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  • ロン・デニス、マクラーレンのマネジメント陣を擁護

    ロン・デニス、マクラーレンのマネジメント陣を擁護

    ロン・デニスは、マクラーレンのマネジメント構造を擁護した。

    最近、ロン・デニスは、苦戦の原因の一つはマクラーレンのトップだと述べたエディ・ジョーダンのことを“F1村の馬鹿者”と切り捨てている、

    ロン・デニスは、F1チームの直接的責任を担うエリック・ブーリエとジョナサン・ニールを全面的に支持すると述べた。

    「私もグランプリには行く」とロン・デニスは Autosprint で説明。

    「だが、私はグループ全体のチーフエグゼクティブであり、それにはF1以外のものも含まれている」

    「もちろん、F1はビジネス全体の非常に重要な部分だ。しかし、私は直接携わってはいない。私は意見を述べるし、会議に参加もするが、独立した立場だ」

    「私の意見は尊重されているし、多くの経験を有している。しかし、干渉するのは好きではない。私の役目はチームを一つにまとめ、派閥にわかれるのを防ぐことだ」

    ロン・デニスは「チームはうまく運営されている」と主張する。

    「マネジメントの観点から言えば、今はマクラーレンの歴史の中でベストな時だと言っていいほどだ。リザルトが非常に悪いので、おかしな言い方に聞こえるかもしれないがね」

    「ドライバーのポジティブな態度を見ればわかるように、彼らもそれを理解している」

    「F1の活動はマクラーレンの公の顔だ。次の数カ月で我々は素早い巻き返しを誇りに思うことだろう。私はそう信じて疑わない」

  • ジェンソン・バトン 「2016年のシートは保証されていない」

    ジェンソン・バトン 「2016年のシートは保証されていない」

    ジェンソン・バトンは、2016年のマクラーレンの来季のシートを保証されているわけではないと認めた。

    昨年、マクラーレンは、新加入するフェルナンド・アロンソのチームメイトをジェンソン・バトンにするか、もしくは若手のケビン・マグヌッセンを残すのかの決断を繰り返し遅らせ、ジェンソン・バトンの未来は長い間不確定なままだった。

    最終的に選ばれたジェンソン・バトンは、今年でF1キャリア16年目に突入した。

    フェルナンド・アロンソが3年契約を結んでいるのに対し、ジェンソン・バトンの2年契約の最終年はマクラーレン側に行使権がある“オプション”だとみられている。

    F1イギリスGP中に噂についてコメントを求められたロン・デニスは「ジェンソン・バトンはマクラーレンと2年契約を結んでいる。我々は今のところドライバーについて検討すらしていない」と Sky Sports F1 に述べた。

    しかし、ジェンソン・バトンの方は確信から程遠い状態であり、自身の今後について「決まっているものはない。あらゆるところに常に選択肢がある」とコメント。

    「僕たちは来年のことについては考えていない。今年のマシンを改善することを考えているんだ。やらなければならないことがたくさんあるし、タフな1年になるだろうけど、僕たちは全力を尽くしていく」

    マクラーレンには選択肢が豊富にある。昨年のレースドライバーだったケビン・マグヌッセンは今もリザーブドライバーを務めており、育成ドライバーのストフェル・バンドーンはGP2を席巻している。シーズン中盤にして65ポイントのリードを築き、チャンピオン獲得が現実味を帯びているストフェル・バンドーンだが、GP2のタイトルをとったとしても来季のF1シートを保証するものではないとすでに認めている。

    2016年のドライバーマーケットは、フェラーリがキミ・ライコネンを残留させるか否かが左右するだろう。

    キミ・ライコネンが残留しない場合、バルテリ・ボッタス(ウィリアムズ)、ニコ・ヒュルケンベルグ(フォース・インディア)ダニエル・リカルド(レッドブル)らがその後任候補と見られており、3人のいずれかがフェラーリに移籍するとすれば、そこでまた新たな動きが誘発される可能性がある。

