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  • ホンダF1 、マクラーレンとのパートナーシップ継続を望む

    ホンダF1 、マクラーレンとのパートナーシップ継続を望む

    ホンダのF1プロジェクト総責任者を務める長谷川祐介は、マクラーレンとホンダが現状のパフォーマンスにフラストレーションを抱えているとのメッセージを発しているからといって、それが両者が決別を望んでいることを意味しているわけではないと語る。

    マクラーレンのエグゼクティブディレクターを務めるザク・ブラウンは、ホンダと成功を収められるかどうかを疑問に思い始めていると発言。ホンダとの将来について「あらゆるオプションがテーブルにある」とも述べていた。

    だが、長谷川祐介は、そのような発言が両者の関係を大きく変えているわけではないと主張する。

    「バルセロナでの冬季テストから変わっていないと思います」と長谷川祐介はコメント。

    「彼ら全員がまだフラストレーションを抱えていますし、もちろん、我々もフラストレーションを抱えています。ザクのコメントはとても理解できます。我々はフラストレーションを抱えていますし、失望しています。彼らがそのようなコメントをしても驚きではありません」

    そのようなコメントによってチームが団結し続けることは難しくならないのかとの質問には「そういう時もあります」と長谷川祐介はコメント。

    「もちろん、良い結果はチームを励ましますが、難しい状況にあっても我々には非常に強い絆があります。ですが、それでもチームとしてまとまり続けるのは非常に難しい部分もあります」

    「我々はフラストレーションを抱えていますが、レースでフラストレーションを感じたからといって、直接的に『決別したい』『契約を終えたい』ということにはなりません。レースでのフラストレーションと関係に関しての決定はまったく異なる問題です」

    ザク・ブラウンは、困難な状況におけるホンダの取締役化のアプローチには満足しているが、パートナーシップの将来を納得させるためにすぐに結果を目にしたいと語っている。

    「我々は常に話をしている」とザク・ブラウンはコメント。

    「彼らの見解は長谷川さんと一致している。彼らは問題を隠してはいない。彼らは問題から目を逸らしてはいない。彼らはそれに対して多くのリソースを注いでいる。彼らはこれまでよりも懸命に取り組んでいる」

    「彼らは我々の状況を理解してるし、全員が冷静になり、落ち着いてアプローチし、我々はそれを乗り切ろうとしている。だが、彼らも我々と同じようにフラストレーションを抱えていると思う」

    「今、我々が目にしたいのは、それが機能するということだ。テストに関して、我々はもちろんフラストレーションを抱え、失望している。だが、彼らは我々のために計画を説明してくれた。我々は環境に関して快適だった。実現して機能するものあれば、機能しないものもあるし、まだここにないものもある」

    「最終的に我々が必要としているのは、彼らが予想している結果、彼らが今後数カ月でパフォーユニットで進むつもりである場所だ」

  • マクラーレン 「このような後退を続けていくわけにはいかない」

    マクラーレン 「このような後退を続けていくわけにはいかない」

    マクラーレンとホンダの決別の噂が広まる中、マクラーレンのエリック・ブーリエ(レーシングディレクター)がF1公式サイトのインタビューの応じた。

    マクラーレンのエグゼクティディレクターを務めるザク・ブラウンは、ホンダとの将来が“分岐点に差し掛かっている”と述べ、フェルナンド・アロンソは“9月までに勝てなければ移籍する”と発言。F1カナダGPを前にマクラーレン・ホンダが話題を集めている。

    だが、エリック・ブーリエは「決してそのような分岐点にはそれほど近づいてはいない」と語る。

    「パフォーマンスは後退した。我々はこの状況を整理するために経営委員会からサポートを受けている。このような後退を続けていくわけにはいかないからね」

    「どんなプロ組織もじっくりと目標とコミットメントを検討するものだ。そして、我々は目標を逃し続けるわけにはいかない。つまり、分岐点という話はそこから来ている」

    今週末、ホンダでは取締役会が開かれるが「我々はそれについては話すことができない」とエリック・ブーリエはコメント。

    「取締役会は頻繁に行われている。そして、それはF1に関することだけではない」

    「だが、F1が取締役会の議題になると確信している。我々は本田技研工業と契約したのだからね」

    ホンダは、今週末のF1カナダGPにアップグレードを投入できなかった。それはマシン開発に影響を及ぼすかとの質問には「それはまったく別々のものだ」とコメント。

    「我々自身の開発プログラムはエンジン側とは完全に独立している。我々は今週、エンジンアップデートを期待していた。我々が今話している全ての議論はそれがないことの結果だ」

