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  • 2017年 F1日本GP:各ドライバーのタイヤ選択…マクラーレンが大胆な戦略

    2017年 F1日本GP:各ドライバーのタイヤ選択…マクラーレンが大胆な戦略

    ピレリは、2017年 第16戦 F1日本グランプリの各ドライバーのタイヤ選択を発表した。

    ピレリは、鈴鹿サーキットにミディアム、ソフト、スーパーソフトという3種類のコンパウンドを選択。レースではミディムとソフトのいずれか1セットを使用されなければならない。また、スーパーソフトは予選Q3で使用しなければならない。残りの10セットはチームが自由に選択できる。

    各チーム、スーパーソフトに比重を置いたタイヤ選択だが、中でもホンダのホームグランプリとなる鈴鹿サーキットでマクラーレン・ホンダが最もアグレッシブな選択をしている。

    マクラーレン・ホンダは、フェルナンド・アロンソ、ストフェル・バンドーンともにスーパーソフトを10セット、ソフトを2セット、ミディアムは1セットのみの選択となっている。

    メルセデス、レッドブル、ハースの3チームはスーパーソフトを7セット、2名のドライバーでミディアム1、ソフト5、もしくは、ミディアム2、ソフト4とタイヤ数を分けるややソフト寄りの同じ戦略をとっている。フォース・インディアはミディアムを3セットと最も多く選択している。

    2017年のF1日本グランプリは、10月6日(金)~8日(日)に開催される。

    F1日本グランプリ タイヤ選択

    F1日本グランプリ 鈴鹿サーキット タイヤ選択

  • ホンダF1 「マレーシアでもポイントを獲得できることを期待している」

    ホンダF1 「マレーシアでもポイントを獲得できることを期待している」

    ホンダのF1プロジェクト総責任者を務める長谷川祐介とマクラーレンのレーシングディレクターを務めるエリック・ブーレエが、マクラーレン・ホンダとしてF1マレーシアGPへの抱負を語った。

    マクラーレン・ホンダは、前戦シンガポールGPで2台揃ってQ3に進出するパフォーマンスを披露した。マレーシアのサーキット特性はエンジンのパワーが要求されるが、チームはポイント獲得のチャンスはあるとみている。

    「今週はアジアシリーズの3連戦の第2戦の地、マレーシアに向かいます。前回のシンガポールに続き、暑さと湿気の中での戦いで、タフなレースになることを予想しています」と長谷川祐介はコメント。

    「波乱となったシンガポールGPは、不運なアクシデントによりチームにとっては残念な展開でしたが、その中でも確実にポイントを獲得することができました。全体としては週末を通していいペースをみせられており、その点はポジティブに捉えています」

    「セパン・サーキットはグランドスタンドを挟む形で位置する2本の長いストレートと、さまざまなタイプのコーナーが混ざったレイアウトです。パワーサーキットで楽なレースになるとは思っていませんが、雨が多いことも特徴で、先日のシンガポールGPのような波乱の展開も有り得るので、チャンスを逃すことのないように、さまざまなケースを想定して準備を進めます」

    フェルナンド・アロンソのマシンはF1シンガポールGPでのクラッシュで大きなダメージを負ったが、パワーユニットは再使用が可能なことが確認された。

    「アクシデントによるダメージが懸念されたフェルナンドのパワーユニットについては、HRDさくらでの確認の結果、問題がないことが分かりました」と長谷川祐介は述べた。

    一方、エリック・ブーリエは「セパンは我々にとって厳しいサーキットであるのは間違いない」とコメント。

    「それはパッケージに関しても、ドライバーにとっても言えることで、一年の中でも気温、湿度ともに一番高くなる。我々の選手は、フィジカル的にも高い能力を持っているので、いつものように準備万端にしてレースウイークに臨んでくれると思う」