  • マクラーレン、成績悪化が財政状況にも影響へ

    マクラーレン、成績悪化が財政状況にも影響へ

    現在、タイトルスポンサーがついていないマクラーレンは、今季の成績悪化によって、さらに厳しい財政状況を迎えることになるかもしれないと Sunday Times が報じている。

    今年からホンダとタッグを組んだマクラーレンは、コンストラクターズ選手権9位と低迷している。

    しかし、FIAは今季のマクラーレン・ホンダがペナルティなしで5基目のエンジンを使用する案を承認。

    ホンダは今シーズンの残りトークンを大幅なアップグレードにつぎ込んでくることが予想される。

    ホンダのF1プロジェクト総責任者である新井康久は「データを分析して、シーズン後半戦に前進するためにトークンを使用すていくことに全力を尽くさなければなりません」と El Confidencial にコメント。

    El Mundo Deportiv は、早ければF1ハンガリーGPに持ち込まれる可能性のあるアップグレードが、70馬力に相当するのではないかと推測している。

    だが、トップとの大きな差や、成績に準じて賞金が与えられることを考えれば、今季、マクラーレンの財政へのダメージはすでに避けられないものになっている。

    それだけでなく、ボーダフォンが離脱する際に後任のタイトルスポンサー料の引き下げを拒否したマクラーレンに現状で新たなスポンサーが見つかる気配はない。

    ある業界通は「このようなことになってしまうとは驚くべきことだ。彼らは当時5,000万ポンド(約95億6,000万円)の3年間契約を手にすることができたかもしれない。つまり、1億5,000万ポンド(約287億円)が予算から失われているということになる」と述べた。

    「現在、その結果が表れており、彼らは振るわぬ2シーズンを過ごし、今季はまったく恐ろしいことになっている。スポンサーは、価格を指定することができるし、もしくは立ち去ることもできる」

    マクラーレンのレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエはこの状況を認識しているという。

    「(2015年は)我々の内部の収益にダメージを与えるだろうし、それをカバーする方法を探さなくてはならない」

  • ホンダ、マクラーレンの要請にも「技術的問題への助けは必要ない」

    ホンダ、マクラーレンの要請にも「技術的問題への助けは必要ない」

    ホンダのF1プロジェクト責任者を務める新井康久は、F1のワークスパートナーであるマクラーレンから巨大なプレッシャーをかけられているとの報道を否定した。

    マクラーレン・レーシングディレクターのエリック・ブーリエの言葉からは、次第にいら立ちが垣間見えるようになってきた。大きな期待を寄せられたマクラーレン・ホンダのコラボレーションだが、2015年シーズンの中間地点に来てもいまだ成果を挙げていない。

    エリック・ブーリエは「私は1日2回、時差ぼけの時は3回、彼(新井)に『我々はできるだけ早く成功しなければならない』こう言っている」とシルバーストンで述べた。

    マクラーレンのいら立ちは、両社のプロジェクトに対する捉え方の違いによるものだと考えられている。

    マクラーレンはすぐにでも結果を必要としているが、ホンダはコツコツと5年計画で作業に取り組んでいる。

    ホンダは、プロジェクトを人材育成の場と考えているため、外部からエンジニアを雇ってプロセスをスピードアップさせるべきというマクラーレンのアドバイスを拒否しているという。

    だが、新井康久は、マクラーレンとホンダの関係は崩れていないと強調する。

    「1980年代に我々は共に大きな成功を収めました。お互いに対する信頼があります」と Globo Esporte にコメント。

    「もちろん、向上しなければならないというプレッシャーはありますが、我々は腹を割って全てを話し合っています」

    「我々が1つのソリューションを思いつき、チームが別のものを思いつくということもありますが、この種の関係では普通のことです」

    しかし、マクラーレン側がグループの持つ広大なリソースの提供を申し出ても、ホンダがそれを活用しようとしないことにマクラーレンはいっそう不信感を募らせているともいわれている。

