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  • マクラーレン 「短期契約であればランド・ノリスのローン移籍に前向き」

    マクラーレン 「短期契約であればランド・ノリスのローン移籍に前向き」

    マクラーレンのCEOを務めるザク・ブラウンは、将来の完全移籍というオプションがないのであれば、今シーズン中にリザーブドライバーを務めるランド・ノリスをトロロッソ・ホンダにローン移籍させることを検討すると語る。

    イギリス出身のランド・ノリス(18歳)は、次世代のルイス・ハミルトンとも呼ばれて注目されている逸材。最近、トロロッソ・ホンダがブレンドン・ハートレーの後任として獲得オファーを出したと報じられた。

    しかし、トロロッソ・ホンダ側は来シーズンにランド・ノリスを走らせるための優先オプションを得ることを望んだため、マクラーレンはそのオファーを拒否したとされている。

    現行ドライバーのフェルナンド・アロンソとストフェル・バンドーンの将来が不確定となっているマクラーレンは、2019年にランド・ノリスをマクラーレンのレースドライバーに昇格させることを含めて、あらゆるオプションをオープンにしたいと考えている。

    ザク・ブラウンは、ランド・ノリスの将来に役立つ短期的なオファーであれば、今シーズンのローン移籍も検討すると語る。

    今シーズン、ランド・ノリスをトロロッソ・ホンダにローン移籍させることに興味があるかと質問されたザク・ブラウンは「ランドが経験を積む機会があれば、我々はそれを検討するだろう」とコメント。

    「ランドはマクラーレンのドライバーだ。彼にはここでの明るい未来がある。だが、ランドを長期的などこかに行かせることに興味はない」

    フェルナンド・アロンソは、今週末のル・マン24時間レースに焦点を当てているが、マクラーレンの現在の不振を考えれば、今シーズン末でF1を引退する可能性が高いと考えられている。

    将来のプランについて質問されたフェルナンド・アロンソは「2019年はまだ先のことなのでわからない」と Sky Sports にコメント。

    「通常、夏休み後に決断を下そうとしているし、今年もそれは変わらない」

    「重要な決断になるのは確かだ」

  • マクラーレン:アロンソの300戦目はリタイア / F1カナダGP

    マクラーレン:アロンソの300戦目はリタイア / F1カナダGP

    マクラーレンは、F1カナダGPの決勝レースで、ストフェル・バンドーンが16位、F1参戦300戦目となったフェルナンド・アロンソはリタイアでレースを終えた。

    フェルナンド・アロンソ (リタイア)
    「レース序盤は楽しかった。リスタート後に2つのコーナーで3台をオーバーテイクしたときは特にね。セルジオ(ペレス)が芝生に出てあとにコース上に戻ってきたときは彼がどのようなラインを取るのか予測するのが難しかった」

    「そのあと、レースの途中でパワーの低下を感じて、リタイアするよう伝えられた。悲しいし、フラストレーションを感じることだし、この結果にがっかりしている。今週末、僕たちは競争力がなかった。クルマにもっとペースを見つけだす必要があるし、競争的になれる方法を見つけなければならない。信頼性も重要だ。シーズン序盤に自分たちがどれだけ多くのポイントを獲得できたかをわかっているし、今日と7位を走っていたモナコのリタイアによって過去2レースでどれだけ多くのポイントを失ったかもわかっているからね。クルマには取り組んで改善させる必要のあるエリアがいくつかあるし、今後数カ月でどうなるか見ていくつもりだ。明日ル・マンにいる必要にあるので今夜フランスに飛ぶ。忙しい月曜日になるだろうし、新しい経験だ。もちろん、楽しみにしているよ」