    マクラーレンのシャシーは優れているという評価だけに、それを結果に繋げられないことは失望を大きくしているのではないかとの質問には「失望ではない。フラストレーションだ」とコメント。

    「マクラーレンのようなチームが結果を出せていない。私が雇われたのは勝てるシャシーを届けることもその一部だ。それにはフラストレーションを感じる」

    「だが、素晴らしいシャシーを開発しているだけでなく、会社も発展させている。我々に纏わるいろいろなストーリーがあるが、コース上の乏しいパフォーマンスのなかでもチーム内には素晴らしいスピリットがある」

    「言ったようにそれは失望ではなく、フラストレーションだ」

    「現在、我々が必要としているのは、パートナーから同じコミットメントと効率性だ」

    ホンダは、エンジン開発を進めるためにイルモア社のマリオ・イリエンを雇ったとされている。

    「彼らのマネジメントの決断についてコメントすることはできない。そのような噂を聞けることには満足いている。問題を克服する助けになるかもしれないからね」

    「だが、正直、それはホンダが答える質問だ」

  • ホンダ、マクラーレンの発言に反論せず 「不満があってもおかしくない」

    ホンダ、マクラーレンの発言に反論せず 「不満があってもおかしくない」

    ホンダのF1プロジェクト総責任者を務める長谷川祐介が、F1カナダGPの記者会見に出席。最近のマクラーレンのザク・ブラウン(エグゼクティブディレクター)のコメントについて質問が集中した。

    ザク・ブラウンは Reuters のインタビューで、ホンダの能力に“深刻な懸念”を抱いていると述べ、マクラーレンの経営陣がホンダとの関係解消を現実的なオプションとして検討していることを示唆している。

    ザク・ブラウンの発言についてホンダとして何か応えることはあるかと質問された長谷川祐介は「ありません」とコメント。

    「そうですね、もちろん、我々は一緒に話をしていますし、今朝も話しました。もちろん、我々は現在の状況にフラストレーションを感じていますし、チームリザルトには失望しています。不満のコメントがあってもおかしくありません」

    「ですが、我々にやれることはチームのためにベストを尽くすことだけです。我々はまだ同じ方向に狙いを定めています」

    ザク・ブラウンは、今週末のカナダGPで約束されていたエンジンアップグレードの準備ができていないことを最近になって伝えられたと述べ、ホンダがそれをいつ導入できるかも言うことができないことに不満を述べた。

    その件について長谷川祐介は「実際、我々は通常は約束はしません。ですが、もちろん、毎回できる限り早くにアップデートしようとしていますし、準備がでれば導入していきます。残念ながら、ここではそれは実現しませんでした。我々はまだ日本で懸命にトライしていますし、準備ができたらすぐにでも導入するつもりです」とコメント。

    次のレース、もしくはその次のレースで導入できると言うにはまだ早すぎるかと質問にも「まだ早すぎます。諦めていはいませんが、約束はできません」と答えた。

    またザク・ブラウンは、ホンダが“道に迷っている”と語り、金曜フリー走行中の BBC Radio 5 Live の取材では、ヨーロッパから離れた日本のF1研究開発拠点で社内の人員を利用するというホンダの作業方法が成果を挙げていないとし、“ホンダはアプローチを変える必要がある”と述べている。

    その件について答えを求められた長谷川祐介は「とても難しいですね」とコメント。

    「ですが、我々がやれるということを彼らに納得させることができないのはとても残念なことです。もちろん、結果という観点、パフォーマスと信頼性という観点では多くの改善が必要です。そうですね、我々はあらゆる手を尽くしています。我々は全てのことをやっていく必要があります」

