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  • ホンダF1 「想定通り、マシンとの相性がいいサーキット」

    ホンダF1 「想定通り、マシンとの相性がいいサーキット」

    ホンダのF1プロジェクト総責任者を務める長谷川祐介が、マクラーレン・ホンダのF1シンガポールGP初日のフリー走行を振り返った。

    「例年通り、暑くて湿気のある中で始まったシンガポールGPですが、タフな環境でもチームはきちんと仕事をし、予定されたプログラムを全て完了することができました」と長谷川祐介はコメント。

    「まだ金曜ですので、タイムの話をするのは早いとは思いますが、事前の想定通り、ここは我々のマシンとは相性がいいサーキットです。二人のドライバーの走りには満足しており、明日の予選もいい結果を残せるのではと期待しています」

    マクラーレンのレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエは「闇に包まれたシンガポールの市街地コースでF1マシンを目にするのは、いつもながらすばらしい光景だ。また、今夜行われたFP2では両マシンが余裕を持ってトップ10に入り、特にうれしく思う」とコメント。

    「両ドライバーは、マシンのバランスには比較的満足しており、明日の大事な予選に向けて今夜マシンをさらに進化させるためのベースは確実にできている。日曜日は長く、難しいレースになるので、それに向けていいグリッドポジションを獲得することは必須だ」

    「今日のストフェルのパフォーマンスは、目を見張るものがあった。非常にいい走りをしたと思う。このコースで走行するのは今回が初めてであるにもかかわらず、すぐにコースに慣れて、ミスをすることもなく、6番手という見事なポジションを獲得した。これは、非常にすばらしい結果です」

    フリー走行1回目が終了したあと、マクラーレンとホンダとのパートナーシップ解消が発表された。

    現場の統括する立場の長谷川祐介は、残りのレースでパフォーマンス向上に全力を尽くしていくと誓った。

    「今日は来期の体制について大きな発表がありました。大変残念に思っていますが、今は残されたレースでいい結果を残すため、パフォーマンスの向上に全力を尽くします」

    関連:マクラーレンとホンダ、パートナーシップ解消を正式発表

  • ストフェル・バンドーン 「予選でもペースを発揮できることを願う」

    ストフェル・バンドーン 「予選でもペースを発揮できることを願う」

    マクラーレン・ホンダのストフェル・バンドーンは、F1シンガポールGP初日のフリー走行で6番手タイムを記録した。

    マリーナ・ベイ・サーキットでの初めての走行となったストフェル・バンドーンは、FP1の走行プログラムを正式に始める前にコースを確認するため、試作品のヘイロー(ドライバーの頭部保護装置)を装着して数周走行した。

    すぐにコースに慣れたストフェル・バンドーンは、両セッションともに問題なく走行し、夜に行われたFP2では1分42.501秒のベストタイムで6番手に入った。

    「今日は僕にとって、非常にポジティブな一日だった。ここで走行したことがないにもかかわらず、FP2では6番手に入った」とストフェル・バンドーンはコメント。

    「今日のFP1でこのサーキットを初めて走行したが、かなり素早くコースに慣れることができた」

    「フリー走行の結果だけをみると、今日は特にいい一日だったようにみえるかもしれないが、フェラーリの2台は理想的なかたちでセッションを進めることができず、FP2では僕たちよりも後方のポジションだった。フェラーリは明日パフォーマンスをさらに上げてくると思いますが、今日の自分たちのペースを明日の予選でも発揮できるよう願っている」

    関連:F1シンガポールGP フリー走行2回目:ダニエル・リカルドが最速タイム

  • マクラーレンとホンダ、パートナーシップ解消を正式発表

    マクラーレンとホンダ、パートナーシップ解消を正式発表

    マクラーレンとホンダは15日(金)、今シーズン限りでF1パワーユニット供給契約を解消することを正式発表。第2期マクラーレン・ホンダは3シーズンで幕を閉じることになった。