    だが、新井康久は「マクラーレン・アプライド・テクノロジーズとは、プロジェクトが始まった時から協力しています」とコメント。

    「我々の要請を受けて、彼らがパワーユニットのソフトウエアを開発しました。素晴らしい仕事をしてくれました」

    しかし、その提携をさらに拡大することも可能なのではと質問には「技術的問題に関する助けは必要としていません」と新井康久はコメント。

    「もちろん、良いアドバイスはいつでも歓迎です。でも、プロジェクトのための(別の場所からの)技術的ソリューションは必要ありません」

    しかし、ロン・デニスと新井康久の間の緊張は非常に高まっているとされ、ロン・デニスが、新井康久の退任を求めているとも言われている。

    ところが、新井康久は、どちらかというと“社内(ホンダ)の重役”と“日本のメディア”のプレッシャーの方が大きいと感じているようだ。

    「責任者が代わったからといって、リザルトが変わるとは思いません。ホンダの経営陣も、マクラーレンも、私を信頼してくれています」と新井康久は主張。

    「どんな責任者でも、どうすればもっと良くなるかを考えるものです。それは、私であっても変わりません。毎日考えています。とてつもなく大きなチャレンジです」

    ホンダが困難を切り抜けて、実績を上げ始めるのはいつかと質問された新井康久は「間もなくだと、約束します」とコメント。

    「シーズンの後半には可能でしょう。私はスパ・フランコルシャンからを期待しています」

    「ここまでに開発のための良い基礎を築いてきました。これは計画に沿ったものですし、段階的に前へ進みます。目標はクリアしてきました」

    「確かにリザルト的にファンの期待に応えられていないことは承知しています。しかし、自分たちの仕事内容は把握しています。どうか時間をください」
    「シーズンの後半は良くなりますので、私を信じてください」と新井康久は締めくくった。

  • ストフェル・バンドーン 「GP2タイトルを獲得してもF1の保証はない」

    ストフェル・バンドーン 「GP2タイトルを獲得してもF1の保証はない」

    マクラーレンのジュニアドライバーであるストフェル・バンドーンは、今年GP2のタイトルを獲得したとしても、2016年位F1グリッドに並べる保証はないと語る。

    今年ARTグランプリからGP2に参戦するストフェル・バンドーン(23歳)は、今シーズン4勝を挙げ、2位のアレキサンダー・ロッシに65ポイント差をつけて首位に立っている。

    しかし、マクラーレン・ホンダは、フェルナンド・アロンソとジェンソン・バトンと複数年契約を結んでおり、リザーブドライバーのケビン・マグヌッセンもいる。

    ストフェル・ファンドールンは、F1シートを獲得するのは難しいとわかっている。

    「F1は常に非常に競争的なスポーツだし、それは誰もがわかっている。うまくやっていても、F1にたどり着けないドライバーがいつもいた」

    「現時点ではまだ似たり寄ったりだということをわかっているし、今シーズン、このチャンピオンシップに勝っても、来年F1にいられる保証はない」

    「ベストを尽くしているのは確かだし、そのために頑張っている。そして、来年はそこにいたいと思っている」

    F1昇格を目指すにあたり、GP2で好調を維持できているかと質問されたストフェル・ヴァンドールンは「そうだね。現時点でこれ以上のことはできないと思っている」とコメント。

    「クルマに乗る度、全ての予選、全てのレースで可能な限りベストを尽くそうとしている」

    「最終的にそれが将来のために僕を最高のポジションに置いてくれると思う」

    ストフェル・バンドーンは、マクラーレン・ホンダの役割の一部として多くの時間をシミュレーターで過ごしており、最近のオーストリアテストでもF1マシンをテストして経験を積んでいる。

