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  • マクラーレン・ホンダ、ピレリの新F1タイヤへの対応は問題なし

    マクラーレン・ホンダ、ピレリの新F1タイヤへの対応は問題なし

    マクラーレン・ホンダは、ピレリの新F1タイヤへの対応は十分に優れていると主張する。

    ホンダのパフォーマンス不足と信頼性不足がパートナーシップ解消に進展しつつあるマクラーレンだが、シャシーは2017年グリッドでベストの一台だと Auto Motor und Sport は報道。

    その理由として、同紙はワイド化し、グリップも増したピレリの新F1タイヤへのマクラーレンのアプローチを挙げている。

    ピレリの新F1タイヤは、メルセデス、フェラーリ、レッドブルの3チームがデータ編集のためにミュールカーをピレリに提供した。

    だが、マクラーレンも開発プロセスにおいて活発に動いていたことが明らかになった。

    「我々は24時間のテスト全てにオブザーバーを送った唯一のチームだった。我々はFIAとピレリが当初我々に与えようとしていよりも多くのデータを要求した」とマクラーレンのレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエはコメント。

    「最初から我々はタイヤをうまく理解していた。2015年のテストカーを組み立てる必要なくね」

    それでも、今週末のバクーでも、カレンダーで最長の2kmのストレートを有するサーキット特性によってマクラーレン・ホンダは苦戦を強いられることになるだろう。

    ホンダは、F1アゼルバイジャンGPにエンジンに中間的なアップグレードを投入するとされている。

    だが、ホンダのF1プロジェクト総責任者を務める長谷川祐介はチームにとってタフなチャレンジになることが予想されます」とコメント。

    「現在、我々は厳しい時間を経験していますが、我々全員が状況を正すために全力を尽くしています」

  • マクラーレン 「ホンダの問題についてはっきり言うべきだと感じた」

    マクラーレン 「ホンダの問題についてはっきり言うべきだと感じた」

    マクラーレンのエグゼクティブディレクターを務めるザク・ブラウンは、F1カナダGPの週末中、ホンダの問題について公の場で“はっきりと話す”ことが重要だったと考えている。

    F1カナダGPが開催されたモントリオールで、ザク・ブラウンは、ホンダの苦境がシーズン後半も続くようであれば、マクラーレンには2018年の代替プランがあると認めていた。

    そして、決勝では、フェルナンド・アロンソが残り2周でエンジン故障に見舞われ、シーズン初ポイントのチャンスを失った。

    レース後、エリック・ブーリエ(レーシングディレクター)は「確実に今の状態では不十分だ」とホンダを強く非難していた。

    最近、マクラーレンがホンダへの批判を繰り返している目的を聞かれたザク・ブラウンは「今週末はっきりと話すことが重要だった。実際、マクラーレンが意見を公にするのは初めてだったと思う」とコメント。

    「同じことを繰り返したくはない。アロンソの故障が何かを変えたわけではない。我々のポジションへの認識を強めただけだ」

    「彼らは何かをする必要があることをわかっている。彼らも失望しており、混乱している」

    「4億人が何が起こっているかを目にしたと思うし、我々がすでに見舞われていることよりもさらに伝える必要があるとは思わない」

    「ホンダの取締役会がどう考えているかはわからないが、全員が同じことを考えていると私は思っている。とにかく懸命に仕事をして、問題を解決することだ」

    「だが、現状は解決されていない」

    ホンダのF1プロジェクト総責任者を務める長谷川祐介は、ダイナモで取り組んでいる信頼性アップグレードの進歩をコース上で再現できておらず、その理由を把握できていないことを認めている。

    マクラーレン・ホンダは、今シーズンここまでの7戦で2台あわせて5回しか完走できておらず、0ポイントでコンストラクターズ選手権最下位に沈んでいる。また、プラクティスと予選でも多くのトラブルに見舞われている。

    「いつもの話だが、何とかして解決する必要があることだ。我々はこのようなことを続けていくわけにはいかない。アロンソはシーズン初ポイントを獲得できそうだったのは明らかだ。わずか1ポイントがね。ストフェルが完走できたのは良いことだった。だが、とにかく言葉では表せない。