    ストフェル・バンドーン (16位)
    「今日はスタートからかなり不運だったと思う。うまくグリッドを離れることができたけど、事故が起こったことで、ターン5の通り道に多くのデブリがあったし、避けるのは不可能だった。右フロントがパンクしたし、基本的にレースがスタートする前からすでにタイヤがなくなっていたので難しい一日だった。大きなデブリがクルマの下に入ってしまったので、1周目にピットに入らざるを得なかったし、ピットストップでも多くのタイムを失った。レースに入る前からすでに終わっていた。個人的には過去数レースで僕たちが遂げた進歩という点ではとてもポジティブに感じている。期待外れだったのは、ここでのチーム全体としての予選パフォーマンスだそれはここに来る前からわかっていたことだけど、残念ながらそれが確認されてしまった。僕たちはこの先多くの仕事をしなければならない。今後のレースが僕たちにとってどのようなものになるかを伝えるのは難しい。予測はしたくない。去年を見た場合、難しいと思えたレースはいくつかあったけど、大丈夫なことがわかっていたりするしね。様子を見てみなければならない。ポール・リカールは全員にとって新しいとらっくだし、そのあとはオーストリアとシルバーストンもあるので忙しい数週間になるけど、僕はそれを楽しみにしているし、もっと運に恵まれることを願っている」

    エリック・ブーリエ (レーシングディレクター)
    「今日はマクラーレンにとって忘れ去りたい一日となった。両方のドライバーが1周目の混乱をかなりうまく避けたが、ストフェルはその結果として生じたデブリの上を走ったことでパンクを報告し、その後のセーフティカーのピットストップによって多くのタイムを失った。そこから彼は最後尾だったし、戦略を管理しいていい走りをして、ライバルに対してペースがあったものの、ジル・ビルヌーブ・サーキットの厳しい特性にとって前の集団に対して大きくゲインを得ることができなかった。それに加えて、レースの最終スティントは断続的なエネルギーマネジメントの問題を労わらなければならなかった。現在、そこは調査中だ。全てのことを考えれば、16位でクルマを完走させるために彼は非常に厳しい戦いを繰り広げたと思う。フェルナンドは最初の数周のカオスの後、ストフェルよりもはるかに良いポジションにいたし、序盤のセーフティカーから利益を得て、1ストップ戦略で11番手まで3つ順位を上げた。ポイント獲得は明確に可能になったと思っていたが、今回も彼は残酷な運に苦しめられ、エアクーラーパイプが故障したことでブースト圧を失い、リタイアを余儀なくされた。非常にフラストレーションを感じるが、異常な問題であり、今後の我々に影響を及ぼすものだとは思っていない。ここから重要なことは、起き上がって、ヨーロッパに戻り、数週間での3連戦に注意を向けることだ。新たな焦点、ハードワーク、もっと良い運によって、我々の運命が上向きになってくれることを願っている」

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  • マクラーレン・ホンダ、2019年にインディカーで復活?

    マクラーレン・ホンダ、2019年にインディカーで復活?

    マクラーレンのCEOを務めるザク・ブラウンは、2019年にマクラーレンとしてインディカー・シリーズに参戦することを“真剣に検討している”と述べ、その際には「またホンダとレースをしたい」と語った。

    マクラーレンは、早ければ2019年からインディカーへのフル参戦を本格的に検討しているとされており、インディカー参戦時に提携するチームの最有力は、昨年のインディ500にフェルナンド・アロンソが参戦した際に組んだアンドレッティ・オートスポーツだとされている。

    先週末、ザク・ブラウンは、マクラーレンのF1レーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエ、そして、最近チームのコンサルタントに就任した2度のインディカーチャンピオンでインディ500のウィナーでもあるジル・ド・フェランとともにインディカーのレースが開催されたデトロイトを訪問。アンドレッティ・オートスポーツのオーナーであるマイケル・アンドレッティと会っていた。

    今週末のF1カナダGPでは、そのマイケル・アンドレッティがザク・ブラウンのゲストとしてマクラーレンのパドックを訪れている。

    「我々は真剣にインディカーを検討している」とザク・ブラウンはモントリオールでコメント。

    「かなり時間をかけて適性評価を実施している。以前にも話したように、偉大なる歴史を持つマクラーレンが他の形態のモータースポーツに参入する場合は、まずは何よりもF1活動を妥協しないようにする必要がある。それができないようであれば考えることはない」

    「商業的に生き残れなければならず、競争力を発揮できると実感し、ブランドに適したものである必要もある。それらの項目のほぼすべてではなく、すべての項目をチェックできなければならない」

