タグ: マクラーレン

  • マクラーレン 「ホンダで失った分はルノーと取り戻す」

    マクラーレン 「ホンダで失った分はルノーと取り戻す」

    マクラーレンのエグゼクティブディレクターを務めるザク・ブラウンは、マクラーレンにはホンダとの決別による商業的な影響を乗り越える力があると信じているが、その計画のためには2018年にルノーとともに表彰台に返り咲くことは鍵になると述べた。

    マクラーレンは、ホンダとのパートナーシップを解消して2018年からルノーのエンジンに切り替えることを決定。それによって、ホンダとの契約の一環としてチームに支払われていた年間1億5000万ドル(約167億円)を失うことになった。

    シンガポールでルノーとの3年契約契約を発表したザク・ブラウンは、マクラーレンの株主は、チームは運命を変えることができると信じているとコメント。エンジン契約の遅れによって商業計画にも遅れが生じているが、チームは3年間の苦痛から立ち直ることができると述べた。

    「我々にはレースに勝つことを望む非常に献身的な株主がいるし、勝つことが一番の目的だ。彼らは勝つために必要な資金を与えてくれるし、我々は財政面に対処するために協力していく」

    「我々は財政的に必要な手配を行っていくし、予算を妥協することはない。引き続き、資金を投入していくし、必要な我々のレーシングプロダクトを妥協するつもりはない」

    「スポンサーシップと意思決定の時間は、典型的に2017年の第4四半期から2018年の第1四半期までだ。我々はそれを期待していたが、いくつか素晴らしい見通しがあった」

    「夏休み前に発表できればよかった。スポンサーを獲得するために常に十分な準備時間が欲しいからだ。だが、我々はそれを言い訳にするつもりはない」

    「このスポーツはテレビ視聴率が高く、観客動員数も上がっている。ピットは熱気にあふれており、今年メルセデスが競争に加わっているのは素晴らしいことであり、貢献している。スポーツには素晴らしい販売環境にあるし、マクラーレンには良いストーリーがある」

    「その期間における巨額のお金よって簡単にはいかないだろうが、私は以前にそれを成し遂げているし、我々には素晴らしく再編されたコマーシャルチームがある。簡単ではないが、達成可能なことだ」

    ルノーとの契約が2018年に即時に成功をもたらさなかった場合、マクラーレンはその計画を維持できるのかと質問されたザク・ブラウンは、2018年にマクラーレンは表彰台に返り咲けると強く主張した。

    「現在、我々は来年に集中しているし、悪い一年になったらどうなるかなどは考えず、ポジティブな見通しを持っている。来年の中盤にはそれに対処できているだろう」

    「成功なしにチームが永遠に続けることはできない。最終的に競技面と財政面の両方での投資を回収したい」

  • 【動画】 フェルナンド・アロンソ、抜群のスタートも … もらい事故

    【動画】 フェルナンド・アロンソ、抜群のスタートも … もらい事故

    マクラーレン・ホンダのフェルナンド・アロンソのF1シンガポールGPのスタート時のオンボード映像をF1公式サイトが公開した。

    8番グリッドからスタートしたフェルナンド・アロンソは、アウトサイドに移動。中央でフェラーリ2台とマックス・フェルスタッペンの接触事故を避けるカタチになり、5つポジションを上げて3番手で1コーナーに進入していた。

    しかし、キミ・ライコネン(フェラーリ)に押し出されたマックス・フェルスタッペン(レッドブル)に突っ込んできてアロンソの左サイドに衝突。なんとかレースを続行したものの、マシンは大きなダメージを負って、テレメトリーのデータを失い、マクラーレン・ホンダはアロンソをリタイアされた。

    トップで1コーナーを抜けたセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)は、クラッシュの影響でターン3でリタイアしており、仮にこの接触がなければ、アロンソは2番手、もしくはトップでオープニングラップを終えていたかもしれない。

