタッペンは決勝でもスタートで出遅れ、16番手まで順位を落としたものの、上海インターナショナル・サーキットで着実にポジションを回復。ハースF1チームのオリバー・ベアマンの後ろとなる6番手まで浮上していた。

    しかしレース終盤、突然ペースが低下したことでチームはマシンをピットに呼び戻し、2026年F1シーズン第2戦はリタイアという結果になった。

    メキース「信頼性問題は予想していた」
    「中国GPは金曜日から我々にとって非常に厳しいイベントだった」とレッドブル・レーシングのチーム代表ローラン・メキースは語った。

    「スプリント週末の序盤で後手に回るのは最悪のシナリオだ。問題を把握して対処する時間がほとんどないからだ」

    「我々自身のパワーユニットでメルボルンのグリッドに並べたこと自体が大きな成果だった。信頼性の問題に直面する可能性があることは、ある意味で予想していた」

    「今日はクーラントの不具合でマックスをリタイアさせる必要があった。しかしそれが唯一の問題ではない。パフォーマンス面でも我々のパッケージにはいくつか明確な不足があった」

    「ただ、この数週間で我々は多くのことを学んでいる。2週間後の日本GPでは、より競争力を発揮できると期待している」

    マックス・フェルスタッペン レッドブル・レーシング

    中国GP後のメディアブリーフィングはキャンセル
    中国GP後、レッドブルは通常行われるローラン・メキースの決勝後メディアブリーフィングをキャンセルした。

    チームによると、メキースは上海から早い便で帰国する必要があったためで、厳しい週末を終えたチームは日本GPに向けてすぐに準備へ移ることになった。

    レッドブルは2026年から自社製パワーユニット「レッドブル・パワートレインズ」を投入しており、シーズン序盤は信頼性とパフォーマンスの両面で課題を抱える状況となっている。

  • マックス・フェルスタッペン 今のF1を酷評「好きな人はレースを分かってない」

    マックス・フェルスタッペン 今のF1を酷評「好きな人はレースを分かってない」

    マックス・フェルスタッペンが2026年F1中国GPの決勝後、今季導入された新レギュレーションを強く批判した。内燃エンジンと電動出力がほぼ50対50となる新しいパワーユニット規則やシャシー規定の大幅変更について、現役ドライバーの中でも最も強い不満を示している。

    フェルスタッペンはすでにプレシーズンテストの段階から「強化版フォーミュラEのようだ」と語るなど懐疑的な姿勢を示してきたが、中国GPではERS冷却トラブルによるリタイアを喫したこともあり、レース後にはさらに踏み込んだ批判を展開した。

    フェルスタッペン「これはマリオカートのようだ」
    マックス・フェルスタッペンは新レギュレーションによって生まれたレース展開について、次のように語った。

    「ひどいよ。正直言って、これを好きだと言う人がいるなら、その人はレースというものを分かっていない」

    「まったく楽しくない。マリオカートをやっているみたいだ。これはレースじゃない」

    「ストレートでブーストして前に出るけど、次のストレートではバッテリーがなくなって相手がブーストして抜き返してくる。僕にとっては冗談みたいなものだ」

    「今のF1はメルセデスが圧倒している」
    フェルスタッペンはまた、2026年シーズン序盤の勢力図にも言及した。

    開幕戦オーストラリアGPと第2戦中国GPの両方でメルセデスがワンツーフィニッシュを記録しており、アンドレア・キミ・アントネッリとジョージ・ラッセルが主導権を握っている状況だ。

    フェルスタッペンはこう語った。

    「結局勝っているのはキミとジョージだけだ。だから接戦という感じでもない。彼らは他のチームより何マイルも先にいる」

    「フェラーリはスタートが良くて一時的に前に出ることもあるけど、数周すれば状況は整理される。でもこれはレースとは関係ない」

    「僕が勝っていたとしても同じことを言うよ。僕はレースそのものの質を大事にしているからだ」

    マックス・フェルスタッペン F1レギュレーション フォーミュラ1カー

    「このレギュレーションはF1を壊す可能性がある」
    フェルスタッペンはさらに、このレギュレーションが将来的にF1そのものに悪影響を与える可能性があると警告した。