    「適性評価はまだ終えていないが、いい形になりそうなので、2019年に向けて準備を進めるためにも、今後数カ月で決断を下すつもりだ。4つの要素、すべてに問題なくチェックできると確信できれば、おそらくは前に進むことになるだろう。ただし、まだ旅路に出てはいない」

    ザク・ブラウンは、インディカーにエンジンを供給するホンダとシボレーの2つのライバルメーカーの両方と会っている。昨年、マクラーレンはホンダとのエンジンプログラムで決裂しているが、ザク・ブラウンはインディカーでホンダと再会することをためらうことはないと語る。

    「2つのエンジンメーカーがあり、両社ともインディカーで素晴らしい仕事をしている」とザク・ブラウンはコメント。
    「そして、我々はホンダと再びレースをしたいと思っている。彼らは素晴らしいエンジンを造っているし、インディカーの多くのレースで勝利を収めている。だから、最終的にそれが我々が向いている方向であるならば、ホンダと再びレースをすることを躊躇しないだろう」

    一方、今シーズン末でマクラーレンとの契約が期限を迎えるフェルナンド・アロンソは、F1を引退してマクラーレンとのインディカー参戦に転向するとも噂されている。

    今週末、モントリオールでF1参戦300レース目を迎えているフェルナンド・アロンソだが、2013年から勝利から遠ざかっており、ここ数年はフラストレーションを抱えている。

    噂では、マクラーレンがインディカーに参戦する場合にフェルナンド・アロンソはチームに残留し、その間にマクラーレンがF1で競争力を取り戻すことができれば、F1に復帰するというオプションが契約に盛り込まれるとも言われている。

    ザク・ブラウンは、フェルナンド・アロンソとの交渉は現在進行中だと語る。

    「フェルナンドとは話をしているところだ」とザク・ブラウンはコメント。

    「彼も言っているように、昨年の今頃から話を始めた。彼は長くF1で戦っており、これまで以上にドライブを楽しんでいる。彼は今までで最も優れた走りを見せていると思っている」

    「ドライバーズ選手権以上にコンストラクターズ選手権を多く制したいと彼も指摘しているし、F1には少しフラストレーションを抱えていると思う。彼はF1を愛しているし、世界耐久戦も愛している。デイトナもそうだ。だから、どういう形でもフェルナンドをマクラーレンにとどめておければと願っている」

  • フェルナンド・アロンソ、予選14番手も「トップ10争いは可能」

    フェルナンド・アロンソ、予選14番手も「トップ10争いは可能」

    F1カナダGPの予選を14番手で終えたマクラーレンのフェルナンド・アロンソだが、決勝ではトップ10を争えると頑なだ。

    F1参戦300戦目を迎えたフェルナド・アロンソは、ロードラックが要求されるジル・ヴィルヌーヴ・サーキットの特性はMCL33に適していないため、マクラーレンはモントリオールで難しい週末を過ごすことになると語っていた。

    予選でフェルナンド・アロンソとストフェル・バンドーンは、トロロッソ・ホンダのブレンドン・ハートレー、そして、ザウバーのシャルル・ルクレールの先行を許し、Q2に進出した15台のなかで最下位に沈んだ。

    「今年行った僕たちのパッケージにとって最適ではないロンストレートやコーナーのタイプがあるサーキットと似ているので、サーキットについて懸念を抱いてここにやってきた」とフェルナンド・アロンソはコメント。

    「昨日はかなり競争力があると感じていたし、クルマの挙動はかなり良かったので、今日の予選に関してはかなり自信があったけど、残念ながら、今日の僕たちにはペースがなかった」

    「今日のすべてを理解する必要があるけど、明日何ができるか見てみよう。タイムはとても拮抗しているし、コンマ1~2秒で異なるポジションにいたと思うし、たぶん外からの視点とは異なるかもしれない。明日の決勝ではポイントを争えると思っているし、良いフィーリングを掴めると思う」

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  • マクラーレン:F1カナダGP 金曜フリー走行 レポート