    2015年にホンダはマクラーレンへのエンジン供給というカタチでF1に復帰。1980年代後半から90年代初期にかけて一世を風靡した“マクラーレン・ホンダ”がF1に復活した。

    しかし、2014年にF1に導入された複雑なV6ターボ“パワーユニット”で他チームより実戦での1年の遅れがあったホンダは、初年度から信頼性とパフォーマンス不足に苦戦。2016年はやや戦闘力を増したものの、3年目となる今年はコンセプトを一新させた新型パワーユニットにプレシーズンからトラブルが多発。マクラーレンとホンダの決別が盛んに報じられるようになった。

    そして、F1シンガポールGPのフリー走行1回目が終了した15日(金)、マクラーレンとホンダはプレスリリースを発表。パートナーシップを解消することを正式発表した。

    2018年シーズンからマクラーレンはルノーからF1パワーユニットの供給を受け、ホンダはトロ・ロッソにF1パワーユニットを供給するとみられている。

    八郷隆弘 (本田技研工業株式会社 代表取締役社長)

    「今回、志半ばでマクラーレンと袂を分かつのは非常に残念ですが、お互いの将来に向けた最善の道として決断しました。これまでマクラーレン・ホンダを応援してくださったファンの皆さまをはじめ、2015年の復帰の準備段階から多くの苦楽を共にしてきたドライバーやチーム、関係者の皆さまに心より御礼申し上げます。2017年シーズンはマクラーレンと共に最後まで戦い抜き、2018年以降もF1レース活動を継続してまいります」

    シェイク・モハメド・ビン・イーサ・アール・ハリーファ (McLarenグループ Executive Chairman兼執行委員会代表 )

    「ホンダは、マクラーレンと同じく勝利を目指してF1に取り組んでいます。我々のパートナーシップが当初望んでいた結果を生まなかったとしても、共に歩んできた輝かしい歴史や、F1での成功を目指してきた努力は意義あるものだと思います。しかしながら、今この時点では、別々にレースに情熱を注いでいくことがお互いにとってベストと考え、今回の結論に至りました」

    ザク・ブラウン (McLarenテクノロジーグループ Executive Director)

    「ホンダがF1にコミットし、力を注いできたことに疑いの余地はありません。残念ながら、今回のプロジェクトでは、マクラーレン、ホンダともに当初望んでいたような結果を得ることはできませんでした。そこにはさまざまな理由がありますが、決してホンダとマクラーレンのどちらか一方の努力が欠けていたわけではありません。ただ、今は、それぞれが別々の道を歩みだす時が来たのだと考えています。来年からはライバルとして、ホンダがF1に参戦し続け、いつの日か頂点に返り咲くことを期待しています」

  • マクラーレン、ルノーとのF1エンジン契約を正式発表

    マクラーレン、ルノーとのF1エンジン契約を正式発表

    マクラーレンは、ルノーとF1パワーユニット供給契約を結んだことを正式発表。2018年に『マクラーレン・ルノー』が誕生することになった。

    マクラーレンは、2015年からF1に復帰したホンダとワークスパートナーシップを締結してF1パワーユニット供給を受けてきたが、ホンダのF1パワーユニットの信頼性とパフォーマンス不足に悩まされ、これまで表彰台にも到達しない不遇のシーズンを送ってきた。

    今年に入ってマクラーレンはホンダとの契約解消を検討。メルセデスとフェラーリに供給を打診したが拒否され、残るはルノーのみとなっていた。

    ルノーはすでに3チームにF1パワーユニットを供給していたが、トロ・ロッソがホンダに切り替えることを決断。マクラーレンへの供給が可能となった。

    マクラーレンとルノーの契約は3年。ちょうど現在のエンジンフォーミュラが終了する2020年までとなる。

    ザク・ブラウン (McLarenテクノロジーグループ Executive Director)

    「今日の発表は、我々が躊躇なく2018年のシャシーと技術プログラムを進める上で必要な安定性を提供する。組織としてマクラーレンは常に技術サプライヤーとの永続的なパートナーシップを形成することに非常に懸命に取り組んできた。ルノー・スポール・レーシングは、現行パワーユニットを定期的なレースウィナーに発展させるための本物の価値をもたらしてくれると確信している」