    「エンジニアに対しては、この環境が独特の技術的な挑戦を求める。パフォーマンス向上とともに冷却の面でも週末を通じて最善の策を練らなければならない」

    「パフォーマンス面では、ここ数戦と同様に予選でQ3進出を目指す。また、こうした気候の下では、信頼性がカギになる。ポイント獲得は、きちんと完走できるマシンで、1周目の混乱に巻き込まれなければ可能だと思うが、言うは易く行うは難し、というものだ。ただし、ドライバーからはMCL32はバランスがよく、低速コーナーでの力強いトラクションがあるという意見が上がっており、どちらもマレーシアのような気候では強みになると思う」

    F1マレーシアGPは、今年でその19年の歴史に幕を閉じる。

    長谷川祐介は「セパン・サーキットでは1999年からグランプリの開催が続いてきましたが、残念ながら今年が最後のレースになりますので、マレーシアのファンの前でいいレースをせられればと考えています」とコメント。

    エリック・ブーリエも「19年間開催が続いたセパン・サーキットに別れを告げなければならないが、マレーシアのファンの前でいいパフォーマンスをおみせできればと思う」と語った。

    関連:2017 F1マレーシアGP テレビ放送時間&タイムスケジュール

  • フェルナンド・アロンソ 「マレーシアでは堅実なレースをしたい」

    フェルナンド・アロンソ 「マレーシアでは堅実なレースをしたい」

    マクラーレン・ホンダのフェルナンド・アロンソが、F1マレーシアGPへの意気込みを語った。

    フェルナンド・アロンソ (マクラーレン・ホンダ)
    「シンガポールGPを終え、気持ちは次のレースへと切り替わっている。早くマシンに戻り、今度は1コーナーよりも先へ進めればいいね! もちろん、前戦で起こったことにはがっかりしているし、他車のアクシデントに巻き込まれてしまったことにフラストレーションを感じてはいる」

    「年間で最大のチャンスだったし、本当に高い競争力を発揮するだけのポテンシャルがあったので、完走してポイントを得ることでそれを証明できなかったことは残念だ。ただし、ときにこうしたことは起きるものだ」

    「マレーシアの環境は、シンガポールによく似ていて、高温多湿でドライバー、マシンの双方に厳しい。計算上は相性がよくなさそうだが、全力を尽くす。今季も残り6戦となったが、すべてのレースでできるだけいいポジションでフィニッシュできるように、全精力を注いていく」

    「セパンは長いストレートがあり、最高速とパワーが求められるため、セッティング面では難しいものがあるが、さまざまな特性が混ざったコースでもあるので、低速コーナーで弱点を補うことができるか見てみようと思う。混乱を避け、堅実なレースができればと願っている」

    関連:2017 F1マレーシアGP テレビ放送時間&タイムスケジュール

  • ストフェル・バンドーン 「マレーシアでも勢いを維持したい」

    ストフェル・バンドーン 「マレーシアでも勢いを維持したい」

    マクラーレン・ホンダのストフェル・バンドーンが、F1マレーシアGPへの意気込みを語った。

    ストフェル・バンドーン (マクラーレン・ホンダ)
    「シンガポールでポジティブな結果を出せて、マレーシアに向かうのを楽しみにしていた。前戦では週末の間ずっと手ごたえを感じ、各セッションで安定したパフォーマンスを発揮できた」

    「それだけの力があったのに2台そろってのポイント獲得ができなかったのは残念だし、フェルナンドは本当に不運だった。ただ、少し自信を持ってクアラルンプールへ向かうことができるし、この勢いを持続させていきたい」

    「シンガポール同様、マレーシアも僕にとっては初めてレースをする場所だ。これが当面の間は最初で最後のマレーシアGPになってしまうのが残念だが、だからこそ全力を尽くしたい。コースはかなり面白そうに見える。チャレンジングでシンガポールと似た気候だが、僕らのマシンができることをしっかりと出していければと思う
    」