    「ついにシーズン初ポイントを獲得できそうだと感じていたが、残り2周でそれは消えた。とにかく本当にパワーに欠けており、信頼性に欠けている」

    「我々にできることは開発をプッシュし続けることだけだ。何にも変わっていない。ただフラストレーションが増しているだけだ」

    「だが、言ったように、我々は一緒に状況を解決しなければならない」

  • マクラーレン、ホンダとの決別を決断との報道

    マクラーレン、ホンダとの決別を決断との報道

    マクラーレンが、ホンダと決別し、2018年からメルセデスのカスタマーエンジンに戻ることを決断したと Daily Mail が報じている。

    同紙は「Sportsmailは、マクラーレンが現在のエンジンパートナーであるホンダの競争力と信頼性不足に忍耐が突き、と決別すると考えている」と報道。

    記事では、それにより、マクラーレンは9000万ユーロ(約111億円)を犠牲にすると伝えており、メルセデスとの契約は最終段階にあり、夏休み前の7月末もしくは8月の初めに発表されると付け加えられてる。

    2015年に開始されたマクラーレンとホンダのパートナーシップだが、この3年間はマクラーレンにとって期待外れなシーズンとなった。

    F1の歴史で2番目に成功を収めているマクラーレンは、毎回白煙の上げるホンダのF1エンジンによってパドックの笑いの種となった。そして、その長いトンネルの先に光は見えてない。

    先週末のF1カナダGPの決勝では、フェルナンド・アロンソのマシンにまたエンジン故障が発生。レース後、アロンソはホンダのF1エンジンのスピード不足は“危険なレベル”だと語っていた。

    また、フェルナンド・アロンソは、9月までにマクラーレン・ホンダが優勝できないようであれば、チームを出ていくと語っており、その期限内にホンダのF1エンジンが競争力をつける可能性は極めて低いと考えられている。

    マクラーレンは、評価の高いフェルナンド・アロンソを失いたくないと考えており、メルセデスへのエンジン変更は、アロンソをなだめ、残留を説得するための唯一の短期的な解決策となっている。

    ここ数週間でマクラーレンのザク・ブラウンとエリック・ブーリエは、ホンダへの批判を繰り返してきた。

    ザク・ブラウンは「ホンダはとても一生懸命に働いている。だが、彼らは少し道に迷っているようだ」とコメント。「我々には決定的なスケジュールがない。それは懸念だ。痛みは大きくなっているし、我々は永遠に無駄な時間を過ごすことはできない」

    また、フェルナンド・アロンソのリタイアで終わったレース後にはエリック・ブーリエが「自分たちの残念な気持ち、フラストレーション、そして悲しみを表現するために正しい言葉をみつけるのは、容易ではない。だから、これだけ言っておこう。単純に、そして確実に、今の状態では不十分だ」と述べている。

    実際、マクラーレンの長年の共同オーナーであるマンスール・オジェは、モントリオールでメルセデスのモータースポーツ責任者トト・ヴォルフ、非常勤取締役のニキ・ラウダと長時間において会談していたことが目撃されている。

    マクラーレン・ホンダは、1988年から1991年にアラン・プロストとアイルトン・セナによって4度のドライバーズタイトルとコンストラクターズタイトルを獲得し、黄金時代を築いた。

    一方、マクラーレンはメルセデスとも成功を収めており、1998年と1999年にはミカ・ハッキネンが2度のワールドタイトルを獲得。1998年にはチームにとって最後のコンストラクターズタイトルも獲得している。

    マクラーレンがドライバーズタイトルを獲得したのは2008年のルイス・ハミルトンが最後。また、ジェンソン・バトンによる2012年のF1ブラジルGP以降、優勝から遠ざかっており、メルセデスのカスタマーチームとしての最終年となった2014年にオーストラリアGPでケビン・マグヌッセンとジェンソン・バトンによるダブル表彰台以降、表彰台にも上がれていない。