    フェルナンド・アロンソは「僕たちはここを得意としていたし、雨も降った。表彰台は保証されていたと思うし、勝利を争えてさえいたかもしれない」と悔しさをにじませた。

    9番グリッドからスタートしたチームメイトのストフェル・バンドーンは7位でフィニッシュしている。

    フェルナンド・アロンソ:2017 F1 シンガポールGP オンボード動画

  • ホンダF1 「マクラーレンの企業規模では変化への適応が難しい」

    ホンダF1 「マクラーレンの企業規模では変化への適応が難しい」

    本田技研工業のモータースポーツ部長の山本雅史が、ホンダのF1活動継続、マクラーレンとのパートナーシップ解消、そして、トロ・ロッソとの新たな3年契約について語った。

    F1シンガポールGPの週末、マクラーレンとホンダが3年間のパートナーシップにピリオドを打ち、2018年からホンダはトロ・ロッソへF1パワーユニット供給し、マクラーレンはルノーからF1パワーユニットの供給を受けることが発表された。

    トロ・ロッソとの新たなワークス体制は、これまでと違ったアプローチになるようだ。山本雅史はマクラーレンとトロ・ロッソというチームを料理に例えて説明した。

    山本雅史は「マクラーレンと組んでみて分かりましたが、企業の規模が大きいと、とてもシステマチックになります。もちろん、それが大きな強みであることは間違いないのですが、同時に変化に適応していくことは難しくなります」とHonda Racing F1の公式サイトでコメント。

    「その点、トロ・ロッソはまだ成長途上にある企業です。同じゴールを目指して一緒に歩んでいける関係であることが重要です。いいコミュニケーションをとりながら仕事ができることを、本当に楽しみにしています」

    「例として、両チームを別々の料理として比較すると、マクラーレンは非常に洗練されたフランス料理だとしましょう」

    「トロロッソは、新しい食材を加えることができるような自家製の美味しいシチューのようなものです。我々はそれをすることに興奮しています」

    マクラーレンとパートナーシップを解消することになったホンダだが、F1撤退は決して考えていなかったと山本雅史は語る。

    「モータースポーツは、ホンダのすべてであり、我々のDNAの一部なんです」とコメント。

    「1948年の創業以来、F1はホンダにとっての夢であり、その言葉通り、1964年にF1参戦を叶えました。レースは、力を示して技術的な挑戦をする場であり、途中で投げ出すという考えは、ホンダのフィロソフィにはありません。進化と成長を示すためにここにいるわけで、非常に重要な場です」

    厳しい戦いを強いられた3年間を経てマクラーレンとの提携終了が決まり、それに変わってトロ・ロッソへの供給が決まった。この交渉はイタリアGPでまとまったが、山本雅史はそれをまとめるために奔走したと語る。

    「マクラーレン・ホンダのモットーは“ワン・チーム”であり、パフォーマンス向上のためにともに努力してきました。しかし、我々はプレシーズンテストの時点で望んだような結果が出せなかった。これによって、シーズン序盤から想定していたパワーが出せず、マクラーレンの期待にも届きませんでした」

    「もちろん、ホンダはマクラーレンとの関係継続を望んでいましたが、それに足るだけのパフォーマンスや信頼性の目標をクリアできませんでした。これがお互いの関係性に関係を来し、その結果として残念ながら離別を選ぶことにつながりました。F1の世界では結果を出すことが重要なので、本当に悔しいですが、こういったこともやむを得ないと考えています」

    今シーズンのアブダビGPでマクラーレンへの供給は終了するが、ホンダにはF1プロジェクトを成功させようという強い意志がある。2021年から新エンジンレギュレーションが導入されるが、それまでまだ時間は多くあるので、今季から導入したパワーユニットのコンセプトを熟成していけるはずだ。

    「現行レギュレーションは2020年まで有効で、まだ3年あるわけですから、技術的な進化を見せていきたいと思っています。ホンダのポテンシャルをしっかりと示したいです。世界中へ我々の進化を見てもらい、ホンダがどうやって成功に至るのかを示すことが大切です」