    「シンガポールのコースよりも相性はよくないと思うので、なにが起きるか慎重に見ていかなければならないが、過去のレースを見ていると波乱があったり、突然の雨の可能性もあり、そうしたチャンスを確実にものにして少しでも上の順位を目指す」

    関連:2017 F1マレーシアGP テレビ放送時間&タイムスケジュール

  • 「ホンダを搭載するトロ・ロッソが理解できない」とヴィルヌーヴ

    「ホンダを搭載するトロ・ロッソが理解できない」とヴィルヌーヴ

    トロ・ロッソは、近い将来、ホンダのF1エンジンを搭載するという決断の代償を払うことになると元F1チャンピオンのジャック・ヴィルヌーヴは考えている。

    トロ・ロッソは、マクラーレンとのパートナーシップを解消するホンダと2018年から3年契約を結び、ワークスチームになる。だが、マクラーレンは契約の一環としてホンダから年間1億ドルを受け取っていたとされているが、トロ・ロッソはホンダから資金注入を受けないとされている。

    たださい、ホンダは無料でエンジンを供給するため、トロ・ロッソには実質的に財政的な利益を得ることになる。

    しかし、2000年からで2003年までBARでホンダのF1プログラムの一員だったジャック・ヴィルヌーヴは、2015年以降のマクラーレンの境遇を考えれば、トロ・ロッソは無料でエンジンの供給を受けたとしてもそれを上回る代償を払うことになると主張する。

    「トロ・ロッソが理解できない」とジャック・ヴィルヌーヴは Autosport にコメント。

    「彼らはこの3年間で何が起こってきたかを見てきたはずだ」

    「OK、口座にはより多くの資金がある。だが、最後尾を走るためのものか? 遅く走るためにお金を得たとしても、2年後には代償を払うことになる」

    「チームが遅いペイドライバーを起用しようとするのと同じだ。2年後、彼らは死んでしまうだろう」

    「注意しなければならない。マクラーレンは、マクラーレンだから生き延びた。今、話をしているのはトロ・ロッソだ」

    「大きなギャンブルだ。他の誰かがエンジンを作り、ホンダがそれに名前を付けない限りはね。私はそれは可能だと思う」

    だが、ホンダにはライバルメーカーにエンジンを組み立てさせてバッチをつける意向はなく、現在の仕様を進化させた2018年仕様のパワーユニットの開発に専念している。

    マクラーレンとの3年間のパートナーシップが解消に至った根本的な理由は信頼性とパフォーマンス不足だった。だが、ホンダは、今年から得たゲインによって、2018年にはパフォーマンスが上向くことを期待している。

    しかし、ホンダが状況を好転させることができるかと質問されたジャック・ヴィルヌーヴは「なぜ? 彼らにそれができることを示唆する何かを見たことがあるか?」とコメント。

    「彼らには新しいエンジンが必要だ。プロジェクト全体が間違って始まった」

    「完全に変更する必要がある。トロ・ロッソのような小さなチームなら、さらに難しくなるだろう」

    ホンダは2008年にF1から撤退したが、第3期となる当時のV8エンジンもメルセデスより70馬力劣ると言われていた。

    そして、撤退から5年が経った2013年にホンダはF1復帰を発表して2015年から参戦。だが、ライバルメーカーは2014年に導入された現行のV6ターボ・パワーユニットの開発を2010年からスタートしていた。いわば、基本となる技術力がすでに劣った状態で、開発で3年、実戦で1年の遅れがある。

  • マクラーレン、2018年のルノーとの目標は「最低限でも定期的な表彰台」

    マクラーレン、2018年のルノーとの目標は「最低限でも定期的な表彰台」

    マクラーレンは、ルノーとの新しいパートナーシップがスタートする2018年に定期的に表彰台に上がることを序盤の目標に掲げている。

    マクラーレンは、F1シンガポールGPでホンダとのパートナーシップを今シーズン限りで解消し、より競争力をつけ、グリッドで順位を上げるために2018年からルノーのF1パワーユニットを搭載することを決断した。