    「確かにF1への準備はできていると感じている。去年、マクラーレンでF1カーをテストをした。とてもうまくいったよ」

    「今はGP2で2シーズン目だし、それも本当にうまくいっている」

    「オーストリアでF1カーを走らせたし、それもとてもうまくいった。午前中は雨が降ったけど、午後はまったく問題なく進んだ。F1への準備はできていると思う」

    ストフェル・バンドーンは、将来についてロン・デニスとエリック・ブーリエと定期的に話していると明かした

    「ロンとエリックとは定期的に話をしているし、彼らはGP2で勝つことが今シーズンの僕の焦点だということを明白にしている」

    「そこが現時点での自分を証明できる場所だ。現時点ではこのチャンピオンシップに勝つことが最も重要だ」

    「もちろん、来年F1にいたいし、それが子供の頃から僕が取り組んでいることだ。でも、現時点でのメインの焦点はGP2だ」

    「僕はマクラーレンと契約しているし、今やっている仕事、求められていることに完全に集中している」

  • ルイス・ハミルトン 「グリッド後方のマクラーレンを見るのは辛い」

    ルイス・ハミルトン 「グリッド後方のマクラーレンを見るのは辛い」

    ルイス・ハミルトンは、古巣であるマクラーレンがグランプリウィナーからグリッド後方に落ちていく姿を見るのは辛いと認めた。

    ルイス・ハミルトンは、キャリアの初期からマクラーレンとロン・デニスに育てられ、2007年にマクラーレンからF1デビュー。2008年にはワールドチャンピオンを獲得している。

    しかし、2012年末にルイス・ハミルトンはマクラーレンを去り、メルセデスに移籍することを発表。多くメディアがその移籍の妥当性を疑った。

    当時、マクラーレンはルイス・ハミルトンとジェンソン・バトンが各々3勝を挙げていたのに対し、メルセデスはミハエル・シューマッハとニコ・ロズベルグのコンビで年間1勝しか挙げられていなかった。

    当時、マクラーレンのチーム代表を務めていたマーティン・ウィットマーシュは「メルセデスは我々の素晴らしいパートナーであり、彼らは素晴らしいチームだ。だが、マクラーレンを去る誰もが、そして彼も勝ちたいと思っている。このチームには信頼と信念があり、私はそれは間違いだと思う」と述べていた。

    その後も否定的な報道がなされたルイス・ハミルトンだったが、メルセデスで2014年にワールドチャンピオンを獲得。今シーズンもチャンピオンシップをリードしている。

    マクラーレンを離れてから17賞を挙げているルイス・ハミルトンは、旧所属チームがグリッドの後方に落ちていくのを見るのは悲しいと語る。

    「僕たち全員が、今年は彼らにとって難しいことはわかっている。それを見るのは確かに辛い」とルイス・ハミルトンはコメント。

    「素晴らしいチームだし、本当に大きなチームだ。本当に素晴らしい成功を収めた。僕は何年もその一員だったチームだった」

    「今、彼らがいるポジションを見るのはとても異常に感じる。でも、偉大なロン・デニスがいるし、多くの偉大なエンジニアがある。そして、最終的には切り抜けられるチームスピリットがあると思う」

    「今、彼らは暗い場所にいるけど、トンネルの向こうに光が見えることを願っている」

  • マクラーレン、ホンダに外部のエンジンスペシャリスト登用を要請

    マクラーレン、ホンダに外部のエンジンスペシャリスト登用を要請

    マクラーレンは、ホンダに外部からエンジン開発において豊かな経験のあるエンジニアを登用することを要求しているという。

    マクラーレン・ホンダは、F1イギリスGPでフェルナンド・アロンソが10位でフィニッシュして、今季初ポイントを獲得。

    だが、今シーズン初の1ポイントを獲得できたことを祝う予定はあるかと質問されたフェルナンド・アロンソは、「とんでもない」とコメント。

    「いや、僕はF1チャンピオンとなることを目指しているからね」

    「今年の終わり頃には、僕たちも違うレベルに到達していたいと思うし、そうなればポイントを獲得したことなどがニュースになることもなくなるだろう」

    しかし、そうするためには、ホンダは、マクラーレンからの要請に応えて、外部からエンジン開発に豊かな経験を持つエンジニアを獲得するという動きに出ることになるかもしれないと Telegraph が報じている。