    関連:
    ・マクラーレン、ホンダに最後通告 「我々には2018年の代替プランがある」
    ・マクラーレン、ホンダとの決別を示唆 「分岐点に差し掛かっている」

  • マクラーレン、ホンダに最後通告 「我々には2018年の代替プランがある」

    マクラーレン、ホンダに最後通告 「我々には2018年の代替プランがある」

    マクラーレンは、ホンダの苦闘が続く場合には、2018年F1シーズンのための代替プランを念頭に置いていると事実上の最後通告を突き付けた。

    マクラーレンのエグゼクティブディレクターを務めるザク・ブラウンは、ホンダの能力について“深刻な懸念”を抱いていると語っており、2018年にマクラーレンはメルセデスもしくはルノーにエンジンを変更するとの噂が広まっている。

    F1カナダGPのフリー走行中、ザク・ブラウンはエンジンを変更する場合は早急な決断を下さなければならないと述べた。

    「我々は2018年マシンの作業を開始している。2018年はもうすぐそこだ」とザク・ブラウンは BBC Radio 5 Live にコメント。

    「2018年に影響を与えることはどんな決定であっても夏休みまでに下す必要がある」

    「我々にはプランBがあるし、プランCもある。我々は計画を立てている」

    「ピットレーンの端から端まで全員が友人でもあるし、コーヒーを飲み、いろいろなことについて話をしている。だから、我々は問題ない」

    ザク・ブラウンは、2018年もホンダとの関係を続けるのであれば、ホンダはマクラーレンに戦闘力をつけるための能力を“信頼”させなければならないと述べた。

    「現状のプランはクルマの後部にホンダを載せることだ」とザク・ブラウンはコメント。

    「だが、今からそれまでの間にいくつかのことを実現させる必要がある。我々としては、来年フィールドの先頭にいることができるという確信がなければならない。我々はそれに一生懸命に取り組んでいる」

    「我々は戦闘力を得る必要があるし、戦闘力をつけているという規則的な兆候が必要だ」

    「念頭に置いている特定の数値や位置、予選ポジションなどはない。だが、今の我々はレースができていない。我々はレースをフィニッシュできていない。レースをスタートできないという事例もあった」

    「そして、もう我々にはそのような余裕はない」

    「今から来シーズンまでの間に実現する必要があることは、全てがフィックスし、我々は前進しているという確信を得ることだ」

    ザク・ブラウンは、日本のF1研究開発拠点で内部の人員を利用するというホンダの作業方法が成果を挙げなかったと明言した。

    関連:マクラーレン 「ホンダはF1文化を受け入れる必要がある」

    「エリック(ブーリエ)はF1文化について話をしている」とザク・ブラウンは述べた。

    「エンジンが製造されている場所、関与している人員にはより多くの経験が必要だ。彼らはそれを得るために新しい思想を取り入れる必要がある」

    「いくつかのことを変える必要がある」

    「同じことを続けていても、同じ結果しか得られない。彼らはこの2年間で同じことをやっている」

    「なので、彼らはいくつか変更する必要があるし、リスクを冒す必要があるかもしれない。通常ではやらないようなことをする必要があるかもしれない」

    「ただ同じことをやり続けて、同じ結果を続け、次のレースでは変わるだろうという奇跡的なことを考えているわけにはいかない」

    「彼らにはもう少し異なるアプローチが必要だ」

  • マクラーレン、ホンダとの今後をあと2レースで決断?

    マクラーレン、ホンダとの今後をあと2レースで決断?

