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  • フェルナンド・アロンソ、ポイント目前の残り2周でリタイア / F1カナダGP

    フェルナンド・アロンソ、ポイント目前の残り2周でリタイア / F1カナダGP

    フェルナンド・アロンソは、F1カナダGPの決勝でポイント圏内10位を走行していたが、残り2周でエンジントラブルによってリタイアとなった。

    12番グリッドからスタートしたフェルナンド・アロンソは、ウルトラソフトで43周までピットストップを延ばす1ストップ戦略を採用。ストレートスピードで大きく遅れをとりながらも、前を走行していたマシンのリタイアもあり、10番手を走行していた。

    しかし、残り2周で突然のエンジンブロー。リタイアとなり今シーズン初ポイントのチャンスを逃した。チームメイトのストフェル・バンドーンは14位でレースをフィニッシュ。これでマクラーレン・ホンダはチーム史上最悪となる7戦連続ノーポイントとなった。

    このアロンソのリタイアを受け、F1を実況していたホンダのTwitterアカウントにはファンから辛辣なリプライが寄せられた。

    「パワーない、燃費悪い、壊れる。もういい加減にして下さい。日本のイメージが悪くなります」
    「あまりにも予想通り過ぎて笑うしかない…それでもエンジンは得意分野と言えるのか?まともに1レース走れないPUしか作れないなんて…それも3年かかって。」
    「お前らまず謝罪しろ」
    「最低。」
    「またエンジン?」
    「やる気あんの?」
    「INDYと違って、世界中に恥をさらしていますね!」

    2017 第7戦 F1カナダGP 結果

    順位 No ドライバー チーム
    1 44 ルイス・ハミルトン メルセデス
    2 77 バルテリ・ボッタス メルセデス
    3 3 ダニエル・リカルド レッドブル
    4 5 セバスチャン・ベッテル フェラーリ
    5 11 セルジオ・ペレス フォース・インディア
    6 31 エステバン・オコン フォース・インディア
    7 7 キミ・ライコネン フェラーリ
    8 27 ニコ・ヒュルケンベルグ ルノー
    9 18 ランス・ストロール ウィリアムズ
    10 8 ロマン・グロージャン ハース
    11 46 ジョリオン・パーマー ルノー
    12 20 ケビン・マグヌッセン ハース
    13 9 マーカス・エリクソン ザウバー
    14 2 ストフェル・バンドーン マクラーレン・ホンダ
    15 94 パスカル・ウェーレイン ザウバー
      14 フェルナンド・アロンソ マクラーレン・ホンダ
      26 ダニール・クビアト トロ・ロッソ
      33 マックス・フェルスタッペン レッドブル
      19 フェリペ・マッサ ウィリアムズ
      55 カルロス・サインツ トロ・ロッソ

    関連:F1カナダGP 決勝:ルイス・ハミルトンがポール・トゥ・ウィン

  • フェルナンド・アロンソ 「ホンダでなければマクラーレンは競争的」

    フェルナンド・アロンソ 「ホンダでなければマクラーレンは競争的」

    フェルナンド・アロンソは、マクラーレンのマシンと自身のドライビングは何も間違ってはいないと語る。

    F1カナダGPの予選で12番手に入ったフェルナンド・アロンソは、自分のラップには満足しており、ホンダのパワー不足を考えれば、ポールポジションに等しいラップだったと述べた。

    ホンダのF1エンジンはライバルより90~100馬力劣っているとされているが「それらを証明することはできないので、数字については言いたくない」と Auto Motor und Sport にコメント。

    「でも、僕たちがストレートで失っているタイムを見れば、僕たちがとても競争的なことがわかると思う」

    同紙は、マクラーレンのGPSの計算によると、ホンダによってモントリオールで約1.3秒を失っていると見積っていると伝えている。

    「トップエンジンがあれば、ボッタスのタイムを出せるだろう」とマクラーレンの匿名のメンバーはコメント。

    「手が届かないのはベッテルとハミルトンだけだった」

    マクラーレンは、ここ最近、ホンダに対して厳しいトーンでのコメントを繰り返しているが、それはホンダがF1カナダGPにエンジンアップデートを持ち込めなかったことが引き金になっているという。

    「遅れについて話すのは間違っています」とホンダのF1プロジェクト総責任者を務める長谷川祐介はコメント。

    「我々はカナダにアップデートを持ち込みたかったです。今はバクーに持ち込めることを期待していますが、約束はできません」

    すでにマクラーレンはホンダと決別することを決定したとの報道もあるが、エリック・ブーリエ(マクラーレン レーシングディレクター)は「我々はホンダと長期契約を結んでおり、多くのレベルで関係している」とコメント。