    マクラーレンの2018年シーズン序盤の目標について質問されたレーシングディレクターのエリック・ブーリエは、最低限の目標は定期的に表彰台でフィニッシュすることになるが、確実な期待を抱くにはまだ時期尚早だと述べた。

    「少し早いね。我々は競争力をつけ、可能であれば、少なくとも定期的に表彰台、そして、さらに良く結果を出すことを目指している」とエリック・ブーリエはコメント。

    「来年のクルマに取り組み始めたばかりであり、もう少し待つ必要がある。パフォーマンス面で他チームがどの位置にいるかを理解するには、テスト、そしてオーストラリアを待つ必要があるのは明らかだ」

    マクラーレンは、タイトル獲得のためには“ワークス”チームになることが必要だと考えてホンダとのパートナーシップを決断した。しかし、2018年からルノーの“カスタマー”チームとなる。

    そこは厳しい状況ではないかとの質問にエリック・ブーリエは「今、それを言うのは難しい。我々はルノーの“特権的なカスタマー”だ。エンストンやレッドブル・レーシングと同じエンジンを搭載し、同じ情報にアクセスできる」とコメント。

    「これはルノーとの本格的なパートナーシップだ。また、我々は将来に検討する可能性のあるアイデアを持っており、彼らと一緒に仕事をする可能性を秘めている。それは我々が将来に影響を与えることを可能にする」

    「だが、そうだね、2018年の我々の状況はフルワークスチームとは異なる。しかし、それは学校のようなものだ。プラス面とマイネス面を検討しなければならない。我々は全てのプラスとマイナスを検討して決断を下した。我々は少なくとも今後3年間に関してはマクラーレンにとってベストな決断になると信じている」

    マクラーレンとしての今後にスケジュールについてエリック・ブーリエは「2018年マシンに全力で取り組んでいる」とコメント。

    「エンジンのレイアウト的に多くの変更部分があるし、すでに検討していたパーツのいくつかを再設計する必要がある。決定という点で我々は少し遅れをとっている。数週間前にこの決定ができていたら嬉しかっただろう」

    マクラーレンは、2014年の開幕戦F1オーストラリアGP以降、表彰台から離れている。優勝に至ってはジェンソン・バトンが優勝した2012年の最終戦F1ブラジルGPまでさかのぼる。

  • ホンダF1、マクラーレンからの“サバティカル”提案を拒否

    ホンダF1、マクラーレンからの“サバティカル”提案を拒否

    ホンダF1は、“サバティカル”をとって1年後にマクラーレンに戻るという提案を拒否した。

    F1シンガポールGPの金曜日、マクラーレンとホンダはパートナーシップを解消することを発表。ホンダは、2018年からトロ・ロッソにF1エンジンを供給し、F1に留まるという決断をした。

    マクラーレンのレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエは、マクラーレンが他の解決策を見い出そうとしていたことを Auto Hebdo に明かした。

    「2017年の最初のテストで重大な問題を我々を待ち受けていることを思い知った」とエリック・ブーリエはコメント。

    「我々は神経質になっていた。そして、状況を改善する可能のあるソリューションを探しはじめた」

    「最後の手段として、ホンダにシーズンをスキップして改善し、マクラーレンはその期間に他のエンジンを使用することを提案した」

    エリック・ブーリエは、それ以外にも“より容易”なオプションも検討していたと述べた。

    「例えば、ホンダのエンジンニアとメルセデスのエンジニアが技術協力する可能性などだ」とエリック・ブーリエはコメント。

    「もしくは、エンジン部門に独自の専門家のグループを形成し、ホンダがより迅速に効率的なソリューションを見つけられるように様々な企業で構成するというものだ」

    「残念ながら、いずれの提案も適切には検討されず、結果として、我々は議論が尽きた。我々はパートナーシップの解消という以外に他に方法はないという結論に至るしかなかった」