    新たなパートナーとなるトロ・ロッソは、若いチームであり、ホンダも参入3年目とパワーユニットサプライヤーとしては新参メーカーだ。双方が、ともに成長することに強い情熱を抱いている。山本雅史も、こうした方向性の一致が有益であり、トロ・ロッソ・ホンダの2018年へ向けた準備はスムーズに進むと考えている。

    「まず、(チーム代表である)トストさんは日本について造詣が深く、文化を理解しているので、いいコミュニケーションが取れています。また、トロ・ロッソは若いチームで成長の最中にあり、ホンダにとっては、似たようなメンタリティー、アプローチでともに戦えるということも大きいです。考え方の近いチーム同士、一緒に前進できると思います」

    「トロ・ロッソとホンダは来季に向けて早急に準備を始めていきます。また、(シンガポールGPを含む)2017年の残り7戦はマクラーレンとともに戦うわけなので、ここでいいパフォーマンスを見せるとともに、彼らともしっかりコミュニケーションをとっていかなければなりません」

  • フェルナンド・アロンソ 「マクラーレンの実力はルノーを積めばわかる」

    フェルナンド・アロンソ 「マクラーレンの実力はルノーを積めばわかる」

    フェルナンド・アロンソは、マクラーレンのシャシーの実力はルノーのF1パワーユニットを搭載する2018年に真価を問われることになると語る。

    マクラーレンは、F1グリッドで最高のシャシーのひとつを持っているが、ホンダのF1パワーユニットによってその実力は覆い隠されていると多くの人は考えている。

    フェルナンド・アロンソは、F1シンガポールGPの予選でQ3に進出して8番グリッドを獲得。だが、マリーナ・ベイ市街地コースは、マクラーレン・ホンダがダブル入賞を果たしたF1ハンガリーGPと同様にエンジンへの依存度が比較的低いサーキットとなっている。

    「僕たちはこのサーキットが僕たちのクルマに良いパフォーマンスをもたらすことができるとわかっていた」とフェルナンド・アロンソはコメント。

    「いくつかのサーキットでは、僕たちはシャシーに関して上位チームのレベルにあるという印象を持っている」

    「来年は良いテストになるだろう。レッドブルと同じエンジンを搭載することは、シャシーが良いかどうかという良いテストになる」

    F1シンガポールGPのビッグニュースは、マクラーレンがホンダとのパートナーシップを解消して、2018年からルノーのエンジンを搭載するということだった。

    ワークスルノーのニコ・ヒュルケンベルグは7番グリッドを獲得し、レッドブルは2番手と3番手につけた。それはマクラーレンがルノーのF1パワーユニットを搭載した場合、再び上位争いをできるポテンシャルがあることを示している。

    「ここ3年間、僕たちはホンダエンジンを搭載する唯一のチームだったので、比較するのは難しかった。でも、エンジニアはシミレーションを実施しているし、僕たちには良いクルマがあると信じている」

    マクラーレンにとって、ルノーとの契約を確保した今、パズルの最後のピースは、フェルナンド・アロンソとの契約になる。フェルナンド・アロンソは過去にルノーで2度のF1ワールドチャンピオンを獲得している。

    フェルナンド・アロンソは、自身の将来を“今後数週間以内”に決定すると述べているが、まずはルノーのエンジンのデータを確認したと語っている。

    「来年のエンジンパフォーマンスの見通しと期待についてチームと議論していく必要がある」とフェルナンド・アロンソはコメント。

    「その後、決定するつもりだ。でも、僕はチームにはかなり満足している」

    「競争力をつけるための全ては揃っているし、いくつかポジティブなニュースもある」

  • マクラーレン 「2019年にはルノーの事実上の“ワークスチーム”になる」

    マクラーレン 「2019年にはルノーの事実上の“ワークスチーム”になる」

    マクラーレンは、ルノーとの新たなパートナーシップを確立し、2019年には事実上の“ワークスチーム”になるとレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエは語った。