    マクラーレンがホンダのパートナーシップを決断する最終期限が近付いているとの憶測が強まっている。

    今週、マクラーレンのエグゼクティブディレクターを務めるザク・ブラウンは Reuters のインタビューで、ホンダに90日間での改善という最後通告を突きつけたことをほのめかしている。

    「執行委員会は我々に直ちに進軍命令を下した。我々は希望を抱いてこのようなシーズンをもう一年過ごすつもりはない」とザク・ブラウンはコメント。

    「我々の優先はホンダとワールドチャンピンを獲得することだ。だが、どこかの時点でそれが達成可能なのかどうかを決断する必要がある。我々は深刻な懸念を抱いている」

    しかし、Bild は、その最後通告は実際にはそれよりもはるかに早い時期にやっていると報じている。

    「Bildは、ホンダが今後数週間で戦闘力のあるエンジンを供給できなければ、マクラーレンはホンダとのシーズンを終えるという情報を得た」

    「あと2レースでマクラーレンとホンダは決別する可能性がある」

    Auto Motor und Sport は、マクラーレンはホンダとの契約の縛りがあるため、ホンダに契約の解除を決断するよう巨大なプレッシャーをかけていると報じている。

    フェルナンド・アロンソは、ザク・ブラウンのホンダへの最後通告を驚いてはいないとカナダで語っている。

    「ザクが言ったことは、皆さんが予想していることだ」とフェルナンド・アロンソはコメント。

    「彼は勝って、マクラーレンを再びチャンピオンシップを争えるポジションに立たせたいと考えている。3年が経ち、僕たちはそのようなポジションにはいない。だから、状況を変えなければならない。チームのためにそう思っている」

    「彼と同じように僕も勝ちたい。僕はワールドチャンピオンになりたいからこのプロジェクトに加わった。そして、僕たちはそのポジションにいない。状況に変化が見られず、競争的なポジションにいないようであれば、プロジェクトを変えようと思うものだ」

    フェルナンド・アロンソが、今シーズン末でマクラーレン・ホンダを離脱するのはほぼ確実とみられている。

    「僕たちは勝たなければならない。9月までに勝つか、それに近いことができるようになれば、僕は決断し、残留するだろう」

    マクラーレンとホンダが決別した場合、ザウバーが2018年のホンダのワークスチームとなる可能性がある。

    だが、ザウバーのチーム代表モニーシャ・カルテンボーンは「そのような議論はしていません。今現在、そのような選択肢はありません」とコメント。

    「ホンダとマクラーレンとの状況がどうなっているかは我々にはわかりません。我々の仕事でもありません。我々は異なるプロジェクトですし、その点で彼らとは無関係です。2つの異なるパートナーシップです」

  • マクラーレン、ホンダに最後通告? F1ベルギーGPで判断との報道

    マクラーレン、ホンダに最後通告? F1ベルギーGPで判断との報道

    マクラーレンとホンダが決別するとの憶測が強まっている。

    ホンダが2015年にF1復帰して以降、ワークスパートナーとしてエンジン供給を受ける名門マクラーレンは低迷を続けている。

    そのため、今年はプレシーズンテストからマクラーレンがホンダとの契約を解消して、2018年にメルセデスのエンジンを買うとの報道が絶えない。

    マクラーレンのエグゼクティブディレクターを務めるザク・ブラウンは、ホンダへの忍耐が“限界に近づいている”と述べており、今後90日、すなわち9月にはホンダとの今後について検討することを示唆している。

    だが、それはもう少し早い時期に訪れることになるかもしれない。

    AS は、マクラーレンのザク・ブラウンとエリック・ブーリエ(レーシングディレクター)は、夏休み前のF1ハンガリーGPまでにすでに競争的になっていることを期待しており、夏休み明けのF1ベルギーGP(8月23日決勝)での結果でホンダとの将来が決定すると報じている。

    「夏休み後の最初のグランプリ(ベルギー)が、ブラウンとブーリエの限界だ」

    「最終期限はスパだ。彼らがベルギーできちんとしたレベルに到達し、楽にQ3に進出し、トップ3と戦うことができなければ、マクラーレンはすでに開始していたメルセデスとの交渉を再開することを決断するだろう」

  • マクラーレン、ホンダとの決別を示唆 「分岐点に差し掛かっている」

    マクラーレン、ホンダとの決別を示唆 「分岐点に差し掛かっている」

    マクラーレンは、散々たるホンダの状況に忍耐が限界に近づいているようだ。エグゼクティブディレクターを務めるザク・ブラウンは、ホンダとの将来が“分岐点に差し掛かっている”と警笛を鳴らした。