    マクラーレンは2019年からルノーのカスタマーエンジンを使用することになっている。

    ホンダは、2018年にトロ・ロッソとともに“トップ3に加われるところまでのレベルを達成すること”を目標に掲げている。少なくとも1年間はホンダのエンジンがトップでチェッカーを受けることはないだろうが、そこでエンジン単体のパフォーマンスを向上させることができれば、2019年からはルノーのパワーユニットを失うとされるレッドブルと“優勝”を目標に掲げることができるかもしれない。

  • マクラーレン 「ルノーが来季も3番手エンジンだと判断するのは時期尚早」

    マクラーレン 「ルノーが来季も3番手エンジンだと判断するのは時期尚早」

    マクラーレンのエグゼクティブディレクターを務めるザク・ブラウンは、来年、ルノーのF1パワーユニットのパフォーマンスを改善すると自信を持っている。

    マクラーレンは15日(金)、ホンダとのパートナーシップを今シーズン限りで解消し、2018年からルノーと3年間のF1エンジン契約を結んだことを発表した。

    2018年からマクラーレンは、ホンダのワークスからルノーのカスタマーへとステータスが変更になる。

    さらにルノーの現行パワーユニットは、ホンダほどではないものの信頼性問題が発生しており、パフォーマンス面でもメルセデスやフェラーリには及ばない。そのため、いくらホンダに競争力がなかったとはいえ、マクラーレンの決断には疑問を向ける者もいる。

    だが、ザク・ブラウンはフェラーリの復調を例に挙げ、ルノーは2018年に競争力をつけるはずだと自信を見せている。

    「フェラーリは12~24か月前にはメルセデスほどの競争力はなかった。だが、今、彼らは競争力があるように見える。ルノーは素晴らしい会社であり、来年、彼らが3番目のエンジンだと判断するのは時期尚早だと思う」

    「モーターレーシングで楽しまなければならない。ホンダは素晴らしい会社だが、うまくいかなかった。我々はそれにがっかりしている。我々には素晴らしい歴史があったが、我々は3年間、精一杯やってきた。今、我々は楽しみにしている」

    マクラーレンのレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエも、ルノーのカスタマーになるが、ワークスルノーとレッドブル・レーシングと同じ扱いを受けるため問題はないと語る。

    「我々はルノーの“特権的なカスタマー”だ。エンストンやレッドブル・レーシグと同じエンジンを搭載し、同じ情報にアクセスできる」とエリック・ブーリエはコメント。

    「このような言い方をしてみよう。法的にも契約上でも我々は対等だ。だが、そうだね、寛大な心を持たなければならないときもあれば、偏りもあるかもしれない。だが、言ったように法的にも契約上では全ては同じように扱われる」

    噂では、フェルナンド・アロンソがマクラーレンにホンダとの契約を解消するようプレッシャーをかけたとされていたが、ザク・ブラウンはそれを否定する。

    「このような決定をする際は、チームにとってベストなことをしなければならない。ドライバーにエンジンを決めさせるなどできるわけがない」

    ルノーとの契約が成立した今、マクラーレンはフェルナンド・アロンソとの契約をまとめる必要がある。今シーズン限りでマクラーレンとの契約が満了するフェルナンド・アロンソは、1年契約で2018年もマクラーレンに残留するとの見方が強まってる。

    「我々はフェルナンド・アロンソが来シーズンの我々のクルマに乗り、今と同じドライバーランナップになるととても自信を持っている」とザク・ブラウンはコメント。

    「フェルナンドは非常に重要な資産だ。彼は決定にとても満足しているし、我々は彼がクルマに乗っていることにとても満足している。彼もクルマに乗ることに満足しているし、このストーリーは良いエンディングを迎えることになると思っている」

