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  • マクラーレン・ホンダ:2017 F1バルセロナテスト 3日目レポート

    マクラーレン・ホンダ:2017 F1バルセロナテスト 3日目レポート

    スペイン・バルセロナでの公式テスト3日目のセッションが行われ、マクラーレン・ホンダにとっては実りある一日となった。チームはセットアップ調整を進め、レイク(解析用機器)とフローヴィズペイント(気流の流れを可視化する塗料)を用いて空力の整合性確認を完了させた。

    セッション開始直後は気温が低かったものの、日が昇るにつれて路面温度は上昇。午後は風が強くなったが、予定されていた走行計画を順調に進めた。

    本日は大きな問題が起こることもなく、ドライコンディションの中でフェルナンド・アロンソが72周を走行。この日行う予定のテストプログラムを完了させることができた。

    フェルナンド・アロンソ
    「まず、前半2日間で私とストフェルの記録した走行距離を、今日は大幅に伸ばせたことが重要です。多くの情報収集とともにマシンの習熟を進めながら、今日予定していたプログラムを完了することができ、満足しています。テスト前半の難しい状況を考えれば、とてもいいことだと思います。マシンの感触はよく、初日のセットアップに比べてかなりハンドリングを改善することができました。現状、マシンはセットアップ変更に対してきちんと反応していますし、さまざまな部分で日を追うごとに少しずつ進歩できると思います。チームは今日のプログラムを完了させるべく、すばらしいハードワークをみせてくれました。多くの走行時間を得られて、異なるパーツを試したり、複数のセッティング変更を行ったりすることができました。私たちにとって、間違いなく有意義な一日です」

    エリック・ブーリエ (マクラーレン・ホンダ レーシングディレクター)
    「今日は一日のすべてを走行に費やし、プログラムを消化することができて、すばらしく順調な一日になりました。大きな問題もなく一日の予定を完了し、満足しています。これまで起こった問題はテストでチャレンジを行う過程で起こりうるものであると思っています。前半2日間で起こった問題により、貴重な走行時間を失いました。またそれらの問題が3日目のプログラムにまで影響を及ぼし、全体として走行距離が不足している状況です。走行量が増えるにつれて、学べることも多くなりますが、一方で改善が必要な問題にぶつかる可能性も増えてきます。我々がマシンを理解してセットアップするには、まだ最小限の走行距離しかありませんが、それでも前進できると思います。厳しい状況だった2日間に比べて、今日はプログラムを大きく加速させることができました。第1回テストの最終日となる明日も、さらに走行距離を伸ばし、多くのデータを収集していきたいです」

    長谷川祐介 (ホンダ F1プロジェクト総責任者)
    「昨日までの2日間はパワーユニットの問題で苦しみましたが、今日はテストプログラムを完了し、前進することができました。パワーユニット側は、スケジュールに沿って耐久性とデプロイメントのテストを行っています。初日にフェルナンドのマシンに起こったオイルタンクの問題についてはすでに解決策を見つけており、昨日ストフェルのマシンで電源が落ちた事象についても、間もなくさくらの研究所から分析が届きます。今日のセッションでは耐久性を確認することができましたし、明日もマクラーレンとともにさらなる進化を果たせればと思っています」

    F1 バルセロナテスト 3日目:メルセデスとフェラーリが1分19秒台を記録
    F1 バルセロナテスト 3日目:メルセデスとフェラーリが1分19秒台を記録

  • マクラーレン 「ホンダのPUトラブルは全ては修復可能なもの」

    マクラーレン 「ホンダのPUトラブルは全ては修復可能なもの」

    マクラーレンは、ホンダの新型F1パワーユニットに根本的な問題があるとの見方を否定した。

    マクラーレン・ホンダの2017年シーズンは、トラブルで始まった。

    プレシーズンテストの初日2日間でホンダの新型パワーユニットにトラブルが発生し、チームはすでに3基目のユニットを投入している。

    マクラーレンのレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエは、チームのテストは“多くのトラブル”でスタートすることになったが、“誰も根本的な問題だとは思っていない”と述べた。

    「それら全ては修復可能なものだ。まだそれらの全てを把握できているわけではない。エンジンは日本に送られているので、長谷川さんでさえわからない」

    3日目、フェルナンド・アロンソはようやくレースディスタンスを走ることができ、MCL32についての最初の結論を出すことが可能となった。

    エリック・ブーリエは、MCL32の第一印象は“かなりいい”と述べた。

    「もちろん、世界中のどのクルマ、パーフェクトなクルマでさえ、限界までクルマを走らせれば、常にアンダーステアやオーバーステアは発生するものだだが、少なくともシャシーに関してはドライバー二人とっもが良いシャシーだと感じている」とエリック・ブーリエはコメント。