    「我々はこのプロジェクトを信じたい。私としては来年もマクラーレン・ホンダでいることを願っている。だが、現時点で我々の忍耐は試練を迎えている」

    実際、マクラーレンとホンダの関係は緊張関係にある。ザク・ブラウン(マクラーレン エグゼクティブディレクター)はホンダが“道を見失っている”と述べている。

    長谷川祐介は「残念な言葉です」と AS に述べていた。

    だが、ザク・ブラウンは「私は不公平、もしくは残念なことを言ったとは思っていない」とコメント。

    「私は長谷川さんとうまくやっている」

    マクラーレンは、ホンダと決別し、メルセデス、ルノー、さらにはフェラーリと交渉することさえ除外していない。

    「我々は全てのオプションを評価している。状況は全体的に非常に複雑だ。競技面だけでなく、商業面でもね。単純なものではない」とザク・ブラウンはコメント。

    「だが、我々は来年のクルマにエンジンを積んでいるだろう」

  • マクラーレン・ホンダ:F1カナダGP 予選レポート

    マクラーレン・ホンダ:F1カナダGP 予選レポート

    マクラーレン・ホンダは、F1カナダGPの予選で、フェルナンド・アロンソが12番手、ストフェル・バンドーンが16番手だった。

    モントリオールで暖かい晴れた朝に行われたFP3は、フェルナンド・アロンソおよびストフェル・バンドーンの両ドライバーにとって、トラブルのないセッションとなった。予定通りに走行プランを消化し、予選に向けて必要な最終確認およびセットアップの微調整を行った。

    ストフェル・バンドーンは22周を走行し、16番手のタイムをマーク。一方のフェルナンド・アロンソは18周を走行し、ピットストップのシミュレーションを行う前に、12番手でセッションを終了した。

    予選開始までに、コースの路面温度はさらに6℃上昇した。両ドライバーともQ1をスムーズに開始したものの、パスカル・ウェーレイン(ザウバー)がコースオフしたために、セッション終盤で走行していた最終ラップの際にイエローフラッグが出された。そのためバンドーンは最後のアタックラップを中止せざるを得ず、約0.1秒の僅差でQ2進出を逃した。明日のレースに向けて、予選16番手となった。

    一方、フェルナンド・アロンソはQ1での最終走行をバンドーンよりも先に実施することを選択した。そのため、バンドーンと同様に最終ラップを中止せざるを得なくなった際には、既に余裕を持ってQ2に進出。同セッションを10番手で終了した。Q2では、それぞれ2周ずつ2回走行し、幸いどちらのラップでもトラフィックに引っかかることはなかった。フェルナンド・アロンソは明日のレースを12番グリッドからスタートする。

    フェルナンド・アロンソ (12番手)

    「今日の予選の結果は、現時点の自分たちにとっては最大限の結果だったと思う。僕たちのパフォーマンスには満足している。パワー不足である状況を考慮すると、思っていたよりもスピードがあったように感じる。12番手なので、決勝をスタートするにあたって理想的なポジションとは言えないが、ポールポジションのラップタイムからすると僕たちにも比較的競争力があると思っている。もちろん、さらに上のポジションであるに越したことはないものの、今日はトラブルのない一日でマシンのポテンシャルを最大限に引き出すことができたと思う。今のところ、マシンに対してはすばらしい手応えを感じている。今日はコース上を走行して楽しかったし、グリップも非常に高い。タイヤは温めにくいものの、非常に一貫性があり、走行中は常にプッシュすることができる。なので、明日は興味深いレースになるだろう。明日のレースで大事なのは、いつも通り、パフォーマンスと信頼性だ。燃料を多少セーブしながら、エンジンの冷却にも注意する必要があるので、容易ではない。ただ明日の最優先事項は、レースを完走することだ。そして、入賞できるなら、それはすばらしい結果だ」

    ストフェル・バンドーン (16番手)