    「このままでは、いずれこのスポーツを壊してしまうと思う。最終的には自分たちに跳ね返ってくる」

    「もちろん、僕たちはF1側とも話をしている。ドライバーの多くが同じ意見を持っていると思う」

    「勝っているチームは『今のままでいい』と言うだろう。優位性があるなら、それを手放したくないのは当然だからね」

    「でも多くのドライバーに聞けば、これは僕たちが望んでいるものではない。ファンの多くも同じだと思う」

    「できれば、できるだけ早くこの状況を変えたい」

    フェルスタッペンは最後に、レギュレーション変更には政治的な駆け引きが伴うとも指摘した。

    「これは政治なんだ。今アドバンテージを持っている人たちは、それを失いたくない」

    「でもスポーツ全体という視点で見れば、今の形は良くないと思う」

  • マックス・フェルスタッペン レッドブルF1深刻「マシンは完全に運転不能」

    マックス・フェルスタッペン レッドブルF1深刻「マシンは完全に運転不能」

    マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)は、2026年F1中国GP予選後、自身のマシンについて「完全に運転不能」と厳しく評した。大幅なセットアップ変更を施して臨んだものの、改善は見られなかったという。

    レッドブル・レーシングは上海での週末を通じて苦戦が続いており、フェルスタッペンはスプリントでも8番グリッドからスタートで後退し、一時14番手まで落ちながら最終的に9位で終えた。

    日曜の決勝に向けた予選でも状況は好転せず、アンドレア・キミ・アントネッリが記録したポールポジションのタイムから約1秒遅れの8番手にとどまった。

    大幅変更でも「違いはゼロ」
    日曜の決勝に向けた見通しを問われたフェルスタッペンは、厳しい現状を隠さなかった。

    「正直なところ、あまり期待していない」

    「マシンにかなり多くの変更を加えたけど、違いはゼロだった」

    「週末を通してずっと遅れていた。マシンは完全に運転不能だ。基準にできるようなものすら作れない。どのラップも生き残るだけという感じだ」とフェルスタッペンは語った。

    テレビ取材エリアでも、その見立てはさらに厳しいものだった。

    「僕たちはいるべき場所にいるし、明日もおそらくそのあたりでレースをすることになるだろう」

    問題の本質はパワーユニットではない
    フェルスタッペンは、パワーユニット側にもわずかな差はあると認めつつ、それが主因ではないと説明した。

    「パワーユニット側にも少し違いはある。でも、僕たちがこれほど大きく失っている一番大きな要因は、たぶんそこではない」

    「マシンがそれを許してくれないから、まったくプッシュできない。だからクルマを自分でコントロールしている感覚がないんだ。ただスピンしてしまうだけだ」

    マックス・フェルスタッペン レッドブル・レーシング

    スプリントの課題は判明も不安は拭えず
    フェルスタッペンは、スプリントでスタート直後にポジションを落とした原因については把握できたと明かした一方で、不安も口にした。

    「原因は分かった。修正できるといいけど、そうでなければまた20番手だ」

    また、これは開幕戦オーストラリアGPのスタート時に複数ドライバーを悩ませたバッテリーのチャージ問題の再発ではないとも説明した。

    さらに今後を見据えても、今回の苦戦をサーキット特性だけの問題と見ることには慎重だった。

    「そうだといいけど、マシンに何も変更を加えなければ、僕たちは常に4番手のチームになるだろう」

    一方で、アイザック・ハジャーも土曜午後の予選でフェルスタッペンを上回ることはできず、9番手に終わった。レッドブル陣営にとって中国GPは、決勝に向けても厳しい戦いが続く見通しだ。

  • マックス・フェルスタッペン F1中国GPスプリント「完全に最悪のレースだった」

    マックス・フェルスタッペン F1中国GPスプリント「完全に最悪のレースだった」

    マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)は2026年F1中国GPスプリントを9位で終え、ポイント獲得を逃した。スタート直後からパワー不足の問題に見舞われ、中団へ後退する厳しいレースとなった。

    その後はポジションをいくつか回復したものの、マシンバランスの問題とタイヤのデグラデーションに苦しみ、上位争いに加わることはできなかった。

    スタートでポジションを落として中団に沈んだが、スプリントでは厳しい展開だったように見えた。

    パワーが全くなかった。たぶんメルボルンでリアム・ローソンに起きたのと似たような問題だと思う。

    それでも少しはポジションを取り戻すことはできたけど、マシンのバランスはひどかったし、中団の周りのクルマよりタイヤのデグラデーションも大きかった。

    だから、正直言って完全に最悪のレースだったと思う。

  • マックス・フェルスタッペン「完全に惨事」 レッドブルF1 スプリント予選で苦戦

    マックス・フェルスタッペン「完全に惨事」 レッドブルF1 スプリント予選で苦戦

    マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)は、2026年F1中国GPのスプリント予選で8番手に終わり、厳しいセッションとなったことを認めた。