    「特にシーズン序盤は非常に高い開発率となるだろう。大部分のチームがもうオーストラリアでほぼ新車を持ち込むことになると思う。ベースはいいし、プラットフォームもいい。我々はこれに沿って開発していくことができる」

  • マクラーレン、ホンダとの契約解消を検討との報道

    マクラーレン、ホンダとの契約解消を検討との報道

    マクラーレンは、エンジンサプライヤーのホンダとのパートナーシップを解消させることを評価していると AS が報じている。

    2017年に大幅な戦闘力アップを期待してプレシーズンテストに挑んだマクラーレンだが、ホンダのパワーユニットには信頼性問題が多発。初回テストですでに3基目のパワーユニットを走らせている。

    結果として、フェルナンド・アロンソとストフェル・バンドーンは走行を制限されており、このウィンターテストの壊滅的なスタートが、3年目のパートナーシップの結末の予兆であると考えられても不思議ではない。

    マクラーレンは、新シーズンがスタートしてわずか数日でホンダとの決別を検討しているという。だが、エンジンサプライヤーとの契約を確保するには時間が必要であり、開幕戦までの短い時間でのパートナーシップ解消の可能性は低い。さらには新しいシャシーも製造しなければならず、ホンダはマクラーレンにリソースを含めた大きな財政支援をしている。

    一説では、ロン・デニス体制が終了した時点で、マクラーレンはシャシー名やカラーリングの変更だけでなく、ホンダとの契約解消がすでに議題に挙がっていたという。

    また先月には、マクラーレン・オートモーティブが次世代パワートレインを共同開発するBMWが、マクラーレンのパートナーとしてF1復帰するとの噂が流れたことが記憶に新しい。

  • マクラーレン・ホンダ、ヤマザキマザックとのパートナー契約を延長

    マクラーレン・ホンダ、ヤマザキマザックとのパートナー契約を延長

    マクラーレン・ホンダは、ヤマザキマザックとのパートナー契約を延長したことを発表した。

    ヤマザキマザックは、日本の愛知県に本社を置く工作機械メーカーのトップブランド。18年間にわたり、マクラーレンのオフィシャルサプライヤーとして、ギアボックスやサスペンションなど、最高峰の生産技術と精密加工が求められるF1マシンの部品製造に携っている。

    マクラーレン・テクロノジー・センターにはINTEGREXとVARIAXISといった機械が合計33台導入されている。今回の契約延長によって、さらに8台の新しい機械が設置される

    1999年にヤマザキマザックとのパートナーシップを開始して以降、チームは2つのチャンピオンシップと62のグランプリで勝利している。

  • マクラーレン、テスト初日のホンダのトラブルは“想定外”

    マクラーレン、テスト初日のホンダのトラブルは“想定外”

    マクラーレン・ホンダは、2017年のプレシーズンテストの不吉なスタートに困惑している。

    新たなカラーリングを纏ったマクラーレン・ホンダ MCL32は、フェルナンド・アロンソがステアリングを握ってテストを開始。だが、インストレーションラップでホンダのパワーユニットのオイルシステムにトラブルが発覚し、アロンソはそこから7時間ガレージで過ごすことになった。

    マクラーレン・ホンダは、パワーユニットの全てを交換したが、さらなる不具合が発生。最終的に29周の走行で9番手チームとなる1分24秒852で初日のテストを終了。後ろは2016年のフェラーリ製パワーユニットを搭載するザウバーだけだ。

    2015年の悲惨なプレシーズンテストの繰り返しとなったが、それでも前日のフィルミングーでほぼ問題なく100kmを走行していたため、マクラーレンのレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエはまだリラックスしている。

    「オイルシステムに問題が発生した。何が起こっているのか調査している」とエリック・ブーリエはコメント。

    「昨日のフィルミングデーでは100kmを走行していたし、ほぼ全てが問題なかったので、かなり期待外れだ。問題が発生したのは驚きだったが、コースに戻るにはホンダの作業を待たなければならなかった」

    エリック・ブーリエは、初日のテストを担当したフェルナンド・アロンソは“あまり満足していない”と認める。アロンソは、このテストのために特別なデザインのヘルメットを持ち込んで気合を入れていた。

    「彼は何が起こっているのか分刻みで把握していた。もちろん、午前中に彼は満足していなかったが、昨日も彼はここにいて、クルマの感触を掴むために数周走らせている。彼は昨日は満足していた。午前中は想定外だった。だが、我々はオーストラリアで全てが適切であること確実にするためにここにいる」

    トラブル続きのホンダに関して、エリック・ブーリエは彼らが問題を片付けてくれると確信していると語る。

    「彼らは皆さんが予想するのと同じくらいプロフェッショナルに対応していた。もちろん、彼らも落胆している。走行せずにナットを回して、座り、日本のさくらに連絡し、我々とミーティングをしていたのだからね」