    「イエローフラッグが出されて、Q1の最終ラップを中止しなければならなかったことは残念だ。Q2に進出するポテンシャルはあったと思う。最初のタイム計測ラップではタイヤの切り替えに少し苦戦したが、2回目のラップではタイムを更新できたのではないかと思っている。イエローフラッグが出なければ、Q2進出は十分に可能だったと思う。ただ、こういうことはときに起こるものであり、不運だったと思っている。全体的にタイヤの温度を上げて、いいタイムを出せる状態にまでもっていくことが難しいと感じた。ただ実際のパフォーマンスは、それほど悪くはない。タイヤを機能させるためには少し時間がかかるけど、それさえできればパフォーマンスを発揮することができる。明日は全力を尽くす。このコースは長いストレートがあるので、僕たちにとって最適なサーキットではないことは分かっている。また、ストレートでのスピードを上げるために、セットアップの面で少し妥協もしている。明日は長いレースになるけど、いい内容で、両マシンが完走できることを願っているし、そこで何位に入れるか、楽しみにしている」

    エリック・ブーリエ (マクラーレン・ホンダ レーシングディレクター)

    「今日はここジル・ヴィルヌーヴ・サーキットで、フェルナンドがいつもの見事なパフォーマンスを披露してくれた。マシンが持つスピードを0.01秒単位まで引き出し、その結果、予選12番手という勇気付けられる結果を出した。当然のことながら、12番手というのは、フェルナンドにとっても我々にとっても、大喜びするような結果ではない。ただ、午後の予選で彼がマシンの実力を最大限に出しきったことは事実だ。フェルナンドはタイム計測中にトラフィックに引っかからずに走ることが出来たが、逆にストフェルには不運があった。ストフェルもフェルナンドも、最適なラップを走行するには、タイヤを十分に温めるために2周走行する必要があると認識していたが、ストフェルは、パスカル・ウェーレインのアクシデントによって、Q1で2回目のアタックラップを始めた際にイエローフラッグが出される結果となった。それを考えると、1度のアタックのみで16番手という結果は、彼の努力の結果だと思っている。明日フェルナンドは入賞を目指して懸命にレースをする。我々のマシンに信頼性があり、前方のマシンが数台リタイヤし、運を少し味方につけることができれば、ストフェルもフェルナンドと同様のレースができるかもしれない」

    長谷川祐介 (ホンダ F1プロジェクト総責任者)

    「今週末はトラブルがありながらも、ある程度の速さをみせられていたため、予選では3戦連続のQ3進出を狙っていました。結果としてはわずかに届かず、悔しく思っています。昨日のトラブルによる遅れを取り戻すべく、午前のFP3ではチーム一丸となりプログラムを消化し、セットアップを煮詰めていきました。予選ではフェルナンドはいつも通りマシンから最大限の速さを引き出してくれましたが、わずかな差でQ3進出を逃す結果になりました。また、今日はストフェルにも十分チャンスはあると思っていましたが、イエローフラッグによりQ1の最終アタックを中止せざるを得なかったことは不運ですし、残念だったと思います。明日は長く厳しい戦いになることを予想していますが、ポイントを獲得できるだけの速さは十分にあると思っています。明日の決勝ではニュータイヤを装着してのスタートになりますし、カナダではあらゆることが起こりうると思います。いいスタートを決めてポイント獲得を目指します」

    関連:F1カナダGP 予選:ルイス・ハミルトンがセナに並ぶ65回目のポール

  • マクラーレン・ホンダがカナダで優勝! … ただし“いかだレース”で

    マクラーレン・ホンダがカナダで優勝! … ただし“いかだレース”で

    マクラーレン・ホンダが、F1カナダGPの予選後に開催されたレースで優勝を果たした … いかだレースでの話だが ……。

    1990年代後半、ジル・ヴィルヌーブ・サーキットのパドック裏手にあるモントリオール五輪で使われたボート会場で、F1チームのメカニックたちが独自デザインのいかだでレースを繰り広げられていた。

    しばらく休止となっていた“いかだレース”だが、F1の新オーナーであるリバティ・メディアが今年このレースを復活させた。

    ただし、新生いかだレースは、独自デザインのいかだではなく、製作キットをチームが組み立てるカタチで行われた。

    結果はマクラーレン・ホンダが優勝。チームはレースを支配し、実際には競争力があることを示した。

    2位にはトロ・ロッソ、3位にはザウバーと普段のF1ではみられないオーダーとなった。

    本業のレースでは、マクラーレンは2012年のF1ブラジルGP以降、優勝から遠ざかっている。

    マクラーレン・ホンダ

  • マクラーレン・ホンダ:F1カナダGP 金曜フリー走行レポート

    マクラーレン・ホンダ:F1カナダGP 金曜フリー走行レポート

    マクラーレン・ホンダは、F1カナダGP 金曜フリー走行で、フェルナンド・アロンソが7番手タイム、ストフェル・バンドーンが19番手タイムを記録した。

    FP1では、両マシンがセッションの大半を予定していたプログラム通りに走行したものの、フェルナンド・アロンソは、パワーユニットに油圧系の漏れが生じたため、終了間際にコース上にマシンを止める結果となった。アロンソは13周を走行し、16番手でセッションを終了した。