    これまでどれだけ悲惨な状況にあってもホンダとの関係維持を強調してきたザク・ブラウンだが、ついてホンダの能力に“深刻な懸念”を抱いており、マクラーレンの経営陣がホンダとの関係解消を現実的なオプションとして検討していることを口にした。

    ザク・ブラウンは、今週末のカナダGPで約束されていたエンジンアップグレードの準備ができていないことを最近になって伝えられたと述べ、ホンダがそれをいつ導入できるかも言うことができないことに不満を述べた。

    「ホンダはとても一生懸命に働いている。だが、彼らは少し道に迷っているようだ」とザク・ブラウンは Reuters にコメント。

    「我々は最近になって初めて(モントリオール)にアップグレードが入らないと伝えられた・・・我々には決定的なスケジュールがない。それは懸念だ。痛みは大きくなっているし、我々は永遠に無駄な時間を過ごすことはできない」

    「我々はこのアップグレードを心待ちにしていた。ドライバーもそうだ。それが入らないのは大きな失望だ。努力が足りないわけではない。だが、彼らはそれを仕上げることに苦労している」

    「ホンダとのワールドチャンピン獲得が達成可能なのか決断する必要がある」

    マクラーレンは、F1フェラーリに次いで2番目に古く、成功を収めているチームだ。まだ今シーズンはまだポイントを獲得できていない唯一のチームであり、2012年以降、レース優勝から遠ざかっている。

    2015年の“マクラーレン・ホンダ”の復活は、1980年代後半から1990年代前半にアイルトン・セナとアラン・プロストによる黄金時代を観てきたファンに大きな期待を抱かせた。

    だが、特にホンダがF1パワーユニットを一新して挑んだ今年のマクラーレン・ホンダは、レースを完走できないだけでなく、ホンダのエンジン故障によって、レースのスタートさえ切れない最悪の状況に陥っている。

    コンストラクターズ選手権で、マクラーレン・ホンダは2015年を9位、2016年を6位で終えているが、今シーズンはチーム史上最悪の結果をもたらす可能性がある。

    「執行委員会は我々に直ちに進軍命令を下した」とザク・ブラウンはコメント。

    「我々は希望を抱いてこのようなシーズンをもう一年過ごすつもりはない」

    マクラーレンは、まだホンダとチャンピオンシップを制することを望んでいるが、それが達成可能なことなのかどうかに大きな懸念を抱いているとザク・ブラウンは語る。

    「我々がオプションがどのようなものかを詳しく語りたくはない。我々の優先はホンダとワールドチャンピンを獲得することだ。だが、どこかの時点でそれが達成可能なのかどうかを決断する必要がある。我々は深刻な懸念を抱いている」

    「アップグレードを逃し、彼らが投入すると話していたレベルのアップグレードも届いてない。そう長くは耐えられない。限界に近づいている」

    「カスタマーエンジンでもチャンピオン獲得は可能」

    プレシーズンテストでは、マクラーレンはエンジン供給の可能性についてメルセデスに打診したと報じられた。

    マクラーレン・ホンダのドライバーを務めるフェルナンド・アロンソは、3月の時点で「唯一の問題はパワーユニットだ。信頼性もパワーもない」とホンダのF1エンジンを酷評。契約が切れる今シーズン以降のチーム離脱を示唆している。

    ザク・ブラウンは、2018年の新車の計画を立て、フェルナンド・アロンソに残留を納得させるための理由を与えるために今後90日間で大きな決断を下すことになると述べた。

    「全てはいずれまとまる。決定に関係する多くのことがある。我々はもう“分岐点に差し掛かったときにどちらに進もうか”というウィンドウに入っている」

    ザク・ブラウンの前任者ロン・デニスはタイトルを獲得するためには“ワークス”エンジンが必要だとし、ホンダとのパートナーシップを決断した。ザク・ブラウンは、ホンダとパートナーシップを結ぶという決定は“100%正しかった”としつつも「だが、これまでそれはうまくいかなった」と続けた。