    同紙によれば、マクラーレンのロン・デニスやエリック・ブーリエが、ホンダに対してそのような要求を強めてきたが、ホンダはこれまで“全面的に拒否”してきたという。

    かつてマクラーレンに所属していたデビッド・クルサードは、いずれにしてもマクラーレン・ホンダがすぐに復調できるとは思えないと語る。

    「これからシーズンが終わるまでの間に彼ら(マクラーレン・ホンダ)が戦えるようになるとは想像し難い」とデビッド・クルサードはコメント。

    「マクラーレンに関しては、また競争力を上げてくるまではほぼ無視しておくしかないだろう」

  • マクラーレン、ホンダに我慢の限界? アロンソは「テレビを消して」

    マクラーレン、ホンダに我慢の限界? アロンソは「テレビを消して」

    マクラーレンは、ホンダのエンジンの開発にしびれを切らし始めている。

    F1イギリスGPの予選では、マクラーレン・ホンダのフェルナンド・アロンソとジェンソン・バトンとは17番手と18番手に沈んだ。

    これを受け、マクラーレン・ホンダのレーシングディレクターを務めるブーリエは「ホンダにとっては、5年プロジェクトなら3年か4年後に勝てれば成功したと言えるのだろう」と Motorsport.com にコメント。

    「マクラーレンには、3年〜4年待つ余裕はない」

    さらにエリック・ブーリエは、マクラーレンにすでに“損害”が出ていると語る。

    「損害については理解しやすいだろう。ブランドというのは成功によって、それも継続的な成功によって築かれるものだ」

    「商業的な面で、この状況は痛い。我々に加わることに関心を持つ多くの人々や企業が存在するからだ。だが、そうした組織の中には、結果が出ていないことに疑問を持つ人がいるかもしれない」

    「これ以上長く待つことはできないと思う」

    また、フェルナンド・アロンソも予選後に「毎週フラストレーションを抱えてはいられない」とコメント。

    「これからさらに10回のレース週末でのテストが待っている。なので、退屈な人がいるなら、来年までテレビを消してほしい。それか、日本GP以降までね。これよりもさらに悪くなりそうだからね」

  • ロン・デニス 「これまでで最高のマクラーレン・チームのひとつ」

    ロン・デニス 「これまでで最高のマクラーレン・チームのひとつ」

    マクラーレンの最高権威者ロン・デニスは、その傑出した歴史のなかで最も不成功な期間を経験しているチームの苦境の深さについて語ったが、ホンンダとのパートナーシップにおいて、今でも楽観的な姿勢に変わりはないと語る

    現状がいかに厳しいかを聞かれたロン・デニスは「状況は私を除いた全員を驚かせているようだね」とコメント。

    「私は以前にそれを経験しているからね。我々は着実に、そして、かなり大きな前進を果たしている。3〜4レース前、我々はサーキット特性によってせいぜい安定水準に達した状態でカナダに着くだろうことはわかっていた」

    「しかし、実質的に我々が行っているあらゆるステップが、チームが予測した通りに我々を前進させているし、我々は計算とトラック上のパフォーマンスにといて非常に良い相関関係を得ている。それは有望なことだ」

    「我々のコミットメントは、ワールドチャンピオンに勝つというままだ。クルマの各面にレーザーフォーカスすることを要求されるし、全てがベストのなかのベストでなければならない。ホンダも我々もこれほどまで難しいとは思っていなかった。だが、彼らはエンジンだけでなく、R&D施設に関しても完全にまっさらな状態からスタートした。完全に新しい」

    「我々はこれが非常に大きな挑戦だということをわかっているが、進展を果たしている。ホンダは長年にわたって多くのエンジンを製造しており、私は自分たちがベストのひとつになるとわかっている。だが、エネルギー回生システムのあるハイブリッド・パワートレインは非常に複雑であり、誰がクルマを運転するかは重要ではなくなっているほどだ。マスターするには時間がかかる」