    ホンダのF1エンジンとなった2015年以降は5位が最高位。今年は7戦を終了した時点でまだポイントを獲得できていない。

    コメントを求められたマクラーレンの広報担当は「何も決定していないというのがこの件の真実です」と語っている。

  • マクラーレン 「ホンダの財政貢献はスポンサーの喪失で相殺されている」

    マクラーレン 「ホンダの財政貢献はスポンサーの喪失で相殺されている」

    マクラーレンは、スポンサーと賞金の喪失によって投資をもはや正当化できず、ホンダとの決別という“ビジネス的な決断”を迫られる可能性を認めた。

    7戦を終えてマクラーレン・ホンダはいまだポイントを獲得できていない。F1カナダGPではフェルナンド・アロンソが10番手を走行中の残り2周でエンジンが故障し、シーズン初ポイントの望みは消え去った。

    マクラーレンはホンダとの契約を終了し、メルセデスと契約するとの噂は強まっている。

    以前はメルセデスとの噂について口を閉ざしたまあだが、マクラーレンのエグゼクティブディレクターを務めるザク・ブラウンは、ホンダとの関係を継続していく上で鍵となっていた財政上の貢献よりも、もはやスポンサーと賞金の損失の方が上回っていると述べた。

    「ビジネス上の決定になると思う」とザク・ブラウンはコメント。

    「ホンダとの契約が素晴らしいものであれば、契約関係を望むチームはたくさんいると思うが、簡単に文書化されている最終的に多くの賞金を失っている。我々はスポンサーを他チームに奪われている」

    ザク・ブラウンは、就任直後に2018年にタイトルスポンサーを獲得することを優先事項として挙げていたが、ホンダの惨状がそれに被害を与えていると認める。

    「スポンサーの失い方には2種類ある。スポーツを離れていくのがひとつ。それは自分たちによるものなのか、スポーツなのか、環境なのかはわからないときがある。だが、チームを離れて他チームに行く場合は、スポーツには満足しているが、チームには満足していないということだ」

    「我々には過去20年で、統計学的ではないかもしれないが、おそらく今よりも多くのスポンサーがいた」

    「我々が収益を得ているホンダとの契約関係のポジティブな要素は相殺されてきている」

  • フェルナンド・アロンソ 「ホンダからアップグレードの話はない」

    フェルナンド・アロンソ 「ホンダからアップグレードの話はない」

    マクラーレンとホンダのパートナーシップの終焉の噂が日増しに強まってる。

    ホンダが、信頼性とパフォーマンスに欠けるF1エンジンに約束していたアップフレードを投入することができなかったことは、マクラーレンにとってF1カナダGPは最後の一撃になったかもしれない。

    それでも、フェルナンド・アロンソが、見事な走りをみせてポイント圏内を走行していたが、シーズン初ポイントの望みもホンダのF1パワーユニットの故障によって潰えた。

    マクラーレンのレーシングディレクターを務めるエリック・ブリーエは「自分たちの残念な気持ち、フラストレーション、そして悲しみを表現するために正しい言葉をみつけるのは、容易ではない」とレース後に述べた。

    「これだけ言っておこう。単純に、そして確実に、今の状態では不十分だ」

    マクラーレン・ホンダのプロジェクトを信じて2015年にフェラーリから移籍したフェルナンド・アロンソだが、この数年間で大きな失望を味わうことになった。

    「16年間F1をやっているので、ポイントを獲ろうが獲るまいが僕の人生を変えることはない。でも、日夜懸命に仕事をし、何度もエンジンを交換してくれているメカニックのためにポイントを獲れるようにならなければならない」

    ホンダは、次のバクーにむけてカナダでは届けられなかったエンジンのアップグレードの準備を進めている。

    「エンジンの改善に関する情報は持っていない」とフェルナンド・アロンソは Movistar にコメント。

    「僕はホンダで働いているわけでないし、エンジンデザイナーでもない」

    また Blick に対しては「もちろん、フラストレーションを感じている。でも、でも、今回はとりわけマクラーレンのためにね。彼らは常に僕に最高のクルマを与えてくれている。だけど、ストレートではみんなに攻撃されてしまう」