    「F1における1年は永遠だ。3年は10年に値する。永遠に続けることはできない」

    ザク・ブラウンは、“ワークス”パートナーシップにははっきりとした利点があるが、“カスタマー”チームもタイトルを獲得できるとし、例としてレッドブルと2008年のブラウンGPを挙げた。

    「カスタマーエンジンでも勝てると思うか? 可能だと思う」とザク・ブラウンは述べた。

    報道では、ホンダは年間1億ドル以上の予算をマクラーレンに投じているされており、マクラーレンはそれらの金額を失う余裕はないのではないかと疑念が持たれている。

    しかし、ザク・ブラウンは、マクラーレンがこの3年間で大口の長期的なスポンサー、重要な賞金を失っていると述べた。

    「FOMの賞金とスポンサー喪失による損失の影響を見れば、ホンダがもたらしている商業的な利益は減ってきている。それを差し引けば、外部から見えるような商業的な利益はあまりない」

  • マクラーレン、ホンダのアップグレードの遅れに“失望”

    マクラーレン、ホンダのアップグレードの遅れに“失望”

    マクラーレンは、今週末のF1カナダGPにホンダがアップグレードを持ち込めないことに“失望”しているとし、ザク・ブラウンはホンダの状態を“懸念”していると語った。

    ホンダは、プレシーズンテストから続く信頼性問題をいま改善できておらず、パフォーマンス面でライバルに対して明らかに劣っているにも関わらず、まだ一度もパフォーマンスアップグレードをマクラーレンにもたらしていない。

    ホンダは、今週末のF1カナダGPにアップグレードを投入してパフォーマンス向上を目指していたが、ザク・ブラウンはそれは実現しないことになったと語り、ホンダの状況について不満を露わにした。

    「我々は最近になって初めて(モントリオール)にアップグレードが入らないと伝えられた・・・我々には決定的なスケジュールがない。それは懸念だ。痛みは大きくなっているし、我々は永遠に無駄な時間を過ごすことはできない」とザク・ブラウンは Reuters にコメント。

    「我々はこのアップグレードを心待ちにしていた。ドライバーもそうだ。それが入らないのは大きな失望だ。努力が足りないわけではない。だが、彼らはそれを仕上げることに苦労している」

    先週、ホンダのF1プロジェクト総責任者を務める長谷川祐介は、カナダにアップグレードを持ち込むことを正当化できるほどパフォーマンス改善が十分に大きなものかをまだ決断できていなとし、アップグレードが遅れる可能性があると認めていた。

  • マクラーレン 「シャシー側の空力アップデートは95%の成功率」

    マクラーレン 「シャシー側の空力アップデートは95%の成功率」

    マクラーレンのレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエは、2017年ここまでのシャシー側の空力開発は95%の成功率を達成していると主張。あとはホンダの改善次第であることを示唆した。

    主にホンダのエンジンの信頼性問題とパフォーマンス不足により、マクラーレン・ホンダは開幕6戦でノーポイント。チーム史上最悪のシーズンスタートとなっている。

    だが、F1スペインGPではMCL32に大幅なアップグレードを投入。ホンダも10馬力の価値とされる燃料およびインテークシステムの微調整を実施し、フェルナンド・アロンソが初のQ3進出を果たし、7番グリッドを獲得した。

    続くF1モナコGPでもマクラーレンはアップグレードを投入。フェルナンド・アロンソの代役を務めたジェンソン・バトンとストフェル・バンドーンが、今季初となる2台揃ってQ3進出。決勝では、両ドライバーにグリッドペナルティが科せられ、両車がクラッシュリタイアしたことでシーズン初ポイント獲得はならなかったが、エリック・ブーリエは、マシンの空力パフォーマンスは、マクラーレンが選択した開発の方向性が正しいことを示したと考えている。