    ロン・デニスは、ホンダはライバルのエンジンメーカーよりも1年の遅れがあると指摘する。

    「現在、彼らの成熟したエンジンは、比較的うまく発展している。他のメーカーは2014年にスタートしており、5基を使用することを許されていた。2015年の今、ホンダは彼らがやったのと同じことをしなければならないが、1基少ない。私にとってそれはアンフェアなことだ。我々の受けているようなルールの縛りはどんなメーカーにとっても意欲の妨げになる」

    ロン・デニスは、F1ストラテジーグループの役割にも疑問を持っている。

    「ストラテジーグループ内の無頓着な性質にショックを受けている。特に我々はこのように資金を投資しようとしているのだからね」

    「この委員会が私にできることとできないことを決定する際、声を大にして言いたいことは、より競争的になるために会社の施設を使う私の能力に影響を及ぼすようなルールやレギュレーションなどありえないということだ。持たざる者を支えるという傾向にある。それにもフラストレーションを感じる」

    「個人的に、私は17の世界選手権に関与してきた。私はそれをするために何が必要かを理解していると思う。ストラテージ・グループの会議のいくつかに参加すると、チームのいくつかに著しい経験不足がみられる」

    「彼らは、私が一度だけでなく、7回試しても失敗するとわかっていることを出してくる」

    「私は朝、かなり闘争的な気分でベッドから出る。マクラーレンのDNAは強いし、私は、我々の価値をとても良くわかっている。チームを非難する人々は、とにかく理解していないか、我々にあるルーツがないのだと思う」

    「このような表明に人々の共感を得るのは難しいだろうが、現在、我々はこれまでで最高のグランプリチームだ。結束力があり、集中したグループだ」

    「大きな痛みを背負っているが、いかなる状況でも全力を尽くす人々がいる。チームの全員が持ちこたえ、『さあ、これをやっていこう』と言わなければならない」

    「ご存知のように、スポンサー、投資家を納得させるためにこの重荷を背負い続けていくと同時に、我々はそれを成し遂げるつもりであり、チーム内の誰もがそれを信じている」

  • マクラーレン・ホンダ、2016年のセカンドチーム構想を否定

    マクラーレン・ホンダ、2016年のセカンドチーム構想を否定

    ホンダは、2016年に第2のチームにエンジンを供給する構えがあるとの推測を否定した。

    今季にF1復帰を果たしたホンダはこれまで、今年はワークスパートナーのマクラーレンに集中しているものの、2016年からはカスタマーにV6ターボパワーユニットを供給することにもオープンだと述べてきた。

    現在、昨年型のフェラーリ製パワーユニットを搭載するマノー・マルシャが、変更を視野に入れていることを示唆している。

    だが、ワークスとしてのマクラーレン・ホンダのコラボレーションがオーストリアでも困難を極めているなか、ホンダのF1プロジェクト総責任者である新井康久は「私は今も他チームにエンジンを供給するのが良い考えだと思っていますが、事実としてそのようなプランはありません。我々はマクラーレンとの仕事に集中しています」と Speed Week にコメント。

    しかし、ワークスチームの他に3つのカスタマーチームを擁するメルセデスのエンジン部門を率いるアンディ・カウエルは、同じパワーを搭載したマシンがグリッドにいればそれだけ“学ぶものは大きい”と語る。そして、それこそ苦戦するホンダが今必要としているものかもしれない。

    しかし、マクラーレン・ホンダのレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエは「ホンダには第2のチームに供給する準備がない」と発言。

    「新井氏と同じく、それがF1にとって良いことだという見解を持ってはいるが、一方でホンダの唯一のパートナーであることが我々(マクラーレン)にダメージを与えるとも思わない」

    「開発作業の多くがテスト装置で可能であり、セカンドチームには注意散漫になる要素もある」