    先週のシンガポールで、マクラーレンはホンダとのパートナーシップを解消し、ルノーと3年契約を結んだことを発表した。

    “ワークスチームとしてタイトルを狙う”との命題でホンダとのパートナーシップを開始したにも関わらず、わずか3年でそれを解消してルノーと契約したことには、レースでの結果よりも企業の存続に走ったのではないかと批判する声を挙げているものもいるが、マクラーレンには将来にむけての公算があるようだ。

    ルノーのパワーユニットは、まだメルセデスとフェラーリに遅れをとっているが、エリック・ブーリエはルノーとの今後のパートナーシップにポジティブに捉えている。

    「ホンダとは、結果は出ていないものの、良好なワークスパートナーシップを記事いてきたので、我々の感情としては、安堵だけでなく、悲しみもある」とエリック・ブーリエはコメント。

    「我々はルノーから得ている情報では、彼らのエンジンが競争力があることを証明されている。メルセデスやフェラーリにはやや遅れているかもしれないが、ポテンシャルはある」

    また、エリック・ブーリエは、ルノーが2018年末でレッドブルへの供給を終了すれば、マクラーレンはルノーのセミワークスのステータスを得ることなると強調した。

    「ルノーとの協力するもうひとつの利点は、エンジン設計に意見を言うことができることだ」とエリック・ブーリエは付け加えた。

    「2019年には我々はほぼ“ファクトリー”のソリューションを提供されるので、カスタマーに勝るメリットがある」

    上記でエリック・ブーリエが示唆したように、ルノーは2018年シーズン限りでエンジンの供給を終了する旨をレッドブルに伝えたと報じられている。

  • マクラーレン・ホンダ:F1シンガポールGP 決勝レポート

    マクラーレン・ホンダ:F1シンガポールGP 決勝レポート

    マクラーレン・ホンダは、F1シンガポールGPの決勝レースで、ストフェル・バンドーンが7位、フェルナンド・アロンソはリタイアだった。

    長く、波乱の展開となったシンガポールGPにおいて、ストフェル・バンドーンは7位で入賞し、マクラーレン・ホンダにとって価値あるワールドチャンピオンシップポイント6点を獲得した。

    レースは雨が降る中スタートし、それが引き金となって1コーナーでアクシデントが発生。その結果、すばらしいスタートを切ったフェルナンド・アロンソは、マシンに大きな損傷を負った。その後、2周は果敢な走りをみせていたものの、マシンの損傷がレースを続行できないほど深刻であったため、アロンソは8周目でのリタイアを余儀なくされた。

    一方のストフェル・バンドーンは、1周目のクラッシュに巻き込まれないよう避けて通過しながらも、トップ10圏内のポジションを維持することに成功。そして、コンディションがウエットであろうとドライであろうと、コース上で常に競争力のある走りをし、27周目のピットストップで出遅れるまでは、6番手のポジションを奪いにいく勢いだった。7位という結果は、バンドーンとチームの週末を通しての努力に対する報いとなった。

    フェルナンド・アロンソ (リタイア)

    「スタートはすばらしかった。いいスタートを決め、何台かのマシンを抜いて3番手に浮上した。ただ、それ以降は、自分のいた場所とタイミングが悪かった。イン側でなにが起こっているのかを把握しておらず、分かっていたのは1コーナーで何台かのマシンがクラッシュして、そのまま僕のマシンにぶつかったということだけだった。あの状況では、なにもできることはなかった。残念ながら、マシンには大き過ぎる衝撃だった。コクピットの中からは、どれぐらいの損傷を負ったのかを理解することはできないが、マシンの感触があまりよくなく、かなりのオーバーステアだった。そこで、チームにどんなダメージを負ったのか聞いたところ、テレメトリー(走行中のマシンデータをピットから監視できるシステム)が故障したため、はっきり分からないとのことだった。最終的には、電気系の問題が発生し、マシンを止めざるを得まなかった。こういうことは、レースではときに起こるものだ。そして残念ながら、今日は僕たちに起こってしまった。今回のレースには大きな期待を抱いており、ウエットコンディションではかなりの力強さをみせていただけに、非常に残念だ。今夜はがっかりしているものの、実際にはポジティブで楽しい週末だった。チームはすばらしい仕事をしてくれたし、2週間後のセパンでは、今回よりも幸運に恵まれることを願っている」