    ホンダは、アップグレードの作業を進めているものの、さくらの拠点でのダイナモでの進歩をコース上で発揮できない問題を抱えており、アップグレードの投入には慎重な姿勢をみせている。

    「我々はダイナモでの良い状況を作り出すことができていません」と長谷川祐介は Autosport にコメント。

    「オペレーション環境は異なりますので、なぜ信頼性に違いが生じているのか理解する必要があります」

    「昨年、我々はダイナモでエンジンの信頼性を証明することができていましたし、なぜダイナモからサーキット走行で違いが出てしまうのか理解しる必要があります。それは簡単なことではありません」

    「我々は精密さを改善させる必要があります」

  • マイケル・ダグラス 「フェルナンド・アロンソは今年でF1を離れる」

    マイケル・ダグラス 「フェルナンド・アロンソは今年でF1を離れる」

    ハリウッド俳優のマイケル・ダグラスが、今シーズン末でフェルナンド・アロンソがF1を離れると考えている。

    マイケル・ダグラスは、長年熱心なF1ファンであり、マクラーレンの共同オーナーであるマンスール・オジェと個人的に友人関係にある。

    F1カナダGPにマクラレーンのゲストして訪れたマイケル・ダグラスは「私はフェルナンドのことが好きだ。彼は素晴らしいドライバーだ」と Marca にコメント。

    「だが、今年が彼の最終年になると思う。彼の決断が必ずしもそうかはわからないし、彼がどうするつもりなのかもわからない。だが、彼は素晴らしいし、マクラーレンにとって非常に良いドライバーだ」

    また、AS には「マクラーレンとホンダのことは残念に思う。私はこの協力に多くのことを期待している」

    「特にフェルナンドのことを気の毒に思っている。彼は素晴らしいドライバーであり、今だけでなく、史上最高のドライバーだ」

    F1カナダGPの週末では、フェルナンド・アロンソが、2018年にルノーもしくはウィリアムズへの移籍、さらにはインディカーに転向するという噂が広まった。

    フェルナンド・アロンソは、9月までにマクラーレン・ホンダが勝てないようであれば、今シーズン限りでチームを出ていくと話している。

    F1カナダGPで開催されたいかだレースではマクラーレン・ホンダが優勝。レーシングディレクターのエリック・ブーリエは「優勝したので、もう彼は残留だね!」と La Presse に微笑んだ。

  • マクラーレン、ホンダに圧力 「時間を無駄にするわけにはいかない」

    マクラーレン、ホンダに圧力 「時間を無駄にするわけにはいかない」

    マクラーレンのザク・ブラウン(マネージングディレクター)は、F1カナダGPでのフェルナンド・アロンソでのリタイアを受け、ホンダにさらなるプレッシャーをかけた。

    フェルナンド・アロンソは、ストレートでライバルよりも時速20キロ近く遅いマシンで奇跡ともいえる走りをみせ、シーズン初ポイントを手にするかと思われた。

    しかし、これまでも何度も目にしてきたようにホンダのF1パワーユニットは故障。怒りでヘッドレストを放り投げたアロンソはパドックまでの長い距離を歩いて戻ることになった。

    その後、グランドスタンドに乱入してファンへの感謝を伝えたフェルナンド・アロンソは、レース後のミーティグに顔を出さずに帰ってしまったという。

    F1カナダGP前、ザク・ブラウンは、ホンダとの将来が“分岐点に差し掛かっている”ことを公に語っていた。

    当初、ホンダはモナコでのエンジンアップグレードの投入が期待されていた。だが、それは次のカナダでも到着せず、いつ開発の準備が整うかいまだわからない状況となっている。しかし、現在のような信頼性では、パフォーマンス向上どころではないのも確かだろう。

    過去には毎年チャンピオン獲得を期待してシーズンに挑んでいた名門マクラーレンが、今ではポイント獲得はおろか、レースを完走することさえ望めない壊滅的な状況となっている。