    シェイク・モハメド・ビン・イーサ・アール・ハリーファ (McLarenグループ Executive Chairman兼執行委員会代表 )

    「マクラーレンと同じく、ルノーもそのDNAにおいてF1が深く根づいている企業だ。1977年に彼らは近代F1に初めてターボチャージ・コンセプトを持ち込み、ターボ時代やそれ以外の時代も含めてグランプリで勝利してきた。F1における彼らは先駆者であり、常に新たなテクノロジーを進化させてきた。ルノーエンジンを搭載したマクラーレンはF1におけるフレッシュかつエキサイティングなコンセプトでだが、最も重要なのはこのパートナーシップが他のルノーエンジン搭載チームと競争する平等な機会を与えてくれるという点だ。2018年に向けて、マクラーレンには競争力の高い勢力となるためのモチベーションと熱意、リソースが揃っている。そして、ルノーエンジンは我々に飛躍的なグリッドを上げる能力を与えてくれるだろう。本日の発表は、マクラーレンにおける新しい章の始まりだ。一緒に仕事を始めるのが待ち切れない」

    ジェローム・ストール (ルノー・スポール・レーシング代表)

    「これはルノー・スポール・レーシングにとって戦略的な決定だ。ルノーがマクラーレンと仕事をするのは初めてであり、我々はF1で豊かな歴史を持つ組織と合意に至ったことを誇りに思う。このアライアンスは技術と競技面だけでなく、マーケティングと商業的にも利益をもたらす。マクラーレンがコース上で我々を大いに牽引し、この競争があらゆる利益をもたらすことはわかっている」

    シリル・アビテブール (ルノー・スポール・レーシング マネージングディレクター)

    「我々はルノー・スポール・レーシングとマクラーレン・レーシングの新たなパートナーシップを発表できたことを嬉しく思っており、F1で歴史のある2つのブランドが初めてこの新たな提携を開始することに興奮している。この合意は我々の中期戦略、チームとして2020年に勝てるポジションにいるという目標に完全に合致する。来年のマクラーレンにルノーのブランドが掲載され、コース上で我々の新たなパートナーとレースをするのを楽しみにしている。マクラーレンは2人の優秀なドライバーを抱えるインスピレーションを与えるチームであり、我々のエンジン開発をサポートするだけでなく、我々のシャシーオペレーションの進行中の構造において参考と実例としても機能する。栄光に戻るためにハングリーなチャンピオンシップ獲得チームとの刺激的な新しいスタートだ」

    関連:マクラーレンとホンダ、契約解消を正式発表

  • ストフェル・バンドーン 「マクラーレンは2018年に表彰台を争える」

    ストフェル・バンドーン 「マクラーレンは2018年に表彰台を争える」

    ストフェル・バンドーンは、2018年にマクラーレンが表彰台を争えると確信している。

    マクラーレンは、ホンダとのパートナーシップを解消し、2018年からルノーのカスタマーパワーユニットの供給を受けることで合意。契約はトロ・ロッソとホンダの契約とともに、F1シンガポールGPのFP1終了後に発表される予定とされている。

    ストフェル・バンドーンは、エンジン変更についての特定のコメントはしないものの、全体像としてマクラーレンの状況はいいと述べた。

    マクラーレンは2018年にトップ3争いに加われるかと質問されたストフェル・バンドーンは「それができるチームだ」と Autosport にコメント。

    「今年のクルマの開発具合はとても励みになっている。もちろん、多くの問題を克服しているときは、必ずしも最大限を引き出せるわけではないし、その他の多くの部分も影響を受ける」

    「あらゆることが進んでいるし、ファクトリーの空力スタッフ何人かから聞いた感じでは全てがポジティブな方向に進んでいる」

    ストフェル・バンドーンは、ホンダとの困難に直面するなか、新たにマクラーレンのエグゼクティブディレクターに就任したザク・ブラウンの意欲と実施された変化に興奮していたと述べた。