    一方、ストフェル・バンドーンにとっては、アロンソよりも実りの多いセッションとなった。29周を走行する中で、通常のセットアップ変更や空力整合作業を行い、11番手のタイムだった。

    FP2は、2人のドライバーの運が逆転するかたちとなった。バンドーンはセッションをスムーズに開始し、予定されていたフロア交換が終了次第、コースに復帰。しかしながら、セッション終了間際にMGU-Hの問題を検知したため、走行時間が15分短縮される結果となった。この不具合については、現在分析中。それでもバンドーンは20周を走行し、19番手でセッションを終了した。

    ガレージの反対側では、FP1で油圧系の漏れが発生したアロンソのマシンをコースに戻すために、チームは精力的に仕事をした。幸いにも、大がかりなコンポーネント交換を必要としない、簡単な作業で済んだ。アロンソはセッション終了まで残り約30分のところでコースに復帰。19周を走行し、7番手タイムをマークした。

    フェルナンド・アロンソ (7番手)

    「今日は難しい一日だった。油圧系の漏れにより、FP1およびFP2の大半の時間を失ってしまった。走行時間が十分になかったため、マシンはまだ完ぺきにチューニングされておらず、セットアップに関しては改善の余地がある。ただ、僕たちはこのサーキットをよく知っていると思うし、ここでは長年レースをしてきた。予選と決勝での攻め方は理解しているし、今日の時間のロスがあまりハンディキャップにならないことを願っている。ここでは、トップ10周辺のポジションになることを予想しているけど、セッション終盤には、バルセロナのときと同様にいいラップを数周走行し、最終的に7番手に入った。明日の目標はQ3進出だけど、それを実現するには、いい仕事をする必要がある」

    ストフェル・バンドーン (19番手)

    「今日は、チームにとって少し難しい一日だった。僕の方は、FP1はかなり順調に進んだ。ここでドライブするのは今回が初めてなので、コースを理解するために時間を費やした。最初はアスファルトにかなりほこりがたまっていたものの、セッションが進むにつれてずいぶん改善した。最終的にはマシンに対してまずまずの感触を持つことができたと思う。FP2では、順調にセッションを開始し、午前と午後のセッションの合間に行ったセットアップ変更が正しい方向に向かっていると感じた。残念ながら、セッション終盤にウルトラソフトタイヤでスピンを喫し、その直後にMGU-Hの不具合を発見したため、午後の走行を終了することになった。全体的に、トラブルに悩まされる一日となったのは残念だ。ただ明日はすべてのことが再びうまく機能し、自分たちのポジションを改善できることを願っている」

    エリック・ブーリエ (マクラーレン・ホンダ レーシングディレクター)

    「今日もまた、我々にとってフラストレーションのたまる一日だった。フェルナンドのマシンには油圧系の不具合、ストフェルにはMGU-Hの問題が発生したため、思うようにセッションを進めることができなかった。それでも両ドライバーは、マシンのバランスと感触にはそこそこ満足しており、フェルナンドはFP2の終盤に非常にすばらしいラップを走行した。明日、また新たな一日を迎える。PUの信頼性が確保できれば、予選に向けて満足のいく準備ができるはずだ」

    長谷川祐介 (ホンダ F1プロジェクト総責任者)

    「例年、熱心なファンが多く詰めかけ、温かい雰囲気で迎えるカナダGPの初日ですが、我々にとっては難しいスタートになってしまいました。午前のFP1では、2台ともに順調にスタートを切ったものの、終盤にフェルナンドのマシンに油圧系の問題が発生してしまいました。問題自体は大きくなかったものの、修復に時間を要し、FP2のスタートが遅れてしまったことは残念に思っています。ストフェルについては、午前から順調にプログラムをこなし、セットアップを進めていたものの、午後のFP2終盤にMGU-Hの異常を検知し、セッション途中でマシンを止めることを決めました」