    エリック・ブーリエもフェルナンド・アロンソとの契約延長については「とても近づいている」と語る。「フェルナンドは残留を望んでいる。彼のボディランゲージや話し方でわかると思う。まとまければならないマーケティング的な細かな部分があり、ザク(ブラウン)がそれに取り組んでいる」

    シンガポールGPの予選後、フェルナンド・アロンソは「シンガポール後に、このプロジェクト、ルノーのエンジン、来年への期待についてもう少し詳しく知りたいと思う」とコメント。

    「今は何もわからない。それを検討してみて、決断するつもりだ」

  • マクラーレン 「ホンダとの3年間は“大惨事”だった」

    マクラーレン 「ホンダとの3年間は“大惨事”だった」

    マクラーレンのレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエは、ホンダとの3年間のF1シーズンは、信用を失い、スポンサーを獲得できるなくなるという“最悪の状況”だったと述べた。

    マクラーレンは、F1シンガポールGPのフリー走行1回目の終了後、ホンダとのパートナーシップを今シーズン限りで解消し、2018年からルノーと3年間のF1エンジン契約を結んだことを発表した。

    2015年のホンダのF1復帰で復活した“マクラーレン・ホンダ”。しかし、1980年代後半から1990年代前半に黄金時代を築いた強さはなく、2015年はコンストラクターズ9位、2016年は6位、今シーズンも現状では9位とマクラーレン史上、最悪の3シーズンを過ごした。

    エリック・ブーリエは、マクラーレンがホンダとの決別を決意したのは、ホンダの新型F1パワーユニットにトラブルが多発したプレシーズンテストの後だったとF1公式サイトのインタビューで語った。

    「決定的な瞬間は、バルセロナのテスト後だった」とエリック・ブーリエはコメント。

    「他のエンジンメーカーとの話し合いを含め、短期間で状況を改善するために、我々はホンダを支援し、仕事をしようとしていた」

    「詳細を語るつもりはないが、彼らがシーズンにむけて合意していたターゲットを再び逃していることは明らかだった。そして、夏までに我々がこのまま続けるかどうかを決断する必要があることがわかった。日付をいうことができないが、夏までに逃していたターゲットがいくつかあった」

    2013年末にタイトルスポンサーであるボーダフォンを失って以降、マクラーレンからはスポンサーが離れており、ランキング下位に新たなスポンサーを引きつけることに苦労している。

    「過去3年間を見れば、信用を失い、新しいスポンサーを獲得するという点では大惨事だった」とエリック・ブーリエは振り返る。

    「それに長期的な視点で捉えなければならない。今後5年間で我々は絶対に本来の場所に返り咲くことができると確信している。そして、その挽回により、我々は信用を取り戻し、スポンサーポートフォリオを再構築してくことができる」

    「2~3年かかるかもしれない。我々はチャンピオンシップで9位だ。トップエンジンがあれば、現在、我々は4位にいたと思うし、FOMのお金でエンジン面をカバーできるだろう。したがって、金銭面で大きなリスクはない。マクラーレンを傷つけることはなく、スポーツ的な選択ができる勇敢な株主のおかげだ。彼らは『ホンダが目覚めるまで待とうではないか』と言っていたかもしれない」

    本田技研工業のモータースポーツ部長の山本雅史氏は、マクラーレンの企業規模では変化への適応が難しいとの見解を述べていた。だが、両者のパートナーシップには初めからほころびがあったとエリック・ブーリエは考えている。

    マクラーレンとホンダがうまくコミュニケーションを取ることができていなかったいうパドックの見解について「私はそうは思わない。実際、マクラーレンのストーリーを復活させるというアイデアは素晴らしかった」とエリック・ブーリエはコメント。

    「それよりも、プロジェクトを開始時のアプローチに問題があったと思う。開始時に異なる決断をしていれば、状況は完全に異なる展開になっていたかもしれない。だが、後から言うのは簡単なことだ」