    マクラーレン:F1カナダGP 金曜フリー走行 レポート

    マクラーレンは、F1カナダGP初日のフリー走行でフェルナンド・アロンソが10番手タイム、ストフェル・バンドーンが16番手タイムだった。

    フェルナンド・アロンソ (10番手)
    「今日はかなりポジティブに感じた。クルマの感触はFP1からすぐに良い感じだったし、FP2ではもう少しロングランとセットアップに焦点を置いた。クルマはここで競争力があるように思うし、今は明日の予選で結果を出す必要がある」

    「このサーキットではレースペースに優先順位をつける必要がある。ここはオーバーテイクができるし、日曜日に強くなければならないからね。予選でポイントを貰えるわかではないので、予選にすべての努力を注ぐ価値はないけど、明日はQ3も可能だと思っている。バランスに大きな問題はなかった。セットアップにはほぼ手を触れなかった。ここに持ち込んだ新しいパーツで空力テストを実施しただけだ。これからじっくりとデータを分析して、明日にむけてクルマを最適化させていく。ハイパーソフトはFP1でしかテストしていないし、実際にどうかを言うのは難しいけど、今のところデグラデーションはそこまで酷くないし、予想していたよりも少しいいかもしれない。1発で最速なタイヤであることは確かだ。レースは1ストップやハイパーソフトで2ストップをやってくる人もいて興味深いものになるだろう。創造性の可能性を広げてくれるし、最適化できるかどうか見てみよう」

    ストフェル・バンドーン (16番手)
    「実際、今日はまずまずの一日だった。FP2でウォールに不運な接触をしてしまい一日は少し短縮されてしまったけど、全体的にはポジティブな一日だった。FP1でかなり競争力があったし、FP2でもかなりいい感じだった。FP2ではあまりハイパーソフトで走らなかった。それら全てを見れば、良い一日だったと思うし、明日を楽しみにしている。今日は2台のクルマで多くのことを試していたので、僕にとってバランスは少し浮き沈みがあったけど、僕たちがここに持ち込んだ新しいものをとても良く学ぶことができた。明日は全てを正しいスペックにするし、良い状態になると確信している。このトラックは常にちょっと妥協を強いられる。ストレートが多く、タイトなシケインが多いし、クルマでいい位置取りができなければならない。セットアップは常にバランスに悩まされるし、レースにむけて何がベストかを見極める必要がある。ウォールにヒットしたときは、何かがコントロールできなかったからではなく、僕は少し野心的すぎただけだ。ウォールに接触して、残念ながらパンクしてしまった。それでも、今日のクルマのフィーリングはポジティブだったし、それなりの周回数を重ねることができた」

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  • ストフェル・バンドーン 「僕とアロンソは実際にはとても拮抗している」

    ストフェル・バンドーン 「僕とアロンソは実際にはとても拮抗している」

    マクラーレンのストフェル・バンドーンは、自分とチームメイトのフェルナンド・アロンソとの差は結果で現れているよりも拮抗していると主張する。

    2015年のGP2チャンピオンであるストフェル・バンドーンは、今年ホンダからルノーにエンジンを変更してマクラーレンでその才能を開花させると期待されていたが、今シーズンここまでは厳しいスタートを切っており、全てにおいてフェルナンド・アロンソに上回られている。

    フェルナンド・アロンソはマクラーレンが獲得した40ポイントのうち32ポイントを獲得してコンストラクターズ選手権7位につけているのに対し、ストフェル・バンドーンは8ポイントの獲得で15位に沈んでいる。

    しかし、ストフェル・バンドーンは自分のパフォーマンスは数字が示すよりも優れていると感じていると語る。

    「スタッツが全てのストーリーを伝えているとは思わない。もちろん、統計はそう伝えているかもしれないけど、実際には僕たちはとても拮抗している」とストフェル・バンドーンはコメント。

    「去年の僕たちのポジションを考えれば、今年ははるかに良いポジションにいると感じている。状況は常に自分の思い通りに進むとは限らない。いくつかのレースで僕には少し運が欠けていた。フェルナンドの方速いこともあったけど、それは普通のことだ」

    予選ではフェルナンド・アロンソは今季2度のQ3進出を果たしているが、ストフェル・バンドーンはまだQ2を抜け出すことができていない。

    しかし、ストフェル・バンドーンは今後について自身を持っていると語る。

    「僕たちは正しい方向に進んでいると思うし、チームは前進している。もちろん、シーズンのスタートはタフだった」とストフェル・バンドーンは語る。

    「チームには多くの期待があったし、僕たちは期待通りのパフォーマンスを発揮することができていない。でも、僕たちはレース毎に改善を続けているし、今週末ももう一歩前進できると期待している」