    「“ポイント”と言っていた人もいるが、実際にはそれはちょっと過大視しているね」とザク・ブラウンは皮肉な笑みを浮かべて Sky Sport F1 にコメント。

    「ポイントを得られるはずだった。だが、何の警告もなしにいきなり壊れた。みなさんも今年どれだけ多くのレースでこのようなインタビューを繰り返すんだと感じているだろう。とてもフラストレーションを感じる」

    「何の前触れもなかった。実際、まだ何が起こったのか完全に診断できているわけではない。だが、何の警告もなく、いきなり壊れた。このようなときに話すのは決して良くないのはわかっている。感情が高ぶっているからね。だが、失望しているし、我々は再編成する必要がある」

    「とにかく我々は、状況を正常に戻せるであろう異なるオプション、異なる状況について話をしている。このような結果は、時間を無駄にすることはできないし、状況が良くなるのをただ待っているわけにはいかないという認識を強めるだけだ。我々はそれに対して積極的である必要がある」

    ザク・ブラウンは、次戦F1アゼルバイジャンGP前に何かを発表することはないと付け加えた。

  • マクラーレン、ホンダとの将来を夏休みに決断

    マクラーレン、ホンダとの将来を夏休みに決断

    マクラーレンは、ホンダとパワーユニットパートナーを継続していくかを夏休み頃に決定するとマネージングディレクターを務めるザク・ブラウンは明かした。

    マクラーレン・ホンダは、F1カナダGPでフェルナンド・アロンソがポイント圏内の10番手を走行し、今シーズン初ポイントが見えた残り2周、ホンダのF1エンジンが故障してリタイアを喫した。

    マクラーレンは、チーム史上最悪となる開幕7戦でノーポイントという状況に陥っている。

    ザク・ブラウンは、このような現状は“受け入れがたい”と述べ、他の選択肢を検討していることを認めた。

    「皆さんがご存じのように、我々はもう数年間このような状況だ」とザク・ブラウンはコメント。

    「今年は大きな前進が必要だった。シーズンはまだ終わっていないが、我々が後退しているかなり明らかだ。我々はこれまでF1シーズンで最悪のスタートを切っている。受け入れがたいことだ」

    「すぐに状況を変える必要がある。我々は同じ状況で2018年に向かうつもりはない。もしくはパフォーマンス向上が確認されていないもので2018年に向かうつもりはない。経営委員会は、マクラーレンは1番でなければならないと我々に伝えている。我々のビジネスにおいてそれができていないのは明らかだ。これ以上、競争力のない状況でいるわけにはいかない」

    「(ジョナサン)ニールが過去に言ったようにあらゆるオプションがテーブルに乗っている。今日決定する必要はないが、早急にしていくつもりだ。決定する必要に迫られたときにはマクラーレンの最大の利益となる決定をする」

    ホンダとの将来を決定する最終期限について質問されたザク・ブラウンは、F1が2週間のシャットダウンに入る8月が鍵を握るだろうと述べた。

    「はっきりとした最終期限はないが、2018年の計画をかなり進歩させる夏休みあたりが適切だと言って差し支えないと思う。そのタイムフレームでマクラーレンがフィールドのトップに返り咲くと思える決定をしていく」

  • フェルナンド・アロンソ、ホンダのパワー不足は「危険なレベル」

    フェルナンド・アロンソ、ホンダのパワー不足は「危険なレベル」

    フェルナンド・アロンソは、F1カナダGPでのマクラーレン・ホンダのライバルに対する直線スピード不足は“危険なレベル”だったと述べた。

    F1カナダGP決勝でのフェルナンド・アロンソのスピードトラップの数値は、トップのセバスチャン・ベッテルの344.1km/hに対して、317.6km/hと26.5km/hも遅かった。

    フェルナンド・アロンソは70周のレースで第1スティントを42周まで引っ張ったが、他のマシンに繰り返し抜かれた。それでも、終盤は10番手まで順位を上げたが、ポイント獲得目前の残り2ス輸でホンダのF1エンジンがブロー。シーズン初ポイントの可能性が消えた。