    「私は9年間英国に住んでおり、文化の違いを感じ取れる。異なる文化を理解できようになり、私はホンダに大きく踏み込んだ。だが、英国では外国人の私は、ときには日本と英国の間の“平和主義者”だっとときもある。特定の風潮やホンダとマクラーレンの文化の差を橋渡しするという点でね。だが、正直、我々はすでに新しいパートナーと文化の相違について会議を行っていた。最高のパートナーシップにしていくために物事を容易にしようとするものだ」

    結果はでなかったものの、エリック・ブーリエはホンダとの決別するという決断は「非常に厳しかった」とエリック・ブーリエは語る。

    「彼らの全体ストーリーは過去のレガシーを再現することだった。それは我々も同じだ。理論的には全てが適切だったように思う。もちろん、やってきたことは適切ではなかったがね。幸いにも、我々は友好的な和解ができた。彼らは行ってきた全ての投資がどこかの段階で成果を挙げなければならないことを理解していた。我々は待つことはできない。だが、彼らは他の誰かと成果を挙げることができる」

    「彼が他チームにコミットし、F1を続けるという決断をしたことを本当に嬉しく思っている。個人的にうまくいかなかったことに少し悲しい気持ちはあるが、本当に激しい3年間だった」

    マクラーレンは、タイトル獲得のためには“ワークス”チームになることが必要だと考えてホンダとのパートナーシップを決断した。しかし、2018年からルノーの“カスタマー”チームとなる。

    そこは厳しい状況ではないかとの質問にエリック・ブーリエは「今、それを言うのは難しい。我々はルノーの“特権的なカスタマー”だ。エンストンやレッドブル・レーシングと同じエンジンを搭載し、同じ情報にアクセスできる」とコメント。

    「これはルノーとの本格的なパートナーシップだ。また、我々は将来のために検討するかもしれないアイデアを持っており、彼らと一緒に仕事をする可能性を秘めている。それは我々が将来に影響を与えることを可能にする。だが、そうだね、2018年の我々の状況はフルワークスチームとは異なる。しかし、それは学校のようなものだ。プラス面とマイネス面を検討しなければならない。我々は全てのプラスとメイナスを検討して決断を下した。我々は少なくとも今後3年間に関してはマクラーレンにとってベストな決断になると信じている」

    ルノーは、2018年から自身のワークスチーム、レッドブル、そして、マクラーレンと3チームにF1パワーユニットを供給する。だが、ルノーはワークスチームでトップに返り咲くことで3チームのなかで序列が発生するかもしれない。

    だが、エリック・ブーリエは「このような言い方をしてみよう。法的にも契約上でも我々は対等だ。だが、そうだね、寛大な心を持たなければならないときもあれば、偏りもあるかもしれない。だが、言ったように法的にも契約上では全ては同じように扱われる」とあくまで対等であることを主張した。

    ルノーとの契約を成立させたことで、残る最後のピースはフェルナンド・アロンソとの契約延長をまとめることにある。

    フェルナンド・アロンソを今回のルノーとのパッケージに一部として考えているかとの質問にエリック・ブーリエは「Yesでもあり、Noでもある」とコメント。

    「だが、正直、彼は今その段階にいるとは思っていない。彼は関心しか持っていない。彼は競争的のあるクルマが欲しいと何か月も話している。彼にとってはそれだ」

    「我々マクラーレンにとって、ビジネス的な選択ではなく、競技的な選択をしてくれるエンジンを変更させてくれた株主がいることは喜ばしいことだ。マクラーレンのDNAは競争的であることだ。ずっとトップ3にいたチームであり、我々は再びそこに属する。今も我々にはそれなりのシャシーがあるし、同じレベルのエンジンがあれば、再びトップ3に入ることができるだろう」