    ストフェル・バンドーンはスペインGPではリタイア、モナコGPでは14位と過去2レースでは厳しいレース週末を過ごしてきたが、今週末のカナダGPはポジティブなものになると自信をみせている。

    「少し難しい期間だった。僕はスペインでリタイアして、モナコではフェルナンドがリタイアした。もちろん、それは理想的ではなかったけど、僕たちはミッドフィールドで接戦を演じている。ある週末では僕たちが少し強いこともある」

    「過去2戦はオーバーテイクという点で僕たちにとって難しいトラックだったと思う。今週末はストーリーは異なる。新しい週末だしあ、このトラックは他とは完全に異なる。いくつかチャンスを提供してくれるはずだ」

    関連:2018年 F1カナダGP テレビ放送時間&タイムスケジュール

  • マクラーレン、ランド・ノリスのトロロッソ・ホンダへのローン移籍を拒否

    マクラーレン、ランド・ノリスのトロロッソ・ホンダへのローン移籍を拒否

    マクラーレンは、ブレンドン・ハートレーの後任としてシーズン途中にランド・ノリスを起用したいとのトロロッソ・ホンダからのオファーを拒否していたことが明らかになった。

    F1スペインGPの週末、レッドブルはトロロッソ・ホンダのブレンドン・ハートレーのパフォーマンスに不満を抱いており、シーズン途中にハートレーがシートを喪失するとの噂が広まった。

    BBC の報道によると、レッドブルはF1スペインGP前に今季マクラーレンのリザーブドライバーを務めるランド・ノリス(18歳)をブレンドン・ハートレーに代えて走らせるという契約をマクラーレンにオファーしたが、マクラーレンはそのオファーを拒否し、ランド・ノリスをフォーミュラ2に専念させることを選んだという。

    レッドブルからのオファーは、7月1日にレッドブル・リンクで開催されるF1オーストラリアGPでブレンドン・ハートレーに代えてランド・ノリスを走らせるというものだったという。また、契約が破綻したもうひとつの条件として、トロロッソ・ホンダ側は来シーズンにランド・ノリスを走らせるための優先オプションを得ることを望んだとされている。

    今季マクラーレンは、フェルナンド・アロンソとストフェル・バンドーンを起用しているが、アロンソに関しては2019年にマクラーレンとインディカー参戦が噂されており、バンドーンに関しては今シーズン限りでのシート喪失が噂されている。そのため、マクラーレンは2019年にランド・ノリスをレースシートに昇格させるという選択肢が残されている。

    マクラーレンは、永続的にランド・ノリスをレッドブルに奪われることを恐れ、また若い才能にあまりに早い段階で注目を浴びさせることを避けたいと考えたとされている。

    この報道についてマクラーレンの広報担当は「他チームから我々のドライバーにアプローチがあることは驚くことではありません。彼らも我々と同じように才能のあるドライバーと考えているのは明らかです」とコメントした。

    また、報道後、ランド・ノリス自身も「そのような話があったことを光栄に思っているけど、僕はF2に集中しているし、マクラーレンにコミットしている。この種のことはマネジメントに任せている」とマクラーレンの広報を通じてコメントを発表した。

    ランド・ノリスは、昨年のヨーロッパF3選手権への参戦初年度で圧倒的な強さでチャンピオンを獲得し、今季のマクラーレンのリザーブドライバーに就任。イギリス出身ということもあり、次世代のルイス・ハミルトンとも呼ばれて注目されている逸材だ。今年はフォーミュラ2に初参戦し、開幕戦のバーレーンで優勝。チャンピオンシップを27ポイントリードしている。