    「パワー不足によって、レース自体すでに十分に厳しかった」とフェルナンド・アロンソはコメント。

    「彼らはストレートの途中で僕を抜いていった。こんなにスピード差があるのは危険でさえある」

    すでに2週間前のF1モナコGPでフェルナンド・アロンソのパワーユニットのMGU-Hとターボチャージャーは5基目が投入されており、今回の故障によって次戦アゼルバイジャンGPではグリッドペナルティによって後方からのスタートになるとアロンソは確信している」

    「今日はポイントを失っただけでなく、もうひとつのレースも失った。バクーでは最後尾からのスタートになるだろう。モナコでジェンソンがパワーユニットを交換して、最後尾からスタートしているからね」

    「僕たちはここでパワーユニットを失った。バクでもまた最後尾スタートだ。素晴らしい状況ではないのは確かだ」

    14位でレースを終えたチームメイトのストフェル・バンドーンは、エンジンのパワー不足だけでなく、燃料をセーブしなければならないことも状況を厳しくしていると語る。

    「難しいレースだったけど、スタートする前からだいたいわかっていたことだ」とストフェル・バンドーンはコメント。

    「ストレートでそれがわかっていたし、今日僕たちがセーブしなければならなかった燃料量も本当に僕たちを傷つけた」

    「今日の僕たちはほぼ無防備だった。僕たちには防御するためのパワーがない」

    「僕たちは後ろのクルマを抑えるために工夫する必要があるけど、そうすると、すべてがとても難しくなってしまう」

    「そういうときにやれることはあまりない。そうだね、不満を言うことはできる」

    「でも、最終的には自分の仕事を全うするのみだ。ただ、実際にライバルチームとレースできるようになるために、早急に改善できることを願っている」

    フェルナンド・アロンソは、リタイア後、グランドスタンドへとよじ登り、ファンの間をかき分けてピットへと戻った。それはファンにグローブを投げようというアイデアから自然に生まれたことだとアロンソは説明した。

    「あそこの人々にグローブをあげたいと思ったんだけど、グランドスタンドがあまりには離れていたので、グローブを投げても届かないと思ったんだ」

    「それで、僕はよじ登ってグローブを投げた。でも、いったんそこに行ったら、離れることができなくなった」

    「カナダに来るたびにファンのみんなから本当に多くの応援をしてもらっているので、彼らに何かお返しするべきだと感じたんだ」

    関連:フェルナンド・アロンソ、ポイント目前の残り2周でリタイア / F1カナダGP

  • マクラーレン・ホンダ:F1カナダGP 決勝レポート

    マクラーレン・ホンダ:F1カナダGP 決勝レポート

    マクラーレン・ホンダは、F1カナダGPの決勝で、ストフェル・バンドーンが14位、フェルナンド・アロンソは残り2周までポイント圏内の10位を走行していたが、ホンダのF1エンジンが故障し、リタイアとなった。

    F1カナダGPは、マクラーレン・ホンダにとって難しい一日となった。フェルナンド・アロンソもストフェル・バンドーンも1周目の混乱をうまく避け、幸いにも、アロンソはマシン3台によるアクシデントに巻き込まれずに済んだ。

    バンドーンは力強いスタートを切り、アクシデントの混乱の間に順位を上げ、1周目の最後には11番手に浮上した。

    両ドライバーは最初のスティントを長めにとった1ストップ戦略を選択し、すぐに集団の中の各ポジションに落ち着いた。マックス・フェルスタッペン(レッドブル)がリタイアしたあとにバーチャルセーフティカー(VSC)が出され、バンドーンはVSCが終了する前にケビン・マグヌッセン(ハース)にオーバーテイクされた。これによりマグヌッセンには後にペナルティーが科せられたものの、ジル・ヴィルヌーヴ・サーキットのパワーを必要とすることで有名なストレートで、バンドーンは後続集団に対して苦しい戦いを強いられた。バンドーンは3周走行するうちに4つのポジションを失い、反撃するパワーがないまま、ピットストップを実施。その後は、残りのレースの大半を15番手で走行した。そして、70周のレースの67周目で、14番手のポジションとなった。