    「フェルナンドがどのような役割を果たすかに関わらず、我々にとってはビジネスとして競争的であることが重要だ。我々は自分たちのためにこの決断をしなければならなかった。だが、競争力を持ちたい場合、エンジンだけでなく、ドライバーも必要だ。そこでフェルナンドが登場する。我々はマクラーレンのために決断をした。だが、パッケージにはドライバーも含まれる」

    契約延長については「とても近づいている」とエリック・ブーリエは語る。

    「フェルナンドは残留を望んでいる。彼のボディランゲージや話し方でわかると思う。まとまければならないマーケティング的な細かな部分があり、ザク(ブラウン)がそれに取り組んでいる」

    マクラーレンとしての今後にスケジュールについてエリック・ブーリエは「2018年マシンに全力で取り組んでいる」とコメント。

    「エンジンのレイアウト的に多くの変更部分があるし、すでに検討していたパーツのいくつかを再設計する必要がある。決定という点で我々は少し遅れをとっている。数週間前にこの決定ができていたら嬉しかっただろう。それにフェルナンドとの契約をまとめる必要もある」と述べた。

    2018年、ホンダはトロ・ロッソにパワーユニットを供給する。なにかアドバイスはあるかと聞かれたエリック・ブーリエは「何もない。彼らは競争相手だ!(笑)」と語った。

  • ルノー 「ワークスチームとしてマクラーレンを倒したい」

    ルノー 「ワークスチームとしてマクラーレンを倒したい」

    ルノーF1のアドバイザーを務めるアラン・プロストは、マクラーレンにF1パワーユニットを供給するのはワークスチームを持つルノーには多少のリスクではあったが、チームの目標は全員を倒すことだと語る。

    マクラーレンとルノーは、2018年から3年間のF1エンジン契約を締結。長い歴史のなかで、マクラーレンとルノーが手を組むのは初めてとなる。

    アラン・プロストは、ルノーは新しいパートナーであるマクラーレンを倒すという挑戦にと直面していると述べた。

    「マクラーレンと契約を締結できたことは良い業績だ。新しいパートナーを得るというだけでなく、ルノーの長期的な戦略において長いプロセスだった。我々は全てを手に入れたいと思っていた」とアラン・プロストは Sky Sports F1 にコメント。

    「競争相手として非常に強力がチームが我々と一緒にいるのはちょっとしたリスクだったが、我々にとっては良い子よだ。だが、ワークスチームとして全員を倒したい」

    「自分たちの手のなかに物事を置けるかの問題だった」

    ルノーは、2018年シーズンをもってレッドブルにエンジンを供給しないことを伝えたとされている。

    アラン・プロストは、レッドブルのジュニアチームであるトロ・ロッソがホンダから供給を受けることによる論争があると説明する。

    「我々はそのエンジン契約を受け入れたのは事実だ」とアラン・プロストは、トロ・ロッソとホンダとの契約に言及。

    「レッドブル系チームで、一方はルノー、一方はホンダというのは非常に難しい」

    「我々にとって何がベストかが重要だ。我々は将来の状況を改善したいと思っているからね」

    アラン・プロストは、ルノーが2019年のドライバーマーケットで重要な存在になっていることを望んでいると語る。

    「ドライバーマーケットは重要であり、我々は2018年には交渉がもう少しオープンにある立場にいる」とアラン・プロストはコメント。

    「2018年末には多くのドライバーが契約がなくなる。我々はチームとしてもっと良くなることを望んでいるし、来年は今よりも良くなっていることを証明し、マーケットの鍵を握る存在になりたいと思っている」

    ルノーは、2018年にニコ・ヒュルケンベルグのチームメイトとして、トロ・ロッソのカルロス・サインツを1年のローン移籍で獲得した。

    アラン・プロストは、カルロス・サインツが活躍した場合は、完全移籍も視野に入れていると語る。

    「来年、我々はカルロスを起用するが、彼はレッドブル・ファミリーの一員のままだ。だが、彼がパフォーマンスを発揮し、残留を望むのであれば、我々は解決策を捜していくことになるだろう」