    マクラーレンからランド・ノリスをローン移籍で獲得するという決定は、ヘルムート・マルコが率いるレッドブルの上層部が行ったとされている。

    レッドブルのドライバープログラムは無情なことで知られており、レッドブルの姉妹チームであるトロロッソは、ジュニアドライバーの一人がパフォーマンスが悪い場合にドライバーラインナップを変更してきた歴史がある。実際、ブレンドン・ハートレーが昨シーズン後半にF1のチャンスを得たのは、不振のダニール・クビアトが解雇されたからである。また、レッドブルのドライバープラグラムを率いるヘルムート・マルコは若い才能を起用することに接触的であり、2016年のF1スペインGP直前にダニール・クビアトに代えてマックス・フェルスタッペンをトロロッソからレッドブル・レーシングに昇格させている。

    いずれにしろ、今回の報道で、レッドブルがブレンドン・ハートレーの解雇を検討していることは明確となった。今季トロロッソ・ホンダでF1フル参戦を果たしたブレンドン・ハートレーは、チームメイトのピエール・ガスリーが18ポイントを獲得しているのに対し、度重なるミスもあり、まだ1ポイントしか獲得できていない。

  • マクラーレン 「2021年までF1タイトル獲得はないだろう」

    マクラーレン 「2021年までF1タイトル獲得はないだろう」

    マクラーレンのCEOを務めるザク・ブラウンは、マクラーレンは“明確な方向”に向かって進んではいるものの、来シーズンはおろか2020年もワールドチャンピオンを獲得するのは厳しいだろうと認める。

    マクラーレンが最後にタイトルを獲得したのは2008年のルイス・ハミルトンによるドライバーズタイトルまで遡る。だが、メルセデスのワークス契約を失って移行は低迷している。

    特に昨年までのホンダとの3シーズンは厳しいものであり、コンストラクターズ選手権で9位、6位、9位とチーム史上ワーストとなるシーズンを過ごした。

    今年からルノーにパワーユニットを変更したマクラーレンだが、改善はみられてはいるものの、チームが期待していたほど大きなものではない。

    F1スペインGPでは“Bスペック”ともいえる大幅なアップグレードを投入したマクラーレンだが、少なくともまだ表彰台を争うレベルには到達していない。

    「明らかに前進している」とザク・ブラウンはF1公式サイトのインタビューでコメント。

    「クルマは応答性があり、ドライバーもそれを気に入っているので、そこに関しては良いし、相当な前進だ」

    「それに風洞実践で期待していたものと優れた相関関係を示しているし、次のアップグレードにむけたより良いプラットフォームを得られている」

    しかし、プレシーズンに目標に掲げていた同じルノー製エンジンを搭載するレッドブル・レーシングに追いつくには、現時点ではあまりに遠すぎるステップだとザク・ブラウンは認める。

    「我々はあまりにも離されている。そして、それは一夜にして実現できることではない」

    「我々がプレッシャーに晒されているのはわかっているし、私もプレッシャーに晒されている」

    「フラストレーションを感じることがあるとすれば、レースをわかっている皆さんなら知っていることかもしれないが、人々はそのようなことにどれくらい時間がかかるかを理解していないということだ」

    ザク・ブラウンは、2019年シーズン、さらには2020年もワールドチャンピオンを獲得することはないだろうと付け加えた。

    「今は、とにかく進んでいくしかないし、明確な方向性持って、集中し、懸命に作業をしていくだけだ」

  • フェルナンド・アロンソ、カナダGPでF1参戦300戦目に到達

    フェルナンド・アロンソ、カナダGPでF1参戦300戦目に到達

    マクラーレンのフェルナンド・アロンソは、今週末のカナダGPでF1参戦300戦目を迎える。

    2001年にミナルディでF1デビューを飾ったフェルナンド・アロンソは、これまでのF1キャリアで32勝、97回の表彰台、22回のポールポジションを獲得し、2005年と2006年にはルノーでF1ワールドチャンピオンを獲得している。

    今回のF1カナダGPで300戦目(実際にスタートできたレースとしては298戦目)となるフェルナンド・アロンソは、ルーベンス・バリチェッロ(325戦)、ジェンソン・バトン(308戦)、ミハエル・シューマッハ(308戦)に歴代4位の出走回数を記録することになる。

    前戦モナコGPではギアボックス故障によってリタイアとなり、開幕戦からの連続ポイントが途絶えたフェルナンド・アロンソは「モナコでの期待外れなレースの後、僕はすでにカナダに向かうことを楽しみにしている」とコメント。