    「変化はポジティブだし、とてもいい。今の僕たちの状況ではなおさらね」とストフェル・バンドーンはコメント。

    「とにかく僕たちはチームをトップに返り咲かせるためにプッシュする必要がある。順位的にはまだ良くはないしね」

    「変化は良いことだ。すぐにそのポジティブな面を目にできることを願っている」

    今週末のマクラーレンの焦点は2018年のエンジン計画に関するものだったが、同時にチームはシンガポールが今シーズンで最大のチャンスとなると捉えて準備を進めている。

    ストフェル・バンドーンは、今週末、マクラーレン・ホンダは、メルセデス、フェラーリ、レッドブルに続き、中団のトップに出るチャンスがあると考えている。

    「ここで4番目のチームにならないというのがブダペストの後の僕たちの目標だった」とストフェル・バンドーンはコメント。

    「ストリートサーキットだし、多くのコーナーがあり、それほどパワーが重要視されない。僕たちが第4のチームになることができれば、それが僕たちのいるべき位置だ」

    「現実的に、2台のメルセデス、フェラーリ、レッドブルが前にいるだろうけど、彼らの真後ろにつけることを期待している」

    ストフェル・バンドーンは、ホンダの“スペック3.7”エンジンを走らせており、F1イタリアGPの速い段階でパワー面で励みに感じられたと述べた。

    「サーキットの特性を考えれば、僕たちのペースは励みになった」とストフェル・バンドーンはコメント。

    「実際にとても良かった。ペナルティを受けたのは残念だった。ポイントは獲得可能だった」

    「あそこでそれなりの競争力があったのは素晴らしいことだったし、今週末もそれができることを願っている」

  • ホンダF1、バンドーンのMGU-Kを修復してグリッドペナルティを回避へ

    ホンダF1、バンドーンのMGU-Kを修復してグリッドペナルティを回避へ

    ホンダは、今週末のF1シンガポールGPにむけてストフェル・バンドーンのMGU-Kを修復。現状ではグリッド降格ペナルティを招くエンジンコンポーネントの変更は予定してない。

    ストフェル・バンドーンは、前戦F1イタリアGPの予選後にMGU-Kのシャフトに問題が発覚。変更するための十分な時間がなかったため、ホンダは新品エンジンを含めてコンポーネント搭載して25グリッド降格ペナルティを受けた。

    だが、交換したばかりに関わらず、決勝レースでもMGU-Kに再び同じ問題が発生。ストフェル・バンドーンはレースをリタイアした。

    F1シンガポールGPはマクラーレン・ホンダにとって今シーズンでポイントを獲得するチャンスのひとつだが、マクラーレンはホンダから正式な連絡を受けておらず、ストフェル・バンドーンがさらなるペナルティを科せられることを確信できていなかった。

    その後、ホンダはMGU-Kのシャフトに変更を加えたことを確認。だが、ペナルティを引き起こすコンポーネント調整ではなかったという。

    現在、ストフェル・バンドーンは、7基目のICE(内燃エンジン)とMGU-K、10基目のターボチャージャーとMGU-H、6基目のエネルギーストアとコントロールエレクトロニクスを使用している。

    そのため、ホンダが今週末ストフェル・バンドーンのためにひとつでも新たなコンポーネントを使用しなければならない状況になれば、グリッドペナルティが科せられることになる。

    チームメイトのフェルナド・アロンソは、シンガポールでペナルティを避けるために、前戦F1イタリアGPのフリー走行1回目で戦略的に全てのコンポーネントを交換し、35グリッド降格ペナルティを受けている。

    マクラーレンとの決別が既定路線として報じられているホンダだが、シーズン後半では“スペック4”を導入するべく積極的に開発を進めている。

  • フェルナンド・アロンソ 「来季のことはマクラーレンの2018年の確定後」

    フェルナンド・アロンソ 「来季のことはマクラーレンの2018年の確定後」

    フェルナンド・アロンソは、今後数週間で自身のF1での将来について解決することになると考えているが、まずはマクラーレンが2018年の計画を確定させることが先だと語る。