    そのポジションアップはアロンソのリタイアによるものだった。アロンソは今季初めてポイント圏内(10位)を走行していたが、レース終了まで残り3周の時点でリタイアと言う残念な結果となった。アロンソは67周目でパワーユニットの不具合により油圧を失い、レースをリタイアせざるを得なかった。

    フェルナンド・アロンソ (リタイア)

    「残り数周の時点でポイント圏内を走行していたものの、エンジンに不具合が発生した。当然のことながら、フラストレーションが溜まるが、それは今日ポイントを逃したことだけが理由ではない。ドライバーとして、僕たちはここに来て、できるだけ速くドライブするように努力していた。ポイントを逃したことは残念だし、加えて日夜懸命に仕事をし、マシンと戦略を準備し、一つ一つの細かい部分をみてくれているチームのメンバーのことを考えるとなおさらだ。僕たちのシャシーはコーナーではかなり力強い感触があるが、ストレートの真ん中でみんなにオーバーテイクされてしまう。難しい状況に置かれていると思う。カナダのファンの皆さんからの応援は、すばらしかった。なので、自分のマシンが止まったとき、なにか恩返しをすべきだと思い、応援してくれていた方々に自分のグローブを渡そうとグランドスタンドに向かった」

    ストフェル・バンドーン (14位)

    「難しいレースだった。スタートする前から、多かれ少なかれそれはわかっていたと思う。ストレートでは厳しい戦いを強いられたし、今日のレースで必要とされていた燃料セーブの量も僕たちにとっては痛手だった。他のマシンのストレートスピードは本当に目を見張るものがあり、僕たちは簡単に抜き去られてしまった。最終的に完走したものの、期待した結果ではなかった。前方の集団についていくのが非常に難しく、ついていけたとしても、僕たちは弱く、ポジションを守るパワーがない。従って、ライバルチームのマシンに追い抜かれないように工夫する必要があるけど、そうすると、すべてがとても難しくなってしまう。不満を言っていても仕方がないので、自分の仕事を全うするのみだ。ただ、実際にライバルチームとレースできるようになるために、早急に改善できることを願っている」

    エリック・ブーリエ (マクラーレン・ホンダ レーシングディレクター)

    「チェッカーフラッグまであと少しの時点で10番手を走行したので、今季初めて入賞を願った。もちろん、我々が願っていたのは、素晴らしい結果とはとても言い難いものだ。過去2年半のレースで毎回見事な走りを披露してきたように、今日も午後のレース全体にわたって素晴らしい走りをしたフェルナンドにとっての、ワールドチャンピオンシップポイント1点に過ぎない。それでも、これまでに多大な苦労があっただけに、その1ポイントですら勝利であるかのように感じたことだろう。それなのに、また大事なところで不具合が発生した。自分たちの残念な気持ち、フラストレーション、そして悲しみを表現するために正しい言葉をみつけるのは、容易ではない。だから、これだけ言っておこう。単純に、そして確実に、今の状態では不十分だ」

    長谷川祐介 (ホンダ F1プロジェクト総責任者)

    「あとわずかなところでポイントを逃してしまったことを本当に悔しく思っています。もちろん、ポイント獲得が最終目標ではありませんが、もしも入賞できていたら、苦しかったここ数レースを考慮すると、小さな前進になっていたのではないかと思っています。フェルナンドはスタート直後のクラッシュをうまく回避し、その後もいいペースを維持しながら粘り強い走りを続けてくれました。いいタイミングでのピットストップ戦略など、チーム一丸となりポイント獲得のために全力を尽くしてくれましたが、残念ながら残り3周でエンジンの問題によりレースを終えることになってしまいました。問題の詳細についてはHRDさくらでの解析を待つことになります。ストフェルについてはいいスタートを決めましたが、バーチャルセーフティカー明けでタイヤマネジメントの差により抜かれてしまったことは残念でした。ただ、レースを完走できたことは前向きに捉えています。まだまだライバルとの差は大きいですし、信頼性ももっと向上させなければなりません。もちろんこのままでいいとは全く思っていませんし、少しでも差を詰めるために、今後も懸命に開発を続けていきます」

    関連:F1カナダGP 決勝:ルイス・ハミルトンがポール・トゥ・ウィン