    関連:
    ・F1カナダGP フリー走行2回目:キミ・ライコネンがトップタイム
    ・F1カナダGP フリー走行1回目:ルイス・ハミルトンがトップタイム

  • フェルナンド・アロンソ、マシントラブルでストップ

    フェルナンド・アロンソ、マシントラブルでストップ

    フェルナンド・アロンソ(マクラーレン・ホンダ)は、F1カナダGPのフリー走行1回目にマシントラブルが発生してコース上にマシンを止めた。

    インディ500に参戦してF1モナコGPを欠場したフェルナンド・アロンソだが、今週末のF1カナダGPではマクラーレン・ホンダに復帰。13周を走行して1分16秒521を記録していた。

    しかし、チームから無線でマシンを止めるよう指示があり、ターン10でクルマを止めた。

    MCL「マシンを止めてくれ」
    ALO「本気か?僕はターン10だ」
    MCL「止める必要がある」

    マシンを止めたフェルナンド・アロンソは、マーシャルとの写真撮影に応じた。

    故障の原因は明らかになっていないが、MGU-Hやターボチャージャーの交換が必要な場合はグリッドペナルティが科せられることになる。

    前日の会見で、フェルナンド・アロンソは、9月までにマクラーレン・ホンダがレースに勝てないようであれば、今シーズン限りで移籍する意向を示している。

    アロンソ関連:F1カナダGP フリー走行1回目:ルイス・ハミルトンがトップタイム

  • フェルナンド・アロンソ 「9月までに勝てるならマクラーレンに残留する」

    フェルナンド・アロンソ 「9月までに勝てるならマクラーレンに残留する」

    フェルナンド・アロンソは、9月までにグランプリで勝利できるのであれば、2018年もマクラーレン・ホンダに残留すると語った。

    フェルナンド・アロンソは、2015年にマクラーレン・ホンダに加入して以降、まだ表彰台フィニッシュを達成できていない。そして、チームとの契約は今シーズン末で期限切れとなる。

    F1カナダGPの木曜記者会見に出席したフェルナンド・アロンソは「僕たちは勝たなければならない」と述べた。

    「9月までに勝つか、それに近いことができるようになれば、僕は決断し、残留するだろう」

    フェルナンド・アロンソのコメントは、ホンダの能力について“深刻な懸念”を抱いており、チームは“限界に近づいている”と述べたマクラーレンのエグゼクティブディレクターを務めるザク・ブラウンに続いてのもの。

    ザク・ブラウンは、今週末のカナダGPで約束されていたエンジンアップグレードの準備ができていないことを最近になって伝えられたと述べ、ホンダがそれをいつ導入できるかも言うことができないことに不満を述べている。

    そして、マクラーレンはホンダに対して90日の最終期限を通告したと報じられている。単純計算ではそれは9月となる。

    9月までに勝てなかった場合、マクラーレン・ホンダを離れるのは間違いないかと質問されたフェルナンド・アロンソは「先のことはわからないし、来年のことを決断するのに6月のこの段階で100%ということはありえない。まだ考え始めてもいないからね」とコメント。

    「僕たち全員が勝ちたい。昨日のザクのコメントは、たぶん皆さんがザクに言ってほしいと思っていたことだろうね。彼は勝って、マクラーレンを再びチャンピオンシップを争えるポジションに立たせたいと考えている。3年が経ち、僕たちはそのようなポジションにはいない。だから、状況を変えなければならない。チームのためにそう思っている」

    「彼と同じように僕も勝ちたい。僕はワールドチャンピオンになりたいからこのプロジェクトに加わった。そして、僕たちはそのポジションにいない。状況に変化が見られず、競争的なポジションにいないようであれば、プロジェクトを変えようと思うものだ」

    「それが今の僕に言える全てだ。9月か10月に自問するまでは、100%のことは何も言えない。ずっと言い続けている通り、決めるのは夏休み後だ。僕はとてもオープンに捉えているし、夏が終わったらベストな決断を下したいと考えている」

    フェルナンド・アロンソは、インディ500に参戦するためにF1モナコGPを欠場した。しかし、インディ500の経験はF1での将来についての考えに“それほど”影響を与えていないとフェルナンド・アロンソは語る。

    「僕の最大のプライリティは、3回目のワールドチャンピオンを獲得することだ。僕はこの16年間にわたってF1カーをドライブするために自分のスキルを磨いてきた」とフェルナンド・アロンソはコメント。