    「調査は役に立ってきているが、何をするべきか決めなければならない。それが古いパワーユニットを外すことに決めた理由だ。全てをバラし、出来る限り早く走れるように別のパワーユニットのために全てを元通りにした。全てはさくらとワーキングの間で調整された」

    2017年 F1バルセロナテスト 初日:ルイス・ハミルトンがトップタイム
    2017年 F1バルセロナテスト 初日:ルイス・ハミルトンがトップタイム

  • マクラーレン、2017年F1マシンでは「メルセデスが際立っている」

    マクラーレン、2017年F1マシンでは「メルセデスが際立っている」

    マクラーレンのチーフエンジニアを務めるピーター・プロドロモウは、これまで発表された2017年F1マシンのなかでメルセデス W08が最も印象的だと語る。

    マクラーレンは24日(金)にニューマシン『MCL32』を発表。2017年F1マシンのなかでは7チーム目の発表となった。

    ピーター・プロドロモウは、過去3年間を支配したメルセデスが、新しいレギュレーションに多くの焦点を置くことができたのは明白だと語る。

    「ここまでで感銘を受けたマシンはメルセデスだ」とピーター・プロドロモウは述べた。

    「明らかにメルセデスはマシンに多くの工数をかけている。際立っている」

    メルセデス W08とフェラーリ SF70Hが採用した『Tウィング』は、今週最も注目を集めたソリューションとなった。

    ピーター・プロドロモウは、マクラーレンもTウィングを検討していると語る。

    「大きなサプライズと言う点で、我々はまだ大きな抜け穴のようなものは目にしていないと思う」とピーター・プロドロモウは付け加えた。

    「レギュレーションのひとつは、レギュレーションが設計されたときに人々が期待していた通りには守られなかった。レギュレーションはあのエリアでTウィングを採用することを許した」

    「それは我々も検討している部分だ」

    メルセデス W08 Tウィングhttps://f1-gate.com/ferrari/sf70h_34970.html

    マクラーレンのチーフテクニカルオフィサーを務めるティム・ゴスは、マシンのフロントエンドとサイドポット周りにも革新的なものが出てくると予想する。

    「ちょうどコックピットのフロントのテンプレートからリアホイールのセンターラインまでのボディーワークには、ウィングレッドなどマシンに装着できるパーツの量を制限する“R75”と呼ばれる規則がある」

    「だが、フロントホイールとサイドポットのインレットの間、新しいバージボードとサイドポッドウィングのエリアは、より多くの余地があるエリアであり、非常に異なるソリューションを目にすることになるだろう」

    「発表されたクルマを見れば、我々を含め、2〜3のソリューションがあり、そのエリアは入念に造り込まれている」

    ティム・ゴスは、チームはチームは新しいルールについてより多くを学んでおり、テスト中でさえ、急速な変化と発展を予測する。

    「我々はかなり急な学習曲線にいるし、それは続いていくだろう。さらなることが起こると思う」

    「トラックテストなしでやや盲目の状態で飛び込むようなので、トラックにクルマを持って行った際には、リアルな世界でクルマと空力について学ぶことになる」

    「まだ、我々は他チームのクルマを確認し、他チームも我々のクルマを見るようになり、他チームがどのようなことをしたのかを学ぶことになる」

    「しばらくの間は、全員がまだ急な学習曲線にいることになるだろう」

  • マクラーレン 「ジェンソン・バトンはリザーブドライバーのまま」

    マクラーレン 「ジェンソン・バトンはリザーブドライバーのまま」

    マクラーレンのレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエは、ジェンソン・バトンが2017年のリザーブドライバーのままであることを確認した。

    ジェンソン・バトンは、F1から1年間のサバティカルをとり、2017年はストフェル・バンドーンがマクラーレン・ホンダのレースシートに昇格を果たし、フェルナンド・アロンソのチームを組む。

    だが、ジェンソン・バトンは昨年のアブダビGPでF1引退を表明しており、24日(金)に行われたマクラーレン・ホンダ MCL32の発表会に姿を見せておらず、バトンと契約交渉を行ったロン・デニスも退任していることから、チームの役割から身を引いたのではないかとの推測を煽った。