    木曜日にも発表されるとされていたマクラーレンのルノーへのエンジン変更だが、発表はまだ先になりそうだ。マクラーレン・ルノーの誕生は、フェルナンド・アロンソがチームと新契約を締結するには十分な説得力があるとされ、今週末のシンガポールGPという早い段階で契約延長が発表されるとも予想されている。

    しかし、F1シンガポールGPの木曜記者会見に出席したフェルナンド・アロンソはまだ何も確定していないと述べた。

    自身の将来について質問されたフェルナンド・アロンソは「いろんな選択肢があるし、全てがとても良いものだ」とコメント。

    「辛抱強く、数週間待つ必要がある」

    フェルナンド・アロンソは、マクラーレンの2018年の計画が正式になった後、自分の将来についての選択作業を始めるつもりだと付け加えた。

    「来年何をするにしても、僕は勝ちたい」とフェルナンド・アロンソはコメント。

    「トップ10やトップ15を争うシリーズにいることはないだろう。多くのオプションがあるし、研究し、検討している」

    「僕の一番で唯一のオプションはF1だし、他のシリーズの決定を下す前に、決断を待つつもりだ」

    「同時に僕のチーム(マクラーレン)にも時間を与えたい。僕たちは一緒に苦しいときを乗り越えてきたし、来年のクルマを見て、一緒に決定する時間を持ちたい。彼らが決定した後、自分のことを決定していく」

    「彼らに忠実なままでいたいし、まずは彼らが決定するまで、いかなる決定もしたくはない」

    「僕はリラックスしているし、ハッピーだ。今後数週間でどうなるか見てみよう」

    その一方で、フェルナンド・アロンソは、世界3大レースである、F1モナコGP、ル・マン24時間レース、インディ500での“3冠”を夢見ており、将来まだ達成できると信じている。

    今年、フェルナンド・アロンソは、モナコGPを欠場してインディ500に参戦している。

    「3冠は僕にとって将来の明確なターゲットだ」とフェルナンド・アロンソはコメント。

    「3レースあるし、インディがモナコと一緒でも、まだもうひとつ戦えるレースはある」

    「F1に残った場合、それは僕が来年勝てると信じているからなおで、決断はかなり楽だと思う。ポイントを失いたくないから、モナコに参戦するだろう」

    「プライオティはF1だし、そこで勝つことだ。3冠は3つのレースだ。インディだけではない。2018年には素晴らしいことをする多くの可能性がある」

  • F1新会長 「ホンダは今後のF1参戦をコミットしている」

    F1新会長 「ホンダは今後のF1参戦をコミットしている」

    F1新会長のチェイス・キャリーは、ホンダがF1を撤退する可能性を否定した。

    ホンダは、F1復帰以降パートナーシップを結んでいたマクラーレンとの決別が報じられている。ホンダは2018年からトロ・ロッソにパワーユニットを供給するとされているが、正式発表がないこの段階では、まだF1撤退の可能性も消えたわけではない。

    F1イタリアGPが行われたモンツァではFIAとF1幹部がホンダと会談を行い、その後、FIAのジャン・トッド会長は、ホンダのF1撤退を回避させるために、本田技研工業の八郷隆弘社長に書簡を送り、ホンダへの支援を申し出たと報じられている。