    「僕が一番うまくドライブできるのは今もF1だ。でも、他のどんなカテゴリー、どんなタイヤ、どんなルールでも、クルマに飛び乗れば競争力を発揮できる自信はある」

    「将来のことを恐れてはいない。ここで成功できず、3度目のタイトルが獲れなかったとしても、僕はモーターレースが大好きだし、どんなシリーズでもレースをすることができる。そして、自分がどんなシリーズでも勝てることを知っている」

    また、フェルナンド・アロンソは、F1カレンダーが大幅に拡大されるなら、F1に残りたいとは思わないだろうと述べた。

    2018年は21戦のカレンダーが計画されているが、F1の新オーナーであるリバティ・メディアは、長期的にレース数を増やしていきたいとの意向を示している。

    年間25戦に達したらF1を引退するかと質問されたフェルナンド・アロンソは「そうだね」とコメント。

    「僕がスタートしたときは、カレンダーは17戦だったし、それに加えてテストがあった。今は年々レース数は増え続けている。かなり厳しい数だ」

    「キャリアのこの段階を迎えて、僕はF1でより多くのシーズンを走るよりも、人生のクオリティの方がより重要だと考えている」

    「ここ数年のようにカレンダーがこのまま20~21戦くらいであれば、続けていくことに不満はない。でも、NASCARのように増加するようであれば、それは僕のためではない。他のドライバーにとっては良いかもしれないけどね」

  • マクラーレン 「バンドーンはジュニア時代の走りから抜け出せていない」

    マクラーレン 「バンドーンはジュニア時代の走りから抜け出せていない」

    マクラーレン・ホンダのエリック・ブーリエ(レーシングディレクター)は、ストフェル・バンドーンが下位カテゴリーで学んだドライビングスタイルに固執していることが2017年シーズン序盤の妨げになっていると考えている。

    今年、ジェンソン・バトンの後任としてマクラーレン・ホンダのレースシートに昇格したストフェル・バンドーンだが、ここまでチームメイトのフェルナンド・アロンソと比較して苦しんでおり、開幕5戦ではQ1を突破することができなかった。

    F1に昇格する前、ストフェル・バンドーンは、F4、フォーミュラ・ルノー2.0、GP2でタイトルを獲得し、フォーミュラ・ルノー3.5と日本のスーパーフォーミュラでも勝利を挙げてきた。

    それらのカテゴリーは、F1とは異なるワンメークシャシーでの戦いであり、マクラーレンは、ストフェル・バンドーンがそのドライビングスタイルにあまりに頑なに固執したことがF1でのパフォーマンスに妨げになっていると考えている。

    「その種のジュニアカテゴリーでは、全員が同じクルマなので、それらを運転するためにクルマに合わせてドライビングスタイルを発展させていく」とエリック・ブーリエは説明。

    「F1は違う。週末ごとに新しいフロントウィング、ボディワーク、リアウィング、フロントが持ち込まれ、クルマのバランスは非常に異なるものになる」

    「若いキャリアの間に1つの方法でクルマを走らせるように教えられたドライバーは、F1ではもう少し柔軟でなければならない。それは経験でしか得られないことだ」

    「彼は学んでいる。チームは、彼の本来のドライビングスタイルに合わせて、シャシー面、セットアップ面を動かさなければならない。同時には彼はそこから抜け出し、違った走りをしようとしている」

    マクラーレンは、F1モナコGP前にワーキングの本拠地にストフェル・バンドーンを呼び出し、彼のニーズにより理解するためにエンジニアグループと話し合いを重ねた。その甲斐あってか、モナコGPでバンドーンの状況は改善。予選Q2でスイミングプールでクラッシュしたが、キャリアで初めてQ3に進出した。

    決勝では、ポイント圏内を走行していたが、セーフティカー後のリスタートでクラッシュしてリタイアに終わった。

    「エンジニアとの関係を改善して、自分が望むクルマを得られるようにするためにこの2週間にわたってチームと懸命に働いてきたし、それによって良い方向にステップを果たした」とストフェル・バンドーンはコメント。

    「クラッシュを除けば、予選での結果はとても励みになるものだった。でも、僕たちはコースに出ていくたびに5~6番手にいたし、Q3でもそれを繰り返せるポテンシャルはあったと思う」