    ストフェル・バンドーン (7位)

    「今日はまさに波乱のレースだった! 序盤は雨が降る中でのレースとなり、難しい状況だった。そこで、トラブルに巻き込まれないようにしようと集中し、なんとかうまく回避できたと思う。それ以降は、自分のレースを進めた。今日は、7位が自分にとってベストの結果だったと思う。6位を狙えるチャンスも一時はあったものの、2回目のピットストップで出遅れたため、うまくいかなかった。それ以降は、マシンの実力をできる限り引き出し、パフォーマンスを最大限にすることに集中した。今日はいくつかポイントを獲得することができたので、週末をいい気分で終えられる」

    エリック・ブーリエ (マクラーレン・ホンダ レーシングディレクター)

    「スタート直前に雨が降り出したとき、今日のシンガポールGPはエキサイティングで予測不可能なレースになるだろうと思ったが、まさにその通りになった。そんな中、ストフェルはフルウエット、インターミディエイト、オプションのどのタイヤで走っているときも、常に戦いに挑み、マシンのポテンシャルを最大限に引き出し、7位入賞という見事な結果を出した。2回目のピットストップで出遅れなければ、6位も手が届く範囲だったと思う。ただフロントジャッキがうまく入らなかったために、左側のフロントホイールがフロアからちゃんと上がらず、タイヤを取り外すのに時間がかかってしまった。そこで出遅れたため、ストフェルは果敢な走りでジョリオン・パーマーに追従していたものの、結局、差を埋めることはできなかった。一方、フェルナンドにとっては、非常に残念な一日だった。ウエットコンディションで見事なスタートを切ったにもかかわらず、1コーナーでマックス・フェルスタッペンのマシンと激しく衝突した。あまにも大きな衝撃だったため、マシンのボディが引き裂かれ、フロアに損傷を負い、最終的にはエグゾーストに穴が開くほどだった。セーフティカーの後方でフェルナンドがピットを通過した際に、最初に受けたダメージを確認することができた。実際のレーススピードになると、レースを続行できない状態だということがすぐに明らかになり、その直後にマシンをリタイアさせなければならなかった。自分たちのミスではないところで1台のマシンを完走させられなかったものの、今日はチーム全体にとってポジティブな一日だった。マレーシアの高速コーナーでは、今回ほどの競争力はないかもしれない。それでも今日の結果は、少しでもチャンスが訪れた際には、我々も上位でハードなレースが展開できるということを思い出させてくれるだろう」

    長谷川祐介 (ホンダ F1プロジェクト総責任者)

    「スタート直前に降り出した雨により、波乱のレースになりました。フェルナンドはいいスタートを決めたものの、スタートの混乱に巻き込まれ、マシンに大きくダメージを負いました。クラッシュに巻き込まれなければ上位を走行できていたと思いますし、今週は速さがあったので、ダメージの影響により早々にレースを終えなければならないことはたいへん残念でした。一方でストフェルは、スタート時の混乱をうまくすり抜け、入賞圏内でレースを続けました。いいペースを維持しながら、オーバーテイクが難しいこのサーキットで前のマシンを抜いたことや、タフなレースをキャリア最高の7位で走りきったことはすばらしかったです。不運がなければ、両ドライバーともにもっといい結果を残せるポテンシャルはあったと思うと残念な部分もありますが、貴重なポイントを獲得してくれたことは、チームにとってポジティブな一歩になりました」