    F1シンガポールGP前に開催されたプレスカンファレンスに出席したチェイス・キャリーは「ホンダは非常に重要なパートナーだ」とコメント。

    「モンツァでホンダの幹部と会議を行った。彼らはF1が進む方向に興奮しているようだった」

    チャイス・ケアリーがホンダに言及したことは、マクラーレンとホンダの決別を裏付けることになるかもしれない。

    だが、チェイス・キャリーは、ホンダがF1から撤退すことはないと確信しているようだ。

    「ホンダのことを話すつもりはない。私に言えるのは、我々にとって彼らは将来にコミットし、我々がF1と進む方向性に興奮しているように見えるということだけだ」

    今後のF1にとって、テクノロジーとエンターテインメントのバランスが重要な課題となってくる。現在のエンジンフォーミュラは費用対効果という点では失敗しており、タイトルを望めるチームはメルセデスとフェラーリのみに限られている。また、エンジンのノイズ問題など、解決すべき問題は多い。

    チェイス・キャリーは「テクノロジーは重要な要素だが、何よりもエンジニアリングを第一に考えるスポートになることは望まれていない。最先端の競争を生かした、ドライバーと素晴らしい競争になあることを望んでいる」と述べた。

  • マクラーレン・ホンダ:2017 F1シンガポールGP プレビュー

    マクラーレン・ホンダ:2017 F1シンガポールGP プレビュー

    マクラーレン・ホンダは、F1シンガポールGPをポイント獲得のチャンスと捉えている。

    パワーが求められるスパとイタリアの2連戦では苦戦を強いられたマクラーレン・ホンダは、タイトな低速コーナーが多いマリーナ・ベイ・サーキットはパッケージにマッチしていると考えており、ポイントを獲得する最大のチャンスとなることを期待している。

    フェルナンド・アロンソ

    「スパ、モンツァの連戦が厳しい戦いになることは分かっていたが、2戦合計で3つのリタイアというのは残念だった。ただし、ポイント獲得にはつながらなかったものの、予想よりもいいペースを発揮することはできた。ヨーロッパでのレースを終え、シーズン終盤戦となる遠征に気持ちを切り替えている。シンガポールは、そのフライアウェイ初戦としては最高の舞台だ。他のサーキットよりも僕たちのパッケージに合っているので、いい結果が得られる大きなチャンスだ。コースは“東のモナコ”と言えるかもしれない。都市の中心部にある美しいサーキットで、雰囲気も素晴らしい。ただ、高温多湿のタフな環境は、マシンとドライバーにとっては厳しいものになる。バンピーでタイトなコースには力を試されるが、うまく走れれば気分は最高で、本当に楽しいサーキットだ。低速コーナーでのトラクションと、高いダウンフォースが求められるので、信頼性が確保できれば、間違いなく僕たちにチャンスがあるはずだ」

    ストフェル・バンドーン

    「シンガポールでのレース経験はないが、ここ数年チームに帯同していたので、レースウイークの流れは分かっている。(すべてがナイトセッションのため)ヨーロッパ時間に合わせて動き、眠りにつくのが午前6時というのは不思議な感じがするが、それもこのグランプリが特別なものである一因だと思う。シンガポールは素晴らしい都市なので、街中を見て回るのも楽しみだね。未経験ではあるが、シンガポールは年間で最もワクワクするグランプリの一つだ。他のレースとは全く違った経験になるだろう。グランプリの雰囲気は独特で、照明の下、街の中心部でレースをするのは、とてもいい気分だと思う。レース時間はカレンダー中でも最長の部類に入るので、高温多湿の環境下でいつも以上にスタミナが必要になるが、その準備はしっかりできている。この2戦、チームとしては厳しい結果だったが、僕にとってはコース上で見せたパフォーマンスに勇気づけられた面もある。いい結果で終えることはできなったが、すべてのセッションでポジティブな手応えを得られた。今回は運が向いてくるはずだから、週末を通じてパッケージの競争力を最大化できればと思っている。そして、日曜のレースではいい位置でフィニッシュしたい」

    エリック・ブーリエ (マクラーレン・ホンダ レーシングディレクター)