    「エンジニアが言うように“計画通り”だ。とても満足している」とエリック・ブーリエは Autosport にコメント。

    「我々が達成したかったステップを果たしている。相関関係は素晴らしい。我々は予想していた95%を達成している。これは素晴らしいことだ」

    「現在、我々は自分たちのプロセスを信頼している。空力だけでなく、シャシー、サスペンションなど、全てがプロセスに従っている」

    「マイルストーンを設定するごとに何を予想すればいいかをわかっている。本来の流れからは逸れてはいるが、新しいプロセスによって達成したかったことができていることには満足している」

    「現在、我々は作業の方向性を信頼することができている」

    スペインとモナコでマクラーレンが導入した2段階のアップグレードは、ホンダの信頼性とパフォーマンスが改善さえすれば、マクラーレンにはミッドフィールドをリードできる部分までマシンを向上させた。

    マクラーレンは、トロ・ロッソ STR12が生み出す多くのドラッグは従来のトラックではモナコでのパフォーマンスを繰り返すことはないと考えており、フォース・インディア、ウィリアムズ、ハース、ルノーは、全てエンジンパフォーマンスから利益を得ていると見ている。

    エリック・ブーリエは、MCL32の現行版は、残りの2017年シーズンの空力開発を判断するためのリファレンスになると語る。

    「我々はリファレンスを設定してきたし、現在、我々がそれを達成していることを把握している」とエリック・ブーリエはコメント。

    「手順とプロセスが機能しているかどうかは内部目標だったし、そこは機能している。今は、次の目標を達成するための自分たちの能力にとても自信を持っている」

    「クルマは発展し続けていくが、プラットフォームには満足している」

  • マクラーレン、アンドレッティ・オートスポーツとの関係継続に前向き

    マクラーレン、アンドレッティ・オートスポーツとの関係継続に前向き

    マクラーレンは、フェルナンド・アロンソインディ500参戦で手を組んだアンドレッティ・オートスポーツとの関係継続にオープンな考えを示している。

    フェルナンド・アロンソは、“マクラーレン・ホンダ・アンドレッティ”としてパパイヤオレンジのカラーリングを纏った強豪アンドレッティ・オートスポーツのマシンでインディ500を戦い、エンジントラブルで終盤にリタイアしたものの、素晴らしいパフォーマンスをみせた。

    フェルナンド・アロンソのインディ500参戦、そして、マクラーレンのインディ500復帰は大きな話題となった。

    マクラーレンのエグゼクティブディレクターを務めるザク・ブラウンは「我々にとって素晴らしい経験だったし、以前にも述べたとおり、今後はこれを通例していきたいと考えている」とコメント。

    「北米は我々にとって良い歴史があり、良いマーケットだ。そこで競争力を見せられたのだから、是非とも戻ってきたい」

    アンドレッティ・オートスポーツとの提携継続もあり得るということかと質問されたザク・ブラウンは「イエスだ。マイケル・アンドレッティ、そして、アンドレッティ・オートスポーツと一緒に仕事ができたことをとても嬉しく思っている」

    「佐藤琢磨の優勝を心から祝福したい。アンドレッティのマシンが勝てて良かった。それが我々のマシンだったらなお良かったが、素晴らしい関係を築けたし、将来的にまた一緒に仕事ができると考えている」

    マイケル・アンドレッティの父で元F1ワールドチャンピオンのマリオ・アンドレッティは、双方にメリットがある限り、パートナーシップは続くだろうと考えている。

    「そうならない理由が見当たらない」とマリオ・アンドレッティはコメント。

    「お互いにとってウイン・ウインの関係を築くだけだ。そのための材料は揃っていると思う。マクラーレンは、提供できる全てのサポートとエンジニアリングのノウハウを使ってアンドレッティの武器になりたいと考えているだろうし、それに加えて自分たちの活動もすればいい。何が問題があるか? マイケルは喜ぶだろう。彼はビジネスマンだ」

    「シェイク・モハメド殿下が見えていたが、彼は本当に熱心だった。大昔から知っているマンスール・オジェと同じだ。もちろん、ザク・ブラウンもそういった状況を支持するだろう。自分たちがフェルナンド・アロンソを満足させるために必要なものを提供できないのならね」