    関連:F1シンガポールGP 結果:ルイス・ハミルトンが波乱のレースで今季7勝目

  • フェルナンド・アロンソ 「クラッシュがなければ表彰台は保証されていた」

    フェルナンド・アロンソ 「クラッシュがなければ表彰台は保証されていた」

    マクラーレン・ホンダのフェルナンド・アロンソは、1コーナーでの事故がなければF1シンガポールGPで優勝を争えたと考えており、少なくとも表彰台は“保証されていた”だろうと述べた。

    8番グリッドからスタートしたフェルナンド・アロンソは、アウトサイドから大きく順位を上げていたが、1コーナーでのレッドブルとフェラーリの2台の接触事故に巻き込まれた。

    なんとかレースに復帰して数周を走ったフェルナンド・アロンソだが、左リアのサイドポンツーンとフロアに大きな損傷を負い、テレメトリーのデータも失ったことで、最終的にレースをリタイアした。

    フェルナンド・アロンソは、自分のスタートの良さと上位勢のスタートを考えれば、少なくとも表彰台は獲れたと考えている。

    「クルマの左側が完全に破壊されたし、あの接触の後にレースを継続できたのはほぼ奇跡だった」とフェルナンド・アロンソはコメント。

    「最終的にリタイアしなければならなかったのは残念だ。僕たちは今回のレースに高い期待を抱いていたからね」

    「僕たちはレースをリードすることさえできたと思う。ターン1でハミルトンは僕の後ろだったし、セーフティカー後のレース再開時にハミルトンがリードしていたということは、僕たちがリードしていたということだ」

    「うまくいくときもあれば、うまくいかないときもある」

    「ペナルティやエンジン交換によって最後尾からスタートしたとき、通常なら20台がフィニシュする」

    「僕たちはここを得意としていたし、雨も降った。表彰台は保証されていたと思うし、勝利を争えてさえいたかもしれない」

    今シーズンは、F1ハンガリーGPでの5位がベストリザルトのフェルナンド・アロンソは、今週末のシンガポールでマクラーレンがどれほど強かったを考えれば、リタイアはかなり痛かったと認める。

    「表彰台はいつだって表彰台だし、本当に痛いね。僕たち全員がスタートで1コーナーに着いて、自分が外側にいるときは、一人のドライバーが膨らめば、彼は当たってくるものだ」

    「そうは言っても、スタートがかなり接近しているときは、そういうことは起こるものだし、マレーシアでまたチャンスを見つけたい」

    関連:【動画】 フェラーリ2台とフェルスタッペンが1周目にクラッシュリタイア

  • ホンダF1 「不運がなければもっといい結果を残せた」

    ホンダF1 「不運がなければもっといい結果を残せた」

    ホンダのF1プロジェクト総責任者を務める長谷川祐介が、F1シンガポールGPでのマクラーレン・ホンダの決勝レースを振り返った。

    雨でスタートした波乱のレースで、マクラーレン・ホンダはストフェル・バンドーンが7位でフィニッシュ。フェルナンド・アロンソは好スタートを切ったものの、1周目の事故に巻き込まれた際のダメージが原因でレースをリタイアした。

    「スタート直前に降り出した雨により、波乱のレースになりました」と長谷川祐介はコメント。

    「フェルナンドはいいスタートを決めたものの、スタートの混乱に巻き込まれ、マシンに大きくダメージを負いました。クラッシュに巻き込まれなければ上位を走行できていたと思いますし、今週は速さがあったので、ダメージの影響により早々にレースを終えなければならないことはたいへん残念でした」

    「一方でストフェルは、スタート時の混乱をうまくすり抜け、入賞圏内でレースを続けました。いいペースを維持しながら、オーバーテイクが難しいこのサーキットで前のマシンを抜いたことや、タフなレースをキャリア最高の7位で走りきったことはすばらしかったです」