    「素晴らしいトラックだし、ドライバーとクルマにとってリアルな試練だ。多くのトップドライバーが“ウォール・オブ・チャンピオンズ”の餌食になってきたし、しばしばセーフティカーがレース結果に影響を与える」

    「僕はいつもモントリオールでのレースを楽しんできた。素晴らしいトラック、チャレンジングなストリートサーキットの特性が最高に組み合わせられているし、訪れるのが楽しい都市だ」

    「カナダではいくつか素晴らしいレースを楽しんできたし、2006年には優勝しているので、僕にとって特別な場所だ。今年は僕の300戦目を祝うことになるのでさらに特別だ」

    今年ホンダからルノーにF1パワーユニットを変更したマクラーレンだが、ドラッグが高く、直線スピードの不足しているというマシン特性は変わっていない。

    マクラーレンにエンジンを供給するルノーは、F1カナダGPにエンジンアップグレードを導入する予定だが、フェルナンド・アロンソは、ロングストレートが特徴のパワーサーキットであるジル・ヴィルヌーヴ・サーキットでの苦戦を予想している。

    「僕たちんとってタフなサーキットであることは確かだけど、僕たちはレース毎にパッケージを進化させている」とフェルナンド・アロンソはコメント。

    「カナダでは過去に小さなドラマや変わりやすい天候がチャンスをもたらす可能性があることを何度も見てきた。すべての可能性を生かせるかどうかは僕たち次第だ」

    モナコGP後、先週トヨタとのル・マン24時間レースの公式テストでトップタイムを記録したフェルナンド・アロンソは、今週末のF1カナダGPを終えると、いよいよ6月16日・17日に伝統のル・マン24時間レースを迎える。その後はフランス、オーストリア、イギリスとF1史上初の3連戦が続き、アロンソにとっては6月は超過密スケジュールとなっている。

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  • フェルナンド・アロンソ「マクラーレンの直線スピード不足はカナダで不利」

    フェルナンド・アロンソ「マクラーレンの直線スピード不足はカナダで不利」

    フェルナンド・アロンソは、マクラーレンの直線スピード不足がF1カナダGPでの困難な週末に繋がることを懸念していると認める。

    フェルナンド・アロンソは、前戦F1モナコGPでギアボックス故障によってリタイア。開幕から5戦連続で続けてきた連続ポイントが途絶えた。チームメイトのストフェル・バンドーンもポイント獲得を逃し、マクラーレンはノーポイントでモナコを後にした。

    フェルナンド・アロンソはモナコで2戦連続となるQ3進出を果たしたが、マクラーレンの明らかな弱点である直線スピード不足は、ロングストレートのあるジル・ヴィルヌーヴ・サーキットでは“ペナルティ”となると考えている。

    「僕たちはバルセロナでQ3に進出したし、モナコでもQ3に進んだ。今後のレースでもその傾向を維持して、僕たちの進歩を確認できれば嬉しいだろうね」とフェルナンド・アロンソはコメント。

    「でも、カナダはチャレンジングになると思っている。ロングストレートのあるタフなサーキットだ。僕たちのスピード不足はペナルティになるかもしれない。僕たちにとって良いテストになるだろう」

    マクラーレンは、F1カナダGPでエンジンサプライヤーのルノーが導入するエンジンアップグレードによって後押しされる予定ではあるが、コンストラクターズ選手権では同じエンジンを搭載する4位のワークスルノーの6ポイント差をつけられており、レッドブル・レーシングからはさらに大きな差をつけられている。

    マクラーレンは、プレシーズンテストでレッドブル・レーシングに脅威を与えられることを期待していた。

    だが、ストフェル・バンドーンは、ライバルとのギャップを縮めるためにマクラーレンは正しい方向に進んでいると主張する。

    「クルマを改善させなければならない場所という点で僕たちのチームには明確な方向性がある」とストフェル・バンドーンはコメント。

    「過去数週間で僕たちは小さな前進を果たしてきたと思う。今後数週間でさらに大きなゲインを生み出すために、今、ファクトリーでは懸命な作業がなされていると思う」

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