    「継続的な発展だ。僕はまだF1では新人だし、速く走るためにクルマに何が必要かを理解するためにエンジニアとの関係を築き上げているところだ。正しい方向に進んでいる」

  • マクラーレン 「シャシーは2017年F1マシンのなかでもベスト」

    マクラーレン 「シャシーは2017年F1マシンのなかでもベスト」

    マクラーレンは、2017年のF1グリッドで最高のシャシーを有していると確信している。

    「我々には今、フィールドで最高のクルマの一台がある」とマクラーレンの技術責任者を務めるマット・モリスはコメント。

    「昨年はいくつか問題を抱えていたが、今は高めていくための本当に優れたプラットフォームがある」

    だが、そのマシンに積まれるホンダのF1エンジンは他のメーカーよりも最大で100馬力劣っていると Auto Motor und Sport は報道。ホンダのMGU-Hは2つのレース週末を持ちこたえることさえできていない。

    マクラーレン・ホンダの匿名のメンバーは「きちんとしたエンジンがれば、我々には表彰台に上がれるクルマがある」とコメントしている。

    マクラーレンとホンダの将来については様々な憶測がなされているが、レーシングディレクターのエリック・ブーリエは、マクラーレンとしてはプッシュし続けていくだけだと語る。

    「我々はやれる限り最大限にクルマを開発し続けていく。エンジンが機能する日に備えられるようにね」とエリック・ブーリエは述べた。

    だが、残念なことに、その日が来るのはまだ遠いようだ。今週末のF1カナダGPでの投入が予定されていたアップグレードは、無期限に延期されたと報じられている。

    「主な問題は振動です」とホンダのF1プロジェクト総責任者を務める長谷川祐介はコメント。

    「できるだけ早くにレーストラックに改良版を投入できるように全力を尽くしていますが、いつになるかは約束できません」

  • マクラーレン・ホンダ:2017 F1 第7戦 カナダGP プレビュー

    マクラーレン・ホンダ:2017 F1 第7戦 カナダGP プレビュー

    マクラーレン・ホンダは、F1 第7戦 カナダGPでの厳しいレース週末を予想している。

    スペインGPではフェルナンド・アロンソが予選7番手、モナコGPでは2台揃ってQ3進出と両グランプリで投入された空力アップデートは励みになるパフォーマンス向上をもたらした。また、今回のF1カナダGPでは、インディ500で目覚ましい活躍をみせたフェルナンド・アロンソがマクラーレン・ホンダのF1マシンに戻る。

    しかし、第7戦の舞台となるジル・ヴィルヌーヴ・サーキットは、フルスロットル率の高い複数のストレートとストップ&ゴー特性により、現在の弱点であるパワーユニットの性能が大きく要求されることもあり、厳しい戦いが予想される。

    フェルナンド・アロンソ

    「ここ最近は、北米で過ごす時間が長かったので、カナダでのレースも楽しみにしているよ! 「インディ500は、他と比べようのないくらい素晴らしい体験だった。F1とは全く異なるドライビングスタイルとサーキットレイアウト、そしてマシンを経験できたことにも感動しました。ただ、僕は再び“本職”であるF1へ戻る準備も万全だ。例年、カナダGPを楽しんでいる。マシン、ドライバーともに負担が大きい独特なサーキットで、本物のレーサーであるかが試されるコースだ。インディ参戦中も日々モナコGPのニュースをチェックして、ストフェルとジェンソンの好結果を把握していた。新たなアップグレードの感触が良く、信頼性も向上しているということだと思うので、カナダでさらに一歩前進できることを願っている。ジル・ヴィルヌーヴ・サーキットのレイアウトは、いわゆるパワーサーキットで、マシンパワーと直線スピードに成績が左右される。モナコのような低速でコーナーの多いコースほどは、僕たちのマシンとの相性が良くないと思うが、MCL32へまた乗れることにワクワクしている。チームメンバーと再会し、今度は左回りだけでないコースに戻れるからね!」

    ストフェル・バンドーン

    「モナコでは、チーム全員にいろいろなことが起きた。マシンの感触は本当に良く、限界までプッシュできるパッケージだと感じたし、チームへポイントを持ち帰れるかもしれないと思っていただけに、リタイアは残念だった。チームが毎戦ハードワークをして作り上げてくれたアップグレードによって、シャシーは明らかに進歩している。だから、コース特性の異なるカナダでそれがどうなるか楽しみだ。ここでレースをした経験がなく、僕にとっては未知のサーキットだけど、シミュレーターでかなりの量を走り込んだ。厳しいコースで、多くの人が“ドライバーズ・サーキット”という理由が分かったような気がする。やらなければいけないことが多く、忙しいサーキットなので高い集中力が要求される。“ウォール・オブ・チャンピオンズ”はそれを象徴するようなコーナーだ。レースに向けた準備やセットアップなどは、モナコと対極だが、こういった特性のサーキットを実際にドライブできることに興奮している。レースはブレーキ、エンジン、そしてドライバーに厳しいものになると思うし、セーフティカーの出動もあり得るので、戦略とセットアップについてもよく考える必要がある。フェルナンドはここでの経験が豊富なドライバーなので、チームに帰ってきてくれるのは、僕にとってもいいことだと思っている。簡単なグランプリではないけど、モナコと違ってオーバーテイクのチャンスが多いので、混乱が起きればチャンスが増えると思う」