    「不運がなければ、両ドライバーともにもっといい結果を残せるポテンシャルはあったと思うと残念な部分もありますが、貴重なポイントを獲得してくれたことは、チームにとってポジティブな一歩になりました」

    マクラーレン・ホンダのレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエは「スタート直前に雨が降り出したとき、今日のシンガポールGPはエキサイティングで予測不可能なレースになるだろうと思ったが、まさにその通りになった」とコメント。

    「そんな中、ストフェルはフルウエット、インターミディエイト、オプションのどのタイヤで走っているときも、常に戦いに挑み、マシンのポテンシャルを最大限に引き出し、7位入賞という見事な結果を出した」

    「2回目のピットストップで出遅れなければ、6位も手が届く範囲だったと思う。ただフロントジャッキがうまく入らなかったために、左側のフロントホイールがフロアからちゃんと上がらず、タイヤを取り外すのに時間がかかってしまった。そこで出遅れたため、ストフェルは果敢な走りでジョリオン・パーマーに追従していたものの、結局、差を埋めることはできなかった」

    「一方、フェルナンドにとっては、非常に残念な一日だった。ウエットコンディションで見事なスタートを切ったにもかかわらず、1コーナーでマックス・フェルスタッペンのマシンと激しく衝突した。あまにも大きな衝撃だったため、マシンのボディが引き裂かれ、フロアに損傷を負い、最終的にはエグゾーストに穴が開くほどだった」

    「セーフティカーの後方でフェルナンドがピットを通過した際に、最初に受けたダメージを確認することができた。実際のレーススピードになると、レースを続行できない状態だということがすぐに明らかになり、その直後にマシンをリタイアさせなければならなかった」

    「自分たちのミスではないところで1台のマシンを完走させられなかったものの、今日はチーム全体にとってポジティブな一日だった。マレーシアの高速コーナーでは、今回ほどの競争力はないかもしれない。それでも今日の結果は、少しでもチャンスが訪れた際には、我々も上位でハードなレースが展開できるということを思い出させてくれるだろう」

    関連:F1シンガポールGP 結果:ルイス・ハミルトンが波乱のレースで今季7勝目

  • ストフェル・バンドーン、自己ベストの7位入賞 / F1シンガポールGP

    ストフェル・バンドーン、自己ベストの7位入賞 / F1シンガポールGP

    マクラーレン・ホンダのストフェル・バンドーンは、F1シンガポールGPの決勝を自己ベストリザルトとなる7位でフィニッシュした。

    「今日はまさに波乱のレースだった!」とストフェル・バンドーンはコメント。

    「序盤は雨が降る中でのレースとなり、難しい状況だった。そこで、トラブルに巻き込まれないようにしようと集中し、なんとかうまく回避できたと思う。それ以降は、自分のレースを進めた」

    「今日は、7位が自分にとってベストの結果だったと思う。6位を狙えるチャンスも一時はあったものの、2回目のピットストップで出遅れたため、うまくいかなかった。それ以降は、マシンの実力をできる限り引き出し、パフォーマンスを最大限にすることに集中した」

    「今日はいくつかポイントを獲得することができたので、週末をいい気分で終えられる」

    関連:F1シンガポールGP 結果:ルイス・ハミルトンが波乱のレースで今季7勝目

  • マクラーレン・ホンダ:F1シンガポールGP 予選レポート

    マクラーレン・ホンダ:F1シンガポールGP 予選レポート

    マクラーレン・ホンダは、F1シンガポールGPの予選で フェルナンド・アロンソが8番手、ストフェル・バンドーンが9番手だった。

    16日(土)に行われた予選において、マクラーレン・ホンダの両ドライバーは高い競争力を備えたマシンを武器に、Q1とQ2では余裕を持ってトップ10入りを果たした。しかしながら、Q3では速いライバルチームがさらにスピードを上げてきたため、僅差で負ける結果となった。