    上海インターナショナル・サーキットで行われたスプリント予選では、マシンバランスとグリップ不足に苦しみ、SQ2では最終コーナーでコースオフしてグラベルに飛び出す場面もあった。結果として辛うじてSQ3に進出したものの、決勝スプリントは4列目スタートとなった。

    フェルスタッペン「完全に惨事」
    マックス・フェルスタッペンはスプリント予選を振り返り、マシンのグリップ不足とコーナリング性能の欠如が最大の問題だと語った。

    「今日はペースの面で完全に惨事だった」

    「グリップがまったくない。正直、それが一番大きな問題だ。グリップもバランスもなくて、コーナーでは大きくタイムを失っている」

    「そのせいで、ほかの小さな問題も次々に出てくる。でも僕たちにとって一番大きな問題は、コーナリングが完全に機能していないことだ」

    SQ2ではピエール・ガスリーに妨害される場面もあり、フェルスタッペンはこの出来事を「ばかげている」と不満を示した。

    マックス・フェルスタッペン レッドブル・レーシング

    レッドブルは苦戦 ハジャーも10番手
    レッドブルはチーム全体としても厳しい結果となり、チームメイトのアイザック・ハジャーも10番手にとどまった。

    スプリント予選終了後はパルクフェルメ状態に入るため大幅なセットアップ変更は制限されるが、土曜午後に行われる通常予選に向けては調整の余地が残されている。

    フェルスタッペンは週末の巻き返しについて問われると、慎重な姿勢を示した。

    「これから確認してみる」

    「現時点では何ができるのか分からない。でも様子を見てみるよ」

  • マックス・フェルスタッペン F1新規則を皮肉「マリオカートで練習している」

    マックス・フェルスタッペン F1新規則を皮肉「マリオカートで練習している」

    マックス・フェルスタッペンは、2026年F1シーズンで導入された新レギュレーションを巡り、再び不満を示した。レッドブル・レーシングの4度のワールドチャンピオンは、シミュレーターの代わりにゲームで練習していると冗談を飛ばし、現在のF1マシンに対する複雑な心境を語った。

    フェルスタッペンはシーズン開幕戦となったオーストラリアGP後も、新しい規則がレースを難しくしていると批判を続けている。

    中国GPを前にしたFIA記者会見では、シミュレーターの重要性について質問されると、皮肉を込めたジョークで応じた。

    フェルスタッペン「マリオカートで練習している」
    「もっと安い解決策を見つけた。シミュレーターをニンテンドースイッチに替えたんだ」とマックス・フェルスタッペンは語った。

    「実際にマリオカートで練習している。キノコを見つけるのはかなりうまくなってきたけど、青い甲羅は少し難しい」

    「今も取り組んでいるところだ。ロケットはまだないけど、そのうち来るよ」

    このコメントは、2026年F1で議論を呼んでいるエネルギーマネジメントやバッテリー管理を皮肉ったものと見られている。

    実際、オーストラリアGPではシャルル・ルクレールがチーム無線で「これはマリオカートのキノコみたいだ」と表現する場面もあった。

    さらに、上海サーキットではエネルギー管理問題が改善するかと問われると、フェルスタッペンは皮肉を込めてこう答えた。

    「いや、自信はあるよ。素晴らしいね」

    マックス・フェルスタッペン F1レギュレーション

    F1を離れる意向は否定
    フェルスタッペンはこれまで、新しいF1マシンが「楽しくない」場合には将来を再考する可能性を示唆していた。しかし今回の会見では、F1を離れるつもりはないと強調している。

    「本当に離れたいわけじゃない。言ったように、もう少し楽しめたらいいとは思う」

    「でも同時に、他にも楽しいことをやっている。ノルドシュライフェを走れるし、将来的にはスパやル・マンにも挑戦したい」

    「だから、自分が本当に楽しいと思えることも組み合わせている。チームの活動もあるし、同時にいろいろなことがある。ポジティブな気晴らしみたいなものだ」

    一方で、現在のマシンに対する気持ちは複雑だと明かした。

    「正直、クルマを運転すること自体はあまり楽しめていない。でもチームの人たちやエンジン部門の人たちと一緒に働くのは楽しい」

    「だから少し複雑なんだ。言葉は控えるけどね。罰金が5000ユーロになったから」

    それでもフェルスタッペンは、F1とFIAが改善に向けて議論していることを明かしている。

    「F1やFIAとも話し合いはしている。うまくいけば、すべてを改善できる方向に進んでいると思う」

    フェルスタッペンは、現在の状況が長く続くことは望んでいないとも語った。

    「数年間このままというのは絶対に望んでいない」

    「来年には、すでにかなり良い改善ができることを期待している。いくつかの選択肢について議論しているところだ」