    MCL32の発表会でジェンソン・バトンについて質問されたエリック・ブーリエは、9月に発表されて以降、その役割は変わっていないと語った。

    「公式リザーブドライバーはジェンソン・バトンだ。変更はない」とエリック・ブーリエはコメント。

    「彼は我々のためにシミュレーターで作業を行い、いくつかのレースに帯同する。彼はマクラーレンのアンバサダーなので多くのイベントに登場する」

    現在、アメリカにいるジェンソン・バトンは、マクラーレン・ホンダ MCL32の発表動画について「とてもクールな映像だ。見てみてよ!」とTwitterで投稿した。

  • ブルース・マクラーレンのドキュメンタリー映画 「McLaren: The Film」

    ブルース・マクラーレンのドキュメンタリー映画 「McLaren: The Film」

    マクラーレンの創設者ブルース・マクラーレンの人生を綴ったドキュメンタリー映画「McLaren: The Film」が今年後半に公開される。

    1937年にニュージーランドで生まれたブルース・マクラーレンは、1959年にクーパーからF1デビューを果たし、最終戦のアメリカグランプリで初優勝。1963年にテディ・メイヤーらとプライベートチーム「ブルース・マクラーレン・モーターレーシング」を設立してF1に参戦した。

    だが、1970年6月2日、グッドウッド・サーキットで1970年用のCan-Amマシン『M8D』のテスト中に、マシンのリアカウルがウィングごと脱落してクラッシュ。この事故でブルース・マクラーレンは死亡した。

    ブルース・マクラーレンの死後もチームは活動を続け、現在のマクラーレン・ホンダへと繋がってる。

    映画には、エマーソン・フィッティパルディ、アラステア・コールドウェル、クリス・エイモン、ハウデン・ガンリー、マリオ・アンドレッティ、ダン・ガーニーとジャッキー・スチュアートら貢献。マクラーレン・ファミリーとそのアーカイブを見ることができるという。

    マクラーレンだけでなく、モータースポーツファンにとって必見の作品となるだろう。

    McLaren: The Film

  • ランド・ノリス、マクラーレンのジュニアプログラムに加入

    ランド・ノリス、マクラーレンのジュニアプログラムに加入

    マクラーレンは、2016 McLaren Autosport BRDC Awardを受賞したランド・ノリスをジュニアプログラムに加えたことを発表した。

    今年、カーリンからF3ヨーロッパ選手権に参戦するランド・ロシスは、すでにブリティスMSA F4、トヨタ・レーシング・シリーズ、フォーミュラ・ルノー2.0のユーロカップおよびNECとカーレースで4つのタイトルを獲得している。

    マクラーレンのエズゼクティブディレクターを務めるザク・ブラウンは「ランドには素晴らしい前途があると考えている」とコメント。

    「彼は昨年、1つではなく、3つの非常に競争的なレースシリーズでライバルを蹴散らし、McLaren Autosport BRDC Awardの明白なウィナーとして自分自身を確立させた」

    「印象的で成熟したパフォーマンスだった。今年、我々はシミュレーターチームの一員として彼を育成する。それによって、彼は技術的なフィードバック能力を磨き、改善すると同時に、我々のF1キャンペーンに直接、そして、重要な貢献をしていくことになる」

    ランド・ノリスは、2016 McLaren Autosport BRDC Award受賞の一部としてすでにマクラーレンとの提携を開始している。そこにはシミュレーター作業とチームのフィットネスプログラムが含まれている。

    マクラーレンのジュニアプログラムには、ホンダの育成ドライバーである松下信治、そして、ニック・デ・フリースがいる。

    松下信治は、今年ARTグランプリで3シーズン目のGP2シリーズを戦うとともに、マクラーレン・ホンダのテスト兼開発ドライバーを務める。

    ニック・デ・フリースは、最近WECでのGTシートをかけたフェラーリのシュートアウトに参加していたが起用されなかった。マクラーレンによると、デ・フリースの今季の活動は“まもなく”発表されるという。

  • ロン・デニス、マクラーレンの株式をMotorsport Networkに売却?

    ロン・デニス、マクラーレンの株式をMotorsport Networkに売却?

    マクラーレンへのザク・ブラウンの到着は、同社の株主構成を変える可能性がある。

    Motorsport NetworkのCEOを務めるザク・ブラウンは、モータースポーツ誌のAutosportやF1 Racing、Amalgam Models、Forix Stats、Motors TVへの買収・投資を導いてきた。また、ロシアの大富豪マイク・ゾイが所有するMotorsport Networkは、最近フォーミュラEの株式も取得している。

    マクラーレン・テクンロジー・グループでのエグゼクティブディレクターというザク・ブラウンのポジションは、同社への関与をさらに拡大するとの推測に繋がっており、Motorsport Networkが追い出されたロン・デニスが保有する株式を買収する可能性が浮上している。

    30年以上、マクラーレンを導いてきたロン・デニスは25%の株式を所有している。だが、他の目的を追求するためにマクラーレンへとの関係を完全に断ち切る可能性がある。

    2月24日に発表されるマクラーレン・ホンダ MCL32にMotorsport Network系列のブランドロゴのひとつが掲載されることがあれば、それは株主として同社がマクラーレンに関与する兆候かもしれない。