    エリック・ブーリエ (マクラーレン・ホンダ レーシングディレクター)

    「モナコとインディアナポリスでのレース両方に力を注ぎ、マクラーレン史上最も忙しかったと言える週末を終えたが、カナダGPへ気持ちを切り替えなければならない。モナコでは人気者のジェンソンが復帰し、特に予選で力強いパフォーマンスを発揮した。彼の腕は少しも衰えていないことを証明してくれたと思う。ストフェルも週末を通じて素晴らしい走りで、モナコのような手ごわいサーキットでも十分に戦える力があることを示してくれた。ポイント獲得を期待したものの、残念ながら叶わなかった。しかし、現在進めている開発作業がいい傾向を示しているので、いい形でカナダへ向かうことができる思っている。そしてもちろん、マクラーレン・ホンダ・アンドレッティでインディ500に挑戦していたフェルナンドが、チームに戻ってくることも、とても楽しみだ。この数週間で彼が成し遂げたことは驚くべきもので、チームの誰もがフェルナンドと再会し、その印象的なパフォーマンスを称えるのを待ちわびている。毎年、マクラーレン・ホンダのチーム全員が、モントリオールでの日々を楽しんでおり、カレンダーのなかでもお気に入りのレースであることは間違いない。グランプリ中はダウンタウンエリアに滞在するが、街の雰囲気は素晴らしく、いつも温かい歓迎を受ける。カナダの人々は、我々と同じくレースが大好きだし、レースも展開が読めずエキサイティングなことで評判だ。マクラーレンはここで数々の勝利を手にしてきたが、なかでも有名なのは6年前のジェンソンの勝利だろう。4時間以上に及ぶレースで、まさに予想不能なカナダのレースを象徴するものだったと思う。また、悪名高き“ウォール・オブ・チャンピオンズ”は、多くのマシンと、ドライバーのプライドを打ち砕いてきた。こうした過酷なサーキットが、ドライバー、エンジニア、メカニックに対して、ほかでは見られない挑戦を強いる。ジル・ヴィルヌーヴ・サーキットは高速コースで、タイトなシケイン、限られたランオフエリアとハードブレーキングが存在する。この特性は、我々のパッケージが持つ強みと合わないかもしれないが、さらなるパフォーマンスを引き出すために開発したパーツを持ち込み、毎戦限界までプッシュして戦うのみだ。まだまだ道のりは長いし、このサーキットは自分たちのパッケージが苦手とする環境ではあるが、持つ武器を最大限に活用し、コース上で訪れるすべてのチャンスをものにしていく」

    長谷川祐介 (ホンダ F1プロジェクト総責任者)

    「カナダGPは、シーズンの中でも最も活気があり人気のあるレースの一つで、ファンも毎年温かく迎えてくれます。いつも素晴らしい雰囲気の中でレースをすることができますし、Hondaカナダの同僚たちからのサポートもあり、私たちにとっては毎年スペシャルなレースの一つです。モナコではジェンソンがスポット参戦としてカムバックしましたが、今回はインディで偉大な挑戦を終えたフェルナンドが、我々のもとに戻ってきます。ルーキーとしての勝利を狙った挑戦は残念な形で終わってしまいましたが、それでも彼の才能が特別であることをアメリカでも証明してくれました。歴史あるレースで優勝争いを演じ、オーバルを主戦場として戦うドライバーに負けない走りを見せてくれたと思います。ジル・ヴィルヌーヴ・サーキットは、その美しい風景とは裏腹に、パワーサーキットとして知られています。そのような特徴に加えて、多くのストップ&ゴーコーナー、荒い路面、長いストレートなど、我々にとっては今回も難しいレースになると思っています。ただ、今週末がどんなにタフなろうとも、前を向いてチャレンジを続けていくのみです」

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