    「シンガポールGPはシーズンの中でも主要なレースと言え、アジアラウンドでもとりわけ注目度が高いので、チーム全員が毎年楽しみにしている。湿度の高い環境で昼夜逆転生活を送り、照明の下で、壁に囲まれた厳しいレイアウトのコースを走るという、かなり独特なグランプリだ。ファンの皆さんも、この素敵な街の中心地で最高のレースを見ることができるだろう。チームとそのパートナー、そしてファンの全員にとって、素晴らしい光景が広がり、誰もがその体験を待ち焦がれている。カレンダーの中でもベストと言えるレースが生まれ、さまざまなドラマが見られるはずだ。ここ2戦は厳しい結果に終わったが、我々はこれからのことに気持ちを切り替えている。シンガポールは、過酷な市街地コースが我々のパッケージにマッチするので、一年の中でも最大のチャンスが訪れるサーキットの一つだ。結果に影響を及ぼすようなペナルティーを受けないように懸命に取り組んできたし、まだ確認できていないが、モンツァでのストフェルのリタイアで、新たなパワーユニットのエレメントを使用しなくて済むように願っている。シンガポールGPが10周年を迎えるのは素晴らしい成果であり、ファンとチームが毎年楽しみになるような最高の環境を用意してくださっている主催者の皆さんに、お祝いを述べたいと思う。マクラーレン・ホンダは全力で臨み、前を行くライバルたちにできるだけ近づけるように頑張っていく」

    長谷川祐介 (ホンダ F1プロジェクト総責任者)

    「5月のスペインGPから始まったヨーロッパでの戦いを先日のイタリアGPで終え、最終戦に向けてアジア、アメリカ大陸、中東への遠征レースが、ここシンガポールを皮切りにスタートします。東南アジア特有の暑さと湿気は、比較的涼しい欧州の気候に慣れたドライバーやチームメンバーには楽なものではありませんが、ライトアップされた美しい街並みや摩天楼の下を駆け抜けるマリーナ・ベイ・サーキットでのナイトレースは、だれもが楽しみにしているグランプリの一つです。イタリアGPでのレース結果は非常に残念なものでしたが、高速サーキットのモンツァで、ある程度の速さを見せられたことは前向きに捉えています。また、今回のシンガポールGPは、前戦とは一転してタイトな低速コーナーが多いテクニカルなストリートサーキットです。同様の特徴を持つハンガリーでもいい結果を残せたので、我々にとってはポイントを獲得するための大きなチャンスだと考えています。マシンとPUのセットアップがカギになってきますが、シーズン終盤戦に向けていい流れを作るためにも、まずはここシンガポールでいい結果を残せればと思っています」

    関連:2017 F1シンガポールGP テレビ放送時間&タイムスケジュール

  • バーニー・エクレストン 「悪いのはホンダではなくマクラーレン」

    バーニー・エクレストン 「悪いのはホンダではなくマクラーレン」

    元F1最高責任者のバーニー・エクレストンは、『マクラーレン・ルノー』の契約は締結されたのは間違いないと語った。

    40年以上にF1の実権を握ってきたバーニー・エクレストン(86歳)だが、今年1月のリバティ・メディアのF1買収により、現在は実権のない名誉会長という役割に退いている。

    まだ正式発表はなされていないが、マクラーレンはホンダとの契約を解消し、ルノーとの3年契約を結んだと報じられている。

    バーニー・エクレストンは、マクラーレンとルノーが契約を結んだのは確実であり、マクラーレンとホンダが決別したことで、フェルナンド・アロンソがF1に残る道が開かれたと考えている。

    「ルノーの契約はすべて完了している」とバーニー・エクレストンは Daily Mail にコメント。

    「アロンソの残留は素晴らしいニュースだ」

    しかし、バーニー・エクレストンは、マクラーレンがホンダからルノーにエンジンを切り替えたからといって、マクラーレンがすぐにかつての強さを取り戻せるとは確信していないと語る。

    「マクラーレンが、ホンダと離れて、ルノーと組むことでより満足できるようになるかは私にはわからない」

    「いろんなことがうまくいかなかったのはホンダのせいではない。マクラーレンのせいだ」

    「彼らは協力して働くのではなく、あらゆることについて毎日のように言い争っていた。あれは少し馬鹿げていた」