    それでもマクラーレン・ホンダは、明日ワールドチャンピオンシップポイントを獲得することを期待している。

    フェルナンド・アロンソ (8番手)

    「予選で両マシンをQ3に進出させるという最初の目標は達成したので、仕事の50%は完了した。2つ目の目標は明日の決勝で両マシンが入賞することだが、僕たちのスターティンググリッドを考えると、それは可能だと思う。ここでのレースペースは、いつも少し不明なところがあり、なかなか読めない。昨日のロングランは十分な距離ではなく、このコースではオーバーテイクが困難なので、ポジションは1周目が終わった時点でおおむね決まってしまうだろう。だから、好スタートを切り、1コーナーでアクシデントに巻き込まれないように集中する必要がある。それ以降は集中力を維持し、ミスをしないようにする。非常に厳しいレースになるが、ポイントを獲得できればと思う。レースペースに関しては、上位6台のマシンは手が届かないほどの位置にいる。従って、僕たちは自分たちのポジションを死守し、可能であれば7位に浮上することを目標にする。明日、自分たちの仕事を成し遂げられるよう願っている」

    ストフェル・バンドーン (9番手)

    「今回は両マシンのQ3進出を期待しながら、週末を迎えた。そして、今日それを達成できた。Q1とQ2では、両セッションを通して常にスピードがあった。ただQ3では、ライバルチームと比べて、タイムを伸ばすことができなかったように思う。それでも、今日はチームのメンバー全員がスムーズかつ、着実な仕事をしてくれた。今日はいいスタートを切れたが、本当に大事なのは明日だ。レース中に、セーフティカーの導入を何度か期待する場面がでてくるかもしれないが、今回はいい気分で週末を終えられるのではないかと思っている」

    エリック・ブーリエ (マクラーレン・ホンダ レーシングディレクター)

    「ここは我々のマシンの強みに合うコースだと分かっていたので、両ドライバーが上位で限界に挑む姿をみて、うれしく思った。今日の予選で2台揃ってトップ10入りしたことで、常に難しく、厳しい、そして予測不可能なレースを迎えるにあたって、いい位置につけることができた。明日の決勝で、価値あるワールドチャンピオンシップポイントをさらに獲得できればと思う。フェルナンドもストフェルも、週末を通してすばらしい走りをしてくれている。両ドライバーがこの困難で妥協を許さない市街地サーキットに挑む姿をみるのは、うれしいことだ。それと同様に、蒸し暑いピットガレージ、ホスピタリティエリア、またはファクトリーといった場所にかかわらず、チーム全体がこの忙しいシンガポールGP週末を通して、非常に高いレベルで仕事をしてくれている。これらが一つにまとまったとき、我々はレーシングチームという一つのユニットとして活動していると強調するに値する。競争力があるマシンがあれば、自分たちにもいい仕事ができることを証明するチャンスだと思っている」

    長谷川祐介 (ホンダ F1プロジェクト総責任者)

    「昨日に続き蒸し暑いコンディションのなか、2人のドライバーはFP3からいいパフォーマンスをみせていました。予選もその勢いを維持し、2台ともQ3に進出を果たし、いいかたちで予選を終えてくれました。我々の得意とするテクニカルサーキットですので、ここで競争力があることは分かっていましたが、2人のドライバーともに確実にトップ10のポジションを獲得してくれたことは、うれしく思います。ただ、一方で、事前に想定していたよりも上位陣と差が開いてしまったと言う悔しさもあります。ここはオーバーテイクが難しいサーキットですので、今日の予選結果は明日の決勝に向けて大きな意味を持ってきます。レースペースも悪くないと考えているので、明日はしっかりとスタートを決め、ポイント獲得はもちろんのこと、できる限り上位でフィニッシュできるよう、チームが一丸となって戦います」

    関連:【動画】 F1シンガポールGP 予